ザ・レポート(38)
今まで石川がかかわってきた全ての活動、つまり「ソロ」「パスカルズ」「ホルモン鉄道」等のライブ、CD、ビデオ、またテレビ、ラジオなどのマスメディア、演劇、書籍、ニヒル牛、コレクション、すごろく旅行、このホームページ、その他とにかく俺がかかわってきたありとあらゆる表現活動の感想、評論、思い出等を募集します。
既に何かに発表したもの(ミニコミ、ミクシィ日記、ホームページ、掲示板等)の再録も自分で書いたものであれば0Kです。批判やお叱りももちろん構いません。他の人のプライバシーの侵害や、特殊なケースを除き、基本的に全て採用します。何についてのいつのもののコメントかをなるべく分かりやすくして、メールにて題名「レポート」でお願いします。おおよそ10行程度まで5ポイント、それ以上は10ポイントです。裏話等や本人のそれに対する意見や感想なども付けていくつもりなので、気軽に応募して下さいな〜っ。
例えば俺本人も知らない「こんなとこに載っていた」情報及びその感想とか「すごろく旅行を実際やってみた思い出」など俺にインスパイアされたものでもOKですよ〜ん。
2017.11.15(水) 浩司×ツリー×みっち。のトリプルビーム
いつもは滝本晃司さんのライブで遊びに行く阿佐ヶ谷のharness(ハーネス)で、石川さんがライブをされるというので足を運んでみました。共演者の中には初めて観る方もいたので、どうなるのかなと思いましたが、これがとんでもないウルトラサプライズでした!!
ライブは3人のソロ、みっち。ツリーさん、石川さんの順にと、そして3人集まってのセッション。みっち。さんはなんとアコーディオン(おもちゃ)とトイピアノの弾き語り、西条八十の詩に曲をつけた楽曲も演奏された。
一番盛り上がったのが角森隆浩さん(ツリー)。とにかく笑えた曲目だった。大阪に四半世紀住んでいられたとのことだが、関西特有のキレのいい笑いがとにかく強烈でした!!とにかく笑った「チャリティー銀行強盗」、そしてしみじみと聞き入る「運命」など。陰陽うまく分かれたライブでした。
石川さんのライブではなんとチキンラーメンがウーロン茶よりも安いことが判明した。ハーネスには5回近く通っていたのに気づきませんでした。(泣)
3人のセッションでは、なんと即興のラーメンの歌から開幕。ちょうど僕もラーメンをすすっていました(笑)。石川さんがギターを弾いているときにみっち。さんがパーカッションを叩く場面も。みっち。さんがギターを弾いたり、「カイボーするなら」で阿佐ヶ谷にあるものしりとりが10分近くかかったりと盛況でした。最後は石川さんの「音頭その1、その2」で閉幕。
阿佐ヶ谷のせまい一角が最高のショーステージに変わった一夜でした!!特にツリーさんは面白すぎて石川さんの出番がとられるのではないかとさえ思いました(笑)。ツリーさんのライブが12月25日に下北沢leteで開かれるとのことですが、ちょっと行こうか考えています。(Sankaku)
(本人より)後半のセッションはまさにカオスだったね。
みっち。にリクエストされた「秋の風」を俺が歌って間奏でヒョイとツリーさんの方を見たら卵型のマラカスふたつとマレットを(偶然?)持っていて「こ、これはモロにチンポ!」となったりね。
お客さんがみんな笑顔で嬉しかったなぁ。
たまのミトコン月刊
Youtubeで発見した、柳原さんがいるころのテレビ番組です。
動画は4つに分けられています。
https://www.youtube.com/watch?v=WA9Rn88sJf0
https://www.youtube.com/watch?v=Q-CvIMqYc48
https://www.youtube.com/watch?v=WSgvO7eqZkg
https://www.youtube.com/watch?v=Ua7VY6RtkS8
4人がそれぞれの作詞作曲したものを紹介し演奏するという趣旨のものです。
何年頃に作られたものかは分りませんが、当時の貴重な演奏の様子を見ることができます。
石川さんのカニバルが変な風に加工されているのと、Gさんの夏の前日にノイズが入るのはちょっと悔しいのですが、手元や全体像もきちんと映るのでずっと見ていられる動画です。
曲が素晴らしいのはもちろん当たり前で語りつくされてると思うので、今回はトーク力について感想を言おうと思います。
柳原さんとGさんは曲の紹介も分りやすくスムーズに進行します。
知久さんはなぜかパニックになってて曲の紹介が全然わからないのですが頑張っててすごく可愛いです。
石川さんはのトークですが、とても不思議な感じでした。緊張してるようにも、緊張してる演技をしているようにも見え、テレビ側が求めてる「キャラクター」に沿っているようにも感じました。
曲の説明は「カニバル」というどう形容したらいいかわからない曲を、的を得ているような適当に言っているような、だけど伝わってくるそんな説明をしています。
そして一番すごい!と思ったのが他の3人とのやり取りをするところです。石川さんはそんなつもりじゃなかったかもしれませんが、ファンサービスの塊だ!と思いました。
曲以外で女性ファンが盛り上がるのは、メンバー同士のちょっとしたやり取りなのです。三人とも「ふぅーん…」しか言わなかったけど、やっぱり仲が良いんだ!応援しよう!となります。
おそらく当時の腐女子(やおい女子)は大歓喜したことでしょう。私は腐女子ではないですが、メンバーの仲の良さに心が和みました。
石川さんが狙ってこういう進行してても、狙ってなくても、ファンを楽しませる天才だなと思いました。(マジョライト)
(本人より)これは1991年頃の日本テレビ「開運こにてんてん」という番組の「たまのまがたま」というコーナー。
当初はバラエティぽいこともやらされたのだがメンバーが反発。「俺たちが見せたいのは演奏!」と言って趣旨を代えてもらった。
テレビ番組なのでこの動画がいつ消されるか分からないが。
「カニバル」の変な箇所は放送禁止用語が歌詞に入っていたので強引に編集されてるね。
トークはともかくたまは仲が良かったよ。
よく地方ツアーのライブの後などはメンバーがバラバラになって食事に行くなどというバンドも多いと聞いたがたまはそんなことはまず無かったね。
なんならスタッフは翌日の仕込みの為に早く寝なくちゃいけなかったのでメンバー4人だけで知らない町をうろつき飲み屋をハシゴすることもしょっちゅうだった。
なにせバンドを組む前に既に友達として遊んでいた仲間だったからね。
新音楽夜話(東京MXテレビ)
ゲストは柳原さん。
たま結成のエピソードを話してくれました。両国のフォークロワーセンターでたまメンバーと出会いました。小室さんが「じゃあフォークソング?」と聞くと「いやあ。。。」と否定されていました。それぞれ歌っていたんだけど、せっかくの青春が暗い歌を唄ってたんじゃ台無しだ。バンドごっこをやろう・・・ということで、パートを振り分けてバンドをやり始めたんだそうです。「目立ちたかった」「認められたかった」「生きてていいよって言われたかった」と(笑)。
ここで小室さんが「あなた以外の二人はいろんな意味で目立ちたがり屋だよね」と言いました。画面には映ってませんが、手を 叩いて笑った柳原さん。この「二人」というのがキーワード。
小室さん「知久ちゃんのあの格好とか」
柳原さん「そうそうそう」
小室さん「あと、彼」
柳原さん「石川さんね(笑顔)」
なななななななななんと柳原さんの口から石川さんの名前があああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
柳原さん「あれは偶然から生まれたっぽかったみたいで、夏のツアーで暑かったので脱いだらあれだったと。本人はちょうしにのって髪の毛を丸めて(笑)。どんどん清化していったんです」
まるで山下清と二人で大笑い。石川さん長髪時代のことを話されています。ここも大事なキーワードですね。
そして「さよなら人類」を歌いました。石川 さんの「着いたー」パートではありませんが、最後の「木星に着いたよー」のところで、さも「着いたー」を代弁するがごとく、嬉しそうに首を振っていました。
見ての感想です。柳原さんは今でもたまが好きですし、石川さんのことも大好きです!(わいわい)
(本人より)小室等さんはアマチュアのまだGさん加入前の3人のたまのライブを既に観に来てくれていた。
なのでGさんの存在はあまり知らないのかもしれないね。
朝の散歩道
テレビ東京で毎朝0735-から放映されている朝の散歩道というさんぽ番組。
2017.11.16は西荻窪。
旅人は渡辺正行さん。
西荻窪はアンティークショップが多いという話になりニヒル牛が出ないかなーと思っていたら店舗があると思われし場所に星マークがついていました。店の紹介はなし。
最後は輪島功一さんのボクシングジムで一日体験をしていました。(わいわい)
(本人より)う〜ん、まぁニヒル牛はアンティークショップじゃないからね。骨董品とか一切ないす。
実はニヒル牛は俺以上にテレビにはよく出てる。NHK始め全地上波に出たことある。一時間のドキュメント番組が作られたことも。
今週もまさにとある人気番組の撮影が行われたところ。
テレビは直前にならないと情報告知できないことが多いけど、できるようになったらツイッター等にてお知らせしま〜す。
17.11.2 石川浩司VS Tail's
下北沢のバー的なところで行われたイベントでした。この日は私にとっては何もかもが初めての体験となりました。
まず下北沢に行くのも初めてでしたし、バー的なところのライブも初めてで、演奏してる方たちがあんなに近くにいるのも初めてだし、サインをもらおうと考えたのも初めてだったし…ビビりなので何か失礼なことしちゃったらどうしよう、と最初は緊張していたのですが、ライブがはじまるととても楽しくて緊張してたことも忘れて演奏にくぎ付けになってしまいました。
一番びっくりしたのは近い!ということでした。私が唯一思い出にあるライブっていうのが洋楽のバンドで、すごく遠くに演奏してる人たちがいて観客でギュウギュウで怖いっていうものだったので、それが塗り替えられました。
細かいところまで全部見たので石川さんのタンバリンがテープで修理されてるのも見えて、年期入ってるなあと思いました。
あと、Tail'sの方々の曲を全く知らなくてどうしよう失礼かなと思ってたんですがあの場に行くと全く問題なかったのもびっくりしました。
ライブだと迫力が伝わってくるから楽しめて、動画とは全然違うんですね。初めて知りました!
