話題386 テレビ(2)



2023年4月15日〈土〉に、NHKで映画『シン・仮面ライダー』の特集が放送されました。
こういう番組は、映画DVDやブルーレイに付いてくる、映像特典よりも質のいい番組だったりする事もあるので、観れないのは残念でした。
私の自宅にはテレビはありません。  2023/6/17(Sankaku)

今はネットで見逃し配信しているものもあるよね。 2023/6/17(石川浩司)

「おはよう720」〔おはようセブンツーオー、のちに放送時間変更で「おはよう700」と改題〕。1975ー1980年の午前7時台、TBS系列局で放送されていた生情報番組。人気コーナーに「キャラバン」があり、スポンサーのトヨタ自動車が提供した乗用車で陸路移動する取材旅行を敢行、リスボンから東京まで、ユーラシア大陸を70000キロ移動する企画が話題を呼んだ。この企画の成功により、アメリカ大陸縦断の旅、アフリカ大陸縦断の旅などが続けて行われた。ここでのポイントは、ドライバーや技術スタッフなどのメインの取材班はずっと大陸移動を続けるのに対し、取材をするキャスターはその国での取材を終えるとビデオテープを持って空路で帰国し、急遽編集をし放送するフォーマットを確立したこと、東京のスタジオで毎日の生放送を進行するメインキャスターがころころ変ったこと。元NHKアナウンサーの五木田武信やTBSを辞めてフリーアナウンサーになったばかりの見城美枝子などが人気になった。また、この番組のイメージソングとして「ビューティフル・サンデー」が大ヒットした。

この番組の成功により、日本テレビ製作「史上最大!アメリカ横断ウルトラクイズ」、「進め!電波少年」ヒッチハイクの旅、北海道テレビ製作「水曜どうでしょう」など、のちのテレビ番組の同趣企画に大いに影響を与えた。
1970年代後半のこの時期、海外旅行への憧憬が一般大衆にはまだあり、「兼高かおる世界の旅」〔1959年スタート〕や「なるほど!ザ・ワールド」〔1981年スタート〕などとともに人気番組となったことが考えられる。 2023/6/27(波照間エロマンガ島)

ああ、それが草分けだったのね。パイオニアのおかげでいろいろ楽しませてもらいました。「進め!電波少年」ヒッチハイクの旅はもっとも放送が毎週楽しみだった番組。その後有吉がこんなにブレイクするとは思っていなかった! 2023/6/27(石川浩司)

2023/6/2のひももんさん、石川さん。
今から10年ちょっと前、2010年代初頭の話なのですが、テレビ東京製作の露天温泉をめぐる旅番組に当時80歳代の内海桂子師匠が出演、桂子師匠は湯浴み着もバスタオルもつけず、堂々とおっぱいを露出して出演しており、その映像にはたいそう衝撃を受けました。私は一瞬、今自分は夢を見ているのか、テレビモニターに映っているものが信じられなかった。それくらいの衝撃を受けました。そう、21世紀になってからも確かにテレビで人間女性の乳首は映し出されていたのです!!
おそらくは桂子師匠の方から「なんで隠さなきゃいけないのよー!」なんて年下のテレビスタッフに言い放ち、そのまま出演したのでしょうけれども、世の中にいると思われるGILF 2023/7/31(婆婆専)と言われる性癖を持っている男性層には強烈なエロおかずネタだったのではないか、と想像する次第です。内海桂子師匠は2020年8月に97歳で逝去され、あのふくよかな裸体ももう見られなくなりました。 2023/7/31(波照間エロマンガ島)

同様に小さい子供が海辺で女の子でも上は裸でうろつきまわっていたのも、今はあまり見かけなくなった。ロリコンの意味じゃなくて、子供らしくてほのぼのしてたのになあ。性の多様性かあ...。 2023/7/31(石川浩司)

