話題352 家族



おやじはどんなおやじでしたか?わたしのおやじはあらまたひろしとかげばらさんとかがすきであたまがいいのです。わたしのすきであるところのおんがくについてもも、じぶんでかんがえたことをいってきます。
たとえばえんどうみちろうさんの詞を「主体性があるのかないのか分からんので余り評価しない」と言ったりと成る程なーそう優見方もあるんだなーと尊敬をします。尊敬をしますが目の上でいつもたんこぶなので嫉妬もします。みんなはちちおやにしっとをするかな? 12/3/26(お猿)





***レス(発言は古い順に並んでます)***


これは話題「親父」としていただきましたが範囲を広げて家族とします。
うちの親父も東大出なので頭はいいのだろーけど嫉妬はないなあ。
知識ではかなわないけど、逆に人前で腹太鼓叩きながら踊り狂えないだろうから、そこは俺が勝ってるから (笑)。 12/3/26(石川浩司)

父と息子、母と娘の確執は何か今ブームですね。でも親に対して一点の曇りもない感情の人っているんだろうか。私はむしろ一歳年上の兄に対して嫉妬・・・というよりはライバル視していたかも。
私の兄は幼稚園前から大層勉強ができ、周りから「神童」と言われてました。私は兄のできが良すぎるせいでいつもかすんでいていました。
母は私を勉強は向いてないけど面白い感性と愛嬌があるという事を評価していたので、私は親の関心と愛情を受けるためにその点を重視して磨きアピールし、親の嫌がる事は何か素早く感じ取ってしないようにし、進んでおばかな家族のムードメーカーになりました。兄に対しては悔しかったので影で勉強もかなり努力したのですが成績はいつも並。隣で兄は大学までエスカレーターの超有名私立中学に合格。家は貧乏になり、私の進路は常に制限されました。
兄は学年が進むごとに遊び人になってゆき、とうとう大学はほとんど行かず遊びほうけていました。それなのに成績はキープしていることに母は一目置いており、真顔で「あんたと兄が性別逆でなくて本当によかった。勉強できない男なんて耐えられなかった。あんたは女の子なんだから学歴は必要ない。兄は男だから遊ぶことも大切。あんたは違う」と私にいい続け、それを素直に受け入れていました。
そんな兄と母は相性が悪く、兄は未だに「親は妹ばかりかわいがっていた」とぐちぐち奥さんにこぼしているようですが、私から見たら「愛される努力もせずに何様だ!私と比べておまえはどれだけお金かけてもらってると思ってんねん」ということです。
自分の思い通りに動かない人間を全否定する兄とは、子供の頃は私が合わせていたのでうまくいっていたのですが、兄が中学に入った頃から合わすのがばかばかしくなり、当然兄妹仲は悪くなりました。それからずっと悪いままです。私の進路に制限があったことは、神童と並の子がいたらそりゃあ私が親でも神童の方にお金かけるわと思うし、自分なりに努力した結果なので今は全く文句はないのですが、親の兄妹仲良くしてほしいという望みには、平等に育ててもらえなかった、という思いもあって応えることはできません。
今、親(と兄嫁)の私への一番の関心は実家に一時間半と比較的近いところに住んでいる私ら夫婦の転勤の有無と、孫はどうなのか、という事です。自分の介護要員の心配と自分の楽しみのことばっかりかい、と意地悪い目で見てしまう時もあります。女の子だから親孝行して当然、兄は男だから何もしなくて当然、という親の凝り固まった考えに方も辟易しています。(私だって住み慣れた地元がいいに決まってるが) けど、必死で育てても子供からあの時は・・・とかグチグチ言われる親ってかわいそうだな。子供って残酷だな。けど、親も勝手だよな。などといらんことを考えます。
その点夫には、自分の意志で選択した、という事実からか結婚して六年目ですが今のところ基本的にはまっすぐな愛情を持っていると思います。
もう独立してるんだから親の顔色なんか見ずに自分の意志で生きたいと思うのですが、時々親の期待とか、しがらみに押しつぶされそうな自分がいます。それでも、言葉にできるようになった分、昔よりは大分ましになってきたのかもしれません。この調子で少しずつでも強く、自由になっていけたらいいなと思います。 12/6/2(ぴよまる)

