事務の彼女

前勤めていた会社での話。お客さんと話をしていたら、事務の人がコーヒーを持って来てくれた。でもなんかおぼんを隠す様に持っていて不自然。どうしたのかと思い覗き込むと、動物図鑑の上にコーヒーを乗せていた。「すいません、あの、なんか、おぼんがみつからなくて、、、。」と彼女は言った。そして事務的にさっさとコーヒーを置いて図鑑を小脇に「失礼しました」と去っていった。あんなに面白い事なのに表情ひとつ変えない彼女はある意味凄いが、やっぱり馬鹿だ。 (にゃりこ)

(寸評)やっぱり咄嗟とはいえ「どの図鑑がいいんだ!? 昆虫図鑑・・・駄目だ、気持ち悪い。人体図鑑・・・いかん、もっと気持ち悪い! 動物図鑑・・・こっ、これだ!!」という葛藤があったんでしょうか。7ポイント。

不肖の孫

わたしの友人が5歳のころ、よくおばあちゃんと一緒に出かけていたそうです。
ある日電車に乗ることになり、切符の販売機前でおばあちゃんが
「○○まで大人1枚」
と必死に言ってたそうです。
窓口じゃないのに~と言いながら、大人になった友人はまずここでみんなの笑いを狙います。
それから電車に乗り、車内でさわいでいた幼い友人は偶然おばあちゃんの髪の毛をつかんだそうで、その瞬間髪の毛はスルッととれてしまいました。
「おめー、かつらじゃん!」
幼かった友人は車内でそう叫んだそうな。
そこでまたみんなにウケルわけですが、そんなおばあちゃんを笑い話にする友人はおバカだと思います。(杏)

(寸評)よく5歳の頃の事そんなに覚えてるな~。昔は自動販売機の買い方わからないでまごついているお年寄りいっぱいいたよね。
 ちなみに我が家のトイレには今でも「洋式便所の座り方」のシールが貼られています・・・。5ポイント。

西井のこと

高校時代の同級生で西井という子がいた。こいつがとんでもないおバカなやつだった。剣道部だった彼女は剣道の試合に竹刀を忘れ、修学旅行では当然のようにホテルのバスタオルを持って帰ってくるわ、お土産屋の湯飲みを壊して弁償させられてるわ、挙句の果てには期末テストの当日、「全然わかんなーい!」とその日のテスト科目ではない教科書を持ってきていた。
しかし恐ろしいことに彼女はある夢を抱いてしまった。
高校3年、進路決定、皆一丸となって彼女の夢に反対をした。
「やめろ。まじで人殺しになってしまう」と。
案の定、予備校では「落ちたらどうしようって不安なんです~」と肝心の受験勉強をせずに職員室で延々悩み相談をし、その甲斐あってか見事に浪人。
その後なんとか無事に進学したが「この間、ちょっと失敗しちゃって始末書書かされちゃった!てへっ!」と笑って見せた。

そんな彼女は今、東京で看護師として働いている・・・。
東京にお住まいの方、病院にかかる際には「西井」には注意してください。(さっちゃん)

(寸評)ううっ、もし看護婦の名札に「西井」と書いてあったらどうすればいいんだ!?
「あ、あなたさっちゃんの友達ですか? だったら、チェンジで!」

 言えない。

 6ポイント。

またまたお父さん伝説

十数年前お父さんの職場の前でドラマか映画の撮影があったそうです。仕事中にも関わらず野次馬にまぎれて見てみると、永瀬正敏さんがいたらしく、撮影は 一段落着いていた様子。お父さんは車に乗り込もうとした永瀬さんにつかつか歩みより、「おい、お前、まじめにやれよ!」と肩をバンバンと叩いたそうです。「あいつ(永瀬さんの事です)なんだこの親父て目で見て、「あ、はぃ。。」とか言ってたぞ。」と言ってました。何様だよ、ほんとに、、ちなみに坂口 憲二さんの事を「坂口のせがれ」と言っています。。。(にゃりこ)

(寸評)そ、それは有名人じゃなくても「なんだこの親父!?」と見るな・・・。8ポイント。

そしてお母さん伝説

母はコーヒーが好きで、外出してもいつもコーヒーを飲む。ある日某遊園地でコーヒーを頼んだ時、店員に「ホットでよろしいですか?」と聞かれ、「はい。ホットで。」と言う所、混じって「ほいっ。」と言ってしまったそうです。店員は笑いをこらえていたらしいですが、お母さんは自分で言ったのが面白くて面白くて吹き出してしまったそうです。(にゃりこ)

