ザ・レポート(45)


今まで石川がかかわってきた全ての活動、つまり「ソロ」「パスカルズ」「ホルモン鉄道」等のライブ、CD、ビデオ、またテレビ、ラジオなどのマスメディア、演劇、書籍、ニヒル牛、コレクション、すごろく旅行、このホームページ、その他とにかく俺がかかわってきたありとあらゆる表現活動の感想、評論、思い出等を募集します。
 既に何かに発表したもの(ミニコミ、ミクシィ日記、ホームページ、掲示板等)の再録も自分で書いたものであれば0Kです。批判やお叱りももちろん構いません。他の人のプライバシーの侵害や、特殊なケースを除き、基本的に全て採用します。何についてのいつのもののコメントかをなるべく分かりやすくして、メールにて題名「レポート」でお願いします。おおよそ10行程度まで5ポイント、それ以上は10ポイントです。裏話等や本人のそれに対する意見や感想なども付けていくつもりなので、気軽に応募して下さいな〜っ。
 例えば俺本人も知らない「こんなとこに載っていた」情報及びその感想とか「すごろく旅行を実際やってみた思い出」など俺にインスパイアされたものでもOKですよ〜ん。

加計呂麻島

今年久しぶりに鹿児島県加計呂麻島へ行ってきました。そう二年前石川さんがライブを行った島です。
LCCで奄美大島へ。名瀬の街からレンタカーで西南の町瀬戸瀬の古仁屋へ。そこで一泊。古仁屋、いい名前です。石川さんはクルマを持っていないので、バスで行ったのかな?
翌日フェリーで加計呂麻島へ。古仁屋から加計呂麻島の瀬相地区、生間までフェリーが出ているのですが、海上タクシーというほとんど運賃が同じの漁船も出ています。

加計呂麻島へ着くとターミナル・・・港にワゴンショップが出ていました。そこでコーヒーを頼むと、、、おおっ、美味い!   私の歴代のおいしかったコーヒー一位は、熊本県の西南の役で有名な田原坂の戦いの、田原坂資料館の駐車場に出ていたワゴンカーのコーヒーなのですが、まさにそれに匹敵する美味しさでした。

ここのおばちゃんに、昨年石川さんがこの島でライブをしたことを聞いてみました。すると・・知らないとのこと^^; 宿名を告げると「あーあそこの宿はよく有名人呼ぶんだよねー」と言われていました。何もないこの島は、芸能人もよく訪れるらしく、奄美大島の元ちとせさんはもとより、某若手女優さんも良く来てぼ~としているそうです。

加計呂麻島は、男はつらいよの実質最終回となった「寅次郎紅の花」の舞台になった島なんですな。リリーと寅さんがいて、そこに満男(吉岡秀隆)が失恋で訪れるという設定です。満男が加計呂麻へ上陸するシーンが面白く、そこの船長役がなんと田中邦衛さん! 船(海上タクシーの漁船)で、
田中邦衛「どこから来たの?」
吉岡秀隆「東京です」
って、富良野って答えろよ!!! 純と五郎じゃないかよ!!!ってもう突っ込みどころ満載でした(笑)。

舞台に使われたリリーの家も今は民宿となっており観光に役立っています。
私はレンタカーで島の一番北と一番南まで往復しました。こういう島はとてもざっくばらんで、「車は港前のガソリンスタンドへ返しておけばいいよー」とただそれだけでした。

帰りも港でコーヒーを飲んだけど一度目の方がおいしかったな(笑)。

奄美大島へ戻り、港に置いておいたレンタカーで島の北側を走って、名瀬へ着きました。
この名瀬という街が活気があって素晴らしい街なんです。この時はもうコロナの影響が出ており、島でもトイレットペーパーやマスクが完売していて、朝は並んで買うという現状でしたが、まだ学生の合宿やカップルも多く、なにより繁華街とか飲み屋が充実していて、離島とは思えないほどパワーがある島でした。橋で本土と繋がっている離島(例えば淡路島)と沖縄本島を除けば、石垣島も宮古も佐渡も壱岐対馬も及ばないほど活気があり盛り上がっている島でした。いつまでもこの活気が続いてほしいものです。

翌日から名瀬に二泊。「あやまる岬」という面白い名前の岬や、西郷隆盛が流刑となった家を見て3泊4日の旅は終わりました。おおっここで「西郷隆盛」が繋がったぞ。(わいわい)


(本人より)ええと・・・さすがにこれの投稿先は「ザ・レポート」じゃありませんな。俺のライブしたところに行った話なら、俺は全47都道府県でライブしてるので、どこでもレポートになっちゃうからね。もちろんこの島のような僻地も多いから、せめて俺のライブを開催した人との会話ぐらいはないと関連性がないね。
ちなみに加計呂麻島でライブした日には猫ひろしもイベントに出ていて猫ちゃんにメールして「よかったらライブ来て〜」と書いたんだけど、残念、夕方には奄美の本島に戻るとの返信で会えなかったんだよね〜。

指名会館 しょぼたまライブ(2020 11/21)

私にとって、たまは伝説でした。
二度と見られないものだと思ってました
しかし、偶然にもとてもよいご縁があり、拝める日が来ました。

そこまでの道中は、「ドキドキドキリコ初体験」にも書いたので、ここではライブの話をします。
まずは各メンバーのソロ。
一日目は石川さんが一発目。10万円もらえた「ZAN」。いまだに残尿に悩まされてる私にはたまらない曲でございます。そして「マトリョーシカ」、「メメントの森」、「玄関」。
そして久々な「ネムイ」も披露。これきくと、学生時代、震災が近かったときの頃を少し思い出して心の中で涙する曲です。
そして定番のラザニアで〆

続いて知久さん!
「月がみてたよ」からスタート。「らんちう」、「きみしかいない:(やった!)、、「死んぢゃってからも」(おおっ!)、「わかばのかんむり」(あぁ・・・、素敵)、「kodomo no odoriko」で〆。

そしてGさん
「となりの黒猫」、「こわれた」(よっしゃあ!)、「とかげ」(いやっほう!)、「すこしだけの歌」、そして、世が世ならギター小僧がこぞって弾いたであろう(と、翌日のライブでおっしゃっててその通りだなと思いました)「みずいろ」、そして「海にうつる月」で〆


そしてお待ちかねのしょぼたまセッション!
テレビドラマ「室温」のときの撮影を思い出話などをしながらスタート。
一発目は「あるぴの」。石川さんは豚の人形を演奏
「ラッタッタ」は、知久さんの雄たけびがかっこよかった!!
そして「レインコート」、これは終わってから気が付いたのですが、楽器編成がたまに最も近い(Gさんは知久さんの元メインギター、知久さんはマンドリン、石川さんはパーカッション)。そういう意味では貴重な演奏でした。
「ぎが」 Gさんのトチリが「あぁ・・・、ライブだなぁ・・・」と感じました。CDの完璧演奏よりも、こういう生感が感じられるのが好きです。このことは、ちょっと前のインディアンケートにも似たような問題がありましたね。
「ガウディさん」、ここは翌日のライブで、「ぎが」と順番がテレコになってましたね(それもライブ感があってよかった)。しょぼたま演奏のこの曲は個人的にはかなりのお気に入りです。詞が演奏とピッタンコです。
そして石川リコーダー地獄こと「さよならおひさま」。ライブ前のリハを開場前でちょろっと聴いていました(ずっといたわけじゃありませんよ、念のため)。そして見事に完遂!拍手!!
「月のひざし」。CD「しょぼたま」一発目の曲。ハーモニーが心地よい名曲ですね。
そして「ハダシの足音」。この曲もレインコートと同じく、たまに近い編成の曲。マンドリンの調べが心地よい一曲です。

最後の曲の前の告知コーナー。Gさんがドライヤー(?)で風船を膨らませてる中、メカイシンの告知のときにイカ天チャンピオンという言葉からの、知久さんがアリスの「チャンピオン」をちょろっと弾き語っていたのが面白かったです。 そして伝説のGさんの「コクチ?」。いまだに頭から離れません。

そしてしょぼたま最後の曲は「デキソコナイの行進」。一番と二番がテレコになったり、おじいさんの声で歌ったりとハプニング続出でした。面白かったです。

アンコールはキーボードなしのたま。
ずーーーっとあったベースが活躍!
一曲目は「ロシヤのパン」。オルガン代わりのカズーがいい感じ。
あぁ・・・、たまってこういう感じだったんだろうなぁ・・・と思いました。
そして「学校に間に合わない」
やっと出てきたのは大量のアベノマスク、学校はコロナで終了。時事ネタだなぁ・・・
ここで名言が生まれました
「たまは解散したけど、しょぼたまは解散した覚えがないということを」
これには皆さん拍手。この言葉が聞けてとても嬉しかったです。
Gさんがボソっといった「モジャラーズなんじゃないの?」は後で配信で見て気が付きました。
そして「星を食べる」。アコーディオンの代わりにハーモニカ。これが絶妙にいい!天国のさくらももこ先生、見てましたか?
ここでいったんおしまいで
もう一曲 「まちあわせ」
知久さんのギターが速い速い。ソロバージョンもいいですけど、やっぱりこっちも好き

そして唐突に始まる写真撮影会。
舌からの光がちょっと不気味でした。

いやぁ・・・、濃密な4時間でした。
私の人生の一ページに油性マジックでデカデカと記録したい出来事でした。
また来年も、このメンバー、欲をいえば、キーボード入りたまも見たいです!(ズミ天)


(本人より)指名会館→紫明会館、舌からの光がちょっと不気味→下からの光がちょっと不気味はわざとだったらゴメン(笑)。
まあ、こんなバンドでした。萩原健太さんが「イカ天に出たすべてのバンドの中で一番上手かったのはたま」という発言が間違いだったってわかったでしょ?(笑)
まあやってて楽しかったから19年も毎日のように顔つつきあわせていたんだよねー。
また出来たらいいな。