うちものほほんとしてたが実は親は相当孫が欲しかったらしく、次男夫婦にお金をそこそこかけて孫を作ったようだ。
まぁ、うちの夫婦はその生き様からして諦められてたからなー。 12/6/2(石川浩司)

父はかなりムチャクチャで飲む・打つ・買う系の借金バカだったので家族としては最悪でしたが、人としてはいつも面白いなぁと思っていました。他人だったら面白いタイプです。
父のムチャクチャ話をすると途方も無い文章量になるので割愛しますが、バカ話ですと仕事が葬儀屋勤めだった為、酔ってご飯食べながら話す話が「今日の遺体はまだ12歳でまだ毛も生えてない!まだ毛も!!毛も生えてないんだぞ!!」とか「アソコの穴にもお尻の穴にもこんなに綿が詰まるんだぞ!」とか下の話が多かったり、里帰り出産した母親との自分の産後のやりとりした手紙を見つけて見てみたら「ことりは元気ですか?」くらいしか私のことは書いておらず、以降延々と早くマンコがさわりたいだのなんだのそんなことしか書いてませんでした。 12/6/8(ことり)

そーなんだよ!
人として面白い人はたいてい社会生活はうまくない。
逆に言えば真っ当に社会生活をしている人にあまりおもしろい人はいない。
だって、人って壊れてる部分が面白いんだもん。 12/6/8(石川浩司)

両親がO型なので、家族も全員O型になりましたが、何かいろいろな面で自分一人、仲間外れなところが多いです。
例えば自分一人、左利きだったり、趣向が独自的(悪く言えば、大それてる)だったり。
いろいろその点でボロクソに言われたので、これからはあまり家族にグルグル巻きにされないようにしようと、誓ってます。 12/7/28(Hi-)

俺も家族はおろか親戚にもデブが全くいない。 12/7/28(石川浩司)

この間、友人三人とお茶をしていたら、一人が「私父親の名刺持ち歩いてるんだ。もっておくと安心だよ」と言って父親の名刺を机の上に披露しました。そこにはもともと知っていましたが有名企業のけっこうな役職の名刺。するともう一人も「あ、私も持ってる。」と言って父親の名刺を机の上に披露しました。そこにも、前から知っていましたが有名銀行のけっこうな役職の名刺。二人とも「あると便利だよね〜。何かあったとき」と声を合わせていました。
わざわざ会社に電話することって、生死にかかわることだけでは・・・。と思うのですが。それに名刺持ち歩かなくても、携帯に会社の電話番号を登録しとくのではだめなのか?そもそも三十すぎのお嫁に行った人が、何で実父の名刺を持ち歩いているのか?もしかして自慢?二人とも旦那の名刺は持ち歩いていなかったけど、自慢できる地位になったら持ち歩くんだろうか? 13/11/30(ぴよまる)

ふえ〜、それは初めて聞いた。
しかもダンナさんとかのなら分かるが・・・。
俺には理解不能也! 13/11/30(石川浩司)

全員どっかしらおかしいですね。
親父は世の中の理屈に精通していて頭はいいですが直球助平、1人で空中浮揚の練習をしてたりするからまず変。
母親は「車のお腹が減ったから機嫌が悪くなった」とかのたまう天然ろまんてぃっく。
兄:少女。私:尻。弟1:縛り。弟2:パンツ。各人性癖がバラバラかつ明確。
世の中にはフツーなんて無いんじゃないか? と一応疑ってみますがたぶんうちが変なのです。
中でも特級の変人は・・・ 言わずもがなですね。 15/2/28(オポムチャン)

家族の性癖までは知らないが「世の中にはフツーなんて無い」は当たってると思うよ。
「何もかも普通だよ」って言ってる人いたらその時点でそいつは変人っす。 15/2/28(石川浩司)

父が亡くなり4ヶ月経ちました。父の逝去を契機にして、家族とメールやラインでのコミュニケーションが以前よりも活発になったことが不思議です。
わたしは家族の中でひとり海外在住者なので危篤時に駆けつけることができず、死に目に会うことはできませんでした。が、そのことを気遣ってくれてか「病床でこんなことを親父は言っていた」と兄弟や従兄弟が話してくれました。おかげで父が身近な存在になってきました。生前は頑固一徹の典型で近寄りがたい雰囲気をもっていましたが、実は精神的に弱い部分もありもっとわたしと話したかったのではないかと今になっては思います。
という家族の距離が近づいた話でした。 16/3/19(波照間エロマンガ島)

