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ここは自分のまわりのおバカな奴の行動・言動などを紹介するコーナーだ。
なるべく本人を直接見たり本人から直接聞いたものが良いが、信憑性が高ければその友人ぐらいまではOK。もちろん人間じゃなくてもかまわないぞっ。
さぁ、まだ世間に埋もれている貴重なとっておきのバカを紹介してくれいっ!
メールにて投稿は題名「おバカ」で、末尾に自分の名前を入れてね。
ポイントは3ポイント以上〜ーだっ! ダ〜〜〜ッ!!

機種変

昨年10月、自身の携帯と親の携帯を機種変更するため母親と、ドコモショップ西大路駅前店に行った時の事。

実はそれまでの携帯が1年前から、「画面が薄くなってて見づらい」、「完全に画面消えてて何もわからん」と、友達や先輩だけでなく、患者さんからも言われ続けていたものの、通話はできるし電話帳・ネット・メールは音声機能が使えていて問題なくできたため、何の不自由もなかったのだ。ただ、長年の使用で電池の持ち時間が短くなってきたという理由での機種変となったのだ。

ところが、お店に行った瞬間、担当の店員さんから思いもしなかった事を言われたのだ。

「この携帯どのようにして使っておられたんですか?」と店員。

「音声機能を使って普通に使ってましたよ」と俺。

「えーそうなんですね。というのは、電話帳などのデータを新しい機種に移動させる時は画面を見てやるので、この携帯から移動できない可能性があるんですよ!」と店員。

「そやからさっさと変えなさいと言ってたやろバカたれ」と母親。

「はいはい」と俺。

こういう事があるとすぐに「バカ「や「バカたれ」と言い放つ母親。いや、母親だけではない。王様の耳はロボの耳の話題68に書いた女からも、「バカ」と言い放たれた事がある。幸いこの女と会う事は今年になって無くなったためこりゃやれやれ。ちなみに母親も話題68の女も関西の人間ですよ。ところで、今の携帯は王様と投稿王のページが音声非対応になったため、自身で読めなくなりました。新しい携帯も一長一短ですな。ただ、アナログ人間の俺は現時点ではパソコンもアイホンも使う気にはなれないので暫くこの状態が続きます。

で、話を元に戻そう。

「では可能な限りやってみますね」と店員さんの言葉で始まった機種変作業。まあ、親の物と二台あるので時間はそれなりにかかるのだがここで突然、さっき「バカたれ」と言い放った母親がとんでもない事を言い出したのだ。

「私四万何千円て持ってきてへんで。あんた持ってるか?」

「はい?あるんはあるけど機種変する気なかったんか?」と俺。

「状況によったら変えようかとは思ってたけどほんまに変える事になると思ってへんかったしないで。店の入り口がわかれへんというあんたの付き添いが最大の目的や!」と母親。

「そうでございますか。しゃあないなあ!」と俺。

この時点で90000円が財布から羽をつけて飛んでいく事が確定したのである。まあ、帰宅後40000円戻ってきましたけどねえ。

で、この機種変作業の途中で俺らにはわからないような問題が発生したらしく、これは店員さんも想定外だったようだ。

「お待たせしております」と店員。

俺の携帯の画面が消えている事とは全く無関係という説明もされ、手を震わせながらわびる店員さん。手が震えていたというのは後で母親から聞かされた事です。

まあ、バカやスーパーバカの親子であれば長時間待たされる事にモンクの十や二十も言うのだろうが、まれに見るウルトラバカ親子はおとなしくお待ちしてますよ。ゆっくり進めて下さいね。

で、二台の携帯、当然親の物はデータも全て新しい機種に引き継げたのだが俺の物はデータの引き継ぎが無理との事で、俺にはわからない機械の前まで移動。何をどのように繋げてやっておられるのかがわからないのだが。

「よろしいですか?この携帯の電源入っているか確認してもらっていいですか?」と、以前の携帯を店員さんから渡される俺。

そうなんやね。電源が入っているかという事すらわからないぐらい壊れていたんですな(笑)

「電源入ってるか確認してもらって良いですか?」と、何回店員さんから渡されたでしょう。その度に、「あんた今度画面がおかしい言われたらさっさと見てもらいや」と言ってくる母親。

そして、入店から何時間経過したでしょう。俺の新しい機種にデータの引き継ぎが無事完了したのでありました。

こんなウルトラバカ親子に途中手を震わせながら対応して下さった店員さん、本当にありがとうございます。この方、ずっと記憶に残り続ける事になるでしょう!(西大路 19/2/7)

(寸評)どんなことになってたんだろうね。それより音声だけでホームページを見て投稿するあんたが一番偉い! 6ポイント。

Kって何?

先日の間取りを当てるクイズのことです。LDKとDKの違い、Kって何?頭が混乱。Lはリビングなのに、何故かルームだと思ってしまいました。(Room なのに)正解の5Kを見たときにもまだ混乱していたので、5個キッチン?多くない?あるさん、キッチン大好きだなと思ってしまいました。(おにぎりたろう 19/2/7)

(寸評)確かに食うのは好きな夫婦だが、キッチン5つはちょっと多いな...。 6ポイント。

出がらし

三兄弟のうち、末の弟は成長期に背が伸びずに悩んでいました。ある日母に、どうして兄ちゃんは背が高くなったのに俺は伸びないのかな?と聞きました。母は、お茶を淹れていたのですが、あまり出なくなったお茶を見ながら・・・あー出がらしだからかな?と言いました。か、かわいそうな弟・・・(おにぎりたろう 19/2/7)

(寸評)お父ちゃんの精子が薄かったのだろーか...。6ポイント。

今出るとこだったの!

母はたまにテキトーです。弟と習い事に通っていた時、先生が遅くなったので、母に迎えに来てもらうようにと電話を貸してくれました。母はすぐ行くからと言ったので、暗くなる道を通る前には会えるだろうと、教室を出ました。暗い道を通っても母に会えず、随分と遅いなー違う道を通ってるのかな?と思いながら、自転車を漕いで、とうとう家に着いてしまいました。自転車を停めようとすると、家の中からドタバタと音がして、母が玄関から出てきました。非常口の標識のような急いだポーズをして、あのねー今出るとこだったの!とポーズだけは完璧でした。(おにぎりたろう 19/2/7)

(寸評)お母さん、蕎麦屋か寿司屋で出前のバイトしてなかった? 6ポイント。

列車の中での話

 登校中の出来事です。僕は電車で学校に通っているのですが、その日、電車が駅に着き、ドアが開いたのでたくさんの通勤客と一緒にホームへ降りたところ、こんな会話が聞こえてきました。

「・・・理性を失ってしまった・・・」

えええ?いきなり何ですか?続きが気になって、その会話をしている中年男性2名の近くに行きました。

「うん。よくあるよね。俺もさ、昨日正気を失ってさ・・・」

「ほんと、そうなっちゃうと取り返しがつかない。」

「一度やってしまうとね、もう・・・」

ここまで聞いたところで、その2人とははぐれてしまい、続きが分からなくなりました。今に至るまでずっと気になっているのですが、この2人何の話をしていたんですかね?「理性を失う」「取り返しがつかない」とか、普通の会話では出てこないだろうと思えてなりませんが。(未成年 19/2/7)

(寸評)翌日の新聞にそのふたりの顔写真出てなかった? 6ポイント。

60歳過ぎの精力ぎんぎんのロックンロールサラリーマン

波照間エロマンガ島です。1980年代わたしがディスコティックで夜遊びをしていた頃、出会った人の話です。

新宿東口にあったツバキハウスは、当時一世を風靡したディスコティックでした。まだクラブというものはこの世に存在しない頃で、1981年(19歳)頃からツバキハウスに通うようになったわたしは、ここで多くの人と知り合いました。のちに有名になった人も何人もいます。

その中で一風変わった人のことを思い出しました。いつ行っても一人で踊りに来ているスーツを着た60歳過ぎのつるっぱげの壮年男性。わたしは敬意をこめて「ロックンロールサラリーマン」と呼んでいました。トイレなどで会うと「こんばんは」など簡単な挨拶をする仲になりました。

その人は火曜日の大貫憲章主催の「ロンドン・ナイト」から始まって、日曜日の「ヘビーメタルナイト」まで、何曜日に行ってもたいてい来ていたのです。すごいエネルギーだと感心しました。40年近く経った現在、当時の彼と同じくらいの年齢に達したわたしですが、とてもとても毎日踊りになど行けません、体力がもちませんって。あの人は凄い人だったんだとあらためて思います。今もご存命なのでしょうか。

彼はツバキハウスの中でも目立つお客さんで、よく雑誌の取材など受けていました。「大人たちは彼ら若者のことをまったくわかってない。大人もツバキハウスに来るべきです」なんて口調で、若者文化を批判する大人たちを逆に批判していました。かっこいいと思いました。そんなおバカかっこいい60歳すぎの「ロックンロールサラリーマン」の想い出でした。(波照間エロマンガ島 19/2/7)

(寸評)今でもツバキハウスの跡地に行ったら激しく踊ってたりして。6ポイント。

1g→1円

1g→1円のバイキング形式の社食があり、数字に弱いおにぎりたろうは安い!と飛びつきました。が、おにぎりたろうは食いしん坊だったので、900g近く盛ってしまい、涙目になって払いました。シクシク。もう騙されない!(おにぎりたろう 19/1/27)

(寸評)まさか名前の通りおにぎりだけを延々取ったんじゃあ...。 6ポイント。

水風船

水風船を作りたかったのですが、家の蛇口は浄水器付きの大きいものしかなく、どうしようかと悩んでいました。私は見つけたのです!トイレのタンクの上にある水の出るところ。あれこそ水風船専用蛇口ではないかと。私は水風船を水風船専用蛇口に装着し、トイレの水をゆっくり流したつもりでした。が、あー!というまに、水は勢いよく流れ、水風船は思い切り破裂し、トイレはあっという間に水浸しになりました。両親はいなかったので、弟を巻き添えにし、トイレットペーパー2つくらい使ってトイレを拭いて、なんとかバレずにすみました。夕飯時にばあちゃんが、天井が濡れてる。雨漏りしていると、余計なことを言いましたが、多分まだ、バレてない。(おにぎりたろう 19/1/27)

(寸評)今度はおしっこでやってごらん。ちょうどいいあんばいだよ。 7ポイント。

二度やりました

家の鍵を忘れた時の話です。私は焦ってパニックなりました。私は思い出しました。そうだ。ピッキン●だ!私は小枝を探しました。手頃な小枝を見つけた私は鍵穴に挿しました。抜けなくなりました(泣)鍵の専門家を呼んで、余計なお金がかかり、こっぴどく怒られました。二度とやるなと。これ、二度やりました。ごめんなさい、もうしません。(おにぎりたろう 19/1/27)

(寸評)それなら植木職人は全員泥棒になれる...。6ポイント。

お、女からです!

