ザ・レポート(55)
今まで石川がかかわってきた全ての活動、つまり「ソロ」「パスカルズ」「ホルモン鉄道」等のライブ、CD、ビデオ、またテレビ、ラジオなどのマスメディア、演劇、書籍、ニヒル牛、コレクション、すごろく旅行、このホームページ、その他とにかく俺がかかわってきたありとあらゆる表現活動の感想、評論、思い出等を募集します。
既にどこかに発表したものの再録も自分で書いたものであれば0Kです。批判やお叱りももちろん構いません。他の人のプライバシーの侵害や、特殊なケースを除き、基本的に全て採用します。何についてのいつのもののコメントかをなるべく分かりやすくして、メールにて題名「レポート」でお願いします。投稿ひとつ10ポイントです。裏話等や本人のそれに対する意見や感想なども付けていくつもりなので、気軽に応募して下さいな〜っ。
例えば俺本人も知らない「こんなとこに載っていた」情報及びその感想とか「すごろく旅行を実際やってみた思い出」など俺にインスパイアされたものでもOKですよ〜ん。
『「たま」という船に乗っていた』
たまにハマったのは良いものの、まだ石川さんの名著『「たま」という船に乗っていた』を読んでいなかったことに気づき、図書館で借りて読んだ。増補改訂の無い最初のバージョンだ。石川さんはこの本の中で石川さんの頭のメモリ容量は「フロッピーディスク1枚分」くらいだと言っているが、確かにこの本のページ数や文字数などを見るとフロッピーディスク1枚分に収まるような気もするが、その一つ一つの出来事に対する石川さんの思いを含めたら、とてもフロッピーディスク1枚には収まらないような気がした。それほど深い(と言っても、現役中学生の僕にはフロッピーディスク1枚の容量がよくわからないのだが)。柳原さんの脱退など、重要なことをあっさり流しているような気もするが、これは、石川さんがあえてそう書いたのだろう......たぶん。あっさり流している事で、逆にその事の重要さが伝わってくる...ような気もする。
あと、もう一つビックリしたのが、終わり方だ。僕はこの本を読んだ時、275ページで本文は終わりなのだと思い込んでしまい、「知久くんも行ってしまった Gさんも行ってしまった」の文を読んだ後にあとがきの「デキソコナイの行進」にいきなり行ってしまったのだ。こういう終わり方もありだな...となんか納得してしまったので、別に違和感は無かった。だが、その後本をペラペラめくっていて気付いた。「ん?なんかまだ文章があるぞ?」すぐに読んだ。こんな文だった。「俺はひとりでちょっとそこに佇んで、久しぶりに、本当に久しぶりに一人で道を選んで歩き始めようとしていた。すると、「ひとりじゃないよ」 妻が、いつのまにか俺の横で、笑って、立っていた。」.....結局ラヴ・ストーリーかィィィッ!! ズッコケた。この本を読んでる途中から、ラヴ・ストーリーとか恐怖体験とか書いてるので、「ん?売れようとしてないか?」とちょっとだけ感じていたのだが、やっぱりちょっとは売れようとしてたんだな...って感じた。文章とか語尾で思いっきりふざけてるくせにここだけは最後まで律儀だな.....。と半分冗談半分本当に思った。でも、これは仕方がないっすよネ....。出版社から色々言われちゃうんスよね....。
でも、石川さんが奥さんのことが大好きなのは分かった。それは良いと思った。(夜羊歯ミナト)
(本人より)フロッピーディスク1枚で昔は「動く絵本」なども作ったりしたけど、曲で言えば3分の曲が1曲すら入らない容量だね。
