(10)
アルコールランプのOくん
小学校で授業中教室でアルコールランプを使った実験をやっていたのですが、お調子者で世話好きのOくんは自分の班のアルコールランプに火を点けると、みんなのにも火を移してあげるよ、と火のついたアルコールランプを片手にアルコールランプからアルコールランプへ火を移しに巡回していたのです。
しかし、火を移すときにアルコールランプを傾けるのでその度中のアルコールが流れてきて、そのうちそれが熱せられ、O君は熱っ!!と手を離しアルコールランプを落としてしまったのです!
ガタガタガタガタ!!!という机や椅子の動く音がしたので一瞬地震が来たかと思ったのですが、振り返ると教室の数メートル四方が火の海となっており、女の子のJちゃんが肩から腕にかけて燃えていて!!!!
クラスはもう大パニック!!!
冬でジャンパーなどの上着が沢山あったので先生がそこらじゅうのそれらを使って火を叩き消し消火、燃えているJちゃんは普段から俊敏なのが幸いして燃えている上着をすばやく脱ぎ捨て、髪の毛が少し燃えただけで事なきを得ました。
しかし、Jちゃんは事後ぼそっと、
「私が燃えているのに誰も助けてくれないんだもん・・・・」
と大変スネていてちょっとかわいそうでした。(ことり)
(寸評)「燃えろ! いい女」が流行ってた頃なのでは・・・。Jちゃんはいい女になれたかな!? 8ポイント。
転げ落ちるOくん
アルコールランプで教室を火の海にしたこともあるトンマなOくんなのですが、中学校の山登り遠足でもお調子者と世話好きを発揮。
当時私は山登りなんてクソっくらえで大嫌いで、下山は特に憂鬱でヨレヨレのボロボロになりながら下りていたのですが、
それを見かねたOくん。
「俺の肩につかまって下りろよ!」
と優しい言葉をかけてくれたのも束の間・・・・・!
スポン!と視界から消え、崖に落ち、草を必死に掴みぶら下がり、「助けてくれ~~~~!!!!!!」
と叫んでいるのです!!!!!
ああ、つかまらなくてよかった。
その後Oくんは先生に引き上げられ無事助かりました。(ことり)
(寸評)「助けてくれ~~~~!!!!!!」って、 ドワハハハッ! まさかそのOくんは「結局、あたしのダンナになって今横でテレビ見てます」ってなオチじゃないよなっ! 9ポイント。
自称・お笑い芸人てっちゃん
会社勤めをしていた頃、アルバイト面接をしょっちゅうやっていたのですが、そこで面白かったら採用してしまうという私ですら不採用にしたオモシロおバカさんがいました。
彼は自称・お笑い芸人の若者。
履歴書をくださいと言うとガクガク震えながら
「しゃ、しゃ、写真貼り忘れてしまって・・・・!」
と震え続けているので大丈夫だろうかと思いつつ「こちらで貼りますよ」と受け取り面接開始。
さっそくその履歴書を開いてみると・・・・。
恐ろしく字がムチャクチャで更に内容もムチャクチャのデタラメなのです。
・職歴欄 (株)アルバイト
セブンイレブン(株はそこなのかい?!)
・趣味 バッスケット(まあいいさ・・・)
・得意科目 国語(ウソだろ!)
と、ぱっと見もデタラメなのですが、住所を見るとお店から徒歩5分くらいのところに住んでいるのによく見ると通勤時間は何故か1時間と。そして交通費をください。と書かれている。
訳が分からず何故?と聞くとどうやら隣町の駅まで歩いて行き、電車に乗って来るからだそうなのだ。
今日はどうやって来たの?と聞くとやはり徒歩5分でつくうちの店に電車で一時間かけてきたというのだ。
・・・・とにかく私は受け流しました。
もう不採用満々で形だけ勤務シフト希望を聞いたのですが、 彼は週6日うちの店で働きたくって、でもコンビニと掛け持ちしたいといい、だけどもコンビニもうちの店も働ける時間は遅番のみだというのです。
「コンビニではあまりシフト入れないの?」と聞くと、 週6日で入っています、という。時給もうちよりいい。時間も普通にフルだ。
え?じゃあ、問題ないじゃん!コンビニでがんばってたほうがいいと思うよ?と促しても、彼は、なんだか今度は爆笑問題の太田の実家の話をはじめ、やめないのです。
最初キョドっていた彼はウソのようにプラスチックのような顔を突き出しトークは止まらず、爆笑問題の話を延々と聞かされ結局一時間も翻弄されてしまいました。
後日、その彼の履歴書を見ながら、学歴は小学校から高校まで全部同じ地名の入って「私立」とついた学校だったのでエスカレーターの私立のいい学校出てるっぽいのにねぇ、とボソっとつぶやいたのですが、たまたまその地方出身のバイトさんがいて、
「あ、それ全部私立じゃなくて市立ですよ。しかもすごいバカ学校」と。
彼は私のところにネタをやりに来たのでしょうか・・・・。
今のところ、この彼「てっちゃん」のことはテレビでまだ見かけません。いつかでて・・・・こなそうだ。(ことり)
(寸評)俺もたま企画室の面接を陰で聞いていたけど、来る人来る人キ○ガイばかり。この時ほど「俺たちってまともなんだな・・・」と思ったことはありません。8ポイント。
こうじがでてきちゃう
私の長女(2歳、石川浩司派)は、自慢できるくらいりっぱなお腹をしていて、まるで石川さんの子供かと思うほど。そんな長女とある昼下がり、お風呂に入りました。
あらためて見ても、すばらしいお腹・・・と、思わず長女のお腹をぽんとたたき、ついでに、ぎゅっと手のひらでつかむと、たまらず娘がぎゃーっと叫び、
「ちょっと!そんなにおしたら、こうじがでてきちゃうでしょ!」 えっ?何が?
