ドキドキドキリコ初体験(52)

さて、このコンテンツは初体験を告白するページだ!
・・・と言っても、Hな事ばかりが初体験ではないぞ。世の中は、初体験のことで満ち満ちている。それを報告してもらいたい。例えば立ち食いそば屋に初めて入った初体験、母親を初めて背負った初体験、ファンレターを初めて書いた初体験、ビンタをくらった初体験、万引きで捕まった初体験・・・。大きな事でも、些細な事でも、アホアホな事でも何でもいい。
 最近した事、昔の事、とにかく「初体験」にまつわるエピソードを送ってくれい。メールの題名は「初体験」で。ペンネームもな。ポイントは内容によって3ポイント~ー(無限大)だ。ドキドキしたその時の様子を報告してくれい!

初めての、大スターに「気持ち悪い」を連呼・13時間



ザ・レポートの方で解禁になっているようなので、106祭のことを書きましょう。と言ってもわたくし、恥ずかしながらそのイベントには行っておりません。様々な事情があり、その日わたくしはその会場にはいませんでした。魂ぐらいは行っていたのだと思いますが肉体は行っていません。
しかし、先日そのイベントの主催者でもあり、完全なたま基地外である桃玉が我が家に遊びに来ました。なんでもいいからお宝持ってきやがれぃと言った所、桃玉はその106祭のイベントの模様を写した写真を大量に持ってきました!!
イベントの詳しい内容はあまり知らずに、地元に来た石川さんが写真を通してでも見れる!と喜び勇んで「ふんふん~♪」とか言いながらアルバムを開きました。

…するとどういうことでしょう。
そこには完全に女装した46歳・男性の姿が…
ちなみに裸エプロンやブラジャー姿にも相当まいったのですが
それ以上、果てなくブチ抜いていました。

以下・さっちゃんと桃玉の会話

さ「うわっっっっ!!!!な、なにこれ!!き、気持ち悪い!!」
桃「こっちなんて見てくださいよ、もっと気持ち悪いですよ!!」
さ「わはっ!!ほ、ほんとだ!気持ち悪い!!」
桃「あはは!これなんて、どうですか?これもけっこう気持ち悪いですよ!」
さ「きゃはは!ていうかこういうおばさんほんとにいるって~気持ち悪い!!」
桃「あははは!このカツラ、Cちゃんが調達したんですけど気持ち悪いですよね~!!」
さ「きゃは!こっちなんてカツラの前髪が横に流れてるよ気持ち悪い!」
桃「あ、ワンピースは私がリサイクルショップで特大の見つけたんですよ。
なのにこれ、チャック閉まってないんですよ気持ち悪い!!」
さ「へぇ~!やっぱり男の方だわ~気持ち悪い!!」
桃「化粧はちゃんとW様がメイクしたんですよ気持ち悪い!」
さ「うっわ~!白塗り!口紅までつけてる!気持ち悪い!」
桃「ほっっんとに気持ち悪いですよね!!」
さ「いや~これは最っっ高に気持ち悪いね!!!」




この会話、約8時間。

場所を変え、ふたりで近所の居酒屋へ行きました。

さ「ちょっと。さっきの気持ち悪いのさ~!」
桃「あ、もう一回見ます?さっきの気持ち悪いの!」
さ「見せてよ。気持ち悪いやつ!」
桃「はい、どうぞ気持ち悪いやつ!」
さ「…うっわ~ほんとに気持ち悪いや!!」
桃「ですよね~ほんとに気持ち悪い!!」
さ「この気持ち悪いの、欲しいや。データある?」
桃「ありますよ!気持ち悪いやつのデータ!」
さ「…でも、すごい人だよね~気持ち悪いけど!」
桃「ですよね~。気持ち悪いけど!」
さ「46歳にしてはこう、なんていうの、いろんなこと知ってるしさ~気持ち悪いけど!」
桃「私はこの人の生き方を尊敬してますね、気持ち悪いけど!」
さ「私も。別に専門的な知識はないのに的を得た悩み相談するしね気持ち悪いけど!」
桃「ほんとですよね~。この人に出会って救われましたよ気持ち悪いけど!」
さ「いや、わかる。生き方そのものが天才的だよな~気持ち悪いけど!」
桃「いや~気持ち悪い!」
さ「ほんと気持ち悪い!」




この会話、約5時間。

石川さんへ。
上記の「気持ち悪い」をすべて「素敵」に
「!」マークをすべてハートマークにでも脳内変換してお楽しみください。 (さっちゃん)

(寸評)へえ~、誰だろうね、そんなに気持ち悪い人って。ギャハハハ~ッ!
でも気持ち悪い人ってたいてい心はきれいなんだよね。お話では。
だけど現実では気持ち悪い人は性格も気持ち悪いんだよね。
しかしこんだけ「気持ち悪い」連呼されるってことは、この人には何かとてつもない魅力があるのかもね。気持ち悪いけど。
誰だか知らないけど、この気持ち悪い人は絶対今後も要注目だね。だって、気持ち悪いんだから。
気持ち悪過ぎて10ポイント差し上げちゃいます!
あぁ、気持ち悪い。

