ザ・レポート(51)


今まで石川がかかわってきた全ての活動、つまり「ソロ」「パスカルズ」「ホルモン鉄道」等のライブ、CD、ビデオ、またテレビ、ラジオなどのマスメディア、演劇、書籍、ニヒル牛、コレクション、すごろく旅行、このホームページ、その他とにかく俺がかかわってきたありとあらゆる表現活動の感想、評論、思い出等を募集します。
 既に何かに発表したもの(ミニコミ、ミクシィ日記、ホームページ、掲示板等)の再録も自分で書いたものであれば0Kです。批判やお叱りももちろん構いません。他の人のプライバシーの侵害や、特殊なケースを除き、基本的に全て採用します。何についてのいつのもののコメントかをなるべく分かりやすくして、メールにて題名「レポート」でお願いします。おおよそ10行程度まで5ポイント、それ以上は10ポイントです。裏話等や本人のそれに対する意見や感想なども付けていくつもりなので、気軽に応募して下さいな〜っ。
 例えば俺本人も知らない「こんなとこに載っていた」情報及びその感想とか「すごろく旅行を実際やってみた思い出」など俺にインスパイアされたものでもOKですよ〜ん。

代々木バーバラ メカイシン 大晦日ライブ

さておなじみの代々木バーバラ

最初はスペースジプシー
メカエルビスさんのLEDかっこよかったです。
カウパーやらチンポやら漫湖やら お上品な言葉が飛び交うかと思いきやドラムの神様ありなど神々しい場面も。
ビッキーさん ミッキーさんの声が爆音ギター、ドラムで聞こえづらくあとでCD買って聞いたら なんてすごい歌うたってたんだと思いました。

そしてメカイシン。
東京パピーやさよなら人類、学校に間に合わないなどたまの往年の名曲から昆虫軍団などの新曲、そして実話ソング 氏神様に捧げる歌などバラエティ豊かな曲が並びます。

そしてアンコール まさかのブラボーの ハイになりましょう!
ちゃんと乳首を青く塗ってました。

いやぁ 前日の二日酔いが一気に覚めるライブでした。
来年もさらなる躍進期待してます!!(ズミ天)


(本人より)大晦日まで馬鹿ができていい一年だったなー。メカイシンは基本ロックなのでいい運動にもなったな。懐かしの歌から新曲までいろいろ楽しんでもらえたら嬉しいな〜。

書籍「マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件」

実は10月半ば頃に書店で、この本を購入しました。
元々私は購入した本を、どんなに早く読みたくて仕方ない本であっても、すぐには読まずに部屋の本棚に飾り、何日か本という物質そのものの存在を楽しみ、そこから更にジワジワと読みたい欲求を高めてからページを開くという、ちょっとマイノリティ(?)な習慣が少しあり、今回も勿体ぶって、しばらく本棚に飾っていた。
ところが、そろそろ読もうかなと思っていたタイミングに、ちょうど新しい職に就いた為、新生活に慣れるのに必死になりすぎて、気持ちの余裕が全く無くなってしまい、なかなか本を開けないまま時間だけが過ぎてしまった。星新一のショートショートみたいな本なら気軽にもっと早く本を開けていたのだろうけど。

本を購入してから2ヶ月以上経ち、少しだけ新しい生活に慣れてきた頃、コロナに感染した。一週間の療養期間。そして、ようやくじっくりとページを開く事が出来ました。

「マイノリティだと思っていたらマジョリティだった件」は、それぞれの著者が自分の今までの人生を自身の考えと共に赤裸々に語っている内容の本だった。中には本当に壮絶な体験をしながら生きてきた方もいた。又、何十年も忘れかけていた自分の中にある得体の知れない古い傷の存在を思い出させられるような何とも言えない不思議な不安感にも襲われ、脳を休ませる為に、章ごとに昼寝をした。こういう読書スタイルは、なかなか普段の生活では出来ない。療養期間ってイイな♪と思った。 編著者である松井さんの最後のひと言「みんなマジョリティであると同時にマイノリティなのだから」本当にその通りである。

私にとっては、正直面白くて楽しい本ではなく、苦い栄養のある食べ物又は、お薬のような本のように感じた。
でも、その中に唯一「面白い!」と思える章があった。 石川さんの章だ。
「死神の時代」「ギャグ漫画時代」どちらも、他の著者同様に当時の辛かった出来事を綴っているのだけれども、石川さん独自のユーモアで私は脳を休める為の昼寝を必要とせずに一気に読んでしまった。そして決して高級料理では無いんだけれど(笑)ちょっと美味しい物を食べ終えた後の後味の良さのような何となく幸せ〜♪な感覚も、石川さんの文章には、いつも感じるのです。
石川さんも、仰っているように色々な時代がありますが、その時その時に一番精神的に安らぐ場所を探していくこれが最も自然で楽な生き方なのでしょうね。
難しく考えずに時には鳥や虫達を見習ってラ・ラ・ラ〜♪と生きたいと改めて思いました。

あ、ところで本文中に出てくる「とおいスタジオ」は現在どうなっているのでしょうか?(7月4日の蟻)


(本人より)本ができて初めて他の人の文章を読んで「あっ!」と思った。みんな問題提起などをしてるのだ。俺だけのほほーんと自分の居場所について書いていたのだ。まあ、これしか書けないんだけれど。俺が一番マイノリティだった?
「とおいスタジオ」は元々貸し倉庫を借りてその中に防音設備を付けただけなので、完全に無くなってます。防音設備を撤去するだけでも数百万はかかったけどね。
今もその倉庫自体はまだあるんじゃないかな。

ホルモン鉄道の松茸狩り

山下由追悼ライブの翌日。私は西早稲田に来ていたのだ。
理由はホルモン鉄道のライブを見るためだ。
しかしあるけどあるけど会場は見えず、諦めて大通りに出ると、石川さん、大谷氏、とっちゃんご一行が
ズミ天「あのー ライブ会場どこですか?」
石川さん「ローソンの横だよー」
とっちゃん「地下だから分かりづらいかもねー」

といわれて近くのローソンに行くとありました ライブ会場

その後お昼を済ませ並び 前日も一緒だった常連さんと遭遇。
お会計を済ませ少し談笑していると
ホッホッホッホッ ホールモン!
とホルモン鉄道が登場

石川さんが朝型人間に変わりつつあるというお話から 「マドモワゼルに嫌われる」途中の夢之助にもって 山下由さんの息子さんのことかしら? とっちゃんの暴走シンセと石川さんの暴走パーカッションがやっぱりいい!!

続いては「マトリョーシカ」 今回の大谷氏への無茶振りソングは山下由追悼の富山名物貝踊りを披露!!

そして真っ昼間から「包茎ジョナサン」 歌詞を間違え(あまりにも堂々と歌ってたので私は気が付きませんでした)もありましたが 楽しめました

そしてMC
全員の身長が縮んでいくというトークからの「ZAN」
未だに残尿に悩まされる私には響く歌ですね

「ケモノパラダイス」はすっかりホルモン鉄道の定番ソングになりましたね とっちゃんのシンセが染みる。

「おじいさん」 ナンセンス哲学ソング。
ブラス風シンセ と大谷氏のパーカッションも響く。
ここで包茎ジョナサンの歌詞の間違えをいじる
笑ってしまいました。

「悪代官」 チューチューとの部分で音のなるおもちゃを鳴らす大谷氏いいですね!!
配信だけど乳を出す大谷氏
夜までやってもいい でもあがた森魚さんの夜のライブに行くから途中で帰ってしまうという
笑いました

そしてクイズのネタにもなった「どうでもワルツ」
水をジャバジャバかける これは山下由さんリスペクトかしら?

次はソロコーナー
トップバッターはとっちゃん
やっぱりきれいな世界観
かと思いきや「夜の鳥」がグサリと突き刺さる
やっぱり好きだなあ

大谷氏はアロエベラ 石川さんは野のなななのか
をそれぞれ演奏
どっちも好きな曲だったので嬉しい!!

休憩挟んで
「オスペル」 生では初めて聴きましたが こんな真っ昼間からいいのか!? でも個人的には尺八よりも… (以下自粛)

そして「毛虫おじさん」

途中歌詞が飛んでしまったところで ニコニコしながら大谷氏にいじられてましたね やり返されましたね
そして ゾワゾワ ヌメヌメコール

続いて「リヤカーマン」 シュールでいいです
そして大谷氏に振ろうとしたらぎゃくに石川さんにやり返された早稲田ワルツ。

そして大谷氏の新曲「狂った世界で」
大谷節が炸裂!!
かっこいい!!

さらに新曲「違和感」
シュールな歌詞にシンセがマッチング
これは面白い!!

そして正統派フォーク「空の荷物」
ゆったり聴けるいい曲ですね

そして「境鉱泉」 こういう寂れた温泉宿行ってみたいですねぇ

石川さんに変わって「メメントの森」
豚の鳴き声とおもちゃのセッションがいいなぁ

そしてアンコールのおねだりからの
「夜の牛たちのダンスを見たかい」
だいぶ前に大谷氏が話してたレゲエ風アレンジ(やってみたいなー レベルなのでやってはいません)もやってほしいです

アンコール
一発目は「大晦日」 大谷氏の歌唱指導あり
低いダンディー石川さんがツボでした。

そして!正調腹太鼓音頭で締め
これはやったぜ!!
会場に響くペチペチ音
これは配信ギリギリだぞ!!