(寸評)そして本当に誰も見たことがない「ほいっ」が出てきたりして。7ポイント。

ダンシング姪

あれは姪がまだ2歳くらいだった頃。兄の部屋から姪の奇声が。いたずらを止められて泣いているのかと思い、部屋に言ってみると姪が歌いながら踊っていた。何でもパソコンの電源を入れて見せてあげたら、興奮してしまったらしい。
姪もおかしかったが、目が点になっていた兄はもっとおかしかった。(まんぼう)

(寸評)子供って時々変な物に反応して興奮するからな。ライク・ア・キャットだな。5ポイント。

留守電

テレフォンアポインターのバイトをしていた元彼の経験なのですが、ある御宅に 電話をかけたところ、おばあちゃんの声で、「ただいま00は出かけております。ピーと鳴ったら伝言 を入れてください」と流れたあと、続いてまたおばあちゃんの少し甲高い声で、 「ピーーーーーーッ」
面白くてもう一度かけなおしたといってました。(スキーズボン)

(寸評)俺の義母は留守番電話に「メッセージが終わったら♯を押して下さい」と言われたものの、昔ながらのダイヤル式の黒電話だったので♯なんてものがそもそも存在しないので、
「~じゃあお願いね。・・・シャープ!!」
 と声高らかに叫んだそうだ。何かに変身しそうだな。8ポイント。

アデランス

私が小学生のころ、あるスポーツメーカーのウインドブレーカーが流行っておりました。
ある日、弟がそのウインドブレーカーを新しいものに買い換えたいと母に言いました。
しかしもう一着、別のメーカーの(安いメーカーのもの)があったので、それでいいじゃないかと言われ、
「おれがほしいのはそんなダサいのじゃないんだ!」
と弟がおこると、母が、
「知ってるよ、アデランスのだろ?」
一瞬、変な空気がながれ弟が、
「アディダスだよ!アディダス!アデランスはかつらだろ!」
私と弟で腹をかかえてヒーヒー笑っていると、母は笑われていることに腹をたてはじめ、話を聞いてもらえなくなりました。

それ以後、その話が出るたびにふてくされていた、おバカな母…。(杏)

(寸評) そういう新しい外来語、特にブランド名とか似てるのが多いから間違えるよね。特に年輩者は。って俺も年輩者か。
 うちの親父も当時売れていた確か井上靖の「天平の甍」(てんぴょうのいらか)という本を弟に頼まれて買いに行った時「すいません『てっぺいのイルカ』という本ありますか?」と聞いたそうだからな・・・。6ポイント。

騒音おばさん

先日、インターネットで「おもしろフラッシュ画像」なるものを見つけたのですが、その中に、あのニュースでも取り上げられた「騒音おばさん」のものがありました。布団をたたきながら隣家に嫌がらせをしていたあのおばさんです。

「布団たたきバージョン」と、「リミックスバージョン」これを2歳と4歳が一緒に見てまして、もう暇さえあればあの耳に残るフレーズ「ひっこーし、ひっこーし、さっさと引越し、ひっこーし」と子供が口ずさむようになってしまったのです。画像もワイドショーで使われたものを加工したりして流れていて、すんごい子供に悪影響なことをしてしまったと思いつつ、こういうものに小さいながらも夢中になる姿はおバカだなーと思ってしまいました。(杏)

(寸評) あーいうの子供は影響されるよね。リズミカルだし。そのうち引っ越し屋のCMに出ておばさんタレントとして大活躍するなっ! 
 それはともかくあのおばさんももちろん騒音はあるらしいんだけど、あんな奇矯な態度を取るのは「敵」と思っている前の家だけで、普段は道であっても普通ににこやかに挨拶をするおばさんだという話しもあるね。そしてビデオを撮ったのは前の「敵」の家の人。そしてそれをマスコミに売ったのもその敵の家の人。そう考えると実際のところの異常度っていうのはマスコミのイメージとはもしかしたら違うかもね。6ポイント。

