おマヌケかるたコレクション



 ちょいとレトロな、おマヌケかるた達を集めてみたので見ておくれー。主に、根津とか飯能とかで100円ぐらいで買ったものです。ちなみにどのかるたにも、発売メーカーすら書かれていなかったので、「この絵は俺が精魂こめて描いた絵だ。勝手に使うとは許さん!」という著作権者の方がいらっしゃったら、ご連絡下さいなー。どのかるたにも、6~7種類のサンプルかるたが見られます。重かったら、許してね。かるたをクリックすると、次のかるたが見られます。



アクションかるた



 アクションかるた、というより完全に「犯罪かるた」。まぁ、かるたと言えば正月の風物詩。家族の団らんの一役にと、お父さんが子供が喜びそうな、この「アクションかるた」を買ってくる。
「じゃあ、お父さんが読むから、早く見つけて取るんだよ。」
「は~い!」
 子供たちの元気な声が響く。
「えーと、『りんちをくわえる暴力団』」
「・・・・・。」
「みつからないか、ヤクザがりんちをくわえている絵だぞ!」
「・・・あっ、はーい」
「『ぬれぎぬきせられ、無罪を叫ぶ』」
「・・・・・。」
「容疑者が手錠をかけられて、虚空に向かってなにごとか叫んでいる絵だぞ!」
「あっ、あったよ」
「よーし。じゃっ『死刑囚、悔悟の涙』わんわん泣いてるぞ!」
「・・・・・お父さん、今年は何か悪いことが起きそうだね・・・」
ってな正月風景が浮かんでしまうのは、俺だけだろうか・・・。




交通安全かるた



 結構、登場人物たちは命の危険にさらされているのに、なぁんかほのぼのと、おマヌケさんの表情だな。でもよく考えると「1おり2のり3発車」はなにかとてつもないアダルトな意味かと思った。あと、そばで警笛が鳴ったくらいで、大の大人がビックリ仰天するのはどうかと思うな。



世界冒険かるた



 これを見ると、いかに世界が危険に満ち満ちた世界かが、よくわかる。俺は臆病なので、こんなに怖い世界なら家からもう一歩も出たくない。あんなでかいくじらが丸飲みだからな。でも意外に雪男は優しいんだな。あと、この×人差別はちょっと凄いぞ。はっきりいって、現在これをそのまま出版したら、国際問題にまで発展することは必至だな。「ちびくろサンボ」問題や「たけしのここがおかしい日本人」どころじゃすまんだろうな。



エリートかるた



 箱に描かれた王子様とお姫様。夢の世界と知りつつも、遊びの世界だけはエリートになった気分に浸ろうじゃないか、と思ってこれを買った子供は、現実ばかりつきつけられて、しょげること請け合い。そんな夢をふくらませている子供をギャフンと言わせるのには十分な内容だ。とにかく徹底して庶民の日常生活しか出てこない。ゆいいつの非日常は突然メキシコのオッサンが出てくる事だが、脈絡は一切、ない。予測しよう。読み札を見て、一度は貴方は「なんだ、そりゃ!」と口にするだろう。



南極観測隊かるた



 写真に着色した珍しいかるた。きっと時代からいって南極探検を始めた、初期の頃のものと思われる。さぞかしつらく苦しい旅だったんだろうなぁ。信じられないほどの冷たい氷だけの世界。ふぶきの中を必至の基地製作。無線が途絶えた時の迫り来る死への恐怖・・・と想像をふくらましてかるたを並べてみると・・・あれっ、案外、のんびりしてるじゃないか。・・・あれっ、案外、暑そうじゃないか。・・・あれっ、案外、楽しそうじゃないか。・・・あれっ、案外、トンマじゃないか・・・。


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