会社のおば様は電話に出ても、メモを取りません。どちらから電話かを覚えられるならいいのですが、覚えていないので、取り次ぐ人も困ってしまいます。ある時、おば様は電話に出ると、Aさん(男性)電話ですー!と言いました。Aさんは誰から?とおば様に聞くも、おば様は焦ってパニックになります。おば様は言いました。お、女からです!色々と誤解されそうです。(おにぎりたろう 19/1/27)

(寸評)恩納さん、だったりして。6ポイント。

なんで無視したんだよ!

自転車に乗って走っている横を弟が走り抜いたので、「おーい!弟ー」呼びました。おーいおーいと呼ぶのに、どんどんスピードを上げて離れていくので、なんだよ!と思い「おーい、無視するなよー」と呼んだのですが、それでも無視して行ってしまいました。家に帰ると、弟が先に着いていたので、「なんで無視したんだよ!」と言うと、「俺はここにずっといたから、自転車に乗っていたのは違う人」と言われました。私は全然関係のない人を弟扱いし、無視され、怒っていたのです。そりゃ無視するよな。
その後、弟の運動会があり、父はカメラを持って応援に来ました。弟の写真を何枚も撮ったと得意げな父。そう、父が撮っていた写真も全くの別人だったのです。彼は何者だったんだろうか?(おにぎりたろう 19/1/27)

(寸評)実はお母さんは双子を産んでいて、もうひとりの子供のことはすっかり忘れてニコニコ暮らしていたら、怖っ! 7ポイント。

パトロール

うちの母の話です。母は近所のパトロールに参加しているのですが、行かれない日は同じパトロール仲間に電話をしていました。
いつも留守電になるので、「もしもしパトロールのAです、◯◯さんですか?今日は行かれません」とメッセージを残していました。
ある時メッセージを入れようとすると、ガチャリと受話器を取る音が。
「あのーいつもパトロールの連絡が入っているのですが、私パトロールの◯◯じゃありません」母は半年以上、全く関係ない方の留守電にメッセージを残していたようです。(おにぎりたろう 19/1/27)

(寸評)パトロールが何か分かってない人だったら、ヤバい組織と間違われてると思うかもね〜。6ポイント。

サキイカ

弟の話です。ザリガニ釣りにハマっていた弟。タコ糸にサキイカを結んで、川の岩場の穴の辺りに垂らすと、面白いくらいたくさん釣れたそうです。私はザリガニのことはどうでもいいのですが、ザリガニ釣りに使っていたサキイカです。弟は釣りに使ったあと、洗って食べていたそうです。いい感じにふやけて美味しかったと。弟は元気に生きていますが、良い子は真似しないでね!(おにぎりたろう 19/1/27)

(寸評)ザリガニも食ったのかな。サキイカ入りザリガニもおいしいかも? 6ポイント。

体重計

波照間エロマンガ島@タイランドです。先日のこと営業から戻ってくるとちょうど社員の退社時間で、タイ人女性社員が3人くらい休憩室にてキャッキャッと笑っていました。その輪の真ん中にはなんと体重計が置かれています! タイ人社員たちは体重を量ってげらげら笑っていたんですね。「わたし、痩せたいんだよねー」とあるポッチャリした女性が何のためらいもなく体重計に乗りました。体重は「76.5」を指しています。

「えーーー!?恥ずかしくないのー?」私は男性の前で平気で体重計に乗るその社員に唖然としてしまいました。そして「エロさんは体重何キロ?量ったら?」と言うんです。そんなん恥ずかしくて乗れますかかいな!と拒否しましたよ。わたしはこのとき、タイ人気質の一端を見たような気がしました。まぁ私など50後半のおっさんではなから対象足りえないからそんなこと言うんでしょうけれど。でも76.5キロのその子は入社して2年でかなりぽっちゃりしたんですけれど可愛いんです。でもこんなこと口に出すのは日本の感覚だともう完全ハラスメントにとられるから絶対よう言わんですけど。

と毎日20代のタイ人の言動を観察して勉強しているわたしでした。しかし体重計が休憩室においてある会社って普通なのかな…。(波照間エロマンガ島 19/1/19)

(寸評)我が家は二度ほど体重計を買った記憶があるのだが、半年くらいで消えてなくなるという不思議な現象が毎回起きている。世界の七不思議のひとつに数えてもらいたい。 6ポイント。

アンアン

広島東洋カープの元コーチ・監督の阿南 準郎〔あなん・じゅんろう〕氏。1974年〜1988年のコーチ・監督時代、サードコーチャーでよくテレビに映っていたのだが、背番号75の上にローマ字表記が「ANAN」とあるのでそれを見るたび、マガジンハウスの女性向けファッション雑誌アンアンを想起して笑いがこみ上げてきた。(波照間エロマンガ島 19/1/19)

(寸評)俺もKERAという女性雑誌を見るたびに違和感が(笑)。6ポイント。

よっぽど我慢できなかったのか・・・

波照間エロマンガ島@タイランド在住です。今から7年前、チェンマイに住んでいたときの話です。
夜10時頃、近所のセブンイレブンに買い物に行きました。店に入ろうとするとタイ人青年が中から出てきました。青年は立ち止まり、手に持った買ったばかりの缶ビール(銘柄はLEOでした)をプシューと開缶し、その場でごくごくと飲み始めたんですね。350ミリリットル缶を一気飲みでした。飲み終わるや缶をゴミ箱に放り投げ、そのまま店の前に駐車してあった車に乗り、立ち去って行きました。もちろんこれはタイでも飲酒運転で法に触れる行為です!

しかし、よほど喉が渇いていて我慢できなかったのか、見事なまでの飲みっぷりでした。
当時タイに暮らし始めて数年経った頃でしたが「タイはこんなんありなんやー」と妙に感心してしまう出来事でした。(波照間エロマンガ島 18/12/31)

(寸評)喉が渇いていてもノンアルコールでいいかもしれんが・・・でもタイ人って日本人よりは飲酒率は低いよね。
明らかなツマミ系のものをコーラで流し込んでる人が多いような印象。もちろん飲む人もいるが日本人のように毎日飲んでる人は少ないような気がするんだけど、実際はどうなんだろうね? 6ポイント。

トゥクトゥク遊具にハマる子供とおっさん(2013年7月27日)

こんにちは、波照間エロマンガ島@バンコクです。
今から5年前の夏、日本から友人母子と友人男性がタイに遊びに来て、バンコクとパタヤで遊びました。どちらも2月のチェンマイでよくご一緒する友人で、石川さんとも大変に縁の深い人たちであります。

その日はバンコクのピンクラオのデパート屋上にある、パタ動物園に行きました。当時4歳のTくんはオリの中にいる猛獣や動物たちを見て、かなり気分が盛り上がっていたようです。その帰り室内展示のコーナーに立ち寄ると、遊具コーナーが目に入ってきました。「あ、トゥクトゥクだ!」と叫ぶTくん。
トゥクトゥクとはオート三輪を改造した旅客タクシーで、タイではポピュラーな移動手段です。Tくんはチェンマイではいつもお母さんにおねだりしてトゥクトゥクに乗って、宿から旧市街まで移動したりしていたのです。さっそく運転席に乗り込みます。笑顔いっぱいのTくんの盛り上がりはピークに達していました。



すると、友人男性のKさんがなんとトゥクトゥクの後部座席に乗ろうとするではないですか! Kさんは身長160センチの小柄な体型なのですが、それでも幼児用の遊具に乗るには身体が大きすぎました。身体をかがめてようやくのこと乗り込んだKさんも、運転席のTくん同様に相当に出来上がっているようでした。このときKさんは齢(よわい)六十二歳。童心に帰ってキャッキャッとトゥクトゥクライドを心底楽しんでいました。

そんなトゥクトゥク遊具にハマる子供とおっさんの話でした。どちらかというとおバカなのはおっさんのほうですかね。(波照間エロマンガ島 18/12/31)

(寸評)最近は日本でもトゥクトゥク時々観光用にあるよね。
Kさんもトゥクトゥク買えば良いのに。 6ポイント。

知床で出会った人

今年の七月、知床で一週間籠っていました。そのとき面白い体験をお話しいたします。

その1、羅臼の道の駅で取れたての海産物を見ていると見知らぬ男性から挨拶をされました。んんん誰かなと思っていると、瀬石温泉(という海中温泉)で一緒に入っていた人でした。会釈しただけなのに顔覚えているのですね。
その2、フレべの滝の園地で、三人組のネイチャーガイドっぽい人に声をかけられました。「さっき羅臼湖にいた人ですよね」。羅臼湖という観光客がほとんど行かない湖があるのですが、そこの五湖の展望台でお昼を取っていると、林野庁の職員三人が来て休憩をしていました。知床横断道路で知床峠からバスを使わず歩いていた装備をきっちりとしている三人組だったので覚えていました。話もせず、羅臼湖で見かけただけで話もしていないのによく俺のことを覚えていてくれたなあ。
その3、ウトロの知床自然センターのお土産物で何することも無く品を見ていると「わいわいさんですよね」と声をかけられました。うおっなぜ私の名前を知っておるのだ? 彼はこの先の岩尾別温泉の一軒宿「地の涯」の受付の人でした。「昼食を取っているのですよ(笑)」。前日ここの宿に泊まっただけなのに、うーむ覚えていてくれたんですね。

