ドキドキドキリコ初体験(57)

さて、このコンテンツは初体験を告白するページだ!
・・・と言っても、Hな事ばかりが初体験ではないぞ。世の中は、初体験のことで満ち満ちている。それを報告してもらいたい。例えば立ち食いそば屋に初めて入った初体験、母親を初めて背負った初体験、ファンレターを初めて書いた初体験、ビンタをくらった初体験、万引きで捕まった初体験・・・。大きな事でも、些細な事でも、アホアホな事でも何でもいい。
 最近した事、昔の事、とにかく「初体験」にまつわるエピソードを送ってくれい。メールの題名は「初体験」で。ペンネームもな。ポイントは内容によって3ポイント?ー(無限大)だ。ドキドキしたその時の様子を報告してくれい!

初めてのフランス料理

今から20年近く前、私は初めて海外出張へ行きました。行き先はフランス、オランダ、スウェーデンその他。最初の寄港地はパリでした。その時は海外へ行くのが初めてであったばかりでなく、飛行機に乗るのも初めてで、その緊張たるや、今でも言葉では表せないほどです。
とはいえ、無事ドゴール空港に到着、宇宙ステーションみたいなサテライトを通過して、入国審査もあっさり終わり、出迎えの取引先の方にも難なく会えて、私は初めて日本以外の大地に一歩踏み出したのでした。
その夜、取引先の方がフランス料理をご馳走してくれることになりました。緊張で飛行機の中では一睡もできなかったので、本当は一刻も早く眠りたかったのですが、そこはビジネスマン、お客の誘いは断れません。笑顔で応じたのでした。
連れていかれたのは古城に似た造りのかなり大きめのレストラン。本格的なフランス料理店のようです。勿論私はそれまでに本格的なフランス料理など食べたこともありませんし、マナーも怪しいものです。ワインリストやメニューが来ても当然フランス語のみで全くわかりませんので、全て相手にお任せすることにしました。
まずはワインで乾杯、ここに来てようやく緊張もほぐれてきて、下手な英語ではありますが、やはりパリは美しい街ですね、なんて印象を述べたりしました。そして前菜。これは日本のちょっと高級なレストランと同じような小さなハムやサラダみたいな奴が、上品に盛り付けてあります。
この時点では気持ちにもかなり余裕が出てきて、ああ、俺はパリの高級店で本格フランス料理を食べるんだなあ、などと思いながら、メインディッシュに期待を寄せていたのでした。
そしてついにメインが運ばれてきました。皿のうえには、太めのソーセージみたいなものに、白っぽいクリームソース状の液体がたっぷりかかったものでした。見た目は旨そうなので、まずその匂いを楽しもうと思い、私は息を軽く吸ってみました。…が、その匂いは私が予想したものとは全く違うものでした。(ん、何だこの匂いは…)余りに意外な匂いだったので、一瞬パニック状態に陥ったのでしょうか、何の匂いかすぐには思いつきません。30秒ぐらいだったでしょうか、ようやく私の脳裏にある単語が思い浮かびました。(こ、これは、う○この匂いじゃないか!)
しかしまさか、ここはパリの本格フランス料理店です。いくら何でもう○こが出てくる訳が…初の海外で嗅覚がおかしくなったんだろうかとも思いました。が、やはり匂いは変わりません。見ると、取引先の方は顔色も変えず同じ料理を既に口に運んでいます。(どうしよう)しかし、いくら何でも口をつけない訳にはいきません。私は息を止めて、そのソーゼージみたいなやつを一口くちに入れました。かみしめた瞬間に、何とも言えない苦味が口中に広がりました。思わず飲み込み、続けてワインを飲みました。それでも口の中に残るう○こみたいな香り。ふと顔をあげると、取引先の方が怪訝そうな顔つきで私を見つめながら「口に合わないか?」と聞きました。私は無理やり笑顔をつくって「いや、旨いです」と云いました。
その先のことは余りはっきりとは覚えていませんが、一応料理は残さず食べたような気がします。しかし、食事を終えてホテルに帰りついたときには、ものすごく気分が沈んでいたことは覚えています。
帰国後、私は上司にその料理のことを話しました。すると上司は「ああ、君もアレを食わされたのか」とニヤニヤしながら云いました。そして私は驚愕の事実を知ったのです。「あれは豚の腸だ、しかも中身入りのね。要するにブタのクソ入りの腸詰だよ。俺もあいつと初めて食事をしたときに食わされたよ。色んな国で色んなものを食ったが、あれだけは二度と食いたくないね」
以来、私は何度か仕事でかの地を訪れましたが、その方との食事だけは避け続けました。そればかりではなく、すっかりフランス料理というものが苦手になり、国内でもフランス料理店へ決して行くことはありません。まあ、モツ焼き屋で「てっぽう(直腸)」を食べることはありますが、その度にあの夜のことを思い出します。
石川さんもたびたびフランスへ行かれるようですが、「腸詰」を食べたことはありますか。もしあったら是非感想を聞かせてください。私のトラウマを解消して戴けるならそれ以上の幸せはありません。(ホッピー仙人)

(寸評)食べた・・・。うんこだった・・・。
あれは何かのドッキリなのか!? 7ポイント。

初めての外地の夜

今から20年近く前、私が初めての海外出張で泊まったパリのホテルでのことです。
初めての飛行機、初めての外地、そして数時間前に起きたフランス料理店での驚愕の出来事により、身も心もクタクタになった私は、シャワーでも浴びて一刻も早く寝ようと思いました。ところが、シャワーの心地よい暖かさで少し落ち着きを取り戻し、ワインの酔いも和らぎ、何故か好奇心が頭をもたげてきました。そこで、何を思ったのか、廊下に出てみようと考え付いたのでした。ところが、折角シャワーを浴びたのに、またスーツを着るのは気持ちがわるい。それで、とりあえずランニングとトランクスだけを身に着けて、廊下に出てみたのです。緊張の面持ちで一歩踏み出し、ドアから手を離すと、バタンとドアが閉まる音。そこで私は我に返りました。(何やってんだ、俺。やっぱ部屋にもどろ)自分の部屋のドアノブを握って空けようとしました。が、押しても引いてもドアは動ごきません。(そんなばかな!)ノブを回しても動きませんし、私はだんだんあせり始めました。(こんな格好で、しかもここはパリのホテルだぜ。どう考えても不審者もいいとこじゃないか)そうです。私は昔あったたまというバンドのパーカッションの人とほぼ同じ格好、いや、下はトランクスだからもっと恥ずかしい。不審者というより変質者かも。(時は1988年、たまというバンドの存在を知るのはこの1年くらい後だったと思います)…これ以上空けようとしても無駄なようだし、誰かが通りかかって変質者と間違われて、警察にでも突き出されたら最悪。私は意を決してフロントに向かいました。(誠意を持って説明すればわかってくれるだろう。特に悪いことをしたわけじゃないし…)
フロントいたのは金髪の若い女性でした。私の姿を見た瞬間、彼女はギョっとしたような表情を浮かべました。しかし私には恥ずかしいと感じる気持ちの余裕は既になく、下手くそな英語で自分の名前、部屋番号、なぜここにいるのか、などなど、思いつく限りの言葉を並べて説明しました。その結果、…誠意が通じたのでしょうか、マスターキーみたいなものを持って私の部屋へ行き、ドアを開けてくれたのでした。(天使って本当にいるんだな)私は心底思いました。しかし、翌朝チェックアウトする時に、同じ彼女が「今度はキーをちゃんと持っているのね」というような意味のことを云いました。(ああ、俺も海外で恥を晒す日本人の仲間入りかあ)
そうです。私は「オートロック」というものを知らなかったです。日本で何回かビジネスホテルに泊まったことはありましたが、自動で閉まるドアなんてありませんでした。以来私は、海外のホテルで外に出るときには必ず正装し、ドアを閉める前にキーを持っているかどうか再確認するようになりました。(ホッピー仙人)

(寸評)今じゃ日本でもオートロックは常識だけど当時の日本にはほとんどなかったろうからね。よほどの高級ホテル以外は。
でもシャワーを浴びたまま、ひょいと全裸で廊下に出なくて良かったね。8ポイント。

はじめての曲者整体師

母が昔、体の歪みから来る関節のしびれで、医者から「もう手術しかない」と言われていたのに、そこにしばらく通ったら全快したという逸話を持つ、超腕の良い整体師の所に行った時のことです。

