むかつく!(3)





ヒースロー空港の手荷物検査官の態度「むかつく!」のイチゴ


ヨーロッパ旅行をするとき、帰国便にロンドン・ヒースロー空港を利用するのは危険です。何度かヒースローを旅立ってアジアに戻ってきた体験があるのですが、手荷物検査が異様に厳しいのです。バッグの縦横幅のサイズから始まって、重さ、容積に至るまで事細かに決まっている規則を破ると100パーセント、ゲートを通過できません。
そのおかげで私は無理矢理洋服の重ね着をしたり、嵩張るお土産をやむなく廃棄したり、散々な目に遭ったことが一度ならず何度もありました。
そのとき「No!」を突きつける検査官には「むかつく!」の言葉しかありませんが、この「No!」の一語がイチゴだったら美味しいだろうにな、と妄想する私でもあるのでした。(波照間エロマンガ島 2024/2/8)

(寸評)イギリスは厳しいので有名だよね。僕らもロンドンのガトウィック空港にレコーディングの為に最初に降り立った時、かなり徹底的に調べられた。特に知久君はその姿形から「なんだ、その格好は!」と入念に。そして僕らの後ろに並んでいた同じく日本人の女の子はニコニコしながら「一年間、ロンドンに留学するんです」と言っていたのだけど、何か書類にひとつ不備があったらしく「入国不可! 直ちに日本にそのまま帰れっ!」とけんもほろろに言われて泣き崩れていたなー。なので何かとゆる〜いアジアがプライベートではやっぱり好きなんだよなー。6ポイント。

ストーンズ呼称問題


私はSixTONESというグループが大好きでいつも応援してるのですが、ごくごく一部のローリング・ストーンズファンが読み方が似てる、パクリだ!とめちゃくちゃ突っかかってきてめちゃくちゃムカついてます。
確かに読み方は「ストーンズ」と似てるけども表記は全く違う。そして何よりSixTONESには「ローリング」という言葉は付いてないので読み方だけでも一発で違うことが分かる。なのに何故かパクリだと騒ぎ立てるんですよね。
しかもパクリだ!騒ぐだけならまだしもストーンズと言われたのでローリング・ストーンズの曲かと思ったらSixTONESでがっかり、(たとえ本当にそう思っていたとしても)下手くそな歌を聴きたくないと様々なところで誹謗中傷してるのにもさらにイライラを増します。
他にもいろいろあるのですが挙げたらキリないのでこのくらいにします。
とにかく名前の読みが似てるという理不尽な理由であちらのごく一部のファンから悪く言われてしまうのに懲り懲りだと感じてしまいました。(ラメール・ローラ 2024/2/8)

(寸評)うーん、うーん、これはジェネレーションギャップもあるかな。若い人たちは違うと思うけれど、俺たちの世代の特に男性だとやはりストーンズと言えば圧倒的にローリング・ストーンズのことで、せいぜい「そう言えば日本にも同じ読み方のバンドもあるらしいね」という感想かもしれないなあ。
俺と一緒にバンドやってる友達も「先月ストーンズのライブ行ってきた」と言っていて、それはローリング・ストーンズのアトランタ公演だったしね。「ローリング」が付いてない、ということだけどローリング・ストーンズのことを「ストーンズ」という人は多いけど「ローリング」という人はいなく、「サザンオールスターズ」も「サザン」と呼ぶ人は多いけど「オールスターズ」と呼ぶ人は聞いたことがないように。
今バンドで「ホルモン」と言えば「マキシマム・ザ・ホルモン」のことを指すことが多いらしいけど、俺のやっている「ホルモン鉄道」の方が実は「マキシマム・ザ・ホルモン」より結成は早いしね。つまり「より売れている方が名前の市民権を得る」という感じなのかな。「X JAPAN」も昔は「X」というバンド名だったんだけど、外国にもっと有名な「X」というバンドがいたから「X JAPAN」に改名したという経緯もあるしね。
そして僕自身もつい先日までずっとSixTONESはシックストーンズという名前だと思ってたしね。そもそも16TONSというバンドが90年代にいたので、何かそのバンドの関係かと思ったし、SixTONESをストーンズと読ませるのも、読み方を教わらない限りまず読めない、ということもあるのかもねー。五月雨を読み方を教わるまで「ごがつあめ」としか読めないような感じかな。
何せおそらくこの100年間の世界的なバンドで最も有名なのがビートルズ、そして二番目がおそらくローリング・ストーンズだからね。そしてビートルズには「ずうとるび」という完全にパクリから取った日本のアイドルグループもいて、当時はそれも相当人気だったしね。何よりローリング・ストーンズは過去のバンドではなく未だ現役バリバリで、昨年末に出したアルバムはヨーロッパ各国で軒並み売上チャートNo1に輝いたくらいだからね。
なので世代が違うとパクリだと誤解されるのはしょうがないかも。相手があまりにも超が付くほど有名過ぎるから。
但し、それを誹謗中傷するのはもちろん違うよね。
これを超えるには世界進出して「ストーンズと言えばSixTONESのことじゃいっ!」を定着させるように応援するのが一番かも。ローリング・ストーンズなんてあっという間に越えて、そいつらを見返してギャフンと言わせるよう、頑張ってくださいなっ! 6ポイント。

可哀想な親子を救うって、慈善事業の積もりか、このクソ爺ィが。


最近のむかつき。以前パタヤの「トルコ風呂」について語った80歳近い老人のネタをどこかのコンテンツに書いたが、その男についてむかつくことがあったので、ここに投稿する。

アッパー系で押し出しが強く、周りに少しでも美形のタイ人女性がいると、セクシャルハラスメントの言葉でエロトークの言葉を執拗に浴びせるよう繰り出す。根本敬漫画における吉田佐吉タイプ、俺の大嫌いなタイプだ。ターゲットになった女性はヘラヘラお愛想笑いしながら対応、嫌がっているのがわからないのか、このクソ爺ィ。完全にアウトな男なのであった。

正月は日本に帰国していたのだが、今日突然店にやってきて、この近くに可哀想な親子がいるからアパートを探してやってくれ、と宣った。私は取引先の不動産屋に連絡しアテンドした。しかしよくよく聞いてみると、その可哀想な親子というのは数日前、ゴルフ場で知り合ったばかりのキャディー女性の家族だというのだ。パタヤから遠出してゴルフする時はそのアパートに泊まる。だから子供部屋プラス主寝室の2ベッドルームの物件が欲しいのだ、という。なんという図々しい爺ィ。テメエは一部屋確保しそのキャディのオバはんとのSEX部屋にして、もう一部屋は子供に住まわせ、朝から二人でゴルフ場に行くってか。いい加減にしろ。でもこういう日本人は何人も見てきて、それほど驚いていない自分もいる。俺も在タイ歴16年ですっかり焼きがまわっているのだろうな。そんな爺ィの話。(波照間エロマンガ島 2024/3/16)

(寸評)いるんだねー。きっと金持ってなきゃそんなことも出来ない。金も持ちすぎると良くないことも多いね。金だけじゃないけど、何事も「腹八分目」がちょうどいいってこの歳になると分かってくるなあ。6ポイント。