そういうこともあるかもね。
ずっと一緒にいても心が離れていることもあるしね。考えちゃう。距離って何だろうと。 16/3/19(石川浩司)

父は自身のハゲを隠すのに熱心で、スーパーミリオン○アーやその類似品を愛用していました。しかし、髪質のせいか髪型が決まり辛く、ヘアトニックを塗りさらにその上からヘアスプレーを大量に散布するという行為をハゲる前から毎日行っていました。おそらくハゲの原因はその行為にあったのではないかと思います。 16/8/23(猫のチップ)

何もしなかった方が良かったかもね。覆水盆に返らずやね〜。 16/8/23(石川浩司)

もし死んだ人一人だけ会えるとしたら、有名人や偉人よりも亡くなった家族に会いたいです。
「今こういうことしているんだよ」と報告してあげたい。5分だけでもいいから。 17/9/25(わいわい)

俺は幸いなことにまだ亡くなった家族がいない。
死んだ人には死んでから会えると思うようにしている。 17/9/25(石川浩司)

わたしは両親ともすでに他界しているのですが、よく夢に両親が出てきて会話したりします。なんかまだどこかにいるような錯覚を持っています。 18/2/17(波照間エロマンガ島)

うちは両親とも健在だけどいわゆる「おじいさん・おばあさん」という存在を物心ついてからひとりも知らないんだよね。 18/2/17(石川浩司)

家庭環境が良くて不自由なく育った人は、マイノリティの憧れ、家庭環境にある程度問題があった人はマジョリティに憧れる。不思議なものですが、それぞれいるから世の中は楽しいんだろうなと最近思います。 18/9/17(邑楽)

ああ、それは確かにあるかもしれない・・・。 18/9/17(石川浩司)

ネパールは、一昔前は未婚の男女が同席しただけで付き合っていると言われていたそうですよ。 19/7/2(わいわい)

ネパールで男同士で手を繋いでるの見たことあったな。印象としてはホモセクシュアルというより、親友といった感じだった。
「誰かに触れていたい」という基本欲求なのかもね。 19/7/2(石川浩司)

19/7/2の石川さん。SMAPの1996年発売のシングル「青いイナズマ」のプロモーションビデオを初めて観たときに、香取慎吾と草なぎ剛が手をつないでぶんぶん腕を上げ下げしているショットがあって、ホモセクシュアルかそれとも無邪気なのか、とても気になったことを思い出しました。24年前、20歳前後だった彼らは2020年現在、40代になっています。 20/2/24(波照間エロマンガ島)

その辺はスマップオタクの人が詳しいんでしょうなあ。 20/2/24(石川浩司)

母親以外とはほとんど話しません。家族全員が自立しているためか、家族で和気あいあいと会話するという光景は、かなり前からないです。
まぁ、もう全員成人なので、当たり前ですかね・・・ 20/6/13(ズミ天)

男親は喋らない人も多いしね。 20/6/13(石川浩司)

『サイクル野郎』では時々東京の家で待っている家族や近所の人の話題が出てきました。
携帯も無かった時代なので時々葉書や電話が来ると家族は大喜び。
たまにTVとかで映るとお祭り騒ぎ。
青森下北半島では大学生の兄が伝言と荷物をわざわざ持ってきてくれたのに、一行は船で青森を離れ函館へ向かう始末。声が聞こえるくらいの距離なんだから引き返して来いよ、と笑。
東北から北関東にかけて、父親が癌と勘違いして、一気に南下するシーン。そのため栃木の観光地がほぼすっとばされています。埼玉も道しか出てきませんが、往路で岩槻-加須-秩父が出てくるのでセーフ。 2021/9/24(わいわい)

今でもケータイを持っていない俺はあの時のまま...。まあ実際はネットがあるけど、親は使えないからなあ。 2021/9/24(石川浩司)

私の父方の祖父は、会社を退職してから、家にいるほとんどの時間を読書をして過ごしていました。
妻である祖母は、「じいさんからは、お金に困らされたことは、一度もなかった」というほど、経済的には実績があるそうです。
親戚にも困っている人にお金を貸していたことがあるようです。
私自身もおそらくはじいさんのお金で、ある地球1周の船旅に乗せてもらったことがあります。

