話題238 家族の名(迷)言



ある日、祖父と高校野球を見ていました。テレビにベンチの中が映し出され、野球選手の横にバケツがあるのがありました。それを見た祖父は、
「なんだ、補欠の隣にバケツがあるんだなあ」
・・・不覚にも笑ってしまいました。あまりにクダラナイ一言ではありました
が、見事にツボにはまりました。
またある日、父と大人になるとはどういうことかという話をしていました。その時に、父は
「大人になるということは恥をかくということだ。恥をかくということは誤りを認めるということ。誤りを認めることで次が始まる。恥を認めるためには誠実でなければならないんだよ」
と教えてくれ、「なるほど!」と納得しました。そこいらの偉い人が長々と言う「大人論」よりよっぽど分かりやすかったのを覚えています。
家族の、こういう腰砕けな「迷言」から、う〜むと唸ってしまうような「名言」。皆さんのご家庭にもあるでしょうか? 07/3/12(たちつ亭と〜助)





***レス(発言は古い順に並んでます)***


家族・・・実家を出てからもう26年も経つからなぁ。なんか名言もあった気もするが記憶は遠い彼方にリヤカーでカラコロ引っ越してしまったなー。うーん、思い出すまで誰かコメントでつないでくれ。 07/3/12(石川浩司)

「お父さんは吉原のおねえちゃんが大好きだ!お前も吉原でガッポリ稼げばいいよ!」と父。なかなかそのへんのノーマル父からは出てこない発言でさすがです。   07/3/25(ことり)

さすがだ。それが言えるのは偉大な父と言ってよかろう!   07/3/25(石川浩司)

  「聖徳太子って何代目?」
24歳の兄から 無邪気に聞かれました。
ずいぶん 生きるのが楽になりました。  07/4/2(基次郎)

で、何代目なんですか(笑)。 07/4/2(石川浩司)

ディズニーランドのビックサンダーマウンテンの入り口で、妹が大きなサボテンを見て一言。「わぁ〜美味しそう!!」・・・私と母は恥ずかしかったけど、これって普通なの?ちなみに親戚の中にもう一人同じ事を言った人がいました。 07/4/2(秘密の座席)

妹さん、メキシコに旅行したことあるんじゃない? 向こうでは普通にランチとかに出て来るからね。俺の口には合わなかったけど。 07/4/2(石川浩司)

その妹ときたら、これが海外にも行った事ないし、サボテンも食べた事ない。前世がカメだったのかな?カメがサボテン食べてる映像をどこかで見ましたが。 07/4/10(秘密の座席)

いや、単におかしな子なんでしょ(笑)。 07/4/10(石川浩司)

家族同然の付き合いをしている妹夫婦の兄妹、甥っ子と姪っ子の話。実は「私のまわりのおバカさん」に投稿したネタからのつづきのお話です。
甥っ子は小学校5年生、姪っ子は2年生、二人とも「たま」の曲が大好きです。私が盆や正月に会うたびに、CDを聴かせているからです。年代的に、やはり石川さんの曲に最も感応します。「カボチャ」など、姪っ子は漢字が読めないはずなのに、歌詞カードをじっと見つめながら10回も聴いているうちに、すっかり暗記していました。そして、二人で大合唱。いやいや、伯父冥利に尽きます(笑)。
最近、そんな甥っ子に、私は頼みに応じて「たま」のベスト盤テープを作ってやりました。「学校にまにあわない」「まちあわせ」「全裸でゴゴゴー」など、歌詞の意味がある程度理解できる甥っ子は喜んで歌い狂っていたそうです。そんな甥っ子にある日、姪っ子が冷たく言い放った迷言(?)。「お兄ちゃん、そんな歌、学校で歌っちゃダメだからね!」。おいおい、一緒になって、喜んで歌っていたのに、それはないんじゃないの?って、一番腰砕けなのは石川さん? 07/4/20 「Fuck-Dah」

俺の歌はナイショの歌だからね(笑)。 07/4/20(石川浩司)