「涙 じっと見つめる目」〔1977年10月29日OA テレビ朝日「土曜ワイド劇場」〕
中平康・演出。岡田嘉子、小野寺昭、桃井かおり、村野武範、谷隼人・出演。

これはウィリアム・アイリッシュ作「じっと見ている目」をアダプテイションしたサスペンスドラマで、非常に怖かった。怖すぎて細かい内容は忘れてしまいました。四肢が麻痺し話すことも書くこともできない車椅子の岡田嘉子さん演じる老婦人が、無惨にも最愛の息子を目の前で殺されてしまった殺人事件の真犯人を、介護人に化けて事件を捜査しにやってきた刑事にまばたきだけで告発するという演出がとても素晴らしく、岡田嘉子さんと真犯人役の桃井かおりさんの演技には衝撃を受けました。
ウィリアム・アイリッシュはアルフレッド・ヒッチコック監督「裏窓」の原作者として有名で、さまざまなプロットのサスペンス作品を創作し、それらが内外で映画作品化しています。いつか原作を読んでみたいと思う作家の一人です。また演出の中平康は、シャープな映像センスで日本映画に一時代を築いたテクニシャンの映画監督として有名です。代表作に「狂った果実」〔1956〕や「あいつと私」〔1961〕など。 2023/8/14(波照間エロマンガ島)

桃井かおりは昔から好きだった。高校生時代はエッセイ本なんかも買って読んだなあ。もちろん新刊は買えなくて古本屋でだけどね。 2023/8/14(石川浩司)

わたくし思わず「内海桂子 温泉」「内海桂子 おっぱい」などで検索してしまいましたが、ネット上ではそのお宝は確認できませんでした...泣。

そういえば先日、俺の日常クイズのヒント探しで検索していたら、石川さんの奥様〔ニヒル牛〕のツイッターで奥様がプールで両手を広げている画像を発見してしまい、腋フェチの私は思わずその画像を拡大して見てしまいましたが、残念ながら腋は確認できませんでした。...この度は大変失礼いたしました。 2023/8/14(ひももん)

うちの妻の脇を。どーもスミマセン。 2023/8/14(石川浩司)

今も『バス旅』太川さん頑張ってらっしゃいますし、まだBSでも再放送していますが、とにかく毎回太川さんがビールを美味しそうに飲む!...リアルタイムで見てた頃は「絶対ビールのCMくるよ~」とか家族で話していたのですが、結局私の記憶ではCMの出演依頼はなかったみたいです。狙いすぎたかな笑?
石川さん、また全国放送のCM出てください! 2023/8/29(ひももん)

CMは出たいから出るものじゃなくて、ただただオファーを待つものだよ...。でも最近はコンプライアンスで「この企業はお金を積まれても出たくない」もあるけどね。 2023/8/29(石川浩司)

「独占!女の60分」〔テレビ朝日製作、毎週土曜日正午~午後1時、1975-92年〕

これは長寿番組だったので覚えている方も多いのではないかと思います。
水の江瀧子が司会、丹下キヨ子と宮城千賀子が「ご意見番」という名のサブ司会という、ド迫力ラインナップで土曜のお昼を席巻したバラエティー番組。内容はというと、現在からは考えられないエロエロな内容、日活ロマンポルノの撮影現場潜入、〔当時の〕最新ラブホテルの紹介、地方風俗の紹介等々・・・、深夜帯でやる番組の内容を平気で真っ昼間に放送していました。取材するレポーターが女性タレントばかりで「アタッカー」と呼ばれてました。ちょっと思い出すだけでも清水クーコ、泉アキ、四季穂、キャシー中島〔太ってない頃の〕、岩城徳栄、十勝花子・・・など、のちの生活情報番組で名を上げていくタレントたちの初陣を飾る番組でもあったような。
私の中学時代である1975~77年頃は、学校から帰ってくるとすぐにテレビを点けて「お世話」になりましたねぇ。特に巨乳タレントの泉アキさんは毎週ビキニでロケをするので、たわわに実った乳房を見るだけで・・・しちゃいました。幸せでしたねぇ。
そんな思い出深い番組。 2023/9/11(波照間エロマンガ島)