「三本指」というコンテンツなのに2個しか投稿しない人、「私のなんでもベスト3」というトピックなのに、10個も投稿する人。


以前から石川さんのホームページでは個人的にむかつくことが多々あるのですが、ふだんは隠忍自重して耐え忍んでいました。けれどももう我慢はやめよう、言いたいことはあったらはっきり言おうと決めたのでここに投稿することにします。
「三本指」という新コーナーがあリます。石川さんがテーマを出題し「投稿者の方のベスト3を送ってください」という内容で自分にとっては久々にハマったコンテンツです。このホームページを閲覧している人がどんな興味があって今日まで生きてこられたか、投稿された3つの答えからその傾向、その人となりを垣間見ることができる良コンテンツだと思います。

ところが「ベスト3を送ってください」とあるのに、回答を拒否して「第3位 特になし」と答えた人がいたのです。これは非常に残念なことだと思いました。このコンテンツの場合、3つ答えを書かなければ意味がないと思うのです。だって石川さんが「ベスト3を送ってください」と言ってるのですから。だとするならば2つしか答えられない人はこのテーマでは投稿しない方が良いのではないでしょうか。私はそう考えます。このコンテンツは3つ答えてこそ一つの投稿なのだと思うんですよ。

同じように「王様の耳はロボの耳」に「話題379 私のなんでもベスト3」というトピックがあるのですが、ベスト3はおろか、5個も10個も答えを並べる人がいました。しかもトピックを立てた人が、です。これもいかがなものか、と思います。
今回わたしは別に憎しみや嫌いという悪感情から投稿はしていません。また議論は苦手なので、この投稿に対する反対意見を言われても困るのですが、確かに「むかついた!」ことだけは間違いないので投稿した次第です。気分を悪くされた方がいましたら申し訳ありませんでした。(波照間エロマンガ島 2024/3/16)

(寸評)これはですね、性格の違いですね。波照間エロマンガ島さんは何事もすごくキッチリしたい性格、僕はよほどのことじゃないとまあまあファジーでいいじゃないかと思う性格。前者のベスト3も、たとえば「第一位 特になし 第二位 特になし 第三位 特になし」なら却下したと思うのですが、第三位が何故無いのかの理由も明記していたので、僕的にはこの投稿はありだと思いました。
また波照間エロマンガ島さんは投稿以外にもいろいろメールで指摘されることも多いですが、もし僕が他の人の意見をどれも受け入れていたら「投稿王がずっと同じだと新しい人が参入しようとしてもなかなか上位に行くことが難しい。毎年年末に全員のポイントを0にクリアして、その年の投稿王を決めるべきだ」という意見などもあり、それを「それもそうだな」と受け入れると投稿王の制度自体が変わってしまう可能性もあります。また、ぶっちゃけ細かいことは書けませんが、読者からのクレームが一番多いのも(投稿王ゆえに投稿数が多いのでしょうがないのですが)波照間エロマンガ島さんなのです。ここには書けない酷い言葉で「自分の知識をひけらかしたいだけの、自己満足インテリ」的なクレームも複数来ております。それが「むかつく!」人も世の中にはいるわけですね。これは読む人にもそれぞれ趣味があるから難しい問題ですね。すべての人が何もむかつかない文章なんて、逆に面白くないかもしれませんしね。
なので今後もここはあくまで僕の個人ホームページなので、僕の基準・判断で掲載を決めたりコメントしたりします。場合によっては去年はOKだったものが今年はNGなんてこともあるかもしれませんが、それも人も周りも変わるのでご了承ください(余談ですが、去年僕の文章版「『たま』という船に乗っていた」の新装版が発売されましたが、20年前に出版した原書と、細かい部分がかなり出版社によって書き変えられています。20年間でここまでコンプライアンスが変わるのか、と僕も驚きました)。
あと、ついでに言うとつい数日前のクイズでも「映画のタイトルは何?」と聞いているのに映画のタイトルではなくミュージシャン名で答えていたのは波照間エロマンガ島さん本人で、僕も思わず「ミュージシャンの名前を書けって問題じゃないって!(笑)」とツッコンでしまったので、あまり人のことは言わない方がいいかもしれませんよ〜。オホホホホ。3ポイント。

新記録達成

ボウリング場勤務でフロントにいた時、カップルの客に「気を遣うから他の客から離れた端っこのレーンに入れてくれ」と言われ、まだ客は少なかったので言われたとおりにしてあげました。

しばらくすると徐々にお客が入り出したので、何となく気にはなったんですがいつもの感覚でバランスを取るためにさっきのカップルの隣のレーンにも客を入れました。もう少しそのカップルの隣は空けておくこともできたのですが...。

すると嫌な予感は的中、そのカップルが精算にやってきた時に男が「さっき隣に他の客がいない所にしてくれって言ったのに隣に客を入れたのは誰だ?」と聞いてきて、「ワタクシでございます」と答えると、「お~まえかーーー!!」から始まり延々と大声で怒鳴り続けられ説教されてしまいました。私はひたすら「はい、申し訳ございません。はい、申し訳ございません」と平謝りで、怒鳴り続ける男の後ろでは女がブス~ッとした顔でコチラを睨んでいらっしゃいます。

我が人生でこんなに長い時間人から怒鳴られたのは初めてでありました。新記録達成!バンザ~イ!

そりゃ私の油断と言いますか配慮が足りなかったのが悪いのですが、いつまでも君たちだけ特別扱いも出来ないのだよ。そんなに2人でイチャイチャしたかったらラブホテルでも行けばいいでしょ!?そこで好きなだけチュパチュパ、ジュポジュポ、パコパコやっとれやーーーーー!!(ひももん 2024/3/16)

(寸評)「隣に人を入れてほしくないのなら、2レーン分の料金をお願いします」・・・って言えるわけねーか! 6ポイント。

2百円

テレビで様々な企業による、説教にも聞こえるような講釈を垂れるCMが流れますが、アレ私は嫌いなんです。偉そうなこと言って裏で悪いことしてないか?客を泣き寝入りさせてんじゃねえか?とか思うのです。もちろん私がダメ人間だから説教臭い言葉がグサッとくるのもありますが笑。
最近「お前らしっかり考えろや、金は大事なんだぞ」という昔あった上から目線ソングのCMがまた流れていましたが、癌になった客の保険金請求に対応した人間が、約款に無いことを言い保険金を不払いにしようとした話や、あのビッグモーターに関わっていた保険会社や、地震の被災者に裁判を起こされた保険会社が負けたなどのネットニュースを少し前に見ました。
CMではキレイごとばかり並べやがって、何かあった時のために保険料を支払ってきた人の頭を、いざという時に踏みつける悪質な企業どもめ!..話は飛びますが、実質組織的犯罪集団に莫大な献金をしてきて開き直ってるあの会長ふざけんじゃねぇ~~~!!!!!!!!!!!!!!

そうそう昔もあったんです保険会社の不払い問題、あと銀行が客の金を形の違う印鑑を使用され犯罪者に引き出されたりしておいて、銀行側に過失がある事を一民間人に証明しろなどと言い責任逃れしようとした問題が。
その当時私は、某大手生命保険に加入していたのですが、保険金不払い問題を受けて何かチェックが行われたのでしょう、その保険会社から私のもとに2百円分の小切手みたいなモノが返金みたいな形で届けられました。いやいいんですよ、返すべきものをキチンと返そうとするその姿勢は。...でも2百円?2万円じゃなくて、いやせめて2千円でもなくて2百円?...大の男に引き換えに行けと...?び、び、貧乏人だと思ってバカにするな~~~~~~~~~!!