こども公園

石川さんのことなら何でもいいというので
以前5クエスチョンで「最近TVでよく放映されている『るなぱあく』ってご存知ですか?」という問いに、「こども公園かな」というお答えでした。
先日、陸運局へ用事があって、その帰りに「前橋こども公園」を拝見することが出来ました。遊具やゴーカートがある比較的大きな公園です。
一方「るなぱあく」は県庁の北側にあり、前橋公園の近くにある公園で、10円とか20円で遊ぶことのできる小さな公園です。
「こども公園」で石川さんも遊んだのかなあ・・・と思いました。
・・・んちょっと待てよ。以前石川さん旧宅は、群大だったか前橋自教の駐車場になってしまった、と答えられていたぞ。
「こども公園」は西片貝だ。行けなくも無いけどちよっと遠いなあ・・・。
でも「あちあわせの」ハムカツの舞台は三俣だったら「こども公園」の近くだ。
どっちだろう。

-参考-
(るなぱあく)
https://www.lunapark-maebashi.com/play.php

(前橋こども公園)
https://1000enpark.com/park/00535/

(本人より)記憶が完璧ではないけど、るなぱあくは当時こども公園と呼ばれていた気がする。
調べたらるなぱあくという名称になったのは2004年だね。俺がいたのは1970年代までだからね。
サイトを見たところ、後述の「前橋こども公園」というところは知らないなあ。
というか50年前には無かったと思う(もしくは別の名称の公園だったか)
ちなみに小2〜小4まで住んでいたのが三俣町、小5〜高3まで住んでいたのが昭和町っす。
「学校にまにあわない」という歌の中で出てくる「第三公園」は当時三俣町にあった実在の公園。
ただ、その第三公園は今もあるものの公園の名称は何十年か前に既に変わっていて、当時あった遊具などもすべて撤去されていて、まったく違った感じの公園になっていたなあ。
やっぱり50年前のものはほとんど残っていないよなあ。

なんでも楽器にしちゃうたいこの親分

https://www.youtube.com/watch?v=agRirQnrdTs

今年は中止になった練馬と新宿のイベントのコロナリモートバージョンです。
石川さんはいろんなところの音を考えて、よく演奏するなあと思いました。
途中、グラスに水が入れたりしてあって、芸が細かい。
たぶん私がおなじことをやっても出来ないと思う。
こんなおやぶんがいたら楽しいだろうね。

この家はどこなんだろう? 妙に生活感があるけど、石川宅なのかな?(わいわい)


(本人より)これは今回新宿区は関係なくて練馬区の企画だね。
家はスタッフの関係の茨城県の某所。
実はスタッフ7、8人はテレビ局で撮っているようなプロチーム。
撮影には6時間くらいかかってるんだよねー。
「たいこの親分」はここ数年の子供イベントに出る時の俺の通称っす。

11月ホルモン鉄道の週末(前編)

2020/11/28 一日目
ニヒル牛での無観客配信。
サンタ帽つけてホルモン鉄道発車!
始めて聴いたのはケモノパラダイス。
獣新聞 はたしてどんな新聞なのでしょう
とっちゃんさんのソロコーナーも素敵でした!
また、カイボーするならでのトイレの言い回しも面白かったです。
しかし、それよりもすごかったのが サンタクロースエレジー。
こりゃ子供には聴かせられない、ドリームクラッシュソング。でもお気に入り。
ツイキャスギリギリの悪代官 夜の牛たちのダンスを見たかい 大晦日と続きます。
そして〆は正調腹太鼓音頭!
ガムテープでビーチク隠して半裸で歌い踊る
そしてケツも出す!いいのか!?ツイキャス!!
てな具合で一日目はアコースティックな一日。
さぁ、明日はどうなる!?(ズミ天)


(本人より)ホルモン鉄道初めての無観客配信。
狭い場所だったので動きの制限はあったけど、相変わらずの馬鹿を。
大谷がいかに気まぐれに曲や歌詞を変えるかもわかったでしょう?
孫がお芝居で神様をやったことを嬉しそうに話していたな。

11月ホルモン鉄道の週末(後編)

2020/11/29 二日目
今度は埼玉でホルモンです。ニヒル牛Tシャツに革ジャン、Gパンルックでいざ出陣!
駅前でタバコをふかして会場に行くと、大谷氏さんが常連さんとお話してました。
私が「あっ!大谷さんだ!」と叫ぶと「あっ!ズミ天くんだね!」と名前を呼んでくださいました!嬉しさのあまり大谷氏さんのミニコミの話、吸ってるタバコの話などいろいろお話しました。
それから数分後、2020/11/29をもって閉店となるジョナサンから石川さん、とっちゃんさんがいらっしゃいました。
数分後に入場、チケット代とドリンク(ビールにしました)を買って二階へ。途中頭をぶつけたり、土足厳禁のところを靴のまま上がってしまったりはご愛嬌。
入場後、石川さんと伊集院光さんのラジオの話、京都の話、ダダの話などをしました。

ラップが鳴り響くなが モーモールルギャバンのヤジマXさんが演奏!
これが実にかっこいい なのにクスッと笑ってしまう。
お客さんもノリノリ。かっこよかったです。
ライブCDも買わせていただきました。

さて、終了後、ホルモン鉄道の登場
石川さんの例の掛け声とともに、ステージに登場・・・、かと思いきや
私にきている服を着せてくれました。ライブ終了後に石川さんに聴くと「知ってる人だったからかけてみた。」とのことです。半袖シャツだったから寒そうに見えたのでしょう。

さて、ライブですが、前日とは打って変わって、シンセにエレキギターとロックな音色!
ヤジマXのパンティー泥棒の唄にインスパイヤされたパンティー音頭あり、ケモノパラダイスの悶えありのあっという間の一時間!
終始ノリノリ!シンセも大暴れ!
そして。前日のガムテープ剥がし忘れ大谷氏でゲラゲラ笑いました。
最後はヤジマXさんをコーラスに迎えた大晦日でしんみり〆る。

終演後、お洋服を返して、大谷氏のCDを二枚買って(実はこれがひそかな楽しみだった)、ルンルン気分で帰路につきました。

今これを書いてる今、ライブの余韻でホクホクの状態で書いております。
次はお正月だ!
いけるかな?行きたいな!!!(ズミ天)


(本人より)服は、客席から少しずつ服やズボンを「♪ホッホッホッホッホルモ〜ン」と歌いながら脱いで出て行く途中でかけたんだよね。
配信をご覧になった方、お店のBGMが著作権に引っかかったらしくAIで自動削除されてしまったようで、後日の配信申し訳ありませんでした。

1000ポイント、300ポイントを使用

2020年10月21日〈水〉に1000ポイントを使用し、石川さんにご飯を奢ってもらいました。
週間天気予報で天気を確認し日付を決定。この頃はちょうど雨がよく降っていた時期でした。
「Big Boy」というハンバーグレストランに行きましたが、ここのサラダバーは兼ねてから注目しており、人と一緒に行ってみたいと思っていました。

あらかじめ予約して席を取りました。
石川さんのご指定で18時に集合とのことでしたが、私がこの店に来るのはいつもはサービスディナーが始まる17時。その時間帯はいつもこの店はガラガラなのです。ちなみに石川さんの時間のご指定で、この店はだいたい19時頃から人が多くなるということも分かりました。
こういう時にこそ店員さんも大変感じが良かった様に思います。〈笑〉
二人とも900円〈税別〉のフルバイキング付きハンバーグセットを注文。サラダバーやスープバーのおかげでいいペースで食事が進みました。

最近の石川さんのライブ活動や、コロナウィルスによる仕事の影響をお話しいただきました。
大谷氏さんや、そのほか仲間のミュージシャンは今もお元気でやっていらっしゃるのでしょうか。

300ポイントのノートもいただきましたが、私の本名とイラストが描かれていました。
プレゼント仕様の特製ノート‼
食事の方もコスト的にもなかなか効率がよく、石川さんにとってもいい感じだったのでしょうか。

改めて、ごちそうさまでした。(Sankaku)


(本人より)Sankakuはよく不食の投稿をしてるのであまり食わないかと思ったら、俺の3倍おかわりしてた(笑)。
普段食わない分、まとめて食うクマ方式かな?
またポイント貯めて食おうねー。

○曜○うでしょう

一応宇多田ヒカルと同じ世代のたま解散後のファンです。
コロナも含めて自分の人生もう嫌になるくらい○にたくて、スマホで音楽かけました。最初は奥○亜紀さんの励まし曲だったんですけど、それすら辛くて「いなくていい人」がいいなって思って聞いて、なんとなしにユーチューブみたら知久さんやGさんのソロや他のバンドさんとのライブをがあって視聴して、石川さんはツイッターフォローしてるのでお見かけするけど、なんとなしに「『たま』という船に乗っていた」スマホで再読しました。(スマホ中毒…)

今思うと石川さんのサイコロ旅行って、某有名な北海道番組「○曜○うでしょう」にパクられてたのではないかと思っているのですが、そのへんどうですか。(いせぽ)


(本人より)パクられたというか、当時正式にテレビ局のスタッフから連絡があって「ちょっとアイデアをお借りします」的なことを言われた。実際は微妙に違うからバクリではないけど、その話を聞いた時点では単なる北海道のローカル番組だったので、まさかその番組がその後に大化けするなんて夢にも思わなかったね。せめてアイデア元として俺の名前くらいどこかに出してほしいのが本音だけどね〜。