みんなよく俺のことを覚えているなあ。一度だけしか会っていないのに(笑)。そんなに目立つのか???(わいわい 18/12/31)

(寸評)そりゃあ全裸で歩いている人はそうそういないからねえ。6ポイント。

パソコンが壊れた→5歳年下の弟から説教された

 大事件が起きてしまいました。僕がいつも使っているノートパソコンが壊れてしまったのです。
 ある日のこと。確か日曜日だったはずです。朝、「よし、石川さんのTwitterでも見るか〜」とパソコンを開きました。電源ボタンを押しました。ウィィイインという、いつも通りの音がして、ロック画面(?)が出てきます。いつもの通り、パスワードをを打ちます。カタカタカタ。Enterキーを押します。カチッ・・・・・・・・・・・「あれ?スタート画面が開かないぞ?」
 これが悲劇の発端でした。いつもはパスワードを入力すると、アプリのアイコンが並ぶスタート画面が出てくるはずなのですが、今回は変です。ずっと黒い画面のままなのです。「なんでこんなに起動に時間がかかるんだ?でも、ちょっと待てばなんとかなるはず。」本を読みながら待ちました。5分経ちました。変わりません。10分経ちました。全く変わりません。埒が明かないので、トイレに行き、戻ってくると、パソコンの電源が自動的に切れていました。明らかにパソコンの調子がおかしいです。今までこんな事無かったのに。「仕方ない。しばらく放置しておこう。」

 その日の夕方。もう一度、電源を入れてみました。すると、画面に変な英語が表示されていました。

  Bad system confoted info (スペルは違うと思いますが、たぶんこんな感じでした)

ええええええ?「ばっと・・・しすてむ・・・こん・・・ふぉ・・いんふぉ?」意味は全然分かんなかったのですが、何かヤバイ感じだという事は分かりました。よし、弟に相談だ。

 うちの弟(小6男子)は、勉強も運動もできないくせに、パソコンだけは普通の大人以上に(?)できるんです。早速弟を呼んできました。「ねぇ、パソコンが壊れたんだけど」「ふぅ〜ん(カタカタッ)これは何とかシステムに(カタカタカタカタッ)異常がある・・・かなぁ?(カチッ)・・・うん。初期化しないといけないと思う(カタカタカタッ)データ消えちゃうけど、いい?」さすが我が弟。一瞬で状況診断してくれました。「やっぱすごいなぁ〜」と思っていると、弟がこう言いました。
「お兄ちゃん、なんでこうなったか分かる?お兄ちゃんが変なサイト見てるからだよ!」
へ?変なサイト?何のこと?そんなん全然見てないよ?どゆこと?

「お兄ちゃん、夜な夜なHなサイトいっぱい見てるでしょ!ぼく知ってるからね!」

話が急展開してきました。おいおいおい、なんでそんなこと知ってるんだ?最近やり始めたばかりで、誰にもこんなこと言ってないのに。僕がひた隠しにしている重大機密なのに・・・
「お兄ちゃん馬鹿?閲覧履歴見たら普通にわかるよ」
いやいやいや、なんで他人のパソコンの閲覧履歴勝手に見るんだよ。というか、なんで俺のパソコン使ってるんだよ?なんで俺のパソコンのパスワード知ってるんだよ?誰にもしゃべったことないぞ?
「お兄ちゃん間抜けすぎるよ。飼ってる犬の名前+自分の誕生日なんて、『どうぞお入りください』って言ってるのと同じじゃん」
そうか、僕のパソコン、こいつが使ってたのか。だから検索履歴が変な風になってたのか、ってそれ、どう考えても犯罪じゃ・・・・
「何言ってるのお兄ちゃん!僕はお兄ちゃんのために、閲覧履歴をチェックしてあげたんだよ!!」弟が怒り出しました。
「はぁ?俺のためだって?そっちこそ何言ってんだよ?」
「ったく・・・・いい?お兄ちゃん機械音痴でしょ。高校の情報のテスト、赤点ぎりぎりだったんでしょ?パソコン、全然できないんでしょ?」
「ううっ・・・・(腹立たしいが全くその通り)」
「だからさ、僕が『お兄ちゃん変なサイト見てないかなぁ〜』って、日々チェックしてあげているわけ。変なサイト見て、ウイルス感染とかしちゃうといけないから。現にさ、今パソコン壊れたじゃん。」
「はい・・・(何も言い返せない)」
「もう終わったことだから仕方ないけど、これからは変な動画サイトとか見ちゃだめだよ。」
「はい・・・・分かりました・・・・・・・」

弟は意気揚々と僕の部屋を出ていきます。失ったのはパソコンのデータだけではありませんでした。「なんで5歳下の弟めにこんなこと言われるんだ・・・」そう思うと、とても悲しくなりました。
  そして、去り行く弟が思い出したように言いました。「お兄ちゃんの見てた動画、僕も見てみたよ。僕ぐらいの女の子がいっぱい出てたね。お兄ちゃんって年下が好き・・・っていうよりロリコン?」
ああああああ。俺の性癖がクソ憎たらしい弟めにバレた・・・!弟は母のいる部屋へ向かいました。「ねぇ、ママちゃ〜ん、お兄ちゃんロリコンだよ〜」そんな声が向こうの部屋から聞こえてきました。
何でばらすんだよ・・・・あいつホント大嫌い。(未成年 18/12/27)

(寸評)おおっ、未成年の弟というと中学生くらい?
いいなあ、そんな年で動画見られて・・・。 7ポイント。

東京=ドリフ=憧れ

日常クイズ18/12/17 で、ビー玉を客席に転がして観客が拾ったら貰える、という話を読んで思い出したことがありました。

小学校低学年ぐらいだったでしょうか。テレビで、ドリフ=「8時だョ!!全員集合」を見ていました。
その放送での前半のコントのオチは、天井から大量のボールが落ちてくるというものでした。
ここで盆回り。 この時、私の目は次のコーナーでもゲストでもなく、画面の端でスタッフがベニヤ板を使ってステージのボールを客席の床に落としている姿でした。
この日の前の方の観客は、この記念のボールが取れたはずです。子供心に、いいなあ、と思いました。
この瞬間から、私の東京というもののイメージは、『東京でドリフを見れば小道具が貰えるかもしれない』になりました。
収録は東京だけではなかったとのちに知り、今思うとボールが落ちてきたのは東京ではなかったのかもしれませんが、おバカな田舎者の私にとってはテレビの中の話はすべて東京で起こっている出来事のイメージ。俺は東京へ行ってドリフを見てボールを取るぞ! なんて思ったかもしれません。しかし志(?)半ばでドリフは終了。

その東京に出てきて、大阪のライブハウスで元すかんちの小畑ポンプさんの投げたスティックを手にしたのはドリフのボールに憧れてから約20年後のことでした。(猪熊猛 18/12/27)

(寸評)子供の時だと、そんな物でも一生の宝物になるよね。あぁ、あの頃の純真な心に戻りたい(もう無理)。6ポイント。

他人の空似? それとも…。

波照間エロマンガ島@タイランド在住です。2018年12月15日のこと、わたくしは自宅のケーブルテレビで2016年製作の『ゴーストバスターズ』という映画を観賞していました。1980年代に続編が製作されるほど大ヒットした作品のリブート版です。

劇中あるシーンでわたしはビックリして画面に目が釘付けとなりました。「あれ、これってどこかで見たことあるぞ…、なんだろう」。
それがこのショットです。http://rive-gauche.jugem.jp/?eid=410#gb(問題があったら何なのでわたくしのブログに画像を貼りました。そちらの当該記事にジャンプします)

これは映画の登場人物が幽霊退治チームの「ゴーストバスターズ」のロゴのプレゼンテーションをしているところなのですが、このロゴイラストが、このホームページの「この世に無いしりとり」ページのトップにあるイラストと少しだけ似ていると思ったのです!!

石川さんはこのトップのイラストは何を描いたのでしょうか? 世の中に無い言葉をもつ生物? 偶然にしては似すぎていると思いました。これはどこがおバカなのか判断がつきませんが、ハリウッドの娯楽映画と石川浩司がシンクロニシティーでつながってしまったのではないかとも推察しました。というおバカ事案の一幕でございました。(波照間エロマンガ島 18/12/27)

(寸評)俺はただしりとり=尻鳥を描いただけっす・・・。6ポイント。

食品モニターからの・・・

食品モニター、というのをやっていました。あまり詳しく言うと問題があるので大体の話になりますが、半年間、指定の飲料を毎日飲み続け、月1回医療機関に行って採血や採尿をするというものです。通院日には、飲んだ粉の袋、予備の未使用の袋、日誌を持って行かなければなりません。
最終日。長かった日々も今日で終わりです。
席について全員揃った頃、後ろの席のおじさんが「駅」「何々線の電話番号が」などとスタッフと話しながら、席と廊下を行ったり来たりしています。
急な仕事の話でもしてるのかなと思いながら座っていました。
それから1時間ごとの採血や採尿があったのですが、相変わらず後ろのおじさんは電話がなんだと騒いでいます。
スタッフとの会話を聞いてわかりました。
このおじさん、今日持参しなければならない、開封した袋、予備の未開封の袋、日誌、の入った荷物を電車に置き忘れてしまったようなのです。乗り変えが多く、どこで忘れたのか断言できない、と、今度はどこ線に電話、と焦っています。 スタッフはそれほど慌てておらず、「もし届けられたら・・・」と冷静に話していました。
それにしても、ラベルのない大量の空き袋、ラベルのない謎の袋、医療的な日誌。届けられたとして、中身を確認した人はなんだこれはと思ったでしょうね。
帰って、家族にこの話をしてみました。
「アンタみたいだね」
否定しません。何度電車に忘れ物をしたことか。(猪熊猛 18/12/18)