終演後 石川さんに「痩せましたね」と話したら「君は太ったね」と返されました
まぁ運動してないからね

そしてとっちゃん 大谷氏とは今年最後になるみたいなのでまた来年も行きますね とご挨拶

来年も是非ホルモン鉄道みたいです!!(ズミ天)


(本人より)この日は近々に長瀞野外ライブが控えていて、そちらは入場無料なので一般の人が来るからあまり過激な歌はうたえないと判断、ならばこの日は思いっきり下品で攻めようと画策。やっぱりホルモン鉄道はやってて面白いなあ。
配信は今のところバンされていないようだ。

山下由追悼ライブ

久しぶりの吉祥寺 ニヒル牛寄って酒飲んでから来店
健さんが売り子をしてころばぬさきのつえと山下由さんのCDを売ってたので一枚ずつ買いました。
実は山下由さんは一度だけサムズアップで見ただけ(あとは公式でyoutubeで上がってるのを見たくらい)なのでちょこっと不安でしたが そんな不安も吹き飛ぶ詞 奏者の技術に唸らされました。

いきなりころばぬさきのつえ (知久さんの「昔の名前で出ています」入り) かっこいい!!
そしてグダグダ(褒め言葉)なMCがいい塩梅です。

リグレッツは学生時代サムズアップで見ました。
パンダカーの歌が印象に残ってます。
今回やったウィングマンもかっこよかったです。

そしてなんといってもすごかったのが 山下由さんの息子 ゆめのすけさん!
チャカチャカ節はゆるかっこよく頭の中に今でも残ってます。

そして歩け夢のセッションもカッコよかったです。

終演後 知久さんと乾杯して ちょっとお話 ビールは知久さんの影響で飲み始めたので乾杯できたのは嬉しかったです。

そして石川さん 健さん 大谷氏とお話してちょっと早めに店を出ました。
さぁ明日はホルモン鉄道 どうなるだろう!?
(このレポートは帰り道の電車の中で書いてます。)(ズミ天)


(本人より)山下由はステージでも言ったけど、上京してきて一番初めに「この人はスゴい!」と友達になった人。音楽よりもむしろ最初は麻雀仲間として遊んでたことが多い。
そしてそれまでずっとひとりで歌ってきたのが、初めて人と一緒にセッションしようと思ったのも、山下由とのころばぬさきのつえ。このバンドが無かったら確実にたまも無かった。
ちなみにころばぬさきのつえでお薦めは二枚目の「かほうはねてまて」。現在ニヒル牛でも販売を始めた。聴いてね!

2022.10.1 大阪北浜・雲州堂 「よしこストンペアNewアルバム『50%』発売記念ライブ 大阪編 石川浩司さんと!」

今秋の石川さん最後の関西の舞台、そして石川さんとたびたびセッションされてきた滋賀のステキ夫婦ユニット・よしこストンペアのお二人のアルバム発売記念ライヴの日がやってきました! 旦那さんのイシダストンさんは私とほぼ同世代のがっつりたまファン、毎回セッションの度にとても嬉しそうなのでこちらも勝手に幸せにならせて頂いております。

このライヴは今年8月の大阪梅田で開催された漫画「『たま』という船に乗っていた」発売記念トーク&ライヴで直々に奥様の小川賀子さんからお誘いをいただいたのでした。こんなたまにしか観に来ない気味の悪いクネクネ小太りおっさんに声を掛けてくださった賀子さんの記憶力と勇気に応えないなど許されましょうか。いや許されまいて。というか仮にお誘いいただいてなくってもこのHPのインフォメーションで確認してたら当ライヴは確実に観に来てましたけどね。私は石川さんは当然のこと、このお二人の独特の世界観を持つ音楽も大好きなのです。

折角の土曜お昼のライヴなので嫁はんと息子も誘って予約することに。しかし運の悪いことにライヴ直前に嫁はんはPTAの用事がライヴとだだかぶりの時間に入ってしまい、チケット代が1人分無駄になってしまいました。でも息子はもともと無料だったし私の膝のうえでなく堂々とひと席に居座って観ていましたので(もう小5で膝上はつらい)、2人分お代を払ったことでなんとなく罪悪感も減ったから結果オーライでした。おぽぽ。

ぼうずと初めての会場・雲州堂さんを探して北浜の街を歩きます。予想外の角で曲がると昔の蔵を改装したユニークな造りのお店が。おおっここが雲州堂さんか。中に入るとストンさん(イシダさんのほうがしっくりくるかもしれませんがお二人とも石田さんなので敢えてこうお呼びします)が準備をしつつなじみのお客さんとお話をなさっています。するとなんと私に気づかれたではありませんか! このご夫婦の記憶力は一体どうなっているのでしょうか。それとも私の挙動がトラウマレヴェルに不審なのでしょうか。たぶん後者でしょう。自覚はあります。ものわかりのよい狂人。早速じかに新作CDをお売りいただきました。楽しみだなぁ。ほんで以前もとめたアルバム「よしこストンペア Go Fight!」と今作の間のアルバムが未購入だったことにいま書いてる最中に気づいたのですぐBASEで買いました。

ストンさん「オポムさん、来ていただいて有り難うございます! やっぱり息子さんも、小さい頃からたま漬けにしてるんでしょう」

オポ「はい、そうなんです」

ぼうず「嘘つけ」

近頃は普段から聴かせているわけではありませんが、ぼうずは憶えていまい、夜泣きしていた頃に私が歌って寝かしつけた、たまの珠玉の歌たちを…。お前の深層心理に、きっちりたまの芽は植えてあるのだよ。ほっほっほ。ホットのカフェラッテをずびずび頂戴しつつ開演を待っておると客席でたまファン書家・NTさんと今季2度目の遭遇、お仕事場から自転車で30分掛けて駆けつけられたそうです。すごい。客席は立ち見が出るほど、お二人の地元・石部からもたくさん来られている様子でした。

いつもの長すぎる前置きはここまでにして、いよいよ開幕です!

今回石川さんは初手からのご登場です。第一部は石川さんのソロ曲を、第二部はよしこストンペアの新作アルバムの曲を収録順に全曲披露、という構成になっており、なんと全曲お互いにセッションしあうというスペッシャルなステージなのです。双方のファンである私にとってはもうウハウハの夢のような演奏会ですね。そして今回はアルバムにも参加されたトランペットのみちしたかつみさんも参加され、セッション可能な曲にはアドリブで参加してくださるという豪華ヴァージョンでのステージです!

もはや石川さんの楽曲たちはここ「ザ・レポート」ですでに書き尽くした感があるのですが、やはりセッションとなると雰囲気も変わってより世界観が広がりますね。ストンさんは石川さんのギターを見てその場でコードを解析してピアニカ等で伴奏を加えてゆきます。賀子さんもその時その時のノリで自由にかつ自然に鳴り物やコーラスで楽曲を彩ります。全然違ったら恥ずかしいんですが私は勝手に賀子さんを右脳型、ストンさんを左脳型のアーティストと思っていて、それなのに、いやそれだからこそ生まれるひとつの調和、みたいなものをこれまた勝手に感じています。

そんなお二人のサポートを得ていつもより豊かに響く石川さんの音楽。8月の梅田ラテラルで初めて聴いて今回も演奏された「ピンクの象」で出てくる「♪海に行ってへんな形の貝を拾えなくなっちゃう」「♪子猫の顔の付いた椅子に座っておしゃべりもできなくなっちゃうんだよ」とは、それぞれこの曲が出来た年になくなられた同年代のご友人・山下由さん(貝の研究家)と、パスカルズのチェロ・三木黄太さん(家具職人)に向けられたものであることに、無知な私はこの日はじめて気づいたのでした。この曲は毎回2番の途中で泣き声になるのですが、普段から涙を流して泣くことがない、という石川さんもこの時ばかりは演出ではなく本当に泣き声になってもおかしくないくらいの切ない歌詞。私も思わず涙ぐみそうになります。

そして9月の梅田ムジカジャポニカでこれまた初聴だった不思議な詩の世界が魅力の「手」。私はイシマツ専用の曲だとばかり思っていたのですがソロでも聴けて妙な高揚感を覚えました。「♪回転する夕焼け にやけるビルディング 帰ってくビー玉 捩じれてく男…」まるで意味が繋がらない異様な光景の羅列。しかしなぜかどこか繋がっている気がする。高音でサビが展開することもなく盛り上がる場面も無く歌詞は微妙に変わりつつ繰り返され、不気味さだけがひたすら通底している。なんだこれは。手、という単語にさえアクセスできない。わけもわからずぞくぞくして、すっかり私はこの曲の虜になってしまったのでした。それにしても上記2曲はコードの進行も独特で、ストンさんが予測してコードを充てても裏切られて修正するのが大変そうでした(笑)。でもその修正の即効性が素晴らしかったです。みちしたさんも合わせるのが難しい曲にも対応されていてスゴイ! と思いつつ聴いておりました。

休憩のあとはこの日発売ほやほやのよしこストンペアNewアルバム「50%」を全曲披露! CDでは聴けない石川さんの即興パーカッション付きです!! このお二人はギターとピアノを交互に弾くことが出来る稀有な夫婦ユニットで、ともに作詞作曲ヴォーカルもできるのですが今回はストンさんが一歩引いて賀子さんのヴォーカル9曲・ストンさん1曲(作曲は3曲されています)という割合。私はストンさんのパーンとした声とひと捻り効いた曲も好きなのですこし寂しかったですが、そこはコーラスと伴奏でバシッと聴かせてくださいました。賀子さんはますます独特の世界観に磨きがかかっており、ヴォーカルの表現もより深度が増している印象をうけました。相変わらず音域が凄い!! 高音低音どこまで出るねん、そのうえホーミーまで駆使されますからね。開演前のなじみのお客さんの声が心に残っています、「賀子ちゃんて普段はふつうっぽいのに、ステージに上がったらホンマにアーティストになるもんね~」と。私はこの日ホンマモンのアーティスト達を観ました。またそんな素敵な楽曲たちに彩を添える石川さんの即興パーカッションがこれまた絶妙でたまらない。私は常々「石川さんはこのユニットととっても相性が良く…」なんて音楽のこと何もわかってないくせにレポートを書いてきたのですが、気づきました。違ったんです。

どんな音楽とも親和性をその場で創り上げてしまう確かな技術・グルーブセンスがあるから、誰と組んでも相性が良いのは当たり前だったのです。

何でそんなことに今まで気が付かなかったのでしょうか。ストンさんもおっしゃいます。「こんなに合わせられるっておかしいですよ⁉ これ即興ですよ」

他にも印象的なつぶやきがライヴの最中に何度も。「うわ~、この曲こんな風になるんや…(感動)」「…これ、CD聴いても石川さんの音入ってないですよ。大丈夫かな??」大丈夫でしたよ(笑)。石川さんヴァージョンもモチロン最高でした。本当にこの石川さんの即興力は日本、いや地球の宝です。今回のCD収録曲で私のイチ押しは「くうけずる」「遊覧ランドリー」です。どの曲も聴いてて気持ちよかった! 

