悪の司令その1
無理難題アンコール作戦
この1/30に、南青山マンダラでたまの今年最初のライブがあることは、君も薄々感じているだろう。というか、もう前売り券を買っている、というわけか。用意がいいな・・・。
な、なにっ!? 行く予定がなかったとな! それじゃ指令は遂行できん! ここを見てもしも指令を遂行できない者がおったら・・・おぉ、おぞましい。おぞましい結果だが、言おう。おヌシは、明日の朝、眠くて、寒くて、会社や学校に行きたくなくなるであろう! そんな残酷な目にあいたくなかったら、すぐさま当日、南青山マンダラに行くんじゃ。
大丈夫。1月の月例会は例年、客が最も少ないんじゃ・・・。言いたかないがな・・・。何故かというと、暮れに大きめのライブがいくつも重なることから「しばらく、いいやーっ」という不埒な考えを持つものが増えるからだ。だから・・・大丈夫じゃ。当日券は必ずや残っている。といってもあまり安心して開場ギリギリに来ると、恐ろしい「立ち見の刑」に処せられるかもしれないので、少しでも早く来ることをお勧めするがな。
さて、それではその会場で起こる世にも戦慄すべき悪の指令を授けよう。それは、アンコールの時におこすのじゃ。まぁ、「たま」ももうすっかり大人になったので、よっぽどのことがない限り、予定調和だが、アンコールに1回は出てくるであろう。その時に、それは決行されるのだ。
俺たちが出てきたら、みな口々にこう言うのだ。
「『東京フルーツ』やってくださーい!」
「『東京フルーツ』アンコール!」
もちろん、『東京フルーツ』というのは俺達の最新アルバムのタイトルだが、タイトルだけで、実際には『東京フルーツ』という曲はない。
と、ない曲をアンコールされて、おそらく知久寿焼や滝本晃司、斉藤哲也は「そんな曲は、ねぇ!」とのたまうか、もしくはふざけて即興で「東京フルーツ、東京フルーツ~」と歌う程度だろう。
しかし、そこで納得してはいかん。さらに、君は言うのだ。
「『東京フルーツ』やってくださーい!」
「『東京フルーツ』アンコール!」と。
そこで俺がおもむろに『東京フルーツ』の歌をテキトーにでっちあげて歌い踊る、という寸法だ。もちろん俺が歌ったらヤンヤの喝采もたのむぞ。
つまりこれは、我がメンバー、及びこのHPを見られないお客をだますミニ・ドッキリだ。このドッキリを行うにはしかし多少の勇気が必要だ。何故なら、たまのお客は基本的に内向的で、あまり声とかを発せない人が多い、というのは百も承知だ。しかし、その日ばかりは勇気を振り絞って、皆で言うのだ。なにせ、言っているのがひとりやふたりだと、他のメンバーに軽くいなされて、おしまいだからだな。そうしたら、俺も出る幕がなく、すごすごとアンコール曲を演奏するだけだ・・・。
だから、今回ばかりは少しの勇気を持って、「『東京フルーツ』やってくださーい!」
「『東京フルーツ』アンコール!」「聞かせて!」と言ってみてくれ。ま、もっともこのページをチェックした人が何人会場にいるかもわからんので、ちと心配だが・・・
ちなみにこの指令は知久寿焼と滝本晃司はパソコンを持っていないから知ることはないと思うが、斉藤哲也は「俺もインターネット始めようかな・・・」なんて先月言っていたので、知る可能性がある。斉藤君、これを万一見ていたら、一緒に知久寿焼と滝本晃司を騙そうじゃないか。頼むぞ。あと、メンバーと直接コンタクトの取れるスタッフ、友人、彼女、妻、親戚、近所の八百屋のオッサン等の人は、これを見てもくれぐれも本人には内緒にな。たのんだぞ。バレたら、俺の命が危ないんや!
無事遂行できたら、またこのページで報告をさせてもらう。では指令その1「『東京フルーツ』無理難題アンコール作戦」たのんだぞ、みなの者!
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指令を遂行した者は報告メールをくれ。アップするぞ。
ukyuppp@mail.goo.ne.jp