ドキドキドキリコ初体験(25)

さて、このコンテンツは初体験を告白するページだ!
・・・と言っても、Hな事ばかりが初体験ではないぞ。世の中は、初体験のことで満ち満ちている。それを報告してもらいたい。例えば立ち食いそば屋に初めて入った初体験、母親を初めて背負った初体験、ファンレターを初めて書いた初体験、ビンタをくらった初体験、万引きで捕まった初体験・・・。大きな事でも、些細な事でも、アホアホな事でも何でもいい。
 最近した事、昔の事、とにかく「初体験」にまつわるエピソードを送ってくれい。メールの題名は「初体験」で。ペンネームもな。ポイントは内容によって3ポイント~∞(無限大)だ。ドキドキしたその時の様子を報告してくれい!

初めての父の炒飯


休日の昼、父が珍しく台所に立って炒飯を作り始めた。しかも今まで一度も料理をした事が無かったので初めて作る記念すべき炒飯。
ところが出来上がって食べてみると、とてつもなく変な味がした。
「どうしてだろうなぁ…」と言うので、材料に傷んでる物があったのかもしれないと思い一緒に台所へ行ってみた。
すると「え~と。まず油をフライパンに入れて~」と説明し始めた父の手に、なんと食器用の洗剤が!
一人で料理をさせたら危険だと思った。(なめくぢ)

(寸評)そ、それはさぞかし体の中がピカピカになったことじゃろうて・・・って、いやぁぁぁーーーーっ!! 10ポイント。

初めての鯉騙し


札幌の大通り公園での出来事である。
その公園内に鯉を飼っている一角があり、暇を持て余しながら当時の彼と佇んでいた。なんてことない雑談をしながら、ふと私の中にある考えが浮かんだ。
鯉って、指でも餌と間違えて食らいついてくるかしらん?
早速実行。待つこと数秒。あほーーな鯉が、大きな口を開けながら指に近づいてきた。
今だっ!悪魔が囁いた。私は今にも指に噛み付きそうに水面から顔を出したその瞬間、鯉の頭に「デコピン」をした。
「モガモガーーーーーーーーーっ(泣)!!!!!」
鯉が話せたらそう言っていたに違いない。身を翻して大急ぎで逃げ出していった。
こ・・・・・これは面白いっ!
すっかり病み付きになった私は、何度も何度も繰り返した。鯉が学習して、指に寄り付かなくなるまで・・・・。
一緒にいた彼には、可哀想だからやめなよ~~~と言われていたがお構いなしだった。
良識は大切だが、些細な非常識は人生のスパイスである(本当か、おいっ!)
うーーん。鯉さんごめんなさい。でも、また遊んでね。(きぃ)

(寸評)なるほど。その狂ったように笑いながら鯉にデコビンを繰り返す君をみて、徐々に、徐々に彼は顔を青ざめさせながら遠ざかっていったんだね・・・。納得。12ポイント。

はじめての命名が災いの元


右の手首に、2センチくらいの丸いガサガサができた。
赤くなって荒れているようだったので、すぐに直るかと思っていた。
そのころ、私の中で名前付けるのが流行っていたので、その赤いガサガサに「トーマス」と名付けた。当時の私は、もじゃもじゃのアロエに「アインシュタイン(通称アン)」天井の隅っこの蜘蛛にもなにやら命名していた。
朝起きて手首を見て、「あ~まだトーマスいるなー。なかなか治らないなぁ」などと独り言をしていた。
そのうち、唇の荒れのように蜂蜜を塗ったら治るんじゃないかと勝手に判断し、入浴の際にペタペタと塗ってみた。何日も何週間も、トーマスは私の腕に居続けた。
そのうち、赤みが増してブツブツになった。痒みも出てきた。しまいには似たようなものが、お腹や背中にまで出てきてしまった。もう、病院行かないとやばい・・・と焦り通院開始。良くなったり悪くなったりを繰り返し、数年かかってやっと治った。
トーマスと名付けたばっかりに私の体で悪さをしまくったのではと、悔やまれてならない。(きぃ)

(寸評)そりゃあもう、なんだって名前付けて呼ばれれば「あっ、きぃは僕のこと友達と思ってくれたんだ!」と喜んで長居もするさ~。もしかしたら、お腹や背中のは君とトーマスの愛の結晶かもね。9ポイント。

初めての死体発見?