(寸評)忘れ物が届けられても、何と書いて記録していいか分からないよね。
こういうのって、結果とかって本人に知らされるものなのだろうか。
知らされなかったら「あちゃ〜、こりゃヤバいわ。この人、近々死ぬわ」ということもあるのだろーか。 7ポイント。

数学の先生

 僕の高校に、A先生という数学の先生がいます。まだお若い女の先生(しかも可愛い)で、とてもやさしいので、多くの生徒から慕われています。しかし、この先生は、話がとても下手なんです。今日の授業では、こんな感じでした。

「はい、じゃあ、この前のテストを返します。今回のテスト、グラフを描く問題がありましたね。だけど、x軸とy軸の交点、原点(げんてん)のところに0って書くのを忘れてる子がいっぱいいました。そんな子は、原点(げんてん)だけに2点減点(げんてん)です!」

 ここで笑って欲しいんだな、とは分かりました。だけど、あまりに寒すぎるギャグです。教室中が微妙な空気になりました。周りを見ると、みんな反応に困ったらしく、ある子は苦笑い、ある子は先生から目を逸らし、ある子は困惑気味で先生の方を見ました。「あれ?またウケなかったか・・・、いや、最近さ、パソコンで「先生 話 面白い」「先生の話 ウケる」とかって調べたりさ、ラジオ聞いたりとか、色々やっているんだよ!これもさ、昨日「あ!これ使えるじゃん!」てひらめいて、よそのクラスでもやったんだけど、よそのクラスでもだめだったんだよね。はぁ。よしっ、じゃあテスト返すんで順番に前に来てください!」

 別の日はこんな感じでした。この日は教員の授業見学会なので、他の先生も教室の後ろで授業を見ていました。

「今日って何の日か知ってる?私の車のカーナビがさ、朝、「今日は『法の日』です」って教えてくれて、『ほぉ〜』って思ったの。」

「は?」「え?」「どういうこと?」・・・教室中がざわざわしました。数名の子はどういうことか理解したようで、苦笑いして周りを見ています。
「えっと、だから、『法の日』で『ほぉ〜』て、」先生も頑張って説明します。「『ほうのひ』と『ほぉ〜』をかけて、」理解できた子は、周りでぽか〜んとしてる子に説明します。やがてざわめきが「なんだ、そういうことか」「分かった」という声と、「そんなことだったのかよ・・・」「つまんねぇ」というため息に変わっていきました。「あらあら、だめか。あ、後ろの先生方、私、いつもこんな感じで滑ってます(笑)」

こんな感じです。僕はどう反応すべきなのでしょうか。ですけど、最近は質が向上してきているので、来年ぐらいにはものすごく面白い先生になるのかな?と思っています。(未成年 18/12/18)

(寸評)ダジャレ芸は相当に熟練じゃない限りスベるからね。
でもパソコンやラジオで生徒に受ける授業を勉強しているなんて、かわいい人だね。 7ポイント。

王水

 王水という液体があります。濃塩酸と濃硝酸を3:1で混ぜて作られるものですが、化学変化に強い金や白金ですら溶かしてしまう、いわば「最強の酸」です。学校の化学の授業で王水の話が出た際、先生が王水にまつわる失敗談を披露してくれたので、それをご紹介します。
 その先生は某有名国立大の理学部化学科の出身です。化学科では、週に3日ぐらい、「1日丸ごと実験」という授業があるそうです。ある日のこと、そんな実験の授業で、その先生(といっても当時はまだ大学生)は2人ペアで実験をしました。お昼過ぎになって、ようやく実験が終わったものの、大学の教授から「全ペアの実験が終わるまで待ってなさい」と言われ、2人でぼーっとしていたその時、暇を持て余していた2人がふと近くを見ると、錆びてボロボロになった実験器具が山積みになっていました。
「あ、他の人達の実験が終わるまで、実験器具をきれいにしよう!」
「そうするか。錆を取るには酸性の液体で洗えばいい・・・あ、強酸の王水使えばすぐきれいになるよ!」さっそく2人は行動します。ところが、すぐに2人は大問題に気づきました。

「あれ?王水って、何をどんな割合で混ぜるんだっけ?」

化学科の学生は多くのことを学ばねばなりません。無機化学、有機化学、物理化学・・・・。あまりに多くのことを吸収しすぎたので、2人は高校で習う化学の初歩、王水の調合比を忘れてしまったのです。2つの酸を何対何で混ぜる、ということは分かる。だけど、何をどう混ぜるのかは完全に忘れてしまった・・・「そうだ!手当たり次第に酸を混ぜて、いい感じになるまで試したらいいじゃん!」
 時間はまだたっぷりあります。しかも当時は、学生でも薬品庫へ自由に出入りできたのです。薬品庫から「〇〇酸」「酸化××」と名の付くものを手当たり次第に持ってきて、手当たり次第に混ぜまくりました。「これがなんとか酸?じゃあこっちの何々酸と混ぜてみよう」「うーん、もっと強い酸がいい。何か別の酸持ってきて」「こんなのあったけど?」「うーん、聞いたことのない薬品だけど・・・まあいいか、入れよう!」

・・・・・・・・・・・

 何時間経ったでしょうか。ふと2人が周りを見ると、2人の前に座っている学生がぽろぽろと涙を流しているのです。しかも、苦しそうに顔を歪めながら。「あれえ?」驚いて我に返った2人が前を見ると、あれだけ多くの学生が実験をしていたはずなのに、自分たち以外誰もいないのです。「み、みんなどこいったの?」「一体、何があったんだ?」2人は呆然としてしまいました。

 今となっては単なる笑い話なんだけどね、と先生は話し始めました。「手あたり次第に薬品を混ぜたでしょ。だから、ものすごくいろんな化学反応が起きたの。それで、ありとあらゆる有毒ガスが発生して、それで目をやられちゃったのが僕たちの前にいた、あの泣く学生だったし、他のみんなと先生は異変に気づいて一斉に避難したんだって。気づかなかったのは実験に夢中になっていた僕ら2人だけだったという訳さ。」その後はすごいことになったらしいです。「どうなったのかは恥ずかしくて言えない」と言われましたが、やっぱり気になります。それにしても、化学薬品って怖いですね(←当たり前)。(未成年 18/12/8)

(寸評)その先生、もうゾンビだよ。噛まれてないかい・・・? 7ポイント。

女性専用車両

朝のラッシュ時、何気なくホームに立っていました。
ふと気が付くと女性専用車両の並びでした(笑)。
何食わぬ顔で違う乗車列へ。
危なかったです。もう少しで痴漢に間違われたかな。(着の身着のまま木の実ナナ 18/12/8)

(寸評)我が家の最寄駅の鉄道は女性専用車両は朝の通勤時間帯だけなので、まず乗ることはないから安心だけど。
まわりが女性ばかりだから痴漢とは思われないけど、確実にドジとは思われるよね。 5ポイント。

ものすごっく恐ろしく、でもお茶目な一面もあった稀代の女性アートディレクター

波照間エロマンガ島です、こんにちは。
皆さんは石岡瑛子さんをご存知でしょうか。1970年代から活動を開始し、資生堂やパルコ、西武セゾングループの多くの広告・コマーシャルを手がけたアートディレクターで、1980年代にはアメリカに活動拠点を移し、ジャンルを固定せずいろいろな仕事をしてアカデミー賞やグラミー賞など多くの賞を受賞しました。日本では公開されなかった三島由紀夫の自伝的映画「Mishima」の美術も担当しましたね。2012年、73歳で病気で鬼籍に入られました。

1982年大学1年のとき、通っていた大学に石岡さんが講演に来て間近でお話を聞く機会に恵まれました。

石岡さんはカリスマ性のある女性で、最初に自分の成分要素を構成している生い立ちと何に影響されたかについて簡単に語ったあと、仕事を始めてから現在までの作品の変遷について熱く説明していきました。
自分の思い描く世界を作り上げるためにはスタッフ全員の力を総結集させて、最上を目指してものづくりに取り組むことをモットーとしていると豪語していました。妥協は絶対に許さないという態度で、その佇まいは猛女のイメージそのもの。話を聞いていると怖くてたまらないのだけれど、ぐいぐいそのカリスマの引力圏に引き込まれるような印象をもちました。

そして、自分がアートディレクションした多くのCM作品を16ミリフィルムで持ってきて上映したのですが、ちょっとでもピントが狂うと容赦なく「フォーカス(が甘いので調整しろ)!!」と絶叫して私たち学生を震え上がらせました。映写機に張り付いていた学科の助手は哀れにも石岡さんの罵倒を受け続けました。

わたしはこれほどテンションの高い人間をそれまで見たことがありません。威風堂々としていてその自信がどこから湧き出てくるのか興味をもちました。そして、石岡さんが当時80歳を超えたドイツの映像作家にして写真家の女性、レニ・リーフェンシュタールの写真集「ヌバ」の編集を手がけた話を語りだすと、石岡さんがレニ・リーフェンシュタールのイメージとダブって見えてきたのでした。

レニは1936年のベルリンオリンピックの記録映画「オリンピア(通称・民族の祭典)」の監督をしたことで記憶されていますが、第二次大戦後は「ナチス協力者」として一時は訴追され無実が確定するも、不遇な人生を歩んでいました。しかし80代になってからアフリカスーダンの少数民族ヌバの写真集や、自らダイビングをしての水中写真集を発表するという、ものすごいハイエネルギーな女性芸術家で、同じ女性芸術家として石岡さんは何かしらのシンパシーを感じたのだろうか、と類推しました。そこには「素晴らしい作品は思想信条などどうあろうと人類の遺産として紹介しなければならない」という使命感を感じたのです。