番組は知ってたけど観たことないなあ。なんせ我が家はテレビは一日一時間と決められていたからなあ~。観たかった。  2023/9/11(石川浩司)

「垂直同期」。1960年代生まれの人でもこの言葉を覚えている人はいるかどうか。
1960年代のテレビ受像機は、まだ回路がハイテク化しておらず、電気信号を光学像に変換するブラウン管という真空管を使う方式をとっていたため、画面に縞模様が出来て画像が上下に流れてしまう現象がひんぱんに起こった。それを回転式チャンネルのすぐ下に設置してあった「垂直同期」のツマミを動かして画面を定着できるように、視聴者がテレビの映りを微調整した時代があったのだ。
テレビを販売していた一流家電メーカーの製品でさえ、この現象は1970年前後までは発生したのではないだろうか。関東圏内のVHFテレビ局では、周波数の高いテレビ局、つまりNETテレビ〔現在のテレビ朝日〕、東京12チャンネル〔現在のテレビ東京〕にひんぱんに起こった記憶がある。NHK総合〔1ch〕、NHK教育〔3ch〕、日本テレビ〔4ch〕、TBS〔6ch〕くらいまでは綺麗に映るのだが、フジテレビ〔8ch〕あたりから画面のシャープさがだんだんなくなっていった。アナログ電波なのでテレビアンテナがあっても電波の受信コンディションは微妙に違いがあったのだ。しかし、テレビ受像機を生産する各家電メーカーの技術革新によりその不具合は解消されていき、デジタルモニターの開発、そしてついには2007年の地上波テレビ電波のデジタル化により、その薄型液晶画面で各局の画面映りの差は全くなくなった。そんなことをふと思い出した。 2023/9/23(波照間エロマンガ島)

話は逸れるが、東京12チャンネルがテレビ東京に変わった日、男友達と赤羽のラブホテルにいてその様子を見ていたな。何故ラブホテルにいたかというと、群馬から三浦半島にサイクリングに行き、赤羽で夜も深まり、飛び込みで一番安い宿を探したのだ。男同士で変なことはしてないが、廊下にエロ本がたくさん置いてあってそれを朝方まで延々読んだ記憶がある。 2023/9/23(石川浩司)

ドラマ『スクール・ウォーズ』の主題歌を歌われた麻倉未稀さんは、今も『カラオケ・バトル』などのテレビ番組でパワフルに歌っていらっしゃる姿をお見かけしますが、私が毎回思うことは、「ムッチムチで色気ムンムンやん!」です。
もう還暦を過ぎておられますが若い頃より更にボリュームがお増しになっていて、ワタクシ辛抱たまりません!この投稿にあたってネットで麻倉さんのことを調べたら、何とヌード写真集の発売や、映画で濡れ場もされていたことを知り、ひももん昇天してしまいました。 2023/9/23(ひももん)

最近は還暦過ぎてもまだまだ現役ムラムラの女性いるよねー。くふぅ。 2023/9/23(石川浩司)

10代の頃の一時期、毎週深夜に日活ロマンポルノが放送されてたのですが、当時は平屋でふすま一枚隔てた隣の部屋に両親が寝ていて、ほとんど見られなかったです。
無理なのは承知ですが、30~50年くらい前のテレビ番組を各局深夜に毎日数時間ずつ流してほしいな~。もちろんエロ目的もありますし笑、昔は胸クソ悪くなる映像もありましたが、懐かしくて楽しいだろうなあと思います。  2023/10/17(ひももん)

テレビは難しいかもだけど、最近はネットでは昔のドラマとか結構流してるよねー。歌番組をもっと観たいな。  2023/10/17(石川浩司)

