ザ・レポート(26)


今まで石川がかかわってきた全ての活動、つまり「ソロ」「パスカルズ」「ホルモン鉄道」等のライブ、CD、ビデオ、またテレビ、ラジオなどのマスメディア、演劇、書籍、ニヒル牛、コレクション、すごろく旅行、このホームページ、その他とにかく俺がかかわってきたありとあらゆる表現活動の感想、評論、思い出等を募集します。
 既に何かに発表したもの(ミニコミ、ミクシィ日記、ホームページ、掲示板等)の再録も自分で書いたものであれば0Kです。批判やお叱りももちろん構いません。他の人のプライバシーの侵害や、特殊なケースを除き、基本的に全て採用します。何についてのいつのもののコメントかをなるべく分かりやすくして、メールにて題名「レポート」でお願いします。おおよそ10行程度まで5ポイント、それ以上は10ポイントです。裏話等や本人のそれに対する意見や感想なども付けていくつもりなので、気軽に応募して下さいな〜っ。
 例えば俺本人も知らない「こんなとこに載っていた」情報及びその感想とか「すごろく旅行を実際やってみた思い出」など俺にインスパイアされたものでもOKですよ〜ん。

ウキュピレコードリミックス企画第十一弾・お肌ツルツル老人

さぁて今月もやって来ました、リミックス職人so-heyさんによる予測不能のアレンジメント。個性の強いこの曲を一体どう料理するのかドキドキしながらクリックしたらばハイ今月もえらいもの出来ましたよ。

元の曲はひたすらイヤデスなシチュエーションをこれでもかとばかりにぶつけてくる長めのウゲゲソングでしたが、画面下部のバーのスピードからスピーディーな展開になりそうです。
じわじわとノイズが少しずつ加えられてゆき、だしぬけに登場したおッはッだッツルツル老人、おッはッだッツルツル老人、おッはッだッツルツル老人ツルツル老人ツルツル老人・・・・・・ ってどれだけツルツルやねんと突っ込みたくなるツルツルスペシャル。しまいにツルツルツルツルツルツルツルツルツルツル老人とかも現れて、キーボードを打ちながら私のゲシュタルトがほろほろ崩壊していきます。もうこれ私にレポートを書かせまいとしてるんじゃ、と思わず疑っちゃうような暴れリミックス、でも書いちゃいます。なんだかお肌ツルツル老人を大量生産しているツルツル工場のマザーコンピューターが不具合を起こし、爆発・エラー・アラート音が鳴り響く中どんどんツルツル老人が無尽蔵に増えてゆくような場面が浮かび切迫感を感じます。しかしそんな深刻なツルツル地獄の光景とは裏腹に、畳み掛けるツルツルツルツルツルツルに私は腹を抱えて笑わざるにはいられませんでした。


めちゃめちゃです。でもめちゃめちゃおもしろかったです。天才的アレンジャーso-heyさんと天才的とんでもソングメーカー石川さんに乾杯! (オポムチャン)


(本人より)ほんと、so-heyとは今後何か一緒に出来ないか考えてしまう。
もしso-heyここ見てたら遠慮なく俺に何か提案してみてねー。

へなちょこリレー物語(不思議なあいうえお)終了に寄せて

いやー面白かった! 前回までのシュールシリーズは滅茶苦茶苦手だったので採用率が非常に悪かったのですが、こういった言葉遊び系は大好きです。今回は今までにない趣向の、エンディングまでの期間がハッキリしている作品で、「あ」から「ん」までの文字数は46文字、となると石川さんから順番に行くと最後を締めるのは投稿者!? とこれまた過去に無い事態が起こるのかとハラハラしていましたが、このHPにおける言葉遊びの達人・デクノボーさんの見事な手腕でオープニング・エンディング共に鮮やかにキメていただきました。

前回の『鞄』終了時には強力なライバルになるであろうと予測していたデクノボーさんですが、もう投稿の質からして完敗ですね。言葉のセレクションひとつひとつから心憎く、ストーリーの展開・整合性もお見事の一言!! 私は相も変わらずストーリーを前に流すだけの狂言回しのなりそこないみたいなポジションでした。私の投稿が量ばっかり多くて面白くないのはいつものことですが、それにしても今回も皆さんのクオリティーの高さには舌を巻きました。

毎回奇想天外な展開で流れをとんでもない方向へ導く幻術師・多摩川さん。ほんとうに何処からそんな発想が生まれ出るのか、さすがシュール物にお強いわけです。そして文章の中から感じられる哲学的な気配が、只者ではいらっしゃらないことを物語っています。
また単発ながらも話の重要な部分を占めてくださったまつはしさん、とるすといさん、ネズビットさん、リヤカーマンさんも素晴らしい! 今回のように使える単語に制約のある中でも、そんな条件ものともせず、お話にグッと深みを付ける名文を投稿してくださいました。
そしてまさかの1行11文字で終わらせた飛び魚さん。や、やられた(笑)!!!
ちなみに私的MVPのデクノボーさんの一文でもっとも好きなのは「く」の投稿で、

“「クルミが硬い殻を割って芽を出すように
黒ずんだアボカドにもその力はある
腐らせちまわなけりゃいずれ
クソ面白ぇ瞬間がやって来る」”

という部分です。妙に意味深でかっこいいフレーズですよね?