そして後日...ええ、私行きましたとも!郵便局に換金をしに!2百円。泣。(ひももん 2024/3/3)

(寸評)とりあえず、大まかな括りとして「上から目線の奴はたいてい馬鹿」と思っております。何故なら「上から目線」という段階で人を萎縮させるので、いい結果を産まない場合があるから。それすらもわからないんだから頭は良くないということすな。もちろん「上から強く言われた方が効く」という場合や人もあるだろうけど、そういう人はそもそも受動的な人なので、その流れに世の中がなってしまうのはいいこととは思えないのです。なので昔から「上から目線」の人のことは表では「へえー」という顔をして(プライドが高いのでそれを潰すことはめんどくさいことになることが多いから、とりあえずお茶を濁す)裏で「バーカ」と舌を出してまーす。6ポイント。

タイ人ドライバーと言い争い、キレたタイ人にフロントバンパーをぶつけられる

先日のこと、駐車場にてトラブルが発生しました。
弊社の駐車位置に見知らぬワゴン車が駐車していたのです。私はすぐ戻ってくるだろうと近くで待っていたのですが、5分経っても戻ってきません。短期な私はだんだん苛立ってきました。弊社の並びの店舗内にて商談をしているのではないかと推察し、控えめながらクラクションを鳴らしました。ところが、これがトラブルの元となりました。
ある店からタイ人ドライバーが激昂して私の車まで走って出てきました。何かものすごい勢いで怒っています。弊社のスペースを無断で駐車するのですから私もキレています。タイ語で怒鳴り合い。しまいにはわたくし日本語で叫んでいました。ダメですね、アンガーマネージメントできないたちなので。このドライバーが車を出すため移動するので、私は少し道を空けてやりました。目を離した数秒の出来事です。よほど激怒したのかこのドライバーは車を出すフリをしてこちらの車を意図的にぶつけてきて、すぐさま切り返し、急発進で走り去ってしまったのです!
私は一瞬の出来事で何がどうしたのかわからなくなり、心臓バクバク状態になってしまいました。そしてワゴン車のナンバープレートを携帯電話で撮影することもしませんでした。そしてぶつけた衝撃で、弊社社用車のフロントのナンバープレートがぺらぺらになってしまいました。そしてナンバープレートのフレームを取り替えることになりました、被害額500バーツ。
もう少し冷静になれば彼奴をやり込めたこともできたのにとも思いましたが、復讐心から殺されるのも割に合わないなと思い直し、彼奴が入っていた店舗への苦情を言うこともしませんでした。時間が経つにつれ、自分の心に去来したのは「ここは日本じゃない、外国なのだから長年生活しているからと言って、奢ってはいけない」ということです。「ジャイ・イェン=Be Cool=頭を冷やしていこうぜ」とタイ語、英語、日本語の金言が出てきました。そんな駐車場でのトラブル案件。(波照間エロマンガ島 2024/3/3)

(寸評)タイ人は基本的にニコニコしていて日本よりおっとりした感じの人が多い印象だけど、プライドを傷つけられたりすると豹変するという話を聞いたことがあります。タイでは日本より簡単に銃も所持できるので、そこは結構気にしてるね。まあ、普通に日常生活を送っていれば滅多に無いこととは思いますが。文化や人種の違いというのはどこの国でもあるよねー。6ポイント。

人生いろいろ、駅員もいろいろ

高校はすぐ辞めてしまったのでほとんど行ってませんが、1年生の頃の下校時に前方にいた真面目そうな上級生が、駅の改札で駅員に定期を見せて通り過ぎようとした時、その駅員にかなり高圧的に呼び止められました。その上級生はビックリした様子で持っていた定期を恐る恐る駅員に再び見せましたが、結局駅員の勘違いだったようです。その後に定期を見せて改札を通る私は、〔一言謝罪くらいすればいいのに..〕と思いながらも何だかビクビクしちゃいました。今なら「オマエ自分が間違えといて偉そうやのぉ!謝らんかい!」と私が代わりに文句を言ってあげ...いや、そんな勇気があったらもっと違う人生を歩んでいます笑。
また昔、地下鉄に乗った時に切符を間違えて買ってしまい、電車を降り自動改札機を通り過ぎようとしたらバタン!と止められ〔アレ恥ずかしいです..〕、20代くらいの若い駅員に足りないお金をコッチの機械で払えと連れていかれた時も、なんだか凄い偉そうに言われたなあ。そりゃ間違えた私が悪いんだけども。
最近は、非常識な鉄道マニアや傲慢な客に駅員が迷惑被っている話題ばかりですが、今頃オッサンになったあの上級生は、トラブルで電車が止まった時などに駅員を理不尽に問い詰めてたりして...。ということで、色んな駅員さんがいるのよね~ん、というお話でした。(ひももん 2024/2/4)

(寸評)駅員もタクシー運転手もいろいろ、客もいろいろ。バックに大きなものが付いてると偉そうになる人は多いのかもね。お前の力じゃない。6ポイント。

煽り運転殺人事件

私はタクシーが苦手です。過去に嫌な思いをしたからです。
自分らで10円単位の半端な料金設定をしておいて、100円玉数枚のお釣りに関して横柄な物言いをされたり、徒歩の私が信号待ちをしていたら、コンビニの駐車場から国道に出ようとしているタクシー運転手に「邪魔だどけ!」的なジェスチャーをされたり。その時はもちろん信号が青になるまで無視して動きませんでしたが笑。極め付きは新聞屋にいた時、少しの間だけバイクの私が邪魔だったというだけで煽り運転をされた事です。
タクシーが私の横に来ると、バイクのカゴに擦れるほど車体をどんどん寄せてきて、危うく停めてあった自転車に激突しそうになりました。
これは私がまだうら若き10代の頃で30年くらい前の出来事だったので、例によって泣き寝入りしましたが、私は殺人未遂の被害に遭ったと思っています。
ということで、一般人からだけでなく歌舞伎俳優など有名人からも、タクシーの運転手が何らかの被害に遭うニュースをよく見ますが、「この運転手も傲慢だったんじゃねえの?」などと私の悪い癖ですが最初に思ってしまうのです。当然、誠実な運転手さんはたくさんいらっしゃるだろうし犯罪者が問答無用で悪いのですが...。一部のタクシー運転手のせいで、タクシー全体に対して悪い印象を持ってしまっている人は他にもいるのでは?と思う今日この頃でした。(ひももん 2024/1/19)

(寸評)まあどの仕事にもトンデモナイ人はいて、タクシーは個人で密接に関わる時間が多いから特にそう感じるんだろうけどね。俺も高校の時にサイクリングしていてタクシーにはねられたけど、今考えるといろいろ騙された。「医者には自分で転んだと言った方がお金かからないよ」と言われたりね。まだ子供だったんで知識無かったなあ。6ポイント。

ラブホテルの出入り業者アルバイト時に犯した失敗・・・

タイ在住の投稿王の某です。
今から20年ほど前、日本にて副業でやっていたラブホテルに大人のおもちゃを納入していた時の「むかつく!」です。

その日は東名高速の某インターチェンジすぐのところにあるラブホテルに大人のおもちゃの納品をしていました。ほんの一瞬の油断が失敗を招きました。お客さんがチェックアウトしたばかりのメイド清掃前の部屋に入り、自動販売機の中に充填するおもちゃを補充していました。ところが、おもちゃの在庫が足りなくなったので、車に戻って段ボールに入った別のおもちゃを取りに行った少しの隙の時間、「やっちまったー!」なのです。
それは部屋の出入り口から出る時には部屋のロックをして、建物の表側の入り口の「満室」のランプをつけ「空室」の表示をさせぬようスイッチの切り替えを行わなければならないのですが、私は間違って「空室」のランプを点けてしまったのですね。

