テキトー日記03年7月(1)
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7月1日(火)
パスカルズでとある学習関係の楽曲のレコーディング。
ギリギリまで作業していたので、スタジオの時計が遅れていて、ちょうど腕時計も壊れていたので、乗り換えの国分寺に着いたら終電あっりまっせーん。とほほ。
ということで漫画喫茶行って、チャットして朝を待つ。
ウインドウズなので、マックユーザーにはちょっと操作方法がわからなくて、わけのわからない文字がダダダッと現れてアラシ状態。嵐を呼ぶ男・・・。
乃南アサ「花盗人」読む。
7月2日(水)
朝カレー。昼カレー。夜カレー。
たまたま家にいてカレーが残っていたので食べ続けたけど、カレーって、うっめえよなー。いや、まじで。
俺、松茸もフォアグラもトリュフもキャビアもフグもカレーと相撲とったら、八百長でもない限り絶対負けると思うぞ。
単に稀少価値なだけで「旨い物」にされてるけど、たまにちょこっとならいいけど、朝昼晩フォアグラ食べたいとは思わないもんなー。
山田詠美「熱血ポンちゃんは二度ベルを鳴らす」読む。
7月3日(木)
42才になりましたでごわすー。
はああ、どー考えても客観的、社会的にはいい大人だよなー。
でも漫画も読んでゲームもして、コレクションの缶ジュース見つけてはヒヒヒヒ言っている。
見かけは中年、体は老人、頭は中学生。
でもそれが幸せなんだからそれでいいのだー。・・・と強引に思い込む。
でも「大人の服」を着なくちゃどーしてもいけない場面以外は、脱いでよっと。なかなか脱ぎ辛い事もあるけど、がんばって脱ごっと。ちょっとは表現をするものとしてはなー。
はー、すっぽんすっぽんすっぽんぽん!!
午後、久米川にR君とパソコンショップをのぞきに行きがてら散歩。
駅前の喫茶「白鳥」はよくある名前の喫茶店と思ったら、本当にマスターは白鳥写真マニアで、店内は白鳥だらけ。
聞いてみると、マスターはなんと日本人として初めて「LIFE」誌に白鳥写真が載ったとかで、全国の白鳥マニア垂涎の喫茶店だったのだ。うーむ、極めている人はどこにでもさり気なくいるのだなー。
川上弘美「溺レる」読む。
7月4日(金)
この間クラッシュしてなくなったホームページの写真を、別の無料サーバを探して4時間くらいかけてひーこらふーこらアップしたら、容量は大丈夫なはずなのにまたまたクラッシュ。あうーーー。わての人生こんなんばっかりやでー。トホホホ。
その代わり、夜はチャットで下品の限りの会話をして、大いに盛り上がる。
♪チンポーえーチンポっ!(竿竹屋の口調でお願いします)
北杜夫「マンボウ百一夜」読む。
7月5日(土)
うちの夫婦は、実は部屋着はペアルックだ。
といっても意図してやっているのではない。随分昔に、たまのグッズでロット数をあやまって大量に作り過ぎてしまったTシャツが何枚も現物至急されたので、いつのまにかそれが部屋着になってしまったのだ。
だからもしかしたら、我が家だけではなく、たまのメンバーやスタッフとも実は隠れペアルックかもしれない・・・。
ううっ、ちょっと気持ち悪い。
「恐るべきさぬきうどん麺地創造の巻」読む。
7月6日(日)
ニヒル牛へ。後、健さん、くす美さん、R君と中華料理屋で「ニヒル牛ミニホール」についての相談。物件等について話し合う。
ニヒル牛の「箱」が大きくなったイメージで、なるべく表現者に負担のない安い貸し賃で、音楽に限らず少人数芝居・アートパフォーマンス・講演会・お笑い・座談会・陶芸教室・ビデオ上映会・舞踏・朗読会またはそれらが混合したコラボレーション等なんでもありのスペースを西荻窪に造りたいのだが、既存のライブハウス等との差別化となるアイデアがあと一歩足りず。難しい。(注・9月初旬現在、企画は残念ながらいったん凍結中)
「恐るべきさぬきうどん麺地巡礼の巻」読む。
7月7日(月)
近所の「サイゼリア」にて、昼間からひとりワインでウヘヘヘヘーッ。ヘラヘツヘッヘのヘーッ。
昼間のひとり酒はちょっとした旅行気分にも似た不思議なハレ空間。
まー、本当のアル中の人はそーゆー感覚ではないだろーけど。
チェーン店のファミリーレストランというのは面白みには欠けるけど、長時間居座っても文句を言われない、というのが俺にとっては魅力なんだよなー。
しかもここは、500mlのデカンタにミラノ風ドリア、ピクルス等取っても千円以下とお得なのじゃー。外で酒飲んでその値段はまずないからなー。
安いとそれだけでフッワフワと「幸福度」が上がってしまうんだにゃー、俺って。ほほほほ、単純さん!