「だーかーらー、こ・う・じ、がでちゃうから、やめてって!」えっ?!浩司が???
娘はその日の夕方も、先日やっと購入したたまの最期DVDがみたいとせがみ、おやすみいのししでの石川さんの活躍をみながら
「いしかわしゃん、きょうもがんばってるねえ~」と励まされていました。 (まんまるちゃん)
(寸評)すいません・・・まんまるちゃんの娘が寒空でブルブル震えている俺を見て「あたしのお腹の中に入りなよ。あったかいよ」と言われたのでお言葉に甘えて・・・。9ポイント。
弟
私のまわりのおバカさんは、誰あろう、わが弟です。
現在高校3年生の弟は上の兄弟に似ず、真面目一徹で生徒会や琴など頑張っておりますが、どうも頭の方はいまひとつで肝心の日本語が弱く、当然国語なんかはダメなのですが、何故か数学が得意なのに理科も弱い。
実家に帰ったときに成績表を見ていぶかしく思った私が答案一式全部持ってこさせてチェックしてみると・・・
「次の( )にあてはまるものをa~dの中から選べ」
って書いてあるのに、ヤツは1・2・3・4で答えてるっ!!
「何じゃあこりゃ!」
選んだ内容は合っているのに何たること。
これが小学生ならまだ笑って済ませられるけれど、大学受験を控えた高校3年生の解答とあっては、さすがに笑えない。
センターはマークシートだから、選んだ場所さえ合ってればaでも1でもいいけど、2次は全滅だぞ・・・というか、この程度の日本語がわからんヤツを大学生にしていいのか??
「小学校からやり直せ!!」
って怒鳴ったのは言うまでもございません。
その後泊まりがけで実家に行き出張家庭教師などやったり、誕生日におすすめの参考書などプレゼントしてみたりしてみましたが効果の程は上がっているのかどうか・・・。
センターまで4ヶ月弱、死ぬ気でいかんと、絶対落ちるぞ。 (梅桃ひよ子)
(寸評)まぁ勉強自体より、おっちょこちょいを直すのが先決だね。と言っても人の性格はそうそう直るものではないが・・・。4ポイント。
家族で交換日記
子供の頃家族で交換日記をしてました。
変な家族・・・。(鈴)
(寸評)何の話題かが気になるね。通常の友達同士の交換日記のように恋愛のことなど書きづらいだろうし。「今日の晩ご飯の鮭はちょっと塩辛かったな」とか!? 5ポイント。
ストロー
先日、とあるコンビニにて、カップ麺を買った時の事です。
会計を済ませ、レジ係のおばさんが「割りばしはお付けしますか?」と尋ねて、うなずいたところ、出てきたのは・・・
ストローでした。
一瞬、状況が理解できず、2秒程してから、「あの、これストローですけど・・・」と言ったところ、ハッとしたおばさんは苦笑いしながら、割りばしに取り替えました。
ま、深夜のバイトの兄ちゃんなら、寝ぼけ眼で、会計時の挨拶や、金額も支離滅裂なのはよくある光景で、知り合いにも彼らの対応の悪さにキレた人もいます。しかし、この時は昼下がりで、そのおばさんも夜型という雰囲気ではなかったのですが、単調な仕事の余り、似て非なる物を出してしまったのでしょう。
マニュアルを覚えるだけのバイトやパートの落とし穴に気づかされたひとときでした。自分もコンビニではありませんが、接客バイトをやっているので。(Hi-)
(寸評)ま、逆じゃなくて良かったな。カップ麺なら最悪ストローですくって食べられるが、飲み物に割り箸を渡されたら、いくらチウチウしても液体は割り箸を伝ってはやってこないもんな。5ポイント。
自動ドアを手動ドアにしてみました。
沖縄長期旅行でのこと。
石垣島のゲストハウスに泊まり、旅行者達と親しくなったので、『じゃあ安い食堂にいこうぜ!』というはなしになりました。 皆様は一足お先にお店に向かい、わたしは後から行きました。 お店に入ろうとしました。ドアの前に立ちましたが、
『うぃ~~ん……。』鈍いモーター音しか聞こえません。
自動ドアはビクとも動きません。
えいっ!えいっ!何度も踏み付けましたが一向に開かず『うぃ~~ん……。』
わたしが軽すぎるのかな?いやいや、そんなことはございません。この時は、人生MAXの体重でしたのよ。ホホホホホホホホ!!