アンコールはお待ちかね、「さよなら人類」。楽しくエンディングを飾ってくださいました。ストンさん「夢叶った~~~~!!!」このファン全開っぷり、ほんとに観ていて幸せです。

今年の石川さんの聴き納め、最高の舞台でした。なんと終演後石川さんから肩をポムと叩かれ「オポム、来てくれてありがとね」と有難いお言葉を頂戴しました!! しかし先刻から尿意が限界突破しているぼうずを速やかに厠へやらねばならないため、私は半端なご挨拶しかできず失礼いたしました。それにしてもよしこストンペアのお二人と石川さんにまでマスク越しですら顔面を認識される私って一体、どれほど悪目立ちするおっさんなんだろう……。まぁ、有難いことだと受け止めさせていただきます。終演後は夜の部があるため高速撤収、惜しくも間に合わなかった嫁はんは終演20分後に到着。残念ですが仕方ない、ちょこっと石川さんのお姿も見られたのでよしとしましょう。私は余韻を噛み締めつつ、北浜の街から親子3人で帰ったのでした。

石川さん、賀子さん、ストンさん、今年も素晴らしいライヴをありがとうございました!! またこの先もこの組み合わせが観られることを心から願っております。(オポムチャン)


(本人より)あの夫婦、気持ちいいんだよね。滋賀県で一番素敵なミュージシャン夫婦がよしこストンペア、京都府で一番素敵なミュージシャン夫婦がふちがみとふなとと思っていて、その両夫婦と連続してセッション出来て嬉しかったなあ。
ちなみに気持ち良すぎて打ち上げで酔っ払い、酎ハイをかき混ぜるマドラーを何度もストローと勘違いして口を付けては「違う違う」と笑われました〜。
今月、東京でもこのメンバーでやるので楽しみは続く!

あ、そうそう。あと確かに「セッションしてみたらすごく相性いいですね」は現在Barbaraで毎月「いしかわさんといっしょ」というセッション企画をやっていても、よく言われます。
そうなんす。僕がそのバンド、ユニットの感じをみて、分かる範囲で合わせてるのです。よく気がついたね〜(笑)。

2022.9.22 大阪・天満天神繫昌亭 『落語deパーカッション~落語と石川浩司のコラボの夜~』

それにしても何て突飛で想像すらつかない組み合わせでしょうか、インフォメーションを見た瞬間に私は妙な高揚感を抱きました。そしておあつらえにこの日はたまたま仕事がお休み、早速私はもはや貴重になってきた関西の投稿仲間・西大路さんとまちあわせの約束を取り付け、当日国鉄大阪駅で落ち合い北新地駅まで徒歩のうえ国鉄、ってもうええわ、JR東西線に乗っかり大阪天満宮駅で下車し無事開場時間前に会場へ到着したのでした。私は前日の梅田ムジカジャポニカから二連戦です。おぽぽ。

天満天神繫昌亭とは関西落語界の名門である桂派一門と縁のある、上方落語唯一の寄席、だそうです。私は学生時代に文化会のクラブであるその名も「落語大学」の寄席をよく見に行っていたくらいのもので、落語に関する知識はさっぱりですが西大路さんはラジオでしばしば聴いていらっしゃるらしく、出演者の桂二乗さんの落語が楽しみ、とおっしゃっていました。桂派は前衛的なスタイルも柔軟に取り入れる傾向がおありのようで、ゆえに今回のような破天荒なコラボレーションも可能になったのでしょう。

早めにコンヴィーニエンスストーァでチケットを予約しておいたらばななんと最前列のど真ん中!! はじめての寄席会場でこんな間近で舞台を観られるとは私はなんて運の良いおっさんでしょうか。

近辺の落語会・寄席の情報が挟まったパンフレットを眺めつつ待っていると開演を告げるアナウンスが。一体どんな展開になるのでしょうか。以下記憶違いが多々あるかもしれませんがご容赦くださいませ。アーカイブがあるうちは怖くてレポート書けなくなったので記憶がじゃんじゃんフラィアウェイ。

初っ端は石川さんがギターを持ってご登場、本日の演者の桂鯛蔵さん・桂佐ん吉さん・桂二乗さん・桂ちょうばさんが鳴り物を持って横に付きます。もしかしてこれは… と思っていると始まりました、「まちあわせ」。思いがけない嬉しいコラボで舞台は幕を開けました。

そしてお次は落語家さんと石川さんの大喜利です。えぇっ大喜利のプロと勝負⁉ なんてな心配は杞憂、石川さんはさまざまな大喜利大会で無類の強さを誇ってこられたオオギリストです。客席からお題を募って名答・珍答・時事ネタをかました危答が並ぶ中、石川さんは機知に富んだ回答をバシッと決め、同席の落語家さんを唸らせていました。流石です。

続いてはお客さんが石川さんに聴きたいだろうとと思われるナイショの事柄を舞台上の演者さんたちが考え、あらかじめ定めた数字にいちばん近い数の挙手を客席からもらえた質問に答える、というイベント。いちばん手が挙がった質問、ではないところがポイントですね。今回は2022年にちなんで「22」。この数字に一番近かった質問は…… なんと「最近あった奥様以外とのラヴロマンス」。これ答えて大丈夫なの(笑)!!? しかしそこは百戦錬磨の石川さん、2022/9/22の「俺の日常クイズ」でも出題されていた、前日のライヴで出逢った女性(70歳)とハグしたお話を紹介して楽しい空気を広げてくださいました。

ここからは本格的に落語の寄席にシフトします。出囃子が心地よいですね。この出囃子も若干たま風アレンジが入ってた気がしたのは気のせいでしょうか。もしそうだったら芸が細かいなぁ。

まずは鯛蔵さんの「ふぐ鍋」。昔は今のようにちゃんとした調理法が確立していなかったので、しばしば当たって死ぬ、という意味でてっぽう、と呼ばれていた、ふぐ。これを巡っての駆け引きが痛快です。

お次は佐ん吉さんの創作落語、なんとタイトルは「まちあわせ」。もちろん石川さんのあの曲にインスパイアされて創られたものです。街中で某鶏屋のカーネルさんの置物にガンガン絡んでいる怪しい男を眺める男… この二人の関係性が実は… そしてさらに二人は忘れていたまちあわせの相手同志であったのです。終盤、男は今は老いた母を訪ねます。「…おや、今日は寄り道せずに来れたようだね…。だって、口のまわりに…」この先は言わずもがなですね。笑わせて最後はじーん。素敵な創作落語でした。

中入すなわち休憩を挟み、本日のメインであるリレー落語「地獄八景亡者戯」を、桂二乗さん・桂ちょうばさんが前後半わけて演じます。ここまですべての落語家さんがお話のマクラに石川さんやたまの話を盛り込んでいらしたのが嬉しく楽しかったです。この落語ではお話の盛り上がる場面で石川さんが登場し、状況を盛り上げるパーカッションを当意即妙に叩いてしゅるっと去っていく、という前衛的な演出がなされました。このお話は地獄に落とされた亡者たちが観光客のように地獄をうろついて閻魔様の裁きにあうまでに様々なトラブルを起こす様子を面白おかしく描いたもので、石川さんの軽妙なパーカッションが舞台によくマッチしていていました。

そして後半に閻魔様に一芸を見せる、という場面ではちょうばさんがギターを抱えると他の演者さんもリコーダー・ピアニカなどを持って集まり、まさかの「さよなら人類」を演奏!! アドリブもサルゥ~もあり、当然石川さんも演奏に加わり、「着いた~~~~~!!!」も披露されました! 落語家の皆さん相当練習されたんでしょうね、素晴らしい!!

インパクトが強かったのは石川さんの最後の叩き場面でパーカッションを無茶苦茶に解体してぶっ散らかしたまま舞台からハケたシーン。その後終演までちょうばさんの横には太鼓が散らかっているというシュールな画になりました(笑)。その後「だれ~~?こんなに散らかしたの~~!」とわざとらしく抗議しつつ登場する石川さんに会場は大爆笑でした。この閉塞した空気感の世の中、確実に人々に笑いを齎してくださる石川さんは尊い。今回も来てよかった。

この夜は演奏あり大喜利ありトークあり本場の落語ありパーカッションとのセッションもありと大満足の内容でした! 石川さんを愛する落語家さんたちとの相性は抜群、またこのような催しを是非とも開催していただけたら嬉しいです。連日のライヴ、お疲れさまでした! さて次回は少し間が空いてから滋賀のステキ夫婦ユニット・よしこストンペアとのライヴがここ南森町からも少し南へ下った会場で開催されます。もうこの秋は私にとって夢のようなライヴ続きで堪りませんねこりゃ。またレポート致します! (オポムチャン)


(本人より)この出前ライブのオファーをもらったのは嬉しかったなあ。本当のプロの落語家さんたちが集まって俺なんかを呼んでくれたんだもんなー。
実はこれが最初に決まったので、前にイシマツが入れられたんだよね。
ちゃんとした演芸舞台でやったのは大須演芸場のたま以来かも?
「是非今度は大喜利大会に呼んでください〜」とアピールしておいたよ。

2022.9.20 大阪梅田・ムジカジャポニカ『遂にムジカ登場!~イシマツとふちふな』

もともとこの2022年初秋の石川さん関西ツアーの拝聴は前回の梅田ラテラルの『「たま」という船に乗っていた』刊行記念トークライブと天満天神繁昌亭での「落語deパーカッション」の2つを予定していたのですが、ライヴ情報をよくよく確認したらばなんと落語コラボの前日にほとんど関東圏でしか見ることのできないあのレアなユニット・イシマツ(石川さん+ロケット・マツさん)がいらっしゃると知り狂喜乱舞、私は急遽参戦を決めたのでした。