オグ・マンディーノ「この世で一番の奇跡」読む。
7月8日(火)
これといって人と約束しているようなことがない為、生活時間がますます滅茶苦茶ハチャメチャズギューンズギューンに。好きな時間に寝て、起きてる。
気楽と不安の同居セーカツ。
ビデオで映画「ビーン」観る。
一番最初にMr.ビーンを観たのはいつかははっきりとしないが、ヨーロッパに行くヴァージン航空の中で、まだ日本では全然知られてなくて「おおっ、久しぶりに出たなっ!」という感じのコメディアンだった。
だけどそのうち日本でもブレイクしてしまい、
「あまり人に知られてないものを自分だけが知っていて『これが面白いんだぜ!』とひそかに自慢する」
が出来なくなってしまうのが内心ちょっと悔しいせこいファン心理だったので、一時期離れていたが、やっぱり顔芸は一流。インテリなのに馬鹿をやるのも好き。
もっともお笑いなんて、学歴とかの意味じゃなく、基本的に頭が良くてさらに創造性、センスもないと出来ないと思うんだよね。
それが分からない人が未だに日本では多い気がするんだよなー。伝統芸能とかやっている人達より明らかにステイタスも低いしなー。
それはともかく、この作品については、わざわざ映画にする意味は興行的な物以外特に感じられなかったのがちと残念。せっかく金かけるなら、映画でしか出来ないオヒョーッということを見せてほしかったニャーッ。
青木雄二「唯物論」読む。
7月9日(水)
今住んでいる家に引っ越した時、それまで子猫の時から約6年間飼っていた「ネコヤン」が、新しい家に馴染めずすぐに家出をしてしまったのだが、およそ8年振りぐらいに家のテラスのあたりに何事もなかったかのように寝転がっていた。
はっきり言って、もうとうに亡くなっていると思っていたのでちょっと感激。
ということは8年間、この近くには居た、ということか?
でも道とかで姿は一度も見てないので、なんかタイムマシーンに乗って戻ってきたような感じ。
といってもさすがに年は取っている。猫の14才って、人だとかなりお婆ちゃんだよなー。
だけど、残念なことに俺達の顔は忘れてしまったのか、まだ近付くと逃げる。
思い出しておくれよー。また一緒に暮らそうよー。
本宮ひろ志「天然まんが家」読む。
7月10日(木)
ビデオで映画「のど自慢」観る。
俺は室井滋が好きなのだー。
「ビリィ・ザ・キッドの新しい夜明け」という映画の頃から神戸浩とともに注目してたからなー。
テレビドラマを基本的に見ない俺が大人になってから唯一観てたのが「やっぱり猫が好き」だったし。
もちろん小林聡美も、もたいまさこも好き。
あのドラマは良かったなー。テーマ曲の矢野顕子とキヨシローさんも良かったし。
あれで三谷幸喜もブレイクしたんだっけか?
どこまで決めゼリフでどこがアドリブなんだかわからない、微妙なドラマは斬新だったし、あと俺の妻のR君は三姉妹の次女なんだが、その長女、次女、三女の設定や性格がR君三姉妹とそっくりなのにも驚いたなー。ちょっともっさりした長女、破天荒な次女、気づかい屋さんの三女。
三姉妹って、そういうパターンになることが多いのかな?
