チープ・レトロ・不思議グルメ天国!(2)


 このコーナーは安くてうまい店、そして「もしかして私は昭和にタイムスリップしてしまったのかっ!!」というようなレトロな店、そして「こっ、ここはっ!!」という不思議な食い物屋の情報交換コーナーです。話しの種になるような、そんな素晴らしきB級食堂や喫茶店、飲み屋などを募集しま〜す。

条件は、
1・自分で食べたことのある場所。
2・食堂等の場合、1000円以内のメニュー。飲み屋だったら500円まで(別途ドリンクをたのまなければいけない為)。但しレトロ・不思議店については多少これより値段が高くても良いが、いわゆる「わざとレトロ・不思議を狙っている」ような店は駄目。
3・その他、駅弁、菓子屋などおいしければ何でも良いが、基本的にその土地でしか食べられないもの。従って全国販売されているメーカー品やチェーン店等は除く。
4・出来れば写真もあれば尚よし。
5・既に通常のガイドブック等に載っていたり、いわゆる有名店ではないもの。なので別に土地の名物である必要はなし。どんな風においしいか、どんなレトロな店内か、どんな不思議なメニューやマスターか、またそのお店の行き方や情報などもなるべく詳しく書いて下さい。
6・また、紹介された店に実際行ってみた人の率直な感想も募集します。

応募はメールにて題名は「グルメ」にして下さい。投稿はひとつあたり5ポイントです。

グルメしょの48

渋谷区・笹塚のラーメン店「福寿」。
笹塚駅から徒歩5分。富士見が丘高・中の近所です。
ラーメンのお味は懐かしい往年の東京ラーメン。
値段は、全体に安めの設定。
しかし、本当に懐かしいのはその店内です。
五右衛門風呂を思わせる鉄釜で麺を茹でています。
時代劇に出てきそうな例の和風のお釜です。
あの釜を見るだけでも行く価値のあるお店ではないでしょうか?(チェリー)

グルメしょの49

西荻窪から青梅街道をちょっと荻窪沿いに行ったところに「山ちゃん」というらーめん屋があります。
内装はもちろん、おじさん・おばさん・常連さんなど昭和のにおいがしっかり残ってます。タクシーの運ちゃんに紹介される店と言ったらいいんでしょうか。最近のラーメン・グルメにしゃらくせぃと言える店です。
午後8時から営業。しかも、体調が悪いと突然休むってのも不思議グルメっぽいです。
味噌らーめんがおいしいんですが、ほとんどの人はにんにく入りを頼みます。生にんにくを大量にしぼってくれるので、強烈 ですが、そんなコトを気にするヒトは入る資格がありません。(昼夜)

グルメしょの50

木場公園の東京都現代美術館から徒歩5分の場所に、「実用洋食・七福」という定食屋さんがあります。
古い感じのたたずまいで、昭和を感じさせるお店です。
“実用洋食”というキャッチもどこか面白い。

?? 七福定食には、小さなオムレツ・ウインナー・揚げ物・焼き物が付いています。
付け合せは、キャベツとケチャップのスパゲッティー。刻みねぎ入りのお味噌汁。
B級グルメながら、おかずも味噌汁も美味!想像以上の味でした。
ボリュームもあるし値段も安いので、文句の付けようがありません。
あと、このお店にはラーメン、焼きそば、野菜炒め定食などの中華系メニューや、焼き魚定食などの和食系メニューもあります。
“実用洋食”と銘打っておきながら、和・洋・中と三拍子揃っているところも不思議。

?? 東京都現代美術館の帰りには、ぜひ立ち寄りたいお店です。
現代アートと実用洋食。なかなかのコラボレーションだと思います。
夕方行くと、近所のおじさんたちが、チュウハイを飲みながら野球中継を見ています。(チェリー)

グルメしょの51

中央区・八丁堀の呑み所「ままや」
日比谷線「八丁堀」駅から徒歩1〜2分の好立地にありながら安〜い呑みやさんです。
カウンターだけ8席くらいのお店です。まずはお疲れ様セットがお奨めです。枝豆、おでんに呑みもの2杯でなんと1,000円!驚きの価格です。
その他にも色々とメニューがありますが、ここは昼間はカレーやさん、夜は呑みやさんになるので、カレーも食べられます。カレーはライスカレーといった雰囲気のある美味しいカレーです。600円だったと思います。
また八丁堀近辺は比較的早く閉まってしまうお店が多い中で、ここはお客さんの居る限りやっているところも地元民としてはポイントです。
様々な人種が集まってくるのも面白いかな。。。(ぼーじー)

グルメしょの52

沖縄は、金武町。米軍基地の正面入り口前にある、タコライス屋「千里」。
ジャンクフードの極みでしょうか、白飯の上に味付けされたひき肉(これがタコライスの味を決める)、千切りレタス、たっぷりチーズ、そしてトマトスライス。
これにお好みで、通称「辛いソース」をかけて食べる。味は絶妙にして美味、はっきり行って県民食、カレーライスの座を奪おうとして日本進出失敗。
「千里」には夜な夜な怪しい県民と米軍の兵隊が集まる、しかし店内は80年代喫茶店風、なぜか演歌がヘビーローテーションで鳴っている。値段は600円、はっきり言ってアメリカンサイズ、普通の女性なら完食はまず無理です。
沖縄に来ればどこでもタコライスを食することは可。しかし味や米軍が集まり演歌が聴ける場所はここだけ。(エス)

グルメしょの53

西荻で安くヘルシーに食べるならKIKU。南口平和通りのニヒル牛へのちょうど中間地点あたりにある。プレートは3種類の肉料理やサラダなどのお惣菜をケースの中などからセレクトして、パンかライスとスープが付いてなんと680円。これで採算だいじょぶか? と思ってしまう。ちなみに昼間はテイクアウトも含め近所の奥さんやおじーちゃん、夜はOLさんが多い。(石川浩司)

グルメしょの54

同じく西荻でなんとほうじ茶のお菓子付きのセットが150円というカフェが! しかも奥には不思議な図書室やインディーズのCDやDVDが自由に試聴出来るコーナーもあるという。同じく西荻で有名なパン屋の「三月の羊」がこの店の為だけにおろしているというおいしいパンの付いたスープセット530円などもお薦め。そのお店の名前はニヒル牛2と言います! ホームページこちらだよっ→http://members3.jcom.home.ne.jp/nihirugyu1/ (石川浩司)

グルメしょの55

中目黒ガード下、西銀座商店街の中にある「串八」は凄いです。
良くあるコの字カウンターの地元密着型「オヤジ率限りなく100%」の酒場ですが、ここの晩酌セットは凄いです。1340円(税込み)でジョッキビール、日本酒、サワー類、なんでも三杯にその日のお薦め料理が常時20種類位あって好きなモノを三品頼めます。ちなみに昨夜私が選んだのはかなり大きな鯛のお頭の煮物とビーフシチューと冷や奴です。今年から始まったキャンペーンは誕生日に行くと「晩酌セット一回券」が貰えます。ちなみにママさんとアルバイトのお姉さんがコの字カウンターの中に居ますが、胸に名札をつけてます。(中目住人)

グルメしょの56

京王線 代田橋駅近くにできた沖縄商店街を抜けた辺りにある「大勝軒」
永福町にある有名な「大勝軒」の店主の兄弟がやってるらしいが 兄弟げんかをしたらしく、永福町の系列とかではなくべつもの。
外観、内装ともに、街の古びた中華屋なんだけど 永福町の大勝軒を庶民的にしたような味ですこぶる美味しい!
しかも、量が半端なく入っていて(推定2玉)、500円という安さ!
ちなみに、最近見かけなくなった「なると」も入ってますよ〜 (モータン)

グルメしょの57

富士山・富士宮口ルートの6合目にある「宝永山荘」は昭和がナチュラルにそのまま残る素敵なお店です。
富士宮口富士山五合目から30分も登れば到着します。
営業期間は6月第4週〜10月20日くらいまでです。
富士山なので若干下界よりも価格は高いですが、だいたい600円〜800円くらいでお食事できます。
座敷で過ごせて、内装も看板も食べ物の器も昭和のまんまでたまらないです。
特にカレーライスの皿は絶品!!素敵な昭和皿で出てきます!!
また、コップにスプーンが刺さってでてくるのもとても素敵です。
ここではデッドストックな昭和ダサ土産も片隅で売られていて、どっぷり昭和へタイムスリップできます。
雲海を見ながら昭和に戻れるお店です。(ことり)