友達が突然「近所に死体が捨てられてるかもしれない」と言い出した事があった。
「道の脇に妙な物があって、怖いから遠回りしてるんだ。通報した方がいいのかな…」とまで言うので一緒に行ってみる事に。
そこには、何かをくるんだシートを更に布団でぐるぐる巻きにして、その上にまたブルーシートを巻いた怪しい粗大ゴミが…。長い間躊躇してから2人で気合いを入れて広げてみた。

すると

中から出てきたのはアンモニア臭のする毛布の束。更に布団にはおねしょらしき染みがいっぱい…。

膝の力が抜けた。(なめくぢ)

(寸評)警察に知らせても良かったかもね。ヤジ馬が見守る中、出てくるおねしょ布団。しかもその布団には何故か君の名前が・・・。9ポイント。

初めてのシリカゲル


今日は穏やかな一日を過ごすはずだったのですが…。
ついさっき、お昼ごはんのラーメンをゆでようとしてお湯を沸かし、さぁゆでるぞ!と麺を投入した瞬間、サーっと血の気が引きました。
なんと、麺の下には乾燥剤のシリカゲルがひょっこりと…!
急いでシリカゲルを取り出しました。そして、数十秒迷ったあと、何事も無かったようにゆで、ラーメンを完成させました。
それでも小心者は気にします。ああ気にしますとも。見た目は普通のラーメン、でももしかしたらシリカゲルの溶けた物体が入っている危険性が…!とネガティヴな想像をしていたのですが「悩んでてもしょうがない、お客様相談室へコールだぜ!」と電話しました。
「○○○でございます」
「ラーメンをゆでようとしたらシリカゲルもゆでてしまったのですが…大丈夫でしょうか?」
「それは…やめた方がいいと思います」
「あっ、そうですか…失礼します(かちゃ)」
「……………………(半べそ)」
……どーしよう。食べない方がいいのだろうか……でも捨てるのもったいないしなぁ…いやっ、でもこれを食べて死んだらっ!!

…………食べよう。
結局食べました。「シリカ・エタノール」という物質がエタノールのものだったので、「エタノールだったら大丈夫だぜ!」という根拠のない理由を出しました。
何事もなく無事に消化されるといいんだけどなぁー……(半べそ) (36)

(寸評)大丈夫、大丈夫。本当に危険なものだったらメーカーも「絶対食べないで下さい!」と言うはずだもん。
 それより実は怖いのは「無農薬野菜」とかの方。なんか盲目的に「安心の食品」って感じがするけど、実際は農薬を使ってないものにはギョウ虫とかがいる可能性が圧倒的に多くなってそっちで病気になることもあるし、何より「真の無農薬野菜はない」と言われてるものね。何故ならその野菜自体には農薬がかかっていなくても、長年に渡って農薬を使ってきたから、その野菜を植えている土地そのものに農薬が残留しているから。北海道とかが実は一番ひどいという話も聞いたことがある。9ポイント。

初めての異性との就寝


大学のサークル合宿での事です。明日で帰るという事もあり、部員達がロッジに集まり、ミニ宴会をしていました。夜3時頃から徐々に寝たり、自分のロッジに戻りましたが、酔った♀2人(同級生と2年の先輩が各1人)が僕らのロッジの床に1枚布団を敷いて寝てました。…性別就寝しなくてOKだったのか?小5の林間学校以来、泊まりがけのイベントの時は♂だけの部屋で寝ましたが、異性と同じ部屋で夜を過ごすのは今回が初めてでした。…しかるに、雑談以上の事はしてません(笑)。なのであまりドキドキしなかったです。また、寝てる最中に彼女の携帯が鳴り、暗い部屋に話し声がこだましていました。夜でも♀の部屋は着信音で騒がしいものか…。僕のも朝に目覚まし機能で鳴ったからオアイコですが。起きてから2人共即自分のロッジに戻りましたとさ。「夢みているよ」の歌詞のような一夜でした。(Hi-)