自動ドアやお店の壁面はスリガラスになっててお店の中に訴えることができませんでした。 困った。
いつの間にか
わたしは、ガシ!とドアの隙間を掴み、横に引いていました。
『ガクガクッ!!ウ"ゥゥグクゥゥゥ…。』とドアは振動しながらもオープンしました。お店の人、お客さん皆様がびっくらこいてコチラを見てました。そして次の瞬間に、お仲間の旅行者達が、『ドッハハッハー!!』と、大笑い。
…凄く恥ずかしかったです。旅行者達には散々からかわれるし、お店の人には目も合わせて貰えませんでした。ショボーン……。(おっく)
(寸評)「『うぃ~~ん……。』鈍いモーター音しか聞こえません。」・・・おっくのかばんの中のバ○ブの音だったりして。6ポイント。
よく生き延びた
ある日の朝食の時の母の言葉。
「しめじが腐っちゃっててね、お味噌汁にしようとしたらカタチがなくなっちゃったの~」
捨てなさいっ!!!
古くなったお肉やベーコン、ハムなども表面がぬるぬるしてきますが、「お水で洗い流せば大丈夫よ~」と使っちゃいます。
酸っぱいお豆腐が出たこともありました。
私、よく生き延びたと思います。(鈴)
(寸評)おかげで少々の物を食べてもお腹壊さなくなったでしょ。お母さんに感謝しなくちゃね。ちなみに貧乏だったうちの妻は、子供の頃食べる物がなくて晩飯がスイトンだったんだけど、そのスイトンすら酸っぱかったそうです・・・。8ポイント。
新庄剛志
会社の同僚に、新庄剛志さんに迷惑をかけた事がある人が居ます。
しかも2度。
1度目は新庄さんが阪神タイガースに在籍中。
家族が阪神ファンで、旅行がてらキャンプ地に皆でいった時の事です。
ちなみに同僚は野球オンチ。
練習時間も終わり晩御飯まで時間があったので、
皆でパチンコにいき、バラバラに着席しましたが
同僚は初パチンコ。よくわからず、台の右側の投入口に
お金を入れました(通常は左側に入れます)
そのパチンコはお金を入れるとすぐに玉が出てくるタイプで、
隣の人の台に玉が補充されました。
その隣の人が新庄さん。
「もう頼むよー」といいながらお金を返してくれたそうです。
で、その返してくれたお金でいきなり同僚の台は大フィーバー。
手順も分からず教えてもらったとの事です。
…迷惑ですね。
2度目はそれから何年も後のこと。
居酒屋でお酒を飲んでいると、同僚の向かいに座っている友人が、
同僚の背後に居る客を見て浮き足立っており、
「あれ、やっぱりそうよね」「うんうん」などと
ひそひそ話をしていたそうです。
有名人が居るのだな、と同僚はトイレに行くふりをして、
背後の客を確認しました。
自分も確認した事を無言で友人に伝え(迷惑な話ですが)
じゃんけんで勝った人が握手を頼みに行く事に。
同僚が勝ちました。
そして背後の客の席にいき、声をかけました。
「…あの、京本政樹さんですよね?」と。
その人は少しムッとした様子で「違うよ」と答えました。
それが新庄さんです。
…迷惑ですね。(まっきん)
(寸評)おぉ。新庄に二度も! ・・・三度目を期待してま~す! 7ポイント。
嗚呼、卒業式
小学校6年生のとき、同じクラスにとても個性的な男の子2くんがいました。
何かよくわからないきっかけで激高したり、髪の毛は伸びて鬼太郎の髪型をさらに伸ばしたようになっていました。
関わらなければ問題ないのですが、2くんとは出席番号が近く卒業式の入場・退場の相手が2くんになってしまったのです。
多感なお年頃の私はそれが嫌で嫌で仕方ありませんでした。
髪さえ切ってくれればまだ我慢できると思い、卒業式まで何回も2くんに「髪切らないの?」と言いました。
そして卒業式の日、2くんはバッチリ決めてくれました。
ポニーテールに。
びっくりしました。
見間違いかと思い何度見てもポニーテール。