石川さんもご自身を制約で縛りながら、あっちゃこっちゃに跳んでゆくお話をまとめ上げるのは大変な作業だったでしょう。最後の方はちょっとテキトーっぽかったですが(笑)。だいたい「を」から始まる文章とか言われても厳しいですよね(笑)。それにしても愉快な登場人物を出現させたのはほぼ石川さんで、オズボーン・スルメ山・ナウマン象・鵺・たまキング・・・ どんどん物語は彩りを増しながらカオスに(笑)。なんだかんだ言って一番次の手が想像できないのはけっきょく毎回石川さんなんですよね〜! 流石です。

結局最後まで名前がわからなかったイシカラコウジの兄(?)たる主人公は大きな使命を終え、元の鞘ならぬ竿に納まったというハッピーな(??)終劇。頭の捻り甲斐のある愉しいリレー物語でした! (オポムチャン)


(本人より)毎回、その言葉が語頭に来る言葉を思い出して並べて作ったな〜。
確かに強引なところも多々あったが、こんな遊び付き合ってくれる人なかなかいないからねー。
さてさて次回はどんなお話にしようかな?

名古屋芸術大学「アートと音楽のセッションライブ」(2014年5月21日)

 あの石川さんが芸大でアートするって、もうそれだけの情報で「どんなことになっちゃうんだろう!?」とワクワクしてきます。しかも、シンガーソングライター・ぶらっくこーしー君、書道家・横山豊蘭さんとのコラボライブということで、予測不能の事態への期待感がますます膨らみます。

 ライブスタート! 石川さんがステージに登場し、シュールな物語をリズミカルに朗読していきます。大五郎と三郎、2人の登場人物がいて、なぜか三郎のあだ名が「ウェルダン」。どうしてそんなあだ名になったのかといえば、彼は空腹のあまり「黒焦げのお肉の妖精」を食べてしまったから……。
 そんなストーリーだったと記憶しています。ライブ会場となったギャラリー内で展示中の学生さんの絵画作品にそういうストーリーがつけられており、石川さんはそれを朗読したわけです。
 朗読後、大きな段ボール箱をかぶったりして、ただでは終わらない石川さんでした(笑)

 ぶらっくこーしー君とのセッションになると、石川さんはなんでもかんでもパーカッションとして利用。 石油の一斗缶やら、段ボール箱やら、ジョウロやら、鍋やら、ガラス瓶やら、壁やらを片っ端から打ち鳴らしたのでした。
 それらの品々を破壊したり散乱させたりと、バイオレンスなパフォーマンスも! 散乱させた品々をちゃんと拾いにゆく石川さんの姿がかわいらしかったです(笑)

 石川さんのソロ。会場をざっと見まわしたところ、観客の9割は学生さんでした。石川さんが「たま」でメジャーデビューした時代にまだ生まれていない世代です。だから石川さんは「たま」の説明から自己紹介を始めたのです。
 このとき石川さんが唄った曲は…、
 「まちあわせ」
 「メメントの森」
 「夜の牛達のダンスをみたかい」
 「オンリー・ユー」

 石川さんの新曲「メメントの森」は、そのタイトルから想起されるように「死」を唄っています。死を悲観して打ち沈むのではなく、死があるからこそ生きていることが前向きな意味を帯びるのだと教えてくれる曲です。まさに“メメント・モリ”の精神!
「みんな死んじゃうからこの世は楽しい〜 みんな死んじゃうからこの世はいっとき輝く〜 みんな死んじゃうからこの世は面白いな〜 みんな死んじゃうからこの世はある〜♪」という唄い出しから心をグッとつかまれました。

 ライブの終盤、書道家の横山豊蘭さんが登場! 壁一面を使った書道ライブパフォーマンスを見せてくださったわけですが、そこに石川さんが絡むのですから普通のパフォーマンスで終わるはずもありません。石川さんが横山さんの身体をテープで巻き始めると、いつの間にやら石川さんのランニングまでが書のキャンバスと化したのです。石川さんと横山さんの絡みは、さながらプロレスのような1対1の男の闘いの様相(笑)