彼は腕は一流だけど、曲者の整体師なのです。

そこはうらぶれた商店街の中にあり、部屋の中はかすかに湿ったじゅうたんのようなものが敷かれていて、それのせいで床がぼこぼこ。一部屋しかないのに入り口に防犯カメラが取り付けてあり、突然スピーカーから「こっちですよ!」と呼ばれました。(姿は見えている)
入り口には、整体師が女装して着物を着ている時の写真が飾られています。(母が整体師にこっそり打ち明けられたそう)

母には「パワーを送って治している」や「最近パワーアップして、店の外にもパワーを飛ばすことができる」。自分の出した本を売る時に「パワーを込めておいたから」などという事を話していたらしく、恐れていたのですが、私にはそういう話はなかったです。かわりに、若者についての説教を永遠とされました…。

終了して、体は数段良くなったのですが、ずっと説教されていたためにひどい頭痛に。

料金は、母から「初回は千円だから」と聞いていたのに、通常料金の4千円でした。お金を渡すと、胸ポケットにくしゃっとしまっていました。

その後、夫も首痛で行ったのですが、なぜか6千円取られたと言っていました。(もちろん若者に対する説教付き)「あそこ値上げしたんだ」と思っていたら、この間母が行った時はまた4千円。母が一番重症なのに、なぜ安いんだ?…多分気に入られてるからだと思いますが。

謎の多い整体師ですが、腕は一流です。いざとなったら石川さんにも紹介しますよ!(笑)(ぴよまる)

(寸評)俺は一体いくらなんだろう?
あと「まず女装してくださいね~。ウフフフッ!」と言われたらどうしよう・・・。
整体師は俺のまわりでも大谷氏とか坂本弘道とか怪しい奴が多いのは確かだな。6ポイント。

初めての走り高跳び

中学校の時はいじめられていたので、皆が嫌がるクラスの係りを無理矢理やらされた事はあったんですが、いじめ以外の理由で推薦された事が一度だけありました。
 
それは女子高に入学して3年生の時の体育大会(運動会)の種目決め。
「走り高跳びをやりたい人は?」
誰も挙手しません。走り高跳びなんて、中学校の授業でほんの少しやっただけで、まともにやった事がある人はいないからです。
「誰もいないなら、誰か推薦してください。」
その直後、私は挙手したクラスメイトに推薦されました。
何故にこの運動神経のない私を推薦するんだ!
しかし理由を聞いてひっくり返りそうでした。
「足が長いから。」
それだけの理由!?確かに足は長いぞ。でも、それとこれとは・・・。
慌てて私も他のクラスメイトに振ろうと思い切りました。
「私より足の長い人がいます!!」
身長173センチの人がいたのです。(初体験に投稿もしましたオカチメンコ化粧の人です。)
私は難を逃れましたが、その人が満場一致で走り幅跳びの選手になりました。

その人もやったことなんてなかったので、バーにぶつかっていくだけ、という、見るも無残な結果に終わりました。 足は確かに長いですが(同年代の中では)、こんな時ばっかり推薦してくれるなー!(秘密の座席)

(寸評)足がすんごく長いんだね。もし片足100mあれば100m競争で一歩ですむな。
もっと長くなれ、足! 5ポイント。

初めてのチャット

初めて・・チャットに参加いたしました。もちろんチャットバー・ウキュピです。
PC無いから無理だーと悲しんでましたが、mixiの日記に石川さんが、携帯からの人もいるよ~という事を書き込んで下さり、携帯からPCサイトが見れるとこを色々と探して、ついにウキュピに入室出来る場所を見つけました・・!
ほんとにだいじょぶなんかな?と思いつつ「入室」ボタンを押すと・・・は、入れた・・!
石川さんと桃玉さんが温かく迎え入れて下さいました。感動。。 しかし初めてのチャットで緊張、携帯なので反映が遅い、頭の回転が鈍いので質問に答えるのが遅い、間違えて同じ事を何度も書き込んでしまう…などなどいっぱいいっぱいで大混乱で訳わからないまま進んでいきましたが、ちょっとずつ慣れていき、楽しかったです。
チャットを終えた後は・・・力がぬけて、でも興奮して心臓がどきどきどきどき・・・
石川さんとお話し出来るとは・・・。感激でした。
人と会ったり話したりするのがものすごく苦手な自分にとって、チャットはすごく便利で良いです。どうしても緊張はしてしまいますが。。
チャットで慣らしていって、普通に人と話すのも平気になれればいいな、と思ったりもしてます。
また参加させて頂きます!よろしくお願いします!! (ななを★)

(寸評)チャットは家の中だからどんなスットンキョーな格好してても大丈夫だし、大勢で話している時は興味のあるところだけ会話に参加すればいいので、俺にも凄く楽なコミュニケーションツールなのだ。
今夜も、待ってるゼイッ! 5ポイント。

初めてのおい!コラ~!!

国立(くにたち)の料理学校に行ってる時、ワインの授業もあって、ひとり、普段とてもおとなしいのにひとくち飲んだだけでぐだぐだに酔ってしまうクラスメートがいました。
人柄ががらっと変わってしまって先生におい!コラ~!!と絡むのです。
まるで芝居を見ているような体験でした。
こんな人って本当にいるんだ~と単純に感動。
荒れ狂う彼を優しくなだめる先生達に、大人だな~とまた感動。
今彼はどうしているでしょうか?
酒の席での失敗はあったに違いない。 (ますちゃん)

(寸評)たまにいるね~、飲んで極端に変わる人。
まぁはたから見てる分には面白いんだけどね。
自分に火の粉が降り注いできそうになったら、とっとと退散するが吉だぞい。4ポイント。

初めての外国人夫を温泉に

連れ合いをはじめて日本に連れて行ったときに温泉に行きました。
日本の入浴法が良くわからないからついてきて!というので係りのおじさんに聞いたら、インターナショナルでいいですね!どうぞどうぞ!! と、快く了解を得られました。(?)
私が水着を着て男湯にどんどん入っていくとじーちゃんたちが前を隠しておられました。
あの時はなんとも思わなかったけれど、今考えてみると、 あの時ご一緒した方たちごめんなさい。と。。。
ますちゃんも大人になったなぁ!
でも一番おかしかったのは、オマエ、にいちゃんは何もはいてないんだぞ!いいのか?
と、慌てていた私の兄でした。 (ますちゃん)

(寸評)外人さんならみんな微笑ましくみるからね。
そういえばそれとは逆に式根島にある海中温泉に行った時、俺がいつもの露天風呂の感じですっぱだかで入っていたら、海と繋がっている温泉だったので、後から来た人達が全員水着着用で、あがるにあがれないことあったな。あれはちょっと恥ずかしかった・・・。4ポイント。

初めての即入院

大きな怪我も入院もしたことないと思っていましたが 年齢を重ねるにつれていろいろな経験をするものですね。
ある日友人が遊びに来てて、私お茶入れるね~なんて言ってばたばたタイルの上を小走りに走ったら少し床がぬれていたらしくズリンッ!と思いっきり転んでしまいました。
手をついた、手首のところが内出血でぷっくり膨らんだのでヤバイ~とは思ったのですが連れ合いに、なにやってんだ~!とバカにされるのがイヤだったので知らん顔してお茶してたら今度はひじが動かなくなってるのに気づきました。
さすがにそこにいた友人にみせると、 ますちゃん!なんか腫れてるよ!と言うのでそれはお肉では?ということで笑っておさめました。
娘がママ~!と手を引っ張ると痛いのでかばいながらもその日は普通にしてて次の日にお医者さんに見せたら病院に行きなさい。と言われ、 これまた友人に病院に連れて行ってもらったら即入院とあいなりました。
脱臼しちゃってたのね。
骨折してたのにすぐに気づかなくて。。。なんて人がいるとなんて鈍感!なんて思ってましたが私もやっちゃいました。
人生いろいろありますね。
ステージで演奏中に頭から落下する人とか。。。
あ、なんでもありません! (ますちゃん)

(寸評)人生、意外なところに落とし穴があるからね。
真っ暗な場所でイントレ(照明を吊るす鉄骨)に上る時は、いつもよりちょっとだけ注意した方がいいぞ。
みんな人生で一回くらいはイントレに上ることはあるだろうからねっ。ねっ! 5ポイント。

初めての謎の声

小学生の時、電話の向こうに誰かいるのか気になり、受話器を上げて耳に当てたまま、しばらくいたのです。
すると、しばらくは「プーッ」と永遠に鳴っていたのですが、かなりの時間そうやっていたらしく、人の声がしてきました。
今でも覚えているのは、
「受話器戻さないと、お父さんかお母さんに叱られるよ。」
今考えても誰と話したのかわかりませんが、電話をかけずに話をした、不思議な初体験でした。二度目は・・・さすがにやっていません。(秘密の座席)