ほんの1分くらいの間に、空室のランプを見たお客さんが散らかり放題のセックスしたての掃除もしてない部屋に入ってきたのです。すぐに苦情の内線電話が入りました。「どうなっとるんじゃー!!」とかなりお怒りの様子でした。
私はホテルの支配人にすっごーく怒られました。そして、お客様の部屋の交換案内作業のお手伝いを平身低頭で行いました。
むかついたのは、お客さんが苦情の電話をした時と、手伝いが終わった時の2回怒られたこと。ホテルの支配人は腹の虫が治らなかったのでしょうね、あってはならないことが起こってしまったのです。怒りが収まらない気持ちもわかるのですが、でも当時40歳の私はその叱責の理不尽さを受け止めることができませんでした。

でも、やる気満々でラブホテルに入ったら、部屋が汚かったという光景ってなんか、笑えるなーと思ったのも事実です。こんなドッキリあったら楽しいだろうな、と私は不謹慎にもその日はいつまでもヘラヘラしてました。
そんな、ラブホテルに大人のおもちゃ納品時に犯した失敗で、めちゃ叱責された話でした。(波照間エロマンガ島 2024/1/19)

(寸評)ははっ、そりゃ怒られるわな。大人のおもちゃで自分を慰めなされ。6ポイント。

何をのぼせているのか

私がある地球1周の船旅に参加した時、そのイベントのメインの運営スタッフたちがめずらしくプ−ルに入っていた時のことです。

ひとりの男性がプールを通り過ぎた私に、「Sankaku君、ピース!!!」とピースサインを向けてきました。
プールの中で酒でも飲んでいたのでしょうか。別に仲は良くないというか、そのイベント事態私は嫌悪していたので、どう反応してよいのかわからず通り過ぎました。

そのイベント事態、平和な日本ならではの道楽と思っているので二度と近づく気はありません。
本当に世界の平和を目指すなら、人間自体の根本を変えて行くべき、との考えで私は「不食」や「断食療法」に取り組んでいます。
たらふく物を食べ、酒をかっくらって世界平和と言われても、笑止の沙汰です。 (Sankaku 2023/12/29) 

(寸評)ピースサインは二本指を立てるが、これはそもそもピースサインではなくてビクトリーサインのVを表してる。つまり戦争に勝ったことを喜ぶサインなのだ。故・大林宣彦監督はそれ故にこの仕草が大嫌いとよく語っていた。俺も監督の話を聞く前からそれを知っていて、なのでピースサインをしたことはほぼ無い。これからもしないっす。6ポイント。

先見の明

《忌野清志郎&2・3’s〈ニーサンズ〉》というバンドに【75日】という楽曲があります。
「安くあげようとして安っぽい物ばかり 街中にあふれさせてそしてゴミが増えていく」

ジャケット写真の清志郎さんは、タイマーズのゼリーさん〈清志郎さんの覆面バンド〉を思わせる丸いサングラス。
また歌の内容も、どこかタイマーズのような皮肉を感じさせる内容です。

詳しくはネット上の歌詞を見ていただければ分かるのですが、この歌は30年近くたった今こそが本当に該当すると思います。
モノがあふれかえる時代を見事に風刺した内容だと思います。

井上陽水さん、泉谷しげるさんも、特に90年代前半の作品は本当に冴えていらっしゃいます。
本当に先人の卓見さを感じさせる出来事です。 (Sankaku 2023/12/29)

(寸評)安物買いの銭失い、というやつだね。100円ショップが増えてきたのもこの頃かな。まあ、俺も安物買うけど、それを大切に使うけど(笑)。5ポイント。

勧誘員

前回の「むかつく!」での石川さんの新聞勧誘員のお話ですが、たしかに私が働いていた当時も販売店に入ってくるセールスの人たちはチンピラみたいなのが多くて、店で作業をしてる時その人たちが来たら嫌でした。
事務員さんの話では店の中の床に唾を吐かれたとか、よく酒に酔った状態で仕事してるオッサンもいて、セールス同士でゲスい話をしていましたね。また、私は販売店の従業員でセールスの人間とは直接関係が無いのに、歯が痛いから〔外は雨〕薬を買ってきてくれと命令されそうになった時は事務員さんが助けてくれました。
昔姉が上京して一人暮らしをしだした最初の数日だけ母とアパートにいたのですが、その時勧誘員が来て断ったら、その男が帰る時に玄関前の何かを蹴飛ばして行ったという石川さんと同じような経験をしたそうです。今の勧誘員はどうなのか知りませんけど、ホントに昔は好き勝手やる時代でしたね。(ひももん 2023/12/12)

(寸評)特にちょっとコワモテの人がやる仕事だったのかもねー。6ポイント。

飯島愛「プラトニック・セックス」について

西暦2000年に発売された飯島愛「プラトニック・セックス」。幼少期からの壮絶な体験を綴り、ベストセラーになった自伝的エッセイ集である。
私は飯島愛のファンではなかったが、本書を購入した記憶がある。そして読み進めていって、元同業者であるAV男優の加藤鷹と同じく猛烈に腹が立った。加藤は「嘘ばかり書いた本(プラトニック・セックス)を出して自分を育ててくれたAV界を足蹴りにしたような女は俺は嫌いだ」と「噂の真相」のインタビューで語っていたが、私の感想もそれに近い。

それは飯島愛が言い訳をしていたことだ。「アダルトビデオ業界に在籍していたが、生本番〔挿入生セックス〕はしていない。擬似本番だった」という内容。
私はこのくだりを読んだ時「嘘つけ!!」と絶叫した。飯島愛は生本番していてその裏ビデオを私は観ているからだ。死者に鞭打つことはしたくないが、いまだにこの件に関してムカついているので、ここに投稿します。
飯島愛は生本番していた。でも、していたっていいじゃないか。最後のプライドか。そんなこと取り繕ってどうするんだ、と言いたい。(波照間エロマンガ島 2023/12/12)

(寸評)確かにそうだね。ただ、本人が本当にそう書きたかったかは微妙かもしれない。書籍はある意味出版社や編集者が著者を超えることがあり「こういう風に書きましょう」の指示があるのを知ってるから。もしくは「これは書かない方がいい」とかね。俺ですらコンプライアンスなどで書き換えの示唆もあるので、ましてタレントさんだと・・・とも思ってしまうこともあるんだよね〜。6ポイント。

讀賣新聞のしつこすぎる勧誘

今回も後味が悪くめちゃくちゃムカついたので、固有名をボカしません。20代の時分、アパート暮らしをしていた部屋にやってきた読売新聞の勧誘員。その勧誘員は私が大学生か大学院生に見えたのでしょう、20代半ばの姿を見てあからさまに「上から目線」で勧誘トークをかましてきたのです。覚えているのは「あんちゃんさー、社会に出たら教養のために新聞は読んだほうがいいよ」とか、「絶対将来役に立つから」とか、現場作業員みたいないでたちからは全く説得力のないトークをしてきました。半分以上無視していると、今度は飴から鞭に転換。「あんちゃんさー、○○組って知ってる?」」とか反社会組織の名前を言い出した。「あの、迷惑ですから帰ってくださ」とドアを閉めようとすると、今度は拝み倒し作戦。「1ヶ月だけ、たった1ヶ月だからさ、俺の顔を立てると思って新聞撮ってよ、お願いだから」・・・私は心底目の前のこの男を憐れみ、1ヶ月だけ読売新聞を取ることにしました。1ヶ月過ぎると二度と勧誘員は来ませんでした。私はむかついたので、当時読売新聞で映画批評を書いていた河原畑 寧〔かわらばた・やすし〕記者の記事もしばらく読まなかったなー。(波照間エロマンガ島 2023/12/12)