初めてのモヒカン



  中学生3年生のときモヒカンにしました。といってもソフトモヒカンです。なぜしようと思ったのかといいますと、ほんとは坊主頭に憧れていたのですが私の後頭部は断崖絶壁でありながら前から見ると頭の左右が出っ張っており、髪の中で角刈りがスタンバイしているような状態だったのです。さすがに坊主はかっこ悪いし 恥ずかしい・・・と思っている時ペラペラとファッション雑誌をめくっていたところモヒカン姿のかっこいい男子が写っていて「これだ~!」と思いました。モヒカンであれば頭中央部の毛は残っているし真ん中をワッサワサと立てれば絶壁も角盛り頭も気にならないのではないか。そう思って家族に相談。姉はかなり乗り気でそん な私を楽しむようで、兄は全く理解が出来ないというような困惑したような、いわゆるドン引きでした。母は「好きにしろ」と半ば冗談ちっくに聞いてるんだかどうなんだか、本気にしていません。「でも一緒に歩かないでね」と付け加えられました。
雑誌の切抜きを握り締め、自転車で初めて行く美容室に到着。美容室自体緊張して苦手だったので家カットだった私もさすがに家でモヒカンの勇気は無かったのでメンズもやってるおしゃれな美容室へ。自分なりに精一杯のおしゃれをしなくちゃと思い、買ったけど恥ずかしくて着れなかったスカートで履いて行きました。
まずはじめにどんな髪形にするかと聞かれ切抜きを渡しておいてシャンプー台に行きました。顔にタオル乗せられたままシャンプーしてくれるお兄さんと中学で何部に入っているかという話題になりましたが緊張がほぐれることがないままに、ようやくカット台に座ったころ、アシスタントみたいな人が「この切抜きって、ど っちのほうですか?」と訪ねてきました。私が希望したモヒカンの裏にはドレッド姿の男性が同じように写っていたので「こっちです」とモヒカンを指定。驚き苦笑いされ、ちょっとすると担当の美容師さん登場。「おうちの人とか学校は大丈夫?」と開口一番に聞かれましたが「お母さんは笑ってたし、学校の校則では大丈夫です 」と答えカット開始。当時は眼鏡をかけていたのでカットが終わるまで自分がどうなっていくのが分からずかなり心配でした。
でもうっすらと鏡に人影がいっぱい並んでるような気がすると、アルバイトの美容学生たちが見学しているようでした。はずかし!ヴォックンヴォックンと心臓のどきどきが止まりません。眼鏡もないので 暇つぶしに雑誌を読むことも出来ません。ただ自分を待つだけです。
完成したと言われ眼鏡装着したときに始めて自分を目の当たりにしました。私の持って行った切抜きの人のふわっと逆立てられた中央部分(そのひとはきっとパーマがかかっていたから)が、校則違反は考えられなかった膝丈スカートの私の直毛でツンツンと天井目指して立ち上がっていました。ヘビメタ・・・・そんなくら いの立ち上がり。美容師さんは一仕事終えたようにハツラツとしていました。しかしまるで緊張が途切れ真夜中のテンションだった私は、変わった自分が楽しくて仕方がありません。
また家まで自転車で帰ります。立ち漕ぎが直りません!あ、やばいやばい!なんか即頭部が涼しいよ!気持ちがふわふわ。家に着くと台所でトントン何か切っている母に飛びついて自分を見せると母は包丁を持ったまま笑いころげていました。そして兄にはドン引きされました。

  つづく  (そのふ~ど)

(寸評)おっ、「つづく」か。この後もなんかあったんだね。わくわく。
そうか、頭が四角の人は丸刈りをしても角刈りになってしまうのか。なるほどね、勉強になった。
もし今後ポイント食事会を俺とすることになったら、是非これを再現してモヒカンでヤッホーと来てくださいな。楽しみニャ~ッ。8ポイント。

    

初めての鼻うがい



  冬になって社内の空気も乾燥していて、風邪気味の人も増えました。
床はカーペットなのでほこりも舞っているのでしょうか、毎日のようの鼻が痛かったのです。
 
そこで鼻のリフレッシュにと鼻うがいを思いついたのです。
トイレのついでに(手を洗った後)、水を溜めた手の中に鼻を突っ込み、鼻でブクブクするのです。
口と違って、鼻でブクブクするのは至難の業。
吸引力を調整しないと吸いすぎて痛くなったり、ンガっと情けなくむせたりしてしまいます。
誰にもその恥態は見せられません。
始めの頃はは鼻にちょびっと水を入れて出すくらいだったのが、今では2~3回ブクブクができるまでに上達しました。
一日に数回しかいかないトイレで、しかもたまたま行ったときに誰もトイレにいないことが重要で、誰か一人でもいる場合は恥ずかしくってできないので、悶々としながら諦めてデスクに戻るのです。
しかし、誰もいなさそうな時間を見計らい(あるいはおしっこで個室に入ってるときに人が出払うまで聞き耳を立てながら待つ)、見事に自分ひとりになった時に思い切ってできる鼻うがいは爽快です。
鼻も気分もスッキリして仕事もはかどるので一石二鳥ですね。(さむげたん)

(寸評)「最近、さむげたんって、なんかビクビクしながらトイレ行ってない?」
「何か変なことでもしてるんじゃないでしょうね。ほら、あの人ちょっとおかしいから」
「まさか会社で!? あり得ないでしょ!」
「いやいやあの人、昔から何しでかすかわかんないとこあるから」
「あっ、トイレに行くようよ。こっそりついていってみようか」
「ばれないようにね」
「・・・あれ、なんか水をすくってるよ。あっ! それを鼻にっ!」
「何、あのプレイ!? ひとりでニヤニヤ嬉しそうにやってるわ」
「あたし何か怖い!」
「理解出来ない変態行為だわ。どうする・・・?」
「どうするって・・・?」
「上司に報告した方がいいんじゃない?会社で変態行為をしている人がいます、って」
「そうね。限度を越えてるわよね。鼻プレイを会社でなんて・・・」
「わたし、何か気持ち悪くなって来ちゃった!」