しかし、じいさんの生活態度は最低でした。読書だけしかせず、家事はまるで手伝わないで、食事の時間になると意地汚く降りてくる。
父親と祖母は仕事に出かけていた時分、昼食は母親としていたそうですが、かなり気まずかった様子が想像できます。
母親は「じいさんからは一度も、ありがとう、という言葉を聞いたことがない」というほど、じいさんは訳のわからない性格でした。

そんなじいさんも2011年ごろには、腰をだいぶ悪くし、階段もろくに上がれなくなり、ついに隣町の老人ホームに入所することになりました。
「俺はなんでこんなところに入れられたんだ」というある種の典型的なセリフも行ったそうですが、家族が説得したそうです。

私は、あのような何を考えているか分からない、訳の分からない年寄りには、このような仕打ちを受ける事があると分かって、大変に安心した気持ちでした。
それと同時に、自分はどうしたらあのような訳の分からない老人にならないで済むのかを考えるようになりました。
石川さんも「どこに落とし穴があるかは分からない」と仰っていましたが、一日一日、何を選択しどのような明日を目指すべきなのか、答えなど無いのかもしれませんが、敏感に考えるようになりました。

自由を味わいながら生きられることの素晴らしさ
あの人たちのことを考えると、よりその事の大切さを噛みしめる事になります。  2021/12/4(Sankaku)

難しいよね~。老人になると自分をコントロールする力も人によっては著しく失われるらしいので、頭でわかっていてもどうしようもなくなってる人もたくさん知ってる。性格が大きく変わったと言われる人も。
なので一概にその人を責めたとしても、好転するとは限らない。
もしかしたら、人が長生きし過ぎてきたひとつの弊害なのかもしれないね。 2021/12/4(石川浩司)

2014年に、埼玉県入間市にあるグループホームという施設の体験利用をしました。
アパートの部屋で1泊し、朝に事務所にあいさつに行きましたが、担当スタッフの女性〈Oさん〉が私を面白く思ってくれたようで、朝のお茶がてら、少し話をしました。

同年8月に私は普通の1人暮らしを始め、そのグループホームからも近い住居だったので、そのグループホームの事務所に何度か遊びに行き、Oさんの時間がある時は話し相手になってもらっていました。

いろいろなことを話した中で、Oさんもその時点で〈2014年〉、6年間家族に会っていないとの事で、私が家族とつきあうのを拒否している事を理解してくれる感じでした。
Oさんとは別に、私の先輩の男性・Sさんも家族からは虐待を受けてこられたので、Sさんも必然的に家族を否定する立場でした。

その反面、やはり多くの人から「家族とはまた会った方がいいのではないか」という事を言われました。
「家族に人生を潰された」という私自身の理屈も、私自身の妄想ではないか、と考えた事もしばしばです。
しかし、私の通い先の施設の上役の方たちに比べれば、その差は歴然としており、滅んでゆく自分を理屈で正当化する愚劣な私の家族とはもう会いたくないと思ってしまいます。
まる30年間、家族に騙されてきたのでその嫌悪感も並大抵のものではありません。

いろいろな人の話を聞くと、やはり多かれ少なかれ、家族との間にはトラブルがあり、そこら辺は私だけではないようです。
父親や母親になるという事は、もはや自分を固めてしまう事、という解釈も、充分成り立つように思います。
国際化のグローバル社会という価値観も外から入ってきているのに、新しい時代に順応できない、悪い意味で古い人たちもまだ多くいる様です。

その点やはり、滝本晃司さん、大谷氏・とっちゃん さん夫妻、そして石川さんたちは、仕事もプライベートの家族生活も実に充実されているように思います。

自由業で人から見られる仕事を背負っているという、責任感や使命感というものもあったりするのでしょうか。
人生を上手に生きている人たちをお手本にして、私たち自身も良い生き方を目指すと言う事をやり遂げていきたいと思います。  2022/6/26(Sankaku)

まあ、どの家庭も外には見せないところもあるからけどね〜。 2022/6/26(石川浩司)