(寸評)「えっ、高崎の高校?俺も同じだよ。ちょっと俺が先輩かな」というトークから入って来た勧誘員がいたけど、その後高崎の話は続けられず。絶対高崎の出身じゃないとバレたら何か捨て台詞残して帰っていったなあ。6ポイント。

自分の病気

なんかね もやもやするんです 
幻聴や被害妄想も一時期収まったのに
  また悪さしやがる
腹痛を起こしてから やることなすことから周り

なんか ジコケンオー(ズミ天 2023/12/12)

(寸評)そういうのつらいね。特効薬があればいいね。5ポイント。

とばっちりの下っ端

団地で新聞を配っていたら団地の前に停まっている車の運転席からオッサンが突然「〇〇新聞か!!」怒鳴り散らしてきました。私が「△△新聞です」と言うと、そのオッサン今度は「△△新聞か!!」と怒鳴ってきました。どうやら酒を飲んでいるようで、この後もゴニョゴニョ言ってましたが、私は無視してその場を去りました。コイツはこの団地の住人のようで、私が怒鳴られた場所に近い棟の階段で、他紙の配達のオバサンを怒鳴り散らしているのも目撃したことがあります。
そりゃ私だってあの新聞とかあの権力者寄りのグループとか嫌いなところもありますが、何の罪もない配達員に当たり散らすなんてヒドイ話です。
このクズ野郎!お前なんて〇んでしまえ~!...とか物騒なことは言いません。映画『セブン』に出てきた、無残な状態で生きたまま長期間ベッドに縛り付けられていた人みたいにな~れ~☆とか思います。イヒヒヒ...。(ひももん 2023/11/27)

(寸評)新聞の配達員は何も思わないけど、勧誘員はヒドいのいたなあ。
「新聞とってよ」
「何新聞ですか?」
「何新聞だっていいじゃん。取ってよ」
〜呆れてドアを閉めようとしたら、そこに足を挟んでくる〜
「痛っ! 足の骨折れたかもしんねえな。治療費払え!」
こんなこともあった高円寺三岳荘時代。5ポイント。

フーテンのペット屋さん

小学校低学年の頃のある日、下校時に校門の目の前で胡散臭いオジサンが、子犬や小動物の入ったカゴをたくさん並べて売っていました。
当然子どもたちがワイワイと群がっていて私もその動物たちを見ていると、オジサンは「ああ参ったな~もう今日は帰ろうかな~」とか白々しい事を言っています。
またオジサンは、「ウチの動物たちは絶対噛まないよ~」とも言っていたのですが、私がハムスターのような動物が入ったカゴを触っていたら指をカプッ!と噛まれて血が出てしまいました。
オジサンに血の出た指を見せ「噛まれた」と私が言うと、オジサンは「あれ~?今日蒲焼きでも食ったんだろう?」と言いサラッと流されてしまいました。
今思えば『男はつらいよ』の寅さんみたいな商売人が調子のいい話をしながら、子どもたちが親に頼み込んでこの動物を買ってくれるのを期待してたんだな~と解り、懐かしい笑い話ではありますが、当時は子ども心に〔いい加減なオッサンやな~〕とモヤモヤしたのを覚えています。(ひももん 2023/11/7)

(寸評)赤や青のヒヨコとか学校の前で売ってたな〜。寅さんは実はヤクザと50歩100歩なんだよねー。なのであれは実は任侠映画!? 6ポイント。

メタボ腹になりました

亡くなったあの人の側にいた二人のうちのAさんは、過去の某教会との話はどこへ行ったんだ!?と思うし、Bさんは最近違う派閥のメガネの人に物申してパフォーマンスしてましたが、このBさんはたまに張り切って声を上げるのは声を上げやすい状況の時だけで、今こそ内部から声を上げろよ!って国民が思ってる時はダンマリなんです。だからこの人らがニュースなどで喋っている顔を見るたびに腹が立って腹が立って...ワタクシ、腹がメタボになってしまいました(ひももん 2023/11/7)