グルメしょの58

高円寺駅ガード下の地下にあるカレー屋「クロンボ」です。
カウンター席しかない小さなお店です。カレーは、昭和のお母さん味でした。店内には、なぜか豪華客船や紅葉やバラの写真があちらこちらに貼ってありました。
食べ初めて数分すると、店のおばちゃん(江戸っ子キャラ)が「味噌汁、飲む?」と訊いてくるので「はい」と答えると、味噌汁が出てきます。どのお客さんにも、そうしているようです(皆、「はい」と言う)。なぜ最初から出さないのかはナゾです。

スペシャルカレーを食べましたが、どうスペシャルなのかもナゾでした。
※去年の5月に行ったときの情報です。(あヲい)

グルメしょの59

石川県金沢市長町の焼きそば&お好み焼き店『島』。
金沢市営中央体育館ウラにあります。
僕が小学生の頃、よく行ってたのですが、最近はあまり行ってない。
店内は、ごく普通の食堂です。焼きそばが絶品です。
本当に、マイペース営業の店(こないだ行ったら、休業の張り紙が)なのでいつやっているかはわかりませんが、あの焦げたソースの素朴なおいしさは忘れられません。
あと、ただ「お好み焼き」と頼むと、具が野菜だけの小さなお好み焼きが、50円で買えます。どうです?この駄菓子屋っぽさ。
店内で、レトロな瓶ジュースが売られていたり、古い扇風機と汚れたテレビがあるのもいい雰囲気を出しています。
作られていないレトロさといえば、自分にすればここが一番です。
土日の昼にやっていることが多いようです。石川に来る用事があったら、一度食べに来て見ませんか? (ジェット)

グルメしょの60

有楽町コンコースは現在も昔の雰囲気を残す店が並んでいます(あえてそういう雰囲気を出そうとしてる感もありますが)。その端にあるうどん屋『慶屋』のカレーうどんがお勧めです。500円でごはん付き。麺はコシがあって、スープもなかなか。店はカウンターが5席のみ。おやじさんが料理人とは程遠い風体で、寝癖頭にダブダブのトレーナー姿で作ってます。あと店頭でホームレス向けの就職支援雑誌を売ってるのも、他にはあまりない雰囲気を醸し出していました。(作戦失敗)

グルメしょの61

彦根から南彦根に向かう街道筋にある「喫茶スイス」。
おそらく30年以上は経っている山小屋風の店構え。店内には風化した鹿の首の剥製やら何ともいえない秩序なき絵画が所狭しと飾られている。
そしてなんとカレーライスが350円、名物スイス丼が400円と立ち食い蕎麦屋以下の値段。昭和52年からメニューの改定が行われていないという。ちなみにスイス丼はハイジの白いパンが載っているとかヤギのチーズがたっぷりでうほほほということはなく、ただのネギと肉の「牛丼屋がなかった頃の牛丼に近い丼」なのでお間違えなきよう。
今は珍しくなった昔の喫茶店の定番メニュー「キューピッド」(カルピスのコーラ割り)も懐かしい。(石川浩司)

グルメしょの62

富山市の呉羽小学校近くに来たら必ず寄ってほしいのが「ファミリーレストラン三ちゃん」。
もちろんチェーン店のファミリーレストランではない。
ここは店内も私物が雑然と置かれていて素晴らしいのだが、なんと言っても値段が庶民の味方。
ハンバーグ、唐揚げ他定番の定食はいずれも525円なのだが、内容が凄い。メイン、ご飯、味噌汁の他に小鉢が蕎麦や煮物など4品も付くのだ。お茶も載せるとテーブルがいっぱいで読みかけの漫画を置くスペースもなくて君はおおいに慌てることになるだろう。
また、メニューの最後に「下宿あります。三ちゃん荘」というのも、思わず「じゃ、それも一丁!」と頼んでしまう気持ちにさせられる、そんな魅力あふれるファミリーレストランだ。
尚ファミリーレストランと言っても、いるのは三ちゃんとその娘さんだけなのもファミリーレストランのイメージを大きく覆す、画期的な店だ。(石川浩司)

グルメしょの63

静岡県東部でチェーン展開しているローカル居酒屋「漁場」。
ここは食べ物もわりと安めなのですが、ここの何がすごいかというと、サッポロ黒ラベルかエビス黒生のどちらかの生中ジョッキビールがいつでも一杯100円で飲めるのです!!!
ビールを10杯飲んでも1000円。20杯飲んでも2000円。
ソフトドリンクよりも安いビール!!
もうここを知ってしまったら他の近所の居酒屋へは行けなくなってしまいました。300円ビールですら高額に思えます。
600円ビールなどはボッタクリ店に来てしまったのか?!とうろたえてしまうようになります。
静岡県東部の三島・沼津・御殿場・富士・裾野・清水には駅前に大体あり、駅前以外にも三島・沼津・富士は数店舗あります。
静岡へお越しの呑んだ暮れさんは是非!!(ことり)



グルメしょの64

滋賀県、大津市のJR湖西線「唐崎」駅下車。東へ徒歩20分、アヤハディオというホームセンター近くの空き地に、「アンディミーバーガー」というハンバーガー屋があります。
古いワゴン車を改造した店だったのですが、儲かるようになってか?少し前にトタンで拡張された建物が付け足されました。
普通の人の二倍はあるいかついおっさんと、雑貨屋さんなどに勤めていそうなかわいらしい奥さんの夫婦でやっています。
目の前でおっさんがパテを焼いてくれるのですが、初めてのお客さんは30分位、ここのバーガーのすごいところはね等の説明と、何でこの店を知ったのかというリサーチをしつこくされます。
バーガーはこだわりのだけあって、基本500円とバーガーにしては高め。けど、素材の味がしっかりしていて、ジャンクフードとは思えない満足感がありました。
近くに住んでいて興味のある方は、女同士で行くような雰囲気では、絶対ないので男の人を連れて行ってみてください。(ぴよまる)

グルメしょの65

山梨県富士吉田市街にあるうどん屋「たばた」。
ボロい外観、大雑把そうな店内に惹かれて吸い込まれていったのですが、それだけでは終わらなかったのです。
結構ご高齢の夫婦できりもりしているお店で、我らは「肉月見うどん」の並と大盛を注文。並が450円、大盛が500円です。
あまりに散らかっていて「散らかっている誰かんちのボロ実家」に来たような座敷だったのでどこが空いているのか一瞬分からなかったのですが、片付けしてないだけだと分かり座敷に潜入。
期待を裏切らず漫画雑誌が散乱し、ふすまも壊れていてパーフェクトだったのです。
揚げ玉や山梨名産らしい湿った七味とか使いたい放題で尋常でない量がテーブルに置かれており、使いたい放題だーとワクワクしてうどんを待っていたのです・・・・・が!!
このうどんが尋常でなく多い!!!!うどん界の「ラーメン二郎」を見ました!いやもっとか?!
とにかく私の並には通常のうどん3人前くらいの量が入っていて、夫が頼んだ大盛のほうには5人前ほどのうどんがギュウギュウに詰まっていたのです!!!!
もちろん必死に食べましたよ、ええ。

写真では分かりにくいですが、ドンブリの中身は汁がちょびっとしか入ってなくて、ほとんどギュウギュウに麺が入っているのです。
肉も沢山乗っているし、茹でキャベツも乗っているし、揚げ玉乗せたい放題だし、それでたったの450円。そしてそこからたった50円の触れ幅で異常なほど増える麺量。もう完敗でした。
味のほうはごく普通の感じの素朴な昔っぽい味のうどんなのですが、とにかく「ボロい・散らかってる・大雑把・大量」とサプライズが多く、最高にバランスのよい最高のうどん屋でした。死ぬほど笑いました。人を連れていきたくなるお店です。