パスカルズ/日々、としつき Time and Tide

「24年目もビッグでピンク、チープでグレートのパスカルズです。」監修・関島岳郎
「結成23年、1stアルバムから21年、初のフランスツアーから17年。今、6年ぶりの6thアルバム、『日々、としつき』がここにあって、すべてが宝物。

波照間エロマンガ島@タイランド在住です。もしも日本に住んでいたら、パスカルズのすべてのライブを追っかけて、すべてのCDやDVDを購入していたと確信していて、でもその観られないライブやもっていない音源を空想しながら異国の地で生きているわたしです。
このパスカルズの最新CDはいつ買ったのだろう。たぶん2019年夏に帰省したときにニヒル牛で買ったのだと思われ。たぶんたぶん。

今日2020年8月29日、このCDを再生しながら、ブックレットを読みながら、まず感じたこと。ライナーノウツに言葉を寄せている大林宣彦監督、パスカルズのメンバーの三木黄太さんが物故している!その生物学的事実だけでうるうる涙が出そうになる。これから未来のパスカルズはどうなるのだろう。三木さんのチェロが聴こえないパスカルズはあるのだろうか。また、このCD作成期間に製作された大林宣彦監督作品、「この空の花−長岡花火物語」と「野のなななのか」に挿入された曲が収録されている。どちらの映画も深く考えさせられ、まだ考えはまとまっていないけれども、いつかこの「ザ・レポート」に書いてみたい大好きな映画である。

それにしてもこの6年ぶりの新作。聴いていると寂しさがいっぱいになり、心の中とても北風びゅうびゅうな孤独感。でもわたし波照間のライフスタイルを曲たちがそのまんま肯定してくれるような、背中を押してくれるような小気味よい音像がここにあって嬉しい。6年のうちにそちら側に行ってしまったんだね。でもよい。わたしは「どですかでん」発表時によくライブに行っていたから、その頃のレパートリーが好きで好きで。2006年7月にパリで聴いた「だんだん畑」はいまだにパスカルズのベストトラックだった。

今CDを聴きながらなんとなく言葉をつむいでいる。こんな「ザ・レポート」は初めて。「ハートランド」はパスカルズのメンバー関連のライブでよく耳にするナンバー。自分の好きなミュージシャンはたいていレパートリーにしている曲。わたしがイメージするのは633mlの缶ビールの味とともに降りてくる曲、なんとなく。

今思いついたのは、このアルバムは頭の中で上映している架空の映画のサウンドトラックみたいな感じということ、そんなことを。これ以上書くとなんか恥ずかしくなるのでこんなところで。(波照間エロマンガ島)


(本人より)このアルバムは他にも映画等の為に作った曲も多いからね。いつもより「目的ありき」で出来た曲も多いかも。
最初の頃のチープな面白さとは少し違うけど、20年以上の時を経て自然に流れ着いたパスカルズの「現在」なんだろうね。
ここにはいたのに、あっという間に三木さんも大林監督もいなくなっちゃった。
今後もパスカルズが続いたとしても、ひとつの集大成ではあるのだろうね。

「マトリョーシカ」

滝本さんが絶賛したという表題曲や、大好きな「ラザニア」も入ってるCD。
遠くにお客さんの笑い声や子供の声が入ってるライブ感がすごく良い。
「ウララ」もたまバージョンもいいけどこのバージョンもとても好きです。
ヘビロテの一枚です。(サルート田代)


(本人より)これは主に千倉の野外イベントで録音した、というかにゅーぎにあレコードのnewguineaさんが客席で録音してくれたものを小俣くんにマスタリングしてもらったものです。
ジャケットも会場の潮風王国で写真家のペコメガネさんが撮ってくれたものを「これジャケットに使わせて!」といただきました。お客さんのおかげで出来た作品で〜す。

なんでも楽器にしちゃうたいこの親分(石川浩司編)



打楽器奏者って、続けているうちにどこかで頭のネジが飛んじゃう瞬間みたいなのが多分あって、そうなると楽器と楽器でない何かの区別がなくなってしまうという、病気みたいな業を背負う部分があると思う。
でも例えば最近よく出回っているカホンにしたって、原初は貧民がタンスとかを叩いていたのが起源だったりするし、ブラジルでは普通の皿とフォークで小規模のサンバが成立すると聞いたこともあるし、クラシック領域にしたって自動車のブレーキをそのまま使ったりもするので、別に珍しい病気ではないのかもしれない。

で、そういう人種にとって一つの夢、あるいは到達点にあるのが「一軒家」という楽器。

もうね、正直に申し上げて石川さんが羨ましくて仕方ない。だって開始12秒付近からの、石川さんのキラッキラした笑顔の時点でいいなーって思うもん。
最初は玄関からスタート。この時点で石川さんの非凡なプレイが炸裂してます。
普通に見ればなんてことない叩き方かもしれないけど、玄関の全景を見てある部分を擦る、という奏法をインプロビゼーションでやってのけるってなかなか多くはないと思うのです。別にこういう即興に正解などないけど、この着目点に思わず流石、と思ってしまうのでした。あと鉛筆とか。

その後も随所にみられる石川さんならではの叩きっぷりに踊りっぷりに表情っぷり。
この動画では石川さんが一人で叩いているけど、見る相手を誘っているかのようなパフォーマンスにやっぱり石川さんの凄さ、そして面白さを感じます。

あー石川さんと中古車とか叩きたいなー。(KPC)


(本人より)これは楽しい仕事だったな〜。
実際はカメラの位置替えとか、天候が良好になって撮り直しとかで5時間くらいかかってるんだけどね。
自治体が作っているので、さすがに襖を爪で引っ掻いて音を出すシーンなどはカットされてた(笑)。

2020/08/14 代々木バーバラ 代々木日和

私にとってニヒル牛ライブ以来のリアルライブです。
情報が出たと同時に予約しました。
気合を入れすぎて、少し早く着き過ぎて その辺を徘徊していたのはないしょ。

ライブ会場に入るとアルコールローション(とわたしが勝手に呼んでいる。バーバラの近くのローソンにもあった。)を手のひらにぶっかけ入店。
すると、目の前には石川さんが!?
「あっ、どーもズミ天ですー」
と声をかけると
「おっ!?君もボウズになったな…」と頭をなでてくれました。

さてライブです。
二部構成になっており、一部はネットで無料で見られる(一人持ち時間5分)
二部は有料配信(一人持ち時間20分)となっています。

一部で石川さんが披露した曲は「玄関」
CDで聴くのとは違う、迫力ある叫びはライブならでは。
CDだと適音量で聴くのですが、ライブはそうはいきません。フルボリュームです。
これが痺れる!今回の出演者全員パワーあふれてますが、悲しいけど力強かったのは石川さんかもしれません。

一部と二部の間でちょこっと石川さんと世間話。お酒の話や漫画の話などをしました。

そして二部
セットリストは

マトリョーシカ
おいしいうそがいっぱい
ZAN
ラザニア
です。
個人的にはおいしいうそがいっぱいが出た時は「やった!」とつぶやきました。
あとラザニア。生まれてよかったね。心にしみてます。

実は翌日(08/15)には、ホルモン鉄道が予定されていたのですが、大谷氏さんの御近所さんや家畜たちから止められ、残念ながら中止となってしまいました(少し前のニヒル牛フェス 大谷氏編のコメントで石川さんがこっそり予告されていたので、「あれ?何でないんだろう?」と思った方もいらっしゃるのでは?)
・・・、と書いてる今、クイズの答えになってましたね。まぁ過去の話なので、まぁいいや。

そしてにこやかにポリス沙汰になったことを話す石川さん。いつ聴いてもおかしい。

演奏終了後、店長のとやまあおいさんとトーク。
話題はHP「ひとりでアッハッハー」の話題に。
「そういえば、お客さんの中に常連投稿者がいますよ!」
というと私を指差しました。会釈しました。
「きっと、このライブのレポートを彼が書いてくれるでしょう!」
というわけで書いております。

その他の出演者様も店長とやまあおいさん &安田太さん、ツインギターの大人な調べのHangoutさん、エフェクターバリバリのかっこいいメロディの喉黒一さん、超元気パワーロック、ゼーゼーハーハーの玉梶かずやさん、多重録音がめっさかっこよかった RYOJIROCKさんとどれも凄まじいパワーが!!

終演後、物販でホルモン鉄道のCDを購入(これにてホルモン鉄道関連のCDはコンプリート!)。ここでも少し話しました。

正直、たま関連のおとなしいライブを中心にいっていたので、今回のライブは圧倒的!
帰り道もその余韻に浸っていました。

さて・・・、来年は赤いちゃんちゃんこ姿の石川さんは拝めるのでしょうか・・・?(ズミ天)


(本人より)バーバラは基本出演人数が多いイベント的な感じが多いんだよねー。
でも配信もあったおかげでセッティング中もトークコーナーとかあって長丁場だけど退屈しない作りになってたよね。
それにしても店長のあおいさんはリハーサル後の出演者に向けての挨拶や注意事項、本番中はトークや配信がうまくいかなかったら即座に裏方でバソコンを駆使して、自分の出演まで。社長も普段やらないPAとかをやって、とにかくコロナ対策を一丸となって頑張ってたよね。
どうかライブハウスがうまく乗り越えられますように!