ちなみに後年「アバター」という映画を観たとき、衛星パンドラの先住民族ナヴィのキャラクター造型のアートディレクションは、このレニの撮影した「ヌバ」のイメージからかなりインスパイアされていると直感しましたが、それはここでは蛇足ですので詳しくは語りません。

さて、講演の後半、石岡さんは学科長のT先生との対談に入ったのですが、T先生との対話は最初はかみ合わなかったものの、次第に聴衆である学生たちとの熱気とも融合して盛り上がっていきました。するとあるとき何かのきっかけで、最初はあれだけ恐ろしい表情をしていた石岡さんがちょっとだけズッコケ、強面(こわもて)の人となりが崩れた瞬間があったんですね。その瞬間、石岡さんは「このあとは日本酒でも飲んで皆で語りましょうか」とフランクな言葉を発し、学生からはやんやの喝采が起きたのです。あー、こんなお茶目な一面もあるんだなー、と数時間のうちにこの稀代のアートディレクターのいろいろな面を観察できたのでした。人を惹きつける人は強面だけではだめでおバカな一面も持ち合わ せてこそなんだ、ということを実感しました。そんな想い出があります。(波照間エロマンガ島 18/12/8)

(寸評)あーそうなのかもね。お茶目な部分を隠そうとする人も時々いるけど器小さいよね。 6ポイント。

ツナギ

波照間エロマンガ島@タイランド在住です。わたしは1975年に中学に入学したのですが、中2の林間学校のしおりの中に奇妙なものが載っていたことを思い出しました。それは

「ツナギ禁止」!!

ツナギってなによ(笑い)。当時ダウンタウンブギウギバンドが不良少年のあいだで流行して、彼らの衣装が自動車の修理工場で整備士が着る白いジャンプスーツのツナギだったので、ツナギが禁止されたというわけでした。しかし、時代的に不良の象徴だったキャロルが解散し、そのあと同じ不良のイメージで出てきたダウンタウンブギウギバンドが芸能界の裏方出身の苦労人で、とくに宇崎竜童は売れない歌謡曲の作曲家だったことは、中1のわたしでも知っている知識でした。キャロルが革ジャン革パンのテディボーイのスタイルをきめていて、それで暴走族にシンパシーを受けたのはわかりますが、ツナギがなぜに不良の象徴だったのか、今となってはまったくもってわからないですねー。

そんなツナギの思い出でした。(波照間エロマンガ島 18/12/8)

(寸評)金持ちの子供の弁当にみんなが嫉妬するからウナギ禁止!なら分かるけどね。 6ポイント。

疲労困憊の夕方、デスクに届いたフリーペーパーの表紙を見て思わず空目

波照間エロマンガ島@バンコクです。
最近わたくしは会社の人員不足から、もとからやっている広報広告制作の仕事に加え、お客さん対応のセールスの仕事と、ふたつの仕事を与えられるようになりました。後者のほうは契約をとるとご褒美〔コミッション〕がいくばくか貰えるのですが、そのハードワークのせいで、毎日夕方になると疲労困憊でへとへとになってしまいます。

そんなある日の夕方、デスクに置かれた郵便物の中にバンコク在住日本人向けのフリーペーパーがあることに気がつきました。

表紙を見てびっくりしました。「タイ土下座特集」!!

なんじゃこりゃ?! と思いました。

でもよくよく目を凝らして見ると、それは「タイ土下座特集」ではなく「タイ土産特集」だったんです。完全に空目してたんです。これはそうとうに脳がイカレテるなぁ、と思いましたヨ。土下座を特集してどうなるんやって話ですよね。それともタイで働いている労働者の土下座画像を集めたのか・・・、ってそれは無い無い。

そんな最近のわたしのお疲れおバカエピソードでした。(波照間エロマンガ島 18/12/8)

(寸評)あ〜、そういうの年とともに増えるよね。「タイ土人特集」じゃなくて良かった。 5ポイント。

ヒゲソリ静電気

20年ぐらい前、プー太郎だった頃のことです。

自分的には高価で手に入れた電気ヒゲソリを毎朝使っていました。

ある日、いつものようにヒゲを剃っていると、突然、アゴのあたりに「バチッ!」という衝撃が走りました。

うおっ、と思いながらも、静電気だな、と決めつけてヒゲソリを続けました。そのあと2回ぐらいバチッがあったと思います。

自分は静電気によく反応する体質らしく、ドアノブだけでなく、上着を人に手渡すときに「バチッ!」 ATMの液晶で「バチッ!」 っときていましたから、特に気にしていませんでした。

それから1週間ぐらい、バチバチしながらヒゲソリを使っていましたが、これはさすがにおかしいのではないか、とようやく思い始めました。

朝は寝ぼけているうえに鏡を見ていないので、しっかり顔を見てみました。すると、口のまわりに3か所ぐらいの傷が。エエっ、と、ヒゲソリを見ます。

網が破れ、刃がむき出しになっている・・・。

静電気だと思っていたのは刃がモロに顔に当たっていたのか・・・。

それにしても毎日バチバチしていて1週間も静電気と思い込んでいたとは。「使う前に破れがないか確認しましょう」と小さくシールが貼ってあるのに。プー太郎で人にあまり会わないので指摘もされません。もしかしたら黙っていたのかもしれませんが。


もう少しでカールおじさんになるところでした。(猪熊猛 18/11/27)

(寸評)もっと気づかずにいて、顔が全部無くなってからじゃなくて良かったね。7ポイント。

おなら防災サイレン

夏に下諏訪温泉でのホルモン鉄道ライブ時に隣接している温泉へ朝入りに行ったのですが、お風呂から上がり着替え終わったところでなんだかおならがしたくなり、脱衣所には誰もいなかったのでこっそりスゥーーーっとしたところ、 その途端どこからか電子音の警告音みたいなのがピーピー鳴り出して、おならでガスが検知されちゃったのか!?と思いびくびくしていたところ、今度は外からウウゥ〜〜〜!と防災サイレンが鳴り出したのでこれはとんでもないことになった!と思い、逃げなくてはと髪も乾かさず脱衣所から出てロビーで小さくなっていたのですが、お風呂から遅れて上がってきた夫に事情を話したところ、屁でガス探知機は発動しないだろうし丁度8時だったからお風呂に入っていた誰かの携帯のアラームが鳴っただけで外も8時にたまたま防災サイレンが鳴っただけだろうという結論に達し本当に本当に心からホッとしました。あの体験は本当に怖かったなぁ。(ことり 18/11/4)

(寸評)君の屁で温泉街ガス中毒で全員死亡とかにならなくて良かった・・・。7ポイント。

正露丸

 ある日のことです。その日、朝からお腹が痛かったので、家にあった携帯用正露丸(糖衣ではないタイプ)を持って学校に行きました。お昼くらいから腹痛が堪えがたいほどひどくなってきたので、お昼ご飯を食べた後、3粒飲みました。手が臭くなりましたが、特に気にしませんでした。しばらくたって、隣の席の同級生が言いました。「なんか薬っぽい臭いがしない?」と。みなさまご承知の通り、正露丸は凄く強い臭いがします(もっとも、僕はその「いかにも効果がありそうな臭い」が好きなのですが)。だから「ああ、僕さっき正露丸を飲んだんだよ」そう言って、トイレに行きました。
 トイレから帰ってみると、教室の前がなんか変な感じになっていました。普段はあまり開けない教室の窓が全開になっていて、同級生の4分の1くらいが廊下に出ています。いつもは、休み時間にはみんな、教室の中であれこれとやっているのに。不思議に思って、廊下の一団に「何してんの?」と聞こうとした矢先、「おい!未成年!お前正露丸飲んだだろ!臭せぇぞ!」と怒鳴られました。どうやら、正露丸の臭いがあたりに拡散してしまったので、換気のために窓は開けられ、臭いに堪えられない人たちが廊下に避難したようです。そんなに臭うと思えなかったので、僕をからかってるのか?と思ったのですが、そうでもなさそうでした。その後は凄く気まずかったです。さらに、僕の机の周りに、いわゆる陽キャラの人々が集まって「(教室の前の廊下にある)お前のロッカーも臭うんだけど、お前どんだけ正露丸ため込んでるんだ?」「噛んで飲んだんじゃね?そうすると臭いが強くなるから」「どっかに正露丸落としてないか?」と尋問されました。
 さらに間の悪いことに、次の授業が保健だったんです。しかも、テーマが「医薬品について」。自分の運の悪さを呪わざるを得ませんでした。ストレスというか精神的疲労のために、腹痛はますます激しくなってきました。そんな僕の様子を知って知らずか、先生が「はい、市販薬の例を答えて」と聞きだしたり(「正露丸!」と答えた人は、奇跡的にいませんでした)。「薬は飲みすぎてはいけないぞぉ」と言ったり(その後、「お前飲みすぎだろ」とからかわれました)と、さんざんでしたね。
 次の日になっても正露丸ブーム(?)は続きました。朝、教室にはいると、黒板いっぱいに「正 露 丸」と大書されていたり(こういうのをいじめというのだろうか?)、僕の前で「あれ、何か臭うぞ?・・・あっ!正露丸や〜ん」とからかわれたり、といった感じです。そして、幸か不幸か「お前、とっつきづらいと思ってたけど、意外と面白いやん」と何人かに言われました。これは喜ぶべきだろうか・・・(未成年 18/11/4)

(寸評)正露丸は元々の名称は征露丸。つまりロシアをもやっつける薬だったのだ。
なのでクラスなんてそれで吹っ飛ばしちゃえ!
まあその後は一生教室にひとりだけど。 7ポイント。