場所は富士吉田市エリアの139号線沿いの「ユニクロ 富士吉田店」の看板のところのわりと大きな道を富士山と反対のほうに曲がり、ユニクロも通り過ぎて直進し、「吉田のラーメン」みたいな名前のラーメン屋の角を左折して直進すると右手に出てきます。
ちょこっと大きめなスーパーのすぐ並びです。
吉田うどんではないけれども、是非とも行ってみてもらいたい一店です。(ことり)



グルメしょの66

石川県金沢市北安江の大通り沿いに、とんかつ屋「とんとん亭」というお店があります。
とにかく、ランチメニューにご注目。11時の開店から15時まで限定のとんかつランチは、厚めのあげたてとんかつが2枚に多めのサラダ、焦げ目が食欲をそそるおかわり自由の釜炊きご飯、そしておつけもので950円!
あと、こちらのお店は店主が気まぐれな方のようで、その日の気分によってソフトドリンクや、前述のサラダをはるかに超える大量のサラダがタダでサービスされる事も。
とにかく店主の元気がよく、客の入退店の度に響く大声の挨拶もいい感じです。
なお、このお店で使用する豚肉は全て、きめ細やかで歯切れがよいと評判の群馬県産のクイーンポークですので肉質も保証つき。
ちなみにこのお店の正式な店名は「旨いとんかつ・とんとん亭」のようです。ものすごい自信を感じます。ぜひ一度如何でしょうか?

グルメしょの67

西武新宿線、新所沢駅、徒歩三分。ラオックス駐車場の前。
『オオグシカレー堂』黄色い店主の看板が目印です。ドライカレー800円美味です。夫婦でやってます。内装は全てが手作り、とくにやかんのランプは必見。音楽も気分でいろんなのが流れています。たまに持ち込んで流してもらいます。ゆるーい雰囲気がたまりません。奥さんの手作りスイートポテトも絶品です。(M子。)

グルメしょの68

西武新宿線「鷺宮駅」北口徒歩3分。居酒屋「ペルル」は「笑うせえるすまん」に出てくるバー「魔の巣」のモデルとして知る人ぞ知る店。
マスターの古川さんは今年81歳。未だに元気にシェイカーを振っておられます。お酒だけでなくオリジナルのつまみも豊富で、軽く食事もできます。
ゆでたパスタに昆布茶をパラパラっとまぶした「パラスパ」はシンプルなのに絶品の旨さです。他にもアサリとブロッコリーを一緒にゆでた「あさぶろ」など、駄洒落好きのマスターのネーミングが面白いつまみが沢山ありますよ。(せいちゃん)

グルメしょの69

すでに元祖のおじいさんもおばあさんも亡くなってしまっているので今の代である、おばちゃん(お嫁さん)がやめてしまわないうちに石川さんに是非行って欲しいです。
その名はひらいで。
カレーはライスカレーだったかな?

山梨県 大月市 御太刀 1丁目 1−5
TEL: 0554-22-1500
JR大月駅前のさつき通りというところを500メートルほど左に行くと、左手に見えます。
余談ですが、ひらいでさんから見て左向かいにあるあづま美容院は、私の母の実家です。
そしてひらいでさんの右隣がサトウプラモデル、私の父の実家です。
幼いころはプラモ屋さんの子供に大人気の叔父のことが誇らしかったです。
叔父はずっと独身でしたが子供好きだからやっているような店で、叔父さんなのに子供にふっちゃんと呼ばれていました。おつりは必ず50万円とか300万円とか大変高額な言い方で言い渡されていました(笑)。
すぐわきで叔母がうどん屋さんをしていたのですがそこは残念ながらもうやっていません。 ひらいでさんは、小判焼きという今川焼きのようなものの専門店ですが、地元の学生にうれしい安いメニューがあります。
私がいつも帰国すると出前をしてもらうのはラーメンで、なんの変哲もありませんがとにかく安いおいしいラーメンです。
入ってすぐに小判焼きをおじいさんがいつも焼いていたコーナーがあり、すこし奥にテーブル席、そして厨房。
厨房の脇にある小部屋は学生の溜まり場になりやすく、学ランでタバコが定番ですね(笑)
大変個人的な思い出なのですが、私はこんにゃくが大好きな子供だったので、おこづかいをにぎりしめてはおでんのこんにゃくばかりを5こ、わりばしにさしてもらっておやつにしていました。
ですから冬ならおでんもお勧めです。
まるっきり実家の紹介みたいになってしまいましたがよろしかったら東京から近い田舎にどうぞ! (ますちゃん)

グルメしょの70

また地元ネタですが、大月駅前すぐのところにアダージオという洋風レストランがありますが、そこでご飯を食べろ、とは言いません。
ただしマスターは私のお気に入りの人なのでコーヒーがおいしいのでコーヒーを飲みながらマスターと話すのがおすすめです。 (マスターはちょっとアレなので口説かれないように注意!ここオフレコで!)
カウンターで食べるBLTサンドもおいしいですよ。
問題は、アダージオじゃなくてアダージオの地下にあるアリババというバーです。
アリババか!?と思うようなガラガラ声のママさんがいらっしゃって、つまみを頼むとカレーがうまいよ! なんて言うそうです。
義理の姉が行ったらつまみを切らしていて、カレーを作ったばかりだったのでカレーを勧められたそうです。カレーで酒。。。
ここは以前かのあがた森魚さんがライオンメリィさんを引き連れてライブをしにきてくれたところです。
森魚さんもちょっとびっくりしてたけど。。。
火付け役はアダージオのマスターだったんです。
ああ、日本語おかしいですね。すみません。
そして必ずこっそりみてきて欲しいのは、隣接している不二家大月店の店長さんです。
なにを隠そうこの方不二家のぺコちゃんの彼氏、ポコちゃんに瓜二つなんです。
なぜ誰もさわがない?本物がここにいるのに。。。
ぜひぜひみてきてくださいね!
大月駅についたとき、あなたの運がよければ私の中で名物の、笹子餅おばちゃんにあえることでしょう。
これまたガラガラ声で笹子餅を売り歩いていることでしょう。 (ますちゃん)

グルメしょの71

福岡・中州にある店名は忘れましたすいません居酒屋。中州の中心あたりで狭い階段を地下に入っていく。中は結構広い。
とにかく「ウイスキー水割り一杯50円」。10杯飲んでも500円!
サラダは90円。お通しは300円。なので1000円以下でベロベロになれる!
ちなみにカニ食べ放題は2000円でリッチな気分にもなれる。 (石川浩司)


グルメしょの72

札幌・バスセンター駅からちょっと歩いた路地にあるのが、第三モッキリセンター。
カウンターが中心の70年(戦前からある!)の歴史を誇る古き良きコの字型居酒屋。渋いが気安い。
昼過ぎから開いていて、客の中心は60代のひとり呑み親父。
ビール大瓶450円、焼酎は氷、水付きでなんと一合180円!
つまみは150円からいろいろ。若者には、チーズ3切れ付きのフライドポテト350円がお薦め。
お通しもないので、日本酒、焼酎派なら1000円以下で飲むことも可能。


ホールはいかにも長年やってきた女将がしきっている。
漫画なども置いてあるので、男ひとりで気軽に入れる。
だいたいオッサン達はテレビをボーッと観ていたり、馴染みの客とポツポツと話してる。
第三、とあるが第一、第二は既に随分前になくなったという噂。
札幌で昼間から一杯やりたくなったら、地元の人御用達のここで決まり!(石川浩司)

中央区南1条東2丁目
011-231-6527
月曜日〜金曜日14:00〜22:00 土曜日13:00〜20:00
定休日 日曜、祝日  


グルメしょの73

ハイウエイ食堂。
那覇の町中、58号線にある24時間の食堂。
ハイウエイと名乗ってるけど、高速道路には全く面してません(笑)。
メニューは数十種類と豊富。
例えば「ゴーヤーチャンプル定食」だと、ゴーヤーチャンプルとご飯、味噌汁以外に、刺身、ポーク玉子、サラダ、漬物が付く。それで680円。
そして飲みにもいい。例えば沖縄と言えばの泡盛なら一合500円。もちろん氷や水のセットも付いての値段。お代わりでもすればベロベロになれること請け合い。
なので定食に泡盛なら1000円ちょっと。しかも前述の通り24時間フルで営業しているので、昼間だろうが夜中だろうが、早朝だろうが食えるし飲める。生活時間い〜かげん人間にはたまりませ〜ん。
この手の店は沖縄にはまだ他にもまだありそうだけれど、とりあえずここを推薦しておきま〜す。(石川浩司)