哀愁のホルモン鉄道/石川浩司&大谷氏

波照間エロマンガ島です。わたくしはタイ国在住のため、なかなか日本のアーチストのCDを購入することはありません。
ここ10年ほどは日本に一時帰国した時に、観覧したライブでの物販やニヒル牛等でCDを購入することが多いかな。この「哀愁のホルモン鉄道」は2018年8月の長野県諏訪市で行なわれた「ホルモン鉄道温泉1泊ライブ」の会場で買い求めました。

まず心をとらえたのは漫画家でもある大谷氏によるCDジャケットのイラストレーション。前作、前々作ともベースカラーが黄色だったので青地のジャケットは目に優しかったです。夜空に浮かぶ鉄道と星は「銀河鉄道の夜」を想起しました。
今作のタイトル「哀愁のホルモン鉄道」という文字の下にホルモン鉄道の乗務員、大谷氏と石川さんの顔のイラストが描いてあります。ここでひとつ疑問がわきました。



(1)石川さんの目は(A)か(B)かどちらなのか。
(2)大谷氏の(C)は目なのか、眉毛なのか。

これは購入以来、現在にいたるまでの疑問点となっております。
もし(A)が目だとすると石川さんの無表情な狂人の表情が見て取れますが、(B)が目だとすると、人の良い優しいランニング親父の印象に変わります。認知心理学のサンプルとしてよく使われる「ルービンの壺」みたい。石川さん、よかったらご回答お願いいたします。

さて、収録曲についてですが、曲順だけ見渡すと、大谷氏と石川さんのソロライブで演奏される自前の曲をテキトウに配置したようにも見えますが、実際聴いてみると、弾き語りではなくバンドのコンボで演奏しているので当然のことながらアレンジやコーラスが加味していて、トータルで聴くとライブとは違った、奥の深い内容になってました。

1曲目の「ほら貝」。このアルバム製作中の某年某月、大谷氏がとつぜん「ほら貝を使ってレコーディングしたいので演奏者を募集します」というツイートをしたのにはびっくり仰天してしまいました。しかも全国から反響があったとのことで本物の山伏さんともコンタクトをとったらしいですが、宗教上のいろいろむずかしい掟があるとのことで困っていると、バンドメンバーの方が「持ってますよ」とあっさり言われ問題解決ですって。
わたしがこの曲を聴いて思い浮かべたのは、滝行をしている大谷氏と石川さん。滝に打たれながら大谷氏がと「楽しいだけで 中身無し!」と叫ぶと石川さんはじめほかの修験者も「中身無し!」と叫ぶ。マイナスイオンに満ち溢れた滝つぼの光景を想像しました。このアルバムの「つかみ」みたいなもので、これを聴いて爆笑かつ感銘を受けたわたしは「うん、素晴らしい」と一言もらしました。

2曲目の「VIPルームに閉じ込められた」は前作の2曲目「アタックNo.1」や前々作の2曲目「マドモワゼルに嫌われる」と同じ、2曲目に大谷氏のアップテンポナンバーをおくことで、視聴者の気持ちがアゲアゲになっていく効果を目指していると勝手に邪推しました。北陸の地方ディスコのVIPルームの濃い赤色のソファーと絨毯の赤色が想起されました。

3曲目の「大晦日」は海外に住んでいる日本人のわたしとしては、郷愁で胸がしめつけられるような感興を覚えました。大谷氏の奥さんのとっちゃんが、大晦日の晩、台所からお雑煮の入った鍋を茶の間に運ぶ光景が想起されました。

(以下、省略)

13曲目の「公園で」。わたしはこのアルバムでこの曲がいちばん好きで、繰り返し再生しています。
これは名曲です。「公園に犬を入れないでください」から始まるこのバラードは「公園に○○をXXしないでください」とすべて否定命令形で歌詞がつづられています。はじめはナンセンスソングかと思いきや、曲が進んでいくうちに柴草玲さんの奇天烈なピアノソロとも合わさり、壮大な曲の世界がとつぜん現れてきます。そして最後の3行。「いっそ公園には入らないでください」「最初から公園には入らないでください」「誰も公園には入らないでください」と日本の都市行政に対する強烈な皮肉となっています。そしてこの比ゆは日本人なら誰でも共有できる感覚となっていると確信しました。なんて素晴らしい曲なのでしょう。大谷氏は秋川雅史さんの「千の風になって」のような朗々と歌い上げる曲にしたかったらしいですが、この曲はこういうアレンジで正解だと思いました。

以上、「哀愁のホルモン鉄道」の感想でした。(波照間エロマンガ島)


(本人より)AとCは目ですな。大谷は黒目を描くことは滅多にない作風。
良い人の俺なんて描くわけがない(笑)。

石川浩司と言う人間について

最近改めて
たまの映画と言う映画をdvdで見る機会に恵まれた
しかしながら 果たしてあれは
たま と言う組織 そして音楽性に対しての質問と言うよりも
今現代に対して
自由人がどういうスタンスで生きているのかと言う
かなり悲しい質問だった
子供に今好きなミュージシャンはと言うようなことを聞いて歪に写したり
知っている人に対してそれでそれでと
まるで知らないことを強要している風でさえある
それは好きでいいんじゃないかと思ってしまう
しかしながら
石川と言う人間は無理して好い人を演じているように見えてしまう
もう一度 狂喜の鋭さが表現できる場所を作って欲しい
思いっきり
しかし まあ ポールダンスは良いなと思った 今日この頃である (いたちコーポレーション)


(本人より)まぁ表現には狂気の要素も入れてると思うけど、やり過ぎはマイナス効果のあることもあるかなー。
ところでポールダンスなんて出て来たっけ?

たまのお歳暮を見ていて

石川浩司の創作とは何なのかについて思う
たまと言うのは勝手で申し訳ないが
知久と言う自分勝手なほどの個性を維持する凶器
石川と言う好い人を演じるテロリスト
柳原と言う知久の二次創作をバンドないで作る恐るべき循環
滝と言う一般人の感覚を失わない常識人
と言う驚くべきバランス
組織内がごちゃ混ぜにそれでも動き続ける怪物のような組織であるが
では石川と言う人間がアーティストというか大道芸人よりの
楽しませつつ
その中に狂気を潜ませ続ける
恐るべき精神力を有している
もし 他の誰かのためではなく
そのリミッターを外したら
僕はどうもゾクゾクが止まらない
もうそろそろ誰かが望む石川ではなく
自分が求める自分を出してもばちは当たらないのではと自分勝手に思うが
やはり今までの石川を続けてきた
それ以上に凄いことも存在しないのかも知れない (いたちコーポレーション)


(本人より)ちょっと一部意味がわからないところもあるけど、まぁ大事なのはバランス。
日常生活においてはなるべく目立たなく。決して社交的な人間じゃないからね。
コロナ禍でずっと自宅にこもっていて妻以外の人と会わなかったけど、それは全然苦痛じゃなかったね〜。

秋の終わりに

2019年11月25日〈月〉、この日仕事休みだった私は、市内を散歩しました。
奇数月の後半はお金がないことが多く、この日もその時間つぶしだったと思われます。

最初に行ったのは近所のショッピングセンターでした。
3階の洋品店の前を歩いていたところ、前からこぶしを当ててくる人が、なんと石川さんでした!!
帽子をかぶった石川さんの普段着スタイル、思わず抱き着いてしまいました〈笑〉。
ホームページ関連のことを質問させていただきました。

この後、駅よりさらに進んだショッピングセンターや大きな公園を周りました。
11月の後半にしては気温が高く、帰宅するとTシャツがじっとりと濡れていました。

この日の翌日は、西八王子のクリスマスイブの知久寿焼さんのライブの予約が始まった日です。
ちょっとサプライズな秋の1日でした。(Sankaku)


(本人より)Sankakuは背も高いし、独特のオーラをまとっているのですぐ気づいた。
100回以上会っているスタッフの顔さえわからなくてポカンとしてしまうことのある、相貌失認の俺がすぐ分かるほどだから、Sankakuの他人に認識させる力はかなり大きいものと思って良い。

突然段ボール+石川浩司の2作品

シンセとギター、そして「管轄外」には、「おにんこ!」の皆さんのコーラスが絶品の一枚。

詞のシュールさをちょっとチープなシンセメロディで増幅され、さらに蔦木さんのギターでかっこよく〆てる。

歌詞を読んでもメロディが全く予想できない。しかし、いざきくと、詞にピッタンコハマってかっこよく仕上がっています。

ヤケの一撃の「わかればわかる意味のなさ」という詞に衝撃を受け
泣きっ面に蜂の「ウルトラマンの足の小指につぶされた」に、はて?ウルトラマンに足の小指なんてあったろうか?という邪推をしてしまいます。

また、タックを組んでほしいです。
あのかっこよさは唯一無二のものがあります(ズミ天)


(本人より)交互にボーカルを取ってるけど、俺が歌ってる方は歌詞が段ボールで作曲は俺、段ボールが歌ってる方は歌詞が俺で作曲が段ボール。
これ自分は結構好きだったのだがな〜。ケラさんにも絶賛された、もっと聴いてほしいCD。

石川浩司生誕祭2020 (2020年7月4日)

こんにちは、波照間エロマンガ島です。石川浩司生誕祭2020の生配信を鑑了しました。
2000円払った以上の価値をもった稀有のライブでした。石川さん、出演者、スタッフの皆さん、そしてスペースを提供いただいたManda_La2各位、ありがとうございました。

今年は無観客配信ライブで、4組の出演者のみなさんと石川さんが同じ空間で即興セッションをし、出演が終わると「転換」の時間にカウンターのスペースで石川さんがバーテンダーになり、出演者と絡む趣向が面白かったです。生配信での工夫を感じました。

出演バンドは以下のとおり。

1.クドウヒロポとピーボウズ・・・このイベントの主催のクドウヒロポさん率いるバンド。「おっぱいラブソング」は好きだった。石川さん登場後に「リヤカーマン」〔さおヴァージョン〕ほか。まゆたん可愛いなー。
2.よしこストンペア・・・フロム滋賀。よしこさん豊満な熟女の色気すごい。うたの世界観好きです。いつかライブを生で見たいと思った。
3.デリシャスウィートス・・・今年の2月、リーダーのチヤーマアハイさんとチェンマイで石川さんを介して知り合い、夕食をご一緒した。今回初めてライブ体験。今回見たパフォーマンスの中でいちばん自分の好きな世界に近い。こちらもいつかライブを生で見たいです!
4.曽我部恵一・・・初めて石川さんとの即興セッションを観た。震えるほど感動した。
5.石川浩司ソロ・・・石川さんのソロはこのところ、見れば見るほど自分の奥深い情動を刺激され続ける。
6.セッション・・・「東京パピー」を出演者全員で演奏。

そういえば2008年にタイ移住以来、この時期は毎年タイにいるので、わたくし「生誕祭」は初めての体験なのでした。機会があればこの目で吉祥寺Manda−La2でライブ見たいですわ。そのあとチェンマイ友達たちと打ち上げしたいですわ。石川さん、お誕生日おめでとうございます!またお会いできる日まで。(波照間エロマンガ島)


(本人より)今年も楽しかったなあ。バリエーションに富んでたでしょ?
この状況なので観客を入れてのライブはできなかったけど、出演者とスタッフだけで約30人いたので、十分密でした(笑)。
59歳の友達を今春ふたり亡くしたから、来年無事還暦ライブができるといいなぁ!