1971年4月に放送がスタートし2023年現在まで半世紀以上も放送が続いている「仮面ライダー」シリーズについて。
小学3年生だった私は、小学校を卒業する1975年3月より前に完全に「仮面ライダー」からは「卒業」した。何故なら自分の成長に連なり、この世界観は幼稚で面白くなくなっていったから。61歳を過ぎた現在の年齢から振り返ると、集中的に試聴したのは1号ー2号ー1号再登場までの最初の2年間〔1971年4月から1973年2月〕かな。つまり小学3ー4年時。1号と2号の「ライダー変身!」「変身!」と言う変身のポーズは同級生は皆真似してたな。
V3は見ていたはずだが宮内洋が主演だった以外全く記憶に残っていない。いはんや、仮面ライダーXとアマゾンをや。

カルビーから発売された「仮面ライダースナック」のおまけカードも集めた記憶がある。スナックを買うとトレーディングカードが一枚もらえる。カードを収納するアルバムをもらえるラッキーカード欲しさに大量にスナックを購入し、食べずにスナックを捨てる子供たちが多数現れ、社会現象になった。同じ現象は1975年に発売された「プロ野球スナック」でも再び起こったことを覚えている。カルビーは宇都宮と広島に工場があって、ラッキーカードをその2カ所に送ると送られてくるアルバムがそれぞれ違うデザインをしていて、小学校で皆見せ合ってたのであった。同級生で番号1から番号300までコンプリートしたやつがいて、大いに驚いたことを覚えている。〔こいつもスナックを捨てた口だろうな、と軽蔑しながら〕

それから脇役の登場人物も印象深かった。山本リンダや島田陽子、高見エミリーなど当時の新人タレントにして後に有名になる女優・歌手が多く出演していた。当時から芸能トリヴィアに精通していた私は、ショッカー幹部の悪役の死神博士役の天本英世が東大出身でスペイン狂なことを知っていたり、地獄大使〔潮健児〕の爆死シーンは浜松砂丘で撮影されたとか、そんなことを友人うちでよく話していた。あと滝和也役の千葉治郎は、藤岡弘の大怪我による休演の際の繋ぎのキャストだったのだが、滝を人間ながらFBI捜査官という強いキャラクターにし、ショッカーの戦闘員とも渡り合える設定にして視聴者に好意的に受け入れられたことが「仮面ライダー」シリーズのピンチを救ったことは子供ながら嬉しかった。

また、以前20/12/26に書いたことがある、放送ネット局が関東と関西で捻れていた現象はこの「仮面ライダー」でも当てはまり、毎日放送制作のこのドラマは、首都圏ではNET〔現在のテレビ朝日〕で土曜日午後7時30分より放映されていたことも忘れてはならないと思う。 2023/11/10(波照間エロマンガ島)

仮面ライダーは一番最初のシリーズをわずかに見ただけだったなあ。ライダーカードはみんなが集めていたので逆に興味を無くした(笑)。 2023/11/10(石川浩司)

王様戦隊キングオージャーしか見ていない…
毎週ウルトラマンブレーザーとかも録画してるのに一話もみていない
ぽかぽかも…
どんどん溜まってくー 2023/11/25(ズミ天)

溜まったら、出しなはれ。 2023/11/25(石川浩司)

テレビ東京系「あのちゃんの電電電波♪」という、"あの"ちゃんとパペットの"猫のササキ"〈声:霜降り明星の粗品さん〉がゲストを迎えて進行するトーク番組が好きで毎週見ています。
木村カエラさんが大ブレイクするキッカケとなったテレビ神奈川「saku saku」と同じ、薄いリアクションの女の子に的確なツッコミを入れるパペットという構成です。
特に好きなのが反省回で、放送でカットされたシーンを見ながら「〈ゲストに対して〉ボクそんな失礼なこと言ってた?」「言うてるやん」「あ、ほんとだ。これは酷いね」「とりあえず謝っとこな」「ごめんなさい」とツンデレなあのちゃんが見られます〈笑〉。 2023/11/30(テングザル)

俺もネットで後追いで観てる~。粗品は元々はあまり興味がなかったけど、この番組では面白いね♪ 2023/11/30(石川浩司)