それはともかく、よく妻を出してきたことに気付いたね。これは元々僕はバンドだけのことを書いたのだが、編集者に「女を出せ!」と言われたのだ。それによって本の重みがグッと変わるからと。しかし「女を出せ!」と言われても女性は妻以外にはほとんど知らないので妻を出すしか無かったのだよねー。
今後は解散後のことも書いてある「増補改訂版」も是非読んでおくれ。そして今度はなるべく買ってね〜!(笑)
パスカルズ 久美浜公演
ようやく行って参りました、パスカルズの公演へ。
久美浜は家から遠かったものの、行けなくも無い距離だったので早速チケットの予約を行い当日を楽しみに待ってました。
そして当日、悪天候だったものの安全運転で目的地の寺まで行きました。
寺の中は本当に広くて、私が来た時には既に沢山の方々が待っておられました。
そして若い番号順から会場へと移動し、私はメンバーが見えるようにとなるべく真ん中の前の方へと席を確保し、開始時間まで軽くソワソワしつつ待っていました。
そしてパスカルズの皆様が続々と奥から現れた瞬間めちゃくちゃ興奮しました。
そしてなにより、石川さん、そして生で見るのは初となる知久さんを直接見てその興奮は最高潮に達しました。
が、残念なことに知久さんの座ってる場所がちょうど私の席からだと大きな柱のせいで全然見れなくなってしまいました。
とはいえ、曲を直接聴けることには変わりないので気持ちを直ぐに切り替え楽しんでいきました。
今回の公演は前半と後半に分かれており、前半は心地よく故に思わず眠ってしまいそうになるほどの静かな曲、後半はそれとは打って変わって激しく最初から最後まで興奮してしまう程の曲で構成されていると気付き、構成が素敵だと感じました。
特に後半の中頃の曲でメンバーの一人がチェロをまるでギターを弾くかのように扱ってる姿を見てすげぇ!となりました。チェロに触れたことは無いですがあれ絶対に重いだろうなと。それでも重いというのを感じさせずに長々と弾く姿を見て驚きました。
あと知久さんの生歌も初めて聴きましたが、そろそろ還暦というのに全く変わりないあの独特な声質で歌っているのに驚き、そしてどこか懐かしい気持ちになりました。
ちなみに、パスカルズの曲の中で唯一どんなメロディなのか知っている「凪のお暇」のテーマソングが意外なことになかなか演奏されないので今回はやらないのかなと思っていたのですが、アンコールで遂に演奏。アンコールで演奏するとは全く思ってなかったのでこちらも驚きと嬉しさがいっぱいになりました。
そういえば感動した話がありまして、会場には小さなお子様もそこそこおりその子達はパスカルズの演奏中、時折はしゃいでおりました。
そこで親御さんが周りの人の迷惑にならないようにと思ったのか、その子を抱いて退席しようとしたところ、メンバーの方々が「出ていかないで」と優しい声で呼びかけていました。
そこで私はパスカルズの皆様はなんて子供達に寛容なんだろうと感動し、パスカルズの好感度が私の中で爆上がりしました。
そして全ての演奏が終了後、私は石川さんに野菜と果物のジュースを私そのまま2時間かけて家に帰っていきました。(ラメール・ローラ)
(本人より)お寺は柱が多いので誰かが見えない席もあったようだね。でも一回行けば上手(舞台右手)の方に知久君や僕がいるので、次回はそこが見やすい席を取れるといいね。
「凪のお暇」以外にも他の映画やテレビドラマの曲なんかもいっぱいやったのだけど、それはお客さんがどれを観ているかは分からないから、人によって「あ、この曲知ってる!」が違うのかもね。
缶ジュース、おいしくいただきました。ありがと!
