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ここは自分のまわりのおバカな奴の行動・言動などを紹介するコーナーだ。
なるべく本人を直接見たり本人から直接聞いたものが良いが、信憑性が高ければその友人ぐらいまではOK。もちろん人間じゃなくてもかまわないぞっ。
さぁ、まだ世間に埋もれている貴重なとっておきのバカを紹介してくれいっ!
メールにて投稿は題名「おバカ」で、末尾に自分の名前を入れてね。
ポイントは3ポイント以上〜ーだっ! ダ〜〜〜ッ!!

鼻糞フレーバー

こないだ。いつも日曜日の午前中は家族3人で小さな合唱団の練習に出かける私。

  コーラスの先生のご自宅で練習できるほどの少人数、具体的には10人なのですが、その構成員中の4人が先生の家族というまさにアットホームな合唱団で、小学校の頃からご指導いただいている嫁はんともどもたのしく参加させて頂いています。

  そんな先生の20代前半の娘さん2人、休憩時間に「この前ユーエスジェーで面白いお菓子買ってきてん」とのたまいます。 何なん何なん、と期待していると出てきたのは、アメリカンな色付きのジェリービーンズでした。
ジェリービーンズなら今までに沢山食ってきました。むこうのお国のぼってぼての外見の少年が抱えてそうな1ガロンサイズのものをどっかの量販店で弟が買ってきやがり、消費に協力したためです。そのガロンサイズのジェリ・・・ なんかいちいち打ち込むの面倒くせぇな、JBとでも略しましょうか。そのJBは120種類のフレーバーが用意されていて、どれも微妙に色分けされていて説明書に色と味が網羅されていました。

  しかし。今回のJBは案の定一筋縄ではいかない代物でした。

  どうも今まで私が貪り食ってきたJBには無い、新フレーバーが満載なのだそうです。
えっまじで? そういう味のヴァリエーションの新しいやつに弱い(例:ファンタの新味など)私は、1も2も無く食べる食べる、と飛び付きました。
ただ、どんな味かは厭にニヤついている娘2人しかわかりません。味の説明書きを決してこちらに明かそうとしないのです。

  (これがいいんちゃう・・・?)(いや、まずはこれがええわ・・・)
なんてこっそりJBの寄りわけをしています。
しっかし高々JB、そんな滅茶苦茶な味付けはしてこないだろうに、何を薄気味悪いことを・・・ と訝っているうちに、「じゃ、この中から好きな色のJBを選んでくださ〜い♡」と長女Mちゃん。

  みんなめいめいにカラフルな、ある種毒々しい色味のJBを選択し、せーの、で口中に放り込みます。私がつまんだのは黄色地に赤の模様が入ったもので、マンゴー味的なものを期待して咀嚼しました。

  ・・・・・・・・・?

  初めて食う味です。
まず、JBの基本である甘みが感じられません。
それどころか、妙な酸っぱさがあります。甘酸っぱさではなく、チーズのような。
この酸っぱ臭さ・・・ なんだろ、黄色に赤。・・・あっ、ピザ味かな!?

  「はい、オポさんが食べたのは・・・ ゲロ味です」

  は?

  次女Yちゃんがようやく説明書きを開示しました。あ、確かに。ちゃあんと「ゲロ味」って書いてます。
ぼびょえ゙あ゙あ゛あ゙あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!??
いま口中にあるそのものを「ゲロ」と認識すると瞬く間に消えるピザ、そして降臨するゲロのイメージ。

  なっ、なんちゅう物食わすねん!? と口直しにテーブルの上のビスコとバウムロールをモシャモシャ食い荒らし、息を整えました。
「まぁまぁ、ちゃんと当たりも入れときましたから」
そう言われて引き下がるほど空気を読めない私ではありません。
次に選んだのはくすんだ灰緑色にビリジアンの斑点が入ったもの。今度こそキウイ味だ。私南国的フレーバーが大好きなんだよね。にゃむにゃむ。

  ・・・・・・・・・

  また失敗した模様です。
得体の知れない虚無的な味。お菓子ですから毒ではないでしょうが、どうも決して食べてもいい物の味ではないことはわかります。姉妹は相変わらず嬉しそうに私の反応を楽しんでいます。
・・・なにあじ?

  「は〜い、その色はハナクソ味です♡」

  ぼるヴっっ!!!

  口中にリアルな鼻糞フレーバーが広がりました。曖昧な塩味で、ほの臭い。なんじゃ、なんんんんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁああ!!?

  どうも聴くところによるとこのJBは「ハリーポッター」シリーズの中に登場するお菓子で、件のユニヴァーサルステューディオジャッペァーンで今やってるポッターゾーンで購入してきたとのことです。原作の中にもこのえげつない味のJBが登場するらしいのですが、それをここまで無駄にリアルに再現するあほが何処におるかっ!! 
ていうかていうか、この味を出すために、開発メーカーは実物のゲロや鼻糞を何度も食し、化学的に味を再現しようと日夜「まだまだこんなもんじゃない! もっとゲロ特有の臭さと酸味を追究しろ!!」なんてやってたのでしょうか!? おええええええ!! 恐ろしい、アメリカは恐ろしい国じゃぁぁぁ!!!

  その後「土味」を食べたところで私はギブアップ(幼い頃転んで舐めた地面の味でした)、ちゃんとまともな味があることの証左にYちゃんから「スイカ味」をもらい味蕾の回復に努めました。
ほかのメンバーも「ミミズ味」「草味」「石鹸味」「腐った卵味」などをハタチをまわったいたずら姉妹に食わされ、ぎょわぎゃわ騒いでいました(強要はされていないのでみんな自分からみすみす罠にかかりに行ってました・念のため)。悪趣味なお菓子もあったものです。みなさまも是非お試しを(笑)。 (オポムチャン)

(寸評)♪甘くてまずい ゼリービーンズ
甘くてまずい ゼリービーンズ
甘くてまずい ゼリービーンズ!
(突然段ボール「ゼリービーンズ」アメリカ発売のオムニバスCDに収録) 7ポイント。

面倒な話やなあ!

母親の話。 

今年68歳になる母親、ガラケーでメールやるのに時間がかかるんだわ。最近は少しは速くはなってきたのだがそれでも、「了解」とか、「わかりました」みたいな感じの文を入力するのがやっとかな。まあここまでは良い。問題は俺に言ってきた事。 

「携帯のメール、どうでもええけど何でこんないっぱい押さへんと字になれへんのや?」 

「そんなん俺に言われても知らんがな!」 

「「オ」とか「コ」みたいなん、同じボタンを5回も押さんと無理やん。空白?あれどうしたらできるんや?」 

「あれなあ、上下左右ボタンの右ボタン1回おしたらなるけど、後で文中に空白入れたかったら、0ボタンを13回押さんとならんわ!」 

「何て?13回?面倒な話やなあ!」 

「知らんがなそんなん言われても!」 

機械アレルギーか?パソコン挫折経験もあり。こんな俺が、パソコン持っている母親にそれ以上言うのは止めたのだが、ここへの投稿。全てガラケーでやってるんすけどね(笑) (西大路)

(寸評)ケータイ持ってないから知らなかったが0ボタンを13回!?
やっぱりノートパソコン持ち歩きが一番!かな文字入力一本指ブラインドタッチ知らず〜。 6ポイント。

大阪の条例のあほんだら

たまカラエピソード2。「初体験」と「おバカ」にまたがってお届けしております。

石川さんの初めての「わっかをなくしたおっさんのひるね屋」は最高の舞台でした! おもしろいメニューに爆笑、まさかの合わせ技に抱腹、驚愕のセッションに感動、いつもの名曲に耽溺、と石川さんのステキさをしゃぶり尽くすかのような豪華な一席でした。

さてそれほどまで私を満足させたひるね屋、そしてその後に私が計画していたたまオンリーカラオケ、「たまカラ」。
ここまで石川さんで幸せなお腹いっぱい感を味わったら、もうみんなたまカラなんぞどうでも良くなっているのでは・・・? と危惧していました。

そのうえ終演後も会場で皆さんと談笑しているうちに時刻は夜10時を回ろうとしています。
お声を掛けたハーブティーさんとでゅおめいぷるようこさんはオール(朝まで)はさすがに・・・ とおっしゃるので、今から入店してもせいぜい1時間歌えるかどうかです。

「どうしましょう、もう今夜はやめときますか・・・?」

私がそう問いかけるや、なんと若人2名Sちゃん・Mちゃんは「えっ!? 私オールのつもりでいました」「私も・・・」との元気な回答。
し・・・ しまった!! 大学生のお嬢さんは早々にお家へ帰さなきゃ、と思っていた私があほやった! 大学生の頃って、そういやオールって当たり前にやってた! おっさんになってすっかり忘れてた! しかもこの子ら元たまの皆様関連の催しに単身関東へすっ飛んで行けちゃうガッツあふれる娘さんだった!! 

「・・・よし、ここは私も腹を括りましょう」

自身も終電までに帰るつもりだった私ですが、こうなりゃ引くに引けません。だって、あれほどまでに恋い焦がれた「たまカラ」なのですから・・・! 
そこへ京都からひるね屋へ駆けつけてくださった西大路さんもオールに参加して下さるとのこと! 嬉しいなぁ。またなんとか少しだけでも、とハーブティーさんとその息子さん(ムーゲ)、ようこさんも京橋の駅までカラオケ屋を探しに来てくださいました。

ほどなくして、カラオケ店の呼び込みのお兄ちゃんが声を掛けてきました。
「7人いけますか?」
問うと兄ちゃん、ムーゲの方を見て怪訝そうな顔をしています。はて面妖な。ちょっとおもしろい子だがカラオケ屋入店にはなんの問題も無いはずだが??

「すみません・・・ 大阪の条例で夜10時以降16歳未満のお客さまは保護者同伴でもお断りしてるんです・・・」

ナニぃぃぃぃぃぃぃぃぃいいいい!!?? (※ ムーゲは12歳)

知らんかった!! おっさんだから盲点だった!! そんなルールがあった(出来てた)なんて知らずに生きてきた!!! ぐわぁぁぁぁああ!!!