(寸評)意外とそんなもんさ。山小屋なんて男女の隔てなく雑魚寝のところも多いし。俺も一年ぐらい前30人ぐらいで旅行に行って、一応「男部屋」「女部屋」あったけど、気づいたら酔っぱらって女部屋ですげーイビキをかいて寝ていた。あっ、でも俺の知らない所でやられてるかもしれないか・・・。7ポイント。

はじめての父の駄洒落


父は真面目な人だとずっと思っていた。
かと言って堅物というわけではなく、ユーモアのある人だともなんとなく感じていた。
私が20代半ばくらいの頃だった。母が海鮮丼をつくり、そこに父の好きな「おひょう」があるのを見た父は、突如「おひょうだ!おひょ~っ♪」と言った。
その場にいた私と弟は、瞬時に顔を見合わせた。
なんだ今のはっ!?聞き間違いかっ??
いや・・・間違いないよ・・・。父は、「おひょ~っ♪」って、言ったよ・・・
私と弟はなんだかとても恥ずかしくて笑えなかった。
父の駄洒落は誰にも笑ってもらえなかったが、私の頭の中では「おひょ~おひょ~」と今でもコダマを続けている。(きぃ)

(寸評)縁起の悪い話だが、もしお父さんがいつか亡くなったら、墓前で「お父さん、お父さんの『おひょ~』忘れないからね・・・」と花を手向けてあげなさい。6ポイント。

初めての携帯電話なくした!


仕事帰り、会社からバスで駅まで行った時、事件は起きた。JRの定期券を出すと同時に時間を見ようとしたら、普段から携帯電話を時計代わりにしている自分は、バッグの中に携帯電話がないのに気づいた!!さっきまでバスの中でメールしていたのだから、まず会社に忘れたのではないことは間違いない。するとバスから降りて駅まで向かうまでに道に落としたのか?それかバスの中に落としたのか?
まず駅からバス停までの距離を歩いて探してみたが、落ちていなかった。
そして駅に戻り、公衆電話で自分の携帯電話にかけてみた。案外、バッグの底の方に埋まってたというオチだったらバカバカしいからなぁ。。
バッグの中も気配ナシ。次にそこにあった電話帳でバスの営業所の番号を探し即電話。その時点では「まだその便はこっちに戻ってきていないからわかりません」と言う返事だったが、すぐに営業所に向かった。その営業所が会社と全く違う方向(それも全く足を踏み入れたことのない場所)でかつ、さらにバスでもう20~30分はくらいかかるところなので、バス代も少し痛いところだった(><)
なんとか無事に辿り着き、「携帯電話の落し物はありませんでしたか?」と言ったら「あぁ!さっき電話した人ですか?」と即座に言われてしまった(^_^;と同時に視界に入ったのは、カウンターごしに個性的なストラップと言い、2年近くの使用のうち何回もぶつけたりしたキズ具合と言い、間違いなく自分の愛用の携帯電話があったではないか!!
「あ、それです!!」と言おうとする前に、すぐに営業所の固定電話を目の前に持ってこられて「ちょっとこれであなたの携帯電話に電話して下さい」と言われた。
「?」と思い、言われるままに自分の携帯電話の番号を押す。
もちろん目の前のその携帯電話が鳴り出し、
「はい。あなたので間違いないですね」と言って返してくれた。
な、なるほど!!本人確認だったのか。。。(^_^;納得(^_^;
たしかに落ち着いて考えてみると携帯電話は個人情報のモレとかの危険も大きいし、本人以外の人間が偽って取りに来ることも、てことも考えられそうだよなぁ。。。今回はあきらかにストラップなどで見分けはつくものの、偶然同メーカーの同機種で全く他人のだったりとかもあるかもしれないし。。。拾い主に勝手に莫大な電話代使われることも考えられそうだし。。。あぁ怖!!!!(∵)
友達とのアホメールも盗み見されそうで怖!!!!(∵)しかも待ち受け画面、イイ年してキャラクターものだし(←最後緊張感ないぞ。。。)  (あるみりゅう)

