今月の健さんの笑顔 02年11月号





北京で40才の誕生日を「豆腐ケーキ」で祝ってもらっている健さん。



 健さんと、北京に一緒に遊びに行った。夕飯もすみ、俺達は、ホテルの近所にあったマッサージ屋へ。そのマッサージ屋がどういうところだったかは、俺の9/22の日記を参照してもらいたい。そして、俺は「ノー」と言ったが、男らしい健さんは当然「イエス」。それなりに楽しい時間をおくったようだ。さて、フロントに行き、会計の段になると、さすがそういうサービスは料金がまるで違うので、なんとお金が足りない。日本円は持っていたのだが、当然それでは支払えない。ということで、
「すぐ近くのホテルに、一緒に泊まっている友達がいるから、その人に払ってもらう」
 ということになり、マッサージ屋の親父がいわゆる「つけ馬」になって、健さんの泊まっているホテルまで、一緒に金を取りに来た。
 そして、友達がしぶしぶその金を払った。

 しかし、問題はその「友達」だ。本人達は、
「わたしたちは、友達です」
 と言ってはばからないが、ベッドを常に共にし、10年近くも一緒に生活する異性のことは、普通、「彼女」と呼ぶのではないだろうか。そして、その生活形態は「同棲」と呼ぶのではないだろうか。
 もっとも、健さん自体は何度もプロポーズして、
「もういい加減、結婚しようよー」
 と言っているのだが、彼女が「結婚制度反対派」なので、「友達」と言い張っている。
 尚、健さんが今まで付き合ってきた人も、すべて「結婚制度反対派」ばかりで、要は「結婚したい」意志とは裏腹に、健さんの趣味の女性は何故か「結婚制度反対派」の人たちばかりなのだ。
 まぁ、「結婚制度反対派」については仕方あるまい。しかし・・・
 いくらそういう女性だからといって、風俗のお金を払わせるのはいかがなものだろうか・・・。

 まぁ、本人同士がいいなら、別にどうでもいいが・・・。
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