それと、動画と違うと感じたのはアドリブ感ですね。今までは「石川さんはアドリブで演奏してる」という事前情報だけで、曲を聴いてただけだったんだなあ、ということが分かりました。ライブだと本当に今考えてるんだってことが伝わってくるし、しかも演奏にきちんと合ってるし、アドリブとはこういうことだったのか!と思いました。上手く伝えられないのですが私の中では衝撃でした。
あと、おもしろかったのは石川さんが客席(?)まで来たときにうっかりテーブルの上のカメラを落としてしまったんですが、なんと私が落ちる前にキャッチできたことですね。ちょっと役に立てて嬉しかったのですが「と、とったあ…」と間抜けな声を出してしまいました。もっとかっこいいこと言いたかったです!
あと、サインをして頂くときにたくさんお話しできて嬉しかったです!こんな初めて会うだけの人間にもフレンドリーに話してもらえるんだ…と感激しました!
動画派を改めライブ派になろうと思いました!
そしてまた石川さんのライブに行きたいです!(マジョライト)
(本人より)大きなホールでやっていたのはデビューから10年も無くて基本はお客さんの手の届くライブハウスが主体。
なので誤魔化しも効かない。すべて見られてるからね。
ホールにはホールでもちろんいいところもあるんだけど、やっぱり俺はライブハウスが好きだね。
また是非来てね!
DVD 石川浩司生前葬2010 (2010年1月10日 吉祥寺ニューロカフェ)
波照間エロマンガ島@バンコクです。
2010年1月10日に吉祥寺で行なわれた石川さんの「生前葬」のDVDを久々に観ての感想。このDVDは発売してすぐに買い求めましたが、最近部屋の掃除をしていたら段ボールの中から出てきて観てみたらすこぶる面白かったので紹介します。
パッケージに記載されている紹介の口上がまずふるっています。
「新年早々、石川浩司が生声生ギターで皆さんに最期のお別れを致します。アーティスト石川浩司の生涯を歌やら映像やら盛りだくさんの90分前後で偲ぶ、一度限り(たぶん)のプレミアムイベント!」
「新年早々」という文字から、このDVDが2010年の石川さんファンに向けて発信されたことがわかります。実際にこのDVDを観ているのは2017年10月ですから「2010年」という「過去」のイベントを見ていることを自覚するのです。この時間性について先ず気がつきました。
照明を落とし、お葬式ふうの雰囲気で石川さんを偲ぶ生前葬が始まります。特に司会者はいず、白装束の着物に三角頭巾を身に着けた石川さんが登場し、自身で進行していきました。2部構成のライブと、そのほか「写真で振り返る石川浩司の生涯」「大谷氏、マネージャー笹木桃からの弔辞」「最後のご対面」などのコーナーが設けられていました。
あとから石川さんに聞いたのですが、このイベントはそもそも「なんじゃもんじゃ会」として企画されたそうです。主催は映像作家でグラフィックデザイナーのデニス・イワノフ氏。最近ではホルモン鉄道のプロモーションビデオのディレクターを担当したのをはじめ、石川さんやニヒル牛関連のビジュアル作品には無くてはならない御仁です。そのデニス氏のギャグセンスが炸裂したライブでもありました。
ステージはプロジェクターのスクリーンが張っていて、基本的にプロジェクターに写し出される映像の前で石川さんがおしゃべりし歌います。
特に「写真で振り返る石川浩司の生涯」はデニスさんが作ったさまざまな石川さんのアイコラ画像に合わせて、アドリブでその場で写真のキャプションをつけるという、それ自体でジャズの即興演奏のような凄さを体験しました。写真の面白さに加え石川さんの説明に爆笑の連続でした。石川さんはパスカルズでもホルモン鉄道のライブを見ていても実感しますが、即興表現で目の前の世界を一変させるという稀有の才能をもったアーチストだと改めて再認識しました。これにハマると文字通り「人生が変わる」ような感動体験に打ち震えるというわけです。
先述の「2010年」という「過去」という観点でいうと、2017年10月現在56歳の石川さんが自分の年齢を「48歳」と言っているのが印象的でした。48歳なのに56歳の現在とほとんど外見が変わってない!! この印象は今後どう変わっていくのか楽しみです。
あと2010年を感じさせる光景として、当時マネージャーだった笹木桃さんの弔辞がよかった。桃さんはこのページの投稿者でもある女性ですが、石川さんに出会い、札幌から上京して石川さんのマネージャーになり、チェンマイにも行き、石川さんの北海道ツアーの企画をし、そして伴侶を見つけて現在は札幌で子育て中です。わたしもチェンマイや東京でお会いしたことがあるので、その人となりには接しており弔辞は感動しました。そして、2010年1月の空気がなんとなく感じられました。
という石川さんのDVD「生前葬2010」の感想でした。(波照間エロマンガ島)
(本人より)もう死んでから7年経つんだなあ(笑)。
この頃から今まで、デニスは表に出ない天才として尊敬してる。
旅人の夜 1部 atアルカディア 2017年8月19日(土)
西八王子のアルカディアで行われた2デイズのイベント。近隣にお住いの斉藤哲也さん主催で行われた。出演は石川さん、斉藤さん(鍵盤楽器)、神田珠美さん(バイオリン)、石垣優さん(ボーカル)。
石川さんと斉藤さんのセッションは、なんとたま解散以来とのこと。日常クイズにも出ていたが、この日のためにリハーサルも行われたらしい。
前半は石垣優さんのソロライブ、斉藤さんと神田さん、そして曲目によっては石川さんも呼ばれとても美しいステージが繰り広げられた。また「蘇州夜曲」は今読んでいるマンガに出てきていて個人的にはタイムリーだった。ステージ上で隣合わせた石川さんと神田さんがが笑いあう、いい光景だなぁ。
石垣さんは「石川さんのステージは石川さんの存在感そのものがにじみ出ている」(うろおぼえですが…)と言われていて、石川さんはほかの歌手にとっても大きな存在なんだと感じた。
休憩をはさんで石川さんのギターソロ。CD-Rの中から選曲された。MCで自らのいろいろなユニット解説をされる中で、何と「えんがわ」(アイドルユニット)も斉藤さんが絡んでいられることを明かされた。(えんがわの一人の女の子のお母さまが斉藤さんとユニットを組んでおられたとのこと)
そして3曲(ウララ、ガウディさん、汽車には誰も乗っていない)を斉藤さん、神田さんとセッション。さすが斉藤さんはたまをやってこられただけあって、楽曲の勝手を良く分かっていられた。
そして第3部と言うべき、斉藤さんと神田さんのパート。いま最も夢中になっているアーティストが生で聞ける喜びは格別だった!!「湖」では石川さんも参加され、終わった後にパーカッションが転倒してしまうハプニングも(笑)。中盤の「珠美のコーナー」では神田さんが自らの故郷のルーツとなっている音楽を語り、また歌も歌唱された。(あかねさんとうつおさんが日本語訳している歌の原曲)。
そして最後には、自らも難しいとされる「サイレント・パズル」を10分以上かけて力奏された。
アンコールは全員参加で「オンリー・ユー」「生活の柄」を演奏。「オンリー・ユー」は著作権の管理者に許可をとったことをここでも解説。石垣さんが石川さんが訳した詞を歌うのは面白かった。「生活の柄」は主に石垣さんがボーカルをとったが、石川さんが歌うのも味わいがあった。
とても味わいのあるライブだった。終演後は参加費2千円で食事会が開かれたが参加できなかったのがとても残念だった。年末にまたたまのメンバーが来てくれることを期待してます。(Sankaku)
(本人より)ほんと斎藤くんとやるのが10数年ぶりとは思えないほど息が合ってた。
やはり長年サポートでほぼたまのメンバーと言ってもいいくらい一緒にいたからね。
斎藤くんと奥さんの珠美さんとはまた是非セッションやりたい。
もちろん石垣さんともね。なんだか新しいことが今後できることを予感させる貴重なライブだった。
2017.7.15(土) ホルモン鉄道 稲生座(いなおいざ)in高円寺
同年の3月にうつおさんのライブを観に、初めて稲生座に遊びに行きましたが、雰囲気抜群の会場でした。真面目に歌を聴かせるのがこのライブハウスのコンセプトらしいのですが、そんなここでホルモン鉄道をやるというのが興味深く思わず足を運んでしまいました。
稲生座はマンションの2階にある、となりにアダルトビデオのレンタル店が位置するちょっと妖しい場所にあります。ライブハウスらしくいろんなチラシが貼ってあり知らない人にとっても目を引くような店ではないでしょうか。
今回のライブも7月1日の生誕祭から発売された、ホルモン鉄道のニューアルバム「哀愁のホルモン鉄道」のプロモーションライブ。大谷氏は発売から3か月は宣伝に専念しようと決められているそうです。
ニューアルバムの中から選曲が主にされましたが、会場が狭いため「正調腹太鼓音頭」のような会場を飛び回るようなパフォーマンスはさすがにできません。
やっぱり2人きりでも(とっちゃんも入れて3人)、サウンドが充実しているなと思いました。CDのちょっとした感想ですが、今回は放送禁止用語などを抑え、BGMとしてもかけられるとのこと。「大晦日」「空の荷物」などは大谷氏のオリジナルアルバムに入れてほしかったとちょっと思いました。
大谷氏の即興ソングも交えてライブはフィナーレへ。先日のライブで「即興の着地点が見つからなかった」とのことですが、今回はどうだったのでしょうか。
翌日は埼玉県秩父でホルモンのライブがあるとのこと。今回はCDのカラオケ音源は流せませんでしたが、秩父では大いに流せるそうです。(Sankaku)
(本人より)カラオケ音源は若干場所を選ぶよね。ここは老舗でおふざけよりもキチンと音楽を届ける店なのでそういう選曲も多めになった。
それでもバカが身上のホルモン鉄道だからくだらないことを完全封印は出来るべきもないが(笑)。
2017.8.26 ホルモン鉄道CD発売記念ライヴ at 大阪新世界・のこされ島
さぁさぁやって来ました8月下旬!! 台風5号の到来とともに見事に調子をぶっこわしケツに管をぶちこまれてアハンイヤンと悶絶してたあほのおっさんオポム40歳獅子座のA型、どうにか検査を3日前に終わらせてGoサイン、昼間にぼうずの世話をこなしたのちに「アノ、今日職場ノ組合ヤネン」とか言って女房をだまくらかし、予約もなしに通天閣へガタンゴトン。動物園前駅周辺ははガラが悪くって1人でごはんを食べるのが怖い。なおかつライヴハウスで本格的なご飯がないパターンも怖れた私は仕方がないので堺筋沿いのデイリーヤマザキで2色パンとメンチカツとピルクルVとかいう乳酸菌飲料を店舗前でスタンディング飲食。異様な自分の姿が周辺のあぶなめな方々とよく溶け合っています。うむ。
びびりつつ通天閣の下までやってきましたがお店が見当たりません。持ち前の挙動不審さを全開にしてきょろきょろオドオドしてたらようやく見つかりました、沖縄系の呑み屋さんみたいなところです。
開場時間前だったのですがとくに誰も並んでいません。これもう入っちゃっていいの? でも律儀というか融通のきかない私はきっかり19時まで独りぼぅっと店舗入り口前に佇立し、異常者まるだしでポカンとしておりました。
お店に入ると案の定すでにお客さんは入っていらっしゃいました。受付でおマンゴーシャワーという卑猥な響きの飲料をオーダー、くりっと舞台を振り向き見たらばなんと最前列に投稿仲間の関東のお2人・newguineaさんとさあやさんがおいでではありませんか!! なんとまぁ今宵は遠路はるばる有難うございます。なんで私がお礼を言ってんのだ。そして一昨年の石川さん関西招聘でお世話になった書家・デザイナーのNTさん、これまた遠方たる山陽から投稿仲間0さん「オポさん千倉以来ですね」と憶えてくださっていたのが嬉しい。ってか私クネクネしててきもいから否が応にも悪目立ちするんです(笑)。さらに仕事帰りの関西組常連、今日は着物じゃないSちゃん。ほんとに今年の春の千倉みたいなメンツだな(笑)。
会場の窓からは通天閣の胴体が見えます。なかなか壮観。すると舞台右奥からいつものコーラスが!
