ドキドキドキリコ初体験(73)
さて、このコンテンツは初体験を告白するページだ!
・・・と言っても、Hな事ばかりが初体験ではないぞ。世の中は、初体験のことで満ち満ちている。それを報告してもらいたい。例えば立ち食いそば屋に初めて入った初体験、母親を初めて背負った初体験、ファンレターを初めて書いた初体験、ビンタをくらった初体験、万引きで捕まった初体験・・・。大きな事でも、些細な事でも、アホアホな事でも何でもいい。
最近した事、昔の事、とにかく「初体験」にまつわるエピソードを送ってくれい。メールの題名は「初体験」で。ペンネームもな。ポイントは内容によって3ポイント?ｰ(無限大)だ。ドキドキしたその時の様子を報告してくれい!
初めてのNGS ＠ ハワイ島
ハワイ島は日本の東方約6400ｋｍにあるハワイ諸島の東端に位置する島です。わたくし波照間エロマンガ島はハワイ大好きで、過去10回以上訪れています。そのうち半分以上は、1990年〜2000年代に勤めていた会社の社員旅行での訪問した。ハワイへ行った方はご存知のことと思いますが、ハワイへのフライトは約7時間、偏西風のジェット気流に乗るので存外早く到着するのですが、日本の出発は夜7時前後になるので、ハワイ到着は早朝、日本時間で深夜3時から5時くらいになり、極限の時差ボケが発生します。徹夜状態でハワイに到着するので、ハワイ初日の午前中はだれしも眠気でつらくなるのでした。
2002年、ハワイ島を訪れたときのことです。そのときはハワイ島で休暇を楽しむために、ホノルル着陸後2時間くらいの乗り継ぎ便でハワイ島に向かいました。いつものように空港でレンタカーをチャーターし、島内をドライブすることに。1時間くらいかけ、島内西岸のミロリーという海岸に着きました。ここはほとんど人のいないビーチです。昔、かの有名なイギリスの探検家、ジェームス・クックが太平洋航海中上陸した海岸として有名な場所なのですが、わたしは極限の時差ぼけにより、車の中で寝落ちし仮眠しました。
ふと突然の便意で目が覚めました。そういえば、トランジットのホノルル空港でトイレに行かなかったことに思い当たりました。わたしは排泄はけっこう規則正しく、どんな不規則な睡眠時間でも毎日ほぼ同じ時刻に大便するのを常としていました。日本時間にすると、午前7時半くらいで、大便タイムとなったのです。
しかし、このミロリービーチは前述のとおり、人気〔ひとけ〕がまったくないのです。日本ではないので、当然海の家はありません。公衆便所すらありませんでした。どうしようか、今日宿泊予定のホテルまではここから50ｋｍ以上あるので、間に合わないだろう。とすれば、野グソするしかない。さいわい、ここはヒトの気配がないので大丈夫だろう。 ということで屋外で排泄することにしました。
しかし、ハワイ島は火山島で、なかなかブッシュ〔茂み〕がないのです。わたしは車を走らせながらだんだんあせってきました。どこで車を止めても植物が生えてないので、あたり一面から丸見えなのです。そうこうするうちにどんどん便意は高まってきます。ほとんど対抗車線に車はないのですが、遠くからでも見えてしまうということ。わたしは仕方なく車を止め、車のすぐ近くの道路からブラインドサイドになる位置を探し、そこで排泄することにしました。工具みたいなものを持って、もし万が一近くを通過する車両があった場合には、車を直しているという風に見えるように、うんちをしました。
結果、無事に排泄は終了し、トイレットペーパーで肛門も拭き終えました。わたしはよっぽど排泄物をデジカメで写真に撮ろうかと思いましたが、さすがにそれはしませんでした。でも、ハワイの大地でした野グソの開放感たらなかったですね。最高に気持ちよかったです。またいつか野グソしたいな、と思った初めてのハワイ島でのNGSでした。 （波照間エロマンガ島）
（寸評）俺まだハワイ行ったことないんだよなー。グアムは二度あるんだけどね。
俺は昔銀座四丁目の交差点の真ん中で立ち小便したことあるよ。
もちろん日中じゃなく道路清掃バイトの最中の真夜中だけど。
ちなみにすぐ後に清掃車が来たので汚れは落ちてると思ふ・・・。 8ポイント。
はじめてのバイク × 雨 + マンホール （+ X ）＝
20代初頭。ほんとはいけないのに大学の最寄りの駅の無料駐輪場にないしょで自宅から50cc原動機付自転車（以下バイク）を乗り付け、たまに学生課に怒られながら通学していた私。私を含めこの大学の学生達のモラルの低さには定評があります。
初めは真面目に電車で通っていたのですが学生が非常に多いため満員電車がもうそれはそれは苦痛で、しかも私の家からは一度南下のうえ東へ進みふたたび北上、という非効率的な電車しか通っておらず、ならば自転車でまっすぐ東へ行った方が早いやん、ということに気が付き、さらに親父にそそのかされてバイクの走行可能最短ルートを実走伝授してもらい、毎日の通学を快適に過ごしておったのでした。
がしかし。御察しの通り、この世界には晴れの日もあれば雨だって降り注ぎます。毎日がバイク通学に適しているわけではありません。
さすがに雪の日には車道でこけたところを凶悪な面構えの10tトラックに轢き去られる可能性も無きにしも非ずなので自粛して電車に乗りましたが、雨くらいなら乗っていったれ、というのが若者の浅はかさ。しかも恐ろしいことに通学というものは往路に加えて復路というものも存在し、めんどくさいことに行くだけでなく帰らなければなりません（当たり前だ）。朝に晴れていても帰りは雨、なんてパターンが最悪で、なんの雨対策もしないまま帰らねばなりません。
ならその日はバイクを置いといて電車で帰れば、って？ ごもっともですが私の実家は駅から歩いて30分。雨の中傘も無くとぼとぼ歩くくらいなら、バイクで雨を切りながら帰る方がまだ早いしましです。
夕方。講義を終えた私、灰色の空から降りしきる雨の中へ、くだんの大学前駅の駐輪場に無断で停めてたバイクにまたがり発進しました。スタートからいきなり急な登りの坂道で、それを越えると長い長い下り坂が続く高速道路の真横の車道です。
この下り坂の最後も突然急な傾斜になっており、自転車で行くときはスピードが出て楽しいのですが、バイクだと人を轢くとまずいのでいつも気を付けるポイントです。
しかしその日は雨。日も暮れかけて視界も不充分です。
と、突然最後の下りに差しかかった私の前に、薄汚いわんこが現れました。
一体何処から出てきたのか!? それとも私が気付かなかったのか!? よもやの出没者に慌てた私は急ブレーキ、そしてブレーキを掛けたその場所がこれまたドンピシャ、マンホールの上でした。
皆さんは自転車等の２輪車で雨に濡れたマンホールの上を通ったことがありますか？ 相性最悪ですね。次の瞬間。
どべあふっ!!!
私は雨の浸み込んだアスファルトの上、うつ伏せでバイクと添い寝していました。
叩きつけられた衝撃で、息が出来ません。私はこういった事態は初めてで、本気でもう死ぬのか、と思いました。
ただ右腕は服ごと擦り剥いて軽く出血していますが、しばらくすると体が動き呼吸が回復してきて、どうやら残念なことに私は命拾いしたようです。
そして自分の次に気になったのがわんこです。撥ねたのかどうかもまったくわかりません。万一飼い犬だった場合、あとがいろいろ大変です。
ところが何処を見回しても、あの薄汚れたわんこの姿は見つかりませんでした。脇の草叢ものぞいてみましたが、そもそも血も臓器もあたりには一切散らばっていません。寸でのところで逃げてくれたのでしょう・・・
にしても、ワンもキャンもなく辺りになんの形跡も無く、犬が簡単に出入りできるようなスペースも見た限りなさそうです。逃げたら逃げたで、アスファルトの上を走り去る足音なり、草叢に飛び込む音なりしそうなものですが・・・・・・
私は、ほんとうに生身の犬を見たのだろうか??
なにかの大きな力が、私を抹消せんと働いたのではなかろうか???
この転倒の１年ほど前、私は前のバイクを居眠りでお釈迦にしています。大いなる力サイド、どうやら２度目も失敗のようです。
今のところ３度目は訪れていませんが、たぶん３ストライク目はアウトでしょう。その日がいつ来るかは分かりませんが、すでに私はバイクを所有していないので出来れば来ないでほしいところです。
右肘の傷はいまやアトピーの方が目立ちほとんどわからなくなりましたが、今でもあのわんこはこの世のものだったのか、と不思議な気分になります。見て急ブレーキを掛けてから倒れるまでの瞬間は、まるで記憶にありませんから。いやに、現実感が希薄なのです。
10代後半からの10年間に集中して、阪神淡路大震災に始まって就職目前まで、私は死を覚悟した瞬間が幾度もありました。されど今こうして生きているのは、自分は余程運のいい奴、もしくはアチラ側で貰い手のない存在なのだと思います。折角ですから、いましばらくこちらでの暮らしを楽しませて頂きます。アハッ。（オポムチャン）
（寸評）俺も18ぐらいの時はバイクをかっ飛ばしていた。
田舎だったので80キロとか普通に出してた。
ところが冬のある日、信号で曲がったら路面凍結でスコーン！
俺はその場で倒れ、バイクは数10mは飛ばされてた。
幸いたいした怪我は無かったが「やっぱりバイクは危ない乗り物だな」を実感。
翌年上京するのを機会に免許はポーンと捨てたのでありました。 8ポイント。
はじめての移動式ビーハイヴ
バイク絡みでもう一丁。
私は奇人の分際でどういうわけか配偶者を娶ってしまい、親元を離れての生活を始めるという大胆不敵な事態を展開しました。
ただ安月給なもので自家用車は自力所有できず、兄貴に中古の日産ラシーンをなすりつけられるまでは夫婦ともにバイクを利用していました。
ある日のこと、嫁はんがマンションの駐輪場に停めてあるバイクに乗ろうとした時です。
妙に足長バチがぷんこらぷんこら飛んでいて、嫌だなあ、と急いでバイクにまたがり、嫁はんは市中へ颯爽と駆け往きました。
さて信号待ち、道路の真ん中で停車している嫁はんの周りを、なおも足長バチが飛び回ります。
妙だな、と思いつつも最近大量発生でもしてんのかな、くらいに思い、目的地へ出掛け、帰ってきました。
それにしても嫁はんが気になったのは、マンション傍で信号待ちしたときも、目的地に着いた後もやたらとハチが多かった、とのことでした。
アレ？ もしかして、ということは・・・・・・
あまり考えたくない現実が、我々に襲いかかってきます。
嫁はん「なぁ・・・ 最近この辺普通に歩いてて足長バチってけっこう見かけたりする・・・？」
オポ「いや、そんなんほとんど見かけへんで・・・」
嫁はん「・・・・・・オポム、ちょっとバイクの下一緒に見てくれる」
オポ「・・・・・・・・・うん・・・・・・」
お休みの晴れたお昼、嫁はんの愛車のエンジン部の下をそぉっと覗いて見てみると・・・
ありました、でかくて茶黒い蜂の巣が。びょえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!