「米と味噌があれば、死なない」
これは、この四月から一人暮らしを始めるにあたり、父親から贈られた言葉です。
聞いたときは、「ふ〜ん、そんなもんかなぁ」とぼんやり思う程度でしたが、今ではこの言葉の真実をつくづく感じています。 07/5/8(たちつ亭と〜助)

死なないけど、本当に米と味噌だけだったらちょっと単調だよね・・・「米と味噌とケーキがあれば、死なない」の方がちょっと良いな。 07/5/8(石川浩司)

大学の面接試験の直前、父に言われたことです。
「自分を実際より大きく見せようとすると、人は緊張する」
これを言われた時、目から鱗ポロポロでした。そうだよなあ、そういえばそうだ、という思いでした。
未だに緊張癖のある僕ですが、この言葉が脳裏をよぎると、少し楽になります。  07/8/16(たちつ亭と〜助)
卑下はせずに、でも開き直って「俺はこれが等身大じゃ〜い」と人前で出せるようになると確かに楽になるよね。  07/8/16(石川浩司)

つらいことがあって母に相談したら、

「若くてさー、きれいでかわいくてさー、何が悲しいのって思うよ」

といわれました。
いろんな意味で親の台詞じゃねぇ。
欲目というやつでせうか。  07/9/23(りあちゃん)

俺は「年寄りでー 汚くてかっこ悪くてさー 何で悲しくならないのよ」って思われてるかも・・・。  07/9/23(石川浩司)

「人生はプラスマイナスゼロ。」と母ちゃんが言ってました。 人生悪いことばかりじゃないし、どんな不幸も、それを乗り越えて幸せになれる人のところにしか降りかかってこない、と。
そんな簡単には世の中いかないと言う人もいると思うけど、僕はこの言葉に救われています。 07/10/4 (うきうき)

事象はほとんどプラスマイナスゼロ。ただし「マイナスもプラスの為の香辛料」と考えればプラスの割合は増える。思考のテクニックね。 07/10/4(石川浩司)

小学生の時、「荒川の名前の由来を調べましょう」という宿題が出ました。
家に帰って考えていたら親父がこう言いました。
「昔、人の旅人が歩いていたら、突然目の前に大きな川が現れた。で、その人は驚いてこう口走ったんだ。

『…アラ、川!』

だから荒川になったんだ」

…後で教科書を見たら、「大雨の際に洪水を起こし、荒れるため、名付けられた」と書いてありました。 07/11/10(Hi-)

たま川も実は・・・。 07/11/10(石川浩司)

まだ紅茶に砂糖を入れて飲んでいた頃、食パンをちぎって紅茶に浸して食べていました。それを見た母と妹は、「汚らしい食べ方してる!」と言いました。だけど自分達はカフェオレに食パン浸して食べてるんです。この場合の紅茶とカフェオレの違いって何!? 07/11/17(秘密の座席)

何につけてもいいと思いまーす。ただカフェオレにつけている方がポピュラーなので、そっちは「常識」、他の物に付けるのは「非常識」になるのはおかしいよね。マイノリティよ、立ち上がれっ! 07/11/17(石川浩司)

そうなんですよ。時代も環境も違うんだから、合うポイントの方が少ないのが普通ですよね。でも、1人の男(この場合はダンナ)を大事に思ってるのは同じだから、そこさえ合ってればいいやと思えれば楽になると思うんですが。 08/5/22(ばらっちゅ)

うちの両親はどちらも大学教員なのだが(父親は定年)、何十年仕事しても「仕事が(研究すること)楽しい」とすらっと言う。
ほんとに好きなことを仕事にしているうちの両親はすごい。  08/6/12(さっちゃん)

それは素晴らしいね。うちの両親は定年して家庭菜園、といってもちゃんと畑借りてそこそこの広さでやってるので、いつのまにか単なるお百姓さんのようになっとります。 08/6/12(石川浩司)

天使イベントで石川さんにも会わせていただいた我が家の三女ですが、彼女が2歳くらいの時、保育園に迎えに行ったら、
「とこたんしょろしょろほんとうのお母さんに会いたいなあ・・・」
と言われました。いえいえ、私ですけど!?
(舌ったらずで自分のことを「とこたん」と呼んでいました。「しょろしょろ」はそろそろ、のことだと思われます。)  08/6/21(すじこ)

あー、その気持ち分かるなぁ。
なんかとても遠いところに実は本当の親がいて・・・なんて小さい頃は夢想してたことあったなぁ。
親に不満とかとは関係なくね。なんなんだろうね、あの気持ち。 08/6/21(石川浩司)

すいません、ちょっと訂正していいですか?
こないだのあれ、三女じゃなくて次女でした〜〜!!