TEL  098-863-2277
住所 沖縄県那覇市前島2-3-6
営業時間 24時間営業
定休日 無休 


グルメしょの74



ロック食堂。
西荻にはニヒル牛がある関係でよく行くが、最近一番よく飲みに行くのかがここである。
売りはいくつもある。
・実は店名からは分からないが本格的な秋田料理の店。味も最高。なのにお通しもなく、とてもリーズナブル。いぶりがっこなど物によってはスーパーで買うより安いものも。定食などもある。
何人かで行く時は焼酎のボトルでも入れれば、安さが売りのチェーン店の居酒屋よりも安上がりになることも。
酒の飲めない人も、秋田ローカルのアイスやりんごジュース、サイダーなど、珍しいものがある。
・日曜以外は朝5時まで営業。たいていライブが終わって夜12時近くから打ち上げをするミュージシャンにとって、これは嬉しい。
この時間までやっているのは、あとはどこでも同じメニューで冷凍食品を食わされる、チェーン店の居酒屋ぐらいしかない。
・ロック食堂なので、当然ロックが流れているのだが、隅の席ならさほどうるさくない。なのでみんなでまったりとお喋りも何ら問題なし。
・だけどロックのCDのリクエスト表もあり、好きな音楽をかけてもらえる。また巨大スクリーンでは常に映像が流れているのでそれを楽しむのも良し。
・そしてこれはナイショだが、店内は表から見る印象とは違い、かなり広い。50人は入れると思われる。だが、意外と知られていないのか、大人数でいきなり夜中に雪崩れ込んでも、まず入れる。
・シェフがトッポ・ジージョに似ている。(石川浩司)

行き方 『JR西荻窪駅』南口を出て、『亀屋万年堂』直ぐ左の『仲通街』こと、狭いアーケードを直進して下さい。アーケード内奥の『ドトール・コーヒー』を左に見て、通りをひとつ越えますと、右側手前に『ファミリー・マート』があります。その通りを更に直進しますと、右側に『輪島功一ボクシング・ジム』の看板が見えます。「THE”ロック”食堂」は、その隣で、駅から徒歩3分です

� 03ー6676ー8711
ホームページ 

グルメしょの75

上野動物園の裏、従業員入口の近くにある、“中華・喫茶 愛”をお勧めします。

上野動物園職員に友達の多い彼と一緒に食べに行きました。上野動物園職員の間ではかなり人気の店のようです
15時頃に行ったのですが、看板がでていません。店内を覗くとおばあちゃんが一人でテレビを見ていました。「やってますか?」と彼が聞くと、「何にするの。ラーメンか生姜焼きならすぐにできるよ」とのお返事。ゆるいです。

店に入ると、謎の匂いが漂ってきます。ペットっぽい匂いだと思いました。
カウンター5席ほどと4人掛けのテーブル席が4つ。しかし、一つのテーブルは炊飯器やら、漫画やらいろいろのっていて座れません。
カウンターの向こうの調理場を見ると、家庭用の白い炊飯器が真っ黒になっていました。
トイレに入ろうとドアノブを触るとかなりのベタつきでした。

席について、改めてメニューを聞きました。そう、この店にはメニューが置いていないのです。
・チャーシューメン
・金目の甘く煮たやつ
・生姜焼き
・肉団子に椎茸が入ったやつ
教えていただいたメニューは上記の4つでした。
二人で「肉団子に椎茸が入ったやつ」と「チャーシューメン」を注文しました。

泉ピン子のバラエティー番組が大音量でながれる店内で待つこと数分。
注文の品が運ばれてきました。

(肉団子は食べかけの写真です。すいません!)

ものすごいボリュームです。
肉団子はこぶし大のものが8つ近く、ごはんも大盛りです。そして、スープはラーメンどんぶりで野菜と肉たっぷりでした。
チャーシューメンはかなりの厚切りのチャーシューがこれでもかと乗っかっています。
キュウリの浅漬けはサービスしてくださったようです。こちらも、キュウリ一本分はあるぐらいの量。とにかくものすごいボリュームなのです。
食事中、おばあちゃんは、泉ピン子のバラエティー番組を見てゲラゲラ笑っていました。

そして、お値段ですが、それぞれ500円でした。常連割引などではありません。
食べ放題でも食べないくらいの量を食べて500円は安すぎです。すべてのメニューが、これでもかと言わんばかりの大盛りで、ほとんど500円、高くて700円だそうです。安すぎます。
そして、何よりもおばあちゃんがいい味出し過ぎです。
動物園帰りにぜひお立ち寄りくださいませ。(ジャン子アヤ)


グルメしょの76

愛知県は豊橋市にある「双美食堂。」
愛知大学前駅から徒歩5分です。
大学が割と近くにあってたまたま入りました。
まず店内のべたべた感がすごいです。
醤油、ソースあたりはいつ買ったかわからない容器に入ってます。
肝心のメニューはというと店内の厨房上にずらっと書かれており、ほぼすべてが定食。しかも平均価格350円!!!です。
僕はいつも豚バラ味噌カツ定食を食べます。
味噌カツにご飯大盛り、サラダに味噌汁、キムチがついてこのお値段。。
しかし不定休なとこがたまに傷、、老夫婦がやってるので仕方ないですね^^
ぜひ愛知にお越しの際はお尋ねください^^ (ひろたこ)

グルメしょの77 (2015.5)

「王様」の「話題103 うどん屋」でも投稿しましたがあらためて、大阪の北隣の豊中市の阪急豊中駅から南へ徒歩5分の、ばかでかく「豊中グランドハイツ」と屋上に看板が掲げてあるマンションの1階にある「手打ち風うどん 狸庵」がおススメです。築45年(2015年現在)の古マンションで30年営業しています。入口の大きな狸の置物が目印。

あくまで手打ち“風”うどんだけにうどんのコシは甚だ怪しいものがありますが、だいたい600円もしないで食べられます。きつね480円、にしん520円、親子or他人丼520円、天丼かつ丼680円、腹が減っててひもじい時はうどんと五目飯セット530円、あきらかに残り物でやっつけたであろう焼き飯とうどんのセットはなんと520円! 腹一杯になります。 また定食は740円〜780円ですが焼肉・エビフライ・豚カツ・しぐれカツ・ハンバーグ・カニクリーム・出し巻き・サバ煮と種類も豊富、うどん屋の範疇を超えています(うどんも30種類くらいあります)。これだけのメニューが揃っているのに昼間はお手伝いの女性とおっさんの計2人、夜はおっさん1人なのに信じられないスピードで注文した料理が出て来ます。しかも従業員がおっさん1人なのに出前にも応じ、たまに店内に我々をほっぽらかしておかもち抱えて出ていっちゃいます(笑)。食い逃げ上等か?
遠い昔に大阪空港で料理人を務めていたという、小柄で茶髪のまさにたぬき風のおっさんの手際の良さを見るだけでもおもしろいです。

リーズナブルで量も多め、内装も料理も昔ながらの食堂といった風情ですが、なぜかWi-Fi使えます(笑)。平日11時〜21時、土曜は15時まで、日祝はお休み。もともと住んでたマンションの1階なのですが今でもたまに食べに行きます。(オポムチャン)


グルメしょの78 (2015.5)

愛知県JR東海道本線東刈谷駅徒歩10分のところにあります「珈琲野郎」。
創業38年。
とても小さなお店で、薄暗い店内にはカウンター席が4つ程、テーブルが4つ程あります。
喫煙可です。
もちろんオススメは種類豊富な珈琲(380〜)、そして個人的には、クリームソーダ!500円。
緑色じゃなく、青、ピンクのふたつですが、これがとっても甘くておいしいんです。
食べ物ははサンド、ピザ、トーストなど。
チーズサンドを頼んだところ、ロールパンにチーズ、きゅうり、レタスの挟まったものに、なぜかサクランボがのっかっています。