スズメバチに比べれば足長バチは攻撃性が低く益虫としての側面もあるため、たいていの市町村では駆除をしてくれません。されど刺されることもある奴の巣をずっとぶら下げたまま街を走り回るなんて気が気ではありません。それにしてもまさかそんな所に巣を形成しちゃうなんて・・・
そんなこんなでバイクに乗れなくて不便だよまったくもう、ってな話を実家でしたところ、翌日早朝、帽子とマスク・手袋で装備した怪しげなおっさんが駐輪場に現れ、バイク下から巣をバキッと外すと即座にビニル袋に放り込み去っていきました。うちのおとんです。
おとんは巣を実家の工場で豪快に焼き払い、晴れて嫁はんはバイク生活を取り戻したのでした。すごいぜ、おとん。（オポムチャン）
（寸評）俺も前の家の時、庭で突如穴に落ちた。
「誰やこんなとこに落とし穴掘ったんは〜！」
「ヘイ、あっしらでゴンス」
そう、なんと地中に蜂の巣が出来ていて、その上に乗ったので穴にはまるや今度は蜂の襲来。
まさに泣きっ面に蜂とはこのこと也・・・。 7ポイント。
初めての京都市バス その1
京都市内の主要な移動手段の一つがバス。そんな中でも、京都市交通局が運営している「京都市バス」と呼ばれている物は、「時刻表はあってないような物」、「運転手の対応が悪いのは普通」、「系統番号の前に「東」が入っている物にはいろんな意味で不満があっても苦情は言うな。管轄営業所の運転手が逆に集団で出てきよるから！」などとまあ、全国的に観光都市と言われている所とは思えないような評判だったのだ。
これらに関して、系統番号の前に「東」のつくバスは地下鉄東西線開通とともに全路線が廃止され、運転手の対応に関しては営業所と路線の民間委託(車両と営業所を民間会社に貸し出して運用させ既存の路線を走らせる)が進みかなり改善、残りは時刻通りに走るかの問題なのだがこれは交通事情の問題なので今でもなかなか難しい。
まあここからはそんな京都市バスに乗った時の初体験をいくつか紹介して行こう。
俺が以前働いていた職場に就職が決まったと同じ頃、通勤に使うバス路線が京都市が直接運用するバス路線から上に書いた民間委託に変更されたのだ。ただこれだと、車両と運転手さんの服は見た目では京都市職員のまま(らしい)。
そんな運転手さんが機械操作に迷ってしまったのだ。
就職してすぐの帰りのバス。音声車内行き先案内と運転手さんの肉声行き先案内が違うのだ。しかもこの路線は調整区間と呼ばれ、市内中心部の均一230円と違い、乗車距離により値段が変わるのだ。つまり、音声車内案内が違うと車内値段表も違う事になるのだ。
運転手さんの対応は良かったのだが、客から言われる苦情への運転手さんの焦りは半端ではなかったですなあ！(西大路)
（寸評）ああ〜、それは困るね。
外の景色観で判断ということが出来ないものねー。
まぁ新人さんだとしょうがないのかなあ。 6ポイント。
初めての京都市バス その2
京都市バスの運用の民間委託が増えてこれまた増えたのが女性運転手さん。
今回もまた以前働いていた職場の帰りのバス車内での話。
バス停「国道中山」から乗ってきた高校生風の女子数人。
運転手さんの声が女性としては低音だったため、
「この運転手さん女の人？」
「えーそうなん？かっこええなあ！」
「あーほんまやー。美人かなあどうなんやろ？」
「ちょっと見てみて？」
「あー、微妙やわー」
こんな評価をされる運転手さん、初めて聞きました。でも対応と運転は良かったですよー。性格も良いと思う。その後も何回かその方のバスに乗って客への対応聞いたので。まあこれだけでは判断できませんが！(西大路)
（寸評）そういえば視覚障害があったら顔が美人でもブスでも関係ないのでは？
性格（と肉体？）だけで判断すればいいんだから、逆にいい嫁さんもらえるかもね。 6ポイント。
初めての京都市バス その3
以前通っていた職場に行くまでの道で、「旧山陰街道」と呼ばれている道がある。この道は、バス同士がすれ違うにはなかなか狭い道なのだがこれまた両方からバスが来るのだ。そんな道での話。
俺が通勤時に乗っていたバスが「三ノ宮」というバス停に停車時、後からタクシーにつっこまれる。
運転手さんがタクシーの運転手とちょっと喋った後状況説明。
「申し訳ございません。タクシーに当てられたのでこの先このバスは運行できません。ただここは道が狭いので少し先の広い所まで行き、後続のバス(市バス33)が来るまでお待ち下さい」
まあここまでは良かったのだが、暫くして「ガチャンカラカラー」という軽い衝撃と何かが落ちる音。
そうです。次乗るはずだったバスにぶつけられたのです。
はいー、職場にはしっかり遅刻いたしましたとさ！(西大路)
（寸評）まさに踏んだり蹴ったりですな。怪我が無くて良かった！ 6ポイント。
初めての京都市バス その4
これは小学6年の時の学校の帰り。同級生とそのお母さんがたまたま一緒だったのだが、「205バス停からちょっと前に行った所で止まってるわ。でも入り口開けてるわ！」
205というのは俺が学校までの往復に使ってたバス。
何か変やなあと言いながら近づくと、「このバス、ラジエーターの水不足のため、最寄りのガソリンスタンドまではゆっくりしか走れません。それでも良ければ乗って下さい！」という運転手さんの言葉。いやーこんなん言われたん初めてですよ。
帰りだった上その後予定もなかったので乗車。運転席の警告音らしき音を聴かされながらトロトロと走行。幸いにもスタンドは近かったため、水を足した後は警告音も消え普通に走りましたよん。
それにしても京都市バス、まあいろいろありまっせ！(西大路)
（寸評）ええっ！ バスって事前に全部点検してから走らせるんじゃないんだ。
それじゃ定時に来られないはずだよねー。 6ポイント。
はじめての違法桃色露骨映像記録媒体購入
ずいぶん前にはじめてのエロ本購入とかも投稿しましたが、まあエロ本はふつうに健全な本屋さんやコンヴィニエンスストーァで購入できますよね。どっこい、今度のシロモノは違法な映像です。
まぁ犯罪行為のカミングアウトな訳ですがもう17年ほど前の学生の頃の話ですし、今はパソコンでそういった動画がめちゃめちゃ簡単に閲覧できるが故にあらかたそういうお店も駆逐された感がありますので書きます。通報して下さっても構いません（笑）。
大学の合唱団で世話になっていた別の声部パートのＨは、大阪キタ・ミナミ界隈の妖しい雑居ビルの探索が大好きなヒワイストで、いかにもな小屋・フロアの一室を見つけ出すのがたいへん得意でした。
その日も練習の前に、「こないだ梅田の商店街の脇道に裏物売ってる小屋見つけた」なんて嬉しそうに語るもんだから、高校時代に悪友から借りて以来桃色露骨映像に飢えていた私はついに欲望が抑えきれず「今度場所教えてや！」と食いつき、さっそく同回生のあほ助平男計４人で日の暮れた梅田の怪しい細通りへ侵入していったのでした。
パチンコの景品交換所のような小さい小屋。たしかに手書きで「ビデオ」とそっけなく書いています。
Ｈ「こういう裏通りでシンプルに『ビデオ』とか書いてるところは大体当たりや」
ドキドキ。人から借りたことはあっても購入するのは初めてです。しかしみんなで入るには店はあまりに小さすぎます。そこでこういった違法映像記録媒体の購入経験がない私とＫの２人が、経験してこい、ということで代表でドアを開けました。
狭い店内。カウンターにはカモフラージュ用の普通のヴィデオのパッケージが並べられています。
40代くらいのおっちゃんに「どんなんありますか？」とややビビりがちに尋ねてみると、愛想よくカタログを出して見せてくれました。
私はかねてからこういうお店に来たら購入したいなぁ、と思っていた、今はアチラにいらっしゃる某Ｔバックアイドルの露骨映像を所望しました。
おっちゃん「おぉ、それもええけどな、今お薦めのやつのさわりだけ見せたるわ」
ワォ！ おっちゃん気前良し！ カウンター奥の別室へ消えたかと思たらガサゴソしたのちそのＴバックちゃんともう一本、卑〇呼さんというその筋では有名な女優さんのその名もズバリ「まるみえ」なんてな直球も直球のタイトルの作品を取り出してきました。
Ｔバックちゃんだけは皆で共同購入する話が付いていたのですが、「まるみえ」の方は計算外です。しかし初めての私はその映像の卑猥さに舞い上がり、個人的に購入したい気分がぐんぐんにそそり立ってきました。
おっちゃん「このへん（の映像）は大関や。もうちょっと行ったら横綱出て来るで」
そんなおっちゃんの甘い言葉に乗せられて、私はまんまと３千円を支払い、Ｔバックちゃんのやつとは袋を別にして自分の鞄に投入、同席したＫには「Ｈたちには内緒にしとってくれよ、なんか恥ずかしいから」なんて言い、ニッコニコで小屋を出たのでした（翌日Ｋによってこの事実はＨたちに早速バラされて散々おちょくられました）。
さてその深夜。鼻血も放たんばかりにいきり立った私が再生機に挿入すると・・・ うん、たしかに「まるみえ」なんだけど・・・・・・ それだけなんです。怪しい小屋で見た、そういう場所にスプーン挿し込んで蜜をすくい女優さんに与える映像、つまりおっちゃんが大関と称していたシーンがハイライトで、あとは尺八と接合部のまったく見えないいんちきくさいカラミだけ、横綱どころか幕下さえ出て来ませんでした・・・・・・。こちらがウブな洟垂れぼうずとまるわかりだったため、軽〜くあしらわれたのでしょう。畜生おっさんめぇぇ!!!
そのお店も２年もしないうちに潰れ、その後も梅田界隈には雨後の筍のように違法桃色露骨映像媒体（さすがにヴィデオからDVDになった）ショップが生え出ては潰れ、生え出ては潰れしていたのですが、取締りの強化とパソコンの普及により現在ではその姿を認めることはできません（最近行ってないからちゃんとは知りませんが）。ちょっぴりほろ苦い、はじめての違法行為の思い出でした。皆さんはこういった違法映像の売買はよからぬ組織の資金源につながりかねないのでどうかお控えくださいね！ あ、Ｔバックちゃんのも良かったけど案の定いんちきカラミでした（笑）。（オポムチャン）
（寸評）青春はそういうことに命かけるからねー。
俺も初めて違法ものを手に入れた時はウヒョヒョヒョッだったが今考えるとダビングにダビングを重ねて相当ヒドい代物だったな。
それでもワクワクしたもんな。
今は物は豊かになったけど当時ワクワクしてたものではもうワクワク出来なくなってる。
・・・損してるじゃん！ 8ポイント。
はじめてのおいおい運ちゃん大丈夫か
４月。新年度を迎え１０日が経ち、朝の通勤が本格的に無茶苦茶なことになってきました。１月以降は春休みやら受験やらで学生さんが減るので安心していたのですが、毎年のようにこの４月の地獄絵図を忘れてのほほんとしてしまうのです。なんでいきなりこんなに人間が増えるねん、お前らどっから湧いてきた!? まともに地に足も付かないすし詰めの密室、ぐわあおっさんの息がえぐい!! ぐおお風呂に入ってないヒトの頭のスメルがする!! ぐええカバンでミゾオチを押すなっ、ヴぉええぇ!!