一日の計画表
先日、たまたま暇が生まれたのでこれはいい機会だと思って自室の本棚からたまの「ひまのつぶしかた」を引っ張り出した。ぱらぱらとページをめくるなかで、目に留まったものは「25,小学生になったつもりで一日の計画表をつくる」というものであった。成程これはいい暇つぶしになりそうだと早速取り掛かろうとしたその瞬間、思わず鉛筆を持つ手が止まる。
「ん?何かがおかしい」
私は見本として掲載されている、たまの四人の計画表をまじまじと見つめ、そして知るのである。夜が眠るためにあるものではないことを。
そう、この本の中の彼らは夜に眠るということをしていないのだ。これは私の中のステレオタイプを不意打ちに破壊した。そして彼らは好きな時に眠り、好きな時に目覚め、好きな時に遊んでいる。各々が自分の思いままに行動をする、まさしく小学生のように素直な計画表なのである。
私は、そんな風に気ままに生きる彼らの計画表を見て人生の本質を垣間見たような気がした。なんだ、人生って外が明るいとか暗いとか、案外関係ないのかもしれない。夜中に飛び出してラジオ体操をしてもいいのかも知れない。そして、私は白い紙に長い長い棒グラフを描いて「AM5~PM1ねる」と意気揚々と書き込んだ。(ねこまる)
(本人より)特に仕事のメインがライブの俺たちだと、普通の社会人が9時から17時が基本の仕事時間だとしたら、ライブミュージシャンは15時から23時がそもそもの仕事時間だからね。帰宅時間が夜中1時を過ぎることもしばしば。まー、特殊な仕事だね。
今後もこの本を活用してお話し聞かせてくださいな〜。
2024/9/28 山形県かみのやま温泉 武家屋敷ライブ
ある日インフォメーションを覗いてみると、我が東北に石川さんがやって来るという報せが。しかも開催地は、温泉街とのこと。これを読んで、僕はいてもたってもいられなくなりました。
というのも、実はここ最近是非とも行きたかったのが、温泉街だったんですね。世の中でコロナがそれほど騒がれなくなり、感染症の話題に敏感なうちの職場でも、個人の遠出に対してとやかく言われなくなってきました。ならば是非とも温泉に行きたいなあと思い立っていたところに、この報せ。渡りに船とはまさにこのことでした。早速予約したのは言うまでもありません。
今回の会場は武家屋敷。たどり着いた先は、なるほど風格に満ちたお屋敷でした。後にMCで「どこからか忍者が出てきそうな雰囲気」と言及されていましたが、確かにそんな感じがする、厳かな雰囲気がありました。
なんとなく緊張した空気に包まれながらも、いよいよ開演。
篠笛とパーカッションのセッションとは果たしてどんな感じなのだろう、と思っていましたが、あらかじめ用意されていたオケの音源に、お二人の演奏を合わせる格好でした。
そして、今回共演された藤原雪さん。ポスターの写真を拝見する限りでは、クールビューティーで物静かそうな印象を受けたのですが、実際に拝見したところ、話好きで気さくなお姉さんという印象に変わりました。演奏されている最中も客席に語りかけ、さらにライブの途中でじゃんけん大会を開催するなど、パフォーマンスのあちこちでとにかく客席をもてなそうとされていることがよく伝わりました。篠笛の演奏も素晴らしく、何本もの笛を使いこなし、技術と表現力に圧倒されました。
石川さんのパーカッション演奏も、流石の一言。おもちゃ笛を吹き鳴らしながら客席に乱入したり、そうかと思えば日常クイズに出題された通りガラス戸をガタガタ鳴らしてみたり、さらには「泣いた赤鬼」というエモーショナルな一曲でしみじみとした朗読を担当されたり。自由奔放ながら、目にも耳にも楽しいパフォーマンスはやはり素晴らしいなあと思った次第です。
この日の選曲は、藤原さんのオリジナル曲やYMOの東風などのカバー曲が中心で、石川さんゆかりの曲はなし……と思いきや、アンコールで「さよなら人類」が! この時ばかりは、今までずっと篠笛を吹いていた藤原さんがトイピアニスト兼ボーカリストとなり、石川さんのパーカッションに合わせて演奏&歌唱されていました。
ちなみにこの時使用されたトイピアノ、開場当初からずっと置いてあったんですね。果たしてどこで使うのかしらとずっと気になっていましたが、まさかここで使うとは!