元子役

高校の同級生のことを突如として思い出しました。彼、Yくんは確かW大学理工学部に進学したと記憶していますが、小さい頃劇団に所属していて、子役として芸能活動していました。ある日のこと、友人同士で駄弁っているとき、その話題になりました。わたくし「どうして子役辞めたの?そのまま続けていれば、健ちゃんシリーズや金八先生にも出られたかもしれないじゃん」。するとYくんはニコっと微笑んで言いました。「俺のこの歯並び見てどう思う?幼稚園の頃、チョコレートやキャラメルのCMに出すぎて、虫歯になっちゃってそのまま歯並びが悪くなっちゃったんだよ。オーディション落ちまくるしさ、いいことなかったヨ」

なんと!! お菓子のCMのせいで虫歯になってしまい、それで芸能の道を断念したというんですね!!これにはビックリしました。そんな元子役のおバカなYくんの話でした。今なにしてるんだろうな。(波照間エロマンガ島 18/10/14)

(寸評)CMの撮影にそんなに日にちがかかるわけじゃないし、撮影時に食べまくったとしても突然歯がガチャガチャになるわけでもない。結局おこづかいもらえて、それ以外の時も食い過ぎちゃったんだろーねー。
俺も製鉄会社のCM出たけど鉄と何ら関係の無い人生送ってるからなあ。
ま、健ちゃんや金八先生に出た人たちが全員幸せにも見えないし、結局良かったのかもね〜。 7ポイント。

貼り紙

 京都駅から湖西線に乗って比叡山坂本駅へ向かう途中に見つけたものです。車窓から、2階建ての雑居ビルが見えました。よく見ると、2階の窓に貼り紙がありました。

「も」「う」「一」「度」
「進」「入」「し」「て」「み」「ろ」
    「こ」「の」「ド」「ア」「ホ」

A4の紙に一文字ずつ印刷されて、窓2枚いっぱいに貼ってあります。
このビルに何があったのでしょう?空き巣?それなら、どうしてこんな目立つところに貼っているのか・・・?もしかして、なにかの暗号?などと思いました。
 それにしても、面白く思ったことが一点。全体が5・7(+字余り)・5という、俳句や川柳と同じリズムになっていることです。「やっぱり、ここは日本なんだなぁ〜」なんていう変な感慨を覚えました。(未成年 18/9/27)

(寸評)しかも空き巣なら「侵入」だしな。間違えてる・・・。 7ポイント。

好きなものには○

小学校の頃のことです。

小1から始めた剣道が好きになれず、やめたかったのですが、姉、父、と入団し、ついには母も始めてしまい、父が指導者になって館長のコネでどんどん昇段し、

剣道一家だ! と周りに言われるのが嬉しかったようで、やめさせてくれませんでした。小学校卒業まで嫌々行っていました。


その3年後。中学3年。

本を整理していたら、小さい頃に祖父母に買ってもらった、まんがの書き方みたいな本が出てきて、読んでいたら最後の方に、色々なテーマの刺し絵がありました。スポーツのコーナーでは、野球をはじめ、憎っくき剣道の絵も。

その剣士の絵には、ボールペンで思い切り×がついていました。小学校の頃、剣道行きたくないなあ、と思いながらバッテンを付けたのでしょう。

次のページにはボクシングがあり、ボクサーの絵に○がついていました。この頃は具志堅用高選手のファンで、テレビで毎試合見ていました。

しかし、○がついているというよりも、何度も○を繰り返してまるで渦巻きのようになっており、真っ黒でボクサーが見えません。シューズとグローブの先しか残っていません。

バカだなあ。こんなに○をつけたら肝心の好きな絵が見えなくなっちゃうじゃん、と過去の自分に言いたかったです。(猪熊猛 18/9/27)

(寸評)ははは、あるある。地図でも丸を太字で付けて近くの文字が読めなくなったりね。 6ポイント。

びっくりしたなー、もー @ LINE

波照間エロマンガ島@タイランドです。
3年前の導入以来、スマートフォンの各種アプリによるコミュニケーションエリア増大を続けています。いろんな種類の人間と知り合い行動半径を拡げています。
先日のことです。何気なくLINEの友だちリストを眺めておりました。すると、わーびっくり!!

1年前レディーボーイとして情を交わしたカワイ子ちゃんが男性に戻っていて、髭をたくわえている写真をプロフィール画像に使っていたんです!!

俺はこんなおっさんとセックスしたのかー! と衝撃は並大抵なものではありませんでした。そうです、彼女は女装をやめ、男に戻ったのですね。スマートフォン時代になり、わたしのお友だちリストにはレディーボーイちゃんが多く並ぶようになりましたが、こういうケースは初めてでした。なんというか、ものすごいモヤモヤ未完了な気持ちが渦巻いていますよ。もう会いたくないなー。それとも今度あったときは、この髭づらのおっさんと情を交わすことはできるのだろうか・・・・・。

そんな、今日の「びっくりしたなー、もー@LINE」の巻きでした。*てんぷくトリオの三波伸介の往年のギャグより。

(追記)こないだ石川さんから教えてもらったY梨県の某ハッテンバ、良さそうですね。今度帰国したら行ってみようと思いマス。(波照間エロマンガ島 18/9/27)

(寸評)お互い髭面で女装というのはどうかな。
もう男とやってるのか女とやってるのかのラインまで越えて別世界を覗いてきてくれ!
俺にゃあ出来ないめくるめく体験をまた是非投稿待っちょりまっする! 8ポイント。

バッシャンvsペッタン

小学校6年の時。当時のグループで釣りが流行っていました。

ある日の休日。集合場所は私の家でした。

もうすぐ皆が来る時間でしたが、家の前の用水路でドジョウを取ってこようかと網を持って自転車に乗りました。

目の前には田んぼが広がり、縦に道、横に用水路、と、十字になっています。

網を片手に自転車を走らせ、用水路の脇のあぜ道に止めようと右に曲がります。ブレーキをかけましたが、土がぬかるんでいて用水路の方に勝手に進んでしまいました。

あっと思った瞬間、用水路のコンクリートに前輪がぶつかり、片手ハンドルのせいでバランスが取れずにそのまま左に・・・

バッシャン! 自転車ごと用水路に落下してしまいました。

幸いにも、水深は30センチもなく色はキレイ、底はコンクリートの上に石が重なっている状態の用水路だったため、溺れることも埋もれることも怪我もありませんでした。

もう少し体が大きかったら落ちた時に反対側の岸のコンクリートに肩か頭が激突していたかもしれませんが・・・

なんとか自転車を上げ、自分も這い上がり、ドジョウどころじゃないなあ、とフラフラと家に向かいました。ちょうど友達が来るところでした。

濡れている私を見て、「どうしたの?」

「用水路に自転車ごと落っこっちたよー」

「ワハハハハハ!」


このネタは私のマヌケネタの定番となり、自分で話したり、友達が「猪熊がさあ、向こうからやってくるんだけど濡れてるんだよ。どうしたの? って聞いたらさあ・・・」
と話したりと、しばらくの間話題になりました。


その3年後。転校先。

あの定番ばなしをしようとしました。「俺、小学校の時にさあ、用水路に自転車ごと落っこったことが・・・」 すると、聞いていたクラスメイトは、最後まで話を聞いてくれず、

笑いながら、「落ちたといえば、●●(同級生)って、自転車で田んぼに落ちたんだよ。体半分だけドロで黒くなってさあ・・・」と思い出し笑いが続きます。

私は、「その状態で家に帰るまでに通行人いた?」と聞くと、「いたよ。爆笑!」と、思い出し笑いはさらに大きくなり、私の定番ネタが打ち消されてしまいました。私も笑っていましたが・・・


その2年後。

あの定番話をしようとしました。●●君が田んぼに落ちた話を教えてくれた人とは違う人です。「俺、小学校の時にさあ、用水路に自転車ごと落っこったことが・・・」 その瞬間。

「●●、ペッタンだよ」と、自転車で横に落ちて行くポーズを表現するクラスメイト。知っていたのか・・・

私は、「聞いた聞いた! 田んぼでしょ? 俺がこの話始めると、絶対その話が出てきて打ち消されちゃうんだよね」と、そのまま一緒に思い出し笑いを続けました。


バッシャンvsペッタン

ペッタン強し。(猪熊猛 18/9/27)

(寸評)俺も高校の時に田んぼの横を自転車で走っていて、ふざけて友達をちょんと押したら、ブレーキが効かず、田んぼにその友達は頭から真っ逆さま。横を学校帰りの集団が何十人も見守る中。
全身泥だらけとはまさにこのこと。 6ポイント。

雑魚寝の男子部屋でいい歳したおっさん達が悪戯しあうの巻き

波照間エロマンガ島@ジャパンです。
2年半ぶりに日本に所用で一時帰国しました。その所用とあわせて、石川さんと大谷氏による異色センチメンタル・パンクフォーク・ユニットのホルモン鉄道のライブを見に行きました!!