そんな誰もがいきなり春から会社勤めを放擲したくなる痛勤を経て、這う這うの体で職場へ到着、もうすでにへろへろ、といった毎日。嗚呼挫けるなフレッシュマン諸君。５月の連休が明けるころにはどういうわけか車内の人数も減って来るから安心しろ！
しかしそんな我々が普段から利用する人間の押し寿司・電車やバスの世界にも等しく新人は配備されるわけで。
バス通勤をすることになって約１年。これまで私はいろんな運転手さんを体験しましたが、運転技術や応対に差こそあれどまあ安定して安全な運転をなさっていました。
しかし今日。これ大丈夫か、と思う運ちゃんにめぐり会いました。
私は駅そばのスーパーで買いものをしたのち、３番乗り場の先頭に並びました。
出発時刻前にやって来たいつものバス・・・ の筈が、車体側面の行先表示の電光掲示にはどうもこの乗り場には入ってこないはずの路線番号が表示されているのです。行先が、私の家方面に向かうものではないのです。
しかしこの時間にこの３番に停まるのはいつもの路線のやつ以外には有り得ない。そのうえ先頭に並んでるもんだから、私が警戒して乗るのを躊躇していれば後ろにずらっと並んだ他の乗客の皆さんを待たせてしまいます。
これはきっと表示の切替を忘れてるんだろう・・・ と思い、意を決して乗り込みました。
愛想なく出発した若そうな運ちゃん、案の定次の停留所の案内が出鱈目で、あわてて自動アナウンスを切り替えますが何度切り替えても正しい案内が流れません。信号が赤だったから良かったものの、もう必死でボタンをピッピピッピ押しまくっています。わちゃあ、いま正しいやつに一瞬なったのにまた切り替えよった！ 大丈夫か!?
ようやく正解のアナウンスが流れ、私の方がほっと息を吐きました。なんで客の私がこんなにハラハラしておるのだ。こりゃ運ちゃん、新人さんだな。ようやく通常モードに復帰、やれやれと思いきや、今度は１つ目の停留所（市場前）を通過しても車内の案内モニタは「次は市場前」の表示のままなのです。運ちゃん！ 右手のボタン押して!! もう次！ 次！
３つ目の停留所の前でようやく気が付いた運ちゃん、ボタンを連打して現状をリカバリします。ホンマに大丈夫か。
そのうえカーブを曲がる時もなんかミラー見てない感じだし、その後の直線もやみくもにスピード出すし、こらこらそこのコンビニからたまにがきんちょが飛び出すで!! 頼むから事故だけは起こしなや!?
そういややたらと運転席横の窓を開け閉めするし、もしかしてオーバーワークでふらふらなの・・・？ たしかに、路線バスの運転手なんておそらく過酷なお仕事でしょう。みんなこういったハードな行程に、慣らされていくのでしょうか・・・
結局その後も停留所の案内を飛ばしまくり、直線でもスピード飛ばしまくりの飛び飛び運ちゃんに無事我が家最寄りのバス停まで運んでもらい、事なきを得たのですが、このバス通勤開始１年でここまで不安を感じるドライバーさんは初めてでした。
こりゃあいよいよ、本格的に空中浮揚の練習をはじめないといけませんね。目指せ飛空通勤！ （オポムチャン）
（寸評）俺も何度かそういう朦朧としているバスに乗ったことがあるが一番ヒドかったのは温泉に行こうと山の中のバスに乗った時。
旅行なので初めて乗るのでもちろん頼りは車内放送だけ。
「○○温泉入り口」と流れたのでピンポーン押すと運ちゃんの「えっ！？」という声。
「そこで降りたかったの？」
「はい・・・？」
「もうとっくに過ぎちゃったよ。普段誰も降りないからまとめてアナウンス押したよ」
（おいおい）
と言ってもそこは山の細い一本道で引き返すことはおろかUターンも出来ないところ。
「それじゃここで降りて。そこに細い道があるだろう。そこを行けば温泉に着くよ」
「・・・・・。」
しょうがないのでその道を行くとほぼ獣道。草が人の背より高く茂っていてどこを歩いてるかも分からない。
そのうち日も暮れ始めた。
もちろん山の中の獣道、街灯があるわけでもなく真っ暗になったら多分というか完全に遭難する。
本当にヤバいと思った瞬間、温泉が目の前に現れ事無きを得たが・・・。
あれはマジで死ぬ可能性のあったバス乗車だった・・・。 8ポイント。
はじめての人間兵器
さて今度は休日のバスでのお話。11月頃でしょうか、おでかけで家から最寄りの私鉄駅へ向かわんと、嫁はんとぼうずと私の３人はバスに乗り込みました。
駅までの停留所数は６つ。その半分にさしかかった所で、車内に異変が起こりました。
ヴォッ。
思わずえずきそうになるような、苛烈な異臭。
化学的な臭いではありません、これは何日も洗浄行為を行わなかった生き物の臭いです。
すさまじいほどの嗅覚への攻撃に何事ならん、と振り返れば、そこにはさっきまでは居なかったバァさんがニコニコ立っていました。
ということは・・・ このバァさんがこの猛撃の根源!? ・・・いやしかし、身なりは上品だし全体的には清潔感すらおぼえるほどのバァさん、と呼ぶにも憚られるようなきちんとした老婦人です。
な・・・ なぜこのお婆さんからこんな兵器のような効果が!? しかしたしかにこの人が近づいてきてから、この邪悪な空気が発生したことは事実です。
窓を開けたい。しかし時は11月。寒風吹きすさぶ中を走るバス、車中にはマスクをしている人もいるのにそんなことは出来ません。
その時。信号待ちの隙に、お婆さんがバス内先頭へ移動しました。
横を通ったお婆さんからは、その凶悪な臭いの元凶である気配がやはり感じられませんでした。
何っ!? じゃぁ原因は一体・・・ 吐き気さえ覚える臭いでくらくらする頭を奮い立たせ、もう一度振り向くと、車内かなり後方にこの寒さの中長袖Ｔシャツ１枚と下はジャージで素足にサンダル履きの、虚ろな顔をした私と同じくらいの年であろう頭髪べたべたの男が佇んでいました。
お前かっ!!!
つまり単に、お婆さんはその激烈なスメルから少しでも遠ざかろうと、私の近くまで逃げてきたのでした。ニコニコと、平静を装って。それにしても遠距離攻撃に長けている奴です。５列ほど後ろにいるのに・・・。
ようやくバスは私鉄駅へ、悪夢のような車内から解放され、汚い大阪の空気がおいしく感じられました。降りて駅ビルに入って開口一番、嫁はんも「あれヤバかったな・・・」とこぼしました。
広くもない、窓も開けがたい密閉空間。しかも発生源の身体から遮るものがぺらぺらのシャツ１枚だけでは殺傷力もいや増します。いや本当に、これはある種の兵器です。あと一歩で途中下車するところでした。
まあその兵器の彼がそういう状態になったのにもおそらく様々なかなしい理由があるのでしょうが、ともかく私はそこまで聖人にはなれません。どうか２度と乗り合わせませんように・・・ と、差別的な思いを抱いてしまう卑俗な性根の人間です。お叱りはごもっともですが、すみません、あれは無理です。
と思ってると駅ビルに例の彼が入ってきました。「あっ、さっきのヒューマンウェポンや」と呟いた私を嫁はんは物陰に引っぱり込み、ぶん殴りました。（オポムチャン）
（寸評）ヒューマンウェポン言う者がヒューマンウェポンになるからなぁ。
気ぃつけなはれや・・・。 7ポイント。
初めての「夜逃げ屋本舗」ほう助の巻き
波照間エロマンガ島です、こんにちは。 今から10年くらい前の話です。以前も書きましたが、当時わたしは副業でキャバクラ嬢の送りの仕事をしてました。お店の閉店時間が電車の終電時間より遅いため、深夜に従業員の送りドライバーが必要となるからです。キャバ嬢とのトークが楽しくて、なんだかんだで10年近くやってましたね。
ある夜、お店に着くと、姉御肌のA子さんから声をかけられました。「ねぇ、エロさん、ちょっとお願いがあるんだけど、聞いてもらってもいいかな」。 彼女とは日ごろからよくしていただいていて、プライベートでもよく遊びに行ったりする仲でした。なので、ちょっと込み入った話も平気でしてくるのでした。もちろん、恋愛関係や肉体関係はありません。話の内容はというと、A子さんは同棲している彼氏〔ホストクラブ勤務〕と最近喧嘩ばかりでうまくいってない。で、最近好きな人ができてつきあい始めたので、今の彼氏と別れることに決めた。ついては、今日新しい彼氏の部屋に引越しをするので手伝ってくれないか、というお願いでした。「それって、夜逃げじゃないですか？」とわたしが訊くと、「だいじょうぶ、アパートの部屋は彼の名義だから、わたしがいなくなっても、法律的にはなにも問題ないから。BとC〔同僚のキャバ嬢〕も手伝うから、エロさんは運転してくれるだけでいいから」と彼女は答えました。当時わたしの乗っていた車は三菱デリカワゴンで、第3列の椅子を折りたためば荷物がけっこう積めるのでした。わたしは「狙い撃ちされたな」と思い、それほど大きな荷物はないということなのでOKをし、引越し〔というか夜逃げ〕の手伝いを引き受けることにしました。彼氏は今お店でお水の女性を相手に接客しているので、鉢合わせとか修羅場はぜったいにないから安心して、と言われました。
さて、車で20分くらい行ったところにあるA子さんのアパートに着きました。出勤前にあらかた荷造りをしていたらしく、10数個の段ボール箱と衣類や靴などがまとまっておいてありました。それらを手際よくてきぱきと自動車に運びました。確かに重いものはなかったのですが、さすがにホステスで生計をたてているだけあって、洋服と靴の量は半端ありませんでした。家具はといえば小さい靴棚くらいで、あとは段ボールに入った小物ばかりでした。玄関のところに大きなゴミ袋があったので、これはどうするか訊くと、「これは食器とか日用品の類で、もう要らないのでゴミ捨て場に捨てといて」とA子さんはのたまいました。なるほど、彼氏との思い出の品物はすべて捨てて再出発するというわけですね。 「あ、そうそう」と気がついたように、TVモニターに接続されていたゲーム機のプレイステーションとミニコンポを乱暴にコードをはずし、箱にも入れずに「これ、忘れるとこだった、あぶねぇ、あぶねぇ。これは自分が買ったんだよね」と言い、車に積み込みました。
20分くらいで積み込みをすべて終わりました。A子さんはもう一度、部屋の中に自分の残した残滓がないか確認し、「じゃあ、行くべぇか」と言って、部屋を出ました。鍵をかけると、あらかじめ書いておいた置手紙一枚と、鍵を玄関の扉についているポストに放りこみました。鍵が金属製のドアポストの底面に落ちた「チャリーン」いう音は10年経った現在も鮮明に覚えています。わたしはA子さんの行動力の凄さを思い、また手紙一枚とスペアキー1個を見て、彼氏は捨てられた事実に何を思うかについて想いをめぐらせて、新しい彼氏の待つ部屋に車を運転しました。
という、生まれて始めての「夜逃げ」ほう助の巻きでした。ちなみに、その後このような夜逃げを手伝ったことは一度もありません。 （波照間エロマンガ島）
（寸評）そんなこと自分がされたら・・・と相手の気持ちになって寂しくちゃうなあ。
でもホストさんにも実は新しい彼女が出来ていて「ちょうど良かった」と思ってたりしてね。 8ポイント。
はじめてのチュウ
親族等は無視しますよ。私の記憶に残る初めての他者からの接吻。てか親族からのキッスなんて一切記憶にないや。遠い遠い記憶の淵へ今夜も飛び込んでみましょう、どぶん。
ああ・・・ セクシャルじゃないやつだ。ごめんなさい。
幼稚園の年中さんの頃。私は天然のチャゲもとい茶毛でくりっとした瞳、今とはちがってそれはそれは可愛らしい洟垂れ小僧でした。大きくなってから親戚のおばはんがたが「ポムちゃんも昔は可愛かったのにな」なんて失礼な発言をしばしばするのでニタリと笑いながら「・・・今はァ？」と言ってやるとそのうち言ってこなくなりました。ケケケ。
そんな私の可憐な容姿に魅かれたのか、やたらと私にまとわりついてくる女の子がいました。くりっくりの天然パーマの、ヤマナカタカコちゃんという賑やかな子です。
年中さんから一緒になったタカコちゃん、なにかにつけて私に絡んできては抱きついてきます。