(寸評)世の中頭も体もメタボ。僕も君もメタボ...。5ポイント。

体育祭の大虐殺

秋。世間では体育祭の季節である。
これは私が中学時代、私の人生で最大にむかついた事件の全容である。途中、過激な表現が見られるが、これは当時あまりにもむかついた感情をそのまま表したもので、実際に○したり、○したり、暴力的な行為は一切していないので安心されたい。
私がいた中学校は千葉の田舎おバカ中学校であったが、行事命の学校であった。勉強そっちのけで学校行事に全エネルギーを注いでいたのである。私が中学3年の時のクラス3年1組は「全ての行事で優勝する」というスローガンを年間目標として掲げた。そして、最初の行事である春の校内陸上競技大会を圧勝で総合優勝を果たした。
秋になり、中学校最大のイベント、体育祭がやってきた。特にうちのクラスにとって、体育祭総合優勝は悲願であった。私がいた中学校の体育祭にはタイトルが2つあり、総合優勝の巨大トロフィーと応援賞の大きな盾であった。この体育祭2大タイトルは、それぞれが全校生徒から大きなリスペクトを集めていたが、やはり総合優勝の巨大トロフィーは特に全校生徒の憧れの的であった。とにかくこの総合優勝のトロフィーが馬鹿でかかった。この総合優勝のトロフィーを手にするために学校生活を送っていると言っても過言ではなかった。
体育祭総合優勝のシステムは、1組から6組まで、各クラスごとに1年生から3年生まで3学年合同チームとなって争う。各クラスごとにチームカラーがあり、1組は赤、2組は緑、3組は黄、4組は紫、5組は青、6組は白だった。私のクラスは前年、我が2年生クラスで大きくポイントをかせいで総合優勝に王手をかけたが、こともあろうに最終種目障害物競走でトップを走っていた3年生がゴール前で転倒して大逆転を喫するという大惨事があり、総合優勝を目前にして逃すという事件があった。
これほど悔しい事はなかった。この時、我が2年生クラスから出した応援団の活躍により、応援賞のタイトルは奪取したので、総合優勝を獲れば、中学校の歴史上ほとんどない体育祭2大タイトル独占となるはずだった。
なので、私が3年生になったこの時の体育祭で、持ち上がりで同じメンバーとなったクラスメート達はリベンジに燃えていた。絶対に体育祭総合優勝を獲らなければならない。それには前年のように最終種目まで総合優勝争いがもつれるような事があってはならない。そのために各種目でコンスタントにポイントを稼いでおく必要があった。
さて、いよいよ体育祭が始まり、我が3年1組は後輩の2年1組と1年1組をリードしながら順調にポイントを稼いでいった。
そうして中盤戦に、大きくポイントを稼げる徒競走がやってきた。特に春の校内陸上競技大会を圧勝で総合優勝している我が3年1組にとって、ポイントの稼ぎ所であった。その中でも校内陸上競技大会男子100メートルで陸上部に次いで校内6位入賞を果たした私は、絶対に1位を獲ってポイントをゲットしなくてはならなかった。
徒競走はどんどん進んでいき、私の組になった。ここまで、我が3年1組は順調にポイントを稼いでいた。私の組に陸上部はいない。ここは絶対に1位を死守すべき組だ。この組のスターターは陸上部の2年生が務めていた。2年2組の生徒だ。この時点で2組はダントツビリを走っていた。
さあ、スタート。しかし、この2年2組の陸上部のスターターは、私の組に限ってスタートのタイミングを変えてきた。1回目、何人かが飛び出し、ピストルが鳴った。フライング。スタートのやり直しだ。私は「何だこいつは?」とタイミングを狂わすスターターの陸上部を睨んだ。2年2組の陸上部は不敵にほくそ笑んでいた。私は嫌な予感がした。
2回目のスタート、その陸上部のスターターはさらにスタートのタイミングを遅らせ、ついに私ともう1人がフライングしてしまった。飛び出した私達がスタートやり直しと思ってスタート位置に戻ろうとすると、あろう事かその2年2組の陸上部のスターターは、フライングのピストルを鳴らさず、レースを成立させてしまった。私は「信じられない」と呆気に取られてスターターを凝視したが、そいつは私から視線を逸らし、知らんぷりを決めていた。他の選手は走り出してしまっていた。
こうなってはレースに戻るしかない。私ともう1人スタート位置に戻った選手は最後尾から遥か前を追いかける羽目になった。信じられない!こんなバカな事があってたまるか!ここで1位を獲ってポイントを稼がなくてはならないのに!私は猛スピードで前を猛追したが、いかんせんスタート位置に戻った分、前とは距離が開き過ぎた。「そんなバカな!そんなバカな!」と私は心の中で叫びながら前を追ったが、1人を抜いたものの、とうとう先頭集団に追いつく事が出来ず、まさかの5位に終わってしまった。
第3コーナーにいた我が1組の応援団からはスタート地点のフライングの様子が見えなかったので、私がまさかの5位に終わった事にみんな驚き、口々に「どうしたの?スタートで転んだの?」と聞いてきた。私は怒り心頭の状態で、皆の質問に答えられる状態ではなかった(ここからあまりにもむかついて怒りで我を忘れたため人称が「俺」に変わります)。
こんな理不尽な事があるか!あの陸上部の野郎!自分の組がダントツビリだからといって、俺が首位を走る1組でかつ陸上部の次に速いからといって、ここまであからさまな嫌がらせをしてくるとは!そいつが意図的にスタートのタイミングを狂わせたのは、スタート2回とも複数人がフライングした事からも明白だった。俺はここで悲願の体育祭総合優勝のためにポイントを積み上げなければならなかったのに!絶対に許せない!絶対に許せない!絶対に許せない!俺の怒りは最高潮に達した。怒りで我を忘れた。死んでも許さん!死んでも許さん!死んで許さん!
徒競走の次の俺の出場種目は騎馬戦だった。徒競走で順調にポイントを稼いだ我が1組はこの時点で首位を快走していた。騎馬戦は体育祭の花形種目だ。普通の騎馬戦は騎馬と騎馬が対峙すると、騎手同士が闘って、相手の鉢巻きを奪い取って勝利、というスタイルだ。しかし、我が1組の戦闘スタイルは違った。騎馬自体が相手の騎馬に突撃し、騎馬ごと根こそぎ破壊していくスタイルだ。相手の騎手の鉢巻きを奪うだけでなく、相手の騎馬を崩しても勝ちなのだ。将を射んとすればまず馬を射よ!だ。相手の鉢巻きを取るのが面倒なら、騎馬ごと倒しちゃえば良いじゃない!だ。
そして、我が中学校きっての戦闘種族1組にあって結果的に最凶騎馬となった俺の騎馬で、俺は騎馬の先頭の位置にいた。3人で組んで下の騎馬を組む、その先頭に位置していた。つまり、突撃していった時、最初に相手に触れるのはこの俺なのだ。後からこの戦いを見ていた親に聞いたところ、俺の騎馬の騎手は、何もせずただ座っていただけだったという。それくらい我が1組は戦いの全てを下の騎馬側で決着していたのだ。
クラスの女子達がダンスを披露している間(女子の創作ダンスはポイント対象ではない。あくまで普段の体育で練習したお披露目である)、我が1組の作戦参謀も務めていた俺は、クラスの野郎共に騎馬戦に於ける作戦を伝授した。騎馬戦はただ闇雲に闘ってはダメだ。騎馬戦は頭脳戦なのだ。的確に相手騎馬を倒していき、ポイントを上げていかねばならない。
この戦いのポイントは首位を走る我が1組を追走する2位の4組と3位の3組の息の根を止める事だ。騎馬戦のポイントは大きく、ここで雌雄を決すれば、体育祭総合優勝をほぼ手中に出来た。そこで、まず4組と3組の強い大将騎馬を全勢力をもって撃破し、その後、個別撃破で4組と3組の残りの騎馬を根こそぎ倒していく事にした。他のクラスはとりあえず眼中になかった。他のクラスの騎馬は、4組と3組を滅ぼしてから、ゆっくり料理すれば良いだけだ。そして、1組で一番弱い1年生の騎馬達は、3年生の護衛騎馬を付けて守護させた。我が1組からは1騎たりとも犠牲者は出さないのだ。
そうして、もう一つ、俺にはやらなければならない事があった。俺に対し、あまりにも理不尽でアンフェアな仕打ちをしてきた陸上部のスターターを、この騎馬戦で合法的に叩き潰す事だ。俺の胸の中には誰にも知られる事のない、真っ黒で邪悪な怒りの炎が燃え盛っていた。
いよいよ騎馬戦スタート!戦闘開始が告げられるや否や、我が3年1組攻撃部隊(体格に勝る3年生騎馬を前衛に配し、下級生騎馬は後衛に配した)全騎馬は一番近くにいた4組の大将騎馬に襲いかかり、これを瞬殺。残りの4組の騎馬は雑魚騎馬なので、これを蹴散らしながら最強の敵である3組の大将騎馬に向かった。3組の大将騎馬は確かに強かったが、多勢に無勢だ。我が3年1組の攻撃部隊全騎馬の猛攻を受けて3組大将騎馬は撃沈。この戦い、最大の懸案だった3組大将騎馬を陥落させると、あとはもうただ、ひたすらジェノサイドであった。
血に飢えた1組騎馬(特に俺)は、餌食となる騎馬を見つけるや否や次々に叩き潰していった。俺は騎馬の先頭に立っていたので、どこに進むか、どの騎馬を襲うかは、全て俺の一存で決められた。
まず紫色の鉢巻きをした4組騎馬、そして黄色の鉢巻きをした3組騎馬は無条件無差別攻撃だ。我が1組の総合優勝に邪魔なそいつらの生存は一切許さなかった。理不尽なフライングでむかつきまくっているこの俺が、許すはずもなかった。
俺は血に飢えた狼のように、紫色と黄色の騎馬に次々と襲いかかり、瞬殺していった。格闘技の心得があり、相手の重心を崩す事に長けていた俺にとって、相手の騎馬ごと破壊していくのは造作もなかった。程なくして紫色と黄色の鉢巻きが戦場から消えた。俺は、紫色と黄色の鉢巻きの騎馬を屠りながら、俺にとって最大のターゲットである緑色の鉢巻きをした2組の陸上部のスターターを血まなこになって探していた。
そうして、ようやっと、俺は俺の抹殺対象である、2組の陸上部のスターターを見つけた。そいつは騎手として騎馬の上に乗っていた。4組と3組の騎馬が全滅したこの時点でも、その卑劣な2組の陸上部騎馬はのうのうと生き残っていたのだ。そいつは馬上から俺の姿を認めると、ギョッとした顔をした。ギョッとした顔をするという事は、俺に対してやましい気持ちがあるからだ。俺が逆上して「ここで会ったが百年目!」とそいつに襲いかかり天誅を下そうとした瞬間、そいつの騎馬が視界から消えた。俺が足下を見ると、そいつの騎馬は俺の手にかかる前にいつの間にか薙ぎ倒されて崩れていた。完全に我が騎馬に気を取られてガラ空きになった2組の騎馬の脇から、我が3年1組の別の騎馬が攻撃を仕掛け、俺が手を下す前にその2組の陸上部のスターターの騎馬を引きずり倒してしまったのだ。
俺が目の前で獲物が消えてしまって呆然としていると、2組の陸上部騎馬を倒した我が3年1組のクラスメートは「次、行くぞ!」と俺に声をかけ、次の騎馬に向かっていった。
俺は、愕然とした。俺の怒りの矛先を向けるべき相手が目の前で消えてしまった。合法的にあいつを叩き潰すつもりだったのに、それが叶わなくなってしまった。この、俺の怒りの矛先をどこに向ければ良いのだ?俺の燃え盛る怒りの感情をどこにぶつければ良いのだ?俺の抹殺対象の2組の陸上部のスターターは、崩れた騎馬の中で座り込んで下を向いていた(負けて崩れた騎馬はその場に座るルール)。俺はそいつを上から見下ろしながら、このやり場のない怒りの感情が暴走していくのを感じていた。「こいつさえ潰せば、カタルシスを得られて怒りの感情も少しは収まるのに、カタルシスが得られないならカタストロフィーあるのみだ!」この時点で、もう、作戦など、俺にとってどうでも良かった。他のクラスの奴ら全員潰してやる!皆○しだ!むかついた怒りで我を忘れた俺は、破壊神と化して周りの騎馬に次々に襲いかかっていった。
俺は近くにいる他のクラスの騎馬から問答無用で無差別に襲撃していった。特にこの時点で圧倒的に数で優位に立っていた我が1組なので、手っ取り早く我が1組を相手している他のクラスの騎馬を後ろから次々に襲撃して叩き潰していった。我が1組の騎馬に挟み撃ちにされた他のクラスの騎馬はひとたまりもなかった。次々に俺の前で騎馬が崩れ去っていった。そんなの、俺に背を向ける奴が悪いのだ。俺は血に飢えたハイエナのように獲物を見つけては怒りにまかせて潰していった。
しかしどれだけ潰しても、潰しても、俺の怒りは収まらなかった。
そうして、俺の周りに生存している他クラスの騎馬がほぼなくなった時、俺の後ろで動く気配を感じた。血に飢えていた俺が「そこかぁ!」と凄まじい勢いで振り向くと、かなり先の方の隅にいた白い鉢巻きをした、6組の体格的におそらく1年生の騎馬と目があった。6組の1年生騎馬は、おそらく戦いが始まってから、逃げに逃げ回り、その時、上手く戦場の一番端に身を潜めて、生きながらえていたのだ(騎馬戦の作戦的に有効ではある。ただし最後まで逃げ切れるのであればだが)。しかし、そこに生き残りの獲物騎馬を求めて彷徨っていた血に飢えたハイエナ騎馬が近づいてきたのだ。
俺が「そこかぁ!」と凄まじい勢いで振り向いた時、一番最初に馬上の騎手と目が合った。おそらくその時、あまりにもむかついた怒りで我を忘れ、修羅と化していた俺は人の目をしていなかったのだろう。哀れな6組の1年生騎馬の騎手は、俺の目を見るや否や、生命の危険を感じたのだろうか、我が騎馬とはまだかなりの距離があったにも関わらず自ら騎馬から飛び降り、自爆して騎馬を崩してしまった。騎馬戦で相手の騎手が戦わずして自ら騎馬から飛び降りて自爆するのは人生で初めて見た。
こうして我が騎馬は自ら何もする事なく眼力のみで1騎を倒すと、生き残りの獲物を求めて戦場に目をやった。遠くの方に、我が1組の騎馬からひたすら逃げまどっている最下位2組の騎馬が見えた。俺にとって、あの憎き陸上部のスターターと同じ2組の緑の鉢巻きは殺戮対象でしかなかった。「生かしておくものか!」と、そこに向かって一歩を踏み出した刹那、時間となり騎馬戦終了が告げられた。俺の増幅した怒りの負の感情は虚空を彷徨っていった。
戦場は我が1組に虐殺された騎馬の残骸(やられた騎馬はその場で座るルールになっていた)が死屍累々としており、その時点で立っていたのは、我が1組全騎馬と、開始時点ダントツ最下位であまりにも弱すぎて我が1組の眼中になかったおかげで、逃げまどって命拾いした2組の騎馬2騎のみであった。戦場は我が1組の赤い鉢巻きで真っ赤に染まっていた。
これが世(うちの中学校オンリー)に伝わる「体育祭の大虐殺」である。あまりにも理不尽なフライングに死ぬほどむかついた俺は、その怒りの全てを騎馬戦に注ぎ込み、我が1組は優勝争い首位の1組を追走する4組と3組の騎馬を全滅させた。ついでに5組と6組の騎馬も全滅させた。最下位の生き残った2組の騎馬は、もうどうでも良かった。
こうして我が1組は圧勝で体育祭総合優勝を果たしたのである。そして2年連続応援賞も獲得し、体育祭2冠独占を成し遂げた。
この後、我が3年1組は体育祭と並ぶビッグイベントである合唱祭でも最優秀賞を獲り、校内陸上競技大会総合優勝・体育祭総合優勝・体育祭応援賞・合唱祭最優秀賞・校内ロードレース大会総合優勝と学校の全ての行事のタイトルを独占して、新年度に掲げた「全ての行事で優勝する」という目標を完遂した。これはうちの中学校開校以来、史上初めての事であった。我が3年1組は伝説になった。(りんりん 2023/10/26)

