石ヤンのテキトー日記00年4月(2)

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4月30日

 同じく島田家で丸一日「ニヒル牛」のヤスリかけ作業。シコシコ。いやー、こうなると、もう全然ミュージシャンの日記じゃないね。ただの土木作業員の日誌だね。でもそれが現実なんだからしょーがねー。ぷはー、ロードーのあとの一杯は、うまいねー。

4月29日

 庭の広い島田家で丸一日「ニヒル牛」の箱塗り作業。ヌリヌリ。夜、カブラギ、健さん、くす美など家に来て久しぶりにマージャン。

4月28日

 どですかでんでん、「ニヒル牛」の木箱の色決め会議。木箱の色塗りも結構大変。ヤスリをかけた木箱にまず白ペンキを少しハケの後が残るように塗り、それにアクリル絵の具で薄く色つけ。風合いを出す為、またヤスリをかけ、さらにニスに微妙な色をつけて塗る。しかもパッと見は派手な濃い色合いの方が良い気がするが、そこに作品を置き、さらに一個一個に取り付ける事になっている豆電球を灯し、どれが一番作品を置いた時、映えるかを考える。なかなか微妙で難しい問題だ。それをみんなでいろんな風に塗りながら、あーでもない、こーでもないとやっていく。しかし実は俺は色の子細な部分はほとんどわからない。わからないったら、わからない。わからない物は感性がないのでいくら見ててもしょうがないので、皆にまかせてコーヒーなど入れてみんなの世話焼き係。それでもみんな、なかなか悩んでいる。悩んでいるから、きっとみんな大きくなるな。でも、ハッと振り返ったら、「みーんな悩んで大きくなったぁ!」(野坂昭如)で身長が3mぐらいになって笑ってたら、怖いな。くす美さんはきのうに引き続き今日も家に泊まりがけで作業。ペンキやニスの独特のクッサ~イ臭いが部屋中に充満してて、ちょっとイヤ。

4月27日

 アルマジローーーー!! 一日このHPの更新など。3月に行ったネパール旅行の日記が溜まっているのだが、旅行中は書きたいことも多くなり、なおかつビデオから映像もチョイスして取り込まねばならないので、遅々たる歩み。といっても、なかなか更新出来ないので、今さら日記を遡って見てる人もいないだろー。でも誰にも見られないページを苦労して作るのは悲しくて涙がチョチョギレルので、旅行日の日記がすべて完成したら、少し編集して「ネパール旅行記」として、別のコンテンツ作ろうっと。そしたら見ておくれよー。
 えっ? このHPのメモリ残量が心配だったんじゃなかったかって。うおっほっほっほ。実はこのHPは広告入りの無料ホームページなのだが、その規定容量は12MB。ところが、コレクションのコンテンツとかで写真とかメモリを使う物が多かった為、そのうちもう8MBも使ってしまい、先行きが大変不安になっていたのだ。「こわいよー、おかーちゃーん、僕のメモリがなくなっていくよー、死んじゃうよーっ!!」と思っていたのだ。ちょっと前まではな。しかあしっ!! なんと先日このHPの主催者からメールが来て、「よく更新している優れたページなので、プレミア会員として、容量を倍にしてあげます」との通知が来たのだ。なので容量24MB。まだ16MBも余裕が。うおーほっほっほ。なんかすごい金持ちになった気分。メモリが足りないで苦労しているHP制作者達に「アッハ~ン」と、両手を上に挙げて残り容量の札束を見せてあげたい気分だ。ま、それはともかく、これでますますバカなコンテンツを増やすことができるわいっ。アッパレアッパレ、バンジャーイ!!