そこでいきなり、何の前触れもなく頬にチュウ、っとされたのです。
私は最初この行為が一体何を意味するものなのかさっぱり解らず、ぼけぇっとしていたのですが周りの連中がチュウしたチュウした、と囃し立てるのです。どうも幼心にも、これは恥ずかしい部類の行為なのだな、と感じました。
その後は兄貴にからかわれたり、親も喜んで幼稚園外でタカコちゃんを見かけるとチュウしたの!? とかニッコニコで聞いたりするもんだから私も意固地になり、嬉しくない、嫌い、との発言を繰り返すようになりました。
そんな私の発言にもめげず積極的にチュッチュしてきたタカコちゃんも、年長さんの終わり頃には私のつれない態度に心を傷めたのか、すぱっと絡んでこなくなりました。来なくなったらなったで寂しいもので、その頃還暦目前であちらへ旅立ったばあちゃんのようにあたりまえにそこに居るとなんとも思わなかったのにいざ居なくなってその存在のいとおしさに気付く、みたいな心持になりました。
卒園してからは小学校が違うため、それきりタカコちゃんとは再会することもありませんでした。でもあの頃の私には、ああいった反応をすることで精一杯だったでしょう。好意を受け止めて「ぼくも好き！」とかやってれば逆に将来が心配な餓鬼になっていたでしょうし、小学校が別々になることに余計にショックを感じたことでしょう。これでよかったのだ、と思います。
その後小３の頃まで私の人生の貴重なモテ期が続きましたが、運動が絶望的に駄目なことと太りだしたのをきっかけに、キャラ設定をお調子小太りにシフトして、いやせざるを得なくなり非モテ系に転身、今日に至ります（笑）。 （オポムチャン）
（寸評）ううっ、俺は幼稚園の時はチュッチュッどころか女の子と遊んだ記憶も無い・・・。
「女と遊ぶなんてカッコ悪い」と思ってたからかな。
俺にもそんな記憶が欲しかった・・・。 7ポイント。
はじめての不純異性交遊的チュウ
純粋なファーストキッスがおもろなかったので、不純なほうもこの際書きましょう、ニーズが無いのは承知の上で。ははは。
人見知りのせいで高校では３年間ほぼクラスでひとり浮いていたはみだしっ子の私に彼女が出来る、ということ自体が奇跡のようなもので、なんでそんな陰湿小太りごときに糞生意気にそんな珍事が？ というと、部活をしていたからです。といっても体育会系にも文化会系にも入れてもらえないような、中途半端なポジションの合気道部でしたが。
年頃の女の子は部活の先輩、というステータスに盲目的にカッコイイフィルターがかかる時期があるようで、そこを姑息にも突いたわけですね。向こうから盲目的に告ってきてそれを卑俗な欲望に任せて盲目的に受け入れて後々ひどい目に遭う訳ですが。とんでもない性悪小娘でした（笑）。
まあそんな性格の悪さまではお互いにひた隠しにしていた付き合い始めの頃、阪神淡路大震災でのとあるトラブルを機に一度はなんの肉体的接触もないまま別れてしまったのですが、部活での事もあるしなんだか勿体無いし、でなんとか復縁にこぎつけたのでした。
とはいえ私も女性とは初めてのお付き合いです。そもそもが小心者だし、社会的責任も果たせない高校生の分際で迂闊な真似は出来ません。付き合って１年半というのに接触は手を握るくらいのものでした。
そんな慎重派の私にしびれを切らした彼女、クリスマスに私の家に来ることになりました。
もちろん私の家には親兄弟がわんさかいます。私用の部屋はあるにはありましたが弟の部屋と筒抜けで、個室的な役割は果たしていません。ゆえにみんな気を遣って、階下の居間に降りて私達を２人にするのでした。今思うと家族の皆は鬱陶しかったことでしょう、兄弟ないしは息子が彼女を連れ込んでいちゃこくもんだから自分の部屋にさえ入れないのですから・・・。
お互いウブなのでさすがに家族も居る家の中で性器を介したコミュニケーションにいきなり突入するなんてできやしませんが、そっと手を重ねあい寄り添うと、なんだかエロティックな雰囲気になってきます。
すると、彼女がベッドに仰向けに寝転がり、目を閉じるではありませんか!!
こ・・・ これは・・・・・・ き、きききききききキッスをせぇ、っっっっちゅうこっちゃろかいななななななな!!??!!??
幼顔の彼女の大胆な行動に私は動転動揺、しばらく放置してしまいました。
むくれた彼女が起き上がって、ねぇ、愛してるの？ 的なあまあま問いかけをかましてきます。そんなやりとりが行われたあと、ふたたび彼女は眠いわぁ、と仰向け、目を閉じました。
ここで行かなきゃ、男がすたる。いやもうすでに廃れきっている感も充分でしたがチャンス再来、３秒ほどそっと重ねた17歳のくちびるは想像以上にやわらかく、そして事前におかんが持って来た晩飯のカレーの味がしました（笑）。
その日はそこまでで限界でしたが、御察しの通りここからは身体の触れ合いが加速度的に増えていき、次の夏にはウフフな展開となるのでした。その後の修羅場も知らずに（笑）。はじめての恋人とのチュウは、完全に部活の後輩たる相手のリードだった、というダメダメ男の需要無き回顧録でした。（オポムチャン）
（寸評）俺も向こうリードだったなぁ。ってか彼女でも無かったなぁ・・・。
まぁそれはそれで思い出ではあるが感触までは覚えて無いなあ。 8ポイント。
はじめてのはじめてのチュウ歌唱
はじめてのチュウシリーズで今回は押しますよ。
さてこのはじめてのチュウは３度目の正直で歌のタイトルですね、1990年以降アニメ「キテレツ大百科」のオープニングやエンディングで流れてた、まさに奇天烈な声で歌われるラブソングです。さながらヘリウムガスを吸った時のような、甲高いヴォイスで。みなさんきっとご存知ですよね。
その秘密はテープの早回しによる録音なのだそうですが、実は他にもさまざまな工夫がされてあるとのこと。何を隠そう、この「はじめてのチュウ」の作曲ミュージシャンは元々メジャーデビューもしていた実力派の影の大御所で、たいそうテクニカルな作業を経てあの特殊な歌声が作られているのだそうです。
シングルは当時のアニメソングにしてはヒットの１万枚売れたとか。そこでお調子者がカラオケで歌おうとしますがなんか中途半端で逆に盛り下がるという珍現象が各地で発生したものと思われます。
そこでみんながヘリウムを吸ったりオクターブを下げてお茶を濁しているところへ、真っ向勝負を挑んだのがこの私です。
なにも小道具やカラオケ機のヴォイスチェンジャーなどに頼らいでも、早回しの声をそのまま真似してやればいいだけの事です。
喉を詰め、奇怪なファルセットで高音を絞り出します。おお！ イケた！ 早速カラオケ屋で披露、えっうそ!? ここのカラオケ屋ヴォイスチェンジャー付いてないはずやけど、なんで!!? とかビックリされたり、こんなもっさいおっさんからかわいらしい甲高い声が出て来る、というギャップで爆笑されるなど、私の『生きるために皆目必要のないスキルの高さ』が見事に役に立ちました（笑）。
ポイントは２つ。
・恥ずかしがらない。ニッコニコ顔で口腔内をできるだけ狭くし、平べったい裏声で歌いましょう。
・１番で終わること。２番まで行くと飽きられて間延びします。ネタには引き際が肝心です。
この歌唱法を会得すれば、ザ・フォーク・クルセダーズ「帰って来たヨッパライ」や矢野顕子さん各種楽曲に応用ができたいへん便利です。皆様も是非・・・ ってあれ、誰も居やしねえ。たはっ。（オポムチャン）
（寸評）おおっ、それはスゴイ技じゃないか！
ちなみに「さよなら人類」の最後のあたりで子供っぽい声で「♪ラララ〜」とコーラスが入るのは俺たちの声で、機械でちょっと高くしてる。
今度は是非ともそれに挑戦してみてくれ！ 7ポイント。
初めての大人の遊び場デビュー
ある日、とあるミックスバーで出会ったポールダンサーのお姉さんに、「私の店主催でイベントがあるから、よかったら来てね」と誘われたので、行きました。
どんなイベントだったか先に言ってしまうと、会場は普通のクラブのような場所で、飲みながらお客さん同士交流したり、時折パフォーマーのお姉さんたちのセクシーなダンスを鑑賞したり、司会のオネェ系お兄さんがくれるチップを模したものをお姉さんのおパンツやおブラに挟んで、ディープキスや性行為（をやるフリだけ）を楽しんだり、女体盛りケーキを食べたりするというものでした。
世間知らずな私は、最初それをただのオフ会感覚にしか捉えず、誘ってくださったお姉さんが美人だったので、ポールダンスってどんなものか見てみたいし行こうっと〜♪ぐらいの軽い気持ちで行きました。
文章力がないので内容の詳細を箇条書きにしますと、
★女体盛りケーキ
もう書いたまんまですが、それほとんど全裸ですやん！というぐらい面積の少ない衣装をまとったお姉さんが床に寝そべり、別のお姉さんがその身体の上に生クリームを塗ったり、ビスケットやチョコパイなどのお菓子を敷き詰めていったりします。
そして、渡されたチップを、女体ケーキになったお姉さんのおパンツやおブラに挟んだお客さんが、少しずつ舐めとったり食べたりしていきます。
チップのシステムすらよくわからなかった私は、ただただたくさんのお客さんが群がってお姉さんケーキを舐め回すという光景を眺めていました。
★お目当てのお姉さんとキッス大会（？）
ひと通り食べ尽くされたお姉さんケーキが退場すると、今度はまた別のお姉さんが、ストローが刺さったジュース入りの小さなカップがたくさん乗ったプレートを持って現れました。そして、司会のオネェお兄さんがこう言いました。
「これは、あなたたちのラブジュースよ。お好きなパフォーマーを選んで、飲み合いっこしてちょうだい！」
その言葉と共に、お客さんが好きなお姉さんを選んでチップを渡し、お互いにそのジュースを持って、相手のジュースを飲み合いっこするというものなのでしたが…、
ちょっと記憶が曖昧ですが、確かそのジュースは口元で飲んだり、股間に挟んで相手に飲ませたりするのは自由だったと思います。
ただの飲み合いなのに、お姉さん方の演技（？）も上手いので、見る角度によってはその絡み方がディープキスや性行為をしているようにしか見えません。
お姉さん達も、「私のペニクリ（陰部の事？）を悦ばせて」といった旨の発言をなさっていらっしゃいました。
そういえば。誘われるとき、『ハプニングバーを模したものだからね』とお姉さんが仰っていたのをふと思い出したのですが、あー、なるほどー、と思いました。
そして、イベントも中盤に差し掛かり宴もたけなわという頃、私が一番楽しみにしていたお姉さんのポールダンスが始まりました。
その演技はまさしくプロの一流のもので、長い手足と鍛え抜かれた肉体美がブラックライトに映え、妖艶な音楽とともに圧巻ものでした。
少ない面積の衣装であまりにも激しい動きをなさっていたためか、途中本当にポロリもあり（上半身も下半身も）、会場は大盛り上がりでした。
私は、とにかく初めての出来事が目の前で繰り広げられすぎて戸惑ってしまったのと、お一人様で行ったためいまいち盛り上がれなかったのと、翌日仕事だったためあまり長居が出来なかったので、終始アルコール度の低いお酒をちびちびやりながらただただその光景を鑑賞し続けるだけで、イベント会場を早々に立ち去ってしまいました。周りからしたら、かなりノリの悪い客だったと思います。
帰るとき受付で、パフォーマンスの合間で疲れていたのであろうウトウトしていたお姉さんに「エェ〜ん、もぉ帰っちゃうの〜？夜はこれからが楽しいのにぃ！」と色っぽい声で引きとめられたときは、ちょっと後悔しました。
次に機会があるときは、確実に休める前日、べろべろに酔っ払ってもいい状態で、友達も誘って、臨みたいと思います。
そんなほろ苦い大人の遊び場デビューでした。（Hiroro）
（寸評）似顔絵描きとしては若いうちにいろんな体験もしておいた方がいいね。
先日俺が何故かDJとして呼ばれたイベントでは突然段ボールの演奏にストリッパーの人がパフォーマンスでセッションするという出し物があって、縄をうまく使って自分で自分を縛ったりアクロバチックなこともしてたなー。