だってだってだって、ここに保護者おるやん!? 悪さなんかしようがないやん!? 酒飲まさんかったらええだけちゃうのん!? 
・・・・・・と兄ちゃんに食って掛かっても仕方ありません。行政が定めた決め事に則らないと、お店が処罰を受けてしまいます。

残念ですが、ここでハーブティーさんとムーゲとはお別れです。ああ・・・ 折角の楽しいたまカラにお誘いできると思ったのに・・・ カラオケがお得意と聞いているので、ハーブティーさんの「たまカラ」聴きたかったのに・・・。

いずれまたお昼に開催しましょう! と約束しハーブティーさん・ムーゲと泣く泣くお別れ、残された5人はネオン輝く夜の京橋へと足を踏み入れたのでした(別にエロい所へ行くわけでは無い)。あほっ! 大阪の条例のあほっ!! 「おバカ」、エピソード3へ続く。(オポムチャン)

(寸評)へー、そんな条例あるんだねー。
だけど条例なら各自治体が決めてることだから無い土地もあるのかもね。
でもやっぱり小学生でオールの味を覚えさすのは問題かな!? 6ポイント。

重要な取引先との面談の前日にカラオケオールナイト馬鹿アラフォー

もう自分でタイトル書いて出オチ的な事態になったうえその字面の事実に勝手に屈辱的な感情をおぼえ独りしおれているあほ、オポムチャンです。

はい、さっきの「おバカ」からの続きだよ、たまカラエピソード3。
2014年11月1日の石川さんの「わっかをなくした天使のおっさんのひるね屋 in 大阪」のあと、懇意にしてくださっている石川さんファンの方々を誘い、流れで朝までたまの曲にしぼってカラオケを敢行することにしたあほのアラフォーこと、私。

実はさきほどのエピソード2「大阪の条例のあほ」でも触れましたが、本当はこの日私は終電で家に帰る予定だったのです。
何故なら「チャットバー・ウキュピ」にてたまカラのお誘いをかけた後日、大事なお客さんからどうしても日曜の朝しか時間が取れない、と言われてしまい、ひるね屋の翌日は朝9時から弁天町のお客さまの居所まで行かねばならなくなったのです。
この契約が決まれば私は職場でスター扱い、逆にしくじれば今期の営業実績の遅れがとうとう取り返しのつかないものになってしまいます。そう、一発逆転の大舞台だったわけですね。

それを、当日の朝5時までめいっぱいカラオケして過ごすと、どうなります?
家に帰って寝る、という選択肢はありません。何故なら会場の京橋から最寄駅までは約1時間かかり、おまけに辿り着いたところで家の近くまで走るバスはまだその時間は動いていません。歩くと? 40分近くかかります。はい、無理。帰宅に2時間かけたところで約束までの残り時間も2時間、帰る意味は皆無です。

では起き続けるしかないのか? いや、職場は京橋と同じ大阪環状線西九条駅が最寄なので、直接行けば仮眠は2時間半ほど摂れるでしょう。しかし、職場の周辺には身体を清められる施設がありません。銭湯はありますがそんな時間から開いてやしないのです。つまり直行した場合、ぼさぼさの風呂なし脂頭かつヒゲ面で取引先に参上するという惨状になってしまいます。

ほなどないすんねん、カラオケ屋で寝るんかい。どあほ、寝てたまるものか。
この日の主役になるはずだったNヤンさんが残念ながら予定の調整が付かなかったことは痛恨の極みですが、それでも私はこの「たまカラ」を楽しみにこの日まで生きてきたのです。
しかもこのメンバー! 投稿仲間のナビゲート超人・西大路さん、マンドリンの名手でかつ歌唱力も折り紙つきの音楽家・でゅおめいぷるようこさん、東京でもファンの皆さんとたまカラを敢行したかえるっ子・Mちゃん、ニヒル牛作家の噂のべっぴんさん・Sちゃん・・・。だれも私が(エロい意味ではなく・笑)勝手に片思いしている大好きな皆さんです。そんな皆さんとのたまカラが楽しくないわけがないのです!!

私が取引をしくじれば支店のダメージは大きいでしょう。でも会社全体では所詮どうってことないレベルの話なのです・・・ たぶん(←おいおい大丈夫か)。
そんな会社の都合より、私はきっとこの夜しか味わえないステキなイベントを優先し、後のことは終わってから考えることにしたのでした。

最高の夜でした。
本当に6時間半、「たま」の曲しか歌わない異様な集団。
「オリオンビールの歌」ではようこさんの生マンドリンがはじける!!
収録されていない曲は私がギターで弾きみんなが歌う!!
石川さんの叫び声を西大路さんが見事に唸る!!
聴き専門なんて言ってたSちゃんも綺麗なハイトーンが冴える!!
そして私的に一番驚きだった、Mちゃんのコーラスの正確さ!!

あああ・・・・・・・・・ なんという悦び。ここにNヤンさんが居れば、もっと凄かったのに・・・! それだけが悔やまれます。
いつかこのメンバーにNヤンさんと条例に阻まれたハーブティーさんを加えて、またやりたいです。

大好きな人達の曲を大好きな人達と歌う・・・ 当人の石川さんからしたら甚だ珍妙な行為に映るでしょうが、私にとってはこの馬鹿げたモノマネがたまらない至福の時なのです。

最後はさよなら人類で締めて、それぞれ帰路に就きました。お付き合いいただいた皆さん、本当にありがとうございました! また西大路さんを帰り道エスコートしてくれたSちゃんにも、大いなる感謝を!

・・・さあ、勢い梅田まで出てきてしまった。果たして取引先にどの面さげて登場しようか・・・? 「初体験」のエピソード4に続く。(オポムチャン)

(寸評)俺ならネットカフェに行ってわずかでも寝るなあ。
最近はシャワー施設のあるとこもあるしね。 6ポイント。

私ボケ始まってるんやろか?

患者の話です。

今年69歳の女性と、息子さんの話になりました。

「ところで息子さん、今年何歳になられますのん?」

「35か36ぐらいかなあ!」

「という事は昭和53年か54年生まれですよね?」

「いや、50年やわ先生!」

「50年?39やん。来年40やん!」

「へえ、息子そないなってるん?」

「そうです、50年やったら僕と一緒です!」

「何、先生も50年?卯年?」

「そうそう。11月生まれやけどまだ誕生日きてへんけどね(これ書いてる日の朝の会話)」

「へえ、先生に私いろんな事教えてもうてるわ!」

「いやいや、自分の年齢しっかり答えてはるんやし、息子さんの年齢ぐらいわかっときなはれ!」

「ほんまやわー先生。私ボケ始まってるんやろか?」

「そう言ってはる間は大丈夫。「私は大丈夫」て言い出しはったら、息子さんの連絡先聞いて、「お母さん体調悪そうなので頻繁に気かけて下さいね」と言うておくし(笑)」

「うわーそうやなあ。先生これからも宜しう頼みますわー」

失礼な書き方ではありますが、かわいいお母さんです。孫も二人居られるんですよ。孫の年齢はしっかり答えてはりました! (西大路)

(寸評)ボケてると感じなくなったらボケてきた証拠か。
パラドックスでんな〜。 5ポイント。

頑張れば頑張るほど成果が上がるんだ

大学時代。私の在籍した学び舎(ビックリするほど学ばなかった)は先だっての爆泣き釈明会見で爆笑/失笑/嘲笑されたどっかのぎいんさんの母校であり、またその面白ぎいんさんの所属していた(らしい)合唱団に、私も所属していました。

先のぎいんさんのように面妖な人物を輩出するような場所ですから、団員たちは一癖も二癖もある連中ばかりでした。まあ私とおんなじような変態・偏屈の巣窟、といって差し支えないでしょう。

そんな愉快な社会不適合者の園である合唱団。困っていたのは、どうも2年に1人くらいのペースで「男子高出身でろくに女の子と接触がない暮らしをしてきたため急に混声のコーラス部に入っちゃって舞い上がり間合いの取り方をしくじってストーカー呼ばわりされる男の子」が発生することでした。

幸い我々の学年にそういう子はいませんでした。私が一番そういうことをやりそうですがしませんよそんなこと。もうっ失礼しちゃうわ。
ということはつまり、私達の学年の上、と、下、に、ストーカー気質の男子が存在しちゃったわけなのです。

先輩ストーカーさんは別の先輩が責任を持って知らぬ間に籍を抜いていました。陰でそうとう排除に手を尽くしたようです。
さて問題は新人ストーカー君です。なんというかそういう子はおしなべて純粋で真面目なんですがいかんせん思い込みが激しく一直線で、その上どこかしら黒い性欲をうかがわせる風貌をしているもんですから言い寄られる女の子もきついものがあります。

その彼、T君としましょう、まず4月に入団していきなり、同じ新人の女の子に大変高価な指環をプレゼントしちゃいました。
もちろん贈られた側の女の子は受け取る理由がないから拒みます。そんなの受け取ったらどんな代償を払わされるのか分かったもんじゃありません。
しかし自分の精一杯の愛を拒まれた彼はどうしてだ、僕はこれだけ貴女への愛を具体的な形で提示しているのに、と拒まれたわけを理解できず、そうだ早計すぎたんだ、彼女の事をもっと知らなきゃ。と間違った方向への努力をはじめ、偶然を装って待ち伏せたり学舎の陰からいつもの彼女をそっと見守る、なんて気味の悪い行動をとり、彼なりの尊い愛情表現はまたしても逆の効果ばかりを生み続ける結果となるのです。

さてT君、周りの同学年の団員からたしなめられてようやくその子を諦めたかと思うと、無駄にガッツのある彼は好きになる女の子のターゲットをすみやかに変更しました。
手紙。電話。高価なプレゼント。待ち伏せ。やればやるほど相手は恐怖に怯えるばかりだということをどうもT君は理解できないらしく、大学受験のように頑張れば頑張るほど成果が上がるんだ、と考えているようでした。一理はありますが確実に頑張り方を間違えています。