「♪ホッホッホッホッホールモン、ホッホッホッホッホールモン・・・・・・」
「ホルモン鉄道ォォーーー!!!」
「出発、進行ォォォーーーーー!!!」
嗚呼、嬉しいなぁ。もう今年はホルモン鉄道は関西にお越しにならないものだと思ってましたから。石川さん・大谷さん・あくまでサポート(笑)とっちゃんさんの揃い踏みです!
今日は本番前に大谷氏、会場近くの「スパワールド 世界の大温泉」へ、身体が火照って仕方ないとのこと(笑)。石川さんが大谷さん向けの温泉施設じゃないからやめといたほうがいいよ、って仰ったのに、温泉好きとしては一度は行っておかないと、と決断されたらしいです(笑)。
妻たるとっちゃんさんはひとりもっと近場のラジウム温泉の銭湯へ。考えなしに扉をガラッと開いたら男湯だったそうです(笑)。
それでは本番スタート! 毎度の如く曲順等はいい加減な記憶に基づいたものですご了承くださいませ。
ハナを切るのはテンポのいい「俺は潜水夫」! 私の好きな曲です。シュールな歌詞と石川さんのリズミカルなパーカッションが見事に融和。お客さんの笑顔がはじけます。
もはや最近の石川さんの代表曲とも言えるでしょう、「マトリョーシカ」。この日はいつもに増して「♪気持ち〜悪くなる」のあとのゲロがリアルで「うぐぉぇっ」とやるもんだから私は爆笑、さらに畳み掛ける石川さん、さらに独り笑い続ける私。石川さんニコニコして「面白いかい?」で会場も大笑い。ちなみにこの曲もそうだったかどうか忘れちゃいましたが、最近は石川さんがギターを弾く曲では大谷さんが玩具だけではなくパーカッションも軽く叩くことが増えてきましたね。
明日は昼間だから出来ないと思います、と前フリしてから「包茎ジョナサン」(笑)、これがまた脳内リピートしてしまい困る曲No.1です(笑)。曲のある部分で大谷さんを驚いたような目で見つめる石川さんがツボ。
そいでいつものように舞台袖へ消えてゆく石川さん。「お〜いジョナサ〜ン・・・」と言いつつ姿を消します。大谷さんの紹介で登場したのは10年来ホルモン鉄道のライヴに足を運んでくれているというアメリカからの刺客・Mr.ベースボール(笑)!! そしてはじまる「キチガイ・スラッガー」、曲中も曲が終わってもジョナサン? は「ゴッドプレゼントミーワンダフルスキン、ラッピングペニース」と大はしゃぎ。要は包茎をアピールしてんのね(笑)。
嵐のように去って行ったジョナサン、そして何事もなかったように袖から「大谷、ジョナサン見なかった?」としれっと出てくる石川さん(笑)。たま時代で唯一の石川さんリードシングル曲「リヤカーマン」、オリコン最高86位とヒットしたんだかなんだかよくわからない曲、と仰っていました(笑)。3番まで歌い切ってからアドリブでワルツを刻む石川さん、「♪ここで〜大谷氏が〜富山名物ホタルイカ踊りを〜〜披露します〜〜〜」と無茶振り、頭上に三角を描いて恥ずかしそうに踊る大谷さん(笑)。「勘弁してくれ〜〜・・・」と懇願するもなかなか勘弁しない石川さん(笑)。
このあたりで順番は実際とおそらく異なりますがMCを紹介しましょう、大谷さんはカポタストやハーモニカが必要な曲の前には石川さんに長めのMCを要求して準備に入ります。
じつは此度のホルモン鉄道大阪ツアーが決まったのは石川さんが関西でとある撮影の予定があり、そこで交通費が支給されるため折角なのでその前の日にライヴを急遽入れよう、と相成ったのですが、ライヴ前日になって撮影担当から「機材車が横転してぜんぶパーになったので、予定はすべて白紙にしてください」と言われてしまった、という悲劇。「目当ての交通費が出ないのでね、皆さん物販のCDは2枚といわず5枚10枚買っていってもらっても構いませんからね」と切ないアピール(泣)。
また大谷さんは「昔はアドリブももうちょっと気の利いたこと言えたのになぁ・・・ やっぱこの歳になるとアドリブ力がガクンと落ちるよな〜〜」としみじみお嘆きでした(笑)。
お次はエチオピア音楽に影響を受けて作ったという「叔母の財布」。嗚呼なんとも蠱惑的な存在、叔母の財布。お金以外にナニが入ってるんだろう。複雑でおもしろいコードとリズム。これを叩ける石川さんの脳内はいったいどうなっているのでしょう。
後半のアドリブしりとりが愉快な「カイボーするなら」。お題は「大阪にあるもの」。この曲がホルモン鉄道で歌われるときは大谷さんの無軌道な下ネタが乱舞する傾向にあります。大谷さん「肛門愛好者」、大谷さん「しゃ・・・ ハイっ、射精、ぴゅっ」石川さん「大谷、順番にやろうぜ・・・ っ、ぴゅ、ぴゅっ!!? えーと・・・・・・ ピューリタン革命、だめだ大阪にないか(笑)、ぴゅ、ぴゅ・・・・・・ お客さん何か思いつきませんか、思いつくまで永遠にこの曲は終わりません(会場爆笑)」大谷さん「・・・・・・ハイ! ・・・ぴゅ、ピュアなハート・・・!」今宵も最高のグダグダっぷりで大満足でした(笑)。
ようやく大谷さんが間違えておじいちゃん、と言わなくなってきた(笑)「おじいさん」。ニコニコ老人性のあるある症状(?)を歌い上げます。この曲も最後にアドリブ、「30数年一緒に遊んでる同い年の大谷ととっちゃんはおととし本当のおじいさんになってしまった、でも僕は孫どころか子供もいないので今なお子供のままなのでお正月に僕に逢ったときはお年玉くださ〜〜い」なるほど、ライヴ中でもピックやカポタストを大谷さんから求められても満面の笑みで高い高ーいして渡さないなんて、もう少年そのままですもんね(笑)!! ちなみにこのムーヴは3回くらいありましたが毎回ウケてました(笑)。あまりにも石川さん楽しそうなんだもん(笑)。
休憩前の曲は新曲「公園で」。大谷さんらしいシュールな名作。しかし「♪公園に虎を・・・」という歌詞のところで石川さんが虎の頭のついた棒状のオモチャをガーガー鳴らしながら狂ったように「阪神タイガース!!! 阪神タイガース!!! 阪神タイガース!!! 阪神タイガース!!! 阪神タイガース!!!」と連呼、会場も大谷さんもウケてしまって以降大谷さんがまともに歌えなくなってしまいました(笑)。私は腹抱えてヒーヒー言っておもいきり鑑賞の妨げとなっていました。♪会場にオポムを入れないで下さい〜。
休憩。大谷さんはバルコニーで通天閣を見上げながら喫煙。横にはとっちゃんさん、良い光景です。
休憩明けは定番のとっちゃんさんの出番、「そっと咲く花になる」「家」の2曲。ピアニカを手に立って歌唱。バックのギターは大谷さん。「♪月のしずくで魂洗う、かたい棘の刺さったままで」なんて綺麗な詩、澄んだ声。ほんとうに魂が洗われるような歌です。ホルモン鉄道の浄化パート。
とっちゃんさんが控え室にもどり、ニューアルバムから新曲を2曲続けて。「アタックNo.1」以来のオケを流しての披露、「VIPルームに閉じこめられた」。これまた間抜けで愉快な不思議ソング。実体験に基づいているのか? いやきっと大谷さんの妄想でしょう(笑)。たのしい。
でました、私は千倉で初めて拝聴した、ホルモン鉄道初のPVを動画サイトで流したことでコア層で話題になった「オシャレな太陽」(オケ)。もったりとしたダンスがこれまたキュートなおっさん2人。「この曲、PVはよかったんだけど最近歌っててだんだん恥ずかしくなってきた・・・」 とは大谷さんの弁。お作りになったのは貴方です(笑)。いいえ敢えて最高だと思います(笑)!! ちなみに今回の会場にはPVにご出演なさった3人の美少女(※成人)のうち2名がいらっしゃり、大変レアなライヴとなりました。舞台で踊りこそしませんでしたが(笑)。歌い終わった後に石川さんがその旨を紹介なさっており、「帰ってからPVを見て、あっあの子だったのか! と見つけてヌイてください」ですって(笑)。
さて次は新アルバムでは50、と表記されていますがあえて実年齢に修正しての「56のマスカキ」(笑)。むなしい? そんなことはありません(とズボンを脱ぐ)。いくつになってもいいものですね。生きていくうえで、ひとりだろうがふたりだろうが多人数だろうが・・・ って私は多人数プレイは未経験ですが(笑)性的享楽は憂いを癒すすてきな時間。だって本能に基づく欲求ですもの、ひとに迷惑さえかけてなけりゃ恥じるこたぁありません。石川さんの歌い回しがしみじみ。まさに哀愁のホルモン。
これまた初聴き、「空の荷物」。のんびりしたワルツ。重いのにすぐペシャンコになっちゃう、空(そら)か空(から)かもわからないへんな荷物。いままで重くて大事と思っていたものは実はからっぽで、どうでもいいものだったのだ、という深い読み方もできますね。
ここからは石川さんの泣かせ曲コーナー、「メメントの森」「ラザニア」「夜の牛たちのダンスを見たかい」を3曲続けて。大谷さんがギターでヴォーカルに専念する石川さん、ここへ来てもどんどん進化してゆくホルモン鉄道。素晴らしい。ソロとはまた違う趣がありますね、コードは同じながらもギターの弾き方が変わり、さらにコーラスが入ると。特に「ラザニア」の2人の声が重なるところが感涙モノ。
ライヴも佳境、私の大好きな癒しソング「境鉱泉」。私も40になって「♪ドリンク剤100本飲むよりも/温泉にでも行かないか」という詩がすごく沁みるようになってきました。哀愁。この曲は石川さんのヴォーカルは入らないのがちょっぴり寂しいですが、終盤の石川さんのパーカッションと大谷さんのひたすらFとGmのギター、とっちゃんさんのピアニカが重なる瞬間がとても好きで、私的にはパスカルズに匹敵する多幸感をおぼえる時間なのです。幸せ。
いよいよ終曲、というかすでに演者も観客もアンコールを見越している状況で(笑)「皆様かなり早いですがよいお年を」と大谷氏が挨拶して始まる「大晦日」。石川さんが「ほんとに早すぎるな・・・」と呟いたのがツボでした。繰り返される「♪また逢いましょう」、ローキーでユニゾンする石川さんのコーラスが切ない。来年もまた、石川さん、大谷さん、とっちゃんさん、ライヴ仲間の皆さんと、おんなじ笑顔で、逢えるかなぁ。逢いたいなぁ。今日この日の幸せを噛みしめます。
ありがとうございました! と頭を垂れる石川さん。ここで大谷さんが「あっ! これはアンコールの拍手が鳴るまで顔を上げないアンコール地蔵だっ!!」と叫びます(笑)。万雷の拍手を受けると地蔵はまるでチ〇ポの如くプルプルと震えつつ頭をもたげて勃ち上がってゆくではありませんかっ(笑)!! 動きが妙にリアルっ(笑)!!!