ニヒル牛フェス配信ライブ第1弾 石川浩司ライブ(2020年5月23日土曜日19時)

波照間エロマンガ島@タイランドです。
石川さんのニヒル牛ライブ配信、今観終わりました。最高に暖かい気持ちになれてよかったー。仕事が案外早く終わり、バンコクのオフィスに帰ってきたところでぎりぎり申込みをしてオフィスで鑑賞しました。最初は音声映像ともに安定していましたが、後半にさしかかるにつれ音声と映像が途切れがちになりましたが、最後の大林監督への鎮魂をこめた「オンリー・ユー」を久々に生で拝聴し、なにか胸の奥につかえてたまっている負のもやもやが浄化されて出て行くのを感じました。配信でさえこのエネルギーが東京から遠く離れた外国でも受け止められるのですから、やはり音楽というのは人間の情操において必要不可欠なものなのだと再確認しました。また生でライブに行きたいですよー。ぜったい行きますよー。

石川さん、ありがとうございました。
ランニングの下から見えた両乳首がセクシーでした。あと、黒々と伸びてきた毛髪は、まるでカツラのように輝いて見えました。生ライブ復活の暁(あかつき)には断髪式を中継で行なうのはいかがでしょうか。なんてことを思いつきました。ではではまた。(波照間エロマンガ島)


(本人より)ライブ終了直後の投稿、ありがとう。タイ以外でも、中国やイギリスからも観てくれた人がいた。
閲覧者数は約140名。通常の俺のソロライブより明らかに多くて嬉しかったな〜。
今回は一回目ということでちょっと実験部分もあり、画像の乱れ等失礼しました。早速、より強力な回線を引く手続きをしたので、次回の配信からはスムーズにお届けできると思います。
久しぶりのライブで、カメラに向かってるとテレビ撮影のようでほとんど気が抜けなくて終演後はへとへとだったけど、充実感のあるライブだった。
コメントも知ってる名前も多くてニヤリとしたなあ。
配信は通常ライブとは別の手段の遊び道具を手に入れた感じもあって、今後もきっとやると思います。
会場に様々な事情で気軽に来られない方も、よろしくで〜す!

「たま」の本/竹中労

 ルポライター竹中労が「イカ天」で突如スターダムに駆け上った「たま」を取材して書いた本です。いわゆる普通のタレント本と異なり、彼らのプロフィールに対する言及はあまりなく、竹中さんの筆による地の文も多いのが特徴的です。当時テレビで見た「たま」のみなさんの姿を思い返して、そんな風に考えてたんだと意外に思ったり、現在ライブなどで拝見するみなさんの姿を目に浮かべて、なるほど今でも変わらないなと可笑しくなったりしました。
 さらにこの本を魅力的にしているのは、デビュー前から90年現在に至るファン垂涎の豊富な写真です。私はあまりメンバーの外見に注目することはなかったのですが、改めて見ると彼らのルックスは不思議と求心的で、それも「たま」が時代の寵児となった要因だったのでしょう。メディアが「たま」にタレント性を求めた(対して彼らはミュージシャンであることに拘ったため、後にテレビからフェードアウトしていった)気持ちもわかる気がします。

 驚いたのはその取材時期。メジャーデビュー当日の1990年5月5日に始まり、21日に終了。よくもまぁ、こんな時期に長期インタビューを受けたものです。
 嵐のような時期に敢行されたインタビューにもかかわらず、メンバーが非常に真摯に話をしているのが興味深かったです。突然の人気者扱いにもまるで浮足立つことなく、疲れ切った夜は通りいっぺんの言葉でお茶を濁すくらいなら黙り込む、そんな4人の青年が語る言葉は驚くほど思索的で「まとも」です。想像するに、当時の彼らは有象無象からの物珍しげな視線を浴び続けていて、表現者としての彼らに真剣に対峙してくれた竹中さんの前でだけは安心して真面目な姿をさらけ出すことができたのではないでしょうか。

 滝本さんはあまり自分のことを話す性質の人ではないと思っていたのですが、この本に限っては話すべきことはきっちり話している印象です。普段の彼が寡黙なのはただぼんやりしているわけではなくて(それも多少はあるかもしれませんが)、ここで俺が何か話しても意味ねえな、と見切りをつける場面が多いからなのかなと思いました。それと意外だったのは、「自分を他人がどう見ているか」気にしていた子供だったというところ。何しろ現在の彼はそういった自意識からはまるで自由に見えるので驚きました。容姿が美しく生まれついた人の自意識ってそういう変遷を辿るものなのでしょうか。
 知久さんは、どんな時も自分がしっくりくる感覚や言葉を選んでいるのが見て取れます。それを貫けばのろまに見えるし、一般社会には適合できないでしょう。けれども、いみじくも知久さんと竹中さんが萩原朔太郎について「人間として自立したら、社会的には無能者なんだ。」と語っているように、彼の根幹はまともすぎるくらいまともだと思います。船中インタビューでメンバーの気分が上向きになってきた頃に「ぼく、おいしいものが食べたい。」と発言する素直な明るさがすごく愛おしいです。
 最後に柳原さんが半ば唐突に語りだした外国人労働者の話は、話の中身もさることながら、それを懸命に語る彼自身の姿が印象に残りました。柳原さんが2018年にリリースしたアルバムはプロテストソングの割合が高く異色作のような見方もされますが、弱い立場の人達に目を向ける彼の姿勢は、この頃からずっと変わっていないんだなとわかりました。そういった視線を持てるのもある程度余裕があるからでしょうけれど、私は彼の拭えない真面目さが好きなのです。
 政治に話が及んだ際、石川さんは「投票しないってのは、一つの政治意識であるわけで」と話しています。彼にせよ他のメンバーにせよ、当時の彼らは投票したり権力をおおっぴらに批判したりする行動に対してやや懐疑的です。でも現在の石川さんは投票に行っていますし、滝本さん以外の3人は政治にコミットした発言もしばしば見られます(滝本さんにしたって、本人が語らないだけで意識の変容はあったろうと憶測します)。この変化を考えると、当時の彼らは若く、現在の彼らはおじさんになったから…というのも勿論一つの理由でしょう。しかしそれ以上に、時代が変わったと思います。不況や災害を経て、世の中が今後どうなるかわからないという閉塞感と危機感が強まっているように感じるのは、単に4人や私が年を取ったからというだけではないでしょう。

 竹中さんは「きみたちの本を書こうとしているのはね、若い人達からいったん離れてしまった、ぼく自身のやわらかな魂を、呼び戻そうと想ったからなんだ。」と話しています。竹中さんの視点を通して見る4人の姿は快活で自由でみずみずしくて、ベタ過ぎて恥ずかしい表現だけれども、まさに青春を過ごしていたんだと感じました。
柳原さんと石川さんはこのインタビューが仕事だということを忘れると話していましたが、竹中さんにとっても、15時間に渡るメンバーとの語らいは楽しい時間だったに違いありません。(ANA)


(本人より)デビューしたてのバンドの評論本が出るって多分すごく珍しい。いわゆるファンブックではなく、当時硬派ジャーナリストとして強面のイメージで知られていた竹中労さんだったしね(実際背中には一面刺青が入ってた)。音楽はビートルズ、美空ひばり、沖縄音楽しか認めないという強固な姿勢の人で、そのみっつに加えてたまを入れたというのだから驚き。
俺たちもまだ全員20代で、今だったら赤面するようなことも喋っていた。もっとも、同時に50代になった今はその感性を失くしてしまったものも語られてることもあるかもしれないから貴重だね。
竹中さん流に編集されているところはあるが、有り難かったなあ。

さんだる

僕は中学生の時にこのアルバムをAmazonで買いました(歌詞カードは有りませんでした)。このアルバムの雰囲気は明るくなったり暗くなったりしますが、全体で見ると何処か落ち着きを感じます。
このアルバムの収録曲で一番好きな曲は「どんぶらこ」です。この曲に漂うとても悲しげで壮大な雰囲気が好きです。
二番目に好きな曲は「方向音痴」です。どこ行くのか分からない雰囲気は僕の精神と似ています。そう言えばこの曲の最後の方で入るリコーダーは誰が吹いているのでしょうか?(Kotosan Dog)


(本人より)たまのメジャーファーストアルバムね。慌ただしい中でレコーディングした記憶。
これとセカンドの「ひるね」は全曲アマチュア時代にライブでやってた曲。
ちなみに「リヤカーマン」も収録予定だったが言葉の問題でNGに(その後アルバム「犬の約束」に収録)。
方向音痴のリコーダーは知久君だったかな?覚えてないな。ゲストミュージシャンは入れてないからメンバーの誰か。

石川浩司 『21才』

まず一言目が「天才だ・・・」
CDの発売告知と共にライブに行くことは確定、CDも必ず花王・・・ いな買おうと決心してました。
早速買って某所の暗ーい部屋で再生し、簡単にですがレビューしてみようと思います。

1 「春が来たんだ」 ・・・  なるほど三上寛さんの影響まるわかり。グロテスクなフォークソングとは聞いてましたが、その通りでした。おいしいうそがいっぱいを初めて聞いた後のようなショックに襲われました。
最後の音割れ絶叫もかっこいい!