(寸評)俺の知り合いの某タレントさんも、タレント友達がたくさん登録されてるので、決して本名では登録しないと言ってたな。俺もノートパソコン持ち歩いているけど、もし落としたら中に無修正のムニャムニャが山ほど。ゲッ、ヤバイッ!! 7ポイント。

初めての昼間から激しく腰フリフリ


場所は人気のない体育館。私は若い男と一緒だった。
なんだか急に腰をフリフリしたい衝動を止められなくなり、ついに手を出してしまった。
あぁっ!人に見られちゃったら恥ずかしい~っ!!でもやめられない~っ!!!
狂ったように激しく腰を振る私。
はぁはぁ。息が上がってきた。
ふぅふぅ。だんだん、足がブルブルしてきた。

さすがに、15分ほども熱心にフラフープをすると疲れるわい。
最近私は息子と児童館に行く。
午前中は乳幼児の親子連れ。午後からは小学生がやってくる。
午後一番に行くと、数人の職員以外誰もいない。よって施設の道具は使い放題なのだ。
初めて児童館に行った日、一輪車の虜になって練習しまくった。(もちろん乗れないし、運動不足だからすぐ筋肉ブルブル)
そんで今回はフラフープの日という訳だ。これは子供のときに遊んだので結構続けられる。上手な人は、回しながら歩けるんだけどやっぱり難しくて出来なかった。

人気のない体育館で、キコキコ三輪車の音と落ちたフラフープを拾う音がひっそり響く。
こんなことやってるからママ友達って出来ないんだよなぁと、理解した昼下がり。
いやぁ~~~楽しかったっ(笑)(きぃ)

(寸評)昼は童心に戻り、夜は「お前、最近どうしたんだ・・・凄い振りじゃないか。ウッ!」一石二鳥ですな。俺なんかフラフープなんかやった日にゃあ、そのまま腰がズレて整骨院に直行じゃ。30代までに、振れるだけ振っておきんしゃい。 10ポイント。

初めての「あの人は今」


かれこれ10年以上前のこと。無名時代のある人にあったのです。
たまのライブが終わり、友達3人新宿で呑んでそろそろ帰ろうと駅へ向かい、アルタ傍の果物屋さんがある道の中ほどを通りかかったとき、一人でパフォーマンスをしているひとが目にとまりました。誰も立ち止まる人はおらず、わたしたち3人が芸をみてキャイキャイ喜んでいると少し人が立ち止まり始めました。その芸は、スケッチブックに黒マジックで絵が書いてあり、それに合わせて無言でリアクションするというものでした。わたしたちがまるでさくらのように盛り上げ、人だかりが出来始めると、何やら路上でアクセサリーを売っている外人さんが数人にじり寄ってきて、「営業妨害だからすぐにやめろ」と脅しが入り、人々は散っていきました。そそくさと小道具をかばんにしまっているその人に、名前はなんていうんですか?なんて、もし有名になったらおもしろいなーなんて軽い気持ちでききました。

「あ、長井○和っていいます。よろしくおねがいします」

それから1,2年後深夜番組に登場しているのを見て「あー、あの人だなー」なんて思っていたらここ最近のお笑いブーム。当時がいまでは楽しい思い出に・・・間違いない!(杏)

(寸評)すまん、実は最近テレビあまり観てないので名前は聞いたことがあるが、どのくらい有名な人かよく知らないのだが、それはここを読んでいる人の方が「へー!!」と思っているじゃろう。そういうのって、何か嬉しいよな~。9ポイント。