職場から徒歩20分という恵まれた環境をことほぎつつ仕事帰りに駆けつけた2年ぶりのムジカジャポニカはすでに盛況、ろくに座る場所もなく私は名物チキンカレーを調子に乗ってチーズも乗っけて豪快に立ち喰い、さらに翌日もお休みをいただいていたので珍しくビールのジンジャーエール混ぜ飲料すなわちシャンディ・ガフなんて頂戴したりなんかしてね。

おおっそのうちに投稿仲間であるANAさんがいらっしゃいました! でも随分お久しぶりなうえに私は女性とマンツーで会話すると緊張してきわめて挙動不審になりがちなのでじょうずにお話しができず、妙に空回りしてご迷惑をお掛けしてしまいました。トホホ。ともあれ約2年ぶりの再会はとても嬉しかったです。

あとまったくライヴには関係ないんですがなぜか今回のムジカはたばこの煙が凄まじく、帰宅までマスクにガッチリたばこスメルが張り付きなかなかのものでした。まぁそれが嫌ならライヴハウスに来るな、って話ですからね。

いつもの長丁場の前置きはこの辺にして、ついに、ついに私自身初のイシマツ体験です!! ドキドキドキリコ。1ヵ月ぶりの石川さんもお元気そうで、ロケット・マツさんはもういつのパスカルズぶりか分からないほど久々にお姿を拝見しました。さぁ一体このお二人、どんな音楽を届けてくださるのでしょうか……

………おぉ… こ、これは予想以上にカオスなユニットです。

石川さんは自由に楽器を鳴らし、マツさんは鍵盤を弾きながらか細い声で和音に囚われないスキャットを放たれます。

しかし締めるところはピシッと締めるのはさすが長年のお付き合いのあるお二方です。インストゥルメンタルと石川さんヴォーカル曲のバランスが良く聴き飽きさせない構成でした。

お二人でピアニカを吹きたくったり、おもちゃ楽器でヒャァヒャァ叫びあったり、突然石川さんがアドリブで「駅のホームの最前列で既知外に押されて電車に撥ねられた人も~、道を歩いてたら巨大な穴に落っこちてマントルまで達して一瞬で消滅した人も~、その事に気づかないで今ここに居る~」みたいな不穏なことを歌ったり、とフリーなセッションも迫力があり楽しかったですが、私がとくに印象に残ったのはこの日初めて拝聴した「手」という曲でした。不思議なメロディと和音展開、意味深なようでただの風景の切り取りの羅列とも思える謎めいた歌詞… 薄暗く、でも心地が良いという相反するような感情が生まれるのはたまの音楽からも感じてきた感覚です。

たしかこの日代表曲である「海馬のワルツ」も演奏されこれまた初聴でしたが記憶が定かでなく、なにしろイシマツという存在のファーストインパクトが強烈でなんだかくらくらしているうちにお二人はステージを降りられました。

ふちがみとふなとさんも相変わらずお元気で、船戸さんは寡黙でニコニコ、純子さんのトークも「マツさん、すごい人やけれど… あの年で自分のことを“こりす”とか言い出すので…… 油断してはならない…」とか絶好調、演奏もベースとピアニカやオモチャ楽器くらいなのにそれだけとは思えない音楽のカタマリを感じます。和音楽器の伴奏がなくても、素晴らしい音楽は成立させられるのです。純子さんの独特のハッシュヴォイスが今も耳に残ります。

休憩時間には念願のひるねTシャツをついにゲット! XLにしたら想像以上に大きくって外に着ていけないレベルだったので部屋着になってますが(泣笑)、そのうちLが買えればいいな。

ラストはお待ちかねのセッション! パスカルズとふちふなのお二人は一緒にCDをリリースするほど親和性が高いので、今回もハズすわけがありません。何度も聴いたCDの名曲がふたたび私の耳に届けられるよろこび。元気だったりさびしかったり、知久さんヴォーカルの部分を石川さんが歌ったり、もう聴きどころだらけです。もちろん予測不能のセッションもあり、4人全員がピアニカで出鱈目にアドリブをかましたり石川さんや純子さんが客席になだれ込むなど大騒ぎ、私も求めに応じて純子さんの吹き続けるピアニカの鍵盤を一瞬だけ叩かせていただきました。石川さんも翌日の落語コラボをしっかり宣伝しつつ、ペース配分無視の全力プレイで客席を盛り上げてくださいました。ラストは「Go! Go! マングース」、Go!のときに拳を突き上げず極端に下方に引く、というムーヴを客席に指示する純子さんに爆笑しました。

今回も素晴らしいライヴでした。初イシマツは強烈でした。ふちふなセッションも久々で耳が幸せでした。明日はまるっきり毛色の違うライヴ… と呼ぼうか寄席と言うべきか、なのでそちらへの期待もしつつ会場を後にしました。翌日は今季2度目の投稿仲間・西大路さんとのまちあわせです。わくわく。(オポムチャン)


(本人より)そうか〜。ムジカ煙草すごかったのか〜。それはやってる方は気づかなかった。最近は禁煙のライブハウスもそこそこあるのだけどね。
イシマツはパスカルズの北海道ライブの時に、釧路の知人が「パスカルズ全員は呼べないけど、石川さんとマツさんだけで何かやってもらえませんか?」と言われてやってみたら面白かったので、そのままユニットになって、もう10年以上。オリジナル曲も多いのだけど、未だ音源をレコーディングする機会がなくて、ライブでしか聴けないユニットなんだよね。
パスカルズのメンバーといっても、ふたりだけになるとまたやりたいことも自然と変わってくるんだよね。独特の自由感というか。同じふたりユニットといっても、ホルモン鉄道とも随分違うでしょ?「誰とやるか」で結構表現が変わるという、いい例なのかも。
ふちがみとふなとも、関西で一番仲のいいユニットなので、精神的にも自由奔放にやらせてもらえるいい友達でーす!

『たま船ライブシリーズvol.2』
〜ワタナベイビー誕生日翌日ぴかぴかの54歳〜

くじ引き制はどこかのたまライブでもやってましたね ワクワク

いきなりのカニバル!!いきなり難しい曲!!
へんてこな駅に降りる夜ー の部分を、あの速さでキープできるのは知久さんしかいないと思います。
横浜の山下由さんのライブで即興でやったのを見たときは伝説だったのだな。 ドクラ4曲 私好きです。

続けて東京パピー
石川さん2連続!!
そしていきなり歌詞忘れ これぞライブ!!
この曲を聴くとストリッパーさんがこれを流しながら踊るという 過去の石川さんの日記を思い出します。
たまは全員天才は同意です!

そしてこわれた!
もう最初からクライマックス!!
譜割がふにゃふにゃになっててちょっとおかしかったです
CDアレンジ再現はかっこよかったです!!
公園の話はちょっと笑いました

続いては金魚鉢
脳内でリコーダーを保管してました
石川さん一瞬歌詞忘れたか?と思いましたが ベイビーさんがカバー。

そしてらんちう
今回は原曲キーだ!
ベイビーさんも歌詞のテレコ やっぱライブだなぁ
一期一会。

続いてはどんぶらこ
このアレンジはさわやか
従来の重いキーと違ってアングラ感がちょっと薄れてこれはこれでいい感じ

そして学校に間に合わない
石川さんの名曲!!
語りはひるねくんTシャツの宣伝でした
そういえばそろそろひるねくんTシャツも汚れてきたから新調しなきゃな
石川さんのハナモゲラ語もちょっと面白かったです。

そして来ましたさよなら人類
来年もやりたいです という言葉に心から拍手
他の町でもやってほしいです

お誕生日トークのあとにきたのは1ラウンドでノック・ミー・ダウン
考えすぎかもしれませんが これってエッチな歌なのか?
ちゃんとグローブつけてね って…
おっとカルロス脳は自重せねば…
Gさんコーラスのはなしもよかったです

Gさんトークのあとは リベンジマッチのふたつの天気
石川さんのコーラスがこころなしかダンディー。
リベンジマッチは成功でした!!

そして夏の前日
やっぱりGさんの曲はいいなぁ
脳内でオルガンを補完してました
最後のサビの部分が来るのがいいですね。

続いては方向音痴
これはしおしおに書かれてた知久さん文体の歌詞が味があっていい好きです。
ギロチンにかけられーたー の部分のユニゾンが良かったです。

そしてラストはお経!!
これは予想外でした!!
ボーズコーラスいいなぁ
これだけで見た価値はありました!!

アンコールはスマイル
やっぱりいいなぁ 前向きになれますね
指つりアクシデントもありましたがやっぱりライブだなぁ

オーラスはまちあわせ
脳内で増えなどを補完。
指つってるとはおもわないプレイでした

2回目のライブ 心から楽しめました!
第3弾も期待してます!!(ズミ天)


(本人より)いやあ、いろいろ大変だったけど楽しかったなあ。それにしても改めてたまの曲は一曲一曲が濃い! やっぱり20代だから始められたのもあるよなー。
ちなみに「1ラウンドでノック・ミー・ダウン」は明らかにそういう歌です。君の想像通り。
MANDA-LA2の店長中野さんも「定期的にやったら」と言ってくれたので今後もあるかも!? 期待してねー。

地下女将軍が出迎えてくれる町「高麗」を歩いてみる(地味町ひとり散歩 21)2021年12月2日

「ひとりを楽しむ」をコンセプトにしたウェブメディア、DANRO。石川浩司さんはここで2020年から「ひとり散歩」の連載をしています。第1回冒頭にこのひとり散歩のコンセプトが以下のように説明してあります。

「この新連載は、普段あまり取り上げられることのない『地味目な町』をひとりでヒョコヒョコと散歩して、目についた光景をスケッチしてみようというものです。」

この言葉の通り、この2年余りの間に「地味目な町」を多く紹介してくれました。
その中で今回私が取り上げるのは、埼玉県日高市にある、西武池袋線の高麗〔こま〕駅周辺。その名前から連想される通り、かつて朝鮮半島に存在した高麗〔こうらい〕国に関係しているそうで、渡来人たちがこの界隈に移り住んだことから地名がついたとのことです。