4月26日

 ババ~ン。今、ア・タ・シ・生活が乱れまくってるの。と言ってもイヤーネー、そういう意味じゃないわよ。乱舞するのはライブの時だけで、ミダラな生活なんてこれっぽっちもしたことないわ。だって、そんな体力いりそうなこと面倒くさいんですもの。アタシを甘くみちゃ駄目よ。アタシの体は腐りきってるんだから。動く体力があったら、ダラダラ寝てるわよ。ってなことで、今、生活時間が乱れに乱れきっている。きのう、寝たのは12時で、起きたの8時。「なんだ、フツーじゃねーか」って、但し、午前と午後はまっさかさま! あぁ、起きている間はほとんど外は真っ暗。闇夜にカラスが蠢いてるぜ。
 だいたい、「たま」のデビュー前も、4,5年病院の深夜の受付のバイトをやっていたこともあって、もう15年以上、完全に夜型の生活なんだけど、やっぱり「夜型」と言っても朝の6時ぐらいには寝ていたんだが、ここのところあまり昼間に予定のない日が続いていたせいか、どんどんズレこんで、遂にこんな生活に! 「そのままどんどんズレていけば、やがて一周して常人の生活時間になるんじゃないか」と言うだろーが、そーは問屋が卸さない。どんなに寝不足な日でも、夜中の2時・3時、よーするに昔の言葉で言うところの丑三つ時だけど、その時間だけは何故か目がランランと輝いてしまうんだよなー。
 しかし昼間寝ていると買い物にもいけないし、友達にも会えないし、なんだかなー。だれかいい生活のリズムの直し方あったら教えてくれ。ま、たいがい駄目だろうけどな。あきらめてるけどなー。

4月25日

 昼はヤスリかけ。寝不足でフラフラのフラダンス。意識のないまま、ただ黙々と手は木箱を削っていく。ずっと作業をしていたら、右手がヤスリかけの手の型で固まって動かない、変な昼。後、妻と回転寿司へ。時間が4時頃と中途半端だった為、客もあまりいず、ネタもあまり回っていない。声を出して頼んでもよいのだが、声を出すのが恥ずかしいので、滅多に流れてこない自分好みのネタをじっと待つ。じっと椅子に座って待っている、変な午後。夜は昼寝を何度もしてはその合間合間に飯を食い、テレビを見、ゲームに興じる、変な夜。で、今、いつのまにか25日から見れば「明日」に当たる26日になってしまったけどその境目なんてどこにもなくて、「ビートルズLIVE AT THE BBC」なんてメジャーなんだかマイナーなんだかわからないCDをかけながら、これを書いている。変な朝。

4月24日

   さて、ニヒル牛ニヒル牛の毎日だが、これには訳がある。何故なら、今、知久君が「虫採り(例のツノゼミというマイナーな虫)のシーズンなので、ちょっと出かけてきま~す」ってなもんで、東南アジアかどこかに行ってしまったので、たまとしてはここ2週間ぐらいは事実上の活動お休み状態なのだ。ってなことでGさんも何をしてるのかは定かではないが、いきおい俺は開店がせまってきている「ニヒル牛」の事で頭がいっぱい。この「ニヒル牛」、よーするに小さな店内に電球を灯した木箱をギッシリ(150以上)詰め込み、それぞれの箱の中でアート大会が混沌と行われている、一種の「常設ミニ博覧会」みたいになれば面白いなー、というコンセプトの、店といえるかどうかも微妙な店。ちなみに先日電話の手続きをしたが、その際、「業種」はギャラリー(画廊)で登録した。でも基本的にその箱の中の物は売るから、雑貨店でもあるんだよなー。ってことで、どーなるかはまさに蓋を開けてみなければわからないが、とにかく「芸術をシロートの手に返しておくれっ!」を合い言葉に、シロートならではのトンデモナイ一点物が並べば面白いと思っている。
 もちろん俺やスタッフ(5~6名)も自分たちのスペースをそれぞれ取って何か並べようと思っているが、作品はともかく、今出ている箱の使い方にはこんなのがある。その1、アートくじ。箱の中に小さなアート作品がいっぱい並んでいるが、客はそれを自由に買えるわけではない。買いたい人は指定の料金を払い、クジを引き、それによってアートが「当たる」。その2、ミニシアター。箱の中に小さなビデオモニターがあり、ビデオ作品がエンドレスで流されている。(音はちょっと出せないかもしれないが。電源の問題も未解決だが) その3、のぞきアート。箱にボール紙で蓋がしてあり、そこに小さな穴が開いている。その中の作品を見たい人は、横の投入口に100円玉を1枚入れることで、中がのぞけるようになっている、etc・・・。ま、あとは箱の中でレインボウ色に塗った亀を店のペットとして飼うとか、いろいろアイデアは出ているが、どこまで実現可能かはおいとくとして、そんなトンデモナイ箱のアイデアも含めて、ただ今作品を募集中。現在ならまだ、スペース予約は間に合うので、「我こそは」という人はすぐにメールで予約を! 詳しくはここをクリックねっ! あっ、今日の日記はただの宣伝になってしまったか。ま、そんな一日もあるさ。


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