冬の口、標的の女の子も3人目を迎えた頃。T君の同学年・たこ焼き屋のおっさん顔のK君ははらわたを煮えくり返らせていました。
同じ学年の同じパート(声部)にこんな迷惑な奴がいることが許せなかったのでしょう。

その年の12月。大学1回生の彼等にとって初めての定期演奏会が開かれ、終演後は定例イベントである打ち上げin箕面温泉スパーガーデンへ。このスパーガーデン打ち上げは一年の集大成が終わった解放感からか毎年鯨飲・泥酔して救急車で運ばれる者が続出するという危険なイベントで、私も4回生の時にピーポーこそ乗らなかったものの酷い目に遭いました。
そんな無礼講な酒浸しイベントで、酒精の勢いに乗じてミッションを敢行せんとする者がいました。
たこ焼き屋顔のK君です。
執拗に陰湿に女の子の尻を追いかけるT君に対し普段から「お前ええ加減にせえよ」と警告を発してきたK君。だがT君は懲りる様子もありません。なので。

酔っぱらって皆がほうぼうを向いて談笑しているその隅で。
K君は大広間の端から反対側の端に居るT君に向かって猛然と走り込み、その勢いで胸板に強烈なミドルキックをぶちこみました。

ドフォッ!!!

みんな好き勝手に飲んで酔っているので気付いたものはわずか、しかしそれに気付いた者も爆笑するか、見て見ぬふりをする者ばかりでした。
みんなT君への天誅を内心期待していたのでしょう。

次の練習から、T君は来なくなりました。
まあこれを以てめでたしめでたしで締めても良いかもしれませんが、あらためて書き終えてみると正しい解決法ではなかったのかもしれませんね。言葉で分からない奴は実力行使でねじ伏せる、っていう暴力的な解決ですから。
でも実際、いくら言っても分からない奴をどう変えればいいのか・・・? 

結局おもいきり蹴飛ばす以外の選択肢が思い付かない私も、おバカです。(オポムチャン)

(寸評)わかんねーやつは何言ってもわかんねーんだよね、しょうがない。
と、まったく物事がわかんねーでよくポカンとしてる俺が言ってみました。 7ポイント。

言いたいことは分かるけど…

高校生時代、通学の途中に遭遇した貼り紙の話を投稿します。
それは学校近くの民家の塀に貼られた、太マジックの走り書きメッセージでした。

「犬のフンは、しないで下さい」

不思議な文章です。
思わず自転車を止めて、まじまじと読んでしまいました。
…人のなら、いいのか?
言いたいことはなんとなく分かるのですが、どうにも素通りしがたい、なんともシュールな光景です。
「犬のじゃないから大丈夫〜」とその場でひりだしたら面白いかな、とも思いましたが、実行する度胸も始業時刻までの余裕も無かったので、よしておきました。
今もまだ貼られているのかな…。 (イーダ検事)

(寸評)もしくは人に「人間ならちゃんと人糞を出しなさい。犬のフンをしてはいけません」ということかな?
まあ、意味は俺も分からないが・・・。 6ポイント。

郵便局とおばあちゃん

前述のS井に誘われ郵便局にアルバイトに行ってた時の話です。

私の勤務していた局は作業スペースの比較的近くに各種受付窓口があり、やや遠巻きに貯金、保険のコーナーも見えました。
比較的暇な日だったので作業をこなしつつ貯金の窓口を窺っていると、それまで平和だった窓口が一人の来客によってめんどくさい事態になっていく様が垣間見えました。

窓口に来たのは穏やかな腰の低いおばあちゃん。はじめに言うとこのおばあちゃんが豹変して罵詈雑言を喚き散らすクレイジークレイマーになったとかではありません。
どうも払込用紙を持ってきているのですがなんだか要領を得ません。

お婆「この人のね、名義で私が支払うんですけど、私も行くけどひとり分でいいって言うから」

局員「???」

お婆「お寺のね、参拝料なんですけど誘われて私も行くけどこの人の名義でひとり分払えばいいと思います」

局員「??? なにか騙されたりしてませんか??」

お婆「それは大丈夫、昔からの友達の分で、早く払ってきなさいって怒られたから私あわてて来たんです」

局員「??? ご自身のお名前を書かなくていいんですか?」

お婆「私もよう分からんねんけどね、たぶんこれでいいと思うんです」

話を聞くと詐欺にしか聞こえませんが送金先は近所でもよく知られている由緒あるお寺です。悪徳商法とかには縁のなさそうな感じですが・・・。
とにかくその友人がお寺のなんかの会員で定期的な催しの会費をすでに収めており、それに誘われて参加する非会員のおばあちゃんの名前で支払いをしても相手先がなんのこっちゃわからないのであらためてその人の名前でもってお金を送金するべきなのだ、と思う(←これが曲者)とおっしゃいます。

思い込みで送金されても後からややこしくなりますよ、しっかり確かめてからにされたらどうですか、と局員も言いますがいや、いいと思います、と言うばかり。その「思います」が非常に不安なのですが・・・。
そのうち色々問われて不安になったのか、おばあちゃんは「やっぱりふたり分払っておきます」などと言い出す始末、おそらく言われた内容を理解できていないのをその友人に叱られたくないがために必死なのでしょう。理解力が低くなった、と思われたくない。ご年配の方のプライドでしょう。

それはいいんですが困るのは窓口です。やりとりしてるうちに時刻は16時を回ろうとしています。窓口終了後はバタバタするのにこのままでは残業確定です(私は知ったこっちゃないんですが)。
結局長いこと掛かって友人名義でふたり分送金することになり、おばあちゃんは何度も頭を下げて帰っていきました。 これでようやくその日の締め作業に入れるな・・・ と貯金窓口の局員は急いで端末を叩いて書類を整えていきます。様子を窺いながらも私もほっと一安心。さあお金の受払も合致し、本店に報告・・・ という最終的な段階になって、おばあちゃんから悲壮な声で電話が掛かってきました。

お婆「あのね、ごめんなさいね、さっきの送金、ひとり分に変えて欲しいんです、名前も私で。なにしてんの、って怒られて」

これで貯金窓口は大パニック。打ち込んだ報告関連が全部取り消しになり、おばあちゃんが窓口に来て手続きをするまでお金が確定できないため、締め作業が完全に停滞してしまいました。

郵便の窓口も、つまり完全に店のシャッターが閉まる17時ぎりぎりになっておばあちゃんは現れました。

局員「もう間違いないですね!? これ以降はもう取り消し間に合いませんよ!?」

するとまた自信なさそうになるおばあちゃん。住所が名義がどう、金額の訂正がどう、領収書がどう・・・ 
これ以上聴いていたら私の仕事が差支えるわ。私は神経を自分の手元に集中させ、話しを聞かないようにして作業を続行、18時には帰路に就きました。のちに聴くとその日の貯金担当は2時間残業だったそうです。

おばあちゃんもおばあちゃんですが、ちゃんと解るように説明しない友人も友人だし、こんな騒ぎにならないように説得し切れなかった局員さんも局員さんだし、なにより自分の作業もそこそこにこんな顛末を聴いてる私が一番、おバカです。(オポムチャン)

(寸評)今後高齢化社会になるとますますこういう事例増えるだろうね。
はい、もちろんその高齢化社会の重要要員は俺で〜す。 7ポイント。

スタンディングおベーション

高校時代の話です。
学校がたまたま休みだったので、家でゴロゴロしていました。
母親が洗濯したり掃除したり、忙しそうに動き回っています。
でも手伝いません。
そのうち買い物に出かけるのか階下に降りていきました。
しめしめ。
ひとりの時間。
この時を待ち構えていたのです。
クローゼットから秘蔵の本を取り出し、ベッドに横たわります。
もう下腹部はすでに期待に膨らんでいます。
チャックを開きます。
取り出します。
最高の本だなあ。
めくるめく愛撫を続けうっとりとしていると、とんとん階段を上がってくる音がします。
まずい。
買物じゃなかったのか。
あわてて本を収納場所に隠します。
母は隣の部屋で洗濯物を畳んでいるようです。
しばらくこの階に居続ける様子です。
でも。
まだ火がついてるんです。
若いから鎮火しません。
もちろん母親に襲いかかるとかせず、さっきの続きです。
クローゼットにしまった秘蔵本をまた取り出し、またすぐにしまえるようにそこで読みます。
読むだけじゃもの足りません。
ふたたびチャックを開放します。
クローゼットの前で立ったまま愛撫します。
何事も無いように母の呼びかけにも答えます。
廊下を挟んで。
徐々に具合がよくなります。
寸前です。
その刹那、こちらへ向かう足音がします。
まずい。
あわててしまうと、チャックで挟みました。
井筒!!
母がドアを開けました。
ちゃんとしまえました。
クローゼットに本。
ズボンに例のモノ。
ただその最中も、モノは人知れずとくとくと動いていました。
何事もない調子で会話しました。
とくとくしながら。
ようやく母は階下へ去りました。
僕はトイレへ行きました。
はさんで真っ赤でした。
漏れて、べとべとでした。
若さに負けて、スタンディングのおベーションで失敗したお話でした。(こっくん) 

(寸評)「井筒!!」で不覚にも笑った・・・。 9ポイント。

ハンコキ〇ガイ

無職時代。私は中学からの腐れ縁・S井に誘われ、郵便配達のアルバイトを3ヶ月だけ経験しました。
配達区域こそ違うもののお昼休みの時間は同じなので、午前の配達が終わると私とS井は待ち合わせて局舎の食堂でよく一緒にお昼を摂っていました。