お馴染みのメロディーにお馴染みの「着いたー!」が響き渡り、この日のライブは無事終了。
その後開催された懇親会でもお二人のサービス精神が存分に発揮され、僕もついつい、取るに足らない話をあれこれさせてもらったのでした。
かみのやま温泉、そこそこ近場でずっと気になってはいたのですが、なかなか縁に恵まれずに行けずじまいでした。今回、とびきりの縁ととびきりの楽しさを手繰り寄せることができ、かように素晴らしい経験をお土産とさせてもらいました。そう遠くならないうちにまた行ってみたいな〜。(たちつ亭と〜助)
(本人より)藤原雪さんは元々ラジオ番組に出た時にその番組のパーソナリティとして知り合い、たま好きだということで、その後彼女が手伝っているひきこもりの施設などで演奏させてもらったり、去年は京都のお寺で今回のようなセッションもやらせてもらったりしてる。ネパールでは音楽教師もやっていたことがあるというので、是非いつかネパールで演奏しましょう、という約束を夢見てる。そして確かに美人だけど(山形の観光大使)、実際はかなりの天然キャラなところもあって、愛される理由だよねー。
1990年代を象徴
たまのことが滋賀県の琵琶湖博物館に載っていました。1990年代を象徴するもの、という感じです。(おたえさん)
(本人より)「さよなら人類」ならわかるけど「オゾンのダンス」を持ってきたのは選んだ人の趣味がかなり入ってるね。1990年代もだんだん遠くなってきちゃったんだなあ...。
宣伝の歌
「宣伝の歌」作詞・作曲:石川浩司 石川浩司 with 原田高夕己
youtubeの動画で、石川さんがオリジナル曲を歌っていただいているだけでなく、原田先生もランニング姿でがんばってます。いつものハンチング帽でなかったので一瞬、誰?と思ってしまいましたが(^^;
これは、誰でも見ることができるものでは無く、発売当時、紀伊国屋書店で『「たま」という船に乗っていた らんちう編』を買った人への特典で、レシートに印字されたQRコードを読み込むと限定配信動画が鑑賞できる!というもの。
で、先ほどは焦りました。久しぶりに「らんちう編」を開いたら挟んであったレシートが色あせてQRコードが読み込めなくなってしまったのです。「あー、もう見られないのかあ、1回見たけど、どんな内容だったか忘れてしまったなあ…」と残念な気分になっていたのですが…
…「そういえば!」とスマホのQRコードリーダーアプリを開いて履歴を確認したら、読み込んだyoutubeのアドレスが無事残っていまして、ほっとしました。それで、うっかり忘れないように消えないようにブックマークに登録しておきました。で、これは「宣伝の歌」というタイトルですが、「たまという船に乗っていた」の宣
伝の歌ではありません。というか、もうその本を買った人への特典なのであらためて宣伝は必要ないですよね。
石川さんが奥様の誕生日に『ポーの一族 豪華愛蔵版』をプレゼントしたことをはじめ「紙の本はイイよ!本屋さんは楽しいよ!」ということを歌っています。
今日のニュースで「出版業界。赤字企業が増加。倒産・廃業も増加。」と言ってました。「宣伝の歌」では紀伊国屋書店さんをはじめとする書店や出版社の皆さんへのエールを感じます。私も、本屋で本を買うという営みはなくせないと思いました。
とはいえ、これからは、紙は紙、ネットはネットではなく、このQRコードの特典企画のような紙の本とネットをリンクするような取り組みも必須なんだろうな、とも感じました。
そもそも『「たま」という船に乗っていた』は石川さんのホームページに掲載されていて、それで私も「たま」と出会えたし、漫画化にあたってもクラウドファンディングが試みられ、そのときは頓挫したけれども、原田先生が手をあげて出版社も決まっていない状況からツイッター連載、webアクション連載とつながっていったわけで、ネットをうまく使って、作品が形になって世に出てきた好事例だと思います。
ネットで作品を認知し、本屋さんに行って楽しみ、紙の本を買い、ネットでおまけのノベルティを楽しんだり、SNSで感想を言い合ったりと、それぞれの良さを生かしながら、ネットとリアルを行き来するような楽しみ方ができる時代になってきているんだなあ、ということを、あらためて思ったところです(kobataka)
(本人より)これを観た(聴いた?)人がどれだけいるかはわからないけど、オファーがあったので作って歌ってみました。「サビがくせになりました」と言われたこともあって、ちょっと嬉しかったな。思いを歌にこめました。
「石川浩司の相棒 塩ビタミンゼリー レモン味 1kgボトルタイプ」
今年は、あまりにも暑すぎたよ。先月、夏祭りに差し入れしなければならないシチュエーションがあったので、何か飲み物でも買おうかなあ、でも人数分買うと重すぎるしなあ、と思っていたところ、「そういえば!」とこの商品を思い出して、1つ注文して、持っていってみました。
結果、みんな食べてたけど、半分くらい残ってしまった。
ゼリーは美味しいけど、袋をしゃぶるようにして吸わなければならないし、結果、袋に唾液が残ってしまうので、最近の公衆衛生にうるさい風潮では敬遠されてしまったかも…
公式オンラインストアのレビューに回答してようとしたら、すでに「石川さんのケースが欲しくて購入しました」と、書いている人がいた。でも、私もそれ以上の理由はないんだよなあ、同じこと書くのもいかがなものかなあ、と悩んでしまった。
次回は、凍らせて食べてみようかと思います。 (kobataka)
(本人より)サンキュー! そして是非「僕も石川さんのケースが欲しくて購入しました」と書いてくれいいいっ! 俺に人気があるように見せてくれいいいっ! 頼んだぞっ!