(寸評)うわわっ、なんか都市伝説っぽい。ありそうでなさそうな怖い話だっ!
是非もう一度やってみて欲しい。大人になった今、一体何を言われるかを・・・。7ポイント。

初めての「ないっ!」

高校生の時、あるチョコレート菓子を買いました。
某会社の、アイス型チョコレートなんですが、このイチゴチョコ味が大好きなんです。
袋状になっている包装をパカッ!と開くと、そこにイチゴチョコが・・・
ないっ!!
包装紙を広げ、逆さにして振っても、溶けた形跡も全くない。ただ、イチゴチョコがない!
初めて「事故品」としてその旨を記し、某会社に送りました。
すると「これは輸送途中か店内で溶けた」と返答がありました。
チョコレートって、工場から一歩外に出ると、溶けた場合なくなるんですかぁ。初めて知りましたぁ。(--;)
「お詫びとして溶けやすい製品以外の物を・・・。」
と、ポキッ!と食べるもののチョココーティングされていない製品やクッキーが届きました。
事故品の原因は究明して、会社の各部、消費者に伝えなければならないんだろうけど、納得いかない内容でした。(秘密の座席)

(寸評)事故品、めずらしいね。イチゴチョコはなかったけどイナゴチョコがあったら、嫌だね。5ポイント。

らくだ初体験。

あ、らくだとやっちゃったわけじゃないですよ!
またまたチュニジアに言ったときの話なのですが、初めてらくだに乗りました。
キャラバンとらくだに交互に乗ってお散歩する、というコースだったのですが、私は前にお子達2人とも乗せて、いざ出発!
で、
らくだの乗り心地はというと。。。
ぜんぜんらくだない!!
こんなんで砂漠を横断するなんて無理です。
あの長い足で進むので揺れが激しい!
お子達を落とすまいと私は必死でした。
汗で手がずるずる滑って大変!
と思ったら後半は気温47度になってたそうです。
合掌。
らくだに乗りたくない人は馬の引くキャラバンに乗っていけば良いのですが、怖がりの彼にしては珍しく、連れ合いも一人でらくだに乗りました。(らくだと尻の大きさが同じ!と話題になりました!)
彼はやせ我慢?して初めから最後までらくだで移動、途中で友人の子供を一緒に乗せたため、玉袋がつぶされて痛かった。と、

降りてからもイタイイタイと言う彼に、じゃ、みせてみて?と言うと
実際、らくだの背中にのせてある絨毯(とは名ばかりのごわごわの敷物)の繊維がグサっと刺さっていたのでした。
太い太いトゲがあそこにぃ~!!!
皆様もらくだに乗られる際は、股間に注意! (ますちゃん)

(寸評)俺もこの間初めて象に乗ったけど、坂道を昇り降りする時はかなり怖いよね。真剣に捕まっていないとずり落ちる。
アトラクションとして乗るのは面白いけど、日常的乗り物となるとちときびしいね。
だんなさんの金玉によろしく。6ポイント。

初めての韓国の病院にて診察

こちらに来て、2度目の風邪をひき、2日ほど寝てましたが、だるさや喉の痛みなど、全く体調が良くなりません。
こちらに持ってきた風邪薬もあまり効果がないです。 なので、3日目にして、初めて通っている大学の近くの病院を訪ねました。

しかし、早速入って早々、手続きが分からず、案内所へ行って、「内科受診したいんですが…」と言ったら、外国人登録証で診察カードを作り、「内科じゃなくて、家庭医学科へ行ってください」と、受付のおばさんに言われました。
家庭医学科へ行ってみると、診察室の前の廊下にベンチがあり、他の患者さんたちが診察待ち中。診察室の入り口をみると、2つ画面のディスプレイが壁に付けてあり、医者の名前ごとに診察中の患者の名前が自動で表示されています。
よくみると、自分の名前もハングルで表示されてましたが、他の韓国人の名前は大抵3文字なのに対し、自分の名前は韓国語の発音通りに書くと6文字なので、最後の2文字がカットされてました…。
もう1つのディスプレイでは、TVのCM映像が流れていて、日本の電車に乗ってるような錯覚に陥りました。最近の私鉄やJRの車両で見かける、ドアの上にある電車の現在地を示したり、CMを流すディスプレイと似てたので。  

そして、診察開始。呼ばれた診察室には医学生らしき白衣の男性と、若めの女医さんが。カバンに電子辞書をもって、あらかじめ調べた体調不良に関する言葉を頭に入れて、説明をしました。
まず、「頭がくらくらする」と言ったら、女医さんは「じゃ、体温を計りますね」と、机の上にあったテレビのリモコンのような器具を額の中心に当てました。
「え?これが体温計?脇に挟んで計るんじゃないの?」と思う間もなく、当ててから3秒もしないうちにピピッと音がして、検温が終わりました。そして、「熱はないですね…」とのこと。
検診を終えて、ひとまず5日分の風邪薬を5種類処方してもらいました。しかし、診察が終わった後で、処方箋をどこで受け取るのか分からず、しばし診察室の前のベンチに10分ほど座ったままでした。ナースの方に声をかけられ、「診察カードをこちらにある機械に通してください」と言われました。ついていって、券売機のような機械にカードを通すと、処方予定の薬が示され、病院の近辺にある薬局が表示されて、「どこで購入するか選んでください」とのこと。
そのまま従い、処方箋と領収書などを受け取り、薬局に行き、購入してから、2日間寝込みました。  

今回は病院で、まだ分からない単語が多いので、どれだけうまくこなせるかが心配でしたが、自分の体調不良の度合いは上手く伝えることができて、女医さんも「韓国語上手いですね」と言ってくれました。
しかし、やはり体調の度合いを訪ねられた時に、一時は電子辞書を使わざるを得ませんでした。それに、処方箋の受け取り方もわからなかったので、まだ厳しい段階だと実感しました…。(Hi-)

(寸評)そこの国の日常会話ならなんとかいけても、複雑なことを説明するのはねー。
・・・英語でも良かったんじゃない? 5ポイント。

チュニジアナンパ攻撃初体験。

去年の夏、家族でチュニジアに行ってきました。
ヴァカンスにチュニジアとかモロッコとかのパック旅行を安く売り出しているのでそれを利用した次第です。
(飛行機代、宿泊代、飲食費用すべて込みのお気楽旅行です。)
ホテルに着いてフロントに鍵を貰いに行くとお兄さんが私の手にバンド(これが飲食タダの印になるのです。)を巻きながら私の目をじっとみつめて、チュニジアにようこそ!君どこから来たの?日本人なんだ!?日本人好き。とか横に私の連れ合いがいるのにお構いなしでナンパしまくるのです。

でもこんなことではひるみません!私は、はっはぁ~!これが噂に聞く1度チュニジアに行ったら20回は結婚できるほど口説かれるよ!という友人達の証言を思い出したからです。

まるでそれが挨拶ででもあるかのように人にあったら口説く、というのがマナーなのか!?と思うほどそれは激しいです。

しかも私は子連れですよ!!

