冥王星
(CD「ろけっと/たま」収録)
通りのむこうで声がする ムキエビ俺を呼んでいる
何の用事とクエスチョン 今からお前をムキにいく
はい、ムキにいく はい、ムキにいく
ムカれた俺はツルツルで どうしてよいかわからない
さわりごごちを確かめに
みんなにピチャピチャさわられる
はい、さわられる はい、さわられる
おまけに黒犬やってきて においをくんくんかいでいる
そのうちフレンドつれてきて
ついにはペロリとなめだした
はい、なめだした はい、なめだした
とにかく町を出なくちゃと 信号変わるの待っていた
ところが信号言うことにゃ そうそう青にはしてやらん
はい、してやらん はい、してやらん
そこに来た来た一台の 空車のランプのタクシーが
大助かりと飛びのった
だけどもおっちゃんのっぺらぼう
はい、のっぺらぼう はい、のっぺらぼう
そこでマジック取り出してニヒルな顔をかいたのさ
おっちゃんとっても喜んで
「これじゃお代はいただけぬ」
はい、いただけぬ はい、いただけぬ
ようやく駅にたどりつき
「５００円分の切符をくだせえ」
列車に飛び乗りひと安心 もっとも行き先冥王星
はい、冥王星 はい、冥王星
空の端まで行くからにゃ 当然おなかはペッコペコ
だけどもおいらのふところにゃ
プラスの形のネジ回し
はい、ネジ回し はい、ネジ回し
知らないうちに俺の手は窓ワクのネジを取っていた
ポーンと夜空に飛び出して今でもお空に浮いてます
はい、浮いてます はい、浮いてます
はい、さようなら はい、さようなら
はい、さようなら・・・
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