上司「さむげたん君、ちょっと話があるんだが・・・」

ってならなきゃいいが。7ポイント。

初めての痴漢



この前初めて痴漢にあいました。
部活の帰り、あと1歩で自宅マンションってところでいきなり後ろから抱きつかれ、下着の上から思いっきり触られましたw(あ、下ね)
…キモ。キモ。キモ!!!
一瞬「なんだろう?」って思ってポカンとしてしまいました。
でも…振り替えって顔を見ると、明らかに年下なんです。。
少年。
にらみつけたら走って逃げて行きました。
マジで気持ち悪かったです。
夜道は恐いです。
でも、相手がおじさんとかじゃなかっただけマシだと思いました。
…しかし、少なくとも私のことを「女」として見てくれたことには感謝です。笑(ふう)

(寸評)今度その少年にあったら、迷わずちんこ握りつぶして一生を台無しにしてあげましょう。6ポイント。

初めての横モレ放出



私は初潮が小4ととても早く、まだバカの小学生で生理用品もきちんとうまく装着出来ず横モレ上等だったのですが、事件は突然起こりました。
当時新聞係りだった私は学級新聞を書くの教室の床にスカートでペタリと座り、ラシャ紙に学級新聞を皆で書いていたのです。
夢中になって書き続けて別の項目へ移ろうとポジションチェンジ。
しばらくすると一緒に書いていた男の子が「なんだ?!血だらけだぞ!!!!」と大騒ぎを始めました。
大騒ぎの男の子のすぐそこには血だらけの教室の床が。
そう、紛れもなくワタクシが横漏らして床に伸ばしてしまった血液だったのです。

「こんなに大量の血は大怪我だぞ!!どうしたんだ、この血は!!」
とクラスは大騒ぎに。それはワタクシの血ですわ・・・・・と思いながらスカートを確認したところスカートには血が付いていないので、これはバレないなと思いオスマシ顔で傍観。
大騒ぎの中遂に第一発見者の男の子が床に鼻を付けてクンクン嗅ぎだし「間違いなく血だ!これは血だ!!!」と更に大騒ぎ。
そんな私の生理の血をくんくん嗅いでいる男子を見下ろして、うわーーー、嗅いじゃってるよ・・・・と心の中に複雑な笑いがこみ上げてきてしまいました。(ことり)

(寸評)それは!! 今でももしクラス会があれば、
「そういえば猟奇的な事件あったよなぁ。教室中が謎の血液で染まったことが。あれは一体なんだったんだろう。こ、怖かったよなっ!!」
と噂になり、きっとそういうことが「学校で起きた恐怖話」として伝説化していくんだろうなぁ。・・・すげい。9ポイント。

初めての遠距離恋愛



夫が大学を卒業して内定の決まっていた静岡の会社で勤務が始まり、私が勤めていた会社を退社して静岡へ引っ越してくるまでの間、人生で初めての遠距離恋愛状態を送っておりました。
私の勤め先は労働時間13,4時間当たり前で通勤合わせるとちっとも家にいる時間がないし、年間休日も70日くらい、連休は2連休以外はありえないという殺人的会社だった上に夜勤だし更に土日休みではないので必然的に夫が大型連休入らない限りは私が会いにいくしかなかったのですが、
休日に静岡へ会いに行くとしても仕事後直行でまさに身を削って会いに行っており、毎日不整脈打ちまくって大変恐ろしい日々を送っておりました。

のちに静岡への引越しがあるのだし、会いにいくお金も確保したいので高速バスで向かい安ホテルのチェックイン時間まで外でお金を使わずすごし、静岡の高速インターへ着いてからの行動もすべて徒歩ならタダだからひたすら徒歩で移動していたので、平均で15,6キロは歩き回り、一番歩いたときなんかは30キロくらい歩き続けて移住するまでに市内のかなりの範囲を歩きまくってヘタな地元民よりも色々な場所に詳しくなってしまいました。
とにかく何十時間も眠らないまま夫と会い、また次の日の午前中にはチェックウトしてそのまま東京へ帰り職場へ直行して3時間くらい仮眠してまた働き・・・・と、最後の頃には「とにかく早く仕事辞めてゆっくり眠りたい・・・・・・」とただただそればかりを想い、本気で死に掛けておりました。
遠距離恋愛とは体力勝負だと身に染みて体験致しました。
その反動か、静岡へ来て無職になってからは眠くなくても昼寝してやったりのもう爆眠生活へ!!ああ、睡眠ってなんて素敵なの!!!

なーんてことをやっていたら、見事石川さま好みの丸々とした体型になってしまっちゃいました。エヘヘヘヘ♪(ことり)

(寸評)う~む、ここまでの遠距離生活だったのね~。愛の力は強いぜっ!! そんなことりもかわいいなっ!
一緒に幸せ太り族としてまるまると生きていこうぜっ! 9ポイント。

初めての自分の名前を検索!