落ち着いた雰囲気の店内、常連さんたちとほがらかなマスターの会話を聞きながらの一服は最高に癒されます。 地方ですが、是非。(ひのこ)


グルメしょの79 (2015.5)

大阪・梅田から北東へすこしだけ外れた場所にある、豊崎1−3−1「喫茶Y」。梅田芸術劇場や毎日放送の北にある、天神橋6丁目に向かう道路を東へ進み、新御堂筋とJRの高架を越えたところの進行方向左手(道路沿い北側)にあります。阪急梅田からなら10分強は歩くでしょうか? 日祝はお休み。モーニングとランチの時間帯に開いてます。
値段設定はコーヒー等だと400円〜800円、モーニング600円、定食も900円〜1300円、とまあまあの値段やん、べつに安くないやん、との声も聞こえて来そうですが違います。

量が、半端ないのです。

まずモーニングのパンの厚さから出鱈目で、普通のトーストの3倍はあろう巨大さ。しかも注文するや否や「兄ちゃんは卵何個や?」・・・・・・? どうやら10個までなら任意の量をぶち込んでスクランブルにしてくださる様子。そして嫁はんの紅茶は尋常だったものの、私のアイスコーヒーはなんとジョッキでした(笑)。こんなアイスコーヒー、知らん(笑)!! 巨大なだけに味も大味かと思いきや、何を食ってもウマい!! パンも卵もコーヒーも、こだわりの品を使っているとのことです。おまけにお店のお姉さんが豪快で明るくおしゃべりも軽妙で、けっこうな歳の嫁はんも「お嬢さん」呼ばわりで愉快。

この強烈な分量にその日の気分や余りものの都合で勝手にオプションが追加、味噌汁が付いたり唐揚げがオマケされたり果物が出てきたり揚げパンを提供されたり・・・・・・ これで600円。儲け、出てるんか。それでもこの食べ物屋さんの激戦区・梅田のそばで何十年も営業してるらしいので、多くのファンに支えられてのお店なのでしょう。なんと常連のお客さんが忙しいお姉さんのために自主的にお皿洗いを手伝うシーンも。
ちなみに、横のお客さんが「なんでYって名前なんですか?」と尋ねてみると、「テキトーテキトー! 何でもええねん、憶えやすいやろ!?」と豪快に言ってのけるお姉さん(笑)。大阪のノリと大食いがお好きな方は、是非! 半端な気持ちで食いに行くと後悔するので、思いきり、これでもかっちゅうくらい腹を空かしてお出かけください(笑)!! (オポムチャン)


グルメしょの80 (2015.10)

茨城県JR水戸駅北口から国道50号線を歩いて10分ほど行くと、スクランブル交差点の左手の角にエビの踊っている看板が見えてきます。南町のラーメン屋「ミナミ食堂」です。

年季の入った十畳ほどの店内にテーブル席とカウンター。老夫婦が切り盛りしています。

平日の昼下がりには近所のおばあさんが何人か集まってお茶しています。

本棚にはさいとう・たかを「藤枝梅安」「サバイバル」、小山ゆう「あずみ」、藤子不二雄Ⓐ「笑ゥせぇるすまん」、漫画誌「近代麻雀」などが並んでいます。

テレビはだいたい民法のニュースを流しています。

お品書きにはタンメン、岩海苔ラーメン、餅入りラーメンなどがありますが、一番安い食事は普通の「ラーメン」470円。いりこ出汁、醤油味の支那そば系。具はチャーシュー、ネギ、ナルト、メンマ。麺は中くらいのちぢれ麺。ときどき麺が茹で過ぎで柔らかいことがありますが、ちゃんとした手料理の味がします。食べるとなんだかホッとします。

お得なセットは半チャーハン・ラーメンセットと半カレー・ラーメンセット、各700円。食べたりなかったら一個70円のお稲荷さんをつけようかな、などと考えていたら、思いのほか満腹になってごちそう様してしまいました。地味な見た目のわりに、しっかりとボリュームがあります。

味つけは全体にさっぱりめ。アブラがきつくなくて食べやすいです。

ラーメンのほかには、カレーライス・赤飯・お稲荷さん・切り餅・海苔餅・団子なども売っています。

お品書きから推測するに、和菓子屋さんがいつしかラーメンを作って出すようになり、やがてラーメンがメインに取って代わったのではないかと思われます。(イーダ健二)


グルメしょの81 (2016.4) グリル光陽軒

  和歌山県和歌山市は西高松の、メッサオークワの前にある老舗洋食屋です。
昔、この辺りに和歌山大学があった(今は移設されてる)ので、大学生が昼に食べに行っていたのでしょう。



メニューはいろいろありましたが、僕は「カツライス定食」なるものを頼みました。
待ってる間に、ちょっとレトロな瓶入りのコカコーラで一杯。一本170円くらいだった気がします。ペットボトルでは味わえない雰囲気がなんとも。
で、肝心の定食は

ライス、サラダ、マカロニ、ハムっぽいの、甘めのデミグラスが美味しいサイコロ(状の)ビーフ、そしてカキフライ×2。これでお値段、600円程だったと思います。(多分です笑 でもそんな高くなかったのは確か)
もし和歌山に来た時には、是非寄ってみてください!チープな店好きの方ならきっと満足頂けると思います! (かんさん)


グルメしょの82 (2016.8)


今回、わたくしが紹介するのは、我孫子駅構内の立ち食いうどん(そば)の弥生軒です。
駅の立ち食いも今やJRチェーンが跋扈する中、この弥生軒は昔ながらの地元の店というのが嬉しい。
各ホームに店があり、お勧めは「唐揚げうどん(そば)」です。
麺はもとより、この唐揚げも地元から仕入れているという力の入れようで、写真のように唐揚げがドカンと器からはみ出てしまっています。
これで400円。しかも、唐揚げを一つ追加することに140円を払えばいいので、どーんと二枚三枚と乗せることも可能です。男の方はだいたい二枚乗せが多いですね。
面白いのがこの店は、昔、石川さ・・・いえ、かの山下清画伯が働いていた店のようで、その旨を説明 する看板が、店に掲げられていることです。
皆さま一度お召し上がり下さいませ。(わいわい)


グルメしょの83 (2016.11)



今回は函館「ハセガワストア」のヤキトリ弁当についてお話させて頂きます。
ハセガワストアは、函館を中心とした北海道道南地方で15店くらい店舗を構える地元コンビニエンスストアです。
ここの「ヤキトリ弁当」が秀逸なのです。北海道ではヤキトリといっても鳥ではなく肉を焼いたものをヤキトリといいます。これは埼玉県の東松山市でも同じようです。
ハセガワストアの焼き鳥はごらんのように豚肉を使っています。この豚肉は北海道のワインで味付けされており、とにかくうまいのなのんって。駅やデパートでは販売されておらず、ハセガワストアの店舗に行かないと買えません。10年位前までは、セイコーマートの苫小牧、札幌、根室の3店舗位で販売され ていたみたいですが現在では完全に道南地域のみの販売になってしまいました。
完全手作り弁当です。価格は小が445円、大が675円で、味はタレ、塩、塩だれ、うま辛から選べます。
店内でも食べられますが、冷めても美味しいので、列車の中で、札幌クラシックを飲みながら食べると「もう死んでもいい!」状態になります。

いか天にも出たことのあるGLAYも函館時代この焼き鳥弁当のファンだったらしく、以前函館の里帰りライブをしたとき、スタッフ用にヤキトリ弁当を500とも1000とも差し入れしたそうです。このとき、ファンがハセガワストアに聖地巡礼に行ったそうです。

みなさんもぜひご賞味ください。(わいわい)


グルメしょの84 (2017.3)

パンヂュウ

今回わたくしが紹介するのは、足利のご当地グルメ「パンヂュウ」です。マンジュウじゃありませぬぞ。
ワタクシは足利の高校へ通っていたので、昔からよく食していました。
当時は1つ30円でしたが近年若干値上がりし、現在では3つ100円。それでも安い。
店は夫婦二人でやっています。おやっさんが高齢になってきたようで、最近若いあんちゃんが入り3人で作るようになったみたいです。
場所は市内の神社の一角の屋台。
営業を開始してもう30年以上になるのではないでしょうか。



