2004元日挨拶
全国民、いや全世界の人よ、あけましておめでとう!
だ～れにも年賀状出してないので、本当にここだけの挨拶だ。いやいや、おめでとう!
・・・と書いていて、一体何がおめでたいのか一瞬「流れ」で言っている自分にハタと気づいたが、とりあえず今日これを読んでくれている事自体で「これまで生き延びてこれて良かった」わけなので、やっぱりおめでとうだなっ!
全世界、というのも決して誇張ではないぞ。「チャットバー・ウキュピ」で初めて会う人にはだいたい住んでいる地域を聞くのが恒例になっているのだけど、「実は海外からなんです」という人も意外と多いしな。おとろしい世の中になったもんだな。
ただ、インターネットをやってない友人やファンの人には言えない。
なのでネットをやっていない俺の友人やファンの人と知り合いの人は、
「石川が、あけましておめでとう、今年もよろしくねっ。・・・君のこと、だ～い好き!」
と言っていた、と伝えておいてくれ。頼んだぞ。
さて、昨年は俺もいろいろあった。ここで「2003年私的10大ニュース」の発表だいっ!
1・たま解散
2・パスカルズフランスツアー
3・突然段ボール蔦木栄一氏死去
4・ソロファーストアルバム「おいしいうそがいっぱい」リリース
5・「おとなのなぞなぞ」出版
6・ミュージカル「ドント・トラスト・オーバー30」出演
7・舞踏公演「いなくていいひと」出演
8・「なんじゃもんじゃ会」始める
9・iBook購入
10・一日一冊読書行1000日間達成
1-これは詳しくは述べまい。俺にとっても人生の一大転機なことは確かだからな。ただ「たま」は解散したが「有限会社たま企画室」は少なくともこの春まであるので、ラストライブの映像作品製作(予定)、事務処理などがまだ残っていて、メンバーともちょくちょく会っているので、実はまだ「解散」という実感が俺自身沸いてないのが今の正直なところ。
さて「たま」なき後の俺の人生や如何に? う～む・・・。(とりあえず寝てから考えよっと。・・・グ～グ～)
2-11月に半月でフランス国内13カ所という「たま」時代にもなかったほどのハードスケジュールのツアーだったが、これが盛況で本当に面白かった。海外でも「わかってもらえる」という自信もちょっとだけついて、今後の俺のパーカッション活動についてはメインになることは間違いない。
惜しむらくはフランスではツアーが出来るのに、日本では東京近郊以外でツアーが出来ないことだ。もちろんメンバー的にはやりたいのだが、15人という人数では、経費的に赤字になり自主企画は無理。誰か「文化事業」としてスポンサーになってくれる所があれば可能なのだが・・・。
3-8月、俺の20年来の活動に最も影響を与えてくれた蔦木栄一氏が亡くなった。
・・・向こうでもガンガン先にやっちゃっててくれっ! 親方っ!
4-いろんなユニットでCDを出したことはあるが、ソロ名義のアルバムはこれが初めて。これはライオンメリィさんの多大な努力によって完成したと言っても過言ではない。感謝。「たま」では出せなかった俺の一面を是非聴いてくれっ!
5-何といっても、このHPのコーナーから本を出版出来たのが嬉しいニャ～。もしこれを読んでいる貴方が出版社関係なら、他のコーナーもいかがですか? 「王様の耳はロボの耳」とかもうまく編集すればなかなか面白い本になると思うのだが。・・・早い者勝ちだよっ!
6-初めてのミュージカル。なにせ稽古と本番を合わせると3ヶ月間。1年の4分の1を費やしたのだから、何かと感慨深いな～。
7-役者による舞踏公演の音楽担当。これの音楽集が結果的にたまの最後のアルバムになった「しょぼたま2」。何せ選曲が初めて演出家によるものなので、俺達だけだったら到底やることはなかったような曲にもチャレンジした異色作。本筋ではないが、ある意味「たま」の新分野がラストアルバム、というのも俺達らしかったかもね。半分以上インストゥルメンタル。
8-初めての「出前ライブ」始める。公民館、自宅、カラオケボックスのパーティルームなど。旅好きの俺には格好の企画。もうすぐ第二期の募集始める予定なので、企画しておくれ～。
9-これは今まで自宅でしか作業できなかったことがどこでも出来るようになり、購入以来ほとんど毎日持ち歩いていて、仕事のやり方が変わった。
「サイゼリア」の100円フリードリンク(さすがにそれだけでは居づらいので何かもう一品は頼むが)で数時間仕事場代わりに粘っていることもよくあり、ある意味個人的に画期的なことだった。
10-3年程前から皆勤で毎日一冊雨の日も風の日も本を読むことを決意、7月に1000日間達成。ただすっかりその後も「習慣」となってしまい、実は本日現在、まだ続いているのです。・・・活字中毒のただの馬鹿。
ってなことで、今年も一緒に遊ぼうぜっ!
2004.1.1 石川浩司
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