 出演者3名が去ったライブ終了後のステージ風景は、まるで嵐が吹き去ったあとのよう。
 じつにハプニング性に富んでいで、多彩な面白さに満ちたライブでした。おそらく石川さんのパフォーマンスを初めて生で目撃したであろう学生さんたちの心に、鮮烈なカルチャーショックがもたらされたのではないかと思います。

 会場はいつしか、石川さんと学生さんのツーショット記念撮影会になり、私もちゃっかり写真を撮ってもらいました(笑)(仮面次郎)


(本人より)こういうの好きだなー。
学生さんたちが用意してくれたものには、それ以上の刺激でお返ししなければと(笑)。
音楽のセッションは多いけど書道家の先生(この大学の教授らしい)とのコラボレーションは初めて。
直前にそういうコラボがあると分かったので急遽ランニングと半ズボン(ステテコ?)を主催スタッフに買って来てもらい書かれても大丈夫なようにした。
美大故の企画、やっているこちらもおーいに楽しんだ〜!

「ホルモン鉄道ソロ合戦」〜石川浩司・大谷氏ジョイントライブ(2014年5月21日)

 名古屋芸術大学で石川さんのアートパフォーマンスを観たあとは、名古屋の亜細亜的料理屋「なんや」へ移動してホルモン鉄道のライブを鑑賞。

「なんや」にもうすぐ到着するというタイミングで、帰宅途中の友人とばったり会ってびっくり。ここで会ったのも何かの縁と、たまファンでもホルモン鉄道ファンでもない友人をライブに誘ってみたら、来てくれました。「なんや」に着いてその経緯を石川さんにお伝えしたら、ライブ中のMCでネタにしてくださいました。友人は、石川さんのライブ初参加でMCに堂々登場してしまったのです(笑)

 今回のライブは、ホルモン鉄道の2人が揃っているのに、あえてホルモン鉄道の曲をやらず、それぞれにソロライブをする、という趣向でした。通常のホルモン鉄道のあのディープインパクトな雰囲気と違って、胸にジーンと沁みるテイストのライブとなりました。石川さんと大谷さんが揃っているのにこのテイストは、何だか不思議な感覚です。そのなかに、笑いがあったり、毒もあったりと、しっかりスパイスもきいていました。

 石川さんは、前半は「ウララ」「冥王星」「おなかパンパン」など、後半は「秋の風」「メメントの森」「オンリー・ユー」などを唄いました。名古屋芸大のライブと合わせて、1日で2回も「メメントの森」「オンリー・ユー」を聴けるなんて、なんとぜいたくな体験でしょうか! 途中で披露された「昭和ヒーロー数え歌」は、誰もが知る大人気ヒーローたちがことごとくダークサイドに引き落とされていって、思わずその光景を想像させられました(笑)

 大谷さんは、「おばの財布」「クローン牛」「足踏みオルガン」「高卒」「ふくろうの森」などを熱唱。ポール・マッカートニーへのオマージュもありました。大谷さんの曲は、オブラートにくるまれている物事の中身を少し剥いて見せてくれます。それは、物事を暴き立てるとかそんなふうなものではなく、物事の魂の部分をこちらの魂に触れさせてくれるような唄いっぷりなのです。

「なんや」に到着する寸前に友人に遭遇したのも驚きでしたが、ライブの終盤になって、北海道にいるはずのMさんが会場に入ってきたことにも驚かされました。我が目を疑いました。
 彼女は別の用事で北海道からこちらへ来ていて、その用事が済んでからライブに駆けつけたとのこと。このライブが告知される前からこちらへ来る用事が決まっていて、奇跡的に日が重なったのだそうです。まさかMさんと名古屋で会えるとは! うれしいサプライズでした。

 ライブ後の打ち上げも楽しかった! たまがメジャーデビューする前に演劇で同じ舞台に立ったことがあるUさんがいらっしゃったこともあって、“たまメジャーデビュー前史”ともいえる時代のお話をうかがえました。(仮面次郎)


(本人より)この日は昼の美大とダブルヘッダー。
元々は美大が出前ライブで決まっており、それでせっかくならと夜もライブを入れた次第。
そして美大では「学校に落ちてる物を叩く」という趣向だったので普段持ち歩いているパーカッションを持っていく必要がなく、またなんやはつい2ヶ月前にもホルモン鉄道でやっているのでそれならソロ合戦でやってみようということになった。
久しぶりに大谷の歌もじっくり聴けて良かったな。

2014年5月31日(土) お願い!ランキング GOLD 2時間SP (テレビ朝日系 18:56〜20:54)

時代を彩った、誰もが知る大ヒット曲。
しかし皆さんは、次に発売された曲を覚えていますか?
そこで番組では、大きなお世話ですが…
大ヒットした曲と次の曲を調査!