「ちゅうおうあるぷす」

日本アルプスと呼ばれる高山帯は、「北アルプス」、「中央アルプス」、「南アルプス」の三つに分けられます。
その一つ、木曽山系に属するのが「中央アルプス」です。山好きと云われる人々の間ではまあ、常識です。

飯田線の駒ヶ根駅からバスに乗り、しらび平で降りて、ロープウエイに乗ると、標高3000メートル近い千畳敷きまで一気に上ります。ここまでは、観光客の領域。登山のイロハも、アルプスのアの字も知らない人でも、物見遊山に登って来たります。

ヤマヤ(山登り愛好家)にとっては、ここからが、メインロード。宝剣岳を越え、檜尾岳、東川岳を越えて、目指すは空木岳、花崗岩の白砂で出来た名山は山深いところにあって、中高年登山ブームの近年でも、そうは人を寄せ付けません。

この、縦走路の空木岳直下の木曽殿越に建っているのが、木曽殿山荘。ここでの、とある一泊。2階の大部屋に上がると既に到着していた、60歳がらみの夫婦の夫の方が、大声で夫人に話し掛けております。
 「おい、受け付けとこに、ペナントとかバンダナとか売っていたが、あそこに書いてあった『中央アルプス』ってのは何だ?」
 この大声に、周りの宿泊登山客も少しざわついて来ました。
 「なんか気になるからさ。ちょっくら、受付行って聞いてくるわ。」
 夫人は、困ったような、恥ずかしそうな顔をして、夫の大声に仕方なくうなずいています。
3分ほどたったでしょうか。階下から大きな声を上げて、夫が戻って来ました。
 「いやー。驚いたわ。『中央アルプス』ちゅうのは、ここのことなんじゃわ!」
 この一言に、周りの宿泊登山客が一斉に吹来だしてしまいました。
 自分が『中央アルプス』に登って来たことしらないで、宝剣のきついザレ場をこのオジサンは越えてきたのかな? 本当に山が好きなのかな? 一体何考えてここまで登ってきたんだろう?

 オジサンは続けて「すると、ずっと写真撮ってきたあの山も、この先にあるあの白い山も、全部『中央アルプス』ちゅーことじゃよな。よーし、こりゃ写真撮らにゃ。」
 そういうと矢庭に、手元にあったニコン製の高級一眼レフを手にして、外に出て行きました。
20分ほどして戻ってくると、これまた一段と大声でご満悦なご様子。
 「イヤー、撮った撮った。『中央アルプス』と思って撮ると、何か写真のレベルが上がったようで楽しいわい。
 嬉しくなったんで、受付の売店で、『中央アルプス』と入ったやつ、みんな買ってきたわ。」
ただで際、狭い山小屋の客室にオジサン購入のTシャツやらバンダナやらテナントやら、その他もろもろが並びます。

ほとんどの登山客が、文句言う気も薄れて、この大声の主の無知を超えたワンマンショーにただ、ポカンと口を空けて見とれていました。(笹井吾朗)

(寸評)それはおかしいな! そのおじさんって志村けんか何かで、カメラ回ってなかった? 10ポイント。

お父さん伝説:いきなりドラム!!

お父さんはミーハーで、流行り物にはまず格好から入っていたらしく、現在実家には、ボーリングのマイボールマイシューズ。ゴルフクラブセット&一度まぐ れで入ってしまった時のホールインワン賞のミニトロフィー(一時は神棚に飾ってあったし)。釣り具、バイク用品などなど何れも今はもはや使用されていな い。でもかわいいもんです。
 過去最高そして最大の迷惑をかけたであろう物がこれ。時はバンドが大ブームだった時代。お父さんの青春時代です。お母さん (私のおばあちゃん)が帰宅すると、いきなり目に飛び込んで来た物はドラムセット!!当時バンドを結成しようと意気込んだお父さんが勝手に購入したものです。といってもおとうさんは学生です。仕方なくおばあちゃんが指輪や着物を質に入れ、ドラムセットの代金を支払ったそうです。ちなみにお父さんがバンドを組んでたという話は無いし、ドラムなんか全然叩けません。「そのドラムどうしたの?」て聞いたら「どうしたっけな、覚えてねえな」と言っていました。(にゃりこ)