ここでアンコールの曲目を客席に募ります。あんまり時間が巻きすぎてアンコールに用意してた曲を終曲の前にもうやっちゃったのだそうで(笑)。声があがったのは「オンリーユー」。おお!! たしかに今日聴いてない。大谷さんとっちゃんさんは客席で腰掛け、完全に観客モードです(笑)。ここ5年ほどライヴで聴きつづけてきましたが最近どんどん声の出が良くなって来ている印象を受けます。さらに進化する歌唱。
次はおめーがソロでやれ、とばかりに今度は石川さんが客席に移動し自らリクエスト、「高卒」。これははじめて聴く曲です。じゃらんじゃらんとギターをかき鳴らしたかと思うと突如伴奏を止め、「中学2年の夏休みの宿題、まだ終わってません・・・」みたいなことをぼそっとささやく、シュールな逸品でした。
最後にと今回のニューアルバムのボーナストラックとしての最終曲、「静かな親父」を。作詞は大谷氏、曲はトラディッショナルという珍しい曲です、と自ら解説。というかこれ「静かな湖畔」の替え歌なんですがしかし大谷氏は輪唱が苦手で他の人のパートを聴くとつられて自分のリズムが保てなくなるため、なんと耳を塞いでの歌唱(笑)!! そして石川さんが1番を歌い終わるまで待ち、石川さんの声が塞いだ耳に聴こえなくなってから2番を歌いだすという客席爆笑の愛らしさ。ほななんで輪唱の曲をやろうと思った、大谷さん・・・・・・(笑)!!
ここまでやってもさらにまだ時間が巻いてる、ヤケになって(?笑)Eテレも席巻した曲やで〜〜っ!! と「正調腹太鼓音頭」が始まりました!! 石川さんが雄叫ぶも急だったからまだズボン下ろしてない、と大谷氏が止めて(笑)、そそくさとズボンを下ろしながらあらためて「セーチョー、ハラダイコッオンッドーーーッ!!!」ほーれぺっぺっっぺぺっ、ぺっぺっっぺぺっっ。大いなる拍手を以て、今宵のホルモン鉄道は終点到着、大団円を迎えたのでした。素晴らしかった。今年も来られて、ほんとによかった。もうこの投稿文に何回(笑)を使ったか分からないくらい笑いまくりました。お忙しい中関西に来てくださって、本当にありがとうございました!!!
ちなみにこのライヴの途中で石川さんのうすい和太鼓がパーカッションセットから外れちゃって叩けなくなってしまっていたのですが、終演後にゅーさんが歩み寄り状態をチェック、ネジ穴がゆるくなってるから、と石川さんに許諾を得てからなぜか持っていらっしゃった木工用ボンドで太鼓のジョイント部をみごと修繕なさり、翌日のライヴではちゃんと叩ける状態に戻っていました。さすがにゅーさん・・・・・・!
念願の新譜を購入しご機嫌な私、石川さんが残れる人はドリンク注文して打ち上げしよっか〜、と仰ってくださったのでポテトとスパムとふたたびおマンゴーシャワーをオーダー、愉しく談笑させていただきました。よかった、やっぱりガッツリ系のごはんは無かったから食べてきて正解だった(笑)。大谷さんが某女子の乳頭に関する相談を見事に解決しておりまた爆笑、石川さんはNTさんにタイプの女子のお話を振られ赤裸々にトーク、ムヒョヒョ。某さんは瞳に憂いがあるから色気がある、と仰り、ああ! とすごく納得しました。観察眼がすごいなぁ。ホルモン鉄道のお2人は猥褻なトークも陰湿にならず愉快に展開なさるからとっても楽しいです(笑)。
名残は尽きねど明日もライヴ、モノレールがなくなる前に私は後ろ髪を引かれつつも会場を後にしました。0さんは明日もおいでになるとのこと! またお逢いしましょう〜。着物のSちゃんは明日の会場近くにお勤めなので、ないしょでお昼休みの間だけ抜け出して来てくれるって(笑)! たま女子の愛は深い・・・。堺筋線からモノレールに無事乗り換え、私は組合帰りの顔をして帰宅、さぁ明日は嫁はん公認で合唱の練習を途中で抜けてライヴです。今日とどう展開が変わるのか楽しみ!! 曲目は大きく変わらなくっても、絶対に楽しませてくださることはこれまでの経験で保証済みですから・・・! 皆さんもホルモン鉄道のライヴは何度来ても楽しいですから、一見だけではもったいないですよ!!! お近くに停車の際は、是非ともご乗車くださいねっ!!(オポムチャン)
(本人より)このひとつ前のライブで初めて出たアンコール地蔵は使い勝手がいいのでしばらく登場しそうだ。
それにしても同じ即興といってもパスカルズとホルモン鉄道では全然やることが違う。
でもどっちも面白いしどっちも「このメンツだとこういうパフォーマンスが思いつく」感じなんだよね。
ソロはどーしてもギターを常に持っていてパフォーマンス的にはそんなに動けないことも考えると、音楽とバカパフォーマンスが合体した表現のホルモン鉄道はやはり俺の活動の原点かもしれないなー。
2017.8.27 ホルモン鉄道CD発売記念ライヴ at 大阪高槻・南風楽天
昨夜の通天閣ホルモンの愉しい余韻の冷めやらぬ日曜日。今日もいい天気です。さぁ朝から嫁はんぼうずといつもの合唱の練習へ赴き、11時半で途中退出して北大阪急行緑地公園駅へダッシュ。駅のマクドで10分で東京ローストビーフバーガーと大阪ビーフカツバーガーを即刻胃袋にぶち込み改札を突破、ホームへ爆走して新大阪駅へゴー。国鉄に乗り換え京都方面行の快速へライドオン、新大阪から14分でするりと高槻駅に到着です。速ぇえ。やるな国鉄(違う民営)。
いつもなら全国のたまがらみLiveの常連的存在・着物のSちゃんが臨時店員をしてることが多い会場・南風楽天は駅から徒歩5分ほどの線路沿い。辿り着くといきなり料金箱が置いてあります。
「『入場料』(受け付けスタッフ不在の為)2500円をここに入れてください お釣りがある人は取ってください お客さん信用してまっする! ホルモン鉄道一同」
な・・・ なんてお客とアーティストとの信頼関係が出来上がっている会場なのだろうか(笑)!? さすがは夏のホルモン鉄道関西ライヴの常連会場です。この受付の紙はマスター曰く石川さん直筆なのだそうで、これはレアだ! と古代電話で撮っておきました。お釣りはきっちりいただきました(笑)。ケチですいません・・・
お客さんで知ってる方は・・・ といつものように挙動不審にくねくねきょろきょろしてると最前列に唯一人昨日からも参戦の山陽からの使者・0さんとかつては投稿もなさっていたふなっしー大好き・美佳みかんさんが! 今日はセーラーふなっしーのぬいぐるみをお連れで参戦です。
投稿仲間のジェレ美さんから頂いた、オリジナルの黄色地に赤文字のホルモン鉄道Tシャツをそそくさと重ね着して気合十分、すると会場の外の座席にお三方の姿が! まだ開演前なので煙草をふかしたり飲み物を飲んだりして、透明なドアからこちらを窺っていらっしゃいます(笑)。こんな開演前の光景、はじめてです(笑)。基本的には食堂なので控室がなく、こういうレアな事態が愉しめるのも南風楽天のいいところです。
さぁ13時です! がらりと扉が開き、「ホッホッホッホッホールモン、ホッホッホッホッホールモン・・・」
「ホルモン鉄道ォォーーー!!!」
「出発、進行ォォォーーー!!!」
ずっとシースルーで会場すぐ横にいらっしゃったけど拍手で迎えられるお三方(笑)。温泉大好き大谷氏の御所望で例の如く本番前に皆さんで「摂津峡温泉・美人の湯」へ行って来られたようで、ほんとにツルツルになって美人度アップで今回はお届けするとのことです(笑)。以下の曲順はでたらめです。抜けているものもあるかも、ご了承ください。昨日分もたいがいクドかったから今日はサァクサク行きたいですが無理かも。
初っ端は「バントのかまえ」。曲が始まる直前に、近くにお勤めのSちゃんがお昼休みの間だけ、と緊急観戦!! やっぱりこのお店でのライヴにはSちゃんがいないとね。この曲はホルモン鉄道では初めて生で聴くかもしれません、大谷さんソロCDだと健さんの掛け声で「あっ! バントのかまえ!」とやるのを石川さんが叫んでて新鮮でした。テンポがよくってライヴはじまりに良いですね。歌詞も哀愁たっぷりでお客さんもウケていました。
「マトリョーシカ」、こちらも序盤にピッタリの勢いあるソングですね。今日は「ウゲー」で深追いしてきませんでした(笑)。自分の中でいちばんいい感じの自分、まだ私は模索中だなぁ。もうちょっと自分を剥きまくって自分の芯に迫ってみなくっちゃ。
真っ昼間なのに「♪僕を剥いても無駄〜」に触発されたか(笑)!? やっちまったよ「包茎ジョナサン」。昨日通天閣で「明日はお昼だから下品な曲はやれない」って言ってたのに(笑)。しかしそこは言葉のテクニシャン浩司、出だしは「サックス上手」、終盤「ソックス上手」と大事なところを即時改変(笑)、おまけに「ソックス上手というのは、ソックスを履くのが上手い人のことだよ〜!」とご丁寧に注釈まで入れてくださいました(笑)。
この曲が終わればもうホルモン鉄道マニアの皆様は次の曲目がおわかりですね、「キチガイスラッガー」。石川さんは昨日と同様に「あれっ、ジョナサ〜ン、ジョナサ〜ン・・・」と物陰に隠れようとしますがいかんせんここ南風楽天は控室がありません。ほぼ隠れられていない状態の石川さんを見て大谷さんが禁断のひと言・・・!