 初めてインターネットを利用したとき、誰もがやってみたであろう「自分の名前を検索」。私もすぐに挑戦した。私の名前は珍しいが、十数件がヒットした。知人のブログ、母校のホームページなど自分の情報が並んだあと、ある一点で背筋が凍りついた。
「お父さんと一緒にお風呂に入る桃玉ちゃん・・・」
父よ・・・!娘のヌードを載せたのか!?一体いくつの時の写真だ!?私は中1くらいまでは平気で父と風呂に入ってた。最後に風呂で写真を撮ったのはいつだったろうか。あああああ。恐ろしい考えが一通り頭を駆け巡った。
恐る恐るそのページを開いたら、同姓同名の犬だった。犬・・・・。
あの一瞬、私は父をなぶり殺す事まで考えたのだった。(桃玉)

(寸評)今頃、その犬がこのことに気づき、恥ずかしさのあまり飼い主を噛み殺していたりして・・・。6ポイント。

初めての親知らず抜歯



5年前くらいのある日、親知らずが痛み出して、どうにもがま んできなくなるくらいになってしまいました。痛み止めの薬を 飲んでも痛さはなくならず、24時間「イタイ」ということし か考えられなくなってしまいました。

歯医者さん苦手だけどもう行くしかないって思って行きました 。そこで抜いてくれたら解決するもんだと思って行ったら、「 あなたの親知らずはちょっとうちで抜くのは難しいですねー」 と言われました。親知らずの根っこがまっすぐだったら抜くの は簡単らしいのですが、私のは根っこが横に広がっていて、が っちりくっついてるらしいのです。

「大学病院に紹介状を書くのでそちらに行って下さい」と言わ れ、大学病院に行きました。そこでもすぐ抜いてくれるという ことにはならず、「うちのやり方は、全身麻酔で抜く方法です 。入院して下さい」と言われました。

ええっ そんなおおごとなの?!とびびりながら入院しました 。入院も全身麻酔も初めてだったのでドキドキでした。まず、 腕から点滴を入れられ、その点滴から麻酔薬を入れられるので す。手術台に上がる前、「麻酔がまれに効かない場合があって 、痛い時がありますので、その時はこれを鳴らして教えて下さ い」と言われました。

手に持たされたのはカスタネット・・・。うう、確かに口の中 の手術なので、しゃべれません。なので、痛い時はそれを鳴ら して欲しいそうです。手だけみると陽気にカスタネット持って るのにこれから恐怖の手術だぁ・・・ってなんだかおかしな状 況でした。

その時はカスタネットを鳴らすことなく無事左側の2本の親知 らずを抜くことができました。手術中は意識がなくていいけど 、術後の消毒の時とかはたまらなく痛かったです。

そして、その数ヶ月後に右側の2本の親知らずを抜きました。 この時はなぜが麻酔の効きが悪くカスタネットが活躍しました 。でも鳴らしたからってイタイの止めてくれるわけじゃないし ・・・。

でも手術のお陰で親知らずが全部無くなり、もう痛みにびびる ことも永遠になくなったので良かったです♪ 「ムメモ子」

(寸評)俺も親知らずは酷かった。横にはえていて、なおかつ表面には全く出ておらず、下顎の中で横の歯をギュウギュウ押している状態。なので1本抜くのに3人がかりで数時間かかった。
そして医者にじゃないが、自宅でうんうん唸っている時、俺も妻に「痛さが堪えられなくなったらこれで呼びな」と楽器を渡された。
・・・インドのコブラ笛だった。
口が痛くて吹けないんじゃ~っ! 7ポイント。

初めてのチャットバー



この前のポイントデートで、マスターからチャットバー・ウキュピについて、参加した事はあるか尋ねられました。
これまで度々チラ見したのですが、トピックスがいまいちわかりにくかったので、自分から踏み込んだ事はありませんでした。
しかし、試しにどんな内容かが気になってきて、マスターがレコーディングに出掛けた晩、文字色・名前・本文を入力し、「入室」をクリックしました。
丁度その際、先月のライブで出会ったペロさん・のっちさんがいて、話がスタートしました。
続いて、おっくさん・桃玉さん・うきうきさんも入ってきて、話が弾みました。
・・・しかし、眠さに耐えきれず、2時頃に退室。
ま、生のウキュラーの方々と接する事ができて、病み付きになりそうです。
ただ、自分のコメントが入力されるまでの間、他の方々の記事が載るのに時間がかかるので、話題が脱線しやすいですね。(Hi-)

(寸評)もしかして携帯電話から入ってる? パソコンに比べてタイムラグが長いので話が噛み合なくなる確率がちょっと高くなるんだよね。ともかく無料のバーで会話のドリンクを楽しんでおくんなまし。夜中になればなるほどやはり下品になるりは毎度のことだが。5ポイント。

初めてのウォシュレット



小学1年の時。新築の友達の家に遊びに行くと、当時はまだ珍しかった「ウォシュレット」がトイレに付いていた。「おしり」「強」「弱」などの意味はわかったのだが、「ビデ」が読めるのに何の事かさっぱりわからない。そして試しに押してみたらノトイレ中水浸しにしてしまいました。友達のお母さんが掃除してました。子供心に申し訳なかったなぁノ。(美空ビバリー)

(寸評)ビデって使ってる人いるのかなぁ。効果の薄い避妊法みたいなもんでしょう?
それにしてもトイレ中水浸しになってしまうのか。じゃあどうやって使ったらいいんだろ。俺も知らないので誰かオセーテ。6ポイント。