中の餡は甘い上に若干しょっぱさが加わっており、男性の私でも美味しく食べることが出来ます。
お土産として、30個とか60個とか大量に買っていく人もいます。近くに女子高があるので、気軽に3つだけ購入する女子高生もいます。
とても人気があり曜日、時間、雨でも列が途切れたところを過去ワタクシは見たことがありません。

足利では、パンジュウ店はこの店のみですが、札幌(狸小路にあったが閉店)や小樽、夕張で以前名前を見かけたことがありました。
札幌の店員に「足利のパンジュウ(北海道では「ヂ」ではない)知ってますか」と聞くと知らないと言われたことがあります。
今回、投稿のため、足利のおやっさんに尋ねたところ「北海道の事は全く知らないし、行ったこともない。言われることはあるんだけどね」との回答を頂きました。どういう繋がりなんだろ。(わいわい)


グルメしょの85 (2017.4)

北関東の両毛地域は、麺グルメの宝庫です。
太田市のやきそば、桐生市のひもかわ、館林市のうどん、佐野のラーメンなど、各市町村がプッシュしています。
今回紹介するのは、足利市のやきそばです。やきそばは太田市のが有名ですが、太田市のやきそばは平べったく少しパサパサしているので、私はどちらかと足利市のやきそばの方が好みです。市内には焼きそば店は何店舗かあるものの、私の一押しはこの屋台「とみや」のやきそばです。価格は大450円、小350円。




特徴は、短い麺とポテトと月星ソース。ソースと混ざった麺は少しべっとりしています。私は大盛り焼きそばと同時にいつも手作り煮込みおでん(500円)を注文します。
50年近い歴史があるようで、昼を中心にいつも賑わっています。
先代のお父さんは残念ながら最近亡くなってしまいましたが、現在では二代目の息子夫婦が店を切り盛りしています。(わいわい)


グルメしょの86 (2017.12)

圧縮弁当

北海道礼文島桃岩荘で販売されている弁当です。
一つ500円。二合とも三合とも言われているご飯がぎゅーっと圧縮されています。
思い切り白米を詰め込むために、割りばし折れることがあります。そのため女性陣から不満が出て最近では若干詰め込みが緩い弁当が発売されました(笑)
なぜこんな弁当が500円もするのか・・・。
このお弁当は礼文島の西海岸をトレッキングする「愛とロマンの8時間コース」用のお弁当なのです。でも一般宿泊者も購入可能です。愛とロマンの8時間コースはなかなか面白い話があるのでそのうち「おバカ」で投稿したいと思います。 8時間コースは、車道どころか民家もまばらな西海岸を歩くので昼食をとれる場所がありません。そのために希望者にはYHが弁当を用意します(もちろん前日にスーパーなどで昼飯を用意してもよい)。





朝0500ごろ参加者は起床。女ヘルさんが朝早く起きて作ってくれた朝食を取りYHの車で港へ。始発のバスで最北端のスコント岬へ向かいます。そして0700ごろからトレッキングはスタートです。自動販売機はスタート地点にありますが、それ以降まともに食事のとれるところはほぼありません。
10時間近いトレッキング中このお弁当を食べます。だいたいスカイ岬とウエンナイの間の通所はげ山というガレ場ですね。
私たちはとにかくお腹がすいているので、こんなもん(失礼)でもおいしいことおいしいこと。私は人生の中の最高に美味しかった食事ベスト3を挙げろと言われたら文句なくこの弁当を推挙します。
美しい風景やみんなで食べる楽しさが一層このお弁当を引き立たせてくれるのかもしれません。なにせ高山植物が海抜ゼロメートルから咲いている北の島です。
圧縮弁当を日比谷公園や東京ドームや渋谷の裏参道で食べても美味しくありません(食おうとも思いませんが)。
お弁当にはいろいろ工夫がしてあって、たまにイクラが入っている当たりがあったり、割りばしに「もう少し頑張って」とメッセージ書いてあったり、「ピンクのでんぶ」でハートが作られていたり、こういう手作りの小ネタが桃岩荘は大好きなんです。
そして「残り半分の行程みんなでがんばろー」と励ましあってトレッキングを再開します。

この圧縮弁当の歌というのを10年位前のヘルパーが作ったので紹介したいと思います。(わいわい)

(寸評)そうそう、おいしいって実際の味だけじゃなくてその時の自分の空腹状態やどんな環境で食べるかがかなり重要だよね。
どんな高級料理だって満腹でまわり嫌いな人ばかりで不潔な場所で食ったってうまくない。
圧縮弁当というネーミングも素晴らしいね!


グルメしょの87 (2018.2)

今回紹介するのは永田町の国会図書館食堂です。
国会図書館には食事ができるところが、喫茶店とカフェ、食堂と三つあります。レストランではなく食堂というのが粋ですね。
食堂は六階。職員たけでなく図書館利用者も利用できます。国会図書館へ行くとき私は毎回ここで食事をとります。というか他に周りで食事できるところを知らないんだもん。
街歩きガイドでは写真のような図書館カレーを紹介する場合が多いのですが、私は唐揚げメニューを推薦します。
今回は、唐揚げラーメンです。器からはみ出しそうな唐揚げが二つ乗っかっています。これで670円。
醤油ラーメンに唐揚げ。んーいつも食べている唐揚げうどんの方が旨かったかな(笑)。唐揚げそば(共に570)円。チャンポン唐揚げ800円もお勧めです。





国会図書館だけあって、食堂フロアには国会中継が流されています。

他にも銀色のお皿に乗った古き正しいナポリタン(570円)とかカレー(470)円とかあり値段もお手頃。
昔のデパートの食堂のような雰囲気です。
みなさんも一度足を運ばれてみては。(わいわい)

(寸評)さすがに国会図書館は利潤を追求しないな。もっと家の近くにあったら利用するんだが・・・。


グルメしょの88 (2018.3) 春日部駅立ち食いラーメン

今回は春日部駅の立ち食いラーメン店です。
うどんやそばではなく、ラーメンのみの販売です。駅の外でなくホームの店です。ましてや本線ではなく、野田線という渋いホームにあるのがまた良いです。
中では、三人のおぱちゃんと一人のおじさんが働いています。こんな狭い中に四人とは。

ラーメンの出汁は、鳥ガラやいろいろな野菜から毎朝取っています。
お勧めは「天ぷらラーメン(610円)」です。石川さん大好きの「コロッケ」ラーメン(600円)もあります。繰り返しますがうどんやそばはありません(笑)。ラーメン単品は490円です。

今回このグルメを投稿するために久しぶりに食しました。
写真のように、コロッケと天ぷらを入れる超豪華ラーメンを注文!
スープは醤油のすっきり味です。決して特別なラーメンではないのですがあっさりとした昔ながらの正しいラーメンです。



午後二時というのに、周りはお客さんでいっぱい。
ほとんどが40歳以上のおっちゃんばっかりです。春日部出身や春日部の高校に通っていた芸能人に聞くと、高校時代よく食べていたと懐かしそうに語るのですが、どうも中年以上ばっかりだあ・・・と思っていたら制服姿の女子高校生三人が券売機でチケットを買っていました。おそるべし。店員さん「場所が空くまでちょっと待っててねー」。
決してグルメガイドには出てこないラーメン店ですが一度皆さん食べてみてください。

あー、柳原さんもきっと食べていたんでしょうね。(わいわい)

(寸評)コロッケそばは大好きだがそういえばコロッケラーメンは食ったことが無いな。
コロッケそばは出汁とコロッケの甘みが化学反応を起こして独特な旨味になるんだけど果たしてラーメンはどうなのかな。
同じ埼玉県内でも行ったことの無い土地だけど是非食べてみたいね。