すると、売り上げでは及ばなかったものの
「ヒット曲の続編」―それにインスパイアーされたと思える続編の存在
「イメージを変えた曲」―さらにヒット曲とはガラッとイメージを変えた曲など
様々な傾向があった!

そこで今回は、ヒット曲とその次の曲、売上ギャップを勝手にランキング付けしつつ、隠れた名曲を探しちゃいます。

・・・とのコンセプトで番組が始まりました。

タイトル「大ヒットの次に発売された! 売り上げギャップソング ランキング!」

番組放送開始約49分後。いよいよ「たま」が・・・

「あの大ヒット曲の次に発売…どんな曲? 売上ギャップソングランキング」

第16位 地球を愛する4人組

1990年発売 大ヒット曲「さよなら人類 / たま」

※ここでスタジオから「あ〜〜〜」と言う声。画面にはシングルCDのジャケットとDVD「野球〜たまグローブ座ライブ〜」発売元:日本クラウン・・・の映像が歌詞付で流れています。ちなみにDVD版の発売元レーベルはBRIDGE INC.です

大ヒット曲 1990年5月「さよなら人類」 売上 約58万枚

※曲は途中でカット編集され、いきなり石川さんの「着いたー!」へ。そしてテロップが入ります

<ヒットメモ>
「たま現象」という言葉も生まれるほどブームに

※続いて、酷いテロップとナレーションが入ります

<ヒットメモ>
人類滅亡を感じさせる歌詞

ナレーション「時は世紀末。人類滅亡を感じさせる歌詞。58万枚オーバーの売り上げを記録」
スタジオ「えーーーっ!?」

次曲 1990年9月「 ??? 」 売上 約5万枚

ナレーション「だが、次の曲の売り上げは、一気に10分の1。ギャップは、53万枚。2曲目も時事ネタを取り入れた 『テーマは環境問題』 タイトルは『???のダンス』
ここで問題。たま2曲目のタイトルは何? はたけ(シャ乱Q)さん、お答え下さい」

※画面には一部タイトルを隠されたシングルCD「オゾンのダンス」のジャケットが映し出されていますが、余計な嘘情報も入ります

問題 大ヒット曲の次の曲のタイトルは? テーマ:環境問題

はたけ(シャ乱Q)さん「えーっ!? 何やろ。環境問題? ・・・地球のダンス!」

ここでCMへ。
CM明け。

「さよなら人類」の次の名曲とは?

正解 オゾンのダンス

※画面には再びDVD「野球〜たまグローブ座ライブ〜」発売元:日本クラウン・・・から「オゾンのダンス」の演奏シーンが歌詞付で流れています。ちなみにDVD版の発売元レーベルはBRIDGE INC.です

次曲 1990年9月「オゾンのダンス」 売上 約5万枚

スタジオ「スゴい歌だね」 「オゾンの子供が火を吹くって」 「えーっ!?」 「スゴいな〜」

※酷いナレーションも再び

ナレーション「当時話題のオゾン層破壊問題を取り入れた。こちらも良い曲だったのだが〜、さよなら人類には及ばなかった〜」

※以上で勝手に・・・いや勝手な「たま」に対するランキングは終了


2枚目シングルCD「オゾンのダンス/ワルツおぼえて」の発売日は1990年9月14日、デビューシングルCD「さよなら人類/らんちう」の発売日は1990年5月5日になります。
ここで重要な情報が抜けている事を指摘させていただきます。
この2枚の間、1990年7月10日にメジャーデビューアルバム「さんだる」が発売されています。
そして「さんだる」の3曲目に「オゾンのダンス」、9曲目に「ワルツおぼえて」が収録されているのです。「さんだる」のオリコンチャートは最高2位(1990年7月23日付 初登場、オリコン調べ)を記録しています。
そのため「さんだる」を購入したファンが続けて「オゾンのダンス/ワルツおぼえて」に手を出さなかった可能性も十分に考えられるのです。
1990年12月14日に発売された3枚目シングルCD「夕暮れ時のさびしさに/家族/まちあわせ」は、売り上げを約9万枚に伸ばしています。