それはないんじゃないかと泣きそうになりました。
式は始まり入場のとき、私の隣には私より背の低いポニーテールの男子。
音楽が流れ前の生徒から順番に入場していき私達も体育館の中へ。
あのときの周りの好奇な視線が恥ずかしくてたまりませんでした。
席に辿り着くまでの時間がものすごく長く感じました。
卒業式、違う意味で泣きそうでした。 (若様)
(寸評)そして運命のポニーテール男子2くんとの再会、結婚、出産。・・・おめでとう! 8ポイント。
胸はないけど胸囲はある
高校生の身体測定の時。身長体重胸囲をお約束どおりに測るために肌着になってダルく列に並んでました。
わたしの番になり、はいチャッチャと済ませてねーと両腕を肩まで広げ初老の女教師がメジャーをわたしの脇に回して測りました。
そこでひとこと。『アラ、あなた、胸はないけど胸囲はあるのね!!』
・・・ババァ。
わたしは眠気が覚めました。回りの人は笑ってます。
確かにわたしは胸回りが厚い上半身をしています。そして、思春期にはバストはそんなに豊かになりませんでした。
今思うと褒めたのかデリカシーがないのか、あんまりよく分からなかったひとことで、頭に隙間ができた気がしました。(おっく)
(寸評)今度、見せて。6ポイント。
同じネタで二度得点ゲット!!
この『おバカ』を見直してたら、わたしの『バイク盗まれたネタ』が『おバカ(8)』と『おバカ(9)』に内容同じで細部がチョビッと違う文章が二つ載ってました。私こそ(8)で載せてたのをきれいさっぱり忘れて、すっかり新たな気持ちで(9)のやつを書き上げ、堂々と送ってしまったらしいのです。
石川さんのコメントも違ってたから、多分ふたりで忘却の彼方に旅立ってたと思われます。この手で同じネタで文体を微妙に変えて半永久的に延々とポイント貰えるなら美味しいし、投稿王も狙えるかも!!!
と、はかない夢を見てみました。とさ。(おっく)
(寸評)くそお、やられた。確かに覚えてない。しかも数年経ったならともかく、ほぼ連続投稿で。でも他の読者からも指摘がなかったということは結構人は気づかないものなのかも。う~む。4ポイント。
おかめち★こ
私の友人にとってもかわいい(広末涼子さんの目を大きくした感じ!)のにものすごくおバカな子がいます。
その友人と高校時代一緒にラーメンを食べに行った時のこと。
友人:「メレンゲってさー、邪魔だよね。」
私:「メレンゲ?それレンゲだよー」
友人:「ああそうか。いつもわからなくなるんだよね。」
と、こんなやりとりがありました。
確かに響き的にメレンゲもレンゲも似てるし。どっちもカタカナだしね。
とその時は思いました。
それから10年たった今、二人で中華を食べに行きました。
友人:「メレンとって。」
私:「メレン?」
友人:「そう。メレン。」
私:「だからレンゲだってば!!前もこんな会話あったじゃん!」
友人:「ああそうか。メレンゲのメかゲをとるっていうのは覚えたんだけどいつもわからなくなっちゃうんだよね。」
彼女は進歩したのか?
そしてまたある時、二人の会話の中に「おかちめんこ」という言葉が出てきました。
友人:「そのおかめち★こがさー」(★の部分は察してください…)
私:「(え?あれれ?お酒入ってるし、わざとかな?)うん。」
はじめは聞き流していたのですがあまりになんども「おかめち★こ」を連発するので
「おかちめんこのこと?」と指摘してみると…
「えーーっ!?なに?おかちめんこって言うの?私ずっとおかめち★こだと思ってたー。
しかも最近職場でも使った気がする。」
彼女、27年間「おかちめんこ」を「おかめち★こ」だと思っていたのです。
しかも彼女の仕事は社長秘書。まさか社長にむかって言ったんじゃあるまいね?