  するとそこへしばしば現れるのが、生命保険の勧誘のおばちゃんです。それも郵便局の簡易保険ではない、よその会社の。
許可をとってんだか勝手に入ってきてんのかさえもわかりませんが、昼飯を食べた後に機嫌よくくつろいでる我々としては休憩の妨害も甚だしいところです。しかも我々は見た目では正社員と区別が付かないため、おばちゃんは我々をバイトと知らずに勧誘をかましてくるわけです。

  一方的に長いこと喋ってくるので、アルバイトたる我々相手に勧誘してもぜんぜん意味ないでっせー、という隙さえ与えられません。
弱ったなぁ、と内心で困惑していると、それまで真剣そうに相槌を打ちながら話を聴いていたS井が突如行動を起こしました。

  S井「そうですか。じゃあここにハンコ押せばいいんでしょ? はい、はい、はいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはいはい」

  S井は保険のおばちゃんの提示した保険商品のパンフレットに百裂拳のごとき勢いでシャチハタを乱打しました。

  予想外の攻撃に、おばちゃんも私もあんぐり口を開けて呆然とするよりほかにありませんでした。
みるみるパンフレットは裏表共に真っ赤な「S井」の文字で染め上げられました。

  おばちゃんは「ええ、あの、こういった商品がありますので、また、ぜひ、ご検討下さい」

  とかなんとか言って、足早にその場を去りました。
いまだポカンとしている私に、S井はこう言いました。

  S井「勧誘なんか、頭おかしいフリしたらあんなもんや」

  ・・・・・・真似できねぇ。
私は自分を相当なキ〇ガイであると自負していましたが、演技とはいえあそこまで狂気に満ちた断り方の出来るS井もなかなかの猛者です。類は友を呼ぶと言いますが、まだまだ私もキ〇ガイとしての修業が足りないな、と思わされた郵便局の昼下がりでした。(オポムチャン)

(寸評)あ、そういうの俺もやってたなあ。
駅前で何かの勧誘とか来ると激しく笑いながら(ここがポイント。怒っちゃ駄目)「○▲××凸▽♡凹ハハハッ▲××凸▽♡▲××グゴーッ凸▽♡凹▲××凸▽!」とか一方的にまくしたてて顔をドンドン近づけて行く。
二度と声をかけてこなくなるので便利だよ! 7ポイント。

 

大仏パワーボム事件

  25そこらの頃。私の幼稚園以来の腐れまくり縁の友人・MJが、久々に私の実家に遊びに来ました。

  このMJはクラスは一度も同じになったことがないにも関わらず、なぜか太っちょという枠でくくられていた徒競走でもビリを競い合った仲で妙にウマが合い、小学校の頃からよく私の家に遊びに来ていました。私が大阪市内から北隣の豊中市へ引っ越してからも、長い休みにはしばしば自転車で巨体を揺らしながら40分かけて遊びに来てくれたグッドガイです。

  MJの特徴は120kgの大きな身体に細い目とクルクルの短髪、見た目はさながら大仏でした。
大阪の中心部に住まう者ゆえに口は悪いですが元来は気の優しいMJ。しかし場所柄バイオレンスな事件に巻き込まれやすいので、身体に見合った武力を身に付けようとトレーニングにいそしみ、パワーと関節技に磨きをかけていました。

  さてそんなMJが来てくれて、兄弟はみな喜んでいます。早速部屋の中ではしゃぎまわります(※・ほぼ全員成人です)。
そこでプロレスが大好きな我々、兄弟の中で一番重たい私を誰が一番見事にパワーボムで持ち上げられるか、を競うことになりました。
解説を要します。パワーボムとは、前屈みの相手の胴回りに上から両腕をまわして垂直方向に持ち上げ、背中から叩きつけるという荒技で、主に腕力に自信のあるレスラーが好んで使います。

  もちろん床に叩きつけられては軟体変態動物の私とて命がいくつあっても足りません。バネの利いたベッドの上でパワーボム大会は開催されました。
まず先陣を切ったのが兄貴。天井近くまで私を振り上げ、鮮やかなフォームでマットへ叩きつけます。
これは一番手から優勝決定しそうな決まり方でした。そこでライバル心をメラメラと燃やしたMJ、すぐに私を持ち上げんと気合十分です。

  もっと高く上げてやる――― パワーには自身のあるMJ、安定の悪いベッド上で見事に私を思い切り振り上げたまでは良かったのですが勢いがつき過ぎていささか身体が後ろに傾きました。
そこへMJのヒザ裏に触れたもの、それはベッドの端の鉄製のアーチ状の柵でした。
MJは丁度ひざかっくんをされたのと同じ形になり、バランスを急激に崩して後方へ、つまりベッドの外へ放り出されました。
もちろん持ち上げられた私も宙を舞ったわけですが、肉の多い部分(たぶん尻と腿)で床に着地したためかダメージはありませんでした。

  振り向くと、MJがさかさまになって眼をしろくろさせていました。後頭部から板の間に転落した模様です。

  技をしかけたMJが、私よりもダメージを受けるという逆転現象。幸い怪我にはなりませんでしたが一歩間違えば二人とも命にかかわる大事になりかねませんでした。これをきっかけにパワーボム大会は2投で閉幕、この事件は投げた本人がダメージを喰らう戦慄の技、「大仏パワーボム事件」として後々までの語り草となるのでした。良い子のみんなは、ふざけてプロレス技を掛け合ったりしちゃ駄目! 約束だよっ! (オポムチャン)

(寸評)前から思っていたのだがプロレスって体がくっ付く快感が嬉しくてやってる部分も少なからずあるよね。
プロレスと言わないとなかなかそういうこと出来ないからね・・・。 7ポイント。

第三音列のシ

王様の話題17のレスでも少しだけ書いているのだが、車のエンジン音を音階で表現しようという友人が居るのだ。車の場合、何千回転が最高とか普通はメーターを見て言うのだろうが、その話ではおもしろくないので、回転音を音階で表そうという話になったのだ。ただこれは車によって違うので、一律には言えない。 

でこれは実際の話。 

その友人が親戚の車でよくドライブに連れて行ってもらってた時の事。 

この親戚、とにかくめちゃくちゃな運転で、一般道で140キロは出す、広い所でスピンさせると言ったような運転だと聞かされていたので、「その親戚、ミッションタイプのスターレットでローギヤでどれぐらいまでエンジン回しはるん?」と聞いたら、「第三音列のシまで回してるで」と言うではないか。 

「マジで?じゃあ今度その親戚にドライブ連れて行ってもらった時その状況録音してきて?」と言ったら、ほんまに録音してきた友人。 

友人や親戚の説明では、神戸の垂水警察署付近(20数年前の話です)から学園都市付近までの道。 

確かに出出しからその第三音列のシまでエンジン回してはるよ。確かにまだギヤチェンジしてはれへんよ。セカンドギヤにチェンジして次サードギヤにチェンジするとき、キンコンカンコンなってるよ。え、これで100キロ越えてるやん。どんな運転やねん?でもおもろいわい。 

で、学園都市の広い所(スピンターン会場)で回す回す、でもタイヤかわいそうよなあ。 

こんな状況を何回か録音してきてたのだが、一つだけ疑問があった。それは、垂水警察から学園都市まで行く時と、そこから垂水まで戻る時とで、加速が違う。行きは加速が遅い。何で? 

何年か後、学園都市駅から垂水警察までバスに乗る機会があってわかった。垂水から学園都市に向かっては上り坂なんやねえ。そんな上りをその運転。こりゃすごいというか何というか。 

以上、大半の人がわけわからないと思われるだろう、どうしようもない話でした! (西大路)

  (寸評)ってか「警察署付近」でそのスピードって。
昔はおおらかだったのねん! 5ポイント。

おバカ2題

おバカ1

先日、天王寺の駅で友達と待ち合わせをしていた時の事です。
とある男性から声を掛けられました。

「あのー。あ、やっぱりそうやわー。わーご無沙汰してますー!」

とても親しげに話しかけてくださったのにどう考えても、この男性の事が思い出せません。
友達のダンナさんとかかな。ひょっとしたら何かのイベントで一方的に私を知ってくださった方かなぁ・・・

「あの、大変失礼ですが、どちら様でしたでしょうか」
申し訳ないなぁと思いつつお尋ねするとその男性。
「わ~昔と全然変わらないですね!相変わらずおキレイですね」
と続けます。

「あら( *´艸`)」

キレイだと言われて悪い気はしません(笑)。
この年になってくると容姿を褒められる回数がぐんと減るため、ちょっと、いやかなり上機嫌な私。
けどどうしても思い出せないこの男性。

私「どこでお会いしましたっけ?」
男「ここですよ(^^)」
私「え!?」
男「あれ?思い出しません?」
私「はい。すみません・・・」
男「そうかぁ。もうかなり経つなぁ。20年以上経つかもなぁ」
私「そんなに・・・?」
男「いやあ、それにしてもほんま好きな顔やわー」
私「・・・・おおっっっ!!」

そのヒトコトで一気に記憶がよみがえりました。思い出しました。
この人、若かりし頃に、この場所で私をナンパしてきた人!
しかも3回。連続で。

今なら「あら、私も捨てたモンじゃないわね〜オホホ」と思えるけど、当時はうら若き乙女ですからなんかすごい辱めを受けてる気になって、しかもそれを連続で3回も。女を馬鹿にするなよっと憤った事を思い出しました。

3回目の時
「この間もその前もお断りしましたよねっ!誰に声を掛けたか覚えていないくらい手当たり次第に声を掛けてるって事ですかっっ!?それってひどくないですか!?」と私が怒ると
「え?俺前も声かけました?ごめん。とにかく自分の好きな顔探してたらおのずとね(笑)」
「顔とか・・・そういうの失礼ですよっ」
「え、でもナンパって顔見て判断するしかないからしょうがないよ」
「その『誰でもいい感』が許せないんですよっ」
「誰でもよくないよ、選んでるよ!」

みたいな言い合いをしたんでした。この場所で・・・。

「その節は失礼しました」
「あ〜いやぁ・・・なんかカリカリしちゃって、ガキでしたね。」
「立ち話もナンですから・・・お茶でもどうですか?」
「いや・・・遠慮しときます。」
「また断られた(笑)」
「すみません(笑)」

「じゃあまた20年後に声掛けさしてもらいますわ、生きてたら(笑)」
と言って去って行ったけど今から20年後。
さすがに私はババアになってるから気付かれないと思うし、相手もジシイだし死んでるかもね!!