2 「何とかっていう歌」ホルモン鉄道ではテンツクテンテン。オカモト理研・・・ そうか!ドラッグストアにあるあれのメーカーか!(今更)
バックのタンバリンと粘っこいボーカルがステキ

3 「豆腐」 MCが初々しい。シンプルな曲。豆腐がどこにもでてこないところも好き。幻の兄弟曲「納豆」(このアルバムには未収録)も素敵でした。
私も、たまに人の顔がわからなくなります・・・

4 「ファッション ファッション」 ホルモン鉄道版との詞の違いを楽しめる一曲。「生きることはファッション 哲学カントもファッション」 「子供を作るのファッション 子供を殺すもファッション」 グサっときます。

5 「場違いだよおっかさん」 どんどん声が裏声になり、叫びになっていくところがいいです。詞がちょっと変わってますが、刺す対象が変わってて怖いです。

6 「濡れ濡れ予備校」 石川浩司シュール歌詞シリーズ。26時の逸話(ニヒル牛ライブより)は、面白かったです。

7 センセの結果はエヘヘのヘ このサイトのどこかで、ホモ教師の歌とおっしゃってた通り、「素敵な結果は風呂屋のホモだ」という歌詞が。思わず笑ってしまいました。真面目に強姦って・・・、すごい詞だなぁと思いました。それに対してヤカンが吹いてますという、日常感。すごい風景が浮かびます。
そして柳原さんが「面白い歌ですねぇ」と評していた、例の「デートするなら二重橋~」はこの曲の歌詞でした。

8 ゴリラの面 アルバム「おいしいうそがいっぱい」にも収録。かっこいいイントロつき。19歳でこの曲を作るって・・・、石川さん天才です。

9 ヤギ殺したな 詩の朗読。歌詞はHPに載ってるので割愛しますが、あの不気味な詞の朗読は…、暗闇では怖すぎでした。

10 汽車には誰も乗っていない たまでもCD化された名曲。この曲も歴史あり。CD版のシンセサウンドも素敵ですが、弾き語りバージョンも暗くてかっこいいです。

11 good-byと言ったのに パンク!! バックのエレキギターがすごいマッチングしててかっこいい!!乾いた笛の音とノイズも素敵!!

以上です。
総評としては、ぜひホルモン鉄道やソロでも復刻してほしい曲ばかりでした。
good-byはもう弾けないとのことでしたが・・・、聴いてみたいです(ズミ天)


(本人より)若い頃のはなんとなく恥ずかしかったが、この歳になると恥も外聞もなくなるので、まぁ限定生産だし、出してもいいかなと。
このエネルギーはやはり若い時ならではだな。今同じようにやったら確実に喉を潰すな〜。
ちなみにマスタリングは健さん(菱沼健)。

汽車には誰も乗っていない

中学生の時にこのアルバムを買いました。このアルバムを初めて聞いた時僕は衝撃を受けました。このアルバムのサウンドは他には無い独特のサウンドです。知らない町に来たような感覚がします。
このアルバムの収録曲で1番好きな曲は、「あるファバット~へびおとこ~」という曲です。このアルバムの中で1番不思議な気持ちになります。石川さんの桶の音がこの曲にマッチしていると思います。(Kotosan Dog)


(本人より)「あるファバット~へびおとこ~」はインスト曲だね。たまの最後のアルバム「しょぼたま2」は演劇の為にアレンジして演奏したということはあるが、ほぼインスト。たまが解散せずにさらに継続していたら、パスカルズのようなインストバンド「しょぼパスカルズ」になってたかもねー。
ちなみに表題曲の「汽車には誰も乗っていない」は俺が二十歳の時に作って四十過ぎて初めてちゃんとレコーディングした曲。三つ子の魂百まで!

すごろく旅行セット

二ヒル牛で「すごろく旅行セット」を購入しました。
自分は、以前に出版されている「すごろく旅行のすすめ」「すごろく旅行日和」 の愛読者なのですが、今回の「すごろく旅行セット」にはサイコロ付きなのが、にくい。

それから数日が過ぎ、特に予定の無いよく晴れた日曜日の午後、ふと思った。
そうだ!「都内近郊すごろく旅行」を実際にやってみよう。
思い立ったが吉日だ。
早速、家族を引き連れてまずは最寄り駅である西武池袋線の練馬高野台という駅まで歩いて向かった。

参加者は、
ママ(自分)
パパ
Nちゃん(10才)
S君(8才)
の4人だ。

全員に基本ルールの説明はしたものの、完全には理解できていないようで
キョトンとした顔で
「今からどこに行くの?」と聞いてくるS君。
「サイコロにしか分からないよ。」とママ。
「今から何をしに行くの?」と聞いてくるNちゃん。
「それもサイコロにしか分からないよ、フフ。」とママ。
「………。」静かな親父のパパ。
「フフフフ。」胸が少しワクワクしてきた頃、ちょうど駅に着いた。
改札口を抜け、駅のホームへ上がる。
ついにサイコロを振る時が来た。
今までは本を通して、活字の中だけで楽しんでいた「すごろく旅行」だったのに今、現実に「すごろく旅行セット」を片手に、小さな旅が始まろうとしている。
考案者の石川さんに、ちょっと近づけたような気がして嬉しい。

まずは、ホームのベンチに座って
上り電車(偶数の目が出た場合)か、下り電車(奇数の目が出た場合)に乗るか
を決めるためのサイコロをS君が振った。
出た目の数は「5」。これで下り電車に乗る事が決まった。
下り電車に乗る機会が、あまりないので新鮮だ。

次に、Nちゃんとパパに1回づつサイコロを振ってもらった。
出た数は「4」と「6」で、合わせて「10」進める事が決まった。
静かな親父(パパ)が、小走りで路線図を見に行った。
そして「小手指だ」と静かに呟いた。

割とすぐに来た各駅停車に乗って、ガタゴト揺られて2〜30分。
初めて小手指駅に降り立った。
名前だけは知っているけれど、全くどんな場所なのか知らなかった。

駅前の小さな花壇の脇で
指令クジのサイコロを振る。
ママが振る番だったが、子供達にサイコロを取られた。
本当は振りたかったが、大人なので我慢した。
NちゃんとS君が1回づつ楽しそうにサイコロを振る。
出た目の数は「6」と「4」だった。
ママが「指令クジ」ルール表で「6−4」の指令を探す。
「あった!何々…、ふたりずつで組になりひとりが完全目隠しをし目の不自由な 人となりもうひとりが言葉をかけながら10分散歩…。」
良いのか悪いのかは分からないが、ユニークな指令だ。
男チーム(パパとS君)と女チーム(ママとSちゃん)のペアに分かれて安全上(?)、子供に目隠しををして、親が子供の手を引く側の役になった。

ちょうど新型コロナウイルス対策でマスクを持参していたのでマスクを口ではなく、アイマスクのように目に被せてみた。
ところが、子供の顔は小さいのでマスクは目だけではなく顔面全体を覆う真っ白で不気味なお面のようになった。
我が子ながら、ちょっと気持ち悪い。
そんな顔面マスクの子供の腕をガッシリと掴み、視界が遮られた為に怯えた足取りでゆっくりゆっくり歩く子供を、引っ張るようにして歩く私たち大人の姿は周りから見たら、ちょっと風変わりな児童虐待のようで、明らかに怪しいだろう。 実際何人かに振り向かれるような視線を感じたが、大事なミッションを成功させる為に必死で気付かぬ振りをした。
少しでも怪しまれないようにと思い、わざと作り笑顔でニコニコしながら夫婦で歩いたが後から思うと余計に怪しかったかもしれない。

小さな横断歩道を何度か渡って、大通りを抜けて公園に着いた。
ベンチに座った時に、ちょうど10分たった。
顔面マスクを外された子供たちは、しばらくキョロキョロしていたが割とすぐに我に返り、遊具にまたがって遊び始めた。
空を見上げると、何か白い物を咥えたカラスが静かに通り過ぎていった。

よく晴れた日曜日の午後、見知らぬ町の見知らぬ公園でのんびり過ごす時間に、小さな幸せを感じた。
「すごろく旅行」よ、ありがとう。
また時々やってみようと思った。(7月4日の蟻)


(本人より)おおっ、やってくれたのねー。
目の不自由な人が普段どういう風に歩いているかがちょっとでも体験できれば、今後そういう人たちの気持ちも少しわかるかもしれないね。
もう少し大きくなってやったら、また楽しみも違うかもしれない。
是非また気が向いた時にチャレンジしてみてねー!

石川浩司 20代のころ作った曲ライブ 2020.1.8

ツイッターでも散々書きましたが、伝説のライブでした。

まず一発目 春が来たんだ。
事前にネットカフェでCDを聴いていましたが、それ以上でした。
もう、第一声の気持ち悪さがステキ!!
最後の叫びは、体がビクっとしました。

このライブではころばぬ先のつえの楽曲も披露
「ひるねのさまたげ」 こちらは歌詞集には載ってるけどどういう歌(?)かは不明でしたが・・・
あれを毎回やったら喉がすごいことになりそうです。
個人的には鏡に向かって叫んでいたのがツボでした。

「車に乗ったら」
最初はシュールな歌詞だなぁ・・・と思ってたら
キリスト教徒という歌詞が出たとたん「ん?」と思い出し
案の定暴走していきました。

そして一番ビックリしたのは、たま詩集に載っていた幻の曲
「プラスチック・カフェテリア」
あれ?ガウディさん的なかっこいい曲なのか・・・
と思ったら、サビで崩壊!
この壊れ具合がステキ!!