いや…だったらもう彼女は社長秘書から外されるはず。
ひとまず大丈夫だったのでしょう。(はる)
(寸評)レンゲの方は俺の友達にもよく間違う奴いる。でもおかめにち★こ付いてたら、両性具有だな。今度会った時、おかめにち★こが何に変化しているか、今から楽しみだな。社長もそれが楽しみで雇っているのかも・・・。7ポイント。
停電
10年位前、台風が来たとき、停電になってしまいました。もう秋でしたが閉め切っているとだんだん暑くなってきました。が、台風なので窓は開けられないし、停電なのでエアコンも使えません。
その時母が出した答えは、「2階から扇風機を降ろそうか」でした。
母さん、停電のときにテレビが見れなくても、ラジオは聞けます。天井の蛍光灯はつかなくても、懐中電灯はつきます。でも、エアコンが使えないからといって、その扇風機も使えないんだよ。電池じゃないからね。
その後、停電は1週間も続くことになり、仕方なく手で洗濯するのですが、洗濯自体はまだよかったのですが、問題は脱水です。どんなに絞っても、干すと雫がぽたぽたと落ちてきます。
そこで母は、「外にある古い洗濯機で脱水だけしようか」と言い出しました。その時外には古い洗濯機がひどい汚れ物を洗うために置いてありましたが、ローラーで絞るような古い洗濯機ではありません。普通の電気洗濯機です。
母さん、もはやわけが分かりません。外にあろうが、古かろうが、電気洗濯機は電気洗濯機です。使えません。もし使えるのなら、脱水だけでなく洗濯もそこでしようじゃないか。なぜ、脱水だけなんだ。 (飛助)
(寸評)分かるなぁ。瞬間的に電気の使えないことすっとんじゃうんだよね。
でも最近は電化されてないものなんかほとんどないものね。電話も昔は電気が止まっても使えたのに、今は留守番電話機能やFAXのおかげで使えなかったりね。まぁたまには不便を味わえ、という天からの思し召しかもね。6ポイント。
こわがり
うちの夫は寝るとき、かけ布団を必ず体にぴったりと巻いて寝るので「何で」と問うたら「お化けに触れられたら怖いから」ということでした。理系なのに…。
そんな夫は、「結婚してよかった事の上位は、二人で寝るから、お化けの心配がなくなった事だね」と言っております。お化けか~。私は隣で金縛りにかかっている夫の様子が怖いわ!(ぴよまる)
(寸評)ぴよまるのだんなさんに、
「お化けはかけ布団の首の隙間から入り込むよ。かけ布団だと思って夜中にちょっと感触の違いを感じたらよく見てご覧。そこには平べったく布団状になった死んだ老婆があなたをもの凄い目つきで凝視しているよ」
とお伝えください。6ポイント。
レイさんの宿題
周りが中国人だらけの居酒屋で働いていた時の事。その日は客が少なくヒマだったので、中国人のレイさんは宿題をやっていた。「ドウシヨ~、桃玉チャン、全然ワカラナイヨ~」と言うので、見せてもらった。簡単な日本語の文章が載っていて、『これらの文章の共通点を述べよ』というようなものだった。確か、助動詞の問題だったかな。
一見簡単なようだけれど難しく、必死で考えなければならなかった。国語は得意科目だったはずなのに!無い知恵必死で絞って、「これはきっとこういうことだと思う!」と必死に説明した。なにせレイさんとは日本語の会話すらままならないので、大変だった。でも最終的には伝わって、レイさんはとても喜んでくれた。
数日後。
「桃玉チャーン、答え全然違ッタヨ~~!」
レイさんの暖かい励ましが、余計身に応えました・・・。 (桃玉)
(寸評)ニホンゴ、ムズカシイカラネ。デモ、モモタマチャンノアタマノナカ、モットモットムズカシイ。ヒヨコガブートナキ、ゾウガニャントナク。ワケワカラナイアルヨ。6ポイント。
唯一の特技
小学校5年生のころ。ヘソの右下辺りがぷくーと膨らむようになった。押すと凹むのだが、力を入れるとまたぷくーとふくれあがってくる。それまで特技という特技がなかった私は喜んで、「私、変なところを膨らます事ができるよ!」と、友達や従姉妹に自慢しまくった。
・・・・・それが脱腸というものだと気付くまで、かなりの時間を要した。即入院、オペでした。 (桃玉)
(寸評)俺も腹が膨らんだり出っ張ったりするよ! 8ポイント。
理沙様
また理沙様からだ。。。
誰か理沙様に私は女であること伝えてくれないかなぁ。これで4通目なのだけど。。。
**転送元のメール**
[理沙様 48歳より]あなた宛へ新着メッセージが届いています。
▼ ▼ ▼ ▼ ▼
唐突に身勝手なお願いをお許し下さい。
謝礼金を提示していますので、写真と金額を確認してご返事いただけますでしょうか?