そういえばそろそろ女体盛りばかりでは無く「男体盛り」をやるイベントがあってもいいかも。
あ、でも新宿二丁目あたりではもう普通にやってるのかな？ 9ポイント。
初めての似顔絵ライブスケッチ
現在私は、似顔絵描きの修行・その場で対面しながら10分ほどでお客さんの顔を描く「ライブスケッチ」の練習をしています。
ずっと小さい頃から絵を描くことが大好きで、いつか何かしら絵でご飯を食べることが夢でした。
そして昨年2014年の11月、良いご縁があり初めてライブスケッチをさせて頂きました。手作り雑貨やアクセサリーのお店のイベントに、似顔絵描きとして出させて頂いたのですが、思った以上に似顔絵というものは描いて欲しいと仰る方が多く、イベントは朝からでしたが夕方まで休む間もなく描き続けました。
前日まで、お客さんが来るか、楽しんで描けるか不安でそわそわしていましたが、そんな心配は始まってすぐに吹き飛びました。
お客さんの中には、私がこのようなイベントに出るという噂を聞きつけ、12年ぶりに私に会いに駆け付けてくれた幼馴染とそのお母さんもいました。とても感動しました。
その日、非常に実感したのが、ライブでお客さんの反応が返ってくることの楽しさや、似顔絵を描きながらお客さんと会話する中で、様々な人がいるんだなぁということを学べること、そして、どちらかと言えば人とのコミュニケーションが苦手な私が、絵でいろいろな人と繋がれる喜び、などなど、色んなことを感じました。とても素敵な仕事だなと思いました。
まだ、絵でご飯を食べるという夢は叶っていませんが、実現させるために修行している毎日がとても楽しいです。
先日描かせて頂いたオポムチャンさん、ハーブティーさん、でゅおめいぷるようこさん、たびたび練習としてお写真を（勝手に）描かせて貰っている石川さん、ありがとうございます！！（Hiroro）
（寸評）俺でいいならどんどん描いて〜。
あの独特のデフォルメは個性があるのでどんどん突き詰めていった方がいい気がする。
単純に「似ている」絵描きさんはぶっちゃけもう世の中に山ほどいるからね。
そこから頭抜け出すにはその人しか描けないものがあると絶対強い。
その積極性も素晴らしい。応援してるよっ！ 12ポイント。
はじめてのイボコロリ
最近カカトがなんや痛いなぁ、乾燥してヒビでもいったんやろか、と思い足裏を見てみるとタコが５、６個集中してできており、おちょくっとったらあかんどタコあほんだら、と己が足裏を罵倒しつつウオノメコロリを購入しにドラッグストアへダッシュしかけた刹那、そういえば小学校の頃に足指にイボができた時、指先にイボコロリ塗ったなぁ、とふと思い出しました。
♪う〜おのっめった〜こいっぼっい〜ぼこっろっり〜〜、というでんでん虫々かたつむり、の替え歌のコマーシャルをご存知の方も多いでしょう（たぶん）、いにしえからのイボ退治のロングセラー薬剤、イボコロリ。
不細工に出っ張ったイボに塗り続けるとあら不思議、ころりとイボが取れる、という魔法のような薬品、というイメージでした。私の中では。
歩くときに隣の足指に当たっていやな違和感を覚えていた私は、母親に相談したところその日のうちにイボコロリを購入してくれました。
ちっさいちっさい茶色の小瓶。フタをねじると棒がくっ付いており、中の薬液を１滴ずつ患部に塗れる仕様になっています。
風呂上りに、ちょいちょい、っと棒の先の液を塗りつけてもらいます。なんだか私が書いたら卑猥な文章に見えますがこれを卑猥と思われる方が卑猥でいらっしゃるので気にせず先へ進みます。
なかなか強めの匂いが部屋に充ち、しばらくして、イボには白っぽいコートが施されました。すこし硬くなっています。おかん曰く、これを繰り返していけばイボがころっ、と取れる、のだそうです。ほんとか？
２、３日繰り返し塗布してみたのですが・・・ 硬くなったイボを足指先から取り外そうとしますが、いっこうにころりといく気配がありません。それどころか、削ぎ取ろうとすると痛みすら感じるのです。
なんじゃこりゃ！ 白くなって痛くなっただけやん！ なめとんかい!!
私は魔法の様にころりと忌々しいイボを消し去れるとばかり思っていたので、非常に不服でした。結局、しびれを切らして、という表現も妙ですが使用をやめてしまい、時の流れのままにイボは長いことかけて消滅したのでした。
あの時なんで効かなかったか。おっさんになってからできたタコを退治せんと購入したウオノメコロリのパッケージにQRコードが載せてあったイボコロリ携帯サイトをよく見ると、イボの場合１日に４回塗らんといかんらしいです。私は１日に風呂上がりの１回しか塗っておらず、それで３日でやめたら効くはずもありません。横山製薬さんごめんなさい・・・
ちなみに今回のタコの方は、４日塗ってみたけどもひとつ効果が出ず、あかんやん、と思って２日経ったらタコはぺりぺり剥がれました。ワォ！ 含有されるサリチル酸は角質を軟化し溶解させる効能があるとのこと、カッチカチの足裏のできものをペナペナにしてしまったのです。そうか、真面目に塗ってればあの時のイボもこうなってころっとイキよったのか・・・
・・・・・・ということは、これ間違ってなんの異常もない皮膚に付着したらえらいことですよね。恐るべしイボコロリ!! 今よりもどんくさかった子供時代の私に、よくぞ全身にぶちまけなかったな、と褒め言葉を贈ってやりたいです。（オポムチャン）
（寸評）ねえねえ、今度チンコに塗ってみてよ。
もし成功してポロリと落ちたら、うーんとね、ここに投稿して。
1000ポイントあげるから。よろしく、チンポコロリ！ 7ポイント。
はじめてのやいと
ふたたび小学生時代。さてイボが自然治癒したと思ったら今度は魚の目が出来やがりました。
魚の目は黒い芯があり、こいつを除去しないと再発を繰り返すという厄介な奴で、しかも痛いのです。
イボコロリの件で塗って治すタイプのお薬に対して疑念を抱いていた偏屈の私、なので放っておくしかなかったのですが、ことあるごとに痛い痛いと喚き散らすので家族はさぞかし鬱陶しかったことでしょう。
足裏にストレスを抱えたまま、おかんの帰省の季節がやってきました。
私を含むあほ４兄弟を帯同しておかんは九州・天草へ。そこでも魚の目が痛い痛いと文句ばかり垂れる糞餓鬼に、じいちゃんがお灸を据えることにしました。
というのはこらしめる、という意味合いではなく字義通り、魚の目にやいと（灸）を据える、ちゅうことでした。なんと魚の目をお灸によって焼き切ってしまう、という子供には少々ハードな解決法です。しかしおかんもじいちゃんも、幼少期に魚の目が発生するとこの方法で除去してきた、というではありませんか!!
焼けたもので自分の身体の一部を熱する、という行為に戦慄する私。いったいどれだけ熱いのだろうか・・・!?
魚の目の上にピンポイントでもぐさを置かれ、じいちゃんが線香で火を付けます。
あぢゃあづづづづづづ!!!!!
予想以上の熱さに驚き逃げようとする私。しかしじいちゃんが私の脚をガッチリ掴んで身動きを取れなくしています。
あぢゃあ！ あぢゃあ！ あぢゃあ！ あぢゃあ！ 出来損ないのカンフー映画のような音声が流れ続け、ヂリヂリ魚の目は焼かれていった・・・ 筈でした。
しかし私があまりにも悲痛な声であぢゃあ、あぢゃあ言うもんだからついにじいちゃんも降参し、私の魚の目の強固な芯を最後まで焼き切ることは出来ませんでした。中途半端に残ってしまったんですね。
結局無駄にお灸を据えられただけでトラウマだけが刻まれたかたちになったのですが、残った魚の目は意外な場所で消滅しました。
九州から大阪に帰って来ても夏休みはまだ続いています。今度は滋賀のいとこの家に行き兄弟と市民プールで遊んでいたのですが、コンクリートの床が灼熱のサマーシャインによって鉄板のようになっていました。私はサンダルを履いていなかったので、あぢゃあぢゃ言いながら何度も駆け回っているうちに足はだんだん熱さに慣れてきました。
そうして帰って風呂から上がってみると、なんと私を苦しめてきた魚の目は見事に消え失せていたのです！ プールの熱い床が、やいとと同じ効果をもたらしたのでしょう・・・。
今度出来たら、真面目にウオノメコロリでじっくり治します（笑）。（オポムチャン）
（寸評）ねえねえ、今度チンコにお灸を据えてみてよ。
もし成功して消え失せたら、うーんとね、ここに投稿して。
1000ポイントあげるから。よろしく、チンポ焼き切り！ 7ポイント。
初めて行った友人のバーのオープニングパーティーに出演していた賑やかしの音曲芸人が実は・・・の巻
今から15年くらい前の話です。
当時よく遊んでいた友人が神田にバーをオープンしたというので、そのオープニングパーティーに行くことになりました。
場所は駅からそう遠くないビルの地下にあり、タップダンサーでもある彼の自慢のタップができるようと、床もウッド調のフローロングをあしらったお洒落な内装でちょっと良い雰囲気の店でした。
パーティーが始まりしばらくすると、夫婦の音曲芸人のパフォーマンスタイムが始まりました。名前は「めおと楽団ジキジキ」といい、ピアニカやパーカッションを奏でながら昔の歌謡曲を歌う奥さんと、アコースティックギターの弾き語りをする旦那さんとのユニットです。ところどころお客さんをいじるギャグがあったり、歌自体がギャグになっている曲を歌ったりと、なかなか趣向が凝っていて楽しい時間でした。
何曲目かの曲が始まったとき、突然旦那さんの弾くギターの伴奏のスピードが速くなりました。ハードロックのリフを持つイントロが始まりました。私は「あれ、これなんだろう」と違和感を感じました。旦那さんはハードロックのリズムに乗せて歌いはじめます。「あの娘かわいやカンカン娘、赤いブラウス サンダルはいて…」あ、これは服部良一作曲の「銀座カンカン娘」だ！ しかも、ハードロックのアレンジになっている！
私はそこからさらに20年くらい前の17、8歳の頃の記憶を想起しました。これはダディ竹千代と東京おとぼけCATSのヴァージョンに似ているな、と。1980年頃、よく渋谷屋根裏に見に行ったロックバンドの思い出がみるみる蘇ってきたのです。
パフォーマンスが終わると、旦那さんが近くにきたので話しかけました。「銀座カンカン娘よかったです。昔よく見たおとぼけCATSを思い出しました」と言うと、旦那さんはびっくりした表情を浮かべていました。「おとぼけCATS知ってるんですか？わたし、ギターやっていたキー坊です。キー坊金太です」
わたしも超びっくりしました。まさか、目の前にいる人が東京おとぼけCATSのメンバーだったとは！そして、当時のおとぼけCATSのエピソードをいろいろ語り合い、その夜は大いに盛り上がりました。（波照間エロマンガ島）
（寸評）東京おとぼけCATS一度だけ観に行ったなあ。大根でギター弾いたりしてて勉強になった（笑）。
その時ジョイントで出演してたのがやはりパフォーマンス重視の生活向上委員会。
まさか梅津さんはじめほとんどのメンバーとその後セッションするようになるとは思ってもいなかったなぁ。 7ポイント。
はじめての挑戦！ エナジー・オーガズム
ことの発端は性教育の冊子です。
中学生時代。性のことに興味は深々ながらも具体的なことはさっぱりわからず悶々と日々を過ごしてきました。年に３時間程度あるかないかの性教育の時間は、恥ずかしいながらもとってもエロティックな気分になり大好きでした。
そこで手淫に関するご教育。スポーツで昇華するやら、性衝動を抑えるやら、己に打ち勝（克）つこと＝克己（こっき）だなんだと色々言われましたが若気の至りまくった私達中坊、そりゃ克己より勃起です。授業では我慢しすぎないでほどほどにやんなさい、という結論に至るわけですが、そこで配布された冊子に気になることが書いてありました。
「性器に刺激を与えず想像だけで達してしまうのは良くありません。癖になると実際の性行為で射精できなくなります」
な、なんじゃとて!? 想像だけで、達するなんて摩訶不思議なテクニックがあるのか!!!