初めてのホストクラブ



バイト先の仲間たちと連れ立って飲みに行った時のこと。
流れと勢いで「ホストクラブ行ってみっか~!」ということになりました。
一応テレビとかで見て、すごく華やかでかつバブリーなイメージがあったので、すごくワクワクドキドキして行ったのですが、よくよく考えるとココは東京じゃなく九州の片田舎。
お世辞にもテレビ映りのいいような超イケメンのお兄ちゃんとかもいなくて、どっちかというとお笑い系か田舎のおにーちゃん的な、ヒジョーに微妙な雰囲気。
私の隣に座ったのは、小林稔持似のとっちゃんぼーやで、話は面白かったけど、「また来よう」とか「メロメロ~」とか「はまっちゃいそう」などという感情は一切持たず、それ以来一度も足を運ぶことのない、その程度の感想で終わってしまいましたとさ。
これが都会とかだったら、もうちょっと感想違ってたのかも・・・。 (梅桃ひよ子)

(寸評)ホストクラブなんかも今はメジャーになったけど、俺が子供の頃はほとんどなかったと思うなー。
そーか、小林稔持か。それなら俺でもデブ専のホストクラブなら・・・。7ポイント。

初めてのスノーボードと救急車



・・・って書くと、さも「ゲレンデですっ転んで大怪我して救急車で運ばれちゃいました~」って展開が予測できるような書き方だけれど、実は全然そうじゃなかったんです。
友達カップルはじめ数人と「あいのり」のように連れ立って、県外のゲレンデまで遠出して、最初は足が固定されてるしなかなかうまいように滑れなかったけれど、次第に感覚が掴めだしてきて、何とか初心者コースでゆっくり滑れるようにまでなったことが嬉しく浮かれていた私。
しかも男3、女3、相手もいない私には同時に出会いのチャンスでもあったワケなのです。
そりゃもう、気合が入らないワケがない!!とばかりに、車中でもゲレンデでもテンションUP!いいなと思う年上の人もいて、こりゃまた頑張りがいのある1日になると思いました。
なのに、帰りの食事で、勢いよく最初のビールをあおった私、その時既に体力が限界に達していたのかもしれません。
しばらくすると倒れこんでしまい、意識を失ってしまったのです。
同行メンバーはもとより、食事していたファミレスも騒然となり、救急車騒ぎにまで発展。
幸か不幸か、私は到着前には意識を取り戻しましたが、
「あ、もう大丈夫です大丈夫です」と言う私に、「一応決まりですから」と救急隊員に促され、「病院で見てもらったほうがいい」と友達にも言われ、回復はしたものの泣く泣く乗るハメに。
しかも急を要する患者でないのに、サイレン鳴らしながら、他の車のあいだや赤信号を通ったりするし、もう気まずいったらありゃしない。
もう少し年をとっていたら、車内の観察くらいできたのかもしれないのでしょうけれど、とてもその余裕はありませんでした。
病院での診察がすみ、はたと我に返ると、なにやら下半身が冷たい。
どうやら倒れこんだときに失禁までしてしまったらしいのです。
こうなると出会いもへったくれもなく、その時いいなと思ってた人には当然そっぽを向かれ、散々な結末に。
診断の結果というと、心電図に異常が見られるということで、後日、自宅近くの病院で再検査。
思った以上にガタガタ音がすさまじい「初めてのMRI」や自分がロボットにでもなったような気になる「初めての24時間心電図」などの検査を経て、医者も「うーん」と頭を抱え込んだものの異常はないという結論になりましたが、以来スノーボードの後には酒を口にはすまい、と心に誓った私なのでありました。トホホ~。 (梅桃ひよ子)

(寸評)疲労がたまってるとね~。失禁もばれてたかもね。でも本当の相手だったら、そんなことも乗り越えるはずだから、中途半端に付き合わなくて良かったかもね。とにかく無事でよござんしたっ!7ポイント。

はじめてのたまのライブ



 チケットを見た限りでは、ユ97年4月6日、札幌ルネッサンス マリア・テアトロです。
 この頃視力が0・1以下になっていたのに、「似合わない」という理由で眼鏡をかけておらず、コンタクトレンズは恐いし、3列目に座っていたのにも拘らずはじめて見たたまは、「もぞもぞ動く歌う色彩の塊」でした。
 そんな訳で記憶はとても曖昧です・・・。(鈴)

(寸評)もぞもぞ動く歌う色彩の塊が歌ったり、楽器を弾いたり、妙な動きをしたり。それはそれはシュールな光景だったね。5ポイント。

四人のある曲を聞いたら四人の曲が好きになった



ロザリオです。今回の初体験は四人のある曲を聞いたら四人の曲が好きになったという物です。まず知久さんは方向音痴です。「楽しい方向音痴から僕ら寂しい迷子になろうよ」という所で「これは面白い」と直感で思いました。柳さんはやっぱりお経。跳ねる様なリズムに悲しい歌詞。これがいいです。牛小屋でたまを好きになりましたが・・・石川さんは魚。砂、紙、鉄が出てきて最後に「うおうおうお~~お」と掛け声らしき物がいいですね。滝本さんはふたつの天気。そのろく版じゃなくてライブインニューヨークのです。日曜日に雨も良いと思ったんですが、ふたつの天気は明るくてノリノリな曲なので・・・

(寸評)やっぱり若いとリズムのある曲が好きなんだね。年とともに好きな曲も変わっていくのも今後楽しみだよ。それまでなんとも思わなかった曲に突如はまることもあるかもよ。4ポイント。

初めての「かけちゃったよ」



妹が住んでいる北海道、旭川へ遊びに行った時の話です。
季節は冬、天気は晴れ。
太陽が雪に反射して辺り一面眩しいくらいに光り輝いていました。

私は妹と共に彼女のアパートへ向かっていました。
辺りは誰もいません。静かです。
アパートまであと数10メートルというところ。
私は旅の疲れと身内と一緒にいる安心感から

思わずでっかい屁をしてしまいました。

「まっ、誰もいないし、外だけど屁くらいいいべ~ふふーん♪」

と思っていたら、いたのです!人が!いつの間にか私の真後ろに人がぁぁぁ~!