「石・・・・・・ もういいじゃないか。」
それでも物陰でジョナサンを探し続ける石川さんの背中に、大谷さんは言い放ちます。
「今まで隠していた、Mr.ベースボールの正体は・・・・・・」
嗚呼っ!! ついにバラしてしまった!!! この10年間頑なに正体をひた隠しにしてきたのにっ!!! ってか全員わかってたけど(笑)!!! ここはあえてナイショのままにしておきましょう、ここ南風楽天以外ではまた素性を隠匿するらしいですからね(笑)。ゆえに今回は間奏でもキチガイ化せず真面目にパーカッションを叩く正体の某氏(笑)。超新鮮。
大谷さん「ようやくホントの自分に戻れてスッキリしたろう?」
正体の某氏「・・・でも・・・・・・ キチガイになってる時は自分を解放できて、楽しかったんだ・・・・・・・・・」
大谷さん「そうか・・・・・・ じゃぁ次からはまたMr.ベースボールに戻ろうな」
なんだこのやりとり(笑)。
昨年の夏のこの会場でのライヴでも石川さんのたま時代の曲をホルモン鉄道でやっていこう宣言があり、その最先鋒たる「リヤカーマン」。まぁその後曲目が増えたかんじはしないんですがそれはご愛嬌(笑)、そいで石川さんの赤白帽を被ろうとするも小さすぎて被れない大谷氏(笑)。実は石川さんは頭が小さいという意外な一面。帽子は子供用サイズになっちゃうのだそうです。最近はこの曲、大谷さんの太鼓やハモりがきっちり入ります。完成度あがってきてます。
大谷さんのソロから「カラクリおじさん」。愉快なワルツに乗せて石川さんのパーカッションが跳ねる躍る。すごくホルモン鉄道向きの曲です。詩も陽気で陰気でおもしろい。
「どうでもワルツ」。客席に下りてきた石川さんのフニャフニャ言うおもちゃと美佳みかんさんのセーラーふなっしーが石川さんの手によってコラボし大爆笑。しまいにそれらでギターを弾く大谷さんの顔や乳やらを責めますが大谷さんは案の定「どうでもいいじゃぁありませんかぁぁ!!」の一点張り(笑)、つれない彼にとうとう泣き崩れる石川さんとおもちゃたち、「ホレたアタイが馬鹿なのよォォォォォォ!!!」会場大笑い。最高。
休憩前は「公園で」。大谷さんらしいシュールな公園におけるマナーの列挙。昨日は石川さんの虎のおもちゃでの奇襲でウケてしまい後半まともに歌えなかった大谷さん(笑)、今日は大丈夫でした。
休憩をはさみ後半はソロコーナー。大谷さんのギターをバックにとっちゃんさん「そっと咲く花になる」、他1曲「夏が逝く」だったかな? いつもながら澄んだまっすぐなお声が素敵です。曲が終わった瞬間に「行ってきます!」と手を振って職場に駆けてゆくSちゃん。とっちゃんさんも「いってらっしゃい!」とお見送り。
大谷さんは新曲「アロエベラ」、ギターもコードではなく単音弾きで怪しい音階を奏でます。石川さんのパーカッションはお休み、大谷さんいわく初見では曲のイメージが変わるから次やるときにしずかに叩いてほしい、と次回に向けてリクエスト。そしてソロアルバムから「海のゆりかご」。夜の海、ウミガメの産卵を見てる君の後ろ姿、髪。なんて美しい詩世界。大谷さんの曲は例えばプレイキーがCメジャー(ハ長調)の時にも Dm→C という変わった進行がよく見られますがそれがまたいい意味で特徴的で、哀愁があってイイ。
ソロが始まる前に「今の2人のソロコーナーって言っても実質とっちゃんの時は大谷、大谷の時はとっちゃんがサポート、お客さんももうお解りでしょうがこれは完全な石川外しです(会場大爆笑)」なんてわざとすねる石川さん(笑)。ホルモン鉄道は自分の属する中でも一番下劣なユニットで(爆笑)、外されても自分にはえんがわというアイドルユニットやパスカルズというプチオーケストラがある、とご案内、その中の石川さん作詩の曲として「野のなななのか」を紹介され歌唱。この低音は真似できません。あ、この日は珍しく間奏はオクターブ上がってました。もう一曲は「オンリー・ユー」。
さぁホルモン鉄道に戻って妖しげな大谷流エチオピア音楽「叔母の財布」。ここで石川さんのパーカッションが一部こんがらがってわけわかんなくなっちゃって不調、昨日にゅーさんが直してくださった部分とは別のパーツが絡んでしまっています。そこでパーカッションはやめちゃって鞄から財布を取りだしてお客さんの前で弄びだします。わ〜大谷さんの財布かよ勝手に出しちゃってパンクだな〜と思ってたら「日常クイズ」でご自身の財布って書いてた(笑)。中に入ってた温泉のレシートは0さんにサインしてあげちゃってました。いい記念になりましたね! 大谷さん「いつもは見事なパーカッションを聴かせてくれるんですが・・・・・・ そう来たか・・・・・・」と感心してるのやら呆れてるのやら(笑)。会場は言わずもがな大喜びでした。
大谷夫妻とはもう30数年一緒に遊んでるが、同じように昔から一緒に遊んでたご友人が突然なくなった時に出来たという「メメントの森」を演奏。大谷さんが「みんな、死んじゃうから〜!」と声を重ねてくるのがいとおしい。ちょっと切ない歌詞なのにニッコニコの石川さんがさらにいとおしい。おっさん2人にときめく40のおっさん、私。
のんびりしたワルツ「空の荷物」。ちょっとおとぼけな雰囲気がいい。アルバムのセルフレヴューによると大谷さんご自身もお気に入りの曲のようです。
石川さんソロの混沌とした感じも大好きですが大谷さんのギターだとまた雰囲気が変わってカッコイイ「夜の牛たちのダンスを見たかい」。サビでハモるところがこれまた痺れます。個人的にはさらにテンポが遅くても映える曲だな、と勝手に思ってます。
おおぉ・・・・・・ 私の大好きな癒しソング「境鉱泉」。今日も聴けてよかった。好きに客席を歩きまわる石川さん。味わい深い歌声を響かせる大谷さん。シンプルながら沁みる旋律を弾く(吹く)とっちゃんさん。そのすべてが重なり、ほわっと幸せ。まるで音の温泉に浸かっているよう。昔はそれほどお気に入りではなかったこの曲、おっさん度が増した今ではすっかりハマってしまいました。
今日もだいぶ時間が巻いているのを気にしつつ「それでは皆様、よいお年をお迎えください!」と昨日に続いて早すぎる年末の挨拶(笑)からの「大晦日」。沁みるなぁ。風の便りも途絶えたあの人はいまどうしてるだろう。私のことなんて忘れててもいいから、どうか幸せでいますように。
一応(笑)予定の全曲が終了! 頭を下げ続ける石川さんにアンコールの拍手!すると昨日に続き大谷さん命名「アンコール地蔵」がムクムクと勃起! お客さんからのリクエストは「雨の日のサーカス」! これまた私の中でパスカルズにも引けを取らない多幸感をおぼえるソングです。終盤の石川さんの激しめのパーカッションが大ラスに相応しく、もうたまらなく好きです。
終曲後、さらに地蔵モードの石川さんがふたたび卑猥にプルプル勃起(※石川さんの陰部が実際に勃起したわけではありません。イメージです。イメージ。)!フィニッシュは謎の輪唱曲「静かな親父」。やはり石川さんの歌う声が聴こえないように耳を塞いじゃう大谷さん(笑)。去年も曲が出来たての頃にここでやってグダグダになって石川さんがやけくそになってたのを憶えてます(笑)。
「ホッホッホッホッホールモン、ホッホッホッホッホールモン・・・」
「ホルモン鉄道ォォォーー!!!」
「終点ーーー!!!」
無事大阪ツアーも終了! もう一度礼をする石川さんに大谷さんが「おっ!? またアンコール地蔵か!?」と振りあわてて否定する石川さん(笑)。
2日間、お疲れ様でした!! 爆笑に次ぐ爆笑、調子を崩して参戦も危ぶまれた私ですがお陰様で今年も素晴らしい夏になりました。ありがとうございました!
