なんじゃこりゃ!? 缶飲料(1)

掛布オレンジドリンク

 これぞ、俺の缶ドリンクコレクション第一号。85年、バリバリの「たま」アマチュア時代のツアーで、和歌山で見つけた。「あれっ、こんなの東京じゃ売ってないなぁ、珍しいから取っとこ」その軽い気持ちが俺のしつこい性格とあいまって、とんでもないことに・・・

ところざわウォーター

所沢といえばダイオキシンで最近、つとにユーメーになってしまった。そこの水を売り出す、ということは・・・。一瞬、ブラックジョークのような商品。「非常用飲料水」と書かれているが、そーとーな非常事態だろうなぁ、この水を飲まなきゃならないのは。ちなみにこの缶は、所沢市役所内の自動販売機でのみ、70円で販売している。

砂漠の嵐

湾岸戦争華やかりし頃、多国籍軍がしかけたのが「砂漠の嵐」作戦。と、それを聞いた日本のとあるチェリオジャパンは、すぐさまその言葉だけ「いっただきでーす」ということで、この「戦う新飲料・砂漠の嵐」を商品化した。・・・この節度のなさが、俺は好きだ!

流氷キッス

一時期、ペプシコーラ系列で出されていた「スイート・キッス」という炭酸の人気シリーズがあった。てっきりこれは、よくあるその「地方限定発売品」だと思っていた。だって、ロゴやデザインとかが全部一緒なんだもの、スイートキッスと流氷キッス。ところがよくよく販売者を見てみると、全然関係ない「網走食料品卸」という会社が作っている。北の果てだからバレないかと思っても、こうやって俺が見つけちまったんだよっ!! でも、万一バッタ物制作の罪でパクられても、収監されるのは、同じ町内か・・・。

アスパラガスジュース

それでは味をいいます。缶アスパラガスの汁だけ取り出し、それに砂糖を加えてください。・・・以上です。中国・桂林にて購入。

インターネットカフェ

そりゃ、インターネットカフェは流行ったけどさぁ、コーヒーの種類のことじゃないんだけどなぁ・・・でも、漢字だとこう書くのか。台湾製。

サイダーさわやか

 う~む、ありそうでないぞ。サイダー「さわやか」。でもあったんだ。こういうアナクロなネーミングとデザインには、なぜか、愛情を感じてしまうのよね~。

ナタ・デ・ココ・インおしるこ

 これぞ和洋折衷! いや「洋」はどちらかというとアメリカやヨーロッパだろうから、なんだ? 主にフィリピンとかの亜細亜だから和亜折衷か? 「とにかく、合体させてみました」的作品。しかし案の定日本人の流行はアッという間に過ぎ、もうほとんどナタデココ商品は見なくなったのは周知の通り。

忍者食

「よしっ、これでエネルギー補給だ!」
グビグビグビ。
「むっ、あれは敵方だ。こっそり物陰に隠れろ。えぇい、空き缶が邪魔だ! 捨てちまえ!」
(カラン カラン)
「おっ、くせ者だ、であえ、であえ!」
バサリッ!
「オグッ。しっ、しまった・・・忍者食め・・・。」

烏龍珈琲

「えっ!? このあいだの会議で言ってたこと、冗談だったの? 本気にして、作っちまったよ。」


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