  2021/12/4の続き
私の通い先のフリースペースに、時々、ある訳の分からない「老人」の男性が来ます。
老人といっても、実は50代後半。顔が老けていて70代位にも見えました。
座って新聞を読んだりスマホを見たり、人と会話することも無く変に重苦しい雰囲気で、何でわざわざ人との憩いのスペースに来るのか、正直理解に苦しむところがあります。

所長によれば、その男性も比類なき苦労人であるらしく、下手に苦労すると人ってこうなってしまうんだなと思いました。
そういう意味では、私の父方の祖父とよく似ています。
祖父も大正生まれの戦争の経験者で、親の顔を知らない、矢張り大層に悲運な運命を背負っているそうです。
しかし以前にも書いたように、家人としては訳の分からない性格であり、経済的にはそこそこ実績を残しつつも、結果的には人生の敗北者です。

はっきり言って、こういう訳の分からない人はうちのじいさんでうんざりしています。
その男性もそれなりの能力はあるのかもしれませんが、着痩せに見えて腹も出ており、悪い意味でフツーです。
やはりその男性の事は好きにはなれず、悪い所を探してしまいましたが、ちょうどよく見つかってしまいました。
その施設の外で、ある「話しかけやすい」女性に、上司の名前を呼び捨てにして宗教勧誘するという粗相を披露したそうです。
ああこういう人って、何を考えているか分からない様に見えて、実はお粗末なんだな、と思ってしまいました。
そういう意味でも、多少の違いはあれど、うちのじいさんにそっくりでした。

これらの老人を見ると、Kさんというある初老の男性は、生活能力や芸術の才能もあって、いかに気さくで徳もあり、仙人のように格好良いかをあらためて認識する事になりました。
また、私の通っているクレープ屋さんの主人の初老の男性も、いい年の重ね方をされていると思います。
やはり普通の感情や想いとしては、こちらの方々の様に魅力的でありたいもの。
若い頃からいいお手本に触れて、精進したい所です。  2022/6/26(Sankaku)

「素晴らしい人生を送ってる」と側から見えてもそうじゃないこともあるし、その逆もある。
本当のことは本人たちにしかわからないかもしれないなあ。 2022/6/26(石川浩司)

私の父方の家族の人間〈母親も含め〉は、人生の大切なところで負けた、〈単に金を稼いだ、いい会社に勤めていた、裕福な暮らしをしていたなどではなく、むしろ豊かさに溺れて〉本当に泣けてくるほど中途半端で卑怯で訳の分からない、みじめな敗北者です。

父方の祖母は車の運転ができ、ボケる前まで運転していました。運転晩年にかなり危ない事故を起こし、本当は運転を許すのも御法度でしたが、今から見れば更に不届きな事に、私もそんな祖母に頼ってしまいました。
そこそこお金と行動範囲があったので、私が良い店を見つけ当てて一緒に食べに行くのですが、あまり、いや、全然楽しくはありませんでした。

父方の家族の違和感を意識し始めたのは2011年頃、自転車で1人で東京都足立区の母親の実家に行き始めてからだったと思います。〈それ以前も家族とはずっと一緒に実家に帰省していました〉
母方の祖父母を見ると、父方の家族の生き方の間違いが浮かび上がってきました。
やはり母方の祖父母の方が、きちんと外に通い先や習慣を持ち、シンプルながらも目に見えて意識を高く持って生きていました。
一緒にいても楽しさや安心感があり、例えば外に食べに行く時も、焼き肉屋や、西新井の「和幸」〈とんかつレストラン〉など年寄り向けのありふれた所ではあるけれど、「楽しもう」という気概がきちんと伝わってきたものです。
総じていえば、やはり母方の祖父母のほうが遠く離れていても、孫〈私〉の幸せをきちんと祈っている事が伝わってきました。

やはり人生は、今何をしているか、何を目指しているかが大切なのではないかと思います。
哀しい父方の家族を見てきたことも、今、いい人に巡り会ってからは、人生を考える立派な材料になりました。
やはり悪い人と決別し、良い人と付き合う、良い環境に身を置かなければ、悪いことも悪いままです。
私自身も本来は根は善良な人間だったらしく、たまの音楽やこの石川さんのホームページ、今の通い先、そして断食療法や不食に出会うなど、人生のここぞという所で、自分でも驚く程の幸運に恵まれてきました。