いっぱいいすぎてわかんなくなった。  08/6/28(すじこ)

すじこだからしょうがないです。
本来、すじこに「この子は長女、この子は次男・・・」って数える人いないですからね。 08/6/28(石川浩司)

うちの父親がある日「さっちゃん、パパが酒を飲まなくなったときは死ぬ時だ。」と言ってきた。 09/1/27(さっちゃん)

そうなったら、まず紙と筆を静々と持って行って「それでは遺産分与の方、よろしくお願い致します」と言いなさい。  09/1/27(石川浩司)

私がある試験を受けて、めでたく合格した時のことです。母が私に「高級腕時計」をくれたので、「お祝いくれるの?」と聞いたら「違う。生前贈与。自分が死んだとき、こんな高い時計があったら兄弟げんかになるでしょ?先に行き先決めときたいから」と言われました。生前贈与って…。 09/2/11(ばらっちゅ)

俺も雑民党党首の東郷健さんから生前贈与で浴衣貰ったことがある。ゲイの魂がこもってる。
あ、俺だけじゃなくたまのメンバー全員貰ってるよ、念のため。  09/2/11(石川浩司)

僕の父親も言ってました〜! 「酒を飲まなくなったときは死ぬ時だ」。
普段から毎日のようにビールと日本酒を飲んでいるし、用事のない休日は昼間からビールを飲んでたりする父親なので、あながち嘘じゃないかもしれません。 09/2/11(たちつ亭と〜助)

それも人生ね。東北の人は多いらしいね。  09/2/11(石川浩司)

僕の父親は、「頭は帽子を乗っける台じゃないんだぞ!」なんて事も言います。
僕が間抜けな言動をした時によく発せられる言葉で、成人になった僕は今でもこの言葉を聞き続けながら成長しております。 09/2/11(たちつ亭と〜助)

えっ、じゃ何を乗っける台?猫?  09/2/11(石川浩司)

この前長女のお誕生日を祝っていたら今度7歳になる次女が、私9歳がいいな! と、のたまいました。
え、選べるんでしょうか? 09/3/1(ますちゃん)

フランスなら選べる気がする・・・。  09/3/1(石川浩司)

ダンナに「あんたは(私を選んだから)面食いじゃないよね〜」と何気に話してみたら、間髪を入れずに「え?俺うどん好きだけど?」と返されました。あまりの返しの早さに爆笑しましたが、これがボケなのかフォローなのかも全くわかんない(笑)ひょっとしたら大真面目に「うどん好き」って言ったのかも。 09/5/13(梅桃ひよ子)

もしかしたら「丼 (どん)好き」かもよ。フフフ。  09/5/13(石川浩司)

弟が小さいころ、熱を出したときに、ずっと「ぼよよん〜ぼよよん〜」とうなされていました。 09/8/8(じゅんぢ)

それはネジ病だね。
よく跳ねる元気な子になるよ。  09/8/8(石川浩司)

うちのお母さんはレストランで注文の品を運んできたウェイトレスさんが、ハンバーグはどちらさまでしょうか?と、聞くと、 あ、それはますみの!
とかとっさに私たちの名前で答えるのでウェイトレスさんには誰なんだかちっともわからずいつもおかしかったです(笑)。 09/11/30(ますちゃん)

はははは。
そら、トンマだ。  09/11/30(石川浩司)