24時間テレビの寄付金など着服のニュースでこの件は10年間もやっていたとか言っていたので、普通に考えたらこれは氷山の一角でこれまで全国から集まった寄付金は相当ずさんな管理をされてきて、正当な使われ方をしていないお金がかなりの額にのぼるのではないか?と思いました。
昔から24時間テレビは偽善だの出演者がギャラ貰ってるなど批判をする人がいましたが、特に何とも思っていなかった〔興味が無かった〕私でさえもさすがに今回の件は大きく信用を失う重大事だと思いました。本当にお金の管理体制はどうやってきたんだろう?..まあ大した検証もせずこれからも続けるんでしょうけど。 2023/12/23(ひももん)

政治の中枢がそーゆーこと平気でやってるから民間大手も「わしらもいいだろー」ぐらいになっちゃうのかもね。 2023/12/23(石川浩司)

24時間テレビと言えば以前ネットで、狭い歩道をマラソンで走っていたアンガールズ田中を小柄な婆さんがタッチしてきたら、後ろにいた番組側の男がその婆さんに顔を近づけて凄まじい勢いで怒鳴り散らしている映像を見たことを思い出しました。
後ろから「触らないでー!」とか言ってたのかもしれませんが、そりゃ天下の公道を有名人が自分の方に走ってきたら婆さん喜んでタッチくらいするだろうに、何を勘違いして思い上がってんだコイツは?と頭に来ましたが、その男はたしか顔も名前もネットに晒されていたと思います。しかしカメラの前で自らが行った悪質行為ですから正直自業自得かな...と思いました。 2023/12/23(ひももん)

その動画は観てないけど、まあ本人はタレントを危険から守る仕事として職務としてやったことでも、度が過ぎるとねー。でもその婆さんが刃物持ってないとは断言できないから問題は難しい...。 2023/12/23(石川浩司)

はっきり申し上げて2024年の現代、テレビジョンにおいて扇情的な女性ヌードは必要ないです。なぜなら1970年代から1986年くらいまでテレビで女性ヌードを観られた時代は、ヌードだけを観たわけではなく、テレビに映っていた背後の猥雑な空気に男性は興奮していたからです。女性の身体はテレビやエロ本、ポルノ映画、ストリップ劇場など、苦労して苦労してようやく視覚にありつけたものです。今テレビで女性ヌードが観られたとしたら、記号論的に意味が全然違ってきます。
たまたま、2024年1月26日(金)22時より放映されているTBS金曜ドラマ「不適切にもほどがある」〔脚本・宮藤官九郎、主演・阿部サダヲ〕で、主人公がタイムリープして1986年と2024年の「空気」を比較して描くことによって、それを表現しています。今、テレビで裸を見たいなんて言ってる人は、その時代に生まれてくる才能がなかった人で、お気の毒、来るのが遅すぎたんですよ。でも今いくらでも無修正のポルノが苦労なくて観られるんだからいいじゃないですか。今年62歳の私なんかもう精液も枯れて薄いのしか出なくなってるんですよ。贅沢言うな、と言いたいです。 2024/2/2(波照間エロマンガ島)

ネットであらゆるポルノが禁止されたら・・・またわずかなヌードで興奮する時代は来るのだろうか。 2024/2/2(石川浩司)

2024年度のNHK大河ドラマ「光る君へ」。初回から鑑賞しております〔1月28日現在第4話放送中〕。 紫式部の生涯を描いたこの作品。絢爛たる平安絵巻を模った王朝物語となっています。昨年の大河ドラマ「どうする家康」が自分にとって「クソ駄作」の烙印を押すほど酷い作品だったので、大石静さんによるプロのドラマ作りの手応えに毎週刺激を受けております。実際史実とは大きく異なっているのでしょうけど、式部〔吉高由里子〕も道長〔柄本佑〕も一生のソウルメイトという感じが色濃く表現されていて、お互い身分の違いから結ばれはしないでしょうけど、なかなかな味わいになっています。予告編でチラッと見かけたファーストサマー・ウイカさん演じる清少納言の登場も楽しみです。 2024/2/2(波照間エロマンガ島)