(寸評)お父さん・・・せめて覚えてろよ。8ポイント。

お父さん伝説:ワニに乗った少年

わがまま一杯の青春時代を過ごしたお父さんですが、もっと遡る事、少年時代もまたすごい。あの、海やプールで良く見かける、巨大なビニール製のワニやイルカのアレ。空気入れるやつです。デパートか何処かで出会い、欲しくて欲しくて床に這いずり回ってねだったそうです。(あの寝ちゃって、買って!買って!と言ってるあの風景です。ほんと嫌な子供...。)そうやって、寝れば買ってもらえる事を知っていたんでしょう。這いずり回ったくらいで買ってもらえるならいくらでも這いずり回るでしょう。
 そしてわけなくワニをゲットしたお父さんはルンルンですが、そんな子供の事です、すぐ使いたくなったそうで、でも海は遠いし、その頃プールも近くに何かないでしょう。そこでお父さんスイッチ、「せ」。銭湯。そうその馬鹿子供が選んだ場所は銭湯です。きっとその頭には電球がぴかーん!と光った事でしょう。その馬鹿子供は巨大なワニを弟とかついで(「ウヒョー!」とか無意味な奇声を発していた事が目に浮かびます)銭湯へ行き、周りに大迷惑をかけてワニに乗りを果たしたそうです。お父さん談「なんか近くにいた親父がすっげー迷惑そうにあっち行けよ!しっしってやるんだもんなー。あはは」もう、あははじゃないよ....。(にゃりこ)

(寸評)きのう銭湯に行ったら君のお父さんワニにまだ乗っていたよ。誰も「あっち行け!」とは言わずに風呂を静かに出ていって、お父さんの「ウヒョー!」という声だけが広い銭湯に只一人、こだましてたよ・・・。7ポイント。

寸前野郎の失敗

俺の学校に始業ベルの鳴る2分前くらいに学校に来る奴がいる。そいつは、先生から「急いでいると何が起こるか解らないから早く来なさい」と言われていたにもかかわらずいつもギリギリに来ていた。そいつの家から学校まで3kmくらい離れている。そのため、普通に来てたんじゃとうてい間に合わない。だからそいつは、起きてから3分で着替えと髪のセッティングを済まして家を出ていた。そして、朝食は自転車に乗りながら食べていた。そして、歯磨きはキシリトールガムで済ましていた。それでも、学校にはとうてい間に合わない。だからそいつは、通学を禁止されている沈下橋(川と橋の高さがほぼ同じ橋)を通ってきていた。そんなある日そいつは、いつものようにその沈下橋を通ってきているとハンドル操作をミスり、そのまま川にドボン、ビショビショのまま学校に来た。その後そいつは先生に、コテンパンに怒鳴られ、2週間自転車使用禁止と2週間部活禁止を言い渡された。しかし、そいつは懲りずに沈下橋をひっそりと通ってきて学校に登校してきている。 (てか道)

(寸評)学校が川下にあったらそのままドンブラコと流れてくればいいだけだから楽だったのにね。7ポイント。

マニアな理科教師

中学の頃に中学の内容外のことまでえんえんと語る先生がいました。
その先生が手をすべらせて物を落とした瞬間

「アジャパー」

という声が先生の口から…。騒がしかった教室は静まり返り、そして一気に教室中が笑いの渦に。その後「アジャパー」はその年の私たちの学年の流行語大賞に値する流行っぷりでした。

その後の調べによると「アジャパー」って昔流行ったそうですね。多分40代くらいの方ならわかると思われますが。(36)

(寸評)えーと「アジャパー」普通に使ってた。そもそもは伴淳三郎という喜劇役者の当たり映画で「アジャパー天国」とか何本かのアジャパーシリーズというのがあってヒットして、でも俺が子供の頃に知ったのはそれではなくて赤塚不二夫の漫画でそれが多用されてまたブームになったのだ。そうか、今アジャパーと言うと笑われるのか。ひとつ勉強になりましたっ! 7ポイント。