ジョン・レノンの「イマジン」の如く、まずは自分の行きたい素晴らしい世界をイメージすること。誠実にそれらを探求して行く事で、思いも寄らなかった道が拓けてくるのかもしれません。  2022/6/26(Sankaku)

時々、明らかにマイナスなオーラを纏ってる人はいるね。愚痴しか言わない人とか。そういう人からは、さり気なく距離を置く。
俺がしてるのはその程度のことだねー。 2022/6/26(石川浩司)

父親代わりに養ってもらった伯父(80代前半)が昔から異常な程の病院嫌いです。
現在は、かなり重度と思われる鬱病や身体の不調があっても病院を拒んでいて伯父と二人で同居している私の母親(伯父の妹)が先日、心療内科の受診を勧めたらパニックを起こして拒絶したので、母も困り果てている状況です。
難しいです。。。 2022/7/15(7月4日の蟻)

特に精神性の病気は、なかなか本人の意思がないと病院に連れて行きづらいよね。今は薬でだいぶ良くなるものも多いんだけどね。内科や整形外科と同じように行ってくれたらね。
でも病院に行くこと自体が一番ストレスだと難しいよねー。 2022/7/15(石川浩司)

これまでこの話題の中で、私は自分の家族を批判・否定してきました。
しかしながら、それと並行して、自分が家族に何をしてもらったのかも、他人の話を聞きながら冷静に分析を試みてきました。

やはり、特に先輩の男性・Sさんと比べると、私はだいぶ恵まれた家庭に身を置いていたようです。
とくに精神病院を退院して体力気力がなく、寝てばかりいた私を否定することもなく認めてくれたのは、功績とも言うべきかもしれません。 ある漫画家の方に、病気〈精神症〉の中でも精一杯もがいて何かをしよう、と頑張っている所を、家族は「あんたずっと休んでるのかと思ったわ」という言葉を放ち、その漫画家は精神的に孤立してしまったようです。

その点、私のことを家族はありのままを認めてくれ、そこは確かに救われました。
家族の場合もケースバイケース、これをやれば必ず成功するという方法論は存在しません。
しかし、私の家族は何かが明らかに足りませんでした。

ある有名漫画家の作品に、とても美人で魅力的な女性が登場しますが、その人も父親に対し「優しくて、《頼りなくて》、とても愛してくれました」と語っています。〈母親のいない父子家庭でした〉その女性は大学を卒業し、一般企業にOLとして入社、経済的にも精神的にも自立されて、きちんと人生を歩まれています。また、こういう漫画を面白くするためにとも考えられますが、魅力的でありながらちょっとハズれているところもある、いうのが愛嬌があります。
要するに頼りない父親でも、ここまで娘さんを立派に育てられたわけです。

またひとつの人物の例を出しますが、あるAV女優について。
育ったのは普通の家庭だったけれど、どこかの時点で何かがおかしくなり、その女優も処女のままAVにデビューされてしまったそうです。
何かがおかしくなったとは、私の家族も同じなのかもしれません。何かしら似たニュアンスを感じました。
その女優さんは自分の半生を書いたエッセイを出版され、「題名からして素晴らしい」との評価を受けたようです。

私の家庭もいろいろな設備や物がそろってはいたけれど、陳腐な物言いですが、愛・魂・信念、たるものが目に見えてなかった、というより中途半端でした。この中途半端たる所が私もまる30年間家族に騙されて来た所かもしれません。
これは人生を総括した一般論ですが、人生とはやはり「探し続けること」
悪いものを知り、そして成功例を知り、そして自分自身の人生と重ね合わせ、どのようなやり方が自分に合うのか、ということを探す連続ではないかと思います。もちろん全てが成功しなくても良い、「3歩進んで2歩下がる」で十分です。私自身も「断食」「不食」という人生の裏技を知り、それらをどのように自分の人生に投影するのかを真剣に考えるところまで来ています。

これまで、この石川さんのホームページの中で、楽しいことやおふざけも交えながら、真面目な話題も限界まで煮詰めてこれたでしょうか。 どれくらいの人が読んでくれているのかは分からない、全ては自分の心を整える作業だったのかもしれませんが、それでもそういう事もやれてきた、という事実は貴重です。このような楽しみはあとどれくらい残されているのか、石川さんがもしこの世からいなくなってしまったら、私たちは何を拠り所とするのか。あまり深く考えすぎるのも良くないですが、その様な事もやって損は無いのかもしれません。  2023/1/23(Sankaku)