ドラマは見ないのでわからないけど、ファーストサマー・ウイカさんとは「凪のお暇」のパーティでご挨拶したことあるな。ま、向こうはもう忘れてるだろうけど。 2024/2/2(石川浩司)

このところ大谷氏「微糖」の「傷痍軍人の歌」をカーステレオで繰り返し聴いている。少年時代の大谷氏が富山の駅の地下道で偶然出遭った傷痍軍人について歌った歌だ。この曲を聴いているとあるドキュメンタリー番組のことが思い出された。

「忘れられた皇軍」〔1963年8月16日放送、日本テレビ系「ノンフィクション劇場」演出・大島渚〕
私は1983年2月にテレビ誕生30周年でNHKで特集放送した時にこのドキュメンタリーを観た。ものすごい衝撃だった。現在に至るまでテレビドキュメンタリーの極北、大島渚の代表作の一つと言っていいかもしれない。第1回ギャラクシー賞受賞。ナレーターは小松方正。

太平洋戦争敗戦後18年。ある繁華街の駅前に白装束で手足の不自由な傷痍軍人が何人も立っている。彼らは旧日本軍の朝鮮人軍属、本物の「傷痍軍人」たちだ。戦後、彼らは日本国政府から軍人恩給がもらえず駅前に立ち、街頭募金で生計を立てている。彼らにカメラを近づけて撮影する大島渚ら取材チーム。悲惨な実態をこれでもかこれでもかという冷徹な視線で映し出す。そして戦争はまだ終わっていないことを日本人に映像で訴えかける。この感覚は日本人よ、戦後高度経済成長に浮かれるな、というメッセージが否応なしに視聴者である我々に直接語りかけ、考えさせる構造となっている。
なけなしのお金で酒を買い持ち寄った酒席は荒れに荒れ、「俺たちは日本のために戦ったのに、なぜ軍人恩給がもらえないのか」という恨みつらみを取材クルーにもぶつける。慟哭号泣の怨嗟の連続。その地獄図に直面しきれず逃げ出すスタッフたち。その中大島だけはカメラの横に座り、彼らの怒りにただ寄り添っていた。ドキュメンタリーは誰か一人の雄弁な言葉では決して伝わらず、こういう人間の生の映像の中に仕留められる何かがあるのだと思い知らされたのであった。「日本人」なら生きているうちに一度は観たら良い映像。 2024/2/29(波照間エロマンガ島)

俺たちはギリ傷痍軍人を見たことがある世代かも。新宿駅前とかでよく見た。もっとも子供だったので本物か偽物かの区別はつかなかったけどね。 2024/2/29(石川浩司)

2024/2/29の石川さん。
大谷氏、石川さん、それに私も含め1960年代前半に生まれた世代は子供の頃、まだ傷痍軍人を見た世代なんですね。子供ながら色々なことを考えさせられました。あの人たちは何なのだろう、理解不能なまま、それでもいかがわすぎる存在としてトラウマのように存在を植え付けられました。 2024/3/26(波照間エロマンガ島)

本当に足が無くて・・・という人もいたけど、半分は偽傷痍軍人のこじきだという噂も聞いていたので、施しをしたことは無いなあ。 2024/3/26(石川浩司)

テレビ 結局1ヶ月間で数えるほどしか付けていない
週に一回くらいしか見たい曜日がない 
パソコンに繋げてモニター代わりにしてるけど パソコンもそんなに使わない【ただし 重要なファイルが入ってるのでいらないわけではない】
んー 贅沢な生活 2024/3/26(ズミ天)

まあテレビってせいぜいここ70年ぐらいのものだからね。そんなにすごい歴史のあるもんじゃない。なので今後それに代わるものも出てくるだろうね。 2024/3/26(石川浩司)


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