「やべっ!人がいた!しかも男の人っぽい!ここは早いとこ何事もなかったように妹の部屋に入ってしまおう。」

慌ててアパートの階段を駆け上がります。
しかし、その男性は私と妹の後をついてきたのです!

「ひえええぇ!なんでついてくるの?このアパートの住人なの??」

とにかく部屋に入ってしまえばこっちのもの!
ですが男性は部屋の前までついてきました!!

「えっなんで?部屋の前まで!?屁の匂いに誘われたの?変質者なの?」

そしてついに部屋の中まで入ってきました!!!

そうです、その男性は妹の彼氏でした。
私と妹を見つけ、こっそり私達の後をついてきたのです。
しかも妹は途中から気づいていたらしく
「こいつバカだな」
と思っていたそう。

私は2度目に会う妹の彼氏にでっかい屁をかけてしまいました。
「屁かけてごめんね」
と謝ると、彼は笑うでもなく怒るでもなく
「俺、姉ちゃんに屁かけられたべや」
と一言。

貴重な初体験でした。(とがし)

(寸評)「臭い仲を演出したのよ~。これが都会流よ」と咄嗟に返せれば完璧だったな。7ポイント。

初めての「まちあわせ」冷唱



先日カラオケで、文化祭の打ち上げを後輩逹としていました。
と、たまの欄に『まちあわせ』が入っていました。ライブでの口元撫で撫でパフォーマンスが面白かったので、ウケるかなと思って、入れて見ました。
しかし、ギターのみの歌という事もあり、暗いイメージで、滑ってしまいました・・・。
とりあえず、口元撫で撫では隣に座ってた後輩にしましたが。
その後、気分直しに郷ひろみの『Goldfinger』と、マイクを各パートごとに全員に回して『明日があるさ』を歌って、しめました。
ちなみに、ギターの他に、パフパフの音もCD通りに入ってましたよ。(Hi-)

(寸評)えっ、あんな歌がカラオケに。あれは派手なパフォーマンス込みでありきの歌でやんす。
なので今度リベンジでもう一回やるべし!
「またこれかよ~」
と言われたら相手を押し倒さんばかりに口元の粉をふく動きをして、
「・・・おめぇ、本当に危ない奴だな」
という評価を是非とも得て下さい。6ポイント。

初めてのメンズエステ



部屋の掃除をしていると、誕生日に届いたとあるエステクラブの招待券が出て来ました。ニキビ・オイリーフェイスに悩まされていたので、興味を持ち、思い切って足を運びました。
まず問診から始まり、ガウンに着替え、ベットへ。クリームを塗り、片手で微電流の端子を持ち、顔に蒸気を当てて、ホースっぽい器具で脂肪吸引。
最後にひんやりしたパックを顔に貼り、30分放置。
スタッフのお姉さんは「やる前より薄顔になりましたね」と言ってくれましたが、個人的には大して変わらないような・・・。
現在も通っているのですが、効果はあるのか、不安が続きます。若干は顔が薄くなりつつあるとは思うのですが。(Hi-)

(寸評)確かにこの間ポイント食事会で会った時、薄くなってたよ!
顔の向こうの景色がちょっと透けて見えてたもん・・・。6ポイント。

初めての日雇い



現在、メインのバイトとして、ガソリンスタンドで3年以上働いて、月に7万辺りまで稼いでいるのですが、こちらにも書いたように、もう来月には留学に行くので、懐を温かくせざるを得なくなってきました。
そこで、新たにインターネットで日雇い・短期のバイトを検索し、「梱包の軽作業」に応募しました。
家の近所の倉庫に集合し、就業開始を待っていたら、所長が出てきて、集まった人々に一言。
「昨日の作業で大量のキズ物があったそうなので、注意して作業をお願いします」
・・・キズ?割れ物?何かヘマしたら、給料から差し引かれるのか?

就業を始め、徐々に内容が明らかになりました。
取り扱うのは2枚組の洋楽バンドの紙製CDケースで、両面テープの貼り付け・剥離紙はがし・折り曲げ・歌詞カード投入などの作業を分担で行うのです。傍らを見ると、フォークリフトで折り曲げられる前のケースの台紙が運ばれてきました。
その枚数は一目では数え切れませんでしたが、積み上げた状態で、自分の肩ぐらいの高さに達していました。多分500枚はあったでしょう。
とにかく1日中、立ったままでカッターナイフで剥離紙をはがし、折り曲げる作業が続きました。ものすごい時間が経つのが遅かったなぁ。終盤になって、この作業が全て完了したので、次の行程である別の部分の折り曲げや、歌詞カード投入にも回されました。
朝9時から夕方5時半までの作業で、日当は約6300円。代償に左手の指の関節の痛みとドライアイ。 安い、安すぎるぅ!