初めての見えないおじちゃん


それは今年7月のことでした。一歳半の子供が夜更かしをして23時を過ぎたころでした。

「おじちゃん・・いる」

「!」

以前から子供が何かの気配を感じ、こんなふうに教えてきたことは幾度かありました。

「おじちゃんがどこにいるの?」

「ここ」

と、わたしの手を引いて教えてくれます。

が、次の瞬間、玄関の下のほうを指差し、

「にゃおん!」

というのです。うちの子は、道端で猫を見かけると同じように「にゃおん」といい、指差すのです。

まさか猫の霊がはいってきた?!

しばらくは玄関からすぐの台所に、猫はじっとしているようでした。

ふいに子供がわたしの手を離し猫を追いかけ始めたのです。

まるでほんとに猫が部屋を逃げ回っているように、子供はちょっと先の床を目で追って小走りしています。すると子供が立ち止まり、猫がいるらしい場所を見つめています。数秒後、猫はもときた玄関へ向けて駆け抜けて行ってしまったらしく、子供も玄関へバタバタ走っていきました。そして、鍵のかかった玄関から逃げられ立ち尽くしていました。後で考えると、猫は追われて立ち去るとき、一度振り返って立ち止まりますよね、それで最後にダッシュして逃げる。猫の行動そのままなのです。いるはずのない猫をリアルに感じました。(杏)

(寸評)まぁ、これはいろんなところで書いていることなので既に知っていると思うけど、イギリスにレコーディングに行った時、当時2、3才で「大人をからかう」なんてこともまだ出来ないGさんの長女が宿舎だった中世の貴族の建物にある誰もいない真っ暗なピアノ室を覗いて、
「あ、お兄ちゃんやお姉ちゃん達がいっぱい!」
 とニコニコ話したことを。
 やっぱり子供にしか見えないもの、大人になったら見えなくなってしまうものは確実にあると思うな。10ポイント。

初めての 生Gさん


憧れのGさんを、初めて見ました!!
9月10日(金) 吉祥寺 マンダラ2のライブにて。
ほぼイメージ通り、いやイメージ以上?の、マイペースな雰囲気。
やはり、素敵な方でした。

鼻の調子がよくない旨を始めに伝えられ、「もし途中で鼻が垂れてきても、構わずやりますんで」と言ってから、演奏を始められましたが、途中、残念ながら(?)、鼻水だらりは確認出来ませんでした。

とっても素敵な、楽しい、幸せな時間でした。
誘って、一緒に行った友人は、どうやら滝本さんの音楽のファンになった様です(ニヤリ)。
また、是非是非行きたいです!
勿論、未体験の石川さんのライブにもね~!
ああ、知久くんと3人で共演しても欲しいです。是非っっっ(ミドリン)

(寸評)そう、Gさんって思った以上にマイペースなんだよね。そして思った以上に楽曲が変わっているでしょう。「たま」とGさんのソロのCDを比べてもそれはわかるけどね。たぶん3人ともイメージと生はあまり変わらないと思うよ。6ポイント。

初めてのお姫さまトイレ


以前、昔の格好で数キロの道のりを歩くというイベントに参加した。私が着る事になったのは十二単風の着物で(薄手のカジュアルタイプ)歩いてる最中、3人のおばちゃん達が裾を持ってくれていた。
休憩場所でトイレに行こうとすると、何か使命でもあるのか3人も裾を持って個室に入ってきた。
「だ、大丈夫です」と言っても「気にしないで」と答えるばかりで、仕方なく見守られながら用を足すはめに…。
しかも、同じ格好の子が普通に1人でトイレ入る所を目撃。
ほら~1人でいいんじゃないかぁーっ!とショックを受けた。(なめくぢ)