グルメしょの89 (2018.4) 東京藝術大学学食

上野の山には多くのミュージアムがあります。国立科学、西洋美術、国立東京、東京都美術・・・。しかしどこのレストラン、カフェも高いです。どこかのホテルのようなちょっとおしゃれな食事処という感じで・・・。誰が、そば1000円、天丼1200円、パスタ1800円、定食2300円を食べるというのだ。
学生には手が出ません。安く量がある食事を取るには、上野や御徒町に出るか、根津や湯島に出ないといけません。
そこで今回紹介するのが、東京藝術大学の学食です。
藝大には学食が三つあります。美術側の大浦食堂、オークラのカフェ、その中で一番のお勧めは、音楽側のキャッスルという学食です。

「おバカ」でも書きましたが、私の愛用する学食でもあります。上野に来ると毎回ここで食べてしまいます。
いかにも学生会館という建物の中にあり、学校関係者や学生の利用も多く、会社員や工事関係者の姿もちらほら見受けられます。



私がいつも注文するのは「スペシャルランチ(610円)」です。
ほっかほっかっさっくさくの揚げ物メインで、写真写りが汚くて申し訳ないのですが、マーボー豆腐や見えないところにハム、ハンバーグも隠れています。
面白いのが、なぜかトレーが無いということです。皆ライスとおかず皿を手に持ち席へ運ぶのです。
スタッフのおばちゃんたちもめちゃめちゃ元気で勇気をもらえます。
他にも盛り合わせランチ、エビフライランチなどいろいろなランチがあります。安いのはカレー300円台からで、500円、高くても610円です。土日は休み。一般の方でも入ることができますので皆さんどうぞ。(わいわい)

(寸評)学食や役所の食堂などは穴場だよね。
俺は教授のフリして入ろうかな。動くアート教授。


グルメしょの90 (2018.5) 高崎駅の立ち食いラーメン

最近駅の立ち食いそばや駅弁店の地方限定店が激減している中、高崎駅は各ホームや新幹線コンコースにたかべんの店がたくさん出ている貴重な駅です。今じゃみんなチェーン店や、コンビニですもんね。
高崎駅の名物駅弁は、だるま弁当を筆頭にとり飯や幻の駅弁お粥弁当などです。
高崎駅西口に立ち食いそば店があります。そこではウドンやご飯ものもありますが、わいわいがお勧めするのは、ラーメンです。



ここのラーメンは、だるま弁当やとり飯で使用した鶏肉の骨をダシに使っています。
スープはあっさりとしていてそれでいてコクがあります。駅弁で使用した骨を使ったラーメンスープがマズイわけがありません(`・ω・´)
価格は420円。
1番線、上信電鉄のホームにありますが、外からでも入れます。
一度ご賞味あれ。(わいわい)

(寸評)この間高崎には行ったが時間の都合で行けず。
タイミングが合えば入ってみたいがとにかく蕎麦好きなので蕎麦の誘惑に勝ってラーメンを頼めるかどうか...。


グルメしょの91 (2018.6) 諏訪のイナゴソフト

グルメでは「『わざとレトロ・不思議を狙っている』ような店は駄目」と規定があるので採用されるかどうか分かりませんかお送りします。
長野県三大珍味「ざざむし」「はちのこ」、そして「いなご」。そのイナゴを使ったソフトクリームです。400円。
イナゴを粉末にしてソフトクリームの中へ・・・はありませんのでご安心あれ。
今年の二月に諏訪へ訪れた時食べました。
今度ホルモン鉄道の一泊会ライブが諏訪であるようですので参加者はぜひご賞味してください。諏訪湖の売店で販売されています。



うーむどう考えてもインスタ映えしないな。(わいわい)

(寸評)わざとの部分も若干あるかもしれないが、実際長野県では普通に今でも食べてるからね。
まあどのくらいの頻度で食卓に上るかは定かではないが。
エビやカニだって冷静に見ればもっとグロテスクだからね。見慣れるかどうかだね。


グルメしょの92 犬山・喫茶「サンライズ」(2018.10)

愛知県犬山市、名鉄線犬山駅西口から西へまっすぐ徒歩10分程歩きますと左手にある喫茶店「サンライズ」をおすすめいたします。
まず外観、燻んだシルバーの看板はさびれ感があり、ナチュラルいぶし銀のレトロな雰囲気が出ています。入口扉の上部にはつばめの巣。塗装の剥がれたドアを初めて開けるには若干の勇気が要りました。窓には閉じたブラインド、中の様子は窺えず、しかし地元の人やご親戚一同で団欒されている様な、そんなアットホームな空気が隙間から漏れ出しているようで、人様の玄関におじゃまするような緊張を憶えながらノブを引きました‥入ってみると緊張はすぐ消えました。まるで昭和に戻り、慣れ親しんだあの頃の実家に帰って来たような安心感。あらゆる物たちが自分家のように自然に雑多に配列されており自分もその一部としてまったくの違和感無くその空間に受け入れてもらえます。店主さんも全く気を使わずに、あ、来たね。みたいなノリでして、それがまた良いです。



前調べとして拝見していた外壁に貼られていたメニュー(ドリンクとむしぱん(無料、美味)を注文したく、ホットミルクを頼むと、お父さんにお母さんが何度もミルクだと念を押す光景が。その間にお手洗いを借りました。店内奥の(倉庫)と書かれたトイレの扉にワクワク、扉を開けるとやはり昭和の実家の物置のあの空気が‥土壁にタイル、かびの匂い‥。そしてトイレも、ボットン便所を進化させたシュボッ式。ん、張り紙が‥、と見ると、「流れにくい場合は右のピストルを使ってください」との事。ピストル式トイレ、新鮮で興奮が更に高まる。



席に戻ると、お父さんがホットコーヒーを作り持ってきてくれました。
トーストとマーマレードジャムにゆで卵がついて350円。良いです。
改めて店内をぐるり見渡すと、壁に貼られた手書きの「ストレス発散法」がまた良い。本当に雰囲気がよく、入口入って左手にはぎゅうぎゅうに詰めれば15人は囲めるであろう憩いの席、奥にはテレビ前の寛ぎの特等席、その左には、懐かしいテーブルゲーム席が二席。

トーストを食べ始めた頃、お母さんがホットミルクを持ってきてくださり、サービスとの事でいただきました。

本当に癒される、昭和レトロな空間、サンライズです。(もんぢゃ)

(寸評)昔はこういうとこいっぱいあったがいつの間にか希少価値となってしまった。無くなる前に行っておくべきだよね。


グルメしょの93 塩原・スープ焼きそば(2019.2)

先日栃木県塩原温泉へ行ったとき面白い食べ物を見つけましたのでお知らせいたします。
それはスープ焼きそばです。どどどーん。650円。


ソーススープの中に焼きそばが入っています。昔からこの地方で食べられている麺だそうです。
確か青森県でも似たようなものを食べた記憶がありますが、あっちはつゆ焼きそばだったなあ。(わいわい)

(寸評)誰かが手が滑ってスープの中に焼きそば入っちゃったのが大元かも!?


グルメしょの94 MO:MO(2019.8)

石川さんもネパールに滞在した時食されたであろう、ソウルフードMO:MOです。なぜか「:」が付くんですねえ。以下、ももです。
町のどこにでも見られる国民食で、焼きもも、あげもも、ふかしもも、ふらいもも、鶏肉もも、など幾多のバリエーション見られます。
餃子というか、シュウマイというか、小籠包というか・・・不思議な食べ物なんですね。



10個で概ね100Rs(1Rs約1円)ですが、店や場所によって、60〜150円くらいまで差があります。
写真のように中心に「たれ」がありますが、最初から「たれ」が掛かっていたり、自分でソースみたいにかける店もあります。
レストランから、日本でいう駄菓子屋、焼きそばや、もんじゃ屋みたいなところ、宿、屋台、とどこでも売ってます。 「たれ」も、マヨネーズや、からいもの、マイルドなもの、ケチャップみたいなもの・・・、店独自のオリジナルソースも。
あまりにも店が多いので、どこにするか迷う時は「知らない街では地元民で混んでいる店へ入ること」という鉄則第一条どおり、たくさんのお客様で賑わっている店へ行くと・・・そりゃ美味いんですわ。100円でこれだけ食えるんでせっ、もうたまりまへんなーと大阪弁になってしまうくらい忘れられない味になってしまうのです。
そりゃまあ中にはきちゃない店もあったり、路地裏の目立たないところにも店舗を構えていたりするところもあります。 そういう店は、腐った肉をミンチにして混ぜたりするので、日本人はたいてい下痢となります。注意しましょうね。 (わいわい)