今回のこの番組は、大ヒット曲を発表したアーティストを歪曲された情報によって否応なしに「一発屋」と決め付け嘲笑する、極めて質の悪い内容でした。

ちなみに福山雅治さんの大ヒット曲15枚目のシングルCD「桜坂」は約229万枚の売り上げを記録し、次の曲16枚目のシングルCD「HEY!」はそれでもさすがの約35万枚。つまりギャップは約194万枚ですが・・・あれ? この番組のどこにもランキングされていませんねぇ〜!
サザンオールスターズの大ヒット曲44枚目のシングルCD「TSUNAMIが約291万枚、次の曲45枚目のシングルCD「HOTEL PACIFIC」は約82万枚でギャップは約209万枚!
子門真人さんの大ヒット曲「およげ!たいやきくん」(約457万枚)に至っては・・・。


ただ、救いのある場面もありました。
へらへらとスタッフに媚を売るように笑うN山さんに対し、爆笑問題のお二人は苦虫を噛み潰したような表情をされていました。

田中さん「だけどあの〜、この頃のイカ天のブームはスゴかったからね」
N山さん「そうだよね〜、だってたまなんてスゴかったよ。だってランニングで坊主の兄ちゃんが売れてるっていう」
太田さん「ついた〜!」
田中さん「スゴかったですね、あのブームはね〜」
太田さん「あの頃、だから俺らたまの前座で、漫才やってた」
田中さん「そう。大体同期なんですよ、爆笑問題とたまが」
太田さん「渋谷公会堂で、たまとかあの〜イカ天バンドね。全員集合みたいに。俺らその前でやったの、漫才。客誰も聞いちゃいない。みんなバンド目当て」

番組の最後に

N山さん「2曲目って、意外といいもんですね」
太田さん「逆にありですよね。2曲目を探して聴いていくっていう」
N山さん「通好み? 今歌って、今聴いた方が良いっていう曲が」
太田さん「あるでしょうね。あの頃まだ早かったみたいなのがあるだろうし、今聴くと懐かしいから逆に良いみたいなね」

・・・と、取って付けたようなフォローで絞めコロ・・・締め括られました。(デクノボー)


(本人より)「オゾンのダンス」は確か「なるほど・ザ・ワールド」という番組のエンディングテーマに急遽決まってアルバムからシングルカットされたんだよね。なので当初はシングルのリリースの予定はなかった。PVとかも即席で作ったのが丸わかりの酷いものだったなー。
地球を愛する・・・環境問題・・・多分これ作った人、曲のタイトルしか見てないな。フルで歌も聴いてないんじゃないかな?まぁテレビなんてそんなものと分かってくれれば幸い。

そして爆笑問題さんと共演してたのか・・・知らなかった。
実は当時本当に忙しくてイベントなどでもまず自分達のサウンドチェックが終わったらすぐ取材やらで本番まで埋まっていて、本番が終わったらまた次の仕事と移動させられていたので、イベントの共演者のライブはもちろんのこと、誰と共演なのかすら把握出来てなかった(まぁ余程の大物との共演なら挨拶とかに行くだろうから別だが)。
なので多分当時はそんなに有名ではなかったと想像される爆笑問題さんには失礼したかも。申し訳ない〜。

23年の空白

たまが社会現象になりメディアに頻繁に登場していた頃、私はアラサーでした。

巷で流行るたまというもの、われも見むとて当時発売されたばかりの「さんだる」をレンタルし聞きました。面白いとは思いましたが正直追いかける程の盛り上がりには欠け、ですがテープにダビングして流し聞きしておりました。ただ「ロシヤのパン」 はとても好きで、この曲は繰り返し何度も聴いていました。

その後、たまの解散も知らないまま23年余の年月が過ぎ、今年の1月つと「ロシヤのパン」が聴きたくなってニコニコ動画を検索したら出て来るわ出て来るわ、テープからインディーズのLPから私が初めて聴いた「さんだる」、ライブ映像から解散後の知久さんの弾き語りまで、その時初めて解散を知ったのですが、解散後10年経ってるのにその勢いに驚いた次第。

で、「ロシヤのパン」以外にもいろんな曲を聴きまくり今更ながらにツボりました。
早速現在売っているCDを調べるも廃盤が多く、販売している物は大人買いしたのですが、「たま」と「パルテノン銀座通り」はmp3にも無いので2枚分の曲がほぼ入ってる「best selection」を「ツ●ヤディスカス」でレンタル(すみません、プレミアがついて買えなかったんです)

あ〜、最初に聞いた時ファンになってればこんな事もなかったのに…と歯噛みする思い。と、ここでタイミングって大事だなぁとしみじみ思いました。23年前、私にはたまの良さがわからなかったんですよね。今ほとんど偶然に良さを知ったけど、このまま知らないで過ぎてゆく事も有り得た訳です。何か長い間時間を無駄にしたような、だけど気付けて良かったと安心するような。