そして、一番印象深かったのが「HAPPY END」
とても短い詞ですが、「何もなくなったとき白い鳩が飛ぶ」という最後の詞にはドキっとさせられました。

最後はアンコールで「汽車には誰も乗ってない」
たまのCD版のキーボードアレンジも素敵ですが、弾き語りも怖くて素敵です。

帰路、石川さんのCDを聴きながら帰りました。羽沢国大前のトンネルがより不気味に感じました。(ズミ天)


(本人より)あっ、来てたのね。「ズミ天です」と声をかけてくれれば良かったのに。
昔歌っていた歌は懐かしさより恥ずかしさの方が強いけど、意外と「今でも歌った方がいい」という声も聞いた。
もしかしたら、今後少し変えて復活する歌もあるかもしれないな。

2019.11.15 ムジカの情熱〜ホルモン鉄道×ふちがみとふなと

 11月に梅田ムジカジャポニカであったライブのレポートを2カ月以上も経った今頃投稿します。記憶違いなどあったらごめんなさい。

 大好きなライブハウス、ムジカジャポニカでホルモン鉄道ライブが見たいとずっと思っていました。ついに満願成就の夜が来た!
 今回共演するふちがみとふなとは面白いって評判をよく聞くので楽しみにしていました。その雰囲気からふにゃふにゃした不思議な感じの歌を歌うのかなと思っていたのですが、もう予想と全然違いました!
 太い背骨がずんと通っているような、今日も明日も生き抜くための歌をユーモアたっぷりに歌っていて、なんだよ、この人達すっごい格好いいんじゃん!って嬉しくなりました。
 船戸さんのウッドベースと、渕上さんの歌とたまに鍵盤ハーモニカ、という構成でもちゃんと音楽で、そこがすごく粋でした。
 共演者のいる石川さんのライブでは、即興パーカッションもいつも楽しみにしています。石川さんが最初の4小節くらいでリズムを把握して、そこからぐんぐん曲の雰囲気を高めるパーカッションと合いの手を入れてくるのが気持ちいいのです。今回はパーカッションセットのかぶりつき席だったので曲調に合わせて叩き方や強弱を変える石川さんの手首の動きまでよく見えて、この方はやっぱりプロのパーカッショニストだわ…と惚れ直す気持ちでした。

 ホルモン鉄道の最初の曲は「豆腐」でした。「おじーさんはみんな同じ顔ー!!」なんて元気一杯に歌っていたのに、「笑い方がへただったら汗水たらして直しますから」といきなり迎合してくるところにすごくザワッとしました。例えるなら、ちょっと変な人のおかしな動きを笑いながら見ていたのに、ふと気がつくとその人に背後から「君もおんなじだよね?」と肩にポンと手を置かれたような、そんな転回です。
 続いて大谷氏の「包茎ジョナサン」。とりあえず言えることは、包茎であることは問題ではないけど自分でセックス上手とか言っちゃう男性はちょっと問題かもしれないということです。そして3曲目を石川さんが歌っている横で、大谷氏がそそくさとズボンを脱ぎ出しました。そして終演まで大谷氏は意味なくパンツ姿のままでした。逆になぜズボンを履いて出てきた!?と思いました。
 大谷氏の「叔母の財布」はエチオピア音楽の影響を受けた楽曲だそうですが、もちろん私はこの曲を聴いて「エチオピア音楽のエッセンスが実に効いていますね」などと語れるほど世界の音楽に造詣が深くありません。しかし叔母の財布に手を出すな、と繰り返される戒めが、世話になった叔母を裏切るような真似はしてはならないという倫理的な理由というより、何か具体的な厄災が降りかかるからだと思えてならないシュールさが好きでした。
 そして、今回のライブで一番ぐっときたのは「メメントの森」でした。石川さんの深々とした歌に大谷氏のコーラスやとっちゃんの伴奏が入ると、「みんな死んじゃうから」という歌詞が福音のように明るく聴こえました。「この世は馬鹿馬鹿しいなあ!」と笑う石川さんの顔がほんとうに好きなんだ。

 最後にふちがみとふなともステージに上がって、5人での演奏となりました。
 「夜の牛たちのダンスを見たかい」はソロの弾き語りでも充分かっこいい曲ですが、船戸さんの鼓動のようなウッドベースと渕上さんの美しいコーラスが洗練されたドラマチックさを加えていてとても良かったです。
 ふちがみとふなとの曲では、渕上さんが大谷氏を呼び出してスキャットのレッスンを始めました。渕上せんせーの厳しい指導に悪戦苦闘する大谷君は極めてラブリーでした。いつの間にか隣のクラスの石川君もレッスンに混じりましたが、石川君は優等生でしたね。
 この日が私の2019年ライブ納めだったので、「大晦日」が聴けたのも嬉しかったです。

 私は普段あまり声をあげて笑うことがないのですが、ホルモン鉄道のライブでは自然とお腹から笑い声が出てさっぱりします。最高のデトックスをもっと味わいたいので、2020年もまた関西にいらしてくださいね。(ANA)


(本人より)ふちがみさんの時に呼ばれて出たら、最後にパーカッションごと引きずられて楽屋に戻されたのもおかしかったな〜。
ホルモン鉄道は基本の歌だけうたっていれば、あとは何でもして良しだからねー。大谷が隣にいるから出来るパフォーマンスっていうのは絶対あるからね。これがユニットの楽しいところ!

2019.11.15 大阪梅田・ムジカジャポニカ ムジカの情熱~ホルモン鉄道×ふちがみとふなと

やっとお越しくださいました、待ちに待った今年初のホルモン鉄道! とはいえこれまでがたくさんお出で頂き過ぎていたのでしょうか?? だいたい夏と冬前の2回は毎年拝聴に伺っていたイメージですがスケジュール・タイミング等いろいろご都合もございましょうから贅沢は申せませんね。なんのかんの言って大阪は地方の分際で恵まれています。

さぁて今回も例にもれずインフォメーションが発表されてから間髪入れずに西大路さんからお誘いのメールが到着、我々のホルモン熱は尋常ではありませんよ。予約フォームが稼働しだい早速2名で送信、当日をわくわく待ちました。
Twitterやチャットをいやらしく覗き見した結果、滋賀にお住いの当コーナー「ザ・レポート」の名手で投稿仲間のANAさん、「オシャレな太陽」の純白ホルモンガールズ(?)の一員・Sちゃんもお越しになる予感。うれしいなぁ。

当日は仕事を放擲してダッシュで国鉄大阪駅へ、ホームで西大路さんと夕方18時15分のまちあわせ、ゲゲゲロロ。連れ立って新生・ムジカジャポニカへ向かいます。私は新しくなった梅田のたまの聖地的存在・ムジカははじめてだったのですが大阪駅からは前より近くなっていたので助かりました。東向きにほてほて歩いてゆくと阪急東通商店街の無数に卑猥無料案内所が犇めきあう最中にそれはありました。うふん。中へ入るとかつてのムジカを思わせる内装ながらもすこし広くなって見やすくなった感もあり、懐かしくも新しい。私にとって2013年に生まれてはじめて入ったライヴハウス(モロチンもといモチロン石川さんのライヴでしたよ!)だったので、そのお店が場所は変われどこうしてまた石川さん達を呼んで下さりまたそれを拝聴できる幸せ、私はまっこと果報者です。

いつも名物のカレーを注文しがちなので今回はお手間を承知でガパオライス、アジアンかエスニックかわからんけどウマいっ! 西大路さんは定番のビール、私は女子らしく(嘘つけ)ヨギパイン。あまぁいカクテルが大好きなおっさんなの。珍しくSちゃんが居ないなぁ・・・ と思ってたら「お久しぶりです!」とのお声、3月の京都ボンジュゥルなんちゃら以来のANAさんです! 投稿チーム関西石川組、再集結(笑)。前列横に3人並んで開演を待ちます。

はじめは京都の誇るおもしろ夫婦ユニット・ふちがみとふなとのお2人、パスカルズともCDを出していますので石川さんとの相性は申し分なしですよね。寡黙でずっとニコニコしてるコントラバスの船戸さん、おとぼけなMCがツボなヴォーカル・ピアニカ・アンデス他小物の渕上さん。日常の悩みや思いを独特のハッシュな歌い方でうたう、シンプルだけどひねててユニークでいとおしい曲たち。カバー曲ではソウルフルな英語を流暢に歌い上げ、今までに見たこともない渕上さんの一面が見られ得しました。MCやのちの石川さんの質問で判明しましたが学校で英語の先生をなさってたんですね。・・・全然、想像できない(笑)。ちょこちょこコーラスを入れる船戸さんに終演後感想が偏りがちなのに対して「コストパフォーマンスの男」などと恨み言を云って会場を笑わせるなど、なんか頼りないかんじなのに本当にステージまわしが抜群です。
途中で我等が石川さんもセッションに加わり、曲の色合いが一気にカラフルに! 教師らしく先生然とした渕上さんが「コージ君はなんでも大丈夫だから」とおっしゃる通りだったわけですが、まったく知らない曲でどうしていきなりここまで曲のカラーに合った叩きができるのでしょう!? 長いこと石川さんの即興セッションを間近で拝見・拝聴してきましたが、これは理屈じゃなくって他人に合わせることをずぅっとやってきた石川さんならではの嗅覚、のようなものなのでしょう。もうこの心躍るスティック捌きをずっと聴いていたい。終曲はトラック野郎がヒッチハイクのお姉ちゃんに執拗にやらせてくれ、と云う(たぶん)カバー曲でしたが合いの手の石川さんがそらもう嬉々として「やらせてくれ~~!!!」と絶唱、会場も大爆笑。そのまま渕上さんに移動式パーカッションごと舞台上手の控え室に連れて行かれ爆笑のまま前半は終了(笑)。石川さんをも手玉に取ってしまう、渕上純子さん恐るべし(笑)!!