「私のまわりのおバカさん」でも一度触れましたが忘れられない親父の一言。
「子供は性欲の副産物」
それ我が子の前で言っちゃう? 最高です。
他界した祖父が、のび太君を聞き間違えて一言、
「ぁあ? 野ブタくん??」
笑い転げました。 13/9/11(オポムチャン)

「のび太をプロデュース」・・・。 13/9/11(石川浩司)

手前みそながら。嫁はんが出掛ける前に着替え等に時間がかかっており、ようやく終わって「ごめん、遅くなって」と言われて私が何も考えずに放った言葉。
「ええよ。身支度に時間がかからなくなった時が、女の子がおばはんに変わる瞬間や」
何気なしに思いつきで放った一言ですが、嫁には大層感心されました。 14/9/8(オポムチャン)

うちの妻は俺よりずっと早いっす。若い時から。
・・・あっ、俺の妻をディスった言葉か。ゆっ、許せんっ! 14/9/8(石川浩司)

母は、外食に行った際、注文したものがショーウインドウの見本と大きくかけ離れたものが 出てくると、必ず文句を言います。
かなり昔の話ですが、私と両親で、父の運転で車で温泉旅行に出かけた時のこと。
とある食堂で昼休憩をとることになり、父は何を頼んだかは忘れましたが、私と母は、キツネうどんを注文しました。
見本のフードフィギュアは、結構大きい椀にうどんが沢山入っているように作ってありましたので、私も母も、注文したら結構が多いんじゃないかと思って、そのキツネうどんだけを注文したのです。
注文をした後、母はお手洗いに行くと言い、席を立ちました。
その間に注文したものが運 ばれてきたのですが・・・
やってきたのは、フードフィギュアとはかけ離れた、ふた回り以上小さい小鉢に一人前のうどんが入っているだけ・・・これじゃあお腹は一杯になりません。
「きっとお母ちゃん、席に戻ってきたら『何や、ちょっとしかないやん!!』って怒るわ」と、父と話していたら、お手洗いから戻ってきた母が、注文したものを見て、全く同じセリフを言ったじゃありませんか・・・!!
父と私は大笑い。以後、この話は15年以上経つ今になっても、うちの母の、「何や、ちょっとしかないやん!!」は、お笑いネタになっています。 14/12/31(ハーブティー)

その人の癖のような言葉ってあるからね。
言葉の当てっこは面白い。 14/12/31(石川浩司)

弟1が小2くらいのころ。

弟1「ポム兄ちゃん、“たけやぶ燃えた”って反対から言ってみて」
オポ「はい? うんじゃあ、“たえもぶやけた”」
弟1「(喜色満面で)ブッブーーーー!!! “たけやぶ燃えた”でしたーーーーー!!!!!」

それを言うなら“たけやぶやけた”じゃい(笑)!!! ぜんっぜん回文になっとらんやないか(笑)!!  16/2/14(オポムチャン)

「竹屋ふやけた」でも良かったのにね。 16/2/14(石川浩司)

うちの亡くなったおばあちゃんは、「ビデオ」のことをずっと「デビオ」と言っていた可愛いおばあちゃんでした。天国でも元気かなあ。 17/4/16(わいわい)

そういう年寄りの言い間違いって時にかわいいよね。
変に若者の新しい言葉得意げに使い倒すような奴より。 17/4/16(石川浩司)

母の「犬、猫、彼氏はうちに入れないで!」が私の中で一番おもしろかったです。
母は人にすごく気を使って話すタイプだから、仲良くしないといけない人と会うのがストレスなのです。お茶はどうしようお菓子はどうしようどんな話題でどんな服装で、とかずっと悩んでます。 18/4/12(マジョライト)

ライオン、キリン、不倫相手は入れてもいいかな? 18/4/12(石川浩司)

でも最近の若者はビデオを知らないんでしょうなあ。どうやって使用するの? とか聞いてきそう。 19/9/1(わいわい)

カセットもMDもDATも。あと何年でCDやDVDも「なにこの円盤みたいなの?」ということになるんだろうね。 19/9/1(石川浩司)