その当時はそんな些細なことで射精してしまうんならあっちゃこっちゃでぴゅっぴゅく放っちゃうと大変だからやめておこう、と挑戦しようとも思わなかったのですが、次第におっさんに近づくにつれ、どれどれそんな方法があるんならいっちょやってみようじゃん、と好奇心が首をもたげてきました。にょきっ。
しかし知識がないと手も使わずに刺激を与えないでイっちゃうなんて何をどうすればいいのか皆目見当が付きません。こうなったら解らないことはネットで検索、「エナジー・オーガズム」という古来インドから伝わる方法がある、という記述を見つけました。
成功するととんでもないでかい声であえぎ声が出ちゃうので誰もいない密室でリラックスして・・・ なんて書いてます。そんな環境ないっちゅうの。でもめげずに嫁はんが寝静まった時に（その日は配偶者はそういう気分ではなかった・笑）チャレンジしてみます。
布団の中で仰向けになり、リラックスして深呼吸。鼻からゆっくり吸い込んで口から吐く。出来るだけエロティックな呼吸を心がけること。あふぅーーーん。おっさんが夜中に１人あほ丸出しですが笑ってはいけません。男のエロスへの探究心は飽くなきものなのです。
吐くときにはPC筋（小水を我慢する時に締めるやつ）を締め付け、吸う時は局部から快感の素を吸い込むようなイメージで・・・ おおっ、エロいイメージが膨張してきて小僧は立ち上がり、先端がセンシティヴになってきました。息を吸い込むたびに先の方がピリピリ快感の因子、のようなものを感受しだし、吐くときのPC筋の締め具合でより下腹部になんだかいやらしい空気が満ちて来るようなぞくぞくとした気分になってきました。
全神経をその先端部に集中し、イメージを助平な方に方に導きます。こ・・・ これは今まで感じたことのない種類の快感だ！ このまま呼吸を続ければめくるめく新快感に浸れるのかっ・・・っ!?
余計な邪念が入って呼吸と締め付けがひっくり返り、ここまでのリズムが狂ってしまいました。
するとどうしたことでしょう、息をするたびに増していった先端のピリピリが解けてゆくではありませんか！
必死で元のリズムを取り戻そうとしましたが後の祭り、焦りでリラックスが解けてしまい、エナジー・オーガズムからは遠ざかってしまいました。失敗です。
この一番始めの挑戦がいちばんうまくいったケースで、あとは何度チャレンジしてみてもうまく自分を快感に導くことは出来ませんでした。そんなこんなで子供もこさえてしまい、より一層不思議なイマジネーション絶頂への道程は遠くなる一方なのでした。残念〜。今度はしばらくオ〇禁してから挑戦だっ（←一生やっとけ、あほ）！
しっかしこんな方法で快楽を得ることを編み出したなんて古代インドの研究家もヒマ・・・ も、もとい、必死だったのですねぇ・・・ 古今東西、エロへの探求はいつ果てるとも知れずこれからも連綿と続いてゆくのでしょう。ふふふ、おもろ。（オポムチャン）
（寸評）エロなくして種の保存は無いからね。
生物として必死なんだろーね。
それにしてもそれを会得したらもう動画もエロ本も何もいらないってことか。
女性までいらなくなってしまうかもしれんな・・・。8ポイント。
初めてのアニリングス
意味わかんねーって奴は『♪ネットで検索』なｗｗｗ
昔付き合ってたＪＫだけど、これでもかつー位ウブっ子でさ、何やるにせよ反応が新鮮で良かったんだよね。顔はいまいちだったけど（笑）それである日そのＪＫのウチの家族が留守になるってんでこりゃ幸いと２人ですっ裸、イチャイチャしてた訳よ。
この頃は俺も負けじとウブだったから（笑）あんまり変わった事したことなかったんだよね。ヤルことヤッて裸のカノジョがなんかを取ろうと四つん這いになった時、無防備なＡがパックリ見えたのよ。なんかイタズラしたくなってベロでニュルってやってやると「やぁぁん！」とか言って気持ちいいのか悪いのかわかんねー（笑）調子乗ってベロを時計回りに高速回転！ドリル舐め、って奴（笑）なんか嫌がってるのかどうなのかわかんなかったからそれ以上Ａはいじくらなかった。ちなみにちょっと苦かった（笑）
その後ここまでＡにコダワル奴になるとはな〜。そん時は思いもしなかった。あ、どんだけ石鹸とかで洗ってもＡにはハンパねー数の細菌がいるらしいからビョーキが怖い奴は指だけにしとけよ、これもネットで検索なｗｗｗｗ（ナルセ）
（寸評）でもその指をペロペロ舐めたら意味ねーな。
Aは確かに悪く無い。スカトロは無理だけど・・・。 8ポイント。
はじめての耳に水が入った時の激しい対処法
先日は外耳炎を患った時の点耳薬の話でしたが、それで中学時代の耳に水が入ってしまった時のエピソードを思い出しました。
中１の夏、水泳の時間。私は授業中に耳に水が入ってしまい、一気にブルーになりました。
小さい頃に中耳炎を何度も患っていたので、耳に水が入ることに異常なまでに恐怖やイライラを感じる私。基本的な解決方法はケンケンしながら頭を傾けて掌でガンガン反対側を殴る、というものや熱い壁に耳を付ける、という方法しか知りませんでした。
しかしその日は何度頭蓋を殴り続けても、水は出て来ませんでした。側頭部はもちろん掌も痛くなってくるし、その日は曇り空で灼けたコンクリートもありません。授業時間が終わっても、私はひとり「出ぇへん、出ぇへん」と情けない声でひとりごちていました。すると。
「おい、いつまで情けない声出しとんねん、何があったんや」
体育教師が私を呼びます。「耳に水入って取れないんですぅ」とまたまた情けないトーンで喋る色白肥満体。弱音を吐く色白の半泣きの半裸のデブほどイラつくものは無いでしょう、ここは教師に同情するところですが当時の私はそこまで自分を客観視できておらずそれどころの騒ぎではありませんでした。また中耳炎になって夜痛みで眠れなくなるのがとにかく恐怖なのです。
「鬱陶しいのぅ、そんなもんもっと水入れて叩きだしたら仕舞いや」
は？
にわかに先生のおっしゃる言葉の意味が理解できませんでした。
水入れたら、さらに耳に水入れたら耳ん中にもっと水入って中耳炎よりもっと悪い全耳炎（そんなもんあるのかどうか知りませんが）とかになるんじゃなかろうかいな!? 恐い。怖い。恐ろしい。怖ろしい。恐怖。戦慄。おののきわななく。
びびって固まっている私を、教師はプールサイドへ引っ張っていきます。「え、待って、いや、怖い」「やかましい」「ヒィィィ」私は頭を強引に掴まれ、水が入って取れない方の耳にプールの水をジャバっと流し込まれ、恐怖でおかしくなる前に電光石火で頭を逆方向にバカン、と掌打され、するとなんということでしょう、いままで何をやっても出て来なかった忌々しい耳水が、すっかり出て行ったではありませんか!!!