中野渡淳一「怪しいガイドブック」読む。
7月11日(金)
事務所へ打ち合わせ等。次号のファンクラブの会報で「たま解散」の報告をしなければならないのだが、前向きな解散なので湿っぽくなるのは嫌なので、せめて表紙の写真ぐらいはちょっとおどけて撮ろうと、3人でモップとかもってバンドの後片付けをしている様な写真を撮ったりする。
斉藤綾子「知らない何かにあえる島」読む。
7月12日(土)
回転寿司屋で領収書を「上で書いて下さい」と言ったら、
「うちは『上』はやってないんです」
と言われる。
名字が「上」の人はどーするんじゃー!!
でも実はこれは実際困るんだよねー。ま、回転寿司はともかく、例えば音楽業界とか消耗品などとりあえず必要な物を「領収書切ってもらって買ってきて」という場合があり、その時点ではまだ誰が最終的にそのお金を出すかハッキリしない場合があるからだ。
レコード会社が払うのか、プロダクションが払うのか、個人が払うのか、とか。
皆さんはそういうことないっすか?
「辻柾夫詩集」読む。
7月13日(日)
昼間はテレビ「ラブセン!」自宅で打ち合わせ。
夕方から西荻窪にて「ニヒル牛ミニホール」の物件を探すが、どこも保証金が馬鹿高く、難航。
ホームページの「投稿王」で遂に最終ポイントの1000ポイントの獲得が2名同時に到達。
1000ポイントの御褒美は「俺が晩飯を奢る!」だ。
ちなみに第一位で1000ポイントを越えた「たらこそば」さんは、先週までそれほどの順位ではなかったのだが、なんとこの一週間で400ポイントという狂気の沙汰ともいえるポイントをあげたのだ。
普通の投稿が、いろんなコンテンツあるけどひとつ2、3ポイントの物が多いので少なくとも100以上の投稿を一週間でしたことになる。
このペースで今後も投稿を続けると、2週間半に一回は晩飯奢りだ。
でも、好きだぜっ! こういうトンデモナイ奴!
東海林さだお「ケーキの丸かじり」読む。
7月14日(月)
「ラブセン!」の為、スタッフが来て物置きにしまっていた缶ドリンクを、寝室をいったんサラにして、そこに敷き詰め「缶ドリンクの部屋」を作る。
俺もほとんど初めて自分のコレクションをズラーッと並べたところを見たが、なかなか壮観。面白い。
しかし寝室が缶で埋まってしまった為、夫婦はR君の部屋を片付けて久しぶりにひとつ布団でそこにチンマリ寝る。
ま、ふたりともトテモ小さいコロポックルのようなものだから問題はないがな。
三浦哲郎「冬の雁」読む。
7月15日(火)
「ラブセン!」収録。
日記を見ればわかる通り、俺の缶ドリンクのコレクションを見せる企画で、放送時間は実質5分程度だが、実際は3日間を費やしている。テレビはニャンダカンダと結構大変なのだー。
進行はアイドルグループ「V6」の三宅君と森田君。
ふたりとも背が低かったなー。
実は「タレント」って小さい人多いんだよね~。
俺なんか体重はともかく「大きい人」と思われてることがたまにあるが、それはテレビ等で他のタレントさんなんかと並ぶことがたまにあるので、相対的にそう思われてしまうのだ。
実際は身長170cmだからごくごく標準なんだけどなー。
体重だって、確かに人よりはちびーっとだけあるけど、100kgとかそんなレベルでは全然ないぞ。
ちなみに逆に知久君は随分小さいと思われていて、デビューの頃に、
「私が編んだセーター、着て下さい!」
とかのプレゼントもよくあったけど、
「これは、リカちゃん人形の衣装かっ!!」
というよーなものが多くて笑ったもんな~。
知久君と俺は実際の身長は3cmしか違いません。
それはともかく、R君が本来はニヒル牛の出勤日なのに、何故か「家内」ということで家にいてそわそわしている。なんでだ?
って、いい年こいてミーハー!
でもしょーがないか。若いアイドルが家に来るなんてこたぁ、そーそーないからな。
ちなみに番組で「マニア度チェック」というのがあり、見事満点を獲得したぞーい。
スタッフが缶を片付けている間、ビデオでベトナム映画「青いパパイアの香り」観る。ベトナムの日常が淡々と描写されていて、この手の映画結構好きだなー。
川端康成「愛する人達」読む。
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