おバカ2

この前、電車の中で痴漢に遭いました。
熟女好きなのかなんだか知りませんが、同じ車両には女子高生やOLさんもたくさんいたのに何故私・・・orz
落ち込みました。

しかも、腹立たしいことに痴漢に遭ったと言っても、全くどこも触られず(触られたいワケでは決してありませんっ(笑))
ただひたすら耳元でハアハアされて、背中を突かれて勝手に果てて電車を降りて行ってしまったんですっ。

慣れているのか、電車の扉が開いたと同時に走り去られ、私は服をドロドロにされたまま中に取り残されました。
くっそ〜〜っっっ!!
実害はなかったにしろ、とっつかまえてせめてクリーニング代金だけでも支払わせたかったっ。

昔高校生の頃にもよく痴漢に遭いまして、中には降り際にセーラー服の胸ポケットに5000円札をねじ込んで行った人もいました。(バブルですな)
そんなものでは全く心の傷は癒えやしないのですが、なんか、それに比べてコイツはっっっ。
と完全に怒りの方向が間違ってる。

ホームでよれよれになりながら走り去るヤツの姿を電車の中から見送って一人歯ぎしり。
今度は絶対捕まえてやるっ。
と意気込んてたけど車両を変えたのか、乗る電車を変えたのかそれ以来見つけられなくて、、、という話を先輩に言ったらなんと
「安心して。そいつ、捕まったから!!」

その先輩の娘さんも私と同じ沿線を使っていて、しょっちゅう服を汚されていたらしく、こないだ友達数名と協力して 一人がおとりになり、どうやら犯人を捕まえてくれたそうなんですっ。

うなじを見たら興奮する性癖らしく見た目や年齢は関係なく(?)髪をアップにしている女性を付け狙っていたそうです。

しかし、うなじを見るだけでイけるなんてある意味すごいですね。
それとも私の背中を突きながら視線はキレイなOLさんや女子高生を見ていたんでしょーかねっ。
それはそれで腹立つなぁ。(でゅおめいぷるようこ)

(寸評)その1、もし20年後にも声をかけてきたらお茶を是非一緒してあげてくださいな。20年前のナンパを覚えてるということは本当に相当好みの顔なんでしょう。美人は苦労するねっ!
その2、「実害はなかったにしろ」って付着させられてるんだから実害ありありじゃない。
捕まって良かったね。ただまた出て来たら特殊な性癖の人は繰り返すかもしれない。
今度は背中に噛み付きガメを仕込んでおいてください。
カメと亀の戦い・・・。 ふたつで15ポイント。

右折禁止

京都市内を初めて運転した人のよく言う事が、「道狭すぎ。一方通行多すぎ!」だ。

さすがにこんな道、地元ではあるものの、俺はナビできまへん。

では、信楽の帰りにオポムチャンさんを京都市内でなぜナビできたかと言うと、それは自身の家までの道だから。単純にそれだけ。

5年ぐらい前の事。

俺の家から行きつけのラーメン店まで、友人の車で行こうとしていた時の事。

俺の家の近くを南北に走る西大路通を北に向き、「西大路三条」交差点を右折するように言った。

ここは、西大路通と三条通が交差する地点で、京福(嵐電)「西大路三条」駅もあるので、ご存知の方も居られるだろう。

で、右折して三条通を東に向いて、「ちょっと行ったら御前通があるからそこ右ね!」と友人に言ったのだが、

方向指示機を出した直後、「ここ右折無理やろ」と、俺以外の3人全員が一斉に。

はい、その日初めて知ったよ、ここ右折禁止。

実はその友人、京都市内の運転にまだなれておらず、仕事で市内走っていてこれでよく捕まっており、次やられたら免許停止になるところだったのだ。

京都、右折禁止地点も多いのでご注意を。

それとこの話で、俺のナビが以下に信用ないかという事がわかっていただけたのでは? (西大路)

(寸評)京都は町が碁盤の目状になっていて細い道も多いから一方通行多いよね。
でも一方通行は表示がちゃんと出てるはずだから、それさえ見れば合わせ技で完璧なナビですな。
目をつぶってでもナビ出来るってやっぱちょっとスゴいぜっ! 6ポイント。

これちょっと触ってみろや!

研修会の実技中の話。

ベッドに寝ころんだ先輩Tに脈診を開始。

そうか、鍼灸の研修会でなぜ脈診という所から説明いるんやな。

俺の所属の研修会、一般的な問診や触診に加え、微妙な脈や腹の変化を診ながら鍼をするやり方なので、寝ころんだ練習台にまず最初にやる事が脈診と言っても良いぐらいなんだわ。

で、その脈診開始直後にメンバーの一人(普通に見えてる)が言い出した。

「Tさん、ズボン破れてますやん」

「え、破れてるか?」

「すごい穴ですよ、股間の所。西大路、これちょっと触ってみろや!」と、俺の手をつかんで。

「Tさん、これはひどいですよ。しかもTさん普通に見えてはるのに気づけへんかったんですか?」と俺。

「あー、気づけへんかったわ。いつからこないなってたんや知らん!」と先輩T。

「これ仕事着ですか?これで往診してはったんですか?」と俺。

「あー普通に行ってたわ」と先輩T。

笑いすぎて鍼落としそうになったがな。皆様、鍼灸師はしっかり選びなはれや! (西大路)

(寸評)亀が出てなかったらセーフや! 6ポイント。

グロス(ご注意・今回も卑猥です)

皆さんは、ダースという単位をおそらく御存知であると思います。そう、12個のことを1ダース、って感じで使うんですね。
ではグロス、という単位を御存知ですか? そう、ダースのダース、つまり12個のかたまりがさらに12個集まった状態、それを1グロス、と呼ぶわけです。

さて話は私も記憶がほとんどない1〜2歳のころの親のことで、おかんから聞いた話を再構成してお伝えします。

私の父親は結婚してからしばらくは住んでいた実家の工場(こうば)を離れ、近くのマンションに引っ越していました。まだ実家には妹(私から見た叔母)が2人居たし、その妹が完売するまではおちおち新妻たるおかんともいちゃこくことが出来なかったからでしょう。当然ですね。
結局妹2人はほどなくして売れて(結婚して出て)行ったのですが、親父とおかんは私が3歳になる頃まで述べ7年ほどそのマンションに住んでいたそうです。

そんなまだまだお盛んな若夫婦の暮らすマンションの一室に、ある日セールスマンがやって来ました。
親父が在宅なら電光石火で叩き返すのですが、あいにくお昼間は実家の工場でハンマーを振っています。つまりセールスマンに対峙するのはお人好しにも程があるおかんしか居りません。ハイ、セールスマンの勝ち。

はやくもこちら側の敗北が確定したわけですが彼が何を売りに来たかというと、それは避妊具、スキン1グロスでした。

ハイ、ここで出ましたねグロス。一体何個ですか? 12個が1ダース、それがさらに12個集まったものが1グロスでしたよね。計算してみましょう。はいご名算! 144個です。

・・・そう。買っちゃったの、おかん。コンドーム、144パック・・・・・・。
セー「奥さんお若いから! こんなのあっという間に無くなっちゃいますよ!」
おかん「ん〜〜、そうですねぇ・・・」
若いからって、あんた。我々4人の子供を儲けた好色のおとんとはいえ、さすがにそう簡単に使い切れる数ではありません。

ここで厭にリアルな計算をしてみましょう、若気の至っている親父がどれくらいのペースで使用するか? まず月のうち1週間は相手の都合でコト自体に及ばないので(←馬鹿)、さらには6日ほどは避妊をする必要が無いと思われるセーフティーデイなので使用しないと思われ(←いい加減にしろ)、実質の使用可能日数はひと月のうち半分程度、しかもいくら若いとはいえ毎日はたぶん無いだろうから、多くて3日に2回程度でしょう(ちょっと頑張り過ぎか?)。つまり15日のうち多く見積もって10個の消費、これがイコールひと月の使用数となるわけで・・・ あれ? 1年ちょっとで使い切っちゃう計算になったぞ(笑)?? 意外とあっという間じゃん!! なんということでしょう、ミイラ取りがミイラになる典型的パターン、私もおかん同様「んん〜そっすねぇ〜〜・・・」とか言って納得しそうです。さすが親子だ。ははは。

まあしかしおかんが私達兄弟をたてつづけに身ごもったために使用数は必然減ってしまい、結局いつまでも減らないスキンをおとんおかんはほうぼうに配ってまわり、周囲の皆さんの家族計画にひと役買ったのでした。さらに余った分はたいへん頑丈な水風船として利用され、我々息子らにとても喜ばれました(笑)。1グロスのスキンの箱・・・ 開けたらそれはそれは壮観な光景だったでしょうねぇ。私は買いませんが(笑)。 (オポムチャン)

(寸評)うん、うちの夫婦は全然減らなかった。ダースでも。だってやるのめんどくさかったから・・・。 8ポイント。

ブヨン

小学校6年生の頃。当時私の小学校ではマンガ『DRAGON BALL』や『北斗の拳』『三国志』などが流行っていました。

その『DRAGON BALL』に登場する怪獣「ブヨン」や『北斗の拳』の悪党「ハート」は、その圧倒的な贅肉をもって敵の物理攻撃を無効化するという特技を備えていました。

そこで単純明快な夢見がち小太り小学生たる、私。大いなる勘違いをしました。
いままで家族や級友たちに馬鹿にされ続けてきたこのゆたかな腹肉は、どんな攻撃をも弾き返す無敵のバリアなのだ!!! ブヨンを見よ! ハートを見よ! 私を倒すには、凍らせるか北斗神拳で腹の肉を押し遣って内部へ攻撃するしかないのだ(注:各マンガではそのように倒されていました)!!