このライブは温泉マニアの大谷氏が企画したもので、長野県下諏訪の温泉旅館を貸しきり、1泊2日でライブ+宴会+宿泊+温泉とダイナミックに体験できる大イベントでした。で、このイベントのためにコアでマニアックなファンが全国各地から参集したんですね。

さて、ライブの内容は「ザ・レポート」など別の機会に譲るとして、今回の「おバカ」な出来事はライブが終わり、打ち上げも終わりその大広間での出来事です。女性のお客さんと家族連れのお客さんは部屋割りの関係で個室をあてがわれたのですが、10数名の男性のお客さんおよびホルモン鉄道メンバーの2人はその大広間に布団を敷いて雑魚寝することになりました。

楽しい話は尽きず、酒に酔っ払って寝落ちしていった人から順番に布団で倒れこんでいきました。
そこで誰かが悪戯をしかけたのです。

常連のお客さんがもってきた石川浩司さんの等身大の「フィギア」顔面?、を眠った人の枕元に置いて、その人が目覚めた瞬間に「ぎょっ!」と驚く悪戯を。しまいには石川さん本人も枕元に「フィギア」を置かれて目覚めたとき相当びっくりしたみたいです。悪戯を仕掛けられると、その人は同じ体験をさせようと別の寝ている人の枕元に置くんですね。これは被害者続出でウケました。



そんな雑魚寝の男子部屋で温泉ライブ打ち上げ後に起こったおバカ事案でした。(波照間エロマンガ島 18/8/30)

(寸評)ま、その悪戯を主にやってたのは俺だけど(笑)。
ちなみに温泉ライブ自体の企画の始めは俺で、大谷が最終的に旅館を絞り込んでいった感じ。
とても楽しかったので、来年も是非やりたいなー! 6ポイント。

「あ、23時半だ! クイズ答えなきゃ!」とうろたえる子、でも勘違い…。

波照間エロマンガ島@ジャパンです。
数年ぶりに夏休み一時帰国しました。さっきの出来事です。
ホテルにチェックインし荷解きをしスマフォを見ると、時計は21時25分をさしていました。

あぁぁ、もう23時半だ!やべぇ、石川さんのクイズ解答しなくちゃ!!

タイに引っ越して10年。私は常に日本時間から2時間の時差を差し引いて生活する習性がついてしまったんですね。つまり21時25分は、23時25分と自動的に思ってしまうのです。

いっしゅん後、わたしは気づきます。「あ、ここ日本だった。まだ2時間あるんだ…」と。

というタイ時間が体の髄までしみこんでしまったおバカなわたしでした。それにしてもアイフォンはタイ時間を日本時間に自動的に直してくれるんですね。お利口さんです。(波照間エロマンガ島 18/8/30)

(寸評)そーなんだよね。海外は時差が。いつもクイズ締め切りの23時半〜24時に更新作業をすることが多いのだけど、チェンマイにいる時は9時半だから、だいたい毎夜の宴の真っ最中なんだよね。
この9月と11月にはヨーロッパに行くが、ほぼ半日の時差があるのでいろいろ戸惑うんだよねー。 6ポイント。

かばんと網棚と環状線とわたし

7月初旬の豪雨が西日本を襲った日、私はここぞというタイミングで網棚に通帳と弁当の入った大事な大事な背負い鞄を置き忘れ散々な目に遭った、という投稿を先にしました。すげぇぜ阪急電車。

その次の出勤日のこと。
私は9日の月曜日にお休みをいただき、翌10日に出勤しました。やぁしかし金曜はえらい目に遭うたなぁ、運休に気を取られて背負ってた鞄を置き忘れるなんて粗忽粗忽。でもやはり弁当の入った鞄は重いので、通路側が空いておれば何らの意識もせずに網棚に置いちゃうよね。そいで普通に降車時に背負って車輌より退出するよね。

そんな当たり前の理が崩れ去ることになる1日となろうとは、よもや思いもしなかった私。呑気にいつものように満員の車内で鞄を抱いて、ぼんやり車窓を流れる景色に見惚れるのでした。

終点梅田で阪急電車を降り、2階中央改札を経て国鉄大阪駅の連絡橋口改札へ。この日(正確には7月7日(土)からですが、私の通勤としては)から阪急電車のダイヤが改定され、梅田駅に到着する時間がこれまでに比べて遅くならざるを得なくなったので、私は駆け足でホームへ向かいます。遅刻するというわけではないのですが、要領の悪い私はいつも始業時間の1時間に出社して営業開始の準備作業をする習慣があるのです。
あぁ、いつも乗ってた7:39の電車にはどうあがいても間に合わない。乗れて7:45のやつか、今後は始業準備が6分もロスしてしまうがな。人智を遥かに超越した不得要領さと想像を軽やかに超絶する集中力のなさを兼ね備えた私にとって6分のロスは死活問題です。到底リカバリ出来得るものではありません。ああ。ああ。ああ。どないしょ。どないしょ。どないしょ。にわかに精神を乱す私。挙動が普段の3倍程度不審化し、ブツブツ独り言を呟きつつクネクネ身悶えては国鉄大阪環状線車内の乗客を戦慄せしめます(ちなみにだったらもっと早い時間のバスに乗ればいままでどおりの電車に乗れんじゃん、というもっともな御意見も聴こえますがその場合私は25分も早起きせねばならぬことになり、となると私の起床時刻は5:50、ふだん投稿や手淫で午前2時まで活動しているのにこれではただでさえまずい仕事にさらなる支障をきたしかねません。却下で〜す)。

あかん。あかん。あかん。急がな。私は西九条駅へ着くと、職場へ急行してロスを減じようと駆け出しました。
そして改札を出たところで、我が身に違和感をおぼえました。

カラダガ、カルイ。

・・・・・・・・・・・・・・・

信じられません。顔面を蒼白にして戦慄する40の小太り。世にも見苦しいモーニングブサイク。
そうです。私はあろうことか2出勤日連続で、電車車輌内網棚に大事な大事な通帳&弁当その他重要書類入りの背負い鞄を置きっぱなしにして降車してしまったのです。ありえない。有り得ない。アリエナイ。ARIENAI。

しかしもはやこうなると自分を責めてとことん陰陰滅滅モードに耽るのは後回しです。とにかく鞄を奪還する策を講じねば。
私は改札横の駅員さんにすぐさま相談しました。

オポ「あの、すいません・・・ 大阪駅7:45発の環状線内回りの電車の網棚に、鞄を忘れてしまったんですが・・・」
駅員さん「(また面倒くさいのが来たな・・・)はい、ではどの位置の車輌にお忘れになりましたか?」
オポ「えっ、えっと、おぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ」

普段なら前から2両目の中央扉付近、と把握しているのですが焦りが頂点に達し混乱しているためどう説明すればいいのか思考がまとまりません。なにしろ自分の脳味噌を今後信用してはいけないことが今しがた確定したのです。その動揺たるや。さらに。

他の乗客「すいませーん、この乗車券で入れますか」
他の乗客「Excuse me,how can I get to Universal Studios?」
他の乗客「おい兄ちゃん、いつまで係のもん独占しとんねん。会社遅れそうやねん、早よせぇや」

私の後ろには1人しかいない駅係員さんに用事のある善良な市民の皆様が長蛇の列を成していました。私は半泣きで後ろに下がり、駅員さんをリリースしました。ようやく他の皆様を捌いた駅員さん、車輌図を用いて私の乗車位置を把握し、大阪環状線の天王寺駅で回収できないか連絡をしてくださっているようです。私はその間に店長へ遅刻の連絡をします。情けない。果てしなく。普通の路線ならば終点駅で回収するのですが大阪環状線は読んで字の如くグルグルひたすら環状に運行を続ける路線で、他の路線との乗換が激しい大阪駅や天王寺駅で終点駅の替わりをやるようです。私の乗った電車はいままさに天王寺駅へ向かっているのでそこで回収できないか確認している模様です。

駅員さん「恐れ入ります、天王寺駅は朝の通勤時間帯で混雑を極め、回収不能ということです」

あぴゃぎょぇあ。では私は一体どうすればよいのでしょう。

駅員さん「この車両は45分で一周してきますから、すれ違わないように時間に気をつけながら逆から回り込んで回収に行くといいですね。この時間にこの駅に着きますから、間に合いそうなところで乗り込んで網棚を確認してください」

なんと! ふたたびくるりと内回りで戻って来るのを外回りに乗って迎え撃つ、という手段を提示してくださいました。駅員さんは私にメモを渡します。「京橋8:22、大阪8:30、西九条8:37」これは私が鞄を忘れた電車が各駅に到着する時間です。

オポム「ありがとうございます! これで取り戻してみます!!」
駅員さん「(疲れた笑顔で会釈)」

時刻は8:10。今から京橋ではちょっと危険です。また京橋駅は内回りと外回りが別ホームになっているので階段で反対側に行く間にすれ違ってしまっては目も当てられません。ここはホームが1つの大阪駅で余裕をもって待ち構えるのが得策でしょう。粗忽な私のこと、大阪駅で他の電車を見送るうちに肝心な鞄入りの車輌まで見送ってしまわないように、そぞろな集中力に鞭を入れて待ち構えます。もう落ち込みを通り越してだんだんおもしろくなってきました。1回転してきた電車に果たして大事な鞄は残っているのか!? すでに盗まれて悪用されてはいないか!?