でもたまはCDに入っている曲よりも(同じ曲で)ライブ映像とかファンクラブ特典CDバージョンの方が好みだったりするので複雑です。石川さんの曲も今だから好きになったんだろうな、と思います。知久さんの詩の世界の濃密さや声質や曲も同様に今だから。あ、いやアラフォーの時に再会しててものめり込んだのかな?謎ですね。

因みに80年代末から90年代に好きだったのは「ヤプーズ」で、メンバーだったライオン・メリイさんが後に3人になったたまのサポートメンバーの一人になった、というのは不思議な感じがします。メリイさん、お元気かなぁ。(おちよぼん)


(本人より)メリィさん元気だよ〜。
去年奥さんの実家のある山口に引っ越したものの、戸川純さんのライブサポート等は依然として続けており毎月のように上京しているようっす。
こちらにメリィさん毎日文章もアップしてるよん→http://6251.teacup.com/lionmerry/bbs
是非まだお互い元気なうちにライブにお越し下さい。待ってますよ〜!

ウキュピレコード6月配信曲・青い靴

12か月連続新録配信シリーズの大トリは、アルバム「たま」でも鮮烈に印象に残った、石川さんのそれまでの楽曲の印象を覆すしずかな曲。幻想的で死の世界をおぼろに浮かび上がらせる、独特の雰囲気を持った曲です。
たまでは後奏の滝本さんのベースが印象的なこの曲ですが、石川さんのギター一本でどんな感じに変わるのか?

まずは石川さんのツィッターで話題に上がっていたコードを私のテキトー耳コピで拾いましょう、おそらく

E AM7 E AM7 FM7 CM7 FM7 AM7

の循環で、最後の「夜に〜〜」のみ、2回目のFM7がAM7になります。曲全体の雰囲気を幻想世界の色に染めるメイジャーセブンスコードがほとんどです。ちなみにたま時代の録音では上記の「夜に〜〜」部分のみ目の醒めるようなDの和音でした。比較的演奏しやすい割に何とも心地のいい、でもすこし不安な和音たち。是非ギターをお持ちの皆様は石川さんになりきって弾き語ってみてくださいね。

たま時代の知久さんと半分以上ユニゾンだった演奏も印象深いですが今回はエフェクトも多重ハーモニーも加えず石川さんの独唱です。ギターと声だけなのに、まるでバンドでの演奏と雰囲気が変わらない・・・ 石川さんの表現力の高さを改めて思い知ります。

詩の世界は不思議で静寂に包まれています。
何もない野原で両手に青い靴を持ったまま、もういったいどれくらいの間そうしているのかわからないほどたたずんでいる僕ら。返事を求めたって、かえってこない孤独・寂寥感。だだっ広くて、景色がなんだかうす淡い水色に満たされた野原が脳裏に浮かびます。“僕ら”と複数で表現されてはいますが、それぞれの“僕”はおそらく独りで、野原の何処かにいるであろう他の“僕ら”には出逢えないままなのでしょう。そんな気がします。
そこへ乗り込めそうにもないちゃちな電車がやってきますが、その電車にすら僕らは乗れない。どうして手に持ったセロリは萎れてしまっているの? もとは生き生きしたものだったのか、はじめからしおれていたのか、それともその野原では生きているものは存在できないのか? ・・・つまり手に持ったセロリは、僕らは、もう、食べる必要さえ、ないのか?
そして気づきます。この静寂は、みんなもう出掛けちゃったから? それとも・・・・・・。
泣くような調子で、僕は僕らに呼び掛けます。もっと、もっと遊ぼうよ・・・ なんという光景でしょうか。

ここに来て、この歌があの3.11以降の「ネムイ」の世界と繋がっているような気がしてきました。

音楽的なことに戻ると、たまヴァージョンでは「夜に〜〜」のDのコードでぱちんと現実に引き戻され、途端に怒涛のような現世の負のイメージが襲い来るかのごとく唸るベースが特徴的でした。
それが・・・ このソロヴァージョンではDの和音は現れず、AM7という不安定な音で音楽は解決しないまま、静寂の中に彷徨いつづけるようなイメージです。「夜に」の「に」も、たま時代のものより半音低く、よりAM7という和音を引き立てています。石川さんがどこまでこの音を意図されたかはわかりませんが、私の中ではこの違いは音楽の世界観をがらりと変える要素になっています。
眠りからの帰還と、未還。
今回のソロでは、後者をイメージさせられました。

長々と勝手な感想をお許しください。12か月連続配信のトリを務めるに相応しい、素晴らしい曲&演奏でした。ありがとうございました! (オポムチャン)


(本人より)実はこの曲ソロでまたやり始めたの最近なんだよね。
それまで「やっぱり後半のGさんのリードベースこそ白眉」と思っていたのでそこが出来ないんじゃああんまり価値がないかな、と。
ところが試しに一度歌ってみたら意外と評判が良かったので最近はたまに歌ってる。
もっとも指摘にもあったけど「ネムイ」を始めとして「オンリーユー」「メメントの森」「夜の牛たちのダンスを見たかい」など死のイメージの歌が多くなってしまった為、毎回やるほどではないが。
とにかく12か月連続配信なんとか終えた。
次なる企画も構想中なのでちょいと待っててねー!

