古本屋で買った本



 「超日常観察記」(岡本信也、靖子)「日本の不思議な宿」(巖谷國士)「ゴミを宝に!」(チチ松村)「ウラ東京観光」とさすが吉祥寺。サブカルチャーっぽい、新刊の時買おうかどーしよーか迷った本がたくさん見つかった。
 しかも帰りの電車の中で「日本の不思議な宿」を読んでいると、こんな記述が・・・以下、同書より引用。(ちなみに巖谷國士氏はフランス文学者)
『じつはこの新暦霜月のすえ、私たち3人がたまたま桑名の船津屋(注・宿の名)までやってきたのは、熱田参りでもない。伊勢詣ででもない。名古屋での観劇をおえての流れだった。すなわち同市白川公園で上演された澁澤龍彦原作、天野天街脚色演出による野外劇「高丘親王航海記」の千秋楽。(中略)とくに子どものような怪女優・石丸だいこがよかった。彼女の演じる高丘親王は(中略)あたかも永遠に、不思議な体型をした両性具有の子どものまま生きつづけるかのようだった。』
 ちなみに石丸だいこはもちろん俺の友だち。数年前の「たまのお歳暮」の時に同時上映した「トワイライツ」の主演女優といえばわかるだろうか。ま、最近でも時々たまのライブの物販の売り子として手伝ってくれてることもあるが・・・。なんか全然予想もしなかったところで友達の名前がひょいと出てきたので、ちょっと驚いて書いてみました。


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