(寸評)む~、言うは簡単だが、病気でもないのにそんな派手な格好でそんな扱い。長い人生でも滅多に出来ない経験じゃなっ! 12ポイント。

初めての抜群のタイミングの秘密


私の職場は、店・倉庫・工場・事務所という風に並んでいる。私は普段店番をしてるんだけど、帰る前に工場に寄ってみたら、天井から「ジー…」という雑音が。なんと以前は店番が居なかったため、もしお客が来てもわかる様に店内の様子が聞こえるスピーカーがついてるとの事。
いつも忙しくなった途端、テレパシーが通じたみたいにみんなで手伝いに来る謎も「これで品切れなんです…。今在庫があるか聞いてみますので」と言ってる最中、抜群のタイミングで「はいっ!」と商品を届けにくる謎も全て解明された。(なめくぢ)

(寸評)ということは上司の悪口とかこっそり言っていた人が初めてそれに気づいたら冷汗で洪水が起きるな。というか、今まで気づいてなかったのはなめくぢだけ? 7ポイント。

初めての竜宮城予定住宅


親戚のお姉ちゃん夫婦の家に遊びに行った日、突然家がグラングランと揺れ出した。
今まで私が体験した事の無い大きさの地震…。ニュースを見ると、どうやら震源地はかなりの近さだった。
更にその後やっていた大地震の予測映像(CG)では、姉夫婦の家は完全に海に沈没。

「いつもこういうのやると沈んでるよなぁ…」

「あはは…家いくつあっても足りないね…」

二人の淋しそうな会話を聞きながら、私がもし予測映像を作る事があったら、姉ちゃん達の家は安全地帯にするんだ!と心に決めた。(なめくぢ)

(寸評)予測映像を作ることより、家の下に船を敷くとか、屋根の上にマストを付けた方がいいんじゃないか・・・? 9ポイント。

初めてのバイト


初めてのバイトは15の時だった。
「コンビニのお弁当を作るお仕事。出会いもあるかも!?」
その甘い誘い文句にまんまと誘われたのだ。
早速友達と二人で面接を受けに行き、あっさり合格、バイトを始めることになった。
バイト初日、更衣室へ行くと、自分の名前の書かれたロッカーが用意されており、大変感銘をうけた。
そしてロッカーを開けると、
「制服です。着用してください。」とメモが添えられた真っ白な制服が!うきうきしながら着替えたのだが・・・
「・・あれ?これで合ってる・・んだよねぇ?」
友達と二人で顔を見合わせた。とうか、正確に言うと顔は見えなかった・・・。
白いかぶりモノを頭からすっぽりと被り、目のところだけ出ている安っぽいプロレスラーのような制服・・・。
さらに真っ白な上下の服に白い長靴。
顔どころか、若いのか年なのか、男なのか女なのかさえ全くわからなかった。かろうじて教えてくれる人だけは声を出すので「おばちゃんなんだな」とわかる程度だった。
誰もが白装束で目だけを出して、流れ作業をする姿はそれはそれは不気味な光景だった。
当然のごとく、期待していた出会いは全くなかった。
それどころか、一緒に何ヶ月か仕事をして職場で親しくなった人でも、バイト以外の時に会うことはなかったため、どんな顔の人なのか知ることはなかった・・・。
寂しいバイトをしてしまった・・・。  (ピン)

(寸評)でもバイトで良かったな。その格好で「それではこれから修行に入ります」と言われたら、注意しろ! 10ポイント。

初めてのハゲ研究文


小6の時、読書感想文を書いてる途中で著者の写真を見た感想に脱線してしまった事があった。
『人には色んなはげ方があるけれど、どうして均一に薄くならないんだろう。全体が色あせていく感じの新しいはげ方。面積が減るというよりも色が薄くなったように見えるだけなので、部分的にはげるよりは時間がかせげていいと思います。』という様な、何だそれ?という文を提出して奇跡的にコンクールの佳作に選ばれた。
とても嬉しかったけど親に見せるのは躊躇した。(なめくぢ)

(寸評)やはり「人とは違う視点」というのが評価されたんだろうな。審査員も粋な計らいだな。これからもハゲの権威として研究にはげんでくれたまへ。8ポイント。

初めてのもしかして軟弱者?