「ほれ、出たやろ」
「・・・・・・・・・あ、ありがとうございました」
あまりの一瞬の出来事と頭蓋への衝撃で呆気にとられつつ、私は礼の言葉を口にしていました。
まさか入った水を出すために、さらに水を流し込んで叩き出すなんて発想は、私には生涯思いつかなかったことでしょう。
・・・とはいえ、この方法で耳に入った水を取り除いたのはこれが最初で最後でした。何故なら自分では恐怖が勝って耳への水の追加投入が出来なかったからです。
にしても、ダイナミックな水出し法があったものです。実際のところ、鼓膜に損傷がなければたとえ水が入っても勝手に蒸発するのを待つのがいいようですね。（オポムチャン）
（寸評）本当に出たと思ってるのかい？
水はさらに奥に入り脳を浸食してる。
もちろん澱んだ水は腐る。
腐った水は人を変態に変えると云う・・・。 7ポイント。
はじめてのカラー似顔絵モデル
どうもここんところカラオケ絡みの話ばかりでごめんなさい、えっとこの前2015年3月の土曜、関西のここの投稿者の皆さんとたまカラオケを開催してきましたが、その帰りの話です。
今回は前回のたまカラの際に御子息ムーゲが年少であるため夜分の入店を断られたハーブティーさんのリベンジにと私が呼びかけたもので、また無礼にもでゅおめいぷるようこさんにも方々に告知をして頂き、その結果、似顔絵ライブスケッチをなさっているHiroroさんが来てくださることになりました。
「王様」の投稿でもおっしゃっていましたがハーブティーさんがまたカラオケの好きなこと好きなこと！ またプロの音楽家でいらっしゃるようこさん、さすがの澄んだ歌声と音程！ そんな面々に圧倒されながらも見事なフレージングを聴かせてくれた最年少Hiroroさん！ 私はいつものように皆さんの歌にきもい茶々をいれて若干引かれていました。でも楽しんで頂けたようでよかったです。
あんまり石川さんのお嫌いなカラオケの話題に終始しても申し訳ないのでほどほどにして、さて終了後、Hiroroさんが似顔絵の修行のために我々の顔を描かせてもらえないか、とおっしゃいました。３人ともすぐに快諾、お願いすることに。阪急梅田の地階のロッテリアの店舗外イートスペースで、かるい晩のおやつを摂りながらの初のカラー似顔絵モデルに挑戦です。
ハーブティーさん、ようこさんと続けて素早い筆致でペンと聞いたこともない画材で下書き・色付けをこなしていくHiroroさん。私はただただ驚くばかりでしたが、プロはもっと早くて丁寧でないと務まらないのだそうです。厳しい世界なのですね。
先に仕上がったお２人の似顔絵は特徴を誇張しつつもひと目で「この人だ！」とわかる素晴らしい出来栄え、食べたり動いたりしているのに実にお見事な技です。
さて私。お２人が正当派の似顔絵を描いてもらっていたので、ここで普通に描いていただいちゃったら変態としての名がすたる、と口元に指を添えてニタリと微笑み（？）視線だけを横に流す、という気色悪さ抜群のポーズを取り、模写を依頼しました。
途中でHiroroさんから「もう下書きが出来たから、ポーズは崩していただいて大丈夫ですよ」とのお声を頂きましたが、この奇人感をより忠実に表現していただきたく思い、描きあがるまでの約15分間ほとんど動かずにポーズを取り続けました。周りの方々は動きの固定した不気味なおっさんと同席する羽目になりさぞかし迷惑であったろうと思います。この場をお借りしてお詫び申し上げます（笑）。
「好きな色は何ですか？」「色白なんですね」などなど声を掛けながら色仕上げをされます。「そうなんです、インドア派で肌が白いからヒゲが目立って嫌なんです」などと私がほざくや否やHiroroさんは口元に容赦なく黒色を入れていきました。ィヤだゎぁン。
果たして仕上がった私の初めてのカラー似顔絵は、思わず吹き出しそうになったくらい奇人感・変態感の溢れるものでした。
ようこさん・ハーブティーさんも「似てる!!!」と絶賛、私の特徴である眉毛とエラの張った顔面ライン、そしてクネったポージング。素晴らしい。完璧なまでに私です。つまり放送禁止物体のカラー模写です（笑）。えらいもん描かせてごめんなさい（※あたりまえですが描いていただいたのは顔面です笑）。
この絵たちはHiroroさんのツィッター上でご覧いただけます。たま絡みライヴほぼ常連の奈良のMちゃんが早速コメントをされており、「ご本人の変態臭がよく表れてます」と絶賛されていました。Mちゃんありがとう、私も嬉しいです（笑）。
ほぼプロの作品をタダで頂けた私は上機嫌、ニコニコ持ち帰りすでに布団で寝転がっている嫁はんに「描いてもらったよ！」と見せたら久し振りにこんな声聞いたという勢いで夜中にもかかわらずしばらくの間爆笑されました。よかったぁ。よかったけどなんか複雑な気分になるのは何故（笑）。
ともあれそれだけHiroroさんが私の特徴のすべてをこの絵に注ぎ込んで下さったゆえの業でしょう。Hiroroさん、本当にありがとうございました！ ここ（ひとりでアッハッハー）への各種投稿もよろしくね♡ （オポムチャン）
（寸評）それ見たよ〜。みんな見事にデフォルメされてたね。
彼女の絵は一年前ぐらいから見てるけどグングン成長してるね。
デフォルメ似顔絵描きとして真夜中現れないかな・・・。 6ポイント。
はじめての甥っ子の前で「東京パピー」歌唱
こないだ。日曜日に家でぼうずの相手をしつつゴロゴロしてると、実家のおかんから電話が掛かってきました。
「甥っ子２人が来てカラオケやるって言ってるよ！ オポムも来たら？」
むろん実家に本格的なカラオケ機があるわけではありません、Wii Uカラオケ、というテレビとゲーム機とインターネット回線を介した家庭でも遊べる通信カラオケです。いつも３つ下の私の弟が３ヶ月2000円のチケットを買っていて、その期間中はお家で歌い放題なのです（実家が町はずれの工場なので騒音も出し放題です）。
先の投稿にもあるように本格的なカラオケ狂人の私。女房子供を車に詰め込み爆走、実家に着くや否やリモコンを奪取しました。
歌える曲のレパートリーはもうあほっちゅうほどあるのですが、なにぶん相手は子供。おっさんのひとりよがりの選曲では飽きられてしまい、カラオケもうやーめた、となりかねません。折角来たのにそんなの嫌だい。
そこでひたすら「妖怪ウォッチ」のテーマソングを歌い続ける甥っ子２人にも対抗できる、パンチの利いた曲を選ぼうとしたわけですが、なかなか子供にもウケる選曲が思い付きません。
うむむぅ・・・ これは困ったなぁ、とリモコンをいじくり、いつも歌い慣れたたまの曲をそぞろに検索していると・・・
これだ！ しかも最近配信されたばかりでまだ歌ったこともないし、最適だっ！
そうです、いったいどういう訳か選曲できるようになった、我らが石川さんの放送禁止ソング、「東京パピー」。2013年秋、私が大阪梅田の「誰でもセッションライブ」で無礼にも滅茶苦茶な調弦のギターで伴奏をさせていただいた、思い入れのある曲です。まさかこの曲が生きているうちにカラオケで歌えるようになる日が来るとは・・・。素晴らしい世の中になったものです。
さてこの曲を知ってるのは私と嫁はんとぼうずだけ。甥っ子らは何の曲？ ときょとんとしています。
いきなり甲高い声で「♪リンリンリンリンリンリンリンリン・・・」とかやるもんだから子供らはさらに呆気にとられ、そこへさして「♪毎日アリばっかーりかんじょ〜おしている、コオロギまざってわからぬぁ〜〜くなる・・・」なんて展開、途端に居間は爆笑の渦に巻き込まれました。石川さんの歌い方や声のトーンをコピーしておどけつつ熱唱、奴らはさらに「♪妙にナメクジみたいな男だ」で大爆笑、石川さんの歌詞のナンセンスの愉快さが、子供にも通用することがここに証明されました（ちなみに11歳と６歳です）。
エンディング前の「♪ヒョォ〜〜〜ヒョォ〜〜〜〜、トォキョォパヘェ!!!」という絶叫で奴らの腹筋は完全に崩壊、堂々と歌い切った私のカラオケ初の「東京パピー」は大成功・・・ の割に得点は69点でした（笑）。なんでやねん!!! ここまで忠実にカラオケで「東京パピー」を歌えるおっさんなんて日本に・・・ いや世界に何人居ようか!? と自信満々だったのに・・・
ただまぁ甥っ子たちからは大好評で「もう１回東京パピー歌って〜！」とねだられるまでになりましたから、その点では大成功でしょう。「東京パピー」の輪が、あの子らからどんどん広がりますように・・・！ （オポムチャン）
（寸評）おおっ、それは素晴らしい！
他でもやっぱり小さな子供が東京パピーが好きで俺に会うと「東京パピーのおじちゃん」と言われたこともある。
よしっ、「おし」を「うし」に簡単に代えてみんなの歌にプレゼンじゃ〜い！ 8ポイント。
はじめての味噌スパ
このあいだ不意に「パスタと味噌って合うのかな？」という疑問が湧いたので、試してみた。
「白味噌スパゲティ」
材料…スパゲティ、白味噌、ごま油、白胡椒
作り方…鍋でスパゲティを茹でる。茹であがったらお湯だけ捨てて、白味噌とごま油を少しずつ加えて混ぜ合わせる。量は味見しながら決める。最後に白胡椒を振りかけて完成。
…ドキドキしながら食べてみる。すると不思議なことにカルボナーラのような風味。白味噌とごま油のまろやかな旨味が白胡椒に引き締められて、若干洋風な味わいに。これはびっくり。マッシュルームや鶏肉を和えても美味しいかもしれない。
田舎味噌でも試してみたら、これもけっこう美味しい。いやはや、味噌とパスタは合うのだなぁ。
もっといろいろな味噌で試してみようっと。(イーダ健二)
（寸評）もしかしたら味噌は万能調味料かもなあ。
名古屋の味噌カツとか味噌煮込みうどんとか好きなのでそれもおいしいかもなあ。 6ポイント。
はじめての１人カラオケ
ある日。急に休暇が降って湧いて、しかも家には嫁はんのママ友が集まるらしく、どうもまる１日居場所がなくなった私。
そんな折、ふとパソコンを開くとなんと今日は知久さんのライヴが京都で開催されるというではありませんか!!
・・・だがしかし、私が家を発ったのは12時半。ライヴ開始は？ 19時？ じゃあ京都に行くまでの６時間半、どないしょう。
なんやかんやで梅田に着いた私。そうです、こないだ職場の先輩から聴いたのですが梅田にはなんと１人カラオケ専門店、なんてものが存在するのです！ 投稿狂人であると同時に、カラオケ狂人でもある私。いままで未体験だった一人カラオケ、通称ヒトカラ、に挑戦するチャンスが到来したのです。自分一人でカラオケ独占なんて、夢のようだなぁ。
早速古携帯電話で場所を調べようと検索しますが、電話が古過ぎて店舗アクセス案内がぜぇんぜん出て来ません。仕方なしに利用者の評価コメントをもとにどうにか辿り着いたものの、なんと平日の昼３時前というのに１時間待ち・・・！ なんだと!? 巷にはこれ程までのヒマ・・・ も、もとい、ヒトカラファンが平日昼間に溢れかえっていたのかっ!!