7日間の滞在でしたが街にでては口説かれ、売店に行っては口説かれ。。。

もてもてもて体験をしてみたい人にはお勧めですよ!うっふん。

で、帰りの日、空港でチェックインし、はぁ、楽しかっただけどこれでもうあの勧誘口説き節から逃れられる~!免税店で買い物しよ!と支払いに行くとそこのレジのお兄さんも、パスポートおねがいします、あ、日本人なの?僕日本人のお客さんはじめてだよ~!結婚してる?などと。。。

最後の最後までナンパの絶えない旅行となりました。

帰りの飛行機に乗り込み出発を待っていると、ハーイ!ハニー!!君の荷物を棚にしまうよ!この飛行機に泥棒は僕しか居ないから心配要らないよ!今夜の僕のシェリーは君さ!と。。。

この方ベルギー人でした。チュニジアにお仕事で行ってるうちにこうなってしまったのでしょうか?おそろしい。

物売りの勧誘攻撃とナンパ攻撃が強烈でしたが楽しかったです。でもまた行くのはしばらくいいや。。。と、思いますマル (ますちゃん)

(寸評)おぉ、ナンパ大国なんてのがあるんだねー。男の俺には関係ないが、チュニジアにこれを読んで色めき出す乙女達も多い?
どこかに逆ナンパ天国はないものか・・・。6ポイント。

ライオンメリィさん初体験。

ライオンメリィさんは今から20年程前に私の実家の近くの喫茶店であった、あがた森魚さんのライブでシンセサイザーを担当されていて、森魚さんがライオンメリィさんです!ライブによんであげてください!と言われていたのでとても印象に残っています。

ちっちゃい汚い喫茶店でのライブ。贅沢でした。
ただ森魚さんがたくさんアンコール引き受けてくれてるのに私はおしっこしたくなっちゃって辛かったです。おお~さむま~ちに~と、おしっこ。
今の私だったらちっちゃい会場でも待った!トイレ!といえますが中学生のころの私にはいえませんでした。

あのとき森魚さんにストップ!おしっこ!と言えなかった自分が悔やまれますが、純情だったなぁ~森魚さんもメリィさんも素敵だったなぁ~と、今では良い思い出です。 (ますちゃん)

(寸評)メリィさんはあの「ずうとるび」のバックもやってた事があるらしいからね。
というかずうとるび自体知っている人、少ないか・・・。5ポイント。

初めての知久さんライブ

3月30日。青山のライブハウスで行われた石橋英子さん主催のイベントで、初めて知久さんのライブを拝見致しました。
知久さんはオリオンビール片手に登場。思ってたよりずっと大きい人でした。
歌もギターも凄く良かったです。CDで聴くよりずうっと力強くて迫力のある歌声で、圧倒されました。感動でした。 イベント終了後、客席の後ろの方にフツーーに知久さんが居たのでびびりました(笑
話しかけたいけど知り合いらしき方達とお話してるし、見ず知らずの私なんかが話しかけて良いものかとしばらくもやもやしてましたが、勇気を出して話しかけてみました。 最近ファンになったこと、初めてライブ観て感動したこと、新潟から来たこと等を伝えてしょぼいプレゼントを渡しました。知久さんはかなり酔ってたみたいでへろへろしてました。
緊張しすぎてうまく話せなかったです。。(もともと喋ることは苦手ですが・・・)
けど少しでもお話できて良かったです。今度はワンマンライブ観に行きたいです!(ななを★)

(寸評)知久君を初めて見た人はたいてい「大きかった」と言うね。なんか相当小さいイメージがあるらしいんだよな。実際は俺と身長は3cmしか違わないんだけどねー。5ポイント。

初めてのネットカフェ

3月30日。青山でライブを堪能した後、初めてネットカフェに行き一泊しました。お金が無いので安めの所へ。 ・・・が、緊張の為かライブ後で興奮していた為か一睡も出来ませんでした。。
部屋の仕切りは上が空いていたので、覗かれたらどうしようとか、ドアには鍵もついていないし開けられたらどうしようとか、不安で仕方なかったです。(段々慣れましたが)
うちのパソコンはかなり前に壊れて以来買いかえていないので久々にパソコンいじれて楽しかったです。
いつも携帯で見ている石川さんのHPをパソコンで初めて見て、おぉ~こんな感じなのか~と嬉しくなったり。
家の近くにはネットカフェ無いし、行こうという気にもあまりならないので、初めての体験。くつろぐ為に行ったのにかえって疲れた気もしますがなかなか楽しかったです。(ななを★)

(寸評)ネットカフェは確か、個室がいちゃいちゃぬるぬるずぽずぽカップルにラブホテル代わりに使われるようになって、廊下から必ず覗けるように規制されたんだよね。
それでもやってたら凄いが・・・。5ポイント。

初めてのニヒル牛

3月31日。初めてニヒル牛に行きました!
開店まで時間があったので西荻をふらふら歩きまわってましたが、西荻・・いい所ですね!小さなお店がいっぱいあって・・!
東京は都会というイメージしかなかったのでこんな場所があるとは驚きでした。地元にいるみたいでした。
そしてお昼過ぎにニヒル牛へ行き、緊張しながら中へ入ると…思ってたより小さなお店ででも皆様の個性的な作品の数々が所狭しと並べてあり飾ってあり・・・す、すごいーーーっすごすぎるどうしよう…。ますます緊張。
どきどきわくわくしながらひとつひとつ眺めました。

買う物を決めると、あるさんらしき方が店番をされていて、あ、あるさん?なのかな??とドキドキしながら、お金払う時少しお話させて頂きました。
新潟から来たという事を伝えると、たまのメンバーも新潟が好きだとおっしゃられて、ちょっとうれしかったです。 石川さんとあるさんへのお手紙と、自分で作ったお菓子と小物を渡しました。しょぼい物ですが・・・喜んで頂けたみたいで良かったです。ニヒル牛作家になりたい・・! また東京に行った時は是非お伺いさせて頂きます!(ななを★)

(寸評)新潟は飯、特に米が旨いからなー。温泉もいいしね。気に入ってるよ! 5ポイント。

初めてのニヒル牛2

3月31日。ニヒル牛へ行き幸せ気分になりながら、今度はこちらも初めて、ニヒル牛2に行きました。
こちらはさらに素敵で不思議な空間・・・!至る所に作品が飾ってあり、一気にその雰囲気に飲まれてしまいました。
秘宝館は、自分には少し刺激が強すぎて、あまり長い間見てられませんでした・・が、とっても素敵な作品ばかりで、心の中で恥ずかしくなりながらひとつひとつ拝見させて頂きました。
石川さんの着せかえは・・眺める事しかできませんでした(笑

ニヒル牛とはまた少し違った雰囲気で気に入りました!こちらもまたお伺いさせて頂きます!!(ななを★)

(寸評)微妙に雰囲気違うでしょ。ニヒル牛はミニライブなどもたまにやるし、ニヒル牛2は二週間ごとに個性的な個展をやっているので、是非また来てねっ! 5ポイント。

初めての突然一万円獲得

去年の暮れに東京で石川さんのライブを見た翌日、別のミュージシャンのライブを見に代官山まで行った。当初この日は予定を入れていなかったので、夕方の飛行機で帰ることにしていた。しかしそのライブを直前に知り、しかも昼から始まるものだったので、少しでも観れるのならぎりぎりまで楽しもうと思って出掛けた。
空港までのルートを入念にシュミレーションしながら、ぎりぎりまでライブを楽しみ、ライブハウスを出るやいなや代官山駅まで猛ダッシュ。渋谷についたら浜松町まで乗り換え、可能な限りホームを猛ダッシュ。
そんなこんなでなんと 飛行機離陸五分前に空港に到着!乗せてくれないかも・・と思いつつ「す、すい・・ま・せん!(乗る飛行機が18時の)ご、50分・なん・・で・すけど!」と18時45分にカウンターになだれ込む。そしたら、機材の積み込みだかで搭乗が遅れている、とのこと。 こりゃラッキー!
しかしである。オーバーブッキングしてるらしく、席がないらしい。 私は離陸五分前に空港に着くしょうもないクズ野郎ですから、その罰は喜んで受けますと思い、「調整しますからお待ち下さい」と言われ、静かに「はい」と言い待つ。
しばらくして「次の飛行機なら席を確保できました。お急ぎ下さいお客様!!」と言われたので一番奥の搭乗口まで死に物狂いで猛ダッシュ。(エアドゥは航空券が安いから搭乗口が一番遠いのです…)
師走の空港はすごく混むので係員もパニック状態になっていた。
「こ、これ・・乗っていいん・です・・よね?」「はい!どうぞお乗り下さい!!」と軽く怒鳴られる。
すると先程、調整してくれたカウンターの係員が息せきかけて走ってくる。
「お・・お客様・・りょ、領収書にさ・サインを・・・」 「??」と思いながらサインをすると封筒を渡された。
「ひとつ・・お、遅いのに・・の・乗って頂いたんで・・・」
封筒を開けると、なんと、い・一万円!!予定より遅いのに乗らないといけない、という事態が生じた時にはこういったお詫びがされるらしい!
しかしだ。乗る予定だった18時50分の飛行機は機材の積み込みが遅れ、19時20分に出ることになった。
そして、調整してもらい、今まさに乗る次の飛行機の離陸時間が同じ19時20分。 ということは、一本遅らせても実質なぁんにも変わらなかったのだ!!!!
したがって、五分前に空港についただけで、いきなり一万円をもらったようなものだ。ありがとう!ライブ&遅れた自分&機材の積み込み&オーバーブッキング!!(さっちゃん)