(寸評)ジョージア(グルジア)にも「ヒンカリ」という同種の食べ物があった。この手は微妙に姿形を変えて世界中にあるのかもね。


グルメしょの95 永井食堂(群馬県渋川市)(2019.9)





石川さんがまだ群馬県にお住いの頃はまだそんなにメジャーじゃなかったと思われるもつ煮。現在では群馬県を代表する料理の一つなのです。その頂点に位置するのが渋川市の永井食堂のもつ煮です。
渋川市からR17を沼田方面に走らせると山間の一角にその店は存在します。イメージ的には国道沿いに古くからあるドライブインという感じ。
もともと地元のタクシーの運ちゃんやトラック運転手ご用達の店でした。
それが今や写真のような混雑ぶり。いつ行っても何時に行っても混んでいます。定食はご飯が山盛りで出てきます。
テイクアウトもあります。あまりの人気振りにに自動販売機まで! もつ煮の自動販売機ですよ(パックですけど)。
閉店時には自販機へ満杯にしておくものの朝にはほとんど売り切れてしまうそうです。
従業員パートのおばちゃんにボーナスが××万出たとか、社員旅行はグアムだったとか、警察が群馬へ応援派遣に来てくれる他県の警察にはわざわざ買いに出かけてでも食わせるとか、いろいろ噂を聞きます。
まだ他県の方にはそんなに馴染みの店ではないと思われますが、知る人ぞ知るという名店です。(わいわい)

(寸評)自動販売機、1070円なのに「千円札のみ使用可」ということは2000円入れなければならないということか。量を減らしてちょうど千円とかにすればいいのにね。
まあ俺は元々もつ煮がそんなに得意じゃなかった上に最近は医者から「内臓系の肉は食べないように」と言われてるので食べにいくことはないと思うが、そうじゃない人にはオススメできそうだね〜。


グルメしょの96 高原飯店(群馬県前橋市)(2019.12)

JR両毛線、前橋駅と前橋大島駅の中間地点にある小さなお店です。レトロです。
入ってすぐに4人掛けのテーブル一つ。
奥に座敷のテーブル席が3つ。レトロです。座敷エリアは少し民家っぽくなってます。レトロです。







注文すべきものはチャーハンです。
ここのチャーハンは、何と中にキュウリが入ってます。
たまに沢庵入りのチャーハンは世間にありますが、賽の目切りのキュウリがチャーハンと一緒に炒めてあります。

見た目では間違って入れちゃったみたいに見えるキュウリですが、これが沢庵ほど歯ごたえの主張をせず、他の具と絶妙な感じに合わさってレンゲを持つ手が止まりません。
ちなみにこの日はタンメンとセットメニューにしましたが、これもまた昔ながらのタンメンで、満足の食べ応えでした。

チャーハン700円、タンメン800円。
タンメンとチャーハン小のセットで1000円でした。(KPC)

(寸評)俺が群馬にいた頃はまだ前橋大島駅なんてなかったな・・・。それはともかく、案外合うのかもね。まあ車がないと行けない所だろうけど。
この店だけなのか、この付近一帯にそういう店があるのか、どっちだろう?


グルメしょの97 コンコルド(埼玉県)  (2021.11)



最近テレビ東京の「孤独のグルメ」をよく見ています。
・・・が今回紹介するのは、ゴローさんとは全く関係のない店で埼玉県にある「コンコルド」というケーキ店です。
ケーキを作る過程で余った部分を合わせてカップへ入れて販売してくれる店です。
価格は450円。味は一緒なのでお得です。(わいわい)

(寸評)その日によって内容が違うんだろうね。当たりだといいね。


グルメしょの98 門司港のちゃんらー(2022.9)



先日、山口と福岡へ行きました。門司港でご飯を食べようと思いどこかいい店は、と探すと「ちゃんらー」の文字が。観光地仕様でない「二代目清美食堂」という店です。

中に入りそのちゃんらーを注文。トイレへ行くと、やたらお笑い芸人の芋洗坂係長の舞台やチラシやフライヤーが貼ってありました。店内もCDやポスターが沢山飾ってあります。ディープなファンなのかな。

麺を運んできた店員さんへ「どうして芋洗坂係長をこんなに推しているんですか?」と聞くと「お姉さんが働いています」。『へ?』と僕。

注文した品を持って現れるお姉さん。『じ・・・つのお姉さんですか?』「はい(笑)」

「芋洗坂係長とお姉さんの両親が『ちゃんらー』の店をやっていたのですが年齢もあり一旦店を閉めたものの、強い要望で再オープンしたんですよ。なので二代目なんです」

へーーーってなもんです。この店が載った雑誌「クッキングパパ」を見せていただきました。小さい二人が両親と共に映っている写真も飾られていました。そうか初代が「清美食堂」なので「二代目清美食堂」なんですね。芸能人のサイン色紙も飾られていましたが、普通の色紙でなく小さなタイプの色紙であることも好ましかったです。

写真では沖縄そばとかソーキ蕎麦みたいですが、味はまさしく具の少ないチャンポンと丸麺のラーメンでした。
後日中学4クラスの生徒に「芋洗坂係長って知ってる?」と聞いたら、誰も知りませんでした。むむむむむ。(わいわい)

(寸評)ちゃんぽんらーめんなのね。
そういえば沖縄のちゃんぽんは長崎のちゃんぽんと違って、麺じゃなくてご飯なんだよねー。


グルメしょの99

NEW茶色い小瓶(宮城県気仙沼市)(2023.11)

到着した時からその外装の奇抜さに目を奪われますが、中に入ってみると、溢れる物ものでさらに驚かされます。
コカコーラの看板、マリリン・モンローのポスター、その他時を超えて所狭しと鎮座する物、モノ、もの……。レトロな缶ジュースもあれこれ並んでいました。
昭和というよりは、1950年代という言葉が似合いそうな空間に、のっけから圧倒されます。
来訪当時で傘寿直前というご主人曰く、ここは半世紀近く前から、場所を変えつつ経営しているのだとか。またさらにご主人曰く、ここはあくまでジャズ喫茶ではなく、「オールディーズ喫茶」という括りだそうです。
ちなみにこのご主人、実に人懐っこく、初めて訪れた僕にも次々と話しかけてくれます。そのためいつの間にか、どうして僕がモテないのかの説教になったのはご愛嬌。
「とにかく、彼女ができたら一度連れて遊びに来なよ。大丈夫大丈夫、取っちゃったりしないから。はっはっは〜!」
……いやはや、とにかく敷居の高さを感じさせません。

席に着くと、棚に並べられたたくさんのレコードに目を奪われます。
オールディーズ喫茶の名のとおり、洋楽やジャズのレコードも数多くありましたが、日本の歌謡曲のドーナツ盤も数多く揃えられていました。覚えてる限りだと、山口百恵、加山雄三、森進一、美空ひばりなどなど。
これらのレコードは、希望するとポータブルプレイヤーが貸し出され、全て自由に聴くことができます。

飲食費としては、ブレンドコーヒーが1杯650円。劇的に安価というわけではありませんが、ここ最近の物価を鑑みると、そしてこの空間で過ごすための場所代と考えれば、個人的には高く感じられませんでした。カレーやスパゲティなどの食事もあるようです。
またまたご主人曰く、「喫茶店という場所は遊び場だから」とのこと。だから、レコードを自由に聴くこともできるし、この自由すぎる環境を生み出せたのかもしれません。写真撮影も、二つ返事でOKでした。
ということで、「飲食」より「遊び」に特化した飲食店ではありますが。そして気仙沼の中心部からはいささか離れていますが。
東北旅行の途中でこんな喫茶店、いかがでしょう? 白昼夢のような感覚に浸れること請け合いです。(たちつ亭と~助)















(寸評)2年ぶりの更新。こういうところ時々あるけど楽しいよねー。東北はなかなか行けないけど行ってみたいなあ。


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