駅前に2つのトーテムポールのような朱色の木像が建ち、そこには「天下大将軍」と「地下女将軍」と書いてあり、随分イムパクトがあります。ただ、それらを詳述することはせずに、あくまでひとり歩きをしての印象スケッチにとどまっている感じでした。
散歩しながら、石川さんの過去4〜5回旅行した韓国と韓国の人びとの思い出、そして北朝鮮のドキュメンタリー映画の話など、つれづれなる朝鮮半島についての記述が綴られていきました。そしてお腹が空いたので料理屋に入って腹ごしらえするお馴染みの展開。食後また散歩は続きます。

次に近くを流れる高麗川が蛇行している巾着田を紹介。秋の彼岸シーズンには曼珠沙華が咲き誇り、観光客が多く訪れる場所ですが、ひとり散歩したこの時期はあいにくシーズンオフで閑散としていました。

実はわたくし、何回かこの巾着田に曼珠沙華を見に来たことがあったので、石川さんが高麗の散歩をすると聞いた時は嬉しかったのです。が、残念ながら曼珠沙華のことはたまの楽曲「オゾンのダンス」での曼珠沙華の読み方についてのエピソードの披露のみで、個人的には残念な感想を持ちました。

あといつだったか、シーズンオフに私は友人たちとこの巾着田でバーベキューをやったことがあるのですが、その時はネイティブアメリカンの人びとが暮らす「ティピー」というテントを張っているヒッピー風世捨て人ふうの人たちがいて、みょうに馴れ馴れしく話しかけてきたことが印象的でした。あの怪しげな連中は誰だったのか、今もたまに思い返します。(波照間エロマンガ島)


(本人より)きっとシーズンだったら「地味駅」じゃなくなるので散歩はしなかったかもしれない町だねー。
実は曼珠沙華ってどんな花かまったく知らないんだよね。花はひまわりとチューリップぐらいしかわからない...。植物に興味が薄くてすいません。
一番驚いたのは、そんな韓国の人たちが作った町だというのに、韓国料理店が一軒も無かったこと。最近はそこそこ小さい町でも、韓国料理出す店の一軒や二軒あるのになんで?という感想だったなー。
まだまだいろんな町に行ってるのだけど、なかなか編集者が校正してアップしてくれないので、今月は結局散歩しなかったなー(実は一回してるのだけれど、地味過ぎてネタが足らず、執筆までには至らなかった)。校正してくれー!

漫画『「たま」という船に乗っていた~さよなら人類編~』

皆さま御存知、2004年に2月に出版された石川さんの青春時代とも言える「たま」結成から解散までの回顧録の同タイトル書籍の待望の漫画化です!

どうも最近このHPを毎日見てはいながらも投稿に割ける時間が減っちゃったためか情報の取りこぼしが増えちゃって、ぼんやりおっさんの私はあろうことか発売日を失念して7月下旬のファイブクエスチョンにて現在絶賛発売中であることを認識、あわててその日の夕方に紀伊國屋書店にてもとめたのでした。ほいで後からレシートにQRコードが付いててオリジナルソングが聴ける、という情報を当HPインフォメーションで知ったのですがそんなことはつゆ知らずレシートさっさと処分してしまっていました……。痛恨の極み。レジのお兄ちゃんも一言ゆうてよぅ。というかちゃんとレシート見ろ。あほ。誰が。私が。うげぐぐ。聴きたかった……

阪急電車・大阪梅田駅2階中央改札口を降りてすぐの紀伊國屋さんはとっても広いので探すのが大変、漫画のコーナーをいくら見てもよう見つけなかったので、お店の検索パネルを操って場所を特定、バンドスコアやミュージシャンのエッセイ等が置いてある場所に縦置きでズラッと2列に並べられた赤い本たちは壮観でした。Web版も拝読していましたが、忙しいとついうっかり見逃してしまう回もあり途切れ途切れだったのがあらためてきちんと繋がって、さらに本というかたちで読めることはとても幸せです。

さぁ早速店員さんの「カバーお付けしましょうか?」も拒否してその表紙を人目も憚らずガン見しましょう、藤子A先生風の画風が特徴的な原田先生の描く4人が眩しい。もうこれでテンションが上がらない方がおかしいですよね。げへっ。げへへへっ。

そいでいよいよページをめくり本編へGO! 混みがちな阪急宝塚線の急行列車に揺られつつ読み進めます。そうそう、出だしは「学校にまにあわない」のアドリブ語りの名台詞、「だってしょうがないよ!」だったなぁ。

絵のベースは全編を通して上述の通り藤子A先生リスペクトで描かれていますがところどころに様々な漫画作品のオマージュが散りばめられ、「ONE×PIECE」「サラリーマン金太郎」「ゲゲゲの鬼太郎」「金田一少年の事件簿」etc… さほど漫画に詳しくない私でもわかるバラエティに富んだパロディが愉しいです。

肝心の内容はネタバレも良くないので詳細は是非ぜひ現物をおもとめ戴きたいのですが、というかこんな所まで読むような稀有な方はすでにお持ちでしょうが、はじめに書籍版…なんて言ったらええんかな、そうほれあの、字ぃだけのやつ、版、てか原作といえばよいのか、で穴が開くまで読んだあのシーンたちが具体的な描写でもって再現されているのが嬉しく、読み比べてみるとさらにその当時の雰囲気が詳細に伝わってきます。石川さんの文章だけでも面白いのに、絵が付くことでそれが増幅されて脳に飛び込んでくるのです!

「三岳荘」ってこんな感じの外観・間取りだったのか~、とか、ここでメンバーはこんなことを言ってたのか~、などなど(むろんお話の流れをわかりやすくするための若干の事実のイジりは構成の都合上あるのでしょうが)、文章だけでは見えなかった部分があらためて顕現し、すでに幾度も読んだ本の内容とは思えないくらいの新鮮な感動をもって読み終えることが出来ました。あとちょいちょい4人のセリフの中に楽曲の歌詞が引用されているのも個人的にニヤニヤできるポイントでしたね。地味に長いことたま並びに石川さんを好きでよかったなぁ、としみじみ思えました。おっっよく見ると大阪の刊行記念トーク&ライヴにもご出演になっていた石川さんのご友人・内田さんも登場していますね! こういった細かな発見がファンには嬉しいものなのです。

すでに次巻の刊行が待ち遠しくなる楽しい一冊でした。石川さんも事実確認や監修にお忙しいかと存じますが、この80~90年代史的価値のあるゆかいな本が、より沢山の方々の目に留まることを願います! (オポムチャン)


(本人より)そうそう、いろんなオマージュパロディが多いんだよね。つげ義春とか特に多いので、あとで知って「このシーンかあ!」もあった。
でもそういうギャグシーン以外は、極力実際に近いものにしてる。例えばアパートの作りなども思い出せる限り思い出して、原田先生にいくつかサンプルを描いてもらって、その中から「階段の感じはこれが一番近い」とか選んだりした。またコマ割りも、編集者から「このコマは見開きで大きく」等、3人で作っている感じ。
うちの親父も、もうちゃんと読めないのに「漫画になったのか。たいしたもんだな...。」と言ってたらしく、ちょっとは親孝行できたかな?と思ってる。

2022.8.3 大阪梅田ラテラル『「たま」という船に乗っていた』刊行記念トーク&ライブ ~「まちあわせ」

いらっしゃる、いらっしゃる、ひっさびさに大阪に石川さんがいらっしゃるぅぅぅぅぅううぅうぅぅうううぅ!!! と狂喜乱舞して私は早速投稿仲間の西大路さんにアポイント、当日2人は仕事を無理矢理早めに片付けて国鉄大阪駅5番線ホームに午後6時15分のまちあわせ、♪べつに不便でもないべつに不便でもな~~い。ゲゲゲロロ。

今回の会場・梅田ラテラルさんははじめて訪れるのですが、ピンクな雰囲気漂う阪急東通商店街のちょっぴり外れにあります。よく石川さんが出演されるムジカジャポニカさんの目と鼻の先の立地ですが、電話のマップに頼ってようよう見つけられました。

驚いたのはおかしな感染症の流行騒ぎの影響か、決済がほぼキャッシュレス化されていたこと。よいことですがひとつ困ったのは私の電話は大層古く電波の送受信能力があほほど弱いため、お料理のオーダーもQRコードを読み込んで注文というスタイルではまるでネットに繋げられず、休憩時間にわざわざ店外に赴き注文するといった間抜けな体たらくで苦労しました。特別メニュウのハムカツ売り切れちゃったよう。まぁ他の皆さんはきわめて尋常にすいすいご注文なさっていたのでくそ古い電話を後生大事に操っている野蛮な私が悪いのですが。おぽぽ。でもそのあとこれまた久々にお逢いできた書家のNTさんに「お腹いっぱいになっちゃったから食べない?」とハムカツを頂戴したので結果オーライ。NTさん御馳走さまでした!