知らなかったなぁ。よもや自分が最強の鎧を労せずして手に入れていたなんて。最高だなぁ。
いい気になった私は、クラスでブームだった三国志ごっこでも皆が実在の武将になりきって遊んでいるのにひとり「武四(ぶよん)」という名のオリジナル武将を名乗り、防御力最強をかってに謳っておったのです。

そんな調子に乗りまくっていた単なる小太りの私、運動会の日の後片付けの際に、給食室の前で隣のクラスの連中に豪語しました。

オポ「僕の腹おもいきり殴ってみ。ぜんぜん効けへんから」
隣級友「ほんまやな? 思い切りいくで」
オポ「ええで、やってみーな」

さぁ、こいつら驚くぞ。なんせノーダメージなんだから・・・

どふっっっ。

たいして体格の良くない彼の拳は私の丹田を深くえぐりました。
そう、私は単なる小太り。周りからデブデブ言われ続けてきた割には中途半端なデブで、物理ダメージを緩めるほどの厚さの腹肉は有していなかったのです。

大見得を切ったくせに弱々しい呻き声をあげてその場にうずくまり泣きむせぶ私に、隣のクラスの面々は「何やねんこいつ、自分から殴れて言うといて・・・」と呆れた顔で去っていきました。
独り残されてうずくまる私に声を掛けるものは誰もいませんでした。なぜなら完全に自業自得だからです。そらそうです。
おかしいやないか。贅肉、ぜんぜん防げへんやんか。めっちゃ痛いし! めっちゃ痛い・・・ 嘘やった! マンガ、嘘やった! 僕・・・ ただのデブやった・・・
理不尽な痛みと屈辱に私はなにひとつあらがうことも出来ず、しばらくその場で泣き続けました。あほです。(オポムチャン)

(寸評)うん、それはアホだな。
ただ弾は弾き返せるはずだから拳銃を向けられても俺は平気だけどね! 7ポイント。

烏丸

知り合いの既婚女性とのやりとりです。

京都市内でバスに乗っていた時の事。

「私トイレに行きたい。西大路君、店まであとどれぐらい?」

「もうちょっとやけどバス停から店まで初めてなんやろ!」

「そう、初めてだよ。あーここ「カラスマルゴジョウ!」

「やっぱ、「カラスマル」て読む思たわ!」

「何で?」

「あーこれな、烏丸(カラスマ)て読むねん!」

「あーそうなん。「ル」は読めへんのや。て言うかほんまトイレ行きたい。途中で漏らしたらどうしよう?」

「ええんちゃう?俺、他人のふりして逃げるしな!」

「え、右も左もわからん私にそんな事言うか。でもあんた、店の入場券既に私に渡してるんよ。一人で行ったとしてもどうやってお店入るの?」

「あ、ほんまや。こりゃやってしもてるがな!」

「あはははは、やっぱり私居ないと無理やん!」

「ほんまや。で、どうしても店まで持たん思たら、地下鉄四条駅に下りたらええから、その下り口まで着たら言って。帰りはここから入って地下鉄で京都駅行くしな!」

そして、烏丸松原バス停でバス降りた後、

「うん、わかったよ!」

「ピーンポーん。誘導ベルなってる、そこ四条駅の入り口やろ?下りんでもええか?帰りここまで戻ってくるから覚えといて!」

「あー大丈夫、覚えとくよ!」

ドキドキドキリコ初体験の、僕自身のトイレネタと、オポムチャンさんに自宅まで送っていただいた話を読んで思い出した、おバカなやりとりでした! (西大路)

(寸評)まぁ地名は知らないと絶対読めないの多いよね。ちなみに西大路も奈良に西大寺(さいだいじ)というのがあるので毎回さいだいじと読みそうになりますな。 5ポイント。

頼むから止めてくれ

浪人時代に友達になった男(全盲)の話だ。

こいつ、3年つきあって1回も肉体関係のないような草食系の俺と違い、呼ばれたら新幹線を使ってでもすぐに行ってしまうようなバリバリの肉食系なのだ。当然風俗も大好き男。

まあ、俺には全く理解できないのだが、こんな積極的なやつにはしっかりした嫁(普通に見えてる)が居るんだわ。

で、数年前に喋っていた時の事。

「西大路聞いてくれるか。嫁さんなあ、俺に画像だけのメールよく送ってきよるねん。俺に画像だけのメールやで!」

「うわー、それはおもろいやんか。さすがおまえの嫁さんや。ようわかってはるわ!」

「なにがや?たぶん何も考えとれへんだけや!」

「いや違う。これから送ってきはったらおもろいやんけ(笑)!」

で、俺の希望通りにその嫁さんからのメール。携帯の音声機能を外に聞こえるように、「誰々さんからです。題名はなしです。本文、画像!」

「おまえ、ここは俺の実家の2階や。下に行ったら母親居るねん。その画像が何か、呼んでこうか?」

「たったっ頼むから止めてくれ。お願いやからそれは止めてくれ!」

「おまえ何あせっとるねん?そんな怪しい物でも送ってきはるんか?」

「西大路のお母さんびっくりしはったら困るやん。俺がどんなやつや思われてもなあ!」

「大丈夫大丈夫。俺のおかん、おまえの携帯メールの画像ぐらいでびっくりしよらへんて。第一、存在自体が怪しいおまえなんやから(笑)」

「やかましいわい!」

「じゃあ下行っておかん呼んできたるて!」

「いやそやからお願い。それは止めてくれ!」

結局俺の家でその画像が何かは確認しないまま、やつは帰っていったのであった! (西大路)

(寸評)もしもそれが見えないと思っていろんな男のチンコの写真だったら・・・。6ポイント。

短冊に風変わりな願いを見た話

最近投稿し始めた茨城在住の者です。

自分がおバカだった、というか想像力に欠けていた話を投稿します。

今年の七夕の頃に、県立の図書館で大きな笹を見かけました。

笹には部活の予選突破や志望校の入試合格、恋の成就、世界平和などを願う短冊がたくさん提げてあったのですが、その中に二つ、印象に残る願いがありました。

ひとつは達筆な字で、
「うどんが食べられますように」。

もうひとつはその隣にあった走り書きで、
「右の人がうどんを食べられますように」。

僕はこれらを見て、
「いいなぁ、おもしろいなぁ、こんなことを書く人もいるんだなぁ」
と思いました。

それで家に帰ってからこのことを話題にしたのですが、そのとき母からこう返されてハッとしてしまいました。

母「その人は…例えばぜんそくとか、何か身体の都合で、今はうどんさえもノドを通らないのかもしれないよ」

…そうか。
そういう場合もあり得るんだ。

そういえば僕のぜんそく持ちの知人も、扁桃腺の腫れがひどいときにはうどんさえも太すぎて飲み込めず、ひやむぎしか受け付けないということがありました。

右の短冊は、ひょっとしたら切実な願いだったのかもしれません。(もちろんギャグだった可能性もありますが)

想像力が足りなかったと反省した七月でした。

真相はともかく、僕も左の短冊の人に習い、右の短冊の人がうどんを食べられるようになっていることを祈ります。(イーダ検事)

(寸評)いや、もしかしたら「うどん」というニックネームの女の子がいて、それを食べられる、つまりその子とやれますようにと言ってるのかもしれないぞ。
何故ならうどんも食べられないほど弱っている人は短冊を書かない。 6ポイント。

めちゃくちゃ言うたらあきまへんで

前の職場の患者の話です。

この方はご主人さんと、キャンピングカーで日本全国をよく回られていました。

その時の事をよく話されていたのですが、

「先生聞いてくれる?うちのあほ主人ねえ、この前新潟県に長岡市ていう所あるん知ってはる?」

「あーわかりますよ。行った事はないですけど!」

「そこの花火大会に行ってきたんやけどねえ。その帰りに何思たか、東京通りやるねん。新潟から車で帰るのに東京やで!」

「あーそれ、長岡ICから高速入りはったんと違いますか?」

「先生私にそんなん言うてもわかれへんがなあ、横乗ってるだけなんやから!」

「たぶん、長岡から入りはったと思います。そこねえ、僕行った事ないので何とも言えませんけどねえ!」

「先生なに?」

「たぶん標識では、東京方面と新潟方面にわかれてると思う、これは言うたらわかりはるでしょ?」

「ほうほう、それはわかるわ!」

「で、電車組は東京方面に入りたくなるでしょ?これもわかりますよねえ!」

「え、東京に行ったらあかんのん?」

「あーあそこはねえ、一回新潟方面に入ってその後すぐに米原方面への分岐があるはずです!」

「米原て、滋賀県の米原?」

「そうですそうです!」

「はー、そうなってるんかー。そんなんうちの主人がわかるわけないがなー!」

「いやいや、お宅横乗ってはるだけなんやからそんなめちゃくちゃ言うたらあきまへんで!」

「いやそんなん言うても、国会議事堂見えた時はびっくりやったわーもう、何やってるんやあのおっさん!」

「まあ確かに東京までの途中に、群馬県の藤岡ていう所から長野県を通って愛知県小牧回りで帰る事はできますけど。まあ良いドライブになりましたやん!」

「うわー、先生そんな難しい事私に言うてもあかんて。今度先生連れて行くわ!」

「僕はそんな旅行ってみたいですけど、食費とビール代めっちゃかかりますよ!」

「いやかめへんかめへん、今度つれていこ!」

結局その旅に行く事はなかったのであった! (西大路)

(寸評)そうか、西大路は道路が好きなのか!
鉄ちゃんならぬ道ちゃんか?
♪道ちゃんみちみちうんこして〜。 6ポイント。

なによ〜!