(寸評)ほひぇ~、こりゃあラッキーキンタマだねっ!
さっちゃんにはラッキーキンタマが付いてるよ。
是非ブラーンブラーンと揺らし続けてねっ! 7ポイント。

初めての石川浩司

         先週の日曜、「わっかをなくした天使のおっさんのひるね屋」というイベントで初めて本物の石川さんを見ました。 生で見る石川さんは私が思っていた通り優しそうで面白そうな方でした。
お客の皆さんがフライパンを鳴らしで注文をしているのを見てて私もやりたいなって思いつつ、何分、初めての場所ではどうしても小心者になってしまい、もじもじしてとうとう注文ができないままドアのところで20分くらい滞在後、去ってしまいました・・・。
嗚呼?石川さ??ん!ラヴ?
こんな私がもどかしいです。
また遊びに行きますね! ハンドルネーム さむげたん

(寸評)まぁシャイな人も多いからね。まあ俺も誰かとふたりっきりとかだと思いっきりシャイなオボコになっちゃうけど。また是非来てねっ! 4ポイント。

初めての白衣以外

  私は看護師をしています。ただ、今まで秘密にしていましたが、実は白衣の天使ではございません。一年前、部署移動となり、ICU(集中治療室のことです)に異動になったのですが、一体どういうわけか、この部署だけ白衣を廃止しました。
たまに「白衣を見ると緊張して血圧が上がる、白衣性高血圧」という状態になる人がいることが、研究でわかってきたため、主にアメリカなどでは、すでに白衣は少なくなっているようです。
まあそれはいいですわ。白衣の代わりに私が無理矢理着せられている制服はこちらです。
http://www.aiwanet.com/cherokee/お暇でしたらご覧ください。どうですか。でもよく見て下さい。これ、子どもなら喜びますよね。小児科で採用するには非常にいいと思います。しかし、私の働いている部署はICUです。子ども、関係ないっす。しかも入院している人は99%ぐらい、意識ないっす。白衣見て緊張して血圧上がるとか関係ないっす。
すれ違う来客からは二度見され、そればかりか看護師だということすらわかってもらえません。友達には同情され、別の部署で働く後輩に、これ着てみろよと言うと「嫌です」と即答されるのです。
新しいものを取り入れたくてしょうがない上司達。
ちなみにこの服、「Made in Nicaragua」です。ニカラグアってどこですか。 (さっちゃん)

(寸評)これか・・・。
保育園の先生?
友達とのパジャマパーティ?
きち○い?
さっちゃんは愉快な職場で働いてるんだね! 6ポイント。

初めてのダブルラブレター

小学校3年生の時のこと。 クラスであまり好かれていなかった私の家に置かれていた物。
それは2通の手紙と何故かヤクルト2本。
それもポストではなく、ヤクルトの宅配の箱の中に入っていました。
手紙を読むと、内容はどう考えてもラブレター。
最後に名前が書いてあったのですが・・・
2人とも、同じクラスのKとF。
内容は2通とも、コピーしたかのように全く同じもの。
私への嫌がらせとしか思えなかったので、無視しました。 神経質なので、気持ち悪くてヤクルトも怖くて飲めなかったし。

  ちなみに中学2年の時、そのFに教室でお尻触られました。
なんだこいつ!と、股間蹴り上げておけばよかったな。(秘密の座席)

(寸評)「そんなにあたしのことが好きなの?」と言った瞬間に股間を「ほおりゃ、これが欲しいんだろっ、ええっ!!」と激しく蹴り上げておけばよかったね。6ポイント。

初めての3メートル飛行

中学生のとき自分の乗っていた自転車ごと車にはねられたことがあります。

横断歩道を渡ろうとしていたら手前の車のお兄ちゃんが止まってくれて、OKサインを出してくれたのでパーッとでていったら反対車線から車が。

今までの人生が走馬灯のようにめぐることはなかったけれど、車が自分に向かって走ってくるところはスローモーションのようにはっきりみえました。

そのあとなにがどうなったのか?自転車ごと3メートルほど飛んでまだ若々しい身体だった(笑)のでみごと着地。事なきを得たのでした。

心配症の母にバレると唯一の交通手段である自転車が取り上げられてしまう心配があったので、前輪はぐんにゃり曲がってしまいましたが、ころんだ~!と言って修理に出してもらいました。

ここまでぐんにゃりいってるのに転んだだけと思ってくれていた母に乾杯! (ますちゃん)

(寸評)本当は金巻き上げられたんだけどね。まぁ中学生じゃ無理か。無事で良かったねー。結婚も出来たし。関係ないか。5ポイント。

初めてチェンマイ市内の公園に行った

チェンマイ滞在もあと2日という頃。昼過ぎに起きて、ゲストハウスの近くにある公園へ歩いて行きました。行く路にあるペットショップ街では、暑さのせいか、亀や金魚がひっくり返って死んでる。車道沿いに植えられた木には、桜のような薄桃色の花が咲き誇っていた。

公園入り口では、ゴザが山積みになってる。「え!ゴロ寝用のゴザを売ってる?」と思ったけど、レンタルだった。そんなの買わされても困るよね。レンタルで充分!そしておびただしい数の鳩。申し訳程度の遊具。どれもこれも、元の色がわからないくらい朽ちかけている。でもそのボロ加減がなんかいい。日本なら「いつ壊れるかわからない!」とかいう理由で撤去されてしまうだろうなぁ。

公園中をぶらぶら歩き、木陰にあったベンチに座る。いたるところに、貸しゴザを敷いてダッラーとした人が溢れてている。読書をしたり、昼寝をしていたり。子猫が、何かを食べている。その餌を狙って、別の子猫が恐る恐る近づいている。そんな様子をポカポカの陽気の中ボ~~~っと眺めていると、それだけで一日が終わってしまいそうな気がしてくるくらい、この世のことがどうでもよくなっていくのだった。チェンマイ、楽園?

本当に一日が終わってしまいそうなので、退散。帰りは別の路を通ったのだけど、その裏道も面白い。空き地にぽつん、とリビングにでも置いてありそうな椅子があったり、作りかけか壊しかけかわからない家が建っていたり。はたまた、遺跡のような古い建造物の周りに生活感たっぷりの干しかけの洗濯物が・・・という妙な場所が目に入ったので見に行ったら、「入っちゃダメっ!」と言われたり。コンビニで買ったアイスは凄い勢いで溶けて、手がベタベタになりました。

返ってすぐ、次の日まで寝込んだ・・・・。(桃玉)

(寸評)何故寝込むのかはさっぱり意味がわからないが・・・。5ポイント。

初めてサンデーマーケットへ行った

チェンマイ市内のターペー通りで毎週日曜日催されているという、サンデーマーケットへ行った時の話。
ターペー通り沿いの寺で昼過ぎから2時間ほどマッサージを受けたら、すっかりお祭りの準備ができていた。まだ日は沈みかけ。様々な国から来たと見える観光客がたくさん。

売っているものは食べ物、お菓子、搾りたてジュース、服、雑貨、アクセサリー、おもちゃなど多種多様。道で盲人がバケツなどを楽器にヘンテコな演奏をしたりもしていて、思わず聴き入ってしまう。面白いなぁ。

私は本来買い物をする際あまり悩まいので、時間はかからない。直感が「買う!」と言ったものが、手の届く値段なら買うまで。しかし、このサンデーマーケットでの買い物は…難しかった。悩んだ。なぜかというと、私の直感が「買う!」というものは、ランプだったり壷だったり壁掛け時計だったり…と、どれも持って帰るには邪魔すぎるものばかりだっから。私、荷物多いの、大嫌い。それに私が欲しいもの、持って帰っても置き場に困るだけ…という品物たちばかり。見る度に「欲しいよ~!!」と叫びながら涙を飲んだ。
結局買ったのは小物をいくつかと、バカな顔をした生き物のアップリケがついたタンクトップ。(このタンクトップ、着てみたらピチピチ過ぎて非常に恥ずかしい感じになった…ショック。)
屋台では、麺類と生春巻き(?)を買い食い。美味しい!