この夏の最後に
2024年8月11日(日)、12日(月) 埼玉・秩父 不動の湯 ホルモン鉄道温泉1泊ライブ
去年(2023年)にも山梨県でホルモンの温泉1泊ライブはあったそうですが、残念ながら行く事はかなわず。
しかし、今年は埼玉県内の秩父市にて開催されるとの事。私の町からも行きやすいので胸が躍りました!!
9月3日(火)現在、すでにズミ天さんがレポートを寄せられていますが、私も書いてみたいと思います。
このライブに限らず、私はライブ会場を下見する習慣があり、7月の前半に行って参りました。
電車にはあまり乗らないので、ちょっと胸が躍ります。西武秩父駅に到着し、交番に道を聞きました。ろくに方向感覚も分かっておらず、聞いて正解。またお巡りさんから「歩いて行く距離のところではない」とまで言われましたが、とりあえず歩いて行く事に。
秩父の街も飲食店や各種チェーン店も豊かにあり、田舎の町もこんな風に変わっていくのかと、感慨を受けました。おもちゃコーナーのあるBOOK-OFFがあり、帰りに寄ろうと思いました。
大野原交差点という所で右折するのですが、その交差点まで結構な距離があり、秩父鉄道の駅を見つけ本番の時はここを使おうと思いました。
右折してからは割と田舎道。川を渡ったり、個人商店で買い物をしたりしながら、会場に近づきます。道端に会場の宿の看板があり、結構知られている所なのかと思いました。会場の近くの草むらからは、夏の虫の声が聞こえ、私の好きな映画の舞台をイメージさせてくれました。
宿の入り口から受付に入ったのですが、誰もいる気配がなく、そのまま帰ってきてしまいました。帰りもブックオフに寄るために歩いていきましたが、あまり面白いものはありませんでした。
本番の日は日曜日!!夏の行楽日和で何かと楽しい雰囲気でした!!
西武秩父駅近くの御花畑駅(秩父鉄道)はまさしく観光スポット!!
立ち食いうどん屋や近くのお店の古びた感じが雰囲気抜群でした!!
秩父鉄道のSLも観る事ができ、まさしく楽しみ全開!!!
程なくして宿につき、ライブの参加者の方たちとも合流。私も浮かれあがって、自販機でジュースを何本も買ってしまいました。
温泉の泉質も何だか良い感じ。年寄りよりも、若めのご婦人に合うとの説明書きも納得できました。
宿の方たちが食事の準備も始め、徐々にムードアップ。焼肉やお刺身などおいしい料理が並びます。
ライブが始まる前にお食事。石川さんの「いただきます!!」の掛け声が感じがよかったです!
やがてライブが開演。ホルモン鉄道の新曲や3人のソロコーナーも交え、楽しく時間が流れました。
「夏のお皿はよく割れる」「境鉱泉」、そして「ムーンライトアポロララバイ」はちょっと癖になりました。
ライブの後の歓談会も皆さん全開!!午前4時ごろまで話し込んでいても、時間がとても速く流れました。
翌日、朝食前に風呂に入り、そして朝食も楽しめました。恒例の朝の散歩では、目つきのおかしい不動明王の像を眺めたり(着イッター〈35〉2024年8月13日)、川べりを散歩したりしました。
最後は集合写真を撮影し、解散。宿の方にマイクロバスで西武秩父駅まで送っていただきました。石川さんにご挨拶できなかったのが少し心残りです。
ホルモン鉄道のライブも5年以上行っていなかったでしょうか。
石川さん、大谷氏さんに会うのもこれで最後と覚悟を決めてきました。
割と淡々と時間が流れて今に至るけれど、こうして思い出すととても楽しい思い出です。
このライブの直後に、刑務所が出てくるマンガを読んだのですが、刑務所と比べるとこのライブは、この世で一番楽しい人たちが集う楽園のように思えました。本当に楽しく尊い時間。またこのような時に出会えますように (Sankaku)
(本人より)おおっ、嬉しいが「石川さん、大谷氏さんに会うのもこれで最後と覚悟を決めてきました」は何故だっ?ホルモン鉄道は解散しないし、来年正月にはMANDA-LA2で新春ライブやる予定だぞっ!も、もしかしたら俺か大谷のどちらか、もしくはは両方が死ぬのか!?よっ、予言が怖いっっっ!