そんななんだか物悲しくなる事実を目の当たりにした私、でもここまで来てしまっては引っ込みがつきません。そこでそのお店のすぐそばでヒマそうにカラオケ屋の看板を持って「・・・カラオケいかっすかぁ〜・・・・・・」とやる気なさそうに客引きをしている兄ちゃんに、ただでさえ怪しい挙動をますます不審化させて「あっ、あのう、１人・・・ って、いけます？」と尋ねてみます。
明らかに迷惑そうな顔をした兄ちゃん、「・・・・・・いける、と思いますよ。実際の空き状況は店の方で聞いてもらったら・・・」とやる気のないお答え。店の入り口を指し示すわけでもなく、仕事もせんと昼間からふらふらしている気味の悪いおっさんたる私から目を背けました。
屈辱に耐えつつもどこかその反応に納得しながら、私はエレベーターを上がり、受付のイケメンにおそるおそる尋ねました。
オポ「あの・・・ １人、なんすけどいけます？」
イケ「いっすよ」
あっさり受諾されました。専門店以外では店によっては１人は断られるとも聞いていたので、一安心。２人部屋に案内されます。
しかし。部屋に通されてから私は痛恨のミスを犯していたことに気が付きました。このカラオケ屋の機種は・・・ Ｄ！ 音質や本人映像にこだわった機種ですが、私の大好きなマニアックなアーティストや曲が歌えないのです！ たまに関しては10曲程度しか入っていません。
目的が半ば頓挫したような心持になった私ですが、それでも２時間分の代金はすでに支払ってしまいました。こうなりゃ入ってる曲の中でなんとなく歌ってみたいものを片っ端から歌いまくってみよう。ドリンクも頼まずに私はひたすらリモコンとマイクを２時間操りつづけました。憶えてる限りでは以下の曲目・曲順です。
CHAGE & ASKA「Far Away」、ゴスペラーズ「愛の歌」、Superfly「愛をこめて花束を」、 たま「おなかパンパン」「月食仮面」「日曜日に雨」「あの娘は雨女」、つじあやの「風になる」、THE BRUE HEARTS「手紙」、村下孝蔵「初恋」、MOON CHILD「選ばれた場所」、ポルノグラフィティ「アポロ」、高橋ひろ「アンバランスなKissをして」、BUMP OF CHICKEN「天体観測」、CHAGE & ASKA「レノンのミスキャスト」、徳永英明「風のエオリア」、ゴスペラーズ「1,2,3 for 5」、森山直太郎「虹」、たま「らんちう」、MOON CHILD「アネモネ」、飛鳥涼「けれど空は青」、安全地帯「ひとりぼっちのエール」、KAN「Songwriter」
あほです。歌いながらリモコンを操作し、曲間の空白を作らずにえんえん歌うのです。誰も聴く者も居ないのに・・・。
機種が機種だったので意外とメジャーな曲目が並びましたが、見ての通り時代からメジャーかマニアか、果ては性別までてんでバラバラな選曲です。洋楽と演歌は管轄外なのですがここまで統一感の無い無節操なカラオケになってしまう自分のブレッブレな感性に、書きながら思わず虚無的な笑いが起こりました。
おまけにこんなたわけた行為に夢中になったせいで私は危うく初の知久さんライヴに間に合わなくなりそうになったのですが、それはまた別の投稿で・・・。
さて感想ですが・・・ あれだけ「歌いたい熱」が強かった私なのに・・・ 非常に虚しかったです。
私は他の人にきもがられてナンボの人間ですから、誰のためでもなく独りで「あの娘は雨女」の石川さんの合いの手パートを元気よく歌っても、ノーレスポンスではどんどん気持ちが塞いでいきます。あかんかった・・・・・・。普通にヒトカラ屋に行くよりも安くついたのだけは救いでしたが、たぶんもう行きません、１人では・・・。
その後ライヴ会場で顔見知りの皆さんに御挨拶をしましたが、普段から滑舌が悪いのにさらに２時間ぶっ通しの絶叫により声までガラガラで何言ってんだかわからん状態、いよいよ周りからの評価を「奇人」で揺るぎないものに固めて行ったのでした。たはっ。（オポムチャン）
（寸評）たま以外の曲ほとんど知らないや・・・。
でも歌の練習、と思えばいいんじゃない？
ま、俺は歌ってお金を貰えるどころか払うなんて絶対嫌だけど（笑）。 7ポイント。
はじめてのえっうそやん昼４時やのにもう更新されてしもた
いきなりなんのこっちゃい、と思われるでしょうがもちろん当HPのコンテンツのお話です。
過日、2015年2月14日。今月は石川さんの投稿型コンテンツ「王様の耳はロボの耳」のボーナス月で、普段はひとつの話題に投稿すると３ポイントを頂戴できるところ、なんとこの月は５ポイントをゲットできるというサービスマンスなのです。
ただ、このコンテンツ「王様〜」は、ここをご覧の皆様はだいたい御存知であると思いますが、他の投稿コーナーと異なる点があります。それは１回の更新ごとに10点（10ポイントに非ず）しか送れないということ（投稿オーバーした分は次回まわしになる、とのことです）。
つまりこれがどういう意味合いを持つか、というと、スピード昇進を狙う投稿キチガイ（←すなわち私）にとって、この「王様〜」の更新までにお題に10点投稿しないと、早くポイントを頂戴するチャンスを逃してしまうということになるのです!! しかも今月は10点送ればな、ななななんと50ポイントもの大量得点を得ることが出来るのです!! いかに取りこぼし（更新までにMAX10点投稿できないこと）が勿体無いか、おわかりいただけたでしょうか？ ・・・え？ ピンと来ない??
つまりその、この「ドキドキドキリコ初体験」や「私のまわりのおバカさん」は必然長文になりがちだし、私の場合たいてい平均１つの投稿に対して６〜７ポイントをいただいていますが、頑張ってもせいぜい次の更新までに２点くらいしか投稿できません。っちゅうことは、更新で得られるポイントは12〜15ポイントがほとんど。ね？ 王様ボーナス月の１回の更新で得るポイントが桁外れにお得であることが一目瞭然でしょう？
しかも恐ろしいことに、この「王様〜」は投稿の対象の話題数が現在でも372もあって幅広いうえに１点の投稿も短い文のものがほとんどなので、そのお手軽さに投稿数も増え、したがって石川さんの更新間隔も必然せばまります。投稿を溜めすぎちゃったらコメントを付けるのがめちゃめちゃ大変ですからね。「王様〜」の更新にはほぼ半日かかる、とのことです。喰らい付く我々も必死ですが、実は石川さんが一番大変なのです・・・。
とはいえ、たいてい更新は夜の12時以降だから晩くらいからちょっとずつ更新されてたりするのですが、この日は違いました。
体調を崩して早く眠ってしまうと、投稿がほとんどできなくなる環境にある私。昼間は仕事か休日はぼうずのお守りで、携帯電話やパソコンをいじくりたおす余裕がないのです。風邪ひいているうちに前回の「王様〜」の更新から２日経ってしまいました。まずい。早く10点投稿しないと50ポイントが消えてなくなるぞ。本当に私はおぞましいまでのポイント乞食です。
土曜の昼３時、わずかな隙をついてパソコンを開き、「王様〜」のコーナーを開いてさあ投稿だっ！ と、どうも様子がちょいとおかしい。
こないだ見たときとは違う場所（話題）に、更新された証である【new】のマークが躍っているではありませんか！ つまり、もう翌2月15日分の更新が、お昼の４時にして終了してしまったということ!? がぁぁぁぁぁぁぁぁぁん。
そんなあほなっ！ しかも時差が２時間のタイ国にいらっしゃる石川さん、タイ時間昼の２時にはすでに翌日分の更新が完了してるなんて、そんなば・・・ ハッ!!! 今日の晩は！ 石川さん、ら、ライヴやないかいなーーー!!! それでかっ!! 夜は遅くまで打ち上げなさったりするかもしれんからお昼のうちに更新済ましちゃったのかーーーーー!!!
間に合わなかった・・・。ああ・・・こんなにたくさん投稿があったのか・・・ そら昼から更新もしはるわな・・・ でもどうせ次の更新もすぐにやってくるし、それまで逃したら目も当てられないや・・・ と思い、女房やぼうずからはよパソコンやめんかい、と怒られつつもとりあえずどうにか８点だけ投稿、夜までしょんぼり過ごしました。
すると。その夜とうに更新が終わっていたかに思えた「王様〜」を開くと・・・ なんとさきほど更新されてた他の方々の投稿に加えて私が後から送った８点もアップされてるではありませんか!!!
さすがにまだ前日の昼間に送られてきたものだったから、ライヴ後にオマケで追加で更新してくださったのでしょうか!? 私は感激して少し嗚咽し、早速次の10点を投稿してまたぞろ具合を悪くしたのでした（笑）。一気に10点投稿するのも気力が要るんですよね・・・。
それにしてもお昼の段階ですでに更新が始まっていたのには衝撃でした。石川さん、お疲れのところ作業を増やしてしまって恐れ入ります。そして追加してくださってありがとうございました。愛してます（笑）。ポイント乞食のある日の一喜一憂のありさまでした。（オポムチャン）
（寸評）そうなんだよね、ライブやその他の用事、また他人とずっと一緒にいると予想されるような日は更新作業早めに始めるんだよね。
ただ更新完了はあくまでトップページに「本日の更新」が載った時点。
なのでそれまでは途中経過で追加や変更することもあるんだよね。
あと王様ボーナス月は逆に他の投稿がほとんど無くなっちゃうから王様を更新するしかないっちゅうのもあるんだよね。
ともあれ投稿待っている。投稿が無くなった時、このホームページも終わるから。 7ポイント。
はじめての点耳薬
んん？ 誤字か？ おまえそれを言うなら点鼻薬やろがい、とのツッ込みがありそうですが違うの。耳。耳で正解なの。
話はびゅんと飛びますが、わきが。これ遺伝する、って御存知ですか？
悲しいことに私の腋は親譲り。お風呂上りや外出時は制汗&芳香デオドラントが欠かせません。今のところよほど汗をかかない限りはそれほど実害もなく平和に暮らしているのですが（周りが気を遣って黙ってるなら知りません（笑））、一体どういう因果関係なのかそういう腋の人は耳垢がカラッと固形にならずベトッとした「油耳」ないしは「飴耳」になる、のだそうです。特定の汗腺を持ってる、持ってないの差ぁらしいですが。
さてこの油耳、じっとりしてるのが鬱陶しいのでついつい過剰に掃除しすぎて外耳炎を起こしたり、固形の垢が出ない分逆に掃除がおろそかになりがちだったり、私のような不器用人間には付き合いにくい体質です。
私は前者後者ともに経験したわけですが、おまけに中耳炎も経験しているため耳に少しでも違和感を覚えると過敏になって他の事が考えられなくなりうろうろいらいらしてしまうのです。
そして24の春、またぞろ私は風呂上りにタオルで乱暴に耳の穴をほじくり続けたがために、耳の穴痛が続くようになってしまいました。
近くの総合病院に行くと、外耳炎と診断されました。
ついつい油耳の人間が陥りがちな、綿棒を可能な限り奥まで掻き回す、という行為は間違いで、耳掃除は毎日しなくてもいし入り口付近だけで構わない、という助言を受け、いままで何を必死に奥までグリグリやってたのかあほらしくなりました。
以前は飲み薬の処方だけで終わっていたのですが、今回は聞いたこともない「点耳薬」を出されました。
読んで字の如く耳に点（さ）すお薬なのですが・・・ 中耳炎を経験した私にとって耳の中に液体が入ることの恐怖は忘れがたいものなのです！ あの頭全体に響くぼんっぼんっ、という低い響き、耳を通るときのぼぞぼぞっ、という感じ・・・・・・ あああああ嫌だ厭だ嫌だ!!
しかし耳の穴が痛いんです。どないかするにはこの薬を使うしかないのです。
間抜けなことに両耳を患ったので、右が済んだら左、てな具合に横向きに寝る方向をくるりと変えて点さねばなりません。
恐怖におののきながら見た目まんま目薬の点耳薬を圧し、薬液を耳に入れようとしますが・・・ 恐怖が勝ってぜぇんぜん入りません。兄弟に依頼して点してもらうことにしましたが、ビビる私はさながら生娘のごとく「ま、待って」「もうちょっと、少しずつ」「だめっ、急にしちゃイヤ」と怯えきり、大層気味悪がられたのでした。
挿してから・・・ もとい、点してから５分間、耳に薬をためた状態でじっとしていなければいけません。戦慄しつつ私は、これ内耳方向に薬液が入り込んで出て来なくなって中耳炎になるんじゃねえのか、と蒼い顔で耐えていました。
その心配は杞憂に終わり、耳を下に向けると薬液はあっさり流れ出て、耳内に残ることはありませんでした。
２週間もするうちに私は点耳をひとりでできるようになり、耳中に薬液をとどめ続けるのも平気になりました。
ひと月近く経って、医師からもう点耳しなくてもいいですよ、と言われた時には、なぜだか少し淋しくなりました。
約ひと月の間、私の秘密の洞穴を蹂躙し続けた奴はもう戻ってこない・・・ 私だけかもしれませんが、人間は身体の奥の方に何かが入ってくると恐怖を感じますが、それが肉体的痛苦を伴わずかつ自分を良い状態へ導くもの、と認識できればその“侵入してくるもの”に対して愛着を覚えるように出来ているのではないでしょうか。エロい観点も含めて。
お耳のお薬で、なんだか深い根源的性感について想いを巡らせた就職前の出来事でした。（オポムチャン）
（寸評）そのうち点耳薬が無いと生きていけない体になるわ。
ああっ、遂に貴方は禁断のドラッグに手を出してしまったのね・・・。 7ポイント。
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