19時を迎え、出演者の皆さんが登壇しました。本当に久しぶりの生石川さんやーーーー。ここんとこずっと感染騒ぎで関西にお越しになってもライヴに参加する勇気が出なかったり半期末で仕事が終わったらライヴも終わってた、みたいなことの連続だったのです。楽しみだなぁ。

…とここまで書いておいて、いつものようにライヴの流れに沿って書いていこうと思ったのですがすでに当ライヴは稲垣高広さんのすてきなレポートが届いており、またある投稿者の方がどっかしらのコーナーに「配信もあるライブを事細かく文章化するのは営業妨害うんぬん」と書いていらしたので、そういうことは止して個人的感想を端的に述べようかと存じます。べつに既に配信の終わっているライヴのレポートを詳細に綴ることはなんの営業妨害にもならないと思うんですが、いろんな方がいらっしゃるので。

トークコーナーは石川さんの学生時代からのご友人で関西にいらっしゃる内田雅明さんの主導で進められました。たしか昔よくホルモン鉄道でいらっしゃる大阪高槻の会場・南風楽天さんでもお目にかかった記憶がありますが間違いだったらごめんなさい。続々と飛び出す石川さんの知られざるエピソードに会場は盛り上がっていましたが、婦女子関係に関してはきっちり釘を刺して語らせなかった石川さん、流石です(笑)。内田さんとはたまとしてゲーム「星のカービィ」のCMソングや演歌歌手丘みどりさんのバックコーラスのお仕事でもご一緒されたんですよね。息の合ったトークで笑いを誘った内田さんでしたが、最後は「この漫画化はあの時代を記録したものとして本当に価値のあるものだと思う」とマジメに締めくくっていらっしゃいました。読者としてはまさしく! と肯首せざるを得ませんね。

久々の石川さんの歌のコーナーはもっともっと聴きたかった! というのが正直なところです。まぁ今回はトーク&ライヴですから、いつものライヴメインの回と比べればそう感じるのも已む無しでしょう。でもその分演奏された曲たちはいつも以上に沁みました。「ピンクの象」は生で聴いたのは初めてだったので、切なさにグッと来ました。この曲で登場するプレイキーがC、すなわちハ長調の曲においてのDm→Cのコード進行は石川さんと大谷さん、すなわちホルモン鉄道のおふたり以外はあまり使用しないかたちで、独特の哀愁が醸し出されるのです。

そして個人的に私が一番驚いたのが、「まちあわせ」の弾き語り!! これまでは「♪粉―が付―いてーる、口―のまーわりーにハームカーツのォ~~~~!」部はギターを弾いていなかったところ、旧来のファンを喜ばせようと特訓をされたのか見事にメロディに合わせて素早く単音弾きを披露なさっていたのです!!! 演奏後には「いやぁ、知久君のようにはいきませんでしたが…」と照れていらっしゃいましたが、とんでもない! 素晴らしかったです。会場でひとり感動に打ち震えていたのはおそらく私独りでしょう(笑)。

ラストの「どっこいしょどっこいしょ」はギリギリで完奏! これ終われるのか、とハラハラしました(笑)。石川さんの匙加減はいつだって絶妙です。

おぉ… 個人的感想を端的に述べたつもりがまたぞろ無駄に長くなってしまいました。まぁいつもの冗長なレポート投稿に比べれば相当端折ったつもりです。終演後の記念撮影コーナーは単行本を見事に忘れてきたので断念、物販のひるねTシャツも欲しかったんだけどSしか残ってなかったので無念、邪魔にならないように西大路さんと早めに会場を後にしました。この夜も楽しいライヴを有り難うございました!

そして次回西大路さんと約束したのはなななんと落語とパーカッションのコラボレーション!!! こんなレアなもん絶対見に行かないと!! うまいことその日は仕事が休みなんて私はなんと果報者なので しょう。次のご来阪、心よりお待ちしております! (オポムチャン)


(本人より)基本キャッシュレスだったみたいだね。俺は使ってないので大丈夫だったけど、お客で行ったらノートパソコンを持ってウロチョロせねばならなかったな。
ちょっと前、飛行機の搭乗口も基本スマホでバーコード読ませる式になっていて、ひとりデカいパソコンを振り翳していてバカっぽかったな...。

投稿を始めて10年

私Sankakuは、2013年頃から本格的に投稿を始めたと記述しておりますが、正確には2012年の後半から始めております。
2010年前後の石川さんのイベントで、レポートに書いていない物がいくつかあり、それを書いて送ったのが最初でした。

実際に石川さんたちのライブイベントに足を運んだ中で、楽しかった事はいくつもありますが、やはり特に印象深かったのは、2015年の「地下生活者の夜 200話」〈新潟県にて〉個人的な思い出ではありますが、高速バスを使ったのがこの時が初めてで、独りの時間と皆さんと楽しく過ごす時間が両立できたように思います。

特に2013年、2014年、2015年は石川さん関係のイベントの面から観ても、本当に楽しい3年間でした。
’14年に私自身1人暮らしを始めたことも重なり、とても刺激的な事が多かったように思います。
2018年頃からネットカフェを使うようになり、そこから石川さんのこのホームページへの投稿文を書く時間も集中して取るようになりました。
ここ最近は、毎日ともいえる頻度で石川さんのこのホームページを閲覧しており、もはや生活の一部となりえているところです。
自身のプライベートな時間も、石川さん達との交流の時間も、うまく両立して生活を楽しむ。文章を書くことに集中すると時間がたつのもあっという間です。

コロナウィルスの騒動が終息し、行動などの規制がなくなったら、その時はまた泊りがけのイベントなどを楽しみたいところです。
投稿を始めて約10年。
長かったような短かったそんな時間でした。楽しくいろんな事がやれ、いろんな事が書けたのは、やはりいい思い出です。 (Sankaku)


(本人より)新潟県のライブの時は、俺が誰かの車に乗せてもらって走ってたら、道を歩いている男がたったひとり。それがSankakuで乗せて行ったよね(笑)。
これからも投稿、楽しみにしてるよ!

渋谷のほんだな〔渋谷のラジオ〕2022年9月2日放送

2022年9月2日日中、コミュニティーラジオ「渋谷のラジオ」に石川さんが出演しました。その日は夜に中目黒でイシマツのライブがあったのですが、その前の空き時間に生放送に出演していました。海外在住の私はアーカイブを聴きました。
約1時間にわたり、新刊の原作漫画「たまという船に乗っていた」の内容を中心に、石川さんが上京してからさまざまな人たちとの出会いを経てたまを結成し、TBSテレビの番組「三宅裕司のいかすバンド天国」へ出演するまで。また現在のたまメンバーの活動などをパーソナリティーの質問に答えていました。
気がついたのは、漫画発売前後から石川さんがこのような番組やライブに出演するケースが増えていると思うのですが、どんなパーソナリティーが来ても、融通無碍〔ゆうづう・むげ〕、変幻自在〔へんげん・じざい〕にその人に周波数を即座に合わせて応答している姿に感心したことです。ただそれがいつも同じ内容を言っている感じは全くせず、その都度初めてその内容を話しているかのような新鮮なトークに聞こえるのは流石だと思いました。石川さんが少年時代にやっていた柔道の呼吸を想起しました。相手の呼吸に合わせて、自分の組み手を瞬間的に判断して対峙する姿。だからトークの内容も新鮮に聞こえるのかな、と。
そんなコミュニティーラジオに出演した石川さんのレポートでした。(波照間エロマンガ島)


(本人より)たぶん子供の頃いじめられた経験から、相手を見て相手に合わせる練習を知らないうちに行っていたのかもしれない。
なのでラジオも相手のパーソナリティを見て自然と喋り方も変わる。
バンドやユニットをいくつも出来るのも、無意識に相手に(ある程度だけど)合わせることをしてるからだと思う。
逆に、例えばMont.Barbaraというバンドの中で「ホルモン鉄道の大谷にやってるようなことやって」と言われても出来ない。無理矢理やったとしても、自分も楽しめないからね。
その時々に直接に対峙してる相手が喜ぶこと、を自然にやってる感じなのかもね。

TBSラジオ「ハライチのターン」で石川さんの投稿がハライチに読まれる〔2022年9月1日〕

私は芸人ラジオが好きで、定期的に聴いている芸人さんの放送がいくつかあります。そのひとつに「ハライチのターン」があります。木曜深夜24時から1時間の放送で、私はRadikoでたいていライブ聴取しています。
2022年9月1日の放送で突然石川さんの投稿が読まれたのにはびっくりしました。その前の週に岩井勇気がアーチストが歌うレアなCMソングをたくさん鼻歌で紹介していた中に、知久さんの「ヒガシマルうどんスープ」が入っていたので、それを受けて石川さんが投稿したのでしょう。澤部佑が読み上げたのは「たまのランニングです」から始まる紛れもない石川さん発信のメールでした。解散後のたまの近況から始まり、「ヒガシマルうどんスープ」は知久さんがライブで興が乗ると今も歌っていること、知久さんと石川さんはソロ活動の他にパスカルズというグループに参加していて、この秋音楽を担当した2本の映画が公開されること、また石川さん原作のたまの歴史を綴った漫画本が出版されたことなど、近況報告とともに抜かりなく宣伝も行なっていました。

私は石川さんがハライチのラジオを聴いていることをこのHPで知っていましたが、いちばん嬉しかったのは「毎週聴いてます」と書いていたことかな。ハライチの二人もちょっとしたトークから本物から情報が寄せられるという、ラジオメディアの影響力の大きさを感じたのではないか、と思いました。石川さんは「たまのランニングです」としか名乗りませんでしたが、澤部はちゃんと「石川さん」と言って認識していましたね。(波照間エロマンガ島)


(本人より)ドラムロールとともに「ご本人登場」みたいな感じで読まれたね(笑)。
実は先週のラジオを聴いていたら、ハライチの岩井さんが「最近、この歌が頭から離れないんだよ」と、知久君のCMソング「ヒガシマルうどんスープの歌」を何度も歌い「これ、たまが歌ってるんだよ」と言ってました。
なので、それはたまではなくて、知久君のソロですという訂正がてら、以下のメールを送ったところ、読まれました。


『こんばんは。元たまのランニングです。放送毎週聴いてます。たまは2003年に解散しましたが、うどんスープの歌はメンバーの知久寿焼(ちくとしあき)がソロで歌っています。現在も元たまのメンバー4人ともソロでライブ活動を続けており、知久のソロライブでは興が乗ればうどんスープの歌をうたうこともあるようです。

ちなみにたまのヒストリーが僕が原作で今年の7月に「『たま』という船に乗っていた」というコミック本として双葉社から発売されています。

また、知久と僕は現在パスカルズというバンドも一緒にやっており、この9月に公開される、のんさん主演の映画「さかなのこ」、松山ケンイチさん主演の映画『川っぺりムコリッタ』の音楽などもやっております。

たまファンの方からはよく、澤部さんが僕の若い頃にそっくりで、岩井さんがキーボードの柳原にそっくりだと言われることも多いです。
今後も放送を楽しみに聴いております!』

真相をお伝えしながら宣伝もできる・・・と考えた姑息な手段が成功した(笑)。

2022/8/3、大阪の梅田ラテラル『「たま」という船に乗っていた』刊行記念トーク&ライブ『まちあわせ』

· 8/3、大阪の梅田ラテラルで開催された『「たま」という船に乗っていた』刊行記念トーク&ライブ『まちあわせ』へ行ってきました。
7/27に東京のMANDA-LA2で開催されたイベントの第2弾が大阪でおこなわれたのです。東京イベントは現地に行けず、配信で視聴したのですが、自宅の一室でお酒を飲みながら大満喫したのでした。