ターペー通りは片道2キロだそうなので、端まで見て歩いた時にはすっかり夜で、来たときと比べものにならないくらい、人がごったがえしていた。広場に設置された舞台では、羽根飾りなどでゴテゴテの衣装の若者が踊ってる。テレビ中継もしているようだ。

復路は、人気の少ない道を歩く。道にズラーッと止められたおびただしい量のバイクに異国を感じた。チェンマイの夜は程よく涼しくて、心地よいなあ。

この賑わいは観光シーズンだったから、というのもあるだろうが、毎週こんな規模でお祭りをしているとは、チェンマイの人は相当なお祭り好きなのだろうか。初めて行くには、充分過ぎるほど楽しかった。(桃玉)

(寸評)路上演奏が面白かったよね。そうそう、バケツや缶からを叩いてたりのバンド(?)もいくつもあったしね。
・・・そのまま俺もそこに入って、あやうくチェンマイで一生を終えるとこでした。5ポイント。

初めての帰国

24日間に渡るチェンマイ滞在から帰国。新千歳空港に向かう飛行機から見える雪景色にウンザリ、空港から出たバス乗り場では凍えんばかりの寒さ。札幌では珍しくない気温ではあったのだろうが、ほんの十数時間前に南国にいた身分としては、耐えられない。こんな寒い土地に二十年以上住んでいたのか、私は。

帰りのバスの中、コンビニで買った納豆巻きをほおばる。おお納豆巻きよ、食べたかった!!!…美味い。が、物足りなさを感じてしまう。まだ、タイ料理を食べたりないよ!強烈な香辛料たちよ。

帰宅する楽しみといえば、最大の楽しみは飼い猫との再会!2匹いる猫のうち一匹は「ストーカーか!」というほど私になついているので「さぞ寂しがっていただろうな、私の顔見たら喜ぶだろうな!」と期待を膨らませばながら到着。
…いない。名前を連呼していたら、眠そ~な顔をして起きてきた。ま、淋しくなかったなら良かったけどさ…。

そしてもう一つの楽しみは、家族にみやげ話をすること。ああ楽しかった!何から話せばいいんだろう。母に「まだ?」とメールすると、「今夜、プロバスケの試合のチケットをもらって見に行くから」との返信。

…聞いてねえよ。夕食、歓迎とは言わずとも、当然一緒には食べれるものと思ってたけど一人かよ…。
母と妹が帰宅したのは夜10時頃。夕方からすっかり待ちくたびれて、みやげ話する気力は、もはやナシ。
試しに
「私、日焼けした?」
と訊いてみたら、
「いや、別に…」と母。
24日間南国にいて、日焼けしない私って…。

帰国早々ガッカリの嵐に見舞われ、早くもチェンマイが恋しかった。(桃玉)

(寸評)海外に行くと、逆に日本が見えてくるよね。今まで常識と思っていたものがグローバルではそうではなかったり、良いとこも悪いとこも。
なので、まだ海外に出たことない人、騙されたと思って一回は行くことをお薦めします。旅行費用とかだって、アジアとかならちょっと遠い国内旅行と変わらないし。

実際うちの母親も「私は旅行は国内だけで充分!」と常日頃言っていたのに、60過ぎて初めて海外に連れて行ったら、その後もう10年以上、毎年必ず海外に出かけるようになってしまった!
「連れて行ってもらって本当に良かった。人生変わった」と言っております。6ポイント。

初めてのブーケトスダイビングキャッチ

バイト時代から仲良くしている友達とその上司が結婚することになり、初めて結婚式というモノに参加することになりました。
初めての結婚式に感動し、涙し、気合いを入れてブーケをジャンピングキャッチし、おおっ、この次の幸せは私のモノだ!!と思っていたのですが・・・。
実際に私が結婚するのはそれから5年も後だし、ブーケを投げた当の本人達は離婚しちゃったし、一緒に参列していた昔好きだった人が婚約者を連れてやってきていたけど、その人達さえも離婚してしまったという、気がつけばなんだかケチがつきそうなブーケキャッチの思い出と化してしまってました。
時の経過ってコワイなあとつくづく実感しました。私はそうならないように気を付けたいと思います。(梅桃ひよ子)

(寸評)逆に俺の親しい友人で離婚した人ってほとんどいないなぁ。みんな結婚20年とかの友達ばかり。やっぱりなんかあるのかな? 6ポイント。

初めての結婚披露宴でのソロカラオケ

そんなに付き合いは長くなかったのですが、当時よくプライベートで遊んでいた友達ができ婚することになったので、その子と仲の良かった友達とも私はよく遊んでいて、彼女のご指名で私は一緒に受付をすることになり、披露宴に出席することになったのです。
で、仲間内外で私がカラオケ好きなのは知られていたので、結婚する友達から、「唄ってくれないか」と頼まれ、唄好きだし、頼まれたらね~、と思って快諾しました。 曲は定番中の定番misiaの「Everything」。
当日、予想以上に招待客が多かったのでかなり緊張しましたけど、何とか頑張って唄いました。
が、肝心の新郎新婦は、ちっとも聴いてないで、招待客と酒盛りしたり写真撮ったりワイワイ騒いだりしてる・・・。
私の唄を聴いていたのは目の前に座ったおじちゃんとその周囲の数名のみ。
あとで本人に文句言いましたが、結婚披露宴のカラオケなんてそんなものなんですね(泣)
結構練習とかしたのに。ぷんぷん!(梅桃ひよ子)

(寸評)まぁ、そもそも他人のカラオケなんて真剣に聴いてる人はいないよ。聴いてるふりくらいはするけどね。自分もそうじゃない?
なんせあれは自己陶酔の為の道具だからね。気にしない、気にしない。5ポイント。

初めての中国のお茶

中国、お茶は有名です。ペットボトルで安価で買えます。 しかし、最初にウーロン茶PETを飲んだときのあのショックは忘れられません。
暑くて喉も渇いていたので蓋を開けて一気にゴクゴク・・・ブーッ!!!
「あ、甘めえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇーーっ!!!」
そうコレ、砂糖が入っているんです。中国の「お茶」、ウーロン茶・緑茶はいわゆる「低糖」というやつで、低糖とはいえ、結構甘かったりします。
私はお茶は渋めが好きな人なので、この「甘いお茶」には正直言って閉口してしまいました。中国の食べ物は油っこいから甘いお茶で丁度よいのかもしれないけれど、私の口には合いそうにありませんでした。緑茶の砂糖入りなんて考えただけでも涙でそうですよ(泣)。
後日、幸い「無糖」ウーロン茶を発見することができまして、けれど「無糖」はお店には滅多に置いていないので、見つけたときにはまとめ買いをしていました。

またお茶と言っても紅茶だったりすると、何コレ砂糖味!?っていうくらい糖分タップリの感覚で、肝心のあの紅茶の味はどこへ??っていうような味。
留学2日目に紅茶で失敗してからは、帰国するまで一滴も紅茶を口にすることはありませんでした。

中国で「お茶」と言うと連想するのは「ウーロン茶」ですよね?
一般食堂で「お茶」と頼めばウーロン茶が出てくると思っていました。実際日本の中華料理店ではそうですし。
しかし、北京でウーロン茶が出てくることは一度もありませんでした。買うか、あえて頼むかしかないとお目にかかれません。食堂で出てくるのも、学校で出てくるのも、寮に置いてあったのもみーんなジャスミン茶だったのです。
滞在中はもっぱらジャスミン漬けでしたので、帰国してからジャスミン茶を飲むときはいつも、滞在中のことを思い出して懐かしい気持ちになります。匂いによる印象って、結構強く残るみたいですね。(梅桃ひよ子)

(寸評)実はこれは日本の方が特殊なんだよね。アジア全般お茶ドリンク売ってるけど、ほぼ100%砂糖たっぷり入り。
でも日本も、俺たちが子供の頃だから3,40年前までは麦茶とかには必ず砂糖を入れていた。 アジアの国々は「ちょっと前の日本」なのかもね。6ポイント。

初めての中国のヨーグルト

紅茶を買って失敗した2日目、横では同行の仲間が何やら怪しげなつぼを購入、手のひらサイズの小さなつぼに入っているのは、何とヨーグルト。
見た感じはおいしそうだったので、無防備に顔を突っ込んでみたのが運のつき。
ものすごい異臭がしました。もうこれぞ腐ってる!!っていうようなすさまじい匂いが。
買ったその人は「ちょっと匂いはきついけど、おいしいよ」と言っていました。
私は鼻が結構敏感で、見た目が美味しそうでも、匂いで挫折したことが何度かあります。結局、帰国するまでに匂いを克服することはできませんでした。
よく考えたら、ヨーグルトっていっぺん腐ってるんですよね(正しくは「発酵」ですが)。
腐って当然・・・ということは、日本のヨーグルトは相当香料をぶち込んでいるということでは・・・と思ってしまった私ですが、帰国してからも、極力そのことは考えないようにしながら、現在も臭くないヨーグルトをモリモリと食べております。(梅桃ひよ子)