たまのCDとの出会い
2024年現在、たまのオリジナルアルバムCDもレア物が増えてきているように思います。
最初の3作とベストアルバム【〈さんだる〉〈ひるね〉〈きゃべつ〉〈まちあわせ〉】は復刻もされましたが、東芝EMI、パイオニアなどの品物は、中古販売店でもプレミア価格になっている様子が見受けられます。
2002年にたまに出会ってから、私もたまのアルバムを手に入れられたのは、不思議な巡り合わせが多かったです。
ひとつひとつを振り返ってみると、
「犬の約束」--ネットの中古店でゲット。なんとお店に配布されるデモ盤でした。ジャケットの皆さんの笑顔が素敵です。
その後正規版を、埼玉県ふじみ野市のお店〈中古店〉で手に入れました。
「ろけっと」ーー近所のTSUTAYAでゲット〈Q盤、新品〉。これはあまり中古では見かけませんでした。
2024年現在「駿河屋」というネットのお店では、プレミア価格7500円也‼
「たま」--最初は図書館で借りました。この頃はこのアルバムの重要さも分かっておらず、西新井大師前の演歌専門のCDショップで手に入れました。これもネットショップではプレミア価格になっており、危うく見逃すところでした。
「パルテノン銀座通り」ーーこれも新品で手に入れました。どこで手に入れたのかは覚えていません。たまのサウンドが大幅にイメージチェンジした1枚。
この頃は、たまというアーティストが、自分にとってのライフワークになるという認識は少し乏しく、「まあ、その内に手に入れよう」などと思っていた所もあったかもしれません。
先述したように、物によってはプレミア価格になっている物もあるので、本当に何とも言えない気持ちです。
その後、パスカルズや大谷氏さん、斉藤哲也さんのCDも巡り合わせもあって、上手く手に入れられました。
これからも、私の音楽人生に鳴り響いて行くものであることを祈るばかりです。 (Sankaku)
(本人より)メジャーのCDを発売するかどうかの権限は俺たちには無いんだよねー。すべて各レコード会社が「まだ売れる」と思ったら再販や復刻するし「出しても売れない」と判断されたら、メンバーが何を言おうが発売されない。それが商売であるレコード会社というものだからね。
それもちょっとあって自分たちの「地球レコード」を立ち上げた。これなら自分たちの采配で発売できるからね。ご存じとは思うけど、たまのオリジナルアルバムの半分は地球レコードから現在もほぼ発売中。もっともレコード屋さんに流通は少ないので、ニヒル牛やネット通販が主だけどね。時々勘違いされて、まだ地球レコードで新品を発売中なのに、もう解散してるから販売してないと勝手に思われて、ネットオークションとかでプレミア付きで高く買ってる人。おーーーーい、まだまだ地球レコードのアルバムやDVDは絶賛発売中だよおおおっ。買っておくれいっっっ!