今回の大阪イベントは、前半のトークパートに石川浩司さんの高校時代の同級生・内田雅明さんがご出演、後半のライブパートが石川さんのソロだったりしたこともあり、うまい具合に東京イベントとはテイストが違って感じられました。それゆえ、東京イベントを視聴していた私も新鮮に楽しめたのです。

内田さんは石川さんの高校時代をよく知るばかりか、その後の「たま」の歩みも間近で見てきた方。『「たま」という船に乗っていた』で描かれた諸々のエピソードについて目撃者だからこその詳しさで語ってくださいました。それはまるで『「たま」という船に乗っていた』をテキストに「たま」の黎明期に関する講義を受けているような気分。まさに内田さんは歴史の証言者なのです。

内田さんのトークのほかには、石川さんが上京して住んだ三岳荘の写真や資料がほとんど残されていないなか、石川さんと原田さんができる限り正確に三岳荘を描こうと努めた話などが実に印象的でした。

「たま」をまったく知らない若者に聴いてもらいたい曲を出演者全員が5曲ずつ挙げていくコーナーもありました。トップバッターの原田さんが『とかげ』『夢の中の君』『お昼の2時に』『寒い星』『さよなら人類』と流石の名セレクション!最後に答えた石川さんは、皆さんの意見に同意しつつ、それに加えて『とんかち』を挙げました。「しょうもなさもありながら独特の面白みがあり、それを面白がれる人は「たま」を好きになってくれそう」との理由です。
今後『とんかち』から「たま」の世界に目覚める人が出てくることを期待してやみません。

金子志津枝さんが披露したパラパラマンガも、東京イベントでは観られなかったもの。なにやらどろっとした不定形な物体から石川さんの明快なお顔が誕生する状況を描いた超短編でした。

石川さんのライブは「たま」時代の曲を4曲やってから「たま」後の曲を3曲。アンコールは『どっこいしょ どっこいしょ』でした。出演者の皆さんがステージに勢揃いしてコーラスを担当。それがなかなかうまく行かず石川さんがストップをかけたりするところも含めて絶妙の愉快なパフォーマンスでした。

このイベントのために考案された特別メニューのおかけで、イベントがますます美味しいひとときとなりました。
私が注文したのは、
・真っ白なランニングシャツのカルピス(アルコール)
・夜2時15分まちあわせの乾杯サワー
・兄さんのヨシムラハムカツ(ハムカツ+イカリソース)
でした。

そうして、イベントの最後は石川さん&原田さんと記念撮影タイム!!
石川さん、原田さん、出演者の皆さん、楽しいイベントありがとうございました!(稲垣高広)


(本人より)これは知人の稲垣さんがFBにあげていた感想を、本人の許可を得て転載しました。
配信で両方観る人もいるだろうからと、トークのテーマなども東京となるべく変えるようにしました。
配信、まだアーカイブで観られるので、是非観てみてください〜。アマチュア時代を知ってる内田くんが、ギリギリの話もしてるよ〜ん。

「たま」という船に乗っていた 刊行記念トーク&ライブ

さて Twitter配信から追いかけてる「たま」という船に乗っていた

遂にトークライブまで開かれるとは…
すごいことになったなぁ
パスカルズをBGMに配信がスタート
ひるねくんTシャツを着て石川さんが登場!!
物販の話からスタートし、登壇者がゾロゾロとやってきました

ここから 司会を出版界のタモリと評される平田さんにバトンタッチ

まずは各メンバーの好きなたまの曲紹介
ワタナベイビー:でんちう、ジンガ、はこにわ などマニアックな選曲。
ジンガをラジオでかけまくってたって話は初耳。確かに耳に残る曲ですよね

石原まこちん:鐘の歌、猫をならべてなどがランクイン。どの曲も選べないというのは同感。
東京パピーもいいですよね

原田高夕己:デキソコナイや金魚鉢、オリオンビールなどがランクイン。やっぱマンが書いてるからさよなら人類は外せないよね

小骨トモ:満月ブギ、こわれた、かなしいずぼんなどがランクイン。渋すぎる・・・
ダークな作風の曲がお好きなのだなと感じました。学校にまにあわないの話は引き込まれました。

大橋裕之:オリオンビールや夏の前日などがランクイン。愛にあふれてこぼれたワルツおぼえてなども。やっぱ選べないですよねー。

金子志津枝:へっぽこぴー、サーカスの日、寒い星などがランクイン。柳原さん脱退後の曲が唯一入ってますね。
寒い星の逸話は初耳でした。あの曲大好きなので入れてくれてありがとうございました。

続いてたまの初体験の話
ワタナベイビー:横浜アリーナでRCサクセションのライブに登場したのを見て知ったとのこと。確かに一発目からかなしいずぼんは度肝抜かれますね。

石原まこちん:白黒テレビでイカ天、いいなぁ・・・ 迫力がありそうです。
同じ時代に自分用のテレビがあったら確かに夜中お色気番組見てたかもしれません。

原田高夕己:少年サンデーでのグラビアが初体験。そして竹中労さんのトークで知ったとのこと。生まれて初めて買ったCDがさよなら人類って人、多いだろうなぁ・・・

小骨トモ:動画サイトで電車かもしれないを見て知ったとのこと。私もあの動画は衝撃を受けました。近藤先生の作風は私も好きです。私もたまに出会わなければ音楽を聴くということはしなかったでしょう・・・

大橋裕之:当時はCDやビデオはダビングしてましたね。懐かしいです。
さんだるは私も擦り切れるほど聴いてました。

金子志津枝:テレビで見てyoutubeで再燃、こういう人やっぱり多いですね。
夜ヒットのケーキ話はどっかで話してましたね。
知久さんが石川さんの脈を図るのはちょっと気が付かなかったです(イカ天のときに口の中をいじってたのは見てたけど)

たまの音楽は想像力を掻き立てられるは同感です。ツイッターだけじゃなくてピクシブなんかでもたまのファンアートは多かった。
確かに知久さんはコロボックルみたいな感じで書かれることが多いですね。

話は知久さんの完璧主義話に。これは「ウヒョヒョヒョヒョお悩み相談室」でもそんな話してましたね。完璧主義の部分がなければあんな名曲はなかったのですね。 Gさんに怒られた話は笑いました。

石川さんの即興部分(ご当地、時事ネタ)は今のライブでも生かされてますね。

たまのライブの動画(確からんちう)で柳原さんがキレた回、あれ正直今でも怖いです。
というより、あの時のライブは正直直視できないです。しまいにゃ客席から投げられたプレゼントを知久さん投げ返してたし・・・

そしてこの続きは大阪のライブに続く・・・


休憩をはさんでたまの曲ライブBYワタナベイビー

牛小屋からスタート。なんかたまのライブっぽい(当たり前だ)
牛小屋は柳原さんが初めてライブでやった曲。
続いて方向音痴。冒頭聴いて一瞬「?」と思いましたが、石川さんのタイコで「ああっ!」と思いました。
そしてふたつの天気。Gさんではないふたつの天気はなんか新鮮。低音ではないのがちょっと面白い。この曲ギターで弾くとすごい難しい曲なんですよね(私は弾けません)

凡ミス多かったのでリベンジしたいとのこと またやってくれるのですか!?やってほしい!!

そして今回のライブタイトルの「学校にまにあわない」
語りは原田氏と腹だしのネタ。ホルモン鉄道もちょろっと出現。
そして魔法をかけられ藤子不二雄A風のイラストになってましたというネタ。 天国のA先生、笑ってくれてますか?

そしてイヨーっとくればらんちう。
キーは若干落としてプレイ。そして今のパーカッションセットにはない某新興宗教の鐘も!
最後にベイビーさんの帽子をとって終了(ここはクイズにもなってましたね)

ピアノに移って日曜日に雨。キーは近年のGさんライブと同じ感じ。
自然と体が揺れるいい曲。

そして「あっ!あの曲は!?」と思わせるピアノ
  かと思いきや家族。グローブ座でのライブでは家族のイントロからのさよなら人類でしたね。

そしてもう一度あのイントロからのさよなら人類。あぁ生で見たかった。
語りではコミック化と誕生日のお祝いも。
鐘のアップで一旦終了

そしてアンコールは ホフディランのスマイル。
この曲、方向音痴の兄弟曲なんですね。

そして登壇者を迎え入れまちあわせ。アンコールといえばやっぱこの曲ですね。

ベイビーさんのギターすごかったです。
この後は写真撮影会。

いやぁたまファン大集結みたいな感じでよかったです。
特にベイビーさんとのセッションは神がかってました。

第二巻も楽しみです。その時もなんかしらイベントをやっていただけたら嬉しいです(ズミ天)


(本人より)トークとライブと、バランスの良いイベントだったな。配信では無いけど、その後にお客さんと写真撮影会もあったしな。
ワタナベイビーくんはよくがんばってくれた。楽譜も見ずに、歌詞も全部暗記していて、さすがプロだったなあ。
知久君と柳ちゃんの間ぐらいの声質もまた、いいんだよね。
ベイビー、サンキュー!

石川浩司 生誕祭 ~打ち鳴らせ!はじけ飛べ!
    無為に過ごした61歳~

クルクルパーからのテクノアレンジ「全裸でゴゴゴー」がかっこいい
そして石川浩司… じゃなくて「キャット猫」参上
正調全裸でゴゴゴーも!!
そして恒例のお誕生日の歌も!!

マユタンの 雨に濡れてもいーやのセッション youtubeでしかみたことなかったので新鮮でした!!

続いての登場は なんちゃらアイドル
屁で空中ウクライナってピエール瀧さんの著書と同じ名前!!
オマケの人生一緒にいれたら良いな っていい詩ですね

パンジーとデイジーには みすてないでデイジーという言葉も。懐かしい。 ロックなアイドル感が素敵にかっこいい!!

さよなら人類事件を蒸し返す石川さんに爆笑しました。

続いては坂本弘道さん!!
迫力のあるチェロがかっこいい!!
バイブレーターでミニシンバル?を鳴らしながら
出ました!グラインダーの火花!!
石川さんとの即興もかっこよかったです
ギターのようにチェロをかき鳴らすところもさらにかっこいい!!
さらにラジオのノイズや 横山ホットブラザーズでおなじみミュージックソーまで!!