(寸評)まぁ中国に言わせれば「腐って糸ひいてる大豆を平気でヌルヌル食う日本人が何言っとるんじゃ~!」かもね。6ポイント。

初めての中国トイレ

ご存じの方も多いとは思いますが、中国のトイレはドアがないのが普通です。さらに、トイレットペーパー(手紙)もありません。
私は奇跡的にまぬがれたのですが、中国の水が合わなかったらしく、仲間達の大半は滞在中のほとんどをゲリで過ごすという悲惨な目に遭っていました(お食事中のかた、汚い話ですみません~)。だから、彼(彼女)たちはトイレットペーパーを常に持ち歩いていなければならなくて、日本では絶対に考えられないことだと思い知らされました。私はポケットティッシュで済んで助かったのですが・・・。
ドアなしトイレも最初はすごく抵抗ありました!寮のトイレは日本と同じ個室だし、学校のトイレも真ん中にちょこっとだけど一応ドアがあったし。
ドアなしトイレデビューは、滞在7日目の飲み会の帰りに寄った公衆便所。
酔っぱらっていたとはいえ、女の人がお尻をぺろんと出して用を足す様が目に入ってきたときにはさすがに「どうしよっかなー」と思いましたが、「郷に入らば、郷に従え」、中国人はそんなことどうってことないんだ!と思ってエイッとしましたよ。でも、1回やってみれば後は結構何てことなくて、帰国直前まではもう当然のようにしていましたね。慣れってコワイ・・・。
しかし、隅っこに高ーく積み上がった汚物の山・・・あれはどうかと思うのですが、無料便所ゆえの事情なのでしょうか。あの光景、帰国してからも、強く脳裏に焼き付いております。
上記のドアなしトイレは北京大学付近の無料便所だったのですが、北京の市街地まで出ると、有料便所(収費厠所)を至るところで発見できます。
そこでは、トイレにはいるときに一定の料金を払ってから使用するというもの(大体日本円で2.6~6.5円)。払う料金によってトイレのきれいさ、使いやすさは変わってきますが、日本のような「きれいなトイレ」を期待しないほうがいいですね。公園の公衆便所よりも不便でした。
とにもかくにも帰国してまず思ったのが「日本のトイレは素晴らしい」ということです。最近では音消し装置もスタンダードになってきて、中国の人が日本に来たら、私がビックリした以上にビックリするのではないかと思ってしまいました。(梅桃ひよ子)

(寸評)これまた中国に言わせれば「知らない者同士が尻だけじゃなくて全裸で一緒に風呂に入るなんて野蛮な日本人に言われたくないわ~!」と言うことなのかもねー。6ポイント。

初めての中国バス

私が最もよく利用していたのが前門(天安門最寄りバス停)←→北京大学西門の808号バス(通称パーリンパー)でした。
片道4元(日本円で52円)で数十も走ってくれるのだから、安い。ただ、さすがは人口10億超の国なので当然人口密度も高く、バスも常にぎゅうぎゅう、おまけに9月で、冷房も効いていないから、暑い!!その中を片道1時間耐えるわけです。だから、着いたときにはいつもへとへとになっていました。
たまに立ちっぱなしになったりして大変なときもありましたが、今ではいい笑い話となっております。
ちなみにバスの料金システムは、運転手のほかにチケット売りのおばちゃんがいて、このおばちゃんに行き先と枚数を告げてから料金をはらって乗車券を買う、前払い方式となっております。日本のような料金箱はなかったです。
日本と同じように「次は○○です」というアナウンスは流れてくるものの、それを聞き取れるほど中国語に精通してはいなかったので、完全に連れをアテにしていました。結局、ひとりで市街地まで行動するチャンスはありませんでしたしね。
なお、同じ距離でタクシーにも乗ったことがありますが、値段は35元。日本円で500円しないので日本からすると安いのですが、北京のバス料金から考えるとやっぱりタクシーだなぁと思いました。しかしさすがタクシーだけあって、バスに比べたらはるかに快適でしたけどね。(梅桃ひよ子)

(寸評)俺も20年くらい前に中国行った時、バスは凄かったなぁ。ドアのところに鈴なりに人がつかまっていて、無理矢理俺たちも負けじと掴まって。それでも車掌はちゃんとお金を徴収に来る。
去年行ったら、なんかそんな光景はもうほとんどなかったけど。6ポイント。

初めてのディスコ

現在ではクラブと言われておりますが、当時は過渡期で、どっちが正式名称かよくわからないので、とりあえずディスコと言います。
宮崎は田舎なのでそういうところに行く機会がなく、デビューは何と留学先の北京ででした。
滞在17日目に、本科生(日本人)と、カナダ系華僑のお兄さんに連れられて行ったのが、当時北京で最も大きなディスコと言われていた「ナイトマン」でした。深夜0時過ぎに行ったにもかかわらず、ものすごい熱気と活気に溢れていたのを覚えています。
当時はリッキー・マーティンの曲が流行していた頃で、中国でもご多分にもれず流行っていたようで、この曲でみんな元気に踊っていました。
イケイケのお姉さんがお立ち台に乗って(死語??)セクシーポーズで踊っていたのを男どもがかじりつくように見ていて、その光景が何となくおかしく思えました。私も周囲なんかお構いなくゴーゴー・イケイケ・ノリノリ状態で踊ってましたよ。
一緒にいた友達は「恥ずかしい」と言って踊りたがらなかったのですが、意外や意外に、普段とても落ち着いている仙人のようなイメージのあった人が私たちと一緒になってノリノリで踊っていたのにビックリしました。さすがは旅の達人、恥はかき捨てといったところなのでしょうか(笑)
こんなに楽しい思いをして、また行きたいと思っていたのですが、やっぱり田舎で機会にも恵まれず、その後は今に至るまで行っておりません・・・。(梅桃ひよ子)

(寸評)俺も大学の時友達に連れられて一回だけ行ったことがある。自分が「場違い」をこれほど痛感した場所もなかったなぁ・・・。5ポイント。

初めてのコント

寿司のテイクアウト専門店の開店日に買いに行った時のこと。
自動ドアが開くと、帰ろうとしている客が一人だけで、テイクアウト専門にしては、広すぎているからか閑散とした店内。
レジで商品を受け取り代金を支払っていると、レジの後ろに何人もの店員が見えました。若い女の子もいました。高校生くらいでしょうか。
彼女は囲いのない板の上に寿司のパックを幾つも重ねて持っていました。不安定極まりないその寿司の山積みにある予感がしてしばらく気にしていたその時、やっぱりそれは起こりました。

� 「バサッ」

3巻入っているパックが女の子の左側、床に落ちました。
「あっ・・・」
女の子は左側に落ちたパックを見ました。しかし、勢い良く振り向いた反動で、今度は右手近くのパックが
「バサッ」
「あっ・・・」
右に落ちたパックを見たその反動で、再度左にパックが
「バサッ」
「あっ・・・」

� 客がいる目の前で起こった突然の出来事に、周囲の男性店員は慌ててパックを拾っていました。
おそらく他の店員が男性だったので、女の子も同じ様に沢山寿司のパックが乗った板を持たされたのでしょう。
まるで古いコントでも見ているかのようでした。
申し訳ないが・・・ずっとやってて欲しかった。(秘密の座席)

(寸評)昔、長崎のコンビニエンスストアーで「肉まんひとつ!」と頼んだら残っていた最後の肉まんを店員がトングではさみ損ねて床に落っことして、俺の方を見て小声で、
「肉まん、なくなっちゃった・・・」
と言った時の可愛らしさを思い出したなー。6ポイント。

初めての間違いチケット

イタリアからロンドン経由で東京に帰ってくる、ローマの空港でのこと。
チケットを受け取り、時間が余っていたのでお土産を買いに回りました。
30分ほどして戻り、搭乗口でチケットを係員に渡したんです。
そしたら私のチケットをこちらに見せ、指差してくるのです。
よく見てみると、そのチケットには「ロンドン(ヒースロー空港)ー東京」と記入されていて、今いるローマからロンドン行きのチケットではなかったんです。
イタリアの係員はとても丁寧に、優しくそれを説明してくれたのですが、もしかして私だけイタリアに置いていかれるのでは・・・と思いパニックに!