もう30年以上前、私が小学校5年生か6年生の頃の話です。
その頃、私はトイレでオシッコをした後などに、何かこう陰部が気持ち悪く、パンツの上からよく、陰部を触っていました。
男の子でも、オチ○チンがひっついて気持ち悪い時とかによくブリーフの上からオチ○チンを触る、そんなのと一緒の感覚だと思います。

もちろん、そんなことは学校では普通人前でやったら変ですから、隠れてやっていました。
ところがある日、いつものように陰部が気持ち悪くて我慢ができず、ここでは見られないだろうと思って、誰もいない教室の死角になるところでパンツを触っていたところ、2〜3人の同じ クラスの男子が教室に入って来て、私はそれを見られてしまったのです。
私は、ビックリするやら恥ずかしいやらで、思わず「何よー!」と言って、すぐスカートで隠しました。

さあ、これを見た男子共。私のこの失態をネタにしない訳がありません。
「あのな、ハーブティーがな、パンツの上からチ○チン触っとってな、俺らが見たら『なによ〜!』って言うて、隠しおってん」と、クラス中に喋ったのです。
噂は、たちまち学年中に広がりました。それもジェスチャー付きで。

「噂」というものは恐ろしいものです。事実にどんどん変更が加えられ、ついには、男らが脚をガニ股に広げてオチ○チンを掻く真似をし、見つかって驚いた顔をして「なによ〜!」と色っぽく言いながら両手を胸の前で合わせ、体をくねらせながらしゃがむという・・・。
まさに、お笑いネタと言っても過言ではない程、オーバーな振り付けになってしまいました。

所々で男どもは、他の女子にも噂を広げるためにその振り付けをやって見せ、私を見かけると、男どもはみな私に向かってそのネタをやり、からかうのです。

『私、そんな変なジェスチャーしてないし!!しょーもないことせんといてよ・・・!!』

私は男どもに何度か「やめてよ!」と言いましたが、しばらくやまず、そのネタでのからかいは、おそらく2〜3ヶ月以上は続いたと思います。本当迷惑・・・!!

今から思うと、小学生の考えるネタは、何てくだらないおバカなネタでしょうか。
『男はそうでもしないと、学校生活が楽しめないのか?』と思いましたよ。
まあ、人の噂も75日。さすがにずっと続くことはありませんでしたが、私も、そのネタがきっかけで陰部を触ることがなくなったので、ある意味、感謝しなければならないのかもしれませんが・・・。

皆さん、どこで誰が自分のエロイ失態を見ているかわかりませんよ?
お笑いネタにされないよう、くれぐれもご注意を!!(ハーブティー)

(寸評)・・・それ、ホルモン鉄道のネタにもらっていい?
小学生レベルの下品を常に追求して約二十年の伝統を誇るホルモン鉄道でございま〜す! 9ポイント。

悲しき定年退職

私の知人に今年定年退職した方がいます。

「ようやく解放されて自由になりました!これからは細々と落ち着いた生活をしていきたいと思います ・・・・食事でもどうですか〜?おごりまっせ〜」
というメールが届きました。

これだけだと、よくある「オジサンの退職」のご挨拶なのですが、彼はおバカな経験をしたオジサンなのです。

超一流大学から超一流企業に就職し、役員にまでなったのに超ビンボー。

学歴が預貯金額に必ずしも比例しないし、別にビンボーだからおバカだと軽蔑しているのではなくビンボーになったいきさつが、凡人には信じられずおバカなんです。

彼がビンボーになったのは、某宗教団体に全財産を寄付してしまったからなんです。
何故、高学歴の人はヨイショに弱いんだろう。プライドをくすぐられると、赤子の手を握るより簡単に落ちてしまうんだなぁ。
勧誘されて、最初は下積みから始まったらしいのですが、どうしても会員同士ライバル心が芽生える。
そうなると高学歴の人ほど例えば「こんな公立のヤツに負けてられるか。俺は国立出身だ!」みたいな変な闘争心が生まれ勧誘、寄付などを超頑張るそうです。あれよあれよという間に彼は幹部になって、トップの右腕にまで登り詰めました。

その頃には、自分の奥さん、子供、親、兄弟、親戚、すべてを加入させており、誰も「こんなのおかしい」と言わなくなります。
寄付に要るお金だから、と言うと、奥さんは文句も言わず、お金を渡してくれたそうです。
家の貯金、親の貯金が底をつくと、奥さんの実家へ借金、友達からも借金、最後は消費者金融への借金・・・

身内や友人を入団させた後は、彼は職場の同僚や上司、部下などにも入団をしつこく薦め、それが社長の耳に入り、解雇されてしまいました。
会社からは「会社の金に手をつけたら会社ではなくて君の人生が終わる。これは君の為でもあるんだよ」と言われたそうです。
でもその時はその言葉が理解できなかったほど、のめりこんでいたらしいです。

仕事はよく出来た人で人望も厚く、会社からの温情措置として、退職金以外に借金を肩代わりしてもらっての退職。
その上「目が醒めたらいつでも連絡をくれ」とまで言ってもらった。
なんて懐の広い会社なの!?とビックリしました。

ある日共通の友人A氏が、彼からどうしても来てほしいと頼まれてその宗教団体の教祖様の講演会に行ってきた時の話です。

受付の横で、教祖様が出した本やグッズなどの物販があり、そこにA氏曰く「超ダサダサのペンダント」が売っていたそうです。
夜店のオモチャみたいなチャチな造りで、教祖様のイニシャルをかたどってあるだけのそのペンダントが数万円で絶賛販売中。
「A君。これ、奥さんに買ってあげたら?ご利益あるよ、絶対。お買い得」
自慢げに薦めてる時点でやっぱりおかしい・・・。
A氏、思わずロビーで「嘘やろっ!?こんなおもちゃが!?買うヤツみんなアホちゃうかっ(笑)」
と叫んでしまい、参加者から睨まれたらしいです。
ちなみに会員の女性はもちろん全員そのペンダントを着用。
彼も「高い」とは思っていないらしく、持ち合わせがないとごまかすと、立て替えておくから、と言う。
A氏は最後は「多分こういうデザインのは好みじゃないと思うから止めておく」という断り方をしたらしい。


それから何年か経ち、彼はようやく「目が醒めた」のだそうです。
具体的にどうなって急に気付いたの!?そこが興味深い所ですし、他にも同じ事で苦しんでいる人の助けになると思い 聞き出そうとしましたが、そこはうやむやにされてしまいました。
ただ「もう勘弁してー。振り返りたくないよ」とだけ。

あとからA氏から「本当の本当に財産がなくなったのにまだまだ寄付を要求されて、右腕の地位を他の人に奪われ、初めておかしいと思ったらしいよ。」と教えてもらいました。
「何度も脱退する様に働きかけたけど聞く耳持たないし、自分で頭を打つしかないんだな。賢い人は俺みたいなアホの言う事に従うのは嫌なんよ(笑)」とも。

宗教から足を洗い、復職後は、もちろん給料は新人並と激減。最後の数年はほぼタダ働き。
中途で退職する時に肩代わりしてもらった借金分と社長の計らいへの感謝を返すつもりで頑張って働いたそうです。

それから「ようやく解放されて自由になりました!」だったんです。

「二度目の退職金をもらったので、食事でもどうですか〜?おごりまっせ〜」とメールは続いていましたが「ワリカンでいきましょうよ(笑)」と返しておきました。(でゅおめいぷるようこ)

(寸評)あ〜。こういうのホントあるんよねー。
そもそも金で買った信仰なんて全部似非だと言ってもいい。
オウムを始め高学歴で真面目な人ほどコロッといくのが不思議だったけどそういう人の方が上から言われたことを素直に聞き、より誉められる為にのめり込んでいくというのが洗脳に一番適してるのかもね。
あ〜、グータラな馬鹿で良かった! 8ポイント。

ハムラビ給食

目には目を。歯には歯を。なんかよう知りませんがハムラビ法典、ちゅうやつですよね、これ?(自信ない)

私が小3のころ担任をしていたキムラ先生は体罰もお手の物の50代前(くらい)の女性教師、よく忘れ物をしては頭を小突かれていた記憶があります。当時はそんなもの当たり前で、親も先生に怒られるような我が子が悪い、というスタンスでした。

さてそんな子供相手にも容赦ない担任。給食の時、こんなエピソードが。
ある日のお昼の時間。当時のクラスでは4人で班をつくり、給食のときも机を向い合せにして4人で固まって食べることになっていました。
おふざけが好きな私、その日も給食中に突発的にへんな事を口走り、意図せずして牛乳を飲んでいるミカミ君を笑わせてしまいました。

するとどうでしょう、ミカミ君の吐いた牛乳は真下のご飯が盛られた平皿に浴びせられたではありませんか!!
ご飯に牛乳の組み合わせ、ってどないやねん、と思いますが食べないわけにもいかないのでそこは仕方がありません。しかし。別々に食べるならまだしも、この2つを同時に食べると何とも言えぬクサメシと成り果てるのです! 離乳食か。 騒ぎを聞きつけ先生がやって来ました。

「オポム、何してんねん!! お前もミカミと一緒に牛乳飯にせえ!!」

問答無用で、私の白飯の皿は牛乳で満たされました。ホワイト&ホワイト。言うてる場合か。
私は思いがけず笑い出したミカミ君を心の中で恨みつつ、向かい合って黙ったまま耐えながらクサメシを口中へ放り込み処理してゆくのでありました。目には目を。歯には歯を。牛乳飯には牛乳飯を・・・。
食べ物を粗末にしてはいけないというのは解りますが、ちょいとやり過ぎじゃね? と思わんでもない昭和の教師の仕打ちでした。(オポムチャン)

(寸評)でもそれって今でいうホワイトリゾットだよね・・・。
本当に当時は悪いことしたらよく叩かれたよな〜。それも体罰絶対不許可の現代には何故か懐かしい素手の痛み。 6ポイント。

鉛筆給食

忘れ物をしたものにはそれ相応の罰を。

私が小3のころ担任をしていたキムラ先生は体罰もお手の物の50代前(くらい)の女性教師、よく陰で罵倒をしては陰気な女子児童に密告され頭を小突かれていた記憶があります。当時はそんなもの当たり前で、親も先生に怒られるような我が子が悪い、というスタンスでした。そう、悪いのは、私。おっさんになっても私がこれだけ卑屈なのもうなづける環境でしょう?