↓続き&確認はコチラ↓
(理沙様と私をつなぐ?HPのアドレスらしきものが貼ってありました)
当クラブでは安心・確実に女性様との交際がスタートできます。すぐに直メールに切り替わりますので、女性様のご要望をお聞きになって下さい。成立後にはすぐに提示金の支払いが[理沙様]より速やかに行なわれるものとします。 (美空ビバリー)
(寸評)理沙様は女性が好みなのかもしれないぞ。うちにも理沙様みたいな人から毎日何十通とメールが来るけど、もし全部本当なら今頃大金持ちだな! 5ポイント。
パンクロッカー!
妹の先生はいつも机の横にあるロッカーの上に座る癖があるという。
ある日掲示物を張り替えて皆がびょうをロッカーの上に並べていた。先生ももちろん知ってたのだが、話に夢中になり無意識のうちにロッカーの上に座ってしまい…。 (美空ビバリー)
(寸評)自業自得の典型だな。俺は小学校の時、友達に背中に画鋲流し込まれてバンバン叩かれたよっ。穴がたくさん体にあいたよっ! 6ポイント。
一日一卑猥は俺の日課です
学生時代、ツーショットダイヤル会社の受付事務バイトをしていた頃のお話です。
大人の男性がHな出会いを求めて利用したり電話でH行為をしようと利用することがほとんどなので受付にもよくおかしな電話はかかってきたのですが、驚異的な粘りをみせる変態おバカさんが1人いらっしゃったのです。
いつものように電話を取る私。
私 「はい、○○受付センターでございます」
おバカ「・・・・・・・」
私 「・・・もしもし??」
おバカ「 お ま ん こ 」(すごくじっくりと発言)
私 「!!・・・・・・・」
ガチャ!・・・ツーツーツーツー・・・・・・。
と、こんなやりとりが毎日毎日デジャブのように繰り返されるのです。
発言する言葉は限られており、おまんこ・おちんぽ・タンポン・セックスの4つでこれのどれかが毎日くるのです。
ここまでは女性受付バイトの私に卑猥な言葉を聞かせてハァハァしているノーマルな変態なのですが、この人の凄いところは男性社員が電話を取っても怯まないところなのです。
毎日大体同じ時間に電話してくるのであいつに違いない!と男性社員が電話を取るようにしたのですが、男性社員が出ても「お ま ん こ」「タ ン ポ ン」と一言言い放ち電話を切り、
おじさん社員が「はいはい、こちらキムタクですよ!」などと恐ろしいオヤジギャグを繰り出しても「お ま ん こ」。
このように、男性社員すら「俺が出てもかまわず言うから俺気持ちが悪いよ・・・・・」などと恐れおののかせたおバカさんからの電話は私が知っている限りで一年以上は続きました。
なんだったのでしょう・・・。負けました。(ことり)
(寸評)よし、勝った! 7ポイント。
デタラメな彼
十代後半にお付き合いしていた彼は服もオシャレでDJやってて音楽も詳しいし顔もカッコよくって、街を歩いていてもみんなが彼を振り返って私、とっても嬉しかったの。ウフッ!
でもこの彼、ちょっと頭がイカレていたのよね♪
彼ったらすぐお金を持っていなくなってしまうの。
一緒にご飯を食べていて席にカバンを置いたままトイレになんか行ってくると彼とカバンがいなくなってしまっているの。
お会計を私のお財布からしていなくなっているのは彼のやさしさかしら??後日カバンと空っぽになったお財布だって返してくれるんだから!
「記憶がなくなって気がついたらカバンを持って家にいた。お金は自分は使っていない」と言うの。おちゃめさんでしょ☆
そんなことはしょっちゅうで温厚な私も時には金返さんかい!!と彼の家に電話するのだけども、彼ったら留守番電話のモノマネして「はい○○です。ただいま留守にしております。メッセージをどうぞ。ピーーーーー!」とか最後のピーーまでやってくれるのよ♪
とにかくよく自称・記憶喪失で自称・もうすぐイギリスに引っ越すかもしれなくて、自称・よく警察に追われる人で、次はどんな言い訳がでてくるのか楽しみな彼だったわっ、エヘヘ☆
そんなおバカな彼とは3年お付き合いが続き、別れたあとも数年友人関係が続きましたが、遂に過去の悪事への負い目から本格的に頭がおかしくなってしまい、やや不憫なおバカさんです。(ことり)