ま、たまのCDもこんな風に作られてきたのでしょう。(Hi-)

(寸評)知ってる。何故なら「月刊カドカワ」の「たまのやってみました」という連載で「CD工場で働いてみる」というのをやったから。あれ、意外に手作業なんだよね。俺はプリンスかなんかの「Tシャツ入りCD」のTシャツを折り込む仕事をちょっとだけしたけど、あれを一日、いや毎日やるかと思うとつらいよね。
もっとも俺が今までやって一番辛かったのは流れ作業のガードレール工場と、郵便物の仕分け。単純作業は逆に精神に異常をきたすよね。ちなみにガードレール工場の日当は3000円だったなぁ。6ポイント。

初めての「へいけんさっきゅう」



ロザリオです。今回の初体験は初めてネットカフェマンボーでユーチューブロックン動画を見たときの事をお話しします。まだまだネットには知らない事がいっぱいだったころ。今でも知らない事はたくさんあるのだが・・・)私は初めてのネットカフェ、新宿のマンボーへ行きました。そして。個室に入ってパソコンの電源を入れて早速ヤフーで〈たま 四人時代 知久寿焼〉と検索しました。そうしたら何百とあるホームページの中に「ロックン動画 ユーチューブ」とありました。早速そのサイトへ飛びました。そうすると、イカ天のお宝映像がたくさんありました。イカ天一週目のらんちうでGさん以外の素の声がわかりました。それに、柳原さんの二枚目の顔を見たら、物凄くかっこよかったです。らんちうの柳原さんとGさんがかっこよかったです。再生している動画をダブルクリックすると変なサイトに飛ぶと思っていたら、後にユーチューブのサイトに飛んだということがわかりました。追伸ライブ・イン・ニューヨークのらんちうの間奏の語りの終わりの時、柳原さんが何か言っていましたよね。そこで何て言ってたんですか?私は「へいけんさっきゅう」、お母さんは「えいけんさんきゅう」と聞こえます。どうなんですか?

(寸評)あれは「英検三級」(英語検定三級、つまりほとんど英語は喋れないの意味)なのでお母さんの勝ち!
あとロザリオよ、ひとつだけ言っておくぞ。誉めなくてもいいが、せめて俺の名前もどこかにちょっとは書いてくれ。一応ここは石川君のホームページだからな。大人になる為には、そういう気の使いも必要だぞ(笑)。

・・・って、嘘よーん。本当は自由になんでも書いてくれ。
逆に大人になると小学生の時に持っていた感性は忘れてしまうからな。好きなこと書いてなんでも送ってくれい! それが若者のつとめじゃっ! 4ポイント。

初めてのたまラジオ



はじめて「たま」のラジオを聞いたのは、中学3年生、受験直前の冬。
あまりに記憶が古いので、番組名も時間帯も忘れてしまったけれど、1月であるということだけは確かだという自信があります。
なぜなら、たまの皆さん(多分Gさん以外だと思うが)が、正月話から飛び火したのか、
「姫始め」
「ひめはじめ」
「ヒメハジメ」
と連呼していたから(爆)。
司会進行をされていた方がおそらく女性の方で、若干苦笑いされていた記憶もかすかにあるような気がします。
当時は初体験など知らぬ、まして「姫始め」の意味など知る由もないうら若き15歳、しかも受験直前でひたすら勉強しながら聞いていた耳には、今でもその連呼が聞こえてくるくらい、とーーーっても、魅惑的に聞こえていたものです。
初めてそのコトバを聞いたあと、子どもな私は大真面目に辞書を引いてその意味にぶっ飛んだ!!
おかげで、他の内容全く憶えていないのです(泣)
この時のラジオは、テープに録音して、勉強しながら繰り返し繰り返し聴いていました。
もちろん、「姫始め」込みで(笑)
そのため、演奏した曲だけはちゃんと憶えています。
「そんなぼくがすき」「夜のどん帳」「星を食べる」の3曲。
「犬の約束」を持たない私には、ここで「夜のどん帳」を聴けたことは非常に貴重な思い出でした。 (梅桃ひよ子)

(寸評)ラジオは地方も含めると無数に出てるので「姫始め」の記憶はないが・・・。そんな一瞬の戯れ喋りを何度も聴いて印象に残している人もいるんだなぁ、とちょっとびっくり。
もっとも自分だってそうだったんだよなぁ。10代の感受性の強い頃は。あの頃人間って本当に人格形成が行われるからなぁ。
例えば今なら趣味が違って絶対聴かないようなものでも、あの頃聴いていたものだけは何故か素直に今でも聴ける。不思議だよねぇ。心に染み入っちゃうんだろうねぇ。5ポイント。

初めての逃走



今まで誰かに追いかけられたことなど一度もなかった。無銭飲食したこともないし、万引きGメンに追いかけられたこともない。パトカーとのカーチェイスなど言わずもがなである。強いてあげるならば鬼ごっこくらいだろう。そんな僕がはじめて死ぬ気になって逃げた時の話である。
荒川で釣りをした帰り道。釣果も上々、自転車に乗った僕と友人らは、はしゃぎながら荒川の土手を走っていた。
悲劇というものは突然やってくる。
ある茂みに踏み入れたその瞬間、野犬が7匹、凄まじい雄叫びをあげながら僕らめがけて襲って来たのだ。そう、僕らはナワバリを侵してしまったのだ。一番先頭にいた僕は、驚きのあまり自転車から転倒した。
僕は「このままではやられる!」と思って、自転車を捨てて走って逃げた。犬は逃げるものを追う性質があるということなど、すっかり忘れていた。野犬7匹は逃げる僕を猛然と追いかける。かけっこが苦手な僕も、その時ばかりはカール・ルイスのようだったらしい(友人談)。しかし、さすがのカール・ルイスと言えども野犬には勝てまい。
「このままではやられるノ!」いよいよ観念した僕は、足を止め、竿(なぜか握りながら走っていた)を振り回し、犬に立ち向かった。すると、さっきの威勢はどこへやら、野犬たちは散り散りになっていった。弱い犬ほどよく吠える、ということを学んだ。初めての逃走は、野犬からの逃走だった。
野犬たちは、荒川の茂みにビニールハウスを建設し、そこに住んでいるホームレスのペットだった。ホームレスのおじさんは、お詫びに何かあげると言ってビニールハウスの中を探した。僕は汚いものをもらっても嫌なので、「いらない」と言って帰った。
ホームレスのおじさんに犬を7匹も養う経済的余裕があるのか釈然としなかったが、なんにせよ、噛まれて狂犬病にならなくて良かった。(かさい)