お父さん伝説。


うちのお父さんは結構ものを良く盗む。と言ってこの事で警察がお父さんを逮捕しに来たら嫌だな。でも面白いので投稿しちゃいます。10年程前でしょう か、お父さんは帰宅が夜中で朝起きるのが遅いので、朝起きて母から聞いたのです。
「昨日お父さん自転車盗んで警察に追っかけられたみたい。」
「えっ。な んで。無事帰って来たんだ...。」
その時お父さんはグーグー。むにゃむにゃ。ブーブー(寝屁)夢の中。
内容はこうです。盗んだ自転車での帰宅途中に、警察に防犯登録番号のチェックにあってしまいました。そりゃあ盗んだものですから、当然バレます。お父さんピンチ!すると嘘みたいでしょうがお母さんか らポケベルに連絡が入った。お父さんは緊急を装って電話ボックスに入り電話をかける。。。と見せかけて、逃走!!!
「こらまてー!」警察は自転車で追って来ます。お父さんはダッシュ。
そしてなんとか巻いたんでしょう、公園に着き、たむろする不良少年達に
「おい!追われてんだ。ちょっとその原チャリの後ろ乗せろ!」
と無理矢理逃走に協力させたそうです。そして運転してくれた少年は何やらわくわくした様子で
「やばいんすか?何やったんすか?」
と聞いて来 たそうですがお父さんは
「まあ、ちょっとな、明日の新聞見てみろよ。」
と見栄を張ったそうです。なんでそんなとこで見栄張るかな...。
とにかくその不 良少年にはほんの少しわくわくした青春を与えたって事で...良いのかしら。そんなお父さんは正月に夜中タクシーを拾おうとウロウロしてたら職務質問さ れたそうです...。一体...。(にゃりこ)

(寸評)すごい親父だ! 尊敬するぞっ! 「明日の新聞見てみろよ」と不敵に笑う姿はかっこ良さそうだ・・・。お父さん伝説続編希望!! 12ポイント。

ウチで飼っていたネコの笑える話。


風呂場のフタの上に乗って、水鏡(お風呂のお湯)に映った自分の姿を興味津々に見ていて、そのまま風呂の中にドボンと落ちたことがあります。
自力で脱出したかと思えば、びしょぬれ状態で家の中を暴走するから、あとが大変でした(^_^;

また別の日のこと。台所にゴキブリホイホイをしかけたら、かつおぶしの匂いがするためか、中に手(前足)をつっこんでしまい、これまた台所で大暴れ。
あれって猫が暴れたくらいでは簡単にとれない粘着力なんですよねぇ。
この事件の直後、「ゴキネコがひっかかった」だの「ネコトリホイホイ」だのウチの家族で妙な日本語が流行りました。。。  (あるみりゅう)

(寸評)うちで以前猫を飼っていた時も、テレビ画面のマリオがジャンプする度にそれに合わせてジャンプしてマリオを取ろうとしていた。猫ってテレビちゃんと見てるんだな~という気持ちも含めて驚いた。二次元世界の物は獲れないんだよ、ネコヤン。9ポイント。

♪生活習慣唱歌


ちょっと変な妻。新婚当初から何にインスピレーションを得たのか、♪チーン○ン モーロモーロ~、などというおかしな歌を口ずさむようになりました。あ、決して私が家の中でチン○ンもろ出しで闊歩しているわけではございやせん。だいたい小声で、鼻歌のように歌うので大して気には留めていなかったのですが、何度か外出中の雑踏の中で口ずさみ始めるに至っては、「アホ、人前ではやめんかい!」と咎めました。しかし、先日、風呂場から、エコーのかかったクワイア・ボイスさながらの高唱が! さすがにもう、脱力というか、笑うしかありませんでした。ちなみに、♪チン○ン コロコロ うさぎのダンス~ という意味不明ヴァージョンもあります。 「Fuck-Dah」

(寸評)もしかしたら奥さんはすごい才能の持ち主かもしれない。まずは録音してインディーズでデビューさせよう。そういう下品カワイイ歌というのは子供の心をガッチリ掴むから大ヒットの可能性もあるぞっ! ただし噂はとぶがな。「あれ、あの人のだんなさんのことね、きっと」。8ポイント。

♪気持ちだけは若いのね・・・


職場に数年前まで、私の母親と変わないくらいの御年齢の独身のおばちゃまがおられました。仕事中にいきなりブラウスの胸元をはだけて(だれも見たくないわい!)肩にピップエレキバンを貼り始めたり、来客にお茶を出すときに手が震えるため茶碗がガチャガチャと音をたてて、しかもその手首には頑丈なサポーターが巻かれていたため、お客様がギョッとしたり、その予測不可能な行動は枚挙にいとまがありませんでした。そんなある夏の日、猫の手も借りたい繁忙時、普段は外回りをさせないおばちゃまに、やむを得ず近所のお客様のところに書類を持参してもらったことがありました。暑さに更年期障害が輪をかけて、汗だくの顔面蒼白で帰ってきたおばちゃま。それでも、大きな仕事を成し遂げたという充実した表情でこう言ってのけました。