噴水公園は、小学生やら乳幼児の親子連れやらでいつも賑わっている。市民の憩いの場である。大きな噴水を遠くから眺めていちゃつく高校生のカップルや、浅瀬で水浴びする乳幼児。心和む夏の風景だ。
だがしかし、大きな危険がそこにはあった。消毒されていない水ということ。知ってはいたが、まるで他人事だった。去年の夏も含めて十数回は通っていた。でもなんともないじゃないか。私はすっかり安心しきっていた。
2週間前の残暑の日、いつものように息子を連れて噴水公園に出かけた。息子は水遊びが大好き。さすがに真夏のように大賑わいでは無いけれど、数組の親子連れがきてはしゃいでいた。風が強くなってきたので1時間ほど遊んで帰宅した。

夜になって、息子の様子がおかしい。体が熱い。体温計が行方不明で正確には判らないが、38度以上はある様子。と、そこで今度は私が原因不明の腹痛に襲われた。あまりのひどい痛みに、深夜に救急病院に受診しに行こうかと考えた。『いや、待てよ。夜間は料金の割増がある上に、担当の医師がいなかったら当り障り無い治療しかされない。もう少し、我慢だ・・・・』そのうち痛みの波が引き、眠れた。水遊びさせて、風邪引かせたかなぁと後悔しながら、翌日小児科を受診した。座薬を3本入れて、やっと息子の熱は下がった。安心したので、私も内科を受診することにした。

今度は息子が下痢に襲われた。小児科受診。治るまでに5日かかると言われた。しかし10日経ってもまだ治らない。おかしい。
私も酷くは無いものの、腹痛が治まらない。おかしい。
そしてついに2週間経った。あまりに酷すぎる。なんなのだ、これはーーーー!!!!

ずーっと、原因を考えていた。私は何か悩んでいたか、いいえ!腐ったものを食べたか、いいえっ!!
前日にキムチ食べたし、刺激物の取りすぎ?それにしても腹痛が長引きすぎる・・・・。息子には刺激物を与えていない。風邪からきた下痢にしては、2週間は長すぎる・・・・・・。

カレンダーとにらめっこして、はっと気が付いた。
水遊び、あれしか考えられない。小児科医に聞いてみた。
「息子が体調崩す前日に、噴水公園で水遊びしていたのですが、この下痢と関係はありますか。」
「ええ。関係あるでしょう。あの水は消毒されていないののです。塩素消毒している水は30秒で菌が死ぬようになっているのですが、それが無いのですよ。」
がーーーーーーん。大ショック・・・・・・
走馬灯のように、楽しかった噴水公園での日々が思い出された。既に秋風が吹く今日この頃は、もう行くことも無い噴水公園だが、暑い夏には何度もそこで遊んだ。だが、そこは、悪魔のような汚水・・・・・・。あの場にいた複数の親子は無事なのだろうか。それとも我々親子だけが軟弱者なのかぁぁぁぁ(泣)
汚水の威力をまざまざと見せ付けられ、我々親子は地獄の日々を、まだ送っている・・・・(きぃ)

追伸。さすがに掲載される頃には治っていると思いまふ。そう信じます!!!!!

(寸評)うーん、これは意外と難しい問題。例えば初めて東南アジアとかに行く人はたいてい下痢ぐらいは経験するが、二度三度と行っているうちに平気になる。要は最初はその土地にある菌に対して免疫がないのでやられるのだが、慣れてくると殺菌力が自然に体につくのだ。だから消毒されていない水を恐れて避ける事が今後いいかどうかは微妙。他に遊んでいた子供達も全員病気になった、というなら何か強い菌があることも考えられるが、そうじゃないなら俺はあまり神経質にならない方がいいと思う。何故なら殺菌した水しか駄目なら、雨だって殺菌なんかされずに空から降り注いでくるのだから。7ポイント。


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