しばらくお店に残られるとのことで、お話させていただきました。そうだ、千倉ではもじもじしてお願いできなかった、「ホルモン鉄道Tシャツ来てお三方と記念写真」を撮っていただくチャンスだ!! 私はまんまと0さんに自分の古代携帯で写真を撮っていただき、かねてからの念願がついに叶ったのでした。早速Tシャツ製作者のジェレ美さんにメール添付で送りつけ、「私はえすえぬえすが出来ないのでバラ撒いてください」と烏滸がましくも依頼、Twitterで物好きな皆さんから9件ものイイネを頂戴しました(笑)。ありがとうございます。
さて打ち上げの席で、たま時代の石川さんの曲をもっと増やそうという話題。
石川さん「俺のたま時代の曲、何か知ってるのあるのか!? 全然知らねーだろ!!」
大谷さん「いや、『汽車には誰も乗っていない』はホルモン鉄道でも映えると思う」
石川さん「ああ〜確かに、鉄道だしな」
我々「合うと思います!!」
や〜これは期待大ですね!! ぜひともホルモンヴァージョンの「汽車には〜」を生で聴いてみたい!!!
石川さん「この3人(美佳・ぜろ・オポ)はみんな俺のHPの投稿者なんだよ。(オポムは)またアルバムの全曲レビュー頼むね(笑)」
大谷さん「おお〜、俺も投稿しようかな〜。でも俺チャットとかもパスワードが苦手で出来ないんだよな〜」
我々「いや両方ともパスワード要りませんて。是非是非!!」
そして嬉しいことにホルモン鉄道の今後の来阪のご予定もちらりと! またそのうちオープンになることでしょう。石川さん、大谷さん、とっちゃんさん、今回も遠方はるばるお越しいただいてありがとうございました!! お気をつけて!
・・・と遠方はるばる来たといえば0さんも同じです。ホルモン鉄道の皆様と別れたのち美佳みかんさんと3人で阪急高槻市駅まで徒歩、急行で梅田まで戻る間に投稿の話やらギターの話やらやたらとどうでもいい自分のことばっかり喋る厭なオッサンと化して大変ご迷惑をお掛けしましたことをここにお詫び申し上げます(泣笑)。
はや秋の気配。ホルモン2DAYで、今年もいい夏でした。(オポムチャン)
(本人より)そうそう、ここはライブハウスじゃなくて飲み屋食堂でオヤジさんは料理で手一杯なので今までは共演のバンドの人やスタッフが受付してくれてたのだがワンマンなのでそういう人もおらず無人受付になったんだよねー。
そしてまさかのMr.ベースボールの正体証し・・・絶対にバレてないはずなのに!
あとソロコーナーで「野のなななのか」は本当はやる予定じゃなかったのだが一部終わりの休憩時間に「マツさんのソロのチラシ配っていいですか?」という知人がいたので急遽その話の流れで変更した。
この日はこの後琵琶湖をドライブして米原まで大谷に送ってもらい帰宅〜。
年刊 石川浩司
今回レポートするのは「年刊 石川浩司」です。
創刊号ですが二号は出ているのでしょうか(笑)
中身は昭和の香りがぷんぷんする作りとなっています。
昔の大学サークル誌やミニコミ誌ってこんな感じでしたよね。手づくり感丸出しで。
こういう冊子、サークル誌とか大好きです!
値段は0円とか100000万とか書かれています。一体いくらなんだー。
恋人にしたいタレントでは、キムタク、福山を押さえて圧倒的大差で一位に輝いた石川さん。
他にも、スゴロクの旅の詳細なデータやチャットを基にしたインタビューも。
チェンマイに逃避された石川さん。このころからチェンマイオタクなんですね。
惜しむはこの冊子が一般流通していないということ、あとDVDのおまけと言うことで手に入れずらいという点です。
ぜひ国立国会図書館へ寄贈してもらいたい。
でも石川マニアは一度は読むと面白いかもしれません。(わいわい)
(本人より)これはDVD「石川浩司ライブ・イン・チェンマイ」の付録だね。
今はもうほとんど廃盤状態だけどニヒル牛と高円寺の円盤というお店などでまだ僅かに残ってるかもしれない。
見つけたら即買い決定!
2017.8.20(日) 高円寺グッドマン レコードコンサート
菱沼健さんの提供による「たまの音楽」。たまのメジャーデビュー前の秘蔵音源が流されました。
これを流していることが知られたら本人たちに怒られる、というくらい珍しい音源がかけられました。石川さんも言っていたけれど「たまはアングラ、マイナーの極み」というところが良く味わえる音源でした。また小俣さんが入ってきたあたりから録音の質もあがり、そしてバンド自体の演奏技術もアップしてどんどん躍進してゆく様子がうかがえました。
知久さんは正統派のシンガーとしては友部正人さんを継承するようなかなりの実力者だったこと。そして石川さんの声域は4オクターブもあったことがわかりました。今回かけられたのはたまがイカ天に出る直前までの音源。最初にも書いたようにメンバーに怒られてしまうためあまり詳しくは書けません(泣)。
説明もハキハキとした、いつになくカッコよい健さん。僕らの知らないたまの音楽が聴けた一夜でした。(Sankaku)
(本人より)健さんはたまの最初期のエンジニアなのでもっとも貴重なアマチュア時代のたまの音源をたくさん持ってる。
一体何をかけたんだろ。もしかしたら本人たちも覚えてない珍しい曲なんかもあったかもしれないな。むむむ。
でも現在はホルモン鉄道のエンジニアとして活躍してくれてるので健さんに限り何をかけても許す!
2017年8がつ13日ホルモン鉄道ライブ@たらまガレージ&ニヒル牛
たま及び石川さんファン歴の浅い私ですので(去年あたりからです)今回初めて石川さんの出演されるライブを見に行きました!そして普段関西に住んでいるため一度は行って見たかったニヒル牛もライブ前に訪問しました。こんなにちっちゃい作品、どうやって作ってるんだろう!?みんなマメなんだなあ〜と感心しました。
そしてライブ。1番印象に残ったのは「マトリョーシカ」です。歌詞が心に響いて、泣いてしまいそうでした。「おじいさん」はゲラゲラ笑いながら聞きました。ていうか他の曲も基本ゲラゲラ笑いながら聴いてました。1番笑い声がうるさかったかもしれない…。とっちゃんが3曲歌われましたが、石川さんとは全然違った女性的な綺麗な歌声で、どっちがいいとかではなく役割が違うんだなあと思い知らされました。ホルモン鉄道の中にあるオアシス的な感じ。「こぞう」はめったにライブでやらないってことでしたが、私としてはぜひまたやってほしいです!というか聞けてラッキーでした!打ち上げの時は、たらまのおじいと石川さんのセッション、これも聞けてラッキー。とても素晴らしかったです!家帰ってから布団に入って眠る時、頭の中で何ともつかぬ音楽がグワングワンと鳴り響いてそのときは作曲するときってこんな気持ちなのかな!?いまなら作曲できそう!と嬉々としていましたが1日寝たら元どおり、あーあ。(作曲はやったことない、というかできません。)石川さんにお会いしたらお腹に抱きつきたい!と思っていましたが抱きつくのは失礼かなあとずっとペチペチ触らせていただきました。それにしても触りすぎたかも。スミマセン。これ以上太りたくないと常々思っている私ですが、石川さんのお腹は幸せの象徴みたいで羨ましいです。長くなりましたが、ライブおつかれさまでした!!音楽のライブというより、演劇というか漫才というか、見ている人を楽しませる仕掛けが満載でしたね!また行きたいです(^_−)−☆ (つしまん)
(本人より)ライブに来た人は腹も頭も触り放題サービスだよ!
「マトリョーシカ」が1番印象に残ったのは嬉しいなあ。また来てねん!