こどもアートアドベンチャー2024
谷川賢作さんと石川浩司さんが出ると聞き、居ても立っても居られなくなり僕は練馬に向かいました。子供イヴェントなので親子連れが多かったのですが、親子連れではない人もちょくちょくいました。10時台からやっていたとは知らなかったので昼からしか見ていませんが、石川浩司さんと少し話ができて嬉しかったです。谷川賢作さんがメインのライヴは朝にやっていたので見られなかったのですが、谷川さんに「言葉のつながりを崩さない作曲をされていてすごいです」と伝えることができたので良かったです。
やはり多人数で奏でる「ガウディさん」は圧巻でした。ライヴペインティング時のインストゥルメンタルセッションではギターのテイストがジョニと全然違うにも関わらずなぜかジョニミッチェルを彷彿とさせるサウンドになっていて面白いと思いました。
PAがかなり良かったということを練馬区の担当者の方に伝えたので、僕の思いが音響技術者の人にも届いていたらいいなと思いました。(Kotosan Dog)
(寸評)このイベントは版画家の蟹江杏さんがメインの企画で、もう長く続いてるね。そもそも彼女と初めて一緒に仕事をしたのが20年前で、その時は彼女はアングラ芝居の裏方として新宿ゴールデン街でバイトをしながら舞台美術をやっており、俺はその芝居に役者として出ていた。そして今、彼女は美術家として引っ張りだこになり、全国のデパートなどで個展をして周り、最近は小説家としてもデビュー。超売れっ子となってる。誰がいつ売れるか分からないのが音楽や美術の世界。でも今でも昔と変わらず気さくに友達として付き合ってる。面白いなあ。
荻窪ヒッターズ 5周年記念ライブ
仕事が終わり ラーメンを啜り 横浜駅から新宿経由で荻窪駅へ
実は 西荻窪は何回もいったのに荻窪駅は一度も降りたことがないのだ
途中 ドトールでタバコを吸い 一緒だったおばちゃんと世間話をして 向かうは荻窪ルースター
ここは迷わなくていい だって一本道だもの
店員さんも優しく 「狭くてごめんなさいね」と何度もおっしゃってましたが 狭いのがいい 小さいのがいい というのは確実にあると思います
さて ライブ といきたいところですが これがなかなか始まらない
実は荻窪ヒッターズの3名は外でお食事をしていたのだ。
しかし ものすごい豪雨により 歩いて帰れないという自体に。
急遽タクシーに乗って(それでも三十分待ちとかだったらしい)石川さん 大久保さんが
そして傘を差してパラダイス山元さんが遅れてやってきました。
さて今回のライブ やはりトークがメイン
ラウンジ○○○(自主規制)やら 大久保さんアトランタでのライブ鑑賞でのできごと 帯状疱疹トーク タイと日本のガリガリ君の着ぐるみの元気の差 etcetcそして ヒットヒッターヒッテストの荻窪ヒッターズのテーマなど 書ききれない そしてこれは ライブレポとしてあるまじきことではあるが 見にきた観客だけの秘密トークばかりでした。
ちなみに客席には たこやきなんぼマンボなどの作詞でおなじみ もりちよこさんがいらっしゃいました
その裏話もおもしろったです
2部は 牧伸二のバーゲンセール…ではなく荻窪ヒッターズのフリーマーケット という名のオークション
○○○の○○○やら○○○の○○○ パラダイス山元さんのTシャツコレクション(ぶっちゃけ これしか言えません)など
私は XLの服が欲しかったので 山元さんのTシャツコレクションなどを中心に落札しました
珍品としては 山元さんのパーカッションの皮 家から出てきた美術教師の絵など
終演は22時 終電が近い人優先で写真撮影会が行われました
私はぶっちゃけ 電車1回乗り換えるだけで帰れるので タバコを吸いながら(このレポートだけで何回喫煙シーンが出たことだろう。でも 私に一度でもあった人は私がヘビースモーカーなのは知っている…) ゆっくり写真撮影
実は大久保ノブオさんとは 藤岡藤巻さんのYouTube配信でゲストとして出演した際 スパチャと共に「次の荻窪ヒッターズ行きます」と宣言してたのだ。
そしてその事を話したら 覚えててくれた!!嬉しかったです
そして写真撮影後 石川さん 大久保さんとちょっとお話。
石川さんと私の未来のことなどを語り合い 終電が迫ってきてたので きりよく場所をあとにしました
トーク 抜群におもしろい(これは生で聞いてほしい!!)
何度腹を抱えたことか
またお金貯めて行くからね!!
皆さんお体お気をつけて!!(カルロスイベリコ豚ことズミ天)
(本人より)なんたって大久保さんはワハハ本舗、パラダイスさんも元吉本興業所属と、ふたりとも生粋のプロの芸人だからねー。俺だけ素人...。しっつれいしました〜。
この日は初めて金物日用品(鍋やボールなど)だけで演奏した。これはこれで楽しかったな〜。
秩父 ホルモン鉄道 一泊旅行ライブ
さて 真夏の暑いところ、今年もやってまいりました。
場所は西武秩父駅から歩いて一時間半(らしい。歩いてきた友人がいっていた)
不動の湯
懐かしい情緒のある温泉宿。
到着すると、すぐにSさんが
風呂に入ってまったりしてるとゾロリゾロリと参加者や石川さんが。
そして大谷夫妻は、代車で道を間違え、待ち合わせ時間にちょびっと遅刻。
プカプカとタバコを吸いながらおしゃべり。
お食事はお刺身、てんぷら、豚鍋とおいしいものぞろい!!