(寸評)その彼を是非次のなんじゃもんじゃ会の特別ゲストとして呼ぼう! ・・・って会ったらやっかいそうだな。なかなか素敵な男選びだな。さすが波瀾万丈が好きなことりだっ! 8ポイント。
券売機の口
某駅構内の食堂で昼食を取ろうと、券売機で食券を買った時の事です。
左隣の券売機に千円札を入れようとして、なかなか入らず、しかめっ面をしてるオジサンがいました。
すかさず僕はその手元を見て、券売機の上の穴を指さして、囁きました。
「そこ、釣り札が出てくる所ですよ。投入口はこっちですけど・・・」
そのおじさんはハッとして、恥ずかしそうに苦笑いしながら「何で気づかなかったんだろう・・・」と呟いてました。
自分も年を取ったら、ああなるのでしょうか・・・。(Hi-)
(寸評)俺もそれに近いことは既にあるし、よくそういう光景も見るな。最近は販売機もどんどん複雑になって、いろんな選択ボタンを何度も押さなければならないので、気持ちは分かるな~。販売機についてはそういう年配の人や外国人にももっと分かりやすくすべし。昔の「お金を入れる場所は分かりやすいところに一カ所、ボタンは一回のみ」に比べて、ある意味退化していると思うな。4ポイント。
メール読み上げシステム
今使ってる携帯には、送ったり受信したメールを開くと、題名や本文を音声で読み上げる機能があるのですが、ツッコミどころが多いです。
例えば、人名で漢字の読みを間違えて、「望美」を「ボウビ」と読んだりします。
本文でも、人名などでアクセントが変な所で強く、発音が外国人っぽく聞こえる時もあります。
また、英語で書くと、英単語の発音でなく、そのままアルファベットをスペル通りに一文字づつ読むだけです。
読み上げの順番は、受信時間→相手の携帯のメルアド(電話帳に登録されてる場合、その名前)→題名→本文ですが。
ハイテクにも、案外笑える所が多いですな。と思いつつ、今もこの携帯で、メールを打っています。(Hi-)
(寸評)まぁ過渡期なんだろーね。案外過渡期が一番懐かしかったりする。将来の「あったあったネタ」になることは確実だね。4ポイント。
ピーちゃんにユンケル
私の会社の先輩(50代、女性)の話です。
先輩のお子さんがまだ小学生だったころ、弱って道に落ちていたすずめを拾ってきたのだそうです。鳥カゴに入れてやり、そのすずめを「ピーちゃん」と名付け、子供の熱心な看病の末、数日後にはかなり元気になったのだそう。
子供が学校へ行っている間、ふと先輩は思いつきました。
「ピーちゃんにユンケルを飲ませたら、もっと元気になる!」
スポイトにユンケルを含ませ、ピーちゃんのくちばしへ。
するとピーちゃんはびくっと大きく体を揺すると、そのまま帰らぬ鳥となってしまったのです。
先輩は、子供の帰ってくる前にと、慌ててピーちゃんを裏山に埋めました。
帰ってきた子供には「ピーちゃん、お掃除のときに窓を開けていたら、逃げちゃったのよ。でもそれは、ピーちゃんが元気に飛べるようになった証拠!泣いたらだめ!」と伝えたのだそうです。子供は泣いてそれを受け入れたのだそうですが、お子さんは20歳になった今でも、ピーちゃんを元気なままでいると信じているのだそうです。 (まんまるちゃん)
(寸評)きっとユンケルは強過ぎたんだろうね。なんせ体積がおそらく100倍以上違う人間に効くものなんだからね。
「ピーちゃんは今でも元気に土の中でミミズとか食べてるよっ!」とこっそり悪魔の囁きをしてみたらどうだろう。7ポイント。
ぬいぐるみはがされちゃう
私の母親です。
2人で「新宿はこんなに危ない!」的なテレビ番組をぼけっと見ていたら、いきなり母が振り返り、「あんたなんかこんな処ぼーっと歩いていたら、ぬいぐるみはがされちゃうんだからね!」とおっしゃいました。
賢明な方はもうお判りでしょう。
お母様、それは「身ぐるみ」です。(鈴)
(寸評)単なる言葉の間違いならいいが・・・。お母さんは咄嗟にとんでもない真実を口にしてしまったのではなかろうか!?