2017.8 新宿こどもアートデー
このイベントは練馬に続いて二度目。台風の直撃が心配されたので、前日主催者に電話すると「用意していますが明日にならないとわかりません」。取りあえず出かけてみる。
今日の予定は某資料館見学と大学での製本作業。
新宿に着くとライングループより「あー寝坊してすいません。台風がまだうろちょろしているので製本作業は明日にしますー」。おいおい、外は晴れているじゃん。もう少し早く巻絡しろよ。明日は別のキャンパスで仕事があんだよ! そのためサークル部室に捨て・・・いや寄贈するために写真やパンフや団扇を色々持ってきたのにっ。
練馬と違って列が「予約券必要」と「予約券がいらないイベント」で別れていてスムーズに室内待機待機はよかった。うーむ運営歴史がありますなあ。ただ参加人数はこちらの方が圧倒的に少なかった。イベントメンバーは練馬と同じ(たぶん)。
セットリストは1・怪獣のバラード 2・不思議なポケット 3・さよなら人類 4・森のくまさん 5・散歩(トトロの) 6・こどもアートテーマソング
練馬ではなかった「さよなら人類」が登場。
今回の石川さんの紹介は「太鼓の親分」「石川の親分」で、「太鼓のお兄さんか」ら少し年をとってしまった。
「石川さんと言えばこの曲」との紹介で「さよなら人類」。「たまの・・・」の説明は無し。気のせいか若干呼吸が合わなかった部分もあり。
前方で見ようかなあと思ったものの、大の大人が前に陣取っても仕方ないので一番後方目立たなく目立たなく。
うん、主役は子供さんたちですから!(わいわい)
(本人より)ここ5年間新宿でやってるけど参加人数は毎回だいたいこんな感じ。
なので練馬であまりに人が来たのでビックリ。
さよなら人類を歌ったのは声楽家の方だったけど、本業でも実はこの歌は結構難しいんだよね〜。
客席前方にはこのホームページの常連投稿者のDOさん、newguineaさん、7月4日の蟻さんらがいたよん。
こどもアートアドベンチャー 2017.8.1練馬
工作やアート体験ワークショップをワンフロアーを使って行う子供向けのイベントです。
一階には石川さんがデザインされたTシャツも飾られているアート展。
0920ごろ着きましたが外には親子の凄い列。みな整理券を貰うために並んでいます。
途中で「整理券が終了しました!」の声。「次の時間(一時間後)の配布までお待ちください!」と大量の親子が入口外に残されました。私は途中まで並んでいたものの「オープニングライブだけ見に来ました」と言って中に入れてもらいました。
1000スタート、0955にホール開場。子供と親がフロアに座ってみる中々良い雰囲気です。
しかしホール外には長い待機列が。曇っていたとはいえ8月です。エアコンはありません。このあたり可哀そうでした。
途中から整理券取得以外のライブだけ見たい子も入ってきました。ライブだけ見てもいいと早く告知してあげればいいのに。
5分送れてスタート。
満員のホールでは、太鼓のおやぶん石川さん。ピアノのおにいさん(エレクトーン)関口直仁さん、おもちゃと楽器のオーケストラの秋福音さんたち。司会の人は石川さんを「元たま/パスカルズ」と一言も説明しませんでした。太鼓のおにいさんと紹介しました。おやぶんではなくおにいさんね。
途中からは子供の合唱隊と、熊の手作りの被物をした劇団の人たちも参加して、30分の演奏会でした。
石川さんの歌はなったものの、とんだり跳ねたりとてした恐るべき50代でした。
セットリストは、1怪獣のバラード、2ふしぎなポケット(ビスケットが一つ)、3森のくまさん、4銀河鉄道999(ゴダイゴ)、5散歩(トトロの)
おおっ珍しくセットリストとか書いてしまった。わいわいもやるときはやるんだからなー。
ライブが終わって子供や親と写真撮影やサインをする石川さんでした。
外には一階まで伸びている子供たちの列が。。。
本当のお客様は、我々でなく、子供たちなんです。(わいわい)
(本人より)このイベントは新宿では何回もやってるけどそれを見て練馬区から「同じフォーマットで」とオファーがあったもの。
練馬区では初めてだったのでまさかこんなに人が来るとは予想してなかったみたい。
1万人以上の来場があったようだね。
多分来年あればもう少しスタッフや整理がうまくいくんじゃないかな。
また呼んでもらえたらいいな。いつものライブとは違う体験だからね〜。
たま写真集「きゃべつ」1991
たまの写真集です。写真集としては版型が変わった形をしていてLPと同じ大きさでしょうか。
最初は鳥取砂丘で砂遊びに興じる四人。ソリや段ボールを敷いて子供のように砂丘を下っています。こういう楽しそうな四人の写真を見ていると「本当にまた四人で集まってくれねーかなあー」と思ってしまいます。Gさんとパーマをかけており、眼鏡をしている柳さんはまるで別人です。
石川さんはコレクションの空き缶を外屋外に出して自画像を描きました。3時間に及ぶ超大作。これは凄い。すごい数の空き缶を野外に出して上から撮しています。
それぞれ4人の対談も。柳さんは旧友。知久さんはツノゼミの研究家。Gさんは奥さん(笑)。なのに石川さんはスイカΣ(゜Å゜)。スイカですよ。
柳さんが他の四人をどう呼んでいるのかあまり聞いた事が無かったのですが、石川さん、知久さん、Gさんと、さん付で読んでいました(呼び捨てでも、ちゃん付けでも、君でもありませんでした)。
四人の御自宅も紹介されています。Gさんはマンションのモデルルームのようなオシャレな部屋。柳さんは四人の中で唯一ミュージシャンっぽい部屋。知久さんは・・・きたないなあ(笑)。学生の部屋みたいなごちゃごちゃした部屋。それをきれいに整頓したのが石川さんの部屋。ご存知駄菓子屋さん。「まんだらけ」のような昔のおもちゃも並べられています。石川家のへそ「こうちゃん時計」。本棚が真ん中にあって図書館みたいな珍しい配置。一緒に映っている猫ちゃんかわいいー。親猫一匹に子猫が二匹。それを抱いている石川さん。
貴重なGさんのヌード写真もありました。
最後は六人(あと二人は誰だ?)でサッカーしているところや、跳び箱、組体操というスポーツで終わっています。
とても楽しい写真集でした。
参考文献 たま写真集「きゃべつ」(小学館、1991)。(わいわい)
(本人より)柳ちゃんは知久君を「知久さん」と呼ぶことはジョークの時以外はなかったな。
たいていは知久君か「ダンナ」。ダンナはお互いを呼ぶ時に誰が誰に対してもあったな。俺が一番言われる確率は高かったけどね。
オシャレな太陽(MV) ホルモン鉄道 2017
千倉の海、青い空、いやあ夏ですね。
こういう風景を見ていると、海に行きたくなっちゃいますね。
千葉の房総ですか。
え、そういうビデオじゃないって?
・・・
なんというか、頭に音楽が残るような電波ソングじゃないのですけどそんな感じの音楽です。グループサウンズ全盛期や石原裕次郎、海の若大将を髣髴彷彿とさせるような懐かしいメロディです。
うーむ。
しかし何が悲しくてオッサン二人のパンツ姿を見なけりゃならないのだ!
途中でトレンディエンジェルのハゲラッチョが入っていましたね。
ラストは夢落ちというか、妄想落ちでした。
ちゃんちゃん。(わいわい)
(本人より)トレンディエンジェルのハゲラッチョというのはふたりとも知らないのでそれは偶然の動きの一致ですな〜。
おっさんの白日夢。
素敵ガールズの3人は実際はライブによく来てくれるお客さん。大阪から名古屋から埼玉からやってきてくれた。
全員20代前半よーん。ホルモン鉄道、意外と若いお客さん多いっす!
石川浩司「労さん、まだしつこくやっているぞ〜」 2011
1990年に書かれた竹中労「たまの本」から21年。没後20年を記念して制作された竹中労さんの思い出をみんなで語った本です。
石川さんへのインタビューが書かれています。
肝臓がんで余命いくばくもないのに、神戸-北九州のフェリーの中でのインタビュー。座っていることもままならず、専属のナースさん付き。
竹中さんが認めている音楽は「ビートルズ」「美空ひばり」「沖縄音楽」の三つだけで、今回たまが加わりました。メンバーは「そんなたいしたもんじゃございません」。
竹中さんとたまとの出会いは、いか天の審査員からの付き合いとのこと。
「いか天」のブームが終わって以降、CMのタイアップだ、ドラマの主題歌だと、90年代初頭から付加価値に頼った音楽が量産されていく。それを竹中さんは予期していた。
石川さんは竹中さんから教わったこととして「一つの物事は同じジャンルの一つのことだけで出来上がっているわけじゃなくて、実はそこの周りにある全然関係ないと思われているものからも影響を受けている」と。
取材では「何でランニングを着ているんですか」という見た目など分かりやすい質問や「どういう楽器で、なぜ桶を叩いているか」となどの音楽的に深く掘り下げ4人の作り上げる音楽はどういうものか分析する質問が多かったが、竹中さんはどちらでもなかった。
うむむむ。5クエスチョンでの質問を考え直さなければ!
石川さんは「紅白に出た」ことより「竹中労が認めてくれた」ほうが強いと。
数年前には竹中英太郎記念館ライブも決行。
誤記を一つ見つけました。たまが武道館に出たのは三回。一回目が「イカ天大賞」で、次が同じ年の「レコード大賞」、三回目が「琉球フェスティバル」。これは一回目が「レコード大賞」。二回目が翌年(年が明けて)の「イカ天大賞」、そして「琉球フェスティバル」の順ですよね。
参考文献・『竹中労』(河出書房新社、2011)、pp.54-59。(わいわい)
(本人より)いや、誤記じゃないよ〜。イカ天大賞に出た後にメジャーデビューしたからね。
1990年の1月1日がイカ天大賞、5月にメジャーデビューして12月31日がレコード大賞。奇しくも同じ年の元旦と大晦日に同じ武道館に立っていた。
YouTube ホルモン鉄道「オシャレな太陽」
来た・・・・・・。ついに発表されましたか・・・・・・。
もうね、このHPをご覧の皆様は当然閲覧なさったかと存じますが、キテルやつ、来ましたよ!!
2017年4月末、私が千倉に着いた時ひときわ眼に眩しかった3人の純白ワンピースのお嬢さん。
そんな可憐な少女(※成人)たちが、なななんとあのお下劣ステキおっさんユニット・ホルモン鉄道のPV撮影のためにそないな格好をなさっていたと聞いて大興奮、しかも1日目のステージでその曲を歌ってくださりその様子もPVに収めるなんて聞いてさらに感情の爆発、「パヤパヤ〜」なんて合いの手が似合いそうな昭和を感じさせるイカしたこの楽曲「オシャレな太陽」が動画で拝見・拝聴できる日を今か今かと心待ちにしておったのでございますですよ。
やぁ・・・・・・・・・ 想像以上でした。
浜辺をゆく2人のサングラスの男性。そこへ佇む3人の白ドレスの少女。
突如何を思ったか、ズヒャッと半裸になっちゃうおっさんたち。
鴎、鳶の舞う千倉の青空・海・新緑の草はら。
そこで時に虚無的に、時にキャッピキャピで躍るホルモンのお2人と、終始はじける笑顔のお嬢さん方。
なんだ、なんだこのわけのわからないコントラストは。
あまりに意味不明で、あまりにキュートじゃないか。
そして映像の素晴らしさに気を取られてしまいがちですが、これまたエレキのサウンドがイカしてる!! そして歌詞が大谷節でキラリとシュール!!
なに、「そばかすの出前とパラソルの裏切り」?(ちがう??) なんでそんな歌詞が思い付くのでしょう。ほんでほんで私は聴き逃していませんよ、サビ(?)で高いキーを叫ぶ大谷さんのオクターブ下で迫力ある唸りをあげるMr.ローユニゾン石川さんのいい仕事っぷりを!!!
ちなみに1:41のシーンで1秒だけ客席が映っており、私もそこに映ってるはずなんですが・・・・・・ 何回見直しても何処にも居やしねぇ(笑)。あまりに出してるオーラがきもすぎて映像に悪影響だったか何かで、デニスさんがうまいこと処理してくださったのかもしれません(笑)。よかったぁ。
とにかくおっさんお2人の表情が最高!! お嬢さん3人が可愛くって感動!! 映像と音楽がバシッとハマって法悦!! 楽曲がなんとも言えず昭和でシュール!! こんな作品を生みだせる50代、他に居るでしょうか!!? もうみんな何回も観たらいい。思う存分爆笑したりなんとも言えん気持ちになったりキュンキュンしたりしたらいい。そしてフィニッシュのケツ出しで浮世の鬱屈をぜぇんぶ消滅させてもらったらいい(笑)。
いやもうまじで愛してます(笑)。お願いですから誰かお2人を今年中に大阪・・・いや関西に呼んでください(笑)!!! (オポムチャン)
(本人より)20年目を超えるホルモン鉄道の初めてのちゃんと製作したMV。
流石デニスはプロだねぇ。いい作品になった。
女の子たちもサイコーだし、これは一生の記念になるな。何度も見返してくれい!
サイソポールス 海賊版DVD‐BOX
ある日パソコンで「円盤」のネットショップを覗いていたら、なんだかけったいな商品名が目に入りました。
なになに・・・ 「サイソポールズ 海賊版」???