今から40年以上前、わたしは今は亡き父とテレビを見ていました。ある場所で台風が来て電柱が倒れたというニュースが流れていて、その解説を解説委員のような人がしていました。すると父はぼそっと「日本ガイシは碍子の会社で東洋一の規模を誇っている」とつぶやいたんです。それは他人に聞かれることをまったく意識してないようなつぶやきだったので、当時小学生のわたしは妙に印象に残りました。「碍子〔がいし〕」というのは、電線とその支持物とのあいだを絶縁するために用いる器具で一般には電柱・鉄塔などに装着される電力用または電信用のものを指します。絶縁体なので鋳物の技術が使われていることをわたしは父から教わり知っていました。

ちなみに父は大学で応用物理学や金属材料学などを勉強して、院修了後も大学に残って研究に勤しんでいた人だったのですが、そのとき聞いた「日本ガイシ」という企業名は当時はまったく有名ではありませんでしたが、わたしが大人になった1980年代以降よくテレビCMが流れて知られるようになりました。しかしながらわたしにとっては子供の頃から知っていた固有名詞だったというわけです。 19/9/30(波照間エロマンガ島)

今まで「碍子」ってなんかガラスっぽいものだとボンヤリ思っていた。そういうものなのね〜。 19/9/30(石川浩司)

名言というかウケたことですが、父と母と弟と4人で住んでいたころ、私がボソッと「この中で第1子って俺だけだね」と言ったら笑いが起きました。
父親は次男、母親も二人兄妹の妹、そして私の弟。
みんな中途半端な人たちでしたが、このころは楽しかったです。  2023/3/24(Sankaku)

俺も第一子だったけど、50歳過ぎて兄が(義兄だけど)できたのは驚いた。 2023/3/24(石川浩司)

父が高卒で就職して1年が経った頃、毎日に張り合いがなくモヤモヤしていて、何かやらないと!という思いに駆られ、友達二人を誘い自転車で九州1周を計画したそうです。しかし直前になってその友達二人は行かない事になり、父は一人で長崎から出発しました。
鹿児島まで下り、宮崎、熊本と4泊かけて来たところで自転車が壊れ、残りは汽車で帰ったそうです。
自転車旅の途中、元気になるかと思ってビールを飲んだら逆にキツくなった〔当たり前〕とか、宮崎と熊本の県境を前に暗くなってきて泊まる宿もなく困っていた所を、トラックの運ちゃんが乗せてくれたとかあったそうですが、この旅で何が変わったかと言えば、「よくわからない」だそうです笑。自転車旅を思い立った経緯は、石川さんの昔のお話に少し似てるな~と思いました。 2023/6/2(ひももん)

犯罪以外、何でも思い立ったらした方がいいよー。いつ「やろうと思ってたけど、何らかの事情でできなくなること」があるかもしれないから。
俺もサイクリング、何が変わったかはわからないけど、あの歳でやっておいて良かったと思う。 2023/6/2(石川浩司)

我が家では、私が何か美味しい食べ物を買って帰ると、食いしん坊の妻はどこからか食べ物レーダーで嗅ぎつけてやってきます。そして一言「見せて」と言います。食べ物を見てどうするのだと抗議すると「見るだけ」と妻は言います。この妻の食べ物を「見るだけ」というのは私の中では迷言中の迷言なのですが、事態が見るだけで終わるはずがありません。妻はひとしきり食べ物を見た後、今度は「ひと口」と言います。私は面倒なので、妻にひと口食べさせると、妻は「もうひと口」と言います。結局、そんなこんなで、私が買ってきた美味しい食べ物は、ほとんど妻に食い尽くされてしまうという悲惨な結果となるのでした。 2023/12/23(りんりん)

うちの妻は俺に見せることもせずに、何か高そうなお菓子をよく食ってる。もっとも、ニヒル牛の作家さんやお客さんからの頂き物が多いのだが。そうそう、本来ならミュージシャンの俺と雑貨屋の店員の妻なら、おいしい物は俺の方がもらってると思われがちだが、現実には妻のファンの方が多く、貰い物も多い現実。 2023/12/23(石川浩司)


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