「うちなんかが行ってよかったっちゃろか? こんな“女の子”に大事な書類持たせて、とか思われんかったとかいねぇ」。・・・一体何歳までが“女の子”なんだ!? 男を知らないからか!? 「Fuck-Dah」

(寸評)パン屋にいたら、前にいたおばあちゃんが、
「すいません、ちょっとパンを取ろうと思ったら手がプルプルしちゃって、一個落としちゃったの」
 と店員に謝っていました。でも優しそうな店員さんは微笑みながらこう答えていました。
「あ、ひとつぐらいいいですから。大丈夫ですよ、おばあちゃん」
 しかし俺は見てしまった。それを懸命に説明するおばあちゃんの持っていたトレイが傾いて、その上に載っていた5個ぐらいのパンが次々に床に落下していくのを・・・。
 ちなみに妻が「女は一生女の子!」と言ってました。 6ポイント。

私の周りのおばかさん。


友人なんですが飲み会もお開きと言うところ
終電間近で急いで帰ろうとしていていたんですが
腕時計がないない!と叫んで周囲にありかをたずねまくっていたのですが,
その友人、いきなり無いはずの腕時計をしている腕を見て
「あぁ、もうこんな時間、終電がぁ。」
とのたまいました。
その腕時計探してるんじゃないのかい?

ネタでこういうのを観たことありましたが素で観たのは初めてでした・・・。(kyuuri)

(寸評)それは悲しいことに年を取ると日常風景になる。鍵をブルンブルン振り回しながら「鍵がなくては家に入れん!」とかな。6ポイント。

自分知らずの友の行動


これは俺が小2の時、俺らの帰る地方(自分含めて3人)は道路からドブを超えた岸までジャンプするというのが流行っていた。しかし、その遊びは一ヶ月位したらブームが去った。そして、俺らが小3に進級したときの帰り道、Aくんがあの遊びをしようと言い出した。やろうということになったが、おれとAくんは飛べなくなっていた。すると、もう一人のKくんが、俺が飛んだるといいだした。Kくんは3人の中で一番運動神経が鈍かった。俺とAくんは止めたが意地っ張りなKくんは止めなかった。そして、Kくんは飛んだ・・・・だが、Kくんは着地をミスりドブにドボン!Kくんはばぁちゃんに怒られると言って帰っていった。それ以来、彼のあだ名はニワトリとなってしまった。(てか道)

(寸評)高校時代、自転車通学している友人を自転車に乗りながらふざけて軽く押したらそのまま自転車ごと真っ逆さまに泥だらけの田んぼの中に友人は突っ込んで行った。頭の先から足の先まで泥だらけのもはや怪物。隣を女子高生が笑いを堪えきれずにゲラゲラの声がこだました。
 すまん、井上。その日の朝、井上の自転車のブレーキに油をさしたのは、俺だ。
 6ポイント。

深夜の父


私の父は夜中よくトイレに起きてお茶を飲んだりタバコを吸っている。釧路にしては珍しく暑い、ある夏の日の夜。いつものようにトイレを済ませた父が、冷凍庫から何かを出して食べていた。たしかアイスは切らしていた筈なのに何を食べているんだろうと見てみると・・・モナカアイスと間違えて冷凍の春巻をそのまま食べている父がいた。(うろたえ太郎)