後半はまことひっさびさのホルモン鉄道、ですが・・・ いつもの「ホッホッホッホッホールモン・・・」ではなく、なんだか上気した感じの石川さんの声が控え室から。
「♪ホルッホルぅ、も~んも~んも~ん、ホルっホルぅ、も~んも~んも~~ん♡」といつもと路線を変えて異様に変態的な(笑)ホルモン鉄道のテーマを放ちながら石川さんご登場。ゲラゲラ笑う我々客席。大谷さんも苦笑いしながら仕方なく「ホルモン鉄道ォォォオーー!!!」といつものようにやりますが対して石川さんは「出発、しんこぉお~~♡」と興奮気味のまんま(笑)、初っ端から無茶苦茶笑いました。

石川さんのハナを切る曲は珍しくエレキギターで「豆腐」。ギターがアコースティックじゃないだけで和音の響きが変わるものですね、妙に新鮮な豆腐(笑)でした。
ここでMC、石川さん「ホルモン鉄道は、こうして1曲ごとに交替するので、石川が嫌いな人、大谷が嫌いな人も1曲我慢してれば耐えられる、というシステムです」、とはじめから嫌われてる前提で説明(笑)、どんだけ卑屈やねん、と頭から笑わされ過ぎです。すると大谷氏も負けじと例の切なげな高い声で「(※渕上さん→)純子ぉぉぉぉおお、どうして俺の方を控室に連れ込まなかったんだぁぁぁああ! 俺が包茎だからかぁぁあああ!?」とやるからさらに会場爆笑、そこから流れるように「包茎ジョナサン」へ。初聴きの方もいらっしゃり大きな笑い声が聞こえてきてこちらも思わずニヤニヤ。今回は期待してたのに珍しく定例のゲスト・Mr.ベースボールが来日してなくって残念(笑)。
「マトリョーシカ」ではとっちゃんさんもいつものピアニカからシンセサイザーみたいなので伴奏、なんだか幻想的なサウンドでした。また曲中、大谷さんがなんの脈絡もなくまるで呼吸をするかのごとくズボンを脱いだのがジワジワ来ました。そのあとまんまと石川さんにアドリブパートで突っ込まれ、頭にズボンを被りながら「満員御礼踊り」を献上させられるという畳み掛け、もう腹筋がおかしくなります。
「ケモノパラダイス」ではパーカッションを打ち鳴らしつつ見事にケモノの唸り声、完全にケモノのそれでした。咄嗟の思いつきなんでしょうがこの狂気的ともいえるなりきりっぷりが石川さんの魅力です。
新曲コーナーは大谷氏が「弱いプロレスラー」、タイトルから笑わせます。でも内容はおマヌケながらも最後はいい話、という素敵なハートフルソングでした。石川さんのはこれまた強烈な・・・「ZAN」。エレキの激しいストロークがまるで乱打されるティンパニのように聴こえてかっこよかったです。男の悲哀あふれる歌詞の内容はともかく(笑)。ほか「おじいさん」、「空の荷物」、「メメントの森」、「叔母の財布」など。
終盤はふちがみとふなとさんを招いてセッションのコーナー、「夜の牛たちのダンスを見たかい」はこれまで聴いた中で一番の聴きごたえでした!! コントラバスが入るとこの曲、物凄く締まって格好いいのです! それに加えて渕上さんのコーラスが欲しいところにハマる嵌まる、理屈抜きでこの曲を愛している私にとってこのセッションは至福の時間でした。よしこストンペアのお2人もそうですが、京都方面の夫婦ユニットとホルモン鉄道は不思議と親和性がバツグンなんですね。
渕上さんの不思議ソング「クー」、あと大谷さんの・・・何だったっけ(笑)、最近記憶が駄目ですね。そして「ラザニア」、5人のハーモニーがいつも以上にこの曲を引き立てます。しずかなトーンで繰り返される「生まれてよかったね」。渕上さんのやわらかな声でさらに包容力を増す、有り難いお言葉。ポンコツで変態の私は常日頃生まれて失敗だったと思っている性質なので、いつもこの曲に赦してもらっているような気持になるのです。

喝采のもと、本日のステージは終了、とおもいきや引っ込むことなく即アンコール(笑)、「大晦日」。しみじみしますね。2013年のムジカ初参戦の日は誰も知ってる人は居ませんでした。そのあと知り合ったみなさん・・・ 今はもうほとんど逢えなくなった方たち、どうしてるだろうな。ホルモン鉄道のみなさん、ライヴ仲間のみなさん、来年もまた必ず、お逢いしましょう。
・・・としんみりしたところで大谷さんが控室から飛んできてもう1曲、自分で作っておきながら大谷さん自身が輪唱のできない(笑)「静かな親父」。最後に石川さんが故障してカコーカコーが止まらなくなったところを大谷さんが頭のスイッチをカチッとやったところできれいに止まるとか、国宝的な阿吽の呼吸(笑)。最後まで大笑いでライヴは終演!

Sちゃんは終演間際に仕事が終ったらしく、残念ながらほとんど聴けなかったそうです。でも会場に来て話が出来て良かった。初対面のANAさんに「このHPに投稿してる時点で変態です」などとじつに遠慮のない娘です(笑)。まぁ失礼を承知のうえですがANAがち間違ってはいないでしょう(笑)。無事投稿チーム関西石川組で連絡先も交換し合えたので、またたまカラでも開催しよっ。石川さんもお疲れのところを押して我々とお話してくださいました。知久さんや柳原さんの話、ライヴや投稿の話・・・ こうして間近で親しくお話してくださるなんて、2013年より前の私に想像が出来たでしょうか。
夜も更けて名残りは尽きねど終電前に撤退、私は「♪また逢~~いましょう~」と歌いながら退出。ライヴ仲間の3人と来年2月にたまカラを開催する約束をして、帰路についたのでした。

久々のホルモン摂取で、身も心もリフレッシュしました。石川さん大谷さん、今年も愉しい夜をありがとうございました!!! (オポムチャン)


(本人より)ふちがみとふなとの音数の少なさや小ささの中で完成させるライブ、やたら肩に力が入ってしまうミュージシャンの多い中、貴重な存在だよね。加わった時、まさか楽屋に楽器ごと引きずり帰させられるとは思わなかった(笑)。
大谷の「大晦日」の「♪ところであの人はどうしてますか もうずいぶん見かけないけれど」は亡くなった人のことを歌ってるんだよね。なのでそこの部分はパーカッションをわざとちょっと抜いてます。

NHK Eテレ ごちそんぐDJ「パリパリおむすび」(2019年10月12日OA)

ある日のこと、Facebookをなにげなく閲覧していたらタイムライン上からお笑い芸人のグレート義太夫さんのこんなつぶやきが流れてきました。

>ビックリ!「世界おむすび選手権」を見ていたら、審査委員長が石川さんでした!

なんじゃ、それは?!(わたしの心の叫び)

というわけで番組表を検索すると、NHK Eテレで「ごちそんぐDJ『パリパリおむすび』」という5分番組がヒットしました。さっそく視聴。

内容はというと、世界中から集まったシェフがおむすびを作ってそれを石川浩司さんが食べて審査するという番組でした。フランス代表のドミニク・コルビ選手(男性)は、フォアグラとトリュフを使ったおむすびを作り、次いでタイ代表の味澤ペンシー選手(女性)は、マンゴーとカオニャオを使ったおむすびを作り、そして最後に日本代表のDJみそしるとMCごはん(ソロアーチストとの由)はたい焼き機でおむすびを作る。

すると司会者「審査をしていただくのは、世界一おむすびの似合うミュージシャン、石川浩司!!」と紹介、石川さんがランニングで機知外ダンスを踊りながら登場!

「わたくし、おむすび星からとんできました!」と自己紹介すると、司会者は「それではスタートです!」と開会宣言。すると、「パリパリおむすび」というラップのミュージックビデオが始まりました。そこには石川さんもクリップに加わり踊っています。

曲が終わると石川さん試食による審査タイム!フランス代表のおむすびを食べた石川さん「せぼーん(おいしい)」と舌鼓。つぎにタイ代表のおむすびを食べた石川さん「あろーい(おいしい)」とタイ語でおほめの言葉。石川さんの出る番組って先日見たフードファイトの番組もそうでたけど、タイに関する食べ物がなぜか多いですね。それでキャスティングされたのかな。そして日本代表のバター醤油で仕上げたたい焼きおむすびを食べた石川さん、涙ぐむ。「死んだおばあちゃんが食べさせてくれたような味です」

司会者の「優勝者の発表ですー」の掛け声に石川さんは「全員優勝ー!!」と叫んで大団円。そんな番組でした。なんか、テレビ番組における石川さんのキャラクターがだんだん確立してきたなぁ、という感想をもちました。後半生もだいじょうぶだ、と安心しましたよん。(波照間エロマンガ島)


(本人より)まあ「全員優勝」だけは台本だったけど、あとの審査時のコメントなどは全部アドリブ。
本当においしかったのはやっぱり日本。他のも良かったけどね。タイはマンゴーライスほぼそのまま。