そして そのあとはお待ちかねのホルモン鉄道ライブ!!
セトリはほかの方も書かれるでしょうから省略。
でもハプニングあり、歌詞忘れありなど、やっぱりライブだなぁ・・・としみじみ。
ライブ終了後は無論、酒盛り。
持ち込んだブラックニッカや友人が持ち込んだいいちこ、そして電気ブランなんておしゃれなものまでいただいてベロンベロン。
熱い議論から深夜だから話せることまでいろいろお話させていただきました。
気が付きゃ時間はもう4時 タバコ吸いに行ってる間に解散してたので私も寝ることにしました。
翌朝 食事後お散歩。
不動明王やら打ち捨てられていたレーザーカラオケの機械、そして瓶のコカコーラ自販機なんかも。
そして記念写真を撮り、旅館のご厚意でマイクロバスで最寄り駅まで送ってくださいました。
非常にありがたかったです。
来年も参加できるといいなー(ズミ天)
(本人より)毎年「大人の修学旅行」って感じだよね。でも本当の修学旅行と違うのは、なんでも自由、そして酒をしこたま飲んでお喋りできること!
俺も去年の反省で、あまりゆっくり話したこと無い人たちともじっくり話しができた。
ライブもマイク無しの生音生声なので、客席も乱入し放題で楽しかったなー。常連のお客さんも多いと思って、なるべく即興要素も強めに入れました〜。定番が見たい方は次は正月にMANDA-LA2でホルモン鉄道やる予定っす。よろしゅう〜!
窓ぎわのトットちゃん〔2024年8月、ケーブルテレビにて鑑賞〕
1981年出版された総出版部数2500万部の黒柳徹子著の大ベストセラー自伝的作品の2023年制作のアニメーション化作品。我らが石川浩司さんが、東急大井町線の自由が丘駅の駅員役として声優で出演している。
物語の舞台となった私立の小学校のトモエ学園のことは、この作品が出版される1981年まで知らなかったが、母方の実家のすぐ近くにあり、身近な環境として原画はとても懐かしく接することができた。
それと、このアニメーション作品の最大の特徴としては、トモエ学園の教育の根幹をなしていた「リトミック」と、それを開発したエミール・ジャック・ダルクローズ、および日本でその教育に携わった小林宗作にスポットを与えていること。小説としては表現不可能な音楽的表現を、アニメーション映画として表現していることに感心させられたのであった。
「リトミック」とは、20世紀前半、ドイツにて始まった。音楽教育の中で、体感的に身に着けていくための情操教育、芸術教育を重要視しダルクローズは、そのために楽器の演奏訓練を早期から闇雲にやらせるのではなく、音を聞き、それを感じ、理解し、その上で楽器に触ってみる、音を組み合わせて音楽を作ることの楽しさを身体全体で味わわせ、その喜びの中で、音を出し、奏で、そこから旋律を作っていくことへの興味と音感を育んでいこうとした。私は「窓ぎわのトットちゃん」と同じ頃に「リトミック」に出会い、作曲家の伊福部昭の作品からこのジャンルの音楽に入っていったものだった。このリトミックが映画の中で中心的主題として出てくることに非常に感心した。
蛇足ではあるが、トットちゃんが最初に通っていた公立小学校の赤松小学校は、私の伯父が音楽教諭を勤めており、第2次世界大戦中、学童集団疎開で児童が疎開していた時分、児童不在の小学校を戦禍から守るため、駐在していたことを母から聞いたことがある。大岡山や北千束界隈に母の家族が一時期住んでいたので黒柳家とは非常に幼い頃から親しげな存在であった。(波照間エロマンガ島)
(本人より)これを観て「ブルジョアジーの話は真っ平ごめんだっ!」と言っている人がいた。確かに一見上流家庭のように見えるが、当時(昭和初期)の人に聞くと「いやいや、せいぜい中の上程度」ということで本物の上流家庭ではまったく無いとの指摘。もちろん貧乏な暮らしの人もいただろうが、それは今も同じ。昭和初期の平均的家庭は思っているよりもいい暮らしをしていたのだ。なんなら、令和の今より豊かだったかもしれない...。