念のため、背中を触ってご覧。ほら、チャックがあるだろう。それをそおっとそおっと下げてご覧。鈴の本体が・・・。6ポイント。
ミスUFO高校
私の通っていたUFO高校(仮)には、『ミスUFO』と呼ばれている女生徒がいた。UFO高校は私服。ミスUFOのスタイルは春夏秋冬一貫して、薄手の真っ白なTシャツに、短パンというもの。
UFO高校の所在地は札幌なので、さすがのミスUFOも真冬はコートを着ていたが、校舎に入るととたんにいつものスタイルに戻っていた。短パンからは、女性にしては濃すぎるスネ毛がいつも顔を覗かせていたが、それは彼女の皮膚を守るために発達したのかもしれない。そして薄手のTシャツ。今にして思うが、あれは石川さんにとってのランニングのようなものだったのかもしれない。
そのミスUFO、まさかとは思ったが卒業式もその格好だった。やってくれるぜ・・・・!!!! (桃玉)
(寸評)そして卒業後はミスすね毛として、マニアのアイドルになってたりして。6ポイント。
ビーズは乳白色
小さい頃の妹は、何でも鼻の穴に入れるという癖があった。(そのせいか、今でも若干鼻の穴は大きい)
くれよん・レゴブロック・ビー玉・などなど、ジャンルは多種多様。出し入れして遊んでは、母に叱られていた。
ある日妹は半べそになり『ビーズが入っちゃって取れない』と言い出した。直径1センチほどの、割と大きめのビーズ。かなり中まで押し込んだらしい。取るのは諦める事に。(病院連れていこうよ、母…。)
そんなことはすっかり忘れてのん気に暮らしていると、ある晩
『出てきた!』
と妹が叫んだ。青かったビーズは、乳白色に変色していた。何故そんな色になったのか、ひたすら不思議だった。(桃玉)
(寸評)そして大人になった妹は「入れ好き」が高じて・・・あ、これ以上は自粛いたします! 7ポイント。
電車を止めてみました
富士で開かれましたなんじゃもんじゃの会がとても楽しく、次の日も当然のように余韻に浸っていました。みんなと別れて、乗る電車の時刻を確認してから、ひとりぼっちで身延線の富士宮駅周辺をウロウロとしてました。あまりにもフラフラし過ぎて、帰りの道に迷いました。ここは一時間かへたすりゃ二時間に一本しか電車がこない。乗り遅れたら大変だ!!焦りました。
人に道を聞きながら、ようやく駅発見。丁度電車が滑り込んで来ていました。モウレツダッシュ! 階段二つ飛び!心臓が破けそうになります。
プルルルル…。電車は動き出しました。
『待って下さい!!!』と走りながら、運転席のある車両一番先の車両の壁を叩きました。
運転手さんが気がついて、奇跡的に電車は止まりました。
この電車は、停車してから、乗ったお客さんがドアスイッチを開けて降りるようになってます。
『すいません!!開けて下さい!』
中の方にスイッチを押して開けて貰いました。
わたしは、飛び込みました。ゼーゼーゼー。運転手さんと車掌さんが心配そうに周りを確認してから、再び電車は走り出しました。
わたしはホッと一安心。買って置いた『マス(鱒)バーガー』を玉の汗を吹き出しながら食べました。
しばらくしてから、車掌さんがわたしに『お怪我はありませんでしたか?』と尋ねにこられました。わたしのヴァカ~。マスバーガー食ってるなら、ひとこと電車の人に謝れよ!!(おっく)
(寸評)そんな状態で飛び込んですぐにモスバーガーならぬ訳の分からないマスバーガーを食い始める女性・・・マニア向き也っ! 8ポイント。
歯磨き粉
小さい頃、子供用のフルーツ味の歯磨き粉を使っていたことがありました。
私はそれを食べられる歯磨き粉だと思っていたので、たまにチューブからそのまま吸い込んでいました。
確か注意書きにも「これは食べられます」と書いてあったような気がしたのです。
そして最近ふと思い出し、母に「昔あったフルーツ味の歯磨き粉って食べてもいいやつだよね?」と聞くと「そんなわけないでしょ。」と言われました。
食べられないものだったんですか!?
おいしかったのに。 (若様)
(寸評)あれは食べたくなるよね~。バナナ味の物を子供の口の中に突っ込んでおいて「食うな」という方が酷な話し。もっとも食っても当然害のないものにはしてあるんだろうけどね。歯の汚れは全部体の中に・・・。6ポイント。
三等兵の玉砕
以前も「おバカ」のネタにさせてもらったのですが、わたしの通っていた高校には戦時中の軍服に身を包んだ弱そうな男子生徒がおりまして、「三等兵」というあだ名がついておりました。徹底した兵隊っぷりで、スキー授業には竹スキーを持ってくるツワモノです。(弱そうですけれど。)
その三等兵が、わたしの美術部の後輩であるOちゃん(クールな美人娘)に恋をしてしまったのです。人目もはばからず、夏休み中に三等兵は美術室までやってきました。
「あの、この本差し上げますので読んでください」
差し出したのは、原付の免許の取り方の本。
「もう免許取ったのでいりません」
「今度一緒に、骨董品見に行きましょう」
「いえ、行きません」
Oちゃんはクールそのものでしたが、見ているこっちは気が気じゃなかったですよ。直球すぎる求愛行動、そして見事な玉砕っぷり。天皇陛下もさぞお喜びだったでしょう・・・・。 (桃玉)
(寸評)彼はまさに特攻隊員だな。現在が気になるな。あ・・・まさか軍服マニアのここの常連投稿者ペ○ではないよな!? 7ポイント。
トップに戻る