(寸評)凍っていると一瞬味がわからなくなるからな。その後、春巻に火をつけて一服してなかったか? 8ポイント。

キャッシュでマンション


 私よりだいぶ年上のとある友人はナースを生業としている。給料がいい割には毎日忙しすぎて遊ぶ時間が少なく、長年の一人暮らしで貯金は貯まるばかり。
 そんな彼女がある冬の朝、出勤しようとアパートの玄関のドアを開けようとしたところ、ちょっと開いただけでそれ以上動かない。前日から大雪が降って夜の間に狭い通路の向こうの家の屋根に積もっていた雪が全部落ちたためだ。
 「こんなアパートに住むのはもう嫌だ」と思った彼女は、次の日銀行へ行き窓口へ引き出しの書類と通帳を提出した。そこに書かれた金額はなんと3千万円。驚いた銀行員が「これ、何に使うのですか?」と聞くと彼女は「マンション買います」と返事をした。銀行員の必死の説得によりローンを組むことになり事なきを得た。どうやら「不動産を現金で購入したら翌年の税金が膨大なものになる」という常識を知らなかったようだ。
 そう。彼女は「天然」なのだ。
 翌年の税率のことを嬉々として、
「危なかったー。あんたも不動産を買う時はローンにしなさいね」
と話す彼女に、「キャッシュでマンションを買う奴なんて聞いたことねーよ」と言いたくて仕方がない私は悶々としていた。

 それからしばらく経ったある日、たまのライヴの物販にメンバーの手作りグッズが出たので、彼女はGさんのグッズを買った。木を真四角に切って色を塗った上にカエルの絵が描いてあるものだ。
 「でもこれ切れ目が入ってるの。ちょっと嫌だから取り替えてもらおうっと」と言い出した彼女。
 「あのね、恥かくからやめといた方がいいよ。それカードスタンドなんだから切れ目が入ってて当たり前でしょ」と言ったら「…あ」と反応する彼女。どうやら単なる置物だと思い込んでいたらしい。物販の所にちゃんと「カードスタンド」と書いてあったにも拘わらず…。
 その向こうにいた人の必死で笑いをこらえる姿が今でも目に焼きついて離れない。(のん)

(寸評)しかしその後Gさんが「やべえ、今試してみたら切れ目が細すぎてカード入らねーや、ハハハ」という不良品を販売していた有限会社たま企画室はもうない。7ポイント。

台風で地下鉄は止まるのか?


3月の地震と4月の余震で、福岡市の交通機関は軒並みストップ。そういえば、昨秋は大型台風が3個も直撃し、同じく交通網がズタズタになりました。しかし、突然起こる地震と違って、台風の場合、接近状況を見ながら徐々に「運転見合わせ」から「運休」へと情勢が変わってきます。そのため、朝方までは中途半端にバスなどが動いたため、ずぶ濡れになって職場に到着した直後、「9時から全線運転見合わせ」などという哀しい交通情報が流れたこともありました。そんな中、一本の電話が。職場の中の、ちょっとおバカな、いわゆる「お局さま」から。電話を取った上司が大声を上げるのを聞いて、周囲はだいたい話が理解でき、失笑を隠せませんでした。

「なぁーに言ってんの! 台風で地下鉄が止まるわけないでしょ! みんな来てんだから、すぐ出て来なさい!!」。ガチャン。

もうお分かりでしょう。彼女からの電話は「あの~、今凄い雨風なんですけど、地下鉄って動いてるんですか?」。 「Fuck-Dah」

(寸評)う~む、これは微妙だな。というのは東京なぞ地下鉄でも地上部分を走る路線もあって、運休もあり得るからな。あとひどい場合だと地下鉄の構内に水が入りこんででんさ、いや電車が走れない場合も。
 そういえば台風の時、地下街に水が流れ込んで逃げ遅れた店員が携帯電話で、
「今、どんどん水が流れこんで来ている! もう首まで来ている!」
 という言葉を最後に絶命したという痛ましい事故もあったっけ。
 あれっ? そういえばそもそも福岡の地下鉄も唐津の方にいくやつは地上線と繋がっているんじゃなかったっけ?
 となると運休も想定出来る。本当におバカなのはお局さま以外の全員の方では・・・? 6ポイント。

太陽と月・みそ汁


結婚前、妻とデートしていたら妻が突然空を見上げて「あっ、あれ!!」と行って仰天しながら指を差した。
夕方だったのでお日さまとそして薄くお月さまが同時に出ていたのだ。
「え、何?」
と聞くと、
「だ、だって太陽がふたつ!!」
「え、ひとつは月じゃない」
「だって月は夜の太陽じゃない・・・の?」
もちろん妻は20歳はとっくに越えていた。

結婚後、一緒にごはんを食べていると妻が急に見たことのないような真面目な顔で俺を見て静かに言った。
「今から言うこと、冗談じゃないからちゃんと聞いてね・・・」
「・・・う、うん」
「みそ汁の茶碗が自然に、う、動いた」

・・・それは摩擦によるよくある光景だよ、R君。(石川浩司)
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