ふなっしー × 石川浩司 スペシャルコラボライブin阿佐ヶ谷LoftA 2013年5月19日【ふな石編】DVD

ちょうどこの投稿分をこしらえている日時の1年ほど前のライブですね。すでにSankakuさんにレポートして頂いておりますが信楽のパスカルズ公演の際に私も購入したので、せっかくだからレポートさせて頂きたいと思います。

おお・・・ 1,500円で買ったこのDVD、なかなか味わい深い手作り感です。紙片が入っています、「◆お願い◆ ●DVDを再生して内容をご確認ください。不良品の交換は7日以内にご連絡を。」・・・おほぉ、大丈夫かしら。幸い私のものはプレステ2ではたびたび止まりましたがパソコンでは問題なく再生されました。
普通に流通しておらず基本通販のみで手に入れることができるのですが、めんどくさがりな私はついつい入手を先延ばしにしていました。今回はズボラが功を奏して、パスカルズ物販にて労せずして手に入り、嬉しい限りです。

DVDのスタートは阿佐ヶ谷駅周辺の景色をさらってからライブハウスへ。看板が見えます、なになに“「ゆるキャラ論」/「ふなっしー伝説」出版記念 『少年の僕がドアをノックするナイト 〜ふなっしー×石川浩司スペシャルコラボライブ』”と書かれています。そういうコンセプトのライブだったのね。

満員の会場、あらかわいいふわっとした感じのおねえさん。フリーアナウンサーの横町藍さんという方なんですって。トークが非常に軽妙だなと思ったら広島で活躍されてて、意外にもベテランさんなんですね。かわいいおねえさんは大好きなので早くもテンションが上がります。

呼ばれて出て来たふなっしー、いつも度肝を抜かれるとんでもねぇ高い声です。勢いある声の割に会場狭いので舞台ソデから補助されながらよたよた登場するところからもうすでにユルイ(笑)。

ふなっしーといえば躍動感あふれるジャンプですが天井が低いからジャンプするなと言われてると(笑)。そこへふなっしーからの紹介でひょこっとソデから登場しました、我らが石川さん! ふなっしーにジャンプしても大丈夫そうな場所をレクチャーしています(笑)。お互いジャンプするキャラクター、すでに仲間意識が芽生えています。

舞台中央のギターの傍らでふなっしーがひざまずき、ペットボトル(?)でギターを叩きリズムをとって始まる「ふなっしーのテーマ」。なんとなく雰囲気を掴んで、おそらく事前リハーサルもしていないであろう石川さんが見事なパーカッション&合いの手シャウトを繰り出します! 太い指でピアノを操るネコさんがカオスな音楽を支えています。動機の無い圧倒的な盛り上がり、たま時代から褪せぬ石川さんのハイテンションが見るものたちの梨汁の飛散を促します! ブシャー!!

冥王星の「星から石ころ格下げ事件」に絡めてスターの運命を示唆した石川さん、トークが冴えます。その流れで「冥王星」。石川さんの横でブルブルしながら合いの手を入れるふなっしー。高音でのカラミはさながら知久さんがいるかのような錯覚をおぼえます。ピアノのネコさん、あっSankakuさんはトラさんって書いてはるわ、ともかくそういう系動物さんの鍵盤奏者がなにげに影の実力者で、楽曲を見事に支えています。間奏で長々とふなっしーを躍らせる、サディスティックな石川さん(笑)。観客のハートの掴み方がさすがです。

梨の妖精と比べて己の儚さを語る石川さん、でも過去を振り返らず未来を見ることだとかっこいいことを言った挙句歌う近未来ソング(笑)、「ぼけ」。歌詞に合わせて動きを微妙に変えるふなっしーが愉快。苦虫噛んだら梨汁出ちゃった(笑)。初めて聴く方も多かった様子で、ウケていてこちらも妙に誇らしくなりました。