そしてトモフスキー!
相変わらずかっこいい!!
脳内の細胞が刺激されるロックがかっこいい!!
七夕のお話もかっこよかったです!!
石川さんとの子供のようなやりとりと「さ」が多い話も面白かったです。
自分の知ってる曲もあって楽しめました。
もちろん知らない曲もかっこいい!!

トリの佐藤幸雄さん!!
毎日が君の誕生日 いい歌詞ですね
さすが最年長!貫禄が滲み出ております!!
なんちゃらアイドルがいってた 名前だけでも覚えて帰ってくださいを逆手に取った自虐ネタにニヤリ
そして石川さん ハンガー2本持って参上!
そして私の好きな水道管!!
かっこよかったです!!

そして石川さんのソロコーナー!
熱が出た件はちょびっと心配してましたが 何事もなくよかったです。
ひさびさにきくピンクの象いいなぁ
そして全員参加のまちあわせからのメンバー紹介歌!
からの誕生日の歌 もう一回で締め!!

いやー!楽しい一時でした!
石川さん 長生きしてくださいね!(ズミ天)


(本人より)相変わらず、俺の友達、変でなおかつレベル高いでしょ。
俺の自慢はスゴい友達が多いことだけ〜。
さあ、来年はどんなスゴい人を呼ぼうかな!?

ひとりでアッハッハー

それは「ひとりでアッハッハー」という、このHPタイトルについてです。
昨日、このタイトルをみてハッと気付かされたのです。

私は、個人事業主になって8年になります。
講師業をしています。

このコロナ禍でだんだんと売り上げが減り、
先のことを考えてものすごく怖くなってしまうようになりました。

お客さんは来てくれるだろうか?
どんなことをすれば、反響があるだろうか?
世間にはどんなことがウケるだろうか?

好きなことで起業したはずなのに、だんだんとその「好きなこと」がブレてきて「何がウケるか?」「何が売れるか?」ばかりに気を取られるようになってしまっていました。

10年以上続けてきたブログも、最初は好き勝手楽しく書いていたのに、いついか商売的な告知ばかりになって、どうしたらお客さんを増やせるか?を気にするようになって、だんだんと書くことに気が乗らなくなっていました。

昨夜「今日も石川さんのHP面白いな〜。ファンの皆さんとこんなふうにマメに交流して、石川さんすごいなぁ〜。」って思いながら、「ひとりでアッハッハー」のトップページを見ていたのです。

そしたら・・・!!
「ひとりでアッハッハー」が【ひとりで】と表現されていたことに「ハッ!」としたのです。

だって、このHPって「みんなでアッハッハー」してる。
私も含めて、ファンの皆さんがアッハッハーしてる。

でも「みんなでアッハッハー」じゃ無いのです。
「【ひとりで】アッハッハー」なのです。

【ひとりで】って誰のことだろう?
石川さんご自身のことかもしれないし、もしかしたら、HPの読者であるわたしたち一人一人かもしれない。

とにかく「【ひとりで】アッハッハー」なのです。
そして、そのひとりひとりのアッハッハーが広がって、
結果的に「みんながアッハッハー」してるのです。

わたしは、 どうやらいつの間にか、自分が順番を間違えていたことに気づきました。

いつの間にか商業主義に飲み込まれて「みんながアッハッハーできることを探せば稼げるでしょ?」 みたいに思いこんでいたのです。

いや違うだろ!と。

そもそもこの仕事は、楽しくて始めたこと。

わたしがマニアックに「【ひとりで】アッハッハー」してたことが
たまたまそれを「面白い!」「私も知りたい!」と言ってくれる人がいて、
それをシェアしたら、なぜか次々と売れたのです。

それで、わたしの今があります。

そうか。私はあの純粋な「【ひとりで】アッハッハー」する面白さを忘れていたなぁと。

自分の気持ちとか、楽しさとか、マニアックさみたいなものを、どこかに置き去りにして必死に大衆の好みに合わせようとしていたのです。

昨夜、いつも見慣れたこの石川さんのホームページのタイトルを見て、そんなことに気づき、不覚にも胸がジーンとなって、うるっとしてしまいました。

石川さんのおかげで、なんだか大事なことを思い出した気がします。

わたしは、昨夜のことをきっかけに、仕事に対するあり方を見直すことにしました。
まだまだやれることがありそうです。

他にも、HPやその他サイトに残された
石川さんが好きなことを追求しながら生きていらっしゃる生き様を見て、気付かされることがいっぱいです。

すごくかっこいいなぁと思います。

私は地方に住んでいて、なかなかチャンスが掴めないのですが、
必ず近いうちに、生の石川さんに会いに行きます。

まずは今月の生誕祭、オンラインからですが初参加します。(^^)
とっても楽しみです。

石川さん、 こうしてたくさんの発信をしてくださって、
そして音楽活動を続けてくださって、本当にありがとうございます。

今日はポイント稼ぎではなくて、本当に感謝の気持ちを伝えたくて、このコーナーに投稿しました。
(でもポイントはください(笑))

石川さんいつもありがとう。これからも応援しています。(ぐり子)


(本人より)俺もそもそもそんなに深く考えてタイトルを付けたわけではないけれど、とにかく「自分ひとりでも楽しもう」と思って付けたような気がします。
自分が楽しむことによって、それを面白がってくれる人がなんらかの反応をしてくれたらいいな、ぐらいで。なのでホームページ作った当初はまだ投稿コーナーはなくて、自分の日記とか、コレクションのページとかを作ってました。

その後、まずはチャットを作りました。するとそこにやってくる人とで、面白い会話が生まれることがありました。ところがチャットというのは流れて消えていってしまうものなので、それがもったいないなーと思いました。そこで「王様の耳はロボの耳」という投稿コンテンツを作りました。でもただ「投稿募集〜」とかだと応募する張り合いがないかなと思い、ポイント制にしてみました。それからどんどんコンテンツが増え、今のような形になってきました。

「みんな」という言葉は安易に使われてますが「みんなって誰?」と思うことがよくあります。もちろん「みんな=すべての人」で、例えば法律はみんな平等である必要があると思うけど、それ以外で「みんな」って誰かなと考えると、そこには子供もいれば老人もいます。大金持ちもいればホームレスもいます。スポーツ選手もいればオタクの人もいます。とにかく戦争反対の人もいれば戦争も場合によってやむなしという考えの人もいます。「みんな」なんてもしかしたら妄想なんじゃないかなと思うくらい人は千差万別だと思います。

特に趣味の部分では「ひとり=個人」のことしか俺はわからんのす。なのでとりあえず自分の楽しいことを「アッハッハー」とやっていくことしか俺にはできないと思ってます。
そういえば「たま」を作った時も、最初は3人だったので「3人でアッハッハー」でした。もちろん大勢の人に聴いてもらいたいけど、まず本人たちが楽しむことが何よりも最優先でした。それでたいしてお客さんがいなくても、とにかく演奏が楽しいからやっていたら「ボクも混ぜて」とGさんがやってきました。その後の展開はたぶんご存知だと思います。
その最初の段階で「大衆に受けるにはどんなことをしたらいいのだろう」と自分たちのやりたいことを曲げていたら、おそらくその後40年近くもこんな活動できていなかったでしょうね。

とにかく他の人のことなんて本当にわからないのだから、まずは自分が面白いことをやる、でもその「自分が面白い」も年齢などによって変わって来ることもあるので、最初に決めたことを守り過ぎず、流動的にしていく。そして時には「まぁ、このくらいはしょうがないか」と若干(あくまで若干ね)妥協して軌道修正をしていくこともある、という感じでしょうか。
それはこのホームページだけじゃなく、自分の人生全般についてですが。
とにかくありがとー! 長文失礼しました。

2022/6/5・代々木Mont.Barbara

あー彼女は店長だったのですね。クエスチョンネタ、「お尻を向ける」というのは分かっていたのですが、こういう風にして演奏することは多くあるのだと思ってスルーしました。私の答えは「台本をばらして水を飲む箇所を言ってしまう」。七個で100円のクラッカーでもないし「言葉」じゃないということから、どこがセクハラか分からないまま投稿。彼女、進行表へ言う事のメモを書いているのは可愛かったです。

「総武線」という曲が良かったです。私は千葉方面の電車の種別「総武線・京葉線・内房線・成田線・外房線・羽田からくる「印旛日本医大行き」」が分かりません(涙)。もち路線としては分かるのですが、乗り入れ区間、停車駅、どこから分岐するのかが分かりずらすぎる! まあ千葉の人も埼玉の乗り入れは分からないのでしょうけど。(わいわい)


(本人より)そうそう、ボーカルのとやまあおいはBarbaraの店長です。もっとも雇われ店長で、その上に社長(と言ってもまだ30代後半)がいて、そのふたりで店をまわしている感じですが。
ステージの上ではちょっと天然な感じの彼女ですが、ステージを降りるとスタッフへの的確な指示をバンバン出すまさにキャリアウーマンという感じです。
小さなライブハウスなのでたいてい店長入れて3人くらいでまわしていることが多いですが、仕事内容は多岐に渡ります。バンドごとにセッティングも違うのでステージの設営、音響、照明、配信、もちろんお客さんの受付、予約確認、ドリンクやフードの提供、その他諸々。どの部署にも何らかのトラブルが起きることがあり本番前などよく「そっち、配信の音声だけ出ない不具合を直して! こっち、ギターにノイズがのっているので原因調べて。あっ、お客様の体温確認忘れないで!」など飛び回ってます。特に音響、照明、配信などはそれなりに勉強もしてなければ素人がいきなりできるものでもないし、でもスタッフが突然休むこともあるので、店長はすべての仕事を習得していて、いきなり入ることもあります。さらに自身が出演もするので大忙しです。アイドルもやっているので、ファンサービスも大変ですしね。
若いとはいえ、俺にはとてもあんなオールマイティに休まず働けない(笑)。
なので毎月ソロもやらせてもらって、お店自体も応援してるのです。