いい親、悪い親、という定義も難しいんだよね。愛され過ぎていても過保護になってしまう場合もあるし、金銭的なサポートも多過ぎても少な過ぎても変なことになることもあるし。
よほどの誰から見ても毒親、という極端なことを除けば、自分(子供)との相性っていうのもあるんだよね。親子だからって相性が必ずしもいいとは限らないからね。 2023/1/23(石川浩司)

「Fラン大学就職チャンネル」で就職もしないで「ブロガーになる」「ゆーちゅーばーになる」「ラノベ作家になる」「声優になる」という夢ばっかり語って全く努力していない子供がいて家族があきれ果てると、父親が「会社辞めてきた。いまから声優になる」とか言い出して逆に子供が慌てて「なにやってんだよー」という回が面白かった。 2023/2/9(わいわい)

声優仕事も数えるほどだけどやったな。アニメ、映画、DVDなど。好きな仕事のひとつ。楽しいよ。 2023/2/9(石川浩司)

先輩の男性・Sさんと話をしていた時のこと。
Sさんも20、30年間、家族と会っておらず、弟の顔も名前も忘れたとの事。 私も「うらやましい‼」と話が弾みました。

私にも弟がいたようですが、この人も見た目や体裁、人付き合いを気にする様になってからは、徳も下がり、顔も覚えづらくなりました。
人に媚びるようになって、いじめにも参加する、悪い意味で変わってしまいました。
小学生の頃までは顔も性格も可愛らしかったのですが、本当に残念です。

少々下品なニュアンスもあるかもしれませんが、家族の事をこき下ろせる話ができる人としても、Sさんはかなり貴重な存在です。
私もSさんに比べれば目に見えて恵まれた環境で育ってきましたが、同時に夢や希望も潰されてきました。
家族を持つ、親になる、と言う事は、自分の人生や夢を半分以上諦めるという事。そう見ても間違いのない人が多いのではないでしょうか。
無論、たまのメンバーやニヒル牛作家の方達のように、仕事をこなしつつも夢や趣味を叶えて行っていらっしゃる方もいますが、世の中の大半の人たちは前者に当たると思います。

ちょっと話はそれますが、私も詩や歌を書く事があり、人から「Sankaku君の書く詩は哲学的ニュアンスがある」と言われたこともありました。しかし、私からすれば、こういう事はどこかで考える必要があるから書いているだけの話。私も本格的な哲学の考えはどういうものなのかは知りません。
「自分の将来、未来はどうあるのか」「自分の社会的な立ち位置はどうあるのか」「自分はどう人生を歩んでいくのか」
そういうことをまるで考えないで、駄目になってしまった人を何人か知っています。特に私の母親は、ある時期からどんどん話が通じなくなり、認知症には該当しなくとも、十分ボケていました。

最初のSさんに話を戻しますが、Sさんに家族のことを話せるのも一つの異文化交流のように思えて、そこが楽しいところです。
結婚はしない方がいい、家庭は持たない方が良い。図らずしもこういう見解が一致しています。
何も考えないで結婚したり家庭を持つくらいなら、自由の身でいたほうが、どれだけ人生は潤うのか。
これまでいくつかの話題で書いてきましたが、私も「断食療法」「不食」という人生の裏技を知っているので、それを追求するほうがはるかに楽しいところです。  2023/5/13(Sankaku)

いろんな家族、いろんな考え方。状況によって人それぞれだよね。 2023/5/13(石川浩司)

久々に妹にあった

いつも以上に不機嫌だった
タバコを吸ったらキレられた
あーあ 2023/10/17(ズミ天)

弟ともしばらく会ってないな。コロナ関係で次男は病院に勤務しているので、なかなか会えないのだ。 2023/10/17(石川浩司)

いっときコーラスグループにハマり、ダークダックスやデュークエイセス、ボニージャックスの曲ばかりを聴きあさっていた時期がありました。
お陰様で「銀色の道」はフルで歌えるようになり、周囲の人々からは年齢詐称疑惑がより一層かかるようになりました。 2023/10/17(たちつ亭と~助)

若い人はもうどれも知らないでしょうな。最近は純烈くらい? 2023/10/17(石川浩司)


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