さてそんな間抜け小僧にも容赦ない担任。給食の時、さらにこんなエピソードが。
連絡帳にはいつも忘れ物のことを書き続けられてきた、レッサー脳味噌の私。その日もご多分に漏れず、米飯給食の日に必須のお箸を持ってくるのを忘れました。

このままでは飯が食えません。私は恐る恐る先生に「お箸わすれました・・・」と申告しました。
そこで先生が私に出した指示は、

「筆箱に鉛筆あるやろ。洗ってきてそれで食べぇ!」

でした。
てっきり給食室でスプーンなり借りてこい、との指示を貰えるのかと期待していた私が阿呆でした。甘かった。

濃緑の地に白い“2B”の文字が光る鉛筆の反対側で食べる給食は、黒鉛が混ざってすすけた味がしました。
今でも鉛筆の舌触りがありありと思い出せます(つまり何回か同じことをしている)。
さしもの親も、これは少々やり過ぎじゃないか、と懸念していました。が、べつに改善された記憶はありません。まだ教師のやることはなんでも正しい時代だったのです。忘れ物をしたものにはそれ相応の罰を。
まぁ割り箸を給食室で貰う(もしくは洗うべきスプーンを増やす)とその分環境破壊につながる、なんて深い含みもあったのかもしれませんが・・・ ちょいとやり過ぎじゃね? と思わんでもない昭和の教師の仕打ちでした。(オポムチャン)

(寸評)デビューしてしばらくの間、地方ツアーに行くとフロントにファンが群がっていてホテルから出られなかったことも回数は多くなかったがあった。
食い物は何とか調達したものの、箸が無い。
歯ブラシの箸も、なかなか食べづらかったなぁ・・・。 6ポイント。

鍼と注射

「俺おまえの鍼恐いねん」、「俺注射いややねん」

王様の、「不良の気持ち」のレスで書いた、患者と友人の話。

患者は前の職場に来ていた方なのだが、

「今おまえが触ってくれてる腕のその筋。それが痛いんや。おかしいやろ?」

「これどないしはりましたん?」と聞くと、

「この前なあ、相手の顔面を肘でパコーンとやった時に、どうも筋違いしたようでそれから痛いんや!」

「あらまー、でもその理由なかなか言われへんのう!」と言うと、

「そやからおまえに言うてるんやー。そうそう、逆の手首なあ、あれも相手とのどつき合いでおかしうなって。たぶん力入ったままどついたみたいでのう!」

「こんなん鍼したらすぐ治るでー」と言うとここからがおもろいんだわ。

「いやいやー、そんな恐ろしい事言わんといてくれやー。俺は確かに全身に入れてる。その針はどうもない。何回か入れていってな。気づいたら全身できあがってたわー。おまえにも見て欲しいんやけどなあ!」

「確かに俺も見てみたい。これ一回入れたら消されへんのやろ?て言うかその前に腕に鍼したい!」

「いやいや、お願いやから揉むだけにしてくれ!」

まあこんな会話してると当然ながら上司や先輩から、

「お願いやから止めてくれ。恐ろしうてたまらん!」

と言われるんだわ。

ところが何ヶ月か前の友人とのやりとりで俺の方がつっこまれる事に。

「小学生の時注射がいややから、発熱させるために注射前に走ってた?てあんた毎日鍼さしてるのに、注射恐いてそれおかしいで!」

「いや、注射針と鍼灸の鍼とは物が違う。今度会った時鍼見せたるわ!」

「はいはい、見せて下さいまし。でも、注射にビビってる西大路想像しただけでおもろいわ(笑)」

入れ墨消したという友人には完全にやられたのでありました。て言うか、この友人に勝負を挑む気は全くないのだが! (西大路)

(寸評)「この?利迦羅紋紋が見えねえのかっ!」
「はい、盲人ですから」
と言ったら全然脅しは効かないよね。しかも西大路のカバンには鍼が。
今度怖い人に睨まれたら西大路の後ろに逃げ込みますわっ! 7ポイント。

次会う時、集合は何処?

「すいません!ちょっとお聞きしたいのですが、いつも一緒に歩いておられる方はお友達ですか?あれだけ速く歩かれて恐くないですか?」

短大の時、キャンパス内を一人で歩いている時によく聞かれた事だ。同じ学科でサークルも同じの同級生(晴眼)と歩いていた時の事だ。

まあこの同級生とは特にサークル内ではいろいろ議論したよ。

「何でそこまでする必要があるねん?」

「おまえは少々めちゃくちゃしても大丈夫やけどしっかりサポートせなあかん人も居てはるんやから、サークル員にはしっかり理解させる必要があるんじゃ」みたいな感じでね。

そんなやつだったため、「速く歩かれて恐くない?」と聞かれた時点でこの同級生には冗談が通じると判断、実際に通じたため、周りからも俺とその同級生が常にセットで居るというような感じで考えられていたのだ。ある意味みんな安心していたのだ。

「それお持ちしましょうか?」

かわいそうにと言ったような口調で聞いてこられたのは、俺の右側に座っておられた見ず知らずの女性。ではこの時の状況を書こう。

それは混雑したライブハウス内。一緒に行った友達(この時点では知り合って4ヶ月の晴眼者)と並んで座ろうとしたのだが、その右側の女性を含む先客が左側にも居られたため、座った俺の後ろの立ち見席に友達が背後霊のように立ち、折り畳み椅子をおいて座ろうとしているような状況だったのだ。

で、座ってすぐに友達が飲み物を買ってきてくれた時、俺の缶ビールを開けてくれるさいに友達のジュースを俺が持つ。

友達がトイレに行って戻ってきた時、俺を支えにして椅子をまたぐ。

休憩時間に二人で飲み物を買って友達が金を払う時から席に戻るまで俺が友達の財布を持つ。

その財布を渡すと今度は友達のジュースが渡される。

「カチ!」、開けてくれた缶ビールとジュースを交換する。

ところがこの友達、一連の動作を豪快にやってしまうため、俺の右側の女性が見かねたのだろう、あのような声がけになったのだ。

「いや大丈夫ですよ」と二人で言い返したのだが、後でこの話題になった時の友達の笑いに、もう冗談は通じると判断したのだ。

ところが、

実はこの友達、見かけ(ごめんやけど事実)や動きと違って、心の一部はガラス細工のような感じなのだ。それを俺はわかっていたつもりだったのだが、その日から数日後に金槌でそのガラス細工の部分を打ってしまったのだ。

俺をサポートしてくれたはずの事を俺は、「コントロールに発展してしまう」と、冗談のつもりで言ってしまったのだ。

その友達を含む4人で歩いていた時の事。

俺の左側でその友達が介助してくれていたのだが、俺のすぐ右斜め前を歩く一人を踏んだり蹴ったりしてしまうので、俺がその左側の友達の後ろに回ろうとするのだが、その友達は何回も戻すのだ。

当然、このような状況には過去に何回もなっているのだが、その過去とは違ったのだ。

過去のその状況では、踏んだり蹴ったりしたやつにぶちぎれられた事はあるし、介助者の後ろ側に回る事を、当然の事のようにやっていたのだ。

ところがその時は戻されるのだ。踏んだり蹴ったりしてるのにも関わらず戻されてしまうのだ。過去のぶちぎれられた経験があるのと、本当に後ろから踏まれたら靴が脱げてしまう恐怖も知っていたため、俺は後ろに回ろうとしたのだ。

で、俺はその踏まれた方の事が気になって、「あの時はごめんな。でも戻されるんやもん!」というメールを送ったのだ。この時点で俺はバカなのだ。介助してくれてた友達の思いに気づかぬままやってしまったのだ。いや、俺以外の3人の、「西大路と聞こえる距離で話したい」の思いを完全に踏みにじったのだ。しかも、「コントロール」がどの部分をさすかが、介助者にはわからぬまま。

実はこのグループ代表からは、「今のところ全盲は西大路だけかなあ!」とも聞いていたのにも関わらず、軽はずみで言ってしまったのだ。

実はこの介助してくれてた友達には、以前にも思いっきり怒られた事があったのだ。

俺がホームから転落して救急車で運ばれた話を笑いになると思って話したら、「グループ何人がそれで泣くと思ってるんよ。しっかり注意して歩け。そうやって笑いにしてる西大路は許せん!」みたいな感じで、グループ何人かの名前まで上げられて怒られたのだ。

実際にホームから落ちた時、当時の職場の上司や理事長、それに当時つきあっていた彼女からは怒られたが、普通に見えてる友達に笑いにするなと怒られたのはこの一人だけだ。それだけこの友達は真剣だったのだ。

で、サポートのつもりが「コントロール」て言われたらそりゃぶちぎれるし大きな傷にもなるよ。しかも、知り合って数ヶ月、会ったのはまだ3回だけ。

いや本当にこの友達がぶちぎれたメール見てたら、俺このグループから追放されるか思った。真剣に思った。この友達が居るから俺は参加できてるにも関わらずこんな事したんやから。

でも大丈夫やった。本当にすごい人やと思った。いやこのグループ、お互い相手思いのすごいグループやと思った。

そりゃそうや。代表がそうなんやから。

本当に俺はバカだ。よくわかった。

俺はバカなのだ。でも、伝えたい事、聞きたい事は言わないとあかんし聞かないとだめなのだ。

こんな事書いていながらこの友達に俺はまた聞く事になるのだ。

「次会う時、集合は何処?」 (西大路)

(寸評)優しい友達が出来て良かったね。
大人になって趣味が同じ友達は一生の友達になることが多い。
大切に。でも重くならずに気軽にね! 10ポイント。



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