コラボの歌も終わりここからはトークコーナー。観衆に両の乳頭を披露の後に石川さんがヴィジュアルをふなっしー化、石汁イシィーーッ!?
おねえさんから石川さんの経歴を紹介され、「ふな石」に対する質問が始まります。キャラクターと絡むのは初めてか?  パスカルズのウケたラテンの国々でふなっしーはウケるか? などなど、2人のアドリブ名手が爆笑の掛け合い! ここはネタばらしは避けましょう、お買い上げの方のおたのしみ。

オマケ映像はAmのラテンなナンバー、「オイラ土偶のペッカリー」ほか1曲を慶大ラテンアメリカ音研のみなさんと石川さんがコラボ。なにげにキレイな声で広い音域を持つ南米式土偶のペッカリーと、見事に雰囲気を合わせたパーカッションを演奏する石川さんに釘づけ! ついでに音研の変わった笛のおねえさんのフトモモにも釘づけ!

いやーこれで1,500円はうれしい内容です。石川さんのあらゆる場面への適応力は本当に素晴らしいですね!
今回はライブ前半の【ふな石編】で、後半は楽曲提供者に許諾を得るためしばらく後に【セッション編】として発売される予定のようです。今から待ち遠しいですね! (オポムチャン)


(本人より)セッション編、間もなく販売予定と制作者の方から連絡あり。
後半は主にたまの曲をゆるキャラたちと演奏してる。
ふなっしーブームよ、まだまだ終わらないでくれいっ!(笑)

ウキュピレコードリミックス企画第十弾・豆腐

もはや月半ばの定番、ウキュピレコードのso-heyさんのリミックス作品。他の追随を許さぬ独創で独走する独奏が今回もまた私をわくわくさせてくださりそうです。

スタートは原曲と同じGメジャーで始まります。ぽっきゃんぽぽきゃん、とポップな音とノイジーなベースが愉快。
おやおやっ、歌詞は矢継ぎ早に次々と繋げられてあの特徴的な謎コードでざかざんざかざんざかざかざん、ていう部分はすっとび、いきなり2番、そして間髪入れず3番、とテンポよく曲が展開していきます。
あららら、このままじゃもう終わっちゃうよ、と思いきやバックの音が少し落ち着きだし、先ほどよりやや静かな調子になりました。
おおっ、また初めから歌詞が始まった! そしてまた間奏なしに一気に3番まで駆け抜けます。これまでに無かったパターンですね! ギター(?)のキョワワ〜〜ンン、っていう音がクリアで綺麗、Gのコードを基調に4音、7音を混ぜて不思議な雰囲気を作り出しています。
わわっ、今度のバックは12ビートです。G・F・Dと畳み掛けるような連符。伴奏が次々と変化していくのにちゃんと石川さんのメロディと合うのが面白い。なにげにテクニックの必要な作業だと思います。 
・・・と思ってたら、今度は石川さんのプレイキーと伴奏のプレイキーを乖離させてきました!
切迫感のあるCm、Gm/B♭で奏でられるバックに先ほどと変わらぬ石川さんのメロディ。ヴォーカルのキーは敢えていじらず、異なる調をぶつけ合います。なのに妙にマッチしているのは何故?
3番まで歌い切るとまたもや伴奏のみ移調、くゎわわわわわ、くゎわわわわわ、というサウンドが特徴的なDmに。コードはDmとB♭の交互です。先ほどと同じく音的には不協和音を生じているのになぜかあまり違和感を感じません。
さてお次は元のキーの平行調で、EmとCの繰り返し。和音の響きは暗くなりましたが整合性のあるハーモニーに戻してきました。重く響くベースとバスドラムにシンセが彩りを付けます。
あっ、やっと来た! 元の録音で間奏に使われていたギターの謎コード(G♯9?)が超高速でバックに流れます。バスドラとロールの入ったスネアが小気味良い。やっぱりこの曲は意味不明の歌詞とともにこの意味不明のコードも登場しなくちゃね。
これで7巡した歌詞、この先どうなるかと思ってたらなんと初めのポップなぽっきゃんぽぽきゃんに戻ってきた!! そしてしずかにフェード・アウト・・・。

お、面白い。ひとつの歌詞にそれぞれカラーの異なる7パターンの伴奏。まさに虹色の豆腐!! ・・・ま、まずそう。 今回も流石の一言です。おそらくso-heyさんは他にもいろんなパターンを投稿されていると思いますが、是非違うパターンも聴いてみたいですね! 歌詞の謎は解明されず仕舞いですが(笑)。(オポムチャン)


(本人より)成る程、こんな複雑なことになってたのねー。
解説されて初めて分かるso-heyとオポムチャンの凄さ!
わしゃ音楽分からんでのー(笑)。