(寸評)なんかスゲー話だった。そしてちょっとうらやましくもあった。中学の時の一戦で、中年になっても語り尽くせることが出来る体験があったことに。
今は「順位はつけません。がんばった人、みんな優勝!」などと変な平等意識に洗脳された学校もあるという。それが社会に出ても一切順位がつかないのならまだ分かるが、そんな教育で先生の言うことを真面目に聞いていた生徒が、卒業してから全然平等じゃない世の中を知った時の方が恐ろしい気がする。10ポイント。

休日出勤

去年のコロナ禍真っ最中、職場の後輩がコロナ陽性になったので自分が休日出勤をしたんです。
で、その分他の出勤日が代休になったのでその通りに休んで、翌月の給与明細を見たら欠勤にされていて給料が引かれてました。
全くの?だったので関係各所に聞いて回ったところ、

・自分の所属長が書いて出した自分の勤務変更届出に不備があった
・そもそも勤務変更届出は本人が書いて提出するものだった
・最初から自分はそんなの聞いた事がない

という事が判明し、よくわからないけど欠勤は訂正出来ないという事務の返答だったので、それならと労働基準局に訴え出て、これこれこういう手続きを踏みますよと上層部に申し出たところ、この辺の話はめんどくさいので端折りますが、最終的に自分のアクションに対してしかるべき上司なり部署は守ってくれないし助けてくれないという回答が返ってきました。
なので19年間勤めた勤務先を8月一杯で辞めました。