(寸評)そらあ怖いな。狂犬病にならなくても犬7匹にそのまま体を倒され押さえつけられ頭、手、足どこでもガウンガウンとかまわずに食い千切られ、バウウウウッと内臓を引きずりだされ・・・。7ポイント。

初めてのパスポート



来年、生まれて初めて海外旅行に行く運びとなり、パスポートが必要になった。区役所で必要書類を揃え、日を改めて記入したものを持参する。区役所のどの課に申請すればよいかわからず、窓口のオヤジに訊いてみた。

「すみませんノパスポート作りたいんですけど」
「パスポート?戸籍謄本かい?」
「いえ、必要書類はもう全部用意しました」
「ノ誰に区役所でパスポート作れるって言われたの?」
「いえノ誰にもノ書類が置いてあったから」
(ニヤニヤして)
「書類はねぇ、便宜上置いてあるだけなんですよ~」

腹立たしいことに、そのオヤジは
「パスポート作れると思ったんだって!」
と近くにいた別の職員に話し始め、二人してニタニタと私を見て笑いだしたので、足早に逃げ去った。もともと嫌いな区役所が更に嫌いになった。

さて、旅券窓口という場所の存在を知った私は「今日こそ!」と足を延ばした。

ノ土日祝日は休みだったノ。

海外旅行への道は、なかなかに厳しい。(桃玉)

(寸評)あー確かに面倒だねー。でも一度作れば10年持つからね。俺みたいに免許を持ってない者には唯一の顔写真付き証明書だしな。しかしいじわるな親父だね。6ポイント。

初めてのストーカー



私は昔からどうも変態とか変質者になぜだか標的にされやすいのですが、一番最初のストーカーはバイト先の別部署の社員の人でした。
あっという間に脳内彼女にされてしまい、わけのわからないことを言われ、そういうのもあってバイトを辞めて音信不通の平和な日々を送っていたのですが、辞めてから2ヶ月ほど経った頃、インターネットで写真付で住所氏名電話番号を載せられてヤラシイ文面をつけられて載せられている、っていう電話がそれを見て悪戯ではないかと思った人からたくさんかかってくるようになり、ページを教えてもらってみたところほんとに掲載されていて、IPアドレスを調べたところ以前の会社の専用線からのアクセスでPCまで特定できたのでそのストーカーな社員が犯人と確定。
抗議すると、脳内で2ヶ月間の間も私と会っていることになっていて、なんだかわからないけど嘘をついた、俺を裏切った!と叫んでいるのです。
それからもまた愛してるだの嘘つき女め!だのわめいたり尾行されたりで、当時はまだ警察に言っても「おまわりさん、インターネットとかわからないんだよね。」で済まされてしまい話にならないのですぐに引越しをしてその人はそれきりになりました。
 が、次の家にもまたストーカーが。この人は覗きメインでよくドアの覗き穴スコープを壊して室内を覗いてきたのですが、尾行もしているようで私よりも私に詳しい「こうしていただろ?」電話もかかってきたりで、また引越しするのですが、次の家もたいして遠いところに住まなかったのでどうやらついてきてしまったのです。
ドアの覗き穴のスコープって、外から覗くと近距離は見えないのですが、距離があると望遠鏡のように中が拡大されて見えるのですが、その家も縦長の家だったので覗き穴に張り付かれていたのです。 色々気持ちの悪いことはたくさんあったのですが、中でも怖かったのが二つ。
ひとつは夜コンビニへ行こうとドアを開けようとしたらドアが重くて開かず、ハッ!人の体重だ!!!!と思った瞬間ドアの向こうでバタバタと逃げる音が聞こえ、本当に心臓が止まる思いをしました。
ふたつめは夜に物音が聞こえるので「いる・・・・」って思ってそっとドアに近づき、のぞき穴を覗いたところ、向こうも覗いていてギョロリと目玉がこちらを見ていて、もう悲鳴も出せず恐怖で固まってしまって、ただただ必死にドアをたたき続けてしまいました。
こんなことがしょっちゅうだったので、今でも暗くなって1人でいるときにドアをガチャガチャされたりピンポン押されると無条件にギャーー!!!!ってパニック起してしまうので、仕事から帰宅する夫にも必ず電話をかけてから帰宅するようにお願いしております。完全にトラウマです。
やっぱりオバケよりも生身の変質者のほうがおっかないよ~~~~!!(ことり)

(寸評)う~ん、完全に呼んでるね。一度ならずも二度三度。ストーカーの性格を持った人には異常に魅力的な女性に見えるんだろうね。覗き窓で目があうのってやだろーなー。まじで気をつけてね。8ポイント。


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