乗車位置最前列に並んでおいた私は大阪駅8:30着の電車の扉が開くや否や網棚へ。あった・・・・・・。ありました。2出勤日連続で朝からドキドキアドベンチャー。40にもなってこんなドキドキを日常から味わえるとは私も果報者です。8:37にふたたび西九条駅に降り立った私は今度は大事に大事に背負い鞄を抱きかかえたまま降車、職場まで猛ダッシュし8:50に到着。なんと始業時刻に間に合いました。準備作業は他の社員さんに丸投げとなりましたが。この日は無事弁当が喰えました。

さて私、この日以降、網棚の使用を自ら禁じました。もう、駄目みたいです。私の脳味噌。逆にいままでどうやってほぼ毎日網棚から鞄を忘れず降車していたのかまるでわかりゃしません。鞄は毎日重たいですが、これ以上毎日をエンタテインメント化したら身も心も持ちそうにないので・・・(笑)。
結局私がいないなら居ないなりに朝の準備は他の社員がどうにかすることにも気づき、これ以来私は駅から走らず職場へ、店舗周辺の清掃は他の社員に任せることにしました。始業準備に気を取られて鞄を忘れて遅刻だなんて本末が激しく転倒してICU行きになってますからね。

それにしても終点がない環状線では回収されるのを待たずにこういう取り戻し方がある、ということは勉強になりました。しかしこれが同じ環状線内を走る関空・紀州路快速や奈良行き区間快速だったら乗客数の多さと運行時間の長さからも盗られる確率は倍増、運よく盗まれなかったとしても私はえらいところまで鞄を取り戻しにいかねばならなかったわけで、運が良かったと言えばそうも言えるかもしれません。
ともあれもともと不具合多数の脳味噌、きっと良くはならないので悪いままじょうずに工夫して使って行こうと思います。諦めて受け入れることも時には大事、とくに老化に関してはね。とエセ達観ののち涙。あほほ。(老いポムチャン 18/8/30)

(寸評)ドジればドジるほど、ここでのポイントは増す。
どんどんドジってドジ話を〜!(他人事)。 8ポイント。

もっとすしを下さり



オーストラリアの、とある回転寿司屋さんの店内に掛けてあった絵です。
芸者さんが「もっとすしを下さり(「い」が「り」になってる)」と言ってます。
お寿司は一皿$3からでちょっと高かったです。オーストラリアの$1は今、約81円です。でも感覚としては$1=100円です。
北京ダック寿司などが回って来たので食べましたがそれほど美味しくありませんでした。(マドレーヌ婦人 18/8/30)

(寸評)俺もパスカルズでオーストラリア行った時はスーパーの惣菜で寿司買ったな〜。
昔に比べると本当に海外でも寿司はポピュラーになったよね。 6ポイント。

実写版 鼻ちょうちん

あれは、中学3年の授業中のことでした。花粉症だったので、3学期だと思います。

私は教室の真ん中ぐらいの席だったと思うのですが、くしゃみをしました。

ハクション!

すると、左の鼻の穴から、プオーという感じで(無音)、まるで漫画に出てくるような鼻ちょうちんが出来上がってしまったのです。

私はあわてて右手のシャーペンで何度も刺して壊しました。

幸いにも、先生にも生徒にも気付かれなかったようで、笑いなどは起きませんでした。

実写版の鼻ちょうちんとは・・・

こぶし大どころかこぶし2つ分ぐらいの大きさ。

色は、鼻水から出来ているせいか白く濁っていた。

シャボン玉をイメージするかもしれませんが、シャボン玉のように丸くなく、楕円形。しかもすぐに壊れず、中々頑丈。何度も刺さないと壊れない。壊れる時は音はしない。

当時の私は周りと同じでも私だけ笑われるような存在だったので、こんなの見られたらバカにされる! と必死になったのでしょう。

もし、誰かに見られてしまったら、その瞬間からどんなあだ名になっていたのだろうとゾッとします。(猪熊猛 18/8/30)

(寸評)俺も鼻ちょうちん出たことあるけど、そんなに強固ではなかったな。
むしろそれを売りにして、「怪奇ちょうちん男」として、のしあがってほしかった(笑)。 6ポイント。

家賃7万の住まいとは

28年前。高校3年の夏休み。
4才上の従兄が東京の有名大学生で、夏休みを利用して泊まり遊びに行くことにしました。
従兄の実家は八百屋さんで、私の母が毎日手伝いに行っており、従兄の情報が私に入ってきます。
「●君は大田区に住んでいて、家賃は7万」
7万! スゲー!
以前に父の転勤で住んでいた北関東の社宅は部屋が3つに台所で、家族4人で住んでいて、家賃3万5千円だったというのに、その倍だ!
すごいマンションに住んでるんだろうなー 

当日。聞いていた、せんぞくいけ、という駅に降り立ちます。公衆電話から電話をかけて迎えに来てくれました。人も建物も多い東京は大田区の駅から少し歩き、ここだよ、と言われた建物。あれ? 一直線に、ドアがいくつもあります。新しくてキレイですが、造りは映画やテレビで見た古いアパートのようです。

従兄が玄関のドアを開けました。

あれ?

そこには、小さい玄関、小さい台所、奥にたったの1部屋。しかもベッドが占領しています。

私は、思わず、

「あれ? いいところに住んでるはずなんだけどなあ」と口にしてしまいました。

苦笑いの従兄。もちろん私は悪気などありません。

その日の夕方、隣の品川区に住む親戚の家に二人で行きました。
従兄にとってはあの私の発言が衝撃的だったようで、会話の中で、
「こいつ、いきなり、『いいところに住んでるはずなんだけどなあ』、って」
まずい発言だったのかもしれないと気付いた私は、「いや、7万って聞いてたから・・・」と言い訳。
叔母は、笑いながら、「田舎と都会の7万は違うんだよ」
この時、知りました。(猪熊猛 18/8/30)

(寸評)俺が中高生の時に住んでいた家は部屋数が7つ、トイレもふたつ(ひとつは使用してなかったけど)で200坪の庭がついて家賃5000円。今と物価が違うといっても破格の家賃。
何故なら、公務員宿舎だったからだ。公務員はこんなに優遇されるのだ。
そのすぐ後に一人暮らしした高円寺のアパートは四畳半ひとつのみ。トイレも風呂も無くて20000円だった。
田舎と都会、公務員と民間ではかくも違うものなのだ。 7ポイント。

蜜柑の皮がキンタマに当たった

 「は?」と、大多数の読者の方は思われたことでしょう。どうしたら、股間にみかんの皮が入るのか?と。僕も全く信じられません。どうしてあんなことになったのか。
 とある夏の夜。お風呂に入りました。湯船に浸かっているとき、台所の方から母の声がしました。「みかんもらったけど、食べる〜?」と。僕はみかんが好きなので「風呂上がったら食べるから、置いといて〜」と返し、その5分後くらいに風呂から出ました。浴室から出たらすごく暑かったので、裸のままクーラーの利いたリビングに直行、すると、先に風呂に入った弟が、これもまた全裸で本を読んでました。(異様な光景かもしれませんが、まあ気にしないでください)。
 部屋に入ってすぐ、あることに気づきました。「あれ?俺のみかんはどこ?」本を読む弟の周りには、みかん数個分の皮が散乱しています。コイツ・・・もしかして・・・「あ、お兄ちゃん。みかん、美味しかったよ!」罪の意識すら見せない弟。とても幸せそうに「何か文句でも?」と言いたげな目でこちらを見てきます。「そのみかん・・・俺のなんだけど・・・」ふつふつと怒りがこみ上げてきました。しかも、この時いろいろとストレスを抱えていたので、さらに怒りが増幅されてゆきます。「あ!そうだったんだ!食べないと思って食べちゃった〜ごめんなちゃい〜」反省する気は全くなさそう。もう怒った。散らばったみかんの皮をつかみ取り、憎き弟にはたきつけました。「うわっ!」皮が体に当たり、パシッパシッっという音とともに、かんきつ類の爽やかな香りが広がりました。「俺の!大好きな!みかんを!喰いやがって!」散らばった皮を集めてははたき、また集めてははたきつけ・・・3回ほど繰り返したとき「うっ・・・」弟が唸り声を出し、股間を両手で押さえて立ち上がりました。手の間から、皮がほろりと落ちました。あっ、当たっちゃった?そう思って手を止めて弟を見ました。同じ男同士、股間に何かが当たった時の痛みはよく理解しています。「おい、大丈夫か?」声を掛けると弟はしゃがみ込み、涙でいっぱいの目を見開いてこっちをみて「お兄ちゃん・・・痛い・・・」と絞り出すようなか細い声で言って、すすり泣きしていました。すごく不謹慎ですが、何となくその様子が滑稽で仕方がなかったので、笑いがむくむくとこみ上げてきました。そしてとうとう、笑い転げてしまいました。ひっくり返ったセミのように。フハハハハハ…と笑い転げていた時、バシッっという音(めんこを地面に投げつけたときみたいな)がして、じんわりとした衝撃がキンタマに広がりました。じわじわと痛みは強くなっていきます。結局、五分くらいの間、痛みのあまり何もできず、うずくまっていました。みかんの皮って、意外と怖いですね。(未成年 18/8/18)

(寸評)微笑ましい兄弟の姿!? 7ポイント。

 

ローテーションしないとこうなった

波照間エロマンガ島@タイランドです。
わたくし、2008年タイに移住してくるまではマイカーを所有しておりました。以前別のコンテンツにも投稿したことがありますが、1996年から2006年まで約10年のあいだ、深夜キャバクラ嬢の送りドライバーの仕事を副業でやっていました。(最近知ったのですがナイツの土屋さんも売れない頃、わたしと同じ仕事をしていたそうですね。そこで奥さんになる女性と出会ったとか)そのときに乗っていたのが3列シート8人乗りの三菱のワンボックスカー、デリカワゴンです。

ある夜のこと、いつものように横浜駅西口の某キャバクラ店に行くと、2台にキャバ嬢を分乗させ家まで送ることになりました。その途中の出来事です。

とつぜん、ハンドルがガタガタ震えだし遊びがなくなって両手にかつて感じたことの無い強い重圧を感じてしまいました! 助手席に乗っていた馴染みの嬢は「あら、エロさん。タイヤローテーションしてないでしょ。タイヤを定期的にローテーションしないと、ある一定方向にタイヤが磨耗してバランスが崩れるんだよ。調整しないと」と笑いながら言いました。彼女は元ヤンで車のことはめちゃ詳しい。すぐに原因を指摘してくれたのです。
わたしは整備不良で乗り心地が悪くなったことを女の子にお詫びし、びくびくしながら女の子を送り届けました。さいわい事故は起きませんでした。帰宅して翌日すぐに修理工場に車を持ち込んだのは言うまでもありません。しかし、車を持っているときは冬場はスタッドレス、夏は普通のタイヤの履き替え、とお金がかかってしょうがなかったですね。

人間関係も然り。いつも同じポジションではバランスが崩れるので、ローテーションしないと駄目なのかもしれないなァ。
*このトピックの参考 BGM:大信田礼子「何がどうしてこうなった」(1972年)(波照間エロマンガ島 18/8/18)

(寸評)ローテーションもそうだけど、潤滑にするのにはローションもね! 6ポイント。



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