これだけでもむかつく!なんですけど、何が一番むかつく!って最後の最後になって職場でコロナ感染して、有給消化すら自宅療養で無駄になった事が一番のむかつく!でした。

以上、むかつく!の場をお借りしての近況報告でした。(KPC 2023/10/26)

(寸評)ああ、コロナはいろんな「むかつく!」を産んだんだろうね。前例がないことだから理不尽がいろいろ罷り通ることもあったんだろうね。特に会社組織に属していると。いつの時代も弱い者は損をする社会だよね。6ポイント。

ここ数年のプチむかつく思い出してみました。

① ショッピングモールを出て駐車場を歩いていたら大きなトラックが入ってきて、私の真横に来た時「プシューー!」としてきて凄くビックリしましたし、数日間右耳の調子がおかしくなってしまいました。大きなトラックやバスなどは空気が抜ける音は構造上仕方がないみたいですが、中には故意に鳴らす人もいるそうで、私の場合は意地悪でされたのかな~?いやそんな事ないかな~?とか、しばらくはムカムカしたり今度から大きなトラックが近くに来たら意識しちゃうな~とか考えてモヤモヤしてました。

② 自分の住んでいる集合住宅の入り口にある集合ポストで、自分のポストを確認しようとしたらポスティングの兄ちゃんがいました。住人がそばに来たから兄ちゃんバツが悪かったのでしょう、凄く不機嫌そうな顔と態度でチラシをポストにタン、タン、タン、と入れ出しました。そして私は、その隙を縫うように遠慮がちに自分のポストを確認して自分の部屋へと帰って行きました。...ここはワシの家じゃないんか~い!

③ コンビニで買い物しようとしたら店員さんが見当たりません。店内をウロウロ見回しても誰もいなかったので、店の外で作業している店長のところまで行き「レジいいですか?」と私が言うと、まさか誰もいないはずはないやろうとでも言いたかったのか店長は「はぁ~~!?」と言い、一緒に店内に戻ると奥の方から店員が現れ精算してもらいました。客に向かって「はぁ~~!?」って...。今の営業時間に合ってない店の名前をいい加減に変えろ~!

私は気が小さいし舐められやすいんだと思います。...でもこのコンビニに翌週も行ったら、店の前に後ろ側のガラスが全面的に割れて焦げたような車が止まっていて、警察が何人か来ていてあの店長対応に追われていました。ふふ、ざま~みろ。(ひももん 2023/10/26)

(寸評)ああ〜どれも日常あるあるむかつきだねー。むかつきの種はいろんなところに転がってるけど、出来るだけ「おもしろ」に換えていければベストなんだけど、そうは簡単にいかないかー。6ポイント。

洗ってくれえ!

コロナが5類になった直後を見計らって、久々に宿泊旅行に行った時のこと。
それまで職場の外出制限がやや厳しめだったこともあり、加えて自分の旅行好き故のフラストレーションが溜まりに溜まった後の旅行だっただけに、出発直後は開放感とワクワク感はこれまでないほどに高まっていました。
たどり着いた宿泊先は、安価ながら温泉などの設備がしっかりした、いわゆる健康ランド。ちょっとした温泉ホテル的な客室に通され、それだけでテンションが上がりました。
そのテンションのまま、せっかく到着したのだからと早速入浴することに。
脱衣所で全裸になり、ロッカーの鍵を手首に巻き、いざ浴場へGO! ……と向かったのはいいのですが。
脱衣所から浴場の間に、洗面所のような場所があったのです。そしてその洗面所に行き着いた時に、気づいてしまったのです。
「なんか臭うな……!?」
その臭いは、なんとなく嗅いだことがある刺激臭。なるべく嗅ぎたくない刺激臭。そして臀部から発生していると思しき刺激臭……。 即ち、便臭でした。

うげえええええええええぇぇぇ! バカああああああぁぁぁぁぁ!!

あの刺激臭は、間違いなく屁では済まない臭いでした。恐らく、この臭いの主は入浴前にどこぞで用を足してからやって来たのでしょうが、それにしてもあれだけ臭いが残っていたということは、十分に洗浄ないし拭き取りができていないのでは? いやいやひょっとすると、新たなモノが顔を覗かせていた可能性も……!?
頼む、入浴する前に出した時は、普段以上に出口を洗ってくれえぇぇ!! なんで心身ともにサッパリするところでこんな臭いを嗅がなきゃならんのだあぁぁぁ!!

ということで、久々の旅行気分をすっかり害され、ムカつきとゲンナリを同時に体感する瞬間でありました。(たちつ亭と~助 2023/10/26)

(寸評)「臀部から発生していると思しき刺激臭」を「(私の)臀部から発生していると思しき刺激臭」と読み違えてしまい「漏れてるやんけ〜〜〜!」と思ったことはナイショです。6ポイント。

タイカラオケでむかついた話

先日、会社の食事会のあと、ずいぶん久しぶりにタイのローカルカラオケに行きました。ここは日本によくあるカラオケボックスではなく、カラオケ嬢と呼ばれる女の子を隣に侍らせて、飲んで歌って楽しむタイ式キャバレーのような場所です。
しょっちゅう行っていたのは今から3〜4年前でしょうか。その頃は沖縄出身のSくんが宴会部長として万事仕切ってくれていつも盛り上がっていたのですが、Sくん退社後は場を仕切る人がいなくなり、何となく盛り上がりの欠ける宴席が続き、いつしかフェイドアウトしてしまったのです。しかし、歌うことが好きな私は、ひそかにオキニのいる店にかよってストレスを発散していました。そして何ヶ月ぶりかで食事会のあと、ボトルキープしている店に社員と繰り出したのです。と・こ・ろ・が。
Sくんのあとに入社したNは気が利かない使えない奴で、宴席を盛り上げることができなかったのです。仕方なく私がSくんのやっていたポジションに入り、選曲からカラオケ嬢の配置からちょっとしたゲームの進行から何から何まで仕切ったのですが、そうすると今度は私が自分の歌いたい歌が歌えず欲求不満で、その夜はかなり疲弊してしまいました。

女の子とイチャイチャできるタイのカラオケ屋ですが、全員が楽しく酔っ払うには全体のチームプレイが必要だと思うんですよね。客の男たちみんなで楽しい空間を作らなければならないのです。しかしそれがキャバレー遊びを知らない、貴方任せのやつが多すぎる!しまいには誰も歌わないので、仕方なくメンバー誰でも知っている有名曲を入れて私が歌ってあげて、みんなで盛り上げるようにしなくてはならなかったではないですか! そもそも接客が嫌だからこういうところに来ているのに、上司に次いでナンバー2の私が何故こんなことしなくちゃならないんですか!と怒りプンプンのムカつきの夜なのでした。(波照間エロマンガ島 2023/10/26)

(寸評)そういうのって、気づかない人はまったく気づかないんだろーね。やってあげてる人は「あの人、仕切り上手だからやってくれて当然」くらいに思ってる可能性が高い。でも出来ない人は本当に出来ないから、そういう人とは来ない選択肢くらいしかないかも。仕切りのうまい人のいる別途グループを作るしか、解決法はないのかもね。6ポイント。