テキトー日記02年10月(3)

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10月26日(土)

 南国から帰ってきた後遺症か、眠うてたまらんわい。わしゃあ、泥じゃ。ジャワ島の河から海に流れていった、一介の泥じゃ。寝ちゃえ、寝ちゃえ。

 マルヒ情報取材班「モノの原価がわかる本」読む。

10月27日(日)

 新宿ロフトプラスワンで「ニヒル牛ナイト」。
 「ニヒル牛」が初めて、店を飛び出してのイベントだよ~ん。  俺は、DJ、司会、ファッションショーのモデル、即興歌歌手(着ぐるみ隊ダンサー付き)と午後3時頃から10時頃まで、ずっとステージの上。
 客席のまわりでは、作家達のオリジナル作品のフリーマーケットが行われ、ステージでは他に、自称アイドルの不条理歌謡ショー(「エーツー」というユニットで、かなり受けていた。来年あたり、大ブレイク!?)あり、写真スライドあり、シックな歌あり、相談コーナーあり、奇天烈楽器演奏あり、かのラショウさん(パソコンゲーマーの方なら知らぬ人はいないイタチョコシステムの)の仮面シャンソンあり、かの田村信さん(俺達世代のギャグ漫画家の第一人者「できんボーイ」の作者)のスピーチありと、バラエティにとんで、なかなか面白かったのでは。もっとシロートっぽくなると思ったが、ニヒル牛作家の意外な多芸多才ぶりが見られて良かった。
 ちなみに、司会は俺だけでは到底もたないので、かのカトウケンソウさん(サブカルチャーマルチタレント!?)にも一緒に頑張ってもらっちゃったい! イヌちゃん応援してあげてね。ワンワン。

 小林信彦「オヨヨ城の秘密」読む。

10月28日(月)

 昼に起きて、メール・掲示板チェック、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 町に自転車で繰り出す、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 古本屋で古本5冊購入、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 「松屋」で牛丼食いながら読書、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 「西友」でポッカ猪木缶等購入、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 「西友」休憩コーナーで読書、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 整体行って肩凝りほぐす、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 古本屋で古本4冊購入、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 パソコンショップを覗く、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 デパートの休憩所で読書、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 かき揚げうどんを食べる、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 漫画喫茶でパソコン雑誌読む、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 マッサージ・チェアーでそのまま居眠りしちまった、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 1時間で出ようと思ったら2時間経ってて泣いた、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 家に戻りホームページの原稿書き、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 夕食リクエストしてた持ち帰り寿司R君買ってくる、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 夜中はホームページの更新作業、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 いつのまにかゲームをしていて、もう雀が鳴いている、チュンチュンチュンチュンチュンチュチュチュー
 これが私の平均的な休日、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 ひとりが大好き、チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 チュラチュラチュラチュラチュラチュチュチュー
 ♪語呂が全然合ってな~い~
 

 原田宗典「日常ええかい話」読む。

10月29日(火)

 バリでテロを乗り越えて来た俺に引き続き、ロシアでテロを乗り越えて来た川口君と、デンジャラスな戦禍を逃れて来たメンバーによる「メリィズ」のリハーサル。久しぶりのガッツンガッツンロックドラムは、さすがに体にこたえますな~。だって大きな声じゃ言えないけど、○ートルズや、○ーヴォや、○リームなんて、ヘヴィな曲のカヴァーもやるんだぜ~。俺のパーカッションセットで(笑)。「たま」じゃ、到底、考えられんわな~。

 東京サザエさん学会「磯野家の謎おかわり」読む。

10月30日(水)

 名古屋へ。「得三」3時集合で、俺は新幹線で行ったが、4時になっても5時になっても機材車&他のメンバーが着かない。どうやら、東名の工事の為、車が全然動かないようだ。
 遂に開場時間の6時。お客さんもどんどん入場。しょうがないので6時半頃、ステージで前説。
「えー、名古屋の皆さんに、今日は特別に、東京の人も見られない、素敵な物をお見せします!
 そう。すでにステージの上に楽器が一切ないことからもおわかりのとおり、
 セッティング・エーンド、サウンド・チェック・ショーをお見せします!
 普段ステージでは見られない、いい年をしたおっさんメンバー達の、まじな焦り姿をとくとご覧下さい!」
 ってなことで本来の開演時間あたりにようやく皆、到着。客の拍手の中、汗みどろで楽器搬入、セッティング、サウンドチェック、そしてリハーサルなしで、そのまま怒濤の如く本番突入!
 いやぁ、ロックだな~

 その後、打ち上げの席でみんなと音楽談義。
 で、実は俺もフムフムと判ったふりして腕など組んでいたけど、
 本当は難しすぎて、全然わかってなかったのさー、ワッハッハー!
 で、本音を言っちゃうと、音楽談義嫌い。
 音楽語って、どーすんの。まぁ、ちょっとぐらいはいいけどさー。
 始めから答えないのわかってて、そいで、結局「俺の方がより深く音楽判っている」の合戦じゃん。
 俺は蛭子さんの漫画じゃないけど、もっとくだらない話がしたい!
 しょーもない噂話や、馬鹿話がしたい!
 それ以外の話題は、どうしても必要な仕事の話以外はしたくない!
 ・・・なんて、もちろんその場では言えませんでしたが。
 ということで、ホテルのチェックインは、朝の6時。ヒェ~。

 光野桃「エレ・マニ日和」読む。

10月31日(木)

 ホテルをチェックアウトしても、眠くてだるくて電車に乗る気しないので、近くのサウナへ。
 そして仮眠室でしばしお昼寝。
 で、ここはもちろんノンケのサウナなんだけど(サウナには、普通の健全な健康施設としてのサウナと、知らない男達が、何故か、とおーーーーっても仲良くなれる特殊サウナの二種類がある)仮眠室の入り口に、
「他のお客様に触れる等の行為のあった場合は、即刻退場していただきます」
 なんて貼り紙を読んだおかげで、お花の多い公園を♪ララララーンと楽しく歩いていたら、向こうから来るおっさん達に、次々と体を撫でまわされる夢を見て、
「ウーン・・・アハッ、キャッ!」
 と、うなされる。
 夜、帰京。

 下川裕治「歩くアジア」読む。


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