� 落ち着いて、ゆっくり歩いてきた添乗員を呼んで説明しました。
すると、私の分だけ、チケットが入れ替わっていたんです。

� 確認して受け取らなかった私が悪いんですが、あの時はヒヤッとしました。
それにしてもイタリアってとても遠いんですね。ロンドン経由したから、計14時間かかりました。(秘密の座席)

(寸評)結構航空券の間違いって多いよ。海外のときは特に念入りに確認した方がいいね。4ポイント。

初めてのいじめ担任

小学校に入学後、初めての家庭訪問で、母が担任にお土産を渡さなかった・・・。

� こんな、とても不条理な理由から、クラスで私だけが担任にいじめられていました。理由もなく私だけ補習のように放課後残されていたんです。
中学校でもいじめに遭いましたが、おそらくこの担任のいじめが初めてのいじめだったと思います。

� 給食の昆布巻きが嫌いで残すと、無理矢理口に突っ込まれた事もありましたが、きっと今の時代はそんなことを生徒にさせないでしょう。
給食はパン2枚がほぼ毎日あったんですが、小学校入学したての私は、パン2枚なんて、そんなに食べる事は出来ませんでした。
残すと口に押し込まれるので、布に包んで机の奥に隠しました。

� しかし、それを忘れていた為、何日か後に担任に母が呼び出されました。
「机の中にパンなんて隠すからネズミが来たじゃないか!汚い!」
その一つの事で呼び出されたにも関わらず、色々な事にケチをつけてきたそうです。
「お土産を貰えなかったから生徒をいじめるなんて、ケツの穴の小さいババアだなぁ。」
ある程度成長してから母に真実を聞きました。その時言ってやりたかった。(秘密の座席)

(寸評)えっ!?おみやげあげていいの!?
・・・俺も担任が「石川君と遊んじゃいけません!」とクラス中に言われた理由が今、ハッキリわかった。6ポイント。

初めての一番前

短距離より長距離が好きな私は、運動会でもいつも200メートル以上の種目を走っていました。
決して早いわけではなかったんですが。
小学校、中学校(この時はいじめられててわざと長距離走らされましたが。)と。そして高校生になったある体育の授業でのこと。

� よーいドン!
その合図で一斉にスタート。勉強嫌いの私は、ここでしか自分をアピール出来ないのですから頑張りました。
しかし、いつも全員の真ん中辺りを走っていた私は、ふと気づくと一番前を走っていて、背後から足音がザクザクと聞こえてきます。
マズイ!こんな目立ちたくはないし、何周走ればいいのかわからない!
そして力を抜き、まんまと真ん中辺りへ下がっていきました。

� 「一緒に走って!」と自分より遅い子から言われても、人と同じペースで走ると疲れるので絶対見捨てて走る私でしたが、この、わざと遅く走るのは、もっとしんどかったです。結果、後ろから数えた方が早い順位でした。(秘密の座席)

(寸評)ま、そういうことってあるよね。4ポイント。

初めてのマンガクラブ

中学2年の時、マンガクラブに入りました。
全校生徒が必ず何かしらのクラブに入らなくてはならなかったので、勉強、運動以外の物を選んだ結果です。 �

そして、毎週火曜日の6時間目に行なわれるクラブの日、私は耳を疑いました。
「来週から、マンガ持ってこい。」
マンガクラブの担当になった先生が言いました。
学校へは持って行ってはいけない物を持って来いと言うのです。

� 翌週、家が床屋をやっている友達の家でマンガを選んで持って行きました。
クラブの時間にマンガを持っていくと、既に他の生徒は机に向かってマンガを読んでいました。
結局そのマンガクラブは、年一回、担任の似顔絵を描くだけで、あとは全部マンガを読んでいただけでした。
マンガを描いて提出しろ、と言われなくて良かった。(秘密の座席)

(寸評)クラブではないが、高校の時の音楽の授業は班ごとに好きなレコードを持ってきてその解説と鑑賞をする、というものだった。
俺の班は俺が選んだ。
ちなみにかけたレコードはオノヨーコだった・・・。6ポイント。

初めての混入薄切り肉

本当にドキドキしたんです、見つけた時は。
夕飯のおかずのハンバーグを食べていたら、何やら薄っぺらい物が。
箸で取り出すと、挽き肉のはずなのにすき焼き用の様な薄切り肉が入っていたんです。
でも、挽き肉の中に違う肉が入っていると不気味に思えるのです。
私は皿の端に除けて置きましたが、母が首を捻りながらそれを取り、広げてみたのです。
何か恐ろしい物が出てくるんじゃないかと、生唾をのみ見ていると
「ごめん、やっちゃった。」
母が私の前に広げた途端、薄切り肉の本当の正体がわかりました。
肉を買うと、白いパックの中に白いシートが敷いてあるじゃないですか、あれだったんです。
肉をこねている時に気づいて欲しかった。石川さんなら 「しめしめ。挽き肉の中にすき焼き用の肉が入っていたぞ!」と食べていたでしょう。変に神経質な性格で良かったと初めて思いました。(秘密の座席)

(寸評)しめしめなんて思うかーっ。それくらい気づくわーいっ! 6ポイント。

初めてのファンレター

「欽どこ」という番組を見ていた頃、初めてファンレターを書いたんです。
その番組に出演していた「わらべ」のたまえ役の高橋真美さんに。(字が合っているかわかりませんが。)
そして忘れた頃に、宛て先と同じ住所から封筒が届きました。
子供ながらには返事が届いたと思って大喜びしました。
心臓が飛び出るかと思うほど緊張しながら封を開けました。
そしたら中には「ファンクラブに入りませんか?」というお知らせが入っていただけ・・・。
もしかして、あの手紙は本人ではなく、事務所の人が読んだの!?
そう思ったら顔から火が出る思いでした。
でも、私が書いた手紙の内容は「どうしてそんなに可愛いんですか?」
なんてたわいのない物だったんですけどね。小学生だったし。(秘密の座席)

(寸評)俺たちは多分全部自分たちに届けられたよ。ただ、デビュー直後の一時期だけはとても全部読めるような量じゃなかったけど。ま、ほんの一時期だけだけどね。
わらべと言えば「のぞみ・かなえ・たまえ(望み叶え給え)」の、一等最初ののぞみ役の高部知子が喫煙しただけで、完全に芸能界から抹殺されたよね。
あっちの方がなんか怖かったな~。6ポイント。

初めての貧血

社会人になって、初めて貧血で倒れました。
年末年始の休みを本当にダラダラと過ごした結果の惨事です。

� 就業時間が過ぎ20分ほど立ったまま仕事をしていたのですが、急に目眩がして、休ませてもらおうと事務所に歩いていった・・・はず。
事務所が見えたのは覚えているのですが、ドアを開けたのは知りません。
気づくと2人で私を持ち上げてソファーに寝かせてくれていました。

� ドアを開ける前から倒れた時までは記憶がありません。
後で聞くと何も言わずに入ってきていきなり前に倒れたそうです。
鼻は赤くもなっていなかったし、胸も痛くなかったし・・・。
ただヒザに、床に敷いてあったマットの線がしっかりくっきり残っていました。
休みはほどほどにダラダラ休みましょう。私の教訓です。(秘密の座席)

(寸評)倒れたのが階段のところじゃなくて良かったね。しかも100階建ての階段の一番上から落ちたら、きっととても変な形の生き物になっていたからね。5ポイント。

初めての馴れ馴れしい犬

10年ほど前の夕方、迷い犬が家の前にいました。

近所のお祭りに出掛けようと玄関から出た時、一匹の犬がこちらを見ていたんです。
当時、家でも飼っていた、シベリアンハスキーだったんですが、とても大人しく、うちの犬小屋に近づいてきて、うちの飼い犬の水を飲み始めました。
朝までここに居れば飼い主か警察かが捜しに来るだろうと、私は母と歩き始めました。
すると、その犬が私達の後を追って来るのです。
見た目怖いハスキー犬を、繋がないで歩いていると思われたくはありません。
多少急いで歩き出すと、それでも飼い犬より忠実に後を追ってきました。

� さぁどうしよう、と思ったその時、右側の家に車が入りました。
40代くらいの男性が車から降り、玄関を開け「ただいまー!」
それと同時に、私達を追って来ていた犬も家に入って行きました。
脇から急に現れた犬に驚く男性の声
「オオーッ!」
家の中からは子供とその母親らしき女性の悲鳴。
「ギャー!」
私達はそそくさと歩き出しました。 �

その後家族と犬はどうなったか・・・?どうなったでしょうね。(秘密の座席)

(寸評)実はそこの家は韓国か中国の人たちで、おいしく食べちゃいましたとさ~。6ポイント。


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