あっ・・・ これ! 昔ニヒル牛でトレカすなわちトレーディングカード付きで限定で売ってたエーツー2コさんによる妄想ガールズバンド「サインボールズ」の活躍?をCDかつDVD化したという伝説のBOXのトレカ無しヴァージョンのやっちゃないかいな。またおかしなベクトルの面白さが味わえそうだなー、と思いつつも買い方がわかんないから諦めてたんだった。わーこんな形で買えるなんてラッキー、と思てたら中の2コさんのマンガ読んでみたらおもいきり円盤の店主さんが絡んでたのね・・・。
CDを聴き、なんとも言えない気持ちでカラオケを口ずさんだり、中国語が入ってて変にオシャレでいいなぁ、とかなんか複雑な心地のままDVDを拝見していると、なんと劇中サインボールズが世界に羽ばたき「落ちぶれた紅白歌手のレポーター」に密着取材される、という(妄想)シーンで石川さんがご登場なさいました!! これには虚を突かれました。
石川さん「はいっどーもーっ、『着いたーー!!』なんちゃってねー♡ 元たまのランニングこと、石川浩司ですよっ!」
これまでのキャストのなかでもピカイチの流石のこなれっぷり。この対比がまたイイのです。なんというかサインボールズの皆様は失礼ながらも「素人っぽさ」が面白さの素になっている気がするのです。そこへ百戦錬磨の石川さんがレポーターでご登場、突如モノホンの芸能人が登場してひときわ存在感が光っていました。役柄はあんまりなポジションですが(笑)、それを見事に安っぽく演じてて、イイ(笑)!! 「西海岸でのツアーを終えて、凱旋ライブだそうでゲスよっ! ゲッヘッヘッヘッヘッヘッ・・・」ゲスて(笑)
思わぬところで石川さんの名優ぶりを拝見できてラッキーでした! DVDは・・・ ウン、なんとも言えないおかしなベクトルの面白さでした(笑)。2コさん愉快な作品をありがとうございました! (オポムチャン)
(本人より)これまたデニス監督作品ね。
確かに他の人たちの演技がアレ過ぎてカットになったシーン多数。
俺も他にもいろんなことやらされたんだがな(笑)。
妖艶ホリデー 第百六十七回 マーメイドの恋
ニヒル牛マガジン毎週日曜日連載の「石川浩司の妖艶ホリデー」。石川浩司さんがグラビアアイドルとして登場し、ニヒル牛マガジンに彩りを加えてくれています。しかし残念ながら現在ネタ切れで連載休載中です。
さて、数年前の第百六十六回から第百六十九回にかけては、このホームページ投稿王ページでもお馴染みのことりさんがビジュアルを担当し、石川さんをマーメイドに仕立て、数回にわたり愛の物語を演出しました。ロケ地はチェンマイでいちばん古いショッピングコンプレックスの隣に建つ、クラシックな趣きのホテルの屋上のスイミングプール。
その第百六十六回の「マーメイドの恋」に小職、波照間エロマンガ島が出演しています。石川さんと接吻しちゃったー!!
ばかばかしくも楽しい想い出でございました。http://nihirugyubook.but.jp/youen.html (波照間エロマンガ島)
(本人より)キスできるアイドルだお!
読売新聞 1993.01.09夕刊〈音楽〉たま公演 素朴な詞に息づく感性
レコード会社を移籍して犬の約束を発売した時の記事です。
バンドブームが去っても、独自の活動で人気を集めているたま。バンドというより個性派歌手の集合体に近く、永遠の少年のような知久寿焼に、道化師の石川浩司、最も分かりやすい曲を作るのが柳原幼一郎だと述べています。
石川さんは、歌うたいだったり、道化師だったり、いろいろと大変だあ。
たまの歌は、現代のフォークソングだ。フォーク音楽の源は、米国の大衆が歌い継いできた民謡。彼らの詞にも、童謡や民話を連想させる素朴な感性が息づいている。そこに溶け込む簡素な旋律。ほのぼのとした空気に浸った。新曲も昔の曲も、変化はない。抑制された照明の中で、たゆたうような歌を聴いているうち、時間が止まったように感じた。逆に言えば、たまの世界は完成され過ぎていて、新味やスリルに欠けるのも確か。ジグソーパズルに例えれば、形や絵柄が変わっても、個数は変わらない。彼らのようなユニークなグループは、自らの個性を磨き続けるだけでいいのかもしれない。
と述べられています。
以前5クエスチョンでたまの曲は、フォークソングなのかロックなのかニューミュージックなのかと質問したことがありましたが、ここでは童謡とか米国民謡とまで言っていますね。たまの世界は完成され過ぎていて、新味やスリルに掛けるとも書かれています。
今は昔、25年前の記事です。(わいわい)
(本人より)少なくとも米国民謡ではない(笑)。
読売新聞 2011.01.27朝刊「たまの映画」来月公開 バンド解散後の“かたち”追う
こちらは7年前の「たまの映画」公開時の記事です。
たまが解散しても、ソロで音楽活動を続けるなど、それぞれの生き方や人柄が興味深いと記者は述べています。
監督の今泉力哉氏。
「音楽への姿勢とかが面白くて興味を引かれた。お金があれば幸せ、大きな会社に入れば安心という価値観が壊れるなか、『やりたいことをやるだけ』という一つの“かたち”を描きたかった」
石川、知久、滝本に09年夏から半年間、密着。インタビューやライブの様子を交え、解散の経緯や各自の音楽への思い、人生観に迫った。
「迷いながら編集した。きれいな絵より、彼らの魅力を引き出したかった」
と今泉。200時間を超す映像を111分にまとめたそうです。
ランニングシャツが目印だった石川は、
「完成作を見て、(他のメンバーも)同じことを考えているんだと知った。目前の楽しいことに夢中で50年近く生きてきたが、今の活動も知ってもらえれば」
と話しています。
まだたまの映画は見ていないんですよねえ。DVDはどのコーナーにあるのかな。音楽なのかドキュメントなのか邦画なのか。(わいわい)
(本人より)どのコーナーにあるんだろ?
このDVD発売の一瞬だけ売上でAKBを抜いたんだよね。
ま、ディープファンがこっそりいるちゅうことで嬉しいですな。
毎日新聞2011.02.12 大阪夕刊 見たい:変わらぬ「たま」の今を追う ドキュメンタリー映画、大阪で公開中
こちらは毎日新聞の記事です。
今泉力哉監督と、ランニング姿がトレードマークだったメンバーの石川浩司が来阪。
「大きな会社に入れば安心、お金さえあれば幸せみたいな価値観が壊れている今、石川さんたちのように“やりたいことだけ”が本当の幸せなんじゃないか。自分自身もそうあり続けたいと思う」
と今泉監督。
「お客さんが沸いてくれて、テンションも上がって鳥肌が立つ。やめられないです」
と石川は語る。
大槻ケンヂらのインタビューを交え、メンバーの生き方を丁寧に映し出す。
と書かれています。
今泉監督のインタビューを見ていると、読売と同じことを言われています。インタビューも大変なんでしょうね。(わいわい)
(本人より)まあだいたいされる質問はどこも同じで毎回違うこと言ってたら嘘つきになっちゃうからね。
今泉監督が元々お笑い芸人だったことに触れてる媒体はあまりないな。
読売新聞 2003.09.18夕刊[テレビ50年]1989年・深夜番組の多様化 女子大生、バンド…ブーム次々
◆若者たちの「解放図」 視聴率気にせず腕試
解放区というと、学園紛争時の、御茶ノ水のカルチェラタンを思い出しました。
ここで取り上げられているのは、まずはバンドブームを作ったいか天。「たま」と「BEGIN」が取り上げられています。
緑山スタジオ・シティ業務部長の西川章さんが、
「面白くなるという手応えはあったが、さすがにいきなり頭から素人バンドを取り上げるのは不安があった」
と振り返るほどで、当初の数か月は、冒頭の三十分で三宅とゲストの対談を放送していた、と。
あーこれ全然覚えていません。最初は対談番組+演奏だったのか。じやあパンツ脱ぎ事件の時もそうだったんでしょうね。
次に、「やっぱり猫が好き」と「カノッサの屈辱」「カルトQ」。「やっぱり猫が好き」は火曜日の深夜の時は良く見ていました。「カノッサの屈辱」も大好きで、企業戦争や文化史を歴史に準えて放送するのでそりゃまあはまりました。群馬からわざわざ池袋まで出て行ってカノッサの屈辱展を見に行ったりしました。
月曜夜は、カノッサの屈辱の後「19××」という音楽番組をやっていて、その年(例えば1986年)のヒット曲を当時のニュース映像に乗せながら放送していました。なつかしいなあ。水曜日は「地理B」。木曜日は「アインシュタイン」。そして金曜日は「いきなりフライデー」を録画して見ていました。深夜黄金時代ですな。
その後は、バブル後はアニメ台頭。バブル経済の崩壊後に目立ち始めたのが深夜アニメの台頭の動きとしています。(わいわい)
(本人より)俺も「やっぱり猫が好き」は大人になって唯一観ていたドラマかも。
最近も某動画サイトに上がってるの時々観ちゃうのよねん!
毎日新聞1990.08.28 夕刊[人模様]人気の4人組バンド「たま」に初の楽譜集
27年前の記事です。
その初の楽譜集「さんだる」(全音楽譜出版社)が出版された時の話です。
「この譜面を見ながら『たま』をコピーする人なんて本当にいるのかしら? もしいたらその人に言いたいことがひとつ。ぼくらがこの演奏の仕方を見つけたとき、それはこんな譜面のかたちでそこにあったわけではないのです」
とメンバー。
んー誰の台詞だろう。イメージから柳原さんかなぁ。
バンド人口は約九十万人ともいわれ、楽譜が読めなくても弾けるタブ(TAB)譜(五線譜ではなく、弦を押さえる場所を数字で示したもの)の普及でバンド・スコアもよく売れている。
「さんだる」にもギターやマンドリンのパートにタブ譜が付き、子供から老人にまで人気の「たま」をコピーするバンドも増えそう。
と記事。
今、石川さんはそのコピーバンドに本物が混じって演奏されていますよね。凄い。(わいわい)
(本人より)ま、俺の部分なんて「ここでビスケットの缶を叩き揺れる音をそのままカラカラいわしておく」とか